JPH0637001Y2 - ホイルローダの運転座席取付部 - Google Patents

ホイルローダの運転座席取付部

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JPH0637001Y2
JPH0637001Y2 JP1988027652U JP2765288U JPH0637001Y2 JP H0637001 Y2 JPH0637001 Y2 JP H0637001Y2 JP 1988027652 U JP1988027652 U JP 1988027652U JP 2765288 U JP2765288 U JP 2765288U JP H0637001 Y2 JPH0637001 Y2 JP H0637001Y2
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JP
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seat
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真男 野口
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行機体の前部と後部の夫々に作業装置を設
け、前記走行機体に立設させた縦軸に、その軸芯周りで
回動自在に軸受部材を介して回転台を取付け、運転座席
を前記軸芯とほぼ直交する方向に移動自在に一対のスラ
イドレールを介して前記回転台に取付けてあるホイルロ
ーダの運転座席取付部に関する。
〔従来の技術〕
従来の上記運転座席の取付部は、第5図に示すように、
スライドレール(23)を取付ける回転台(22)の上面
を、その全体にわたって面一に形成し、回転台(22)の
下面と縦軸(18)との間に軸受部材(21)を配置してあ
った。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、スライドレール(23)の取付部が、軸受部材
(21)よりも高い位置になるために、運転座席全体が高
くなり、特に建物内での作業等の高さ制限のある場所で
の作業が行いにくい欠点があった。
本考案の目的は、運転座席をより低い位置に取付けられ
るようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案におけるホイルローダの運転座席取付部の特徴構
成は、前記回転台を、前記縦軸に前記軸受部材を介して
外嵌する筒状部と、スライドレールの取付部が設けられ
た偏平板状の回転板とから構成し、且つ、前記回転板を
前記軸受部材の上端よりも低い位置になるように前記筒
状部の下端部に連結した点にあり、その作用・効果は、
次の通りである。
〔作用〕
つまり、スライドレールの取付部が、軸受部材の上端よ
り低い位置になった分、スライドレールに取付けた運転
座席より低い位置になる。
〔考案の効果〕
従って、簡単な構造によって車高を低くでき、高さ制限
のある場所での作業が容易になった。
また、運転座席を回転台に対して前後方向に移動自在に
構成してあるから、例えば、運転座席をスライドレール
に対して縦軸芯周りに回転自在に構成する場合に比し
て、座席の移動範囲を大きく取れ、作業性に優れる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、駆動前輪(1)及びショベル装置
(2)を有した前部車体(3)と、駆動後輪(4)及び
着脱自在なバックホウ装置(5)を有し、かつ、運転座
席(6)が備えられた運転部、エンジンボンネット
(8)が備えられた原動部を有した後部車体(9)とを
縦軸芯(P)の周りで相対揺動するように連結すると共
に、ハンドル(10)の回転操作によりステアリングシリ
ンダ(11)を伸縮操作し、このシリンダ(11)により前
部車体(3)の後部車体(9)に対して揺動させて操向
操作するように構成して、胴折れ型のバックホウ付きシ
ョベルローダを構成してある。
前記前部車体(3)において、第3図に示すように、左
右の前輪フェンダー(15),(15)夫々の後端部に、泥
よけ用のゴムたれ(16)を取付け、通常時このゴムたれ
(16)が駆動前輪(1)に干渉しないように支持するス
プリング(17)を、前輪フェンダー(15)に取付けてあ
り、前後両車体(3),(9)が大きな角度で左右相対
揺動する時に、ゴムたれ(16)と後部車体(9)との過
度の干渉を、スプリング(17)の弾性変化によって抑制
できるように構成してある。
第1図及び第2図に示すように、前記エンジンボンネッ
ト(8)の上に、円筒状の縦軸(18)を立設させた取付
板(19)をボルト(20)を介して固定し、縦軸(18)の
上部に、その軸芯(Q)周りで回動自在に軸受部材(2
1)を介して回転台(22)を取付け、運転座席(6)を
軸芯(Q)とほぼ直交する方向に移動自在に平行な一対
のスライドレール(23),(23)を介して回転台(22)
に取付けてある。
つまり、前記一対のスライドレール(23),(23)を、
縦軸(18)の横両側に平行に並べて回転台(22)にボル
