JPH063709B2 - 電球型蛍光ランプの製造方法 - Google Patents
電球型蛍光ランプの製造方法Info
- Publication number
- JPH063709B2 JPH063709B2 JP15283884A JP15283884A JPH063709B2 JP H063709 B2 JPH063709 B2 JP H063709B2 JP 15283884 A JP15283884 A JP 15283884A JP 15283884 A JP15283884 A JP 15283884A JP H063709 B2 JPH063709 B2 JP H063709B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount
- pair
- filament
- wire
- fluorescent lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
- H01J9/32—Sealing leading-in conductors
- H01J9/323—Sealing leading-in conductors into a discharge lamp or a gas-filled discharge device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電球形蛍光ランプの製造方法に係り、特に、こ
の種のランプにおけるマウント製造方法に関するもので
ある。
の種のランプにおけるマウント製造方法に関するもので
ある。
２本の導入線間にフィラメントを継線する場合、導入線
のフィラメントを継線する位置に該当する部分をつぶし
て、折曲げる工程で導入線が回転して折曲げが不確実と
なり、フィラメントと継線が難しくなる。さらにフィラ
メントを継線した完成品をトランスポートすると、フィ
ラメントのコイリングの影響で導入線が回転し、導入線
間隔の精度の維持が難しい。導入線間隔の変化はフィラ
メントの継線状態に直接影響し、ランプ特性に悪影響を
及ぼす。
のフィラメントを継線する位置に該当する部分をつぶし
て、折曲げる工程で導入線が回転して折曲げが不確実と
なり、フィラメントと継線が難しくなる。さらにフィラ
メントを継線した完成品をトランスポートすると、フィ
ラメントのコイリングの影響で導入線が回転し、導入線
間隔の精度の維持が難しい。導入線間隔の変化はフィラ
メントの継線状態に直接影響し、ランプ特性に悪影響を
及ぼす。
したがって本発明の目的はこれら不具合を解決し得る電
球形蛍光ランプの製造方法を提供することにある。
球形蛍光ランプの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明においては、マウン
ト構成部品の導入線とフィラメントとを、前工程で２本
の導入線間を所定の間隔を置いて金属線であらかじめ固
定し、その状態でフィラメントを継線する。この後、フ
レア，排気管，複数個の内管マウント構成部品と一体で
フレア胴体の外周からバーナで加熱軟化し、ピンチ封着
する。後工程を考えると、マウントの外側に出た複数の
導入線の長さは一定にすべきで、かつ金属線の除去も必
要である。マウント製作工程で金属線を除去できる位置
で導入線を切断すれば、金属線の除去とマウントの外側
に出た導入線の長さが一定になった電球形蛍光ランプの
マウントが製造できる。
ト構成部品の導入線とフィラメントとを、前工程で２本
の導入線間を所定の間隔を置いて金属線であらかじめ固
定し、その状態でフィラメントを継線する。この後、フ
レア，排気管，複数個の内管マウント構成部品と一体で
フレア胴体の外周からバーナで加熱軟化し、ピンチ封着
する。後工程を考えると、マウントの外側に出た複数の
導入線の長さは一定にすべきで、かつ金属線の除去も必
要である。マウント製作工程で金属線を除去できる位置
で導入線を切断すれば、金属線の除去とマウントの外側
に出た導入線の長さが一定になった電球形蛍光ランプの
マウントが製造できる。
本発明の要旨は、一対の導入線のハンドリングに伴う前
記一対の導入線相互の位置関係の乱れを低減するために
一対の導入線の相互間を金属線又は金属板で固定し、次
いで前記一体の導入線の先端近傍にフィラメントを継線
し、 中空のマウント（３）の中空部の所定位置にそれぞれの
一端が開放された一対の内管と、前記それぞれの内管の
他端に挿入した状態の前記フィラメントと、導入線およ
び排気管とを準備し、 前記マウントの外側から前記マウント、前記一対の内
管、フィラメントおよび排気管をピンチ封止することに
より、前記マウント、前記一対の内管、フィラメント、
導入線、金属線又は金属板および排気管を一体とし、 その後に前記金属線又は金属板を前記導入線から分離す
るために前記導入線を所定個所で切断することを特徴と
する電球形蛍光ランプの製造方法にある。