ト(24)で取付けてある。
前記回転台(22)は、縦軸(18)に軸受部材(21)を介
して外嵌される筒状部(22A)と、スライドレール(2
3)の取付部(25)が設けられた偏平板状の回転板(22
B)とからなり、前記回転板(22B)を前記軸受部材(2
1)の上端よりも低い位置になるように前記筒状部(22
A)の下端部に連結してある。
前記回転板(22B)より下方の前記縦軸(18)部分の周
りに座席固定用円板(26)を溶接し、その円板(26)の
周部で互いに180度異なった位置に2つの切欠き部(2
7)を設け、両切欠き部(27)に択一的に係合するロッ
ク具(28)を、回転台(22)におけるスライドレール取
付部(25)と軸受部材(21)取付部(29)との間に配置
して取付けると共に、円板(26)の周部に圧接する方向
に付勢させてあり、ロック具(28)を切欠き部(27)に
係合させるロック状態と切欠き部(27)から離脱するロ
ック解除状態とに切換え操作する操作レバー(30)を運
転座席(6)の前側まで延設させてロック具(28)に一
体連設してあり、運転座席(6)を回転させて両切欠き
部(27),(27)へのロック具(28)の択一係合によ
り、運転座席(6)を前向きで固定した状態と、後向き
で固定した状態との取付向きを切換えられるように構成
してある。
前記円板(26)には、運転座席(6)を回転させなが
ら、ロック具(28)を円板(26)周縁に摺接させて切欠
き部(27)に自動的に係合させる時に、ロック具(28)
が切欠き部(27)をオーバーランしないように、第2図
で示す切除部(31)を設けてある。
図中(32)は、円筒状の縦軸(18)内に侵入した水の抜
き穴であり、(33)は、スライドレール(23)に対する
運転座席(6)の位置固定具で、運転座席(6)をスラ
イドレール(23)に対して固定するロック状態と、スラ
イドレール(23)に沿って移動自在にする前後位置調節
状態とに切換えられるように形成してある。
尚、前記取付板(19)と回転台(22)を取外せば、ボン
ネット(8)に形成したボルト(20)螺合用の左右の雌
ネジ穴(34)夫々に、スライドレール(23)をボルト
(24)で取付けることにより、運転座席(6)を回転不
能に機体に取付けることもできる。
〔別の実施例〕
前記縦軸(18)と回転台(22)との間の軸受部材(21)
の取付け構造及び軸受部材(21)の構造は種々変更して
も良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面における第1図は要部縦断背面図、第2図は要部平
面図、第3図は前輪フェンダー後端部の分解斜視図、第
4図はホイルローダの全体側面図、第5図は従来例を示
す要部縦断背面図である。 (2),(5)……作業装置、(6)……運転座席、
(18)……縦軸、(21)……軸受部材、(22)……回転
台、(22A)……筒状部、(22B)……回転板、(23)…
…スライドレール、(25)……取付部、(Q)……軸
芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体の前部と後部の夫々に作業装置
    (2),(5)を設け、前記走行機体に立設させた縦軸
    (18)に、その軸芯(Q)周りで回動自在に軸受部材
    (21)を介して回転台(22)を取付け、運転座席(6)
    を前記軸芯(Q)とほぼ直交する方向に移動自在に一対
    のスライドレール(23)を介して前記回転台(22)に取
    付けてあるホイルローダの運転座席取付部であって、前
    記回転台(22)を、前記縦軸(18)に前記軸受部材(2
    1)を介して外嵌する筒状部(22A)と、スライドレール
    (23)の取付部(25)が設けられた偏平板状の回転板
    (22B)とから構成し、且つ、前記回転板(22B)を前記
    軸受部材(21)の上端よりも低い位置になるように前記
    筒状部(22A)の下端部に連結してあるホイルローダの
    運転座席取付部。
JP1988027652U 1988-03-01 1988-03-01 ホイルローダの運転座席取付部 Expired - Lifetime JPH0637001Y2 (ja)

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JPH01130833U JPH01130833U (ja) 1989-09-06
JPH0637001Y2 true JPH0637001Y2 (ja) 1994-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101414869B1 (ko) * 2007-12-24 2014-07-03 주식회사 두산 산업차량의 캐빈 회전장치
JP2017065344A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 三菱マヒンドラ農機株式会社 シート位置操作装置

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