記一対の導入線相互の位置関係の乱れを低減するために
一対の導入線の相互間を金属線又は金属板で固定し、次
いで前記一体の導入線の先端近傍にフィラメントを継線
し、 中空のマウント（３）の中空部の所定位置にそれぞれの
一端が開放された一対の内管と、前記それぞれの内管の
他端に挿入した状態の前記フィラメントと、導入線およ
び排気管とを準備し、 前記マウントの外側から前記マウント、前記一対の内
管、フィラメントおよび排気管をピンチ封止することに
より、前記マウント、前記一対の内管、フィラメント、
導入線、金属線又は金属板および排気管を一体とし、 その後に前記金属線又は金属板を前記導入線から分離す
るために前記導入線を所定個所で切断することを特徴と
する電球形蛍光ランプの製造方法にある。
以下、本発明の実施例を第１図，第２図，第３図，第４
図により説明する。
図により説明する。
第１図は本発明による製造方法で製作した電球形蛍光ラ
ンプのマウント基本構成図を示したものである。第２図
はマウントに形成する前のマウント部品配置構成図であ
る。第１，２図に示す如く、前工程で２本の導入線４の
間の金属線６であらかじめ固定し、その状態でフィラメ
ント２を継線した２組の電極と排気管５とをフレア３内
に挿通させ、上部より各々のフィラメント２を中心に内
管１を挿入してセツトする。この状態で、排気管５を中
心に回転して、フレア３と内管１と排気管５とをバーナ
８で加熱軟化させ、左右方向より進入する押圧片７でピ
ンチ封止を行う。これにより、金属導体の導入線４とガ
ラス質の内管１とフレア３と排気管５とが一体に融合す
る。さらに、導入線４間の金属線６を、金属線６を除去
できる位置で導入線４を切断すると、第１図のマウント
ができる。
ンプのマウント基本構成図を示したものである。第２図
はマウントに形成する前のマウント部品配置構成図であ
る。第１，２図に示す如く、前工程で２本の導入線４の
間の金属線６であらかじめ固定し、その状態でフィラメ
ント２を継線した２組の電極と排気管５とをフレア３内
に挿通させ、上部より各々のフィラメント２を中心に内
管１を挿入してセツトする。この状態で、排気管５を中
心に回転して、フレア３と内管１と排気管５とをバーナ
８で加熱軟化させ、左右方向より進入する押圧片７でピ
ンチ封止を行う。これにより、金属導体の導入線４とガ
ラス質の内管１とフレア３と排気管５とが一体に融合す
る。さらに、導入線４間の金属線６を、金属線６を除去
できる位置で導入線４を切断すると、第１図のマウント
ができる。
第３図は本発明にマウント製造方法を利用して製作した
電球形蛍光ランプの基本構成図である。これは、内面に
散光膜を形成した外管バルブ９を、内面に蛍光膜を形成
した内管１を有するマウントのフレア３のツバ部に封着
したものである。
電球形蛍光ランプの基本構成図である。これは、内面に
散光膜を形成した外管バルブ９を、内面に蛍光膜を形成
した内管１を有するマウントのフレア３のツバ部に封着
したものである。
第４図は導入線４間の固定方法の応用例で１本の導入線
４，４′を折り曲げて継線する方法である。この場合も
折り曲げ部分を除去できる位置で導入線４を切断する
と、第１図のマウントができる。
４，４′を折り曲げて継線する方法である。この場合も
折り曲げ部分を除去できる位置で導入線４を切断する
と、第１図のマウントができる。
以上述べた如く本発明によれば、マウント製造工程上で
金属線の除去とマウントの外側の導入線長さを一定にで
きるので、排気工程に於けるフイラメント分解の確実化
と口金を取付けるときの導入線の扱いが容易となり、品
質の優れた電球形蛍光ランプを安価に製造できるという
効果が得られる。また、本発明ではステムに二本のピン
を立ててそのピンの間にフィラメントを設けた電球の代
わりに一対の導線間にフィラメントを設けた電極を用い
ている。前者は後者に比べて製作が容易で、かつ、これ
を量産した場合において保留まりがよいという利点があ
り、蛍光ランプ全般に用いられている。後者は一般に白
熱電球などに用いられている。単価の安い白熱電球には
後者方が安価に生産できるので製品の生産コストが低減
できるからである。
金属線の除去とマウントの外側の導入線長さを一定にで
きるので、排気工程に於けるフイラメント分解の確実化
と口金を取付けるときの導入線の扱いが容易となり、品
質の優れた電球形蛍光ランプを安価に製造できるという
効果が得られる。また、本発明ではステムに二本のピン
を立ててそのピンの間にフィラメントを設けた電球の代
わりに一対の導線間にフィラメントを設けた電極を用い
ている。前者は後者に比べて製作が容易で、かつ、これ
を量産した場合において保留まりがよいという利点があ
り、蛍光ランプ全般に用いられている。後者は一般に白
熱電球などに用いられている。単価の安い白熱電球には
後者方が安価に生産できるので製品の生産コストが低減
できるからである。
ところで、電球形蛍光ランプにおいては他の蛍光ランプ
に比べて放電路長がかなり短いので、短い放電路の内で
なるべく多くの部分を発光させることが好ましい。上記
前者の方式ではステムを内管へ挿入することになり、フ
ィラメントは内管端面からかなり内側へ入った部位に位
置することになる。従って、フィラメントから内管端面
までの部分は放電が生じていないので、この部分は発光
に寄与することができない。これに対して上記後者の本
発明の方式ではフィラメントを内管端面近傍に位置させ
ることができるので、実質的に内管全体を発光させるこ
とができる。
に比べて放電路長がかなり短いので、短い放電路の内で
なるべく多くの部分を発光させることが好ましい。上記
前者の方式ではステムを内管へ挿入することになり、フ
ィラメントは内管端面からかなり内側へ入った部位に位
置することになる。従って、フィラメントから内管端面
までの部分は放電が生じていないので、この部分は発光
に寄与することができない。これに対して上記後者の本
発明の方式ではフィラメントを内管端面近傍に位置させ
ることができるので、実質的に内管全体を発光させるこ
とができる。
第１図は本発明による製造方法で製作した電球形蛍光ラ
ンプのマウント基本構成図、第２図はマウントに形成す
る前の部品配置構成図、第３図は電球形蛍光ランプの基
本構成図、第４図は導入線の固定方法の他の例である。 １…内管、２…フイラメント、３…フレア、４，４′…
導入線、５…排気管、６…金属線、７…押圧片、８…バ
ーナ、９…外管バルブ。
ンプのマウント基本構成図、第２図はマウントに形成す
る前の部品配置構成図、第３図は電球形蛍光ランプの基
本構成図、第４図は導入線の固定方法の他の例である。 １…内管、２…フイラメント、３…フレア、４，４′…
導入線、５…排気管、６…金属線、７…押圧片、８…バ
ーナ、９…外管バルブ。
Claims (1)
- 【請求項１】一対の導入線のハンドリングに伴う前記一
対の導入線相互の位置関係の乱れを低減するために一対
の導入線の相互間を金属線又は金属板で固定し、次いで
前記一対の導入線の先端近傍にフィラメントを継線し、 中空のマウント（３）の中空部の所定位置にそれぞれの
一端が開放された一対の内管と、前記それぞれの内管の
他端に挿入した状態の前記フィラメントと、導入線およ
び排気管とを準備し、 前記マウントの外側から前記マウント、前記一対の内
管、フィラメントおよび排気管をピンチ封止することに
より、前記マウント、前記一対の内管、フィラメント、
導入線、金属線又は金属板および排気管を一体とし、 その後に前記金属線又は金属板を前記導入線から分離す
るために前記導入線を所定個所で切断することを特徴と
する電球形蛍光ランプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15283884A JPH063709B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 電球型蛍光ランプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15283884A JPH063709B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 電球型蛍光ランプの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6132938A JPS6132938A (ja) | 1986-02-15 |
| JPH063709B2 true JPH063709B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=15549233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15283884A Expired - Lifetime JPH063709B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 電球型蛍光ランプの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063709B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5319087B2 (ja) * | 2006-08-11 | 2013-10-16 | パナソニック株式会社 | 電極用マウント、発光管、低圧水銀放電ランプ及び電球形蛍光ランプ |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP15283884A patent/JPH063709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6132938A (ja) | 1986-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |