JPH0636677Y2 - 屋上庭園 - Google Patents

屋上庭園

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JPH0636677Y2
JPH0636677Y2 JP1990008876U JP887690U JPH0636677Y2 JP H0636677 Y2 JPH0636677 Y2 JP H0636677Y2 JP 1990008876 U JP1990008876 U JP 1990008876U JP 887690 U JP887690 U JP 887690U JP H0636677 Y2 JPH0636677 Y2 JP H0636677Y2
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Japan
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edge
cloth
roof
roof frame
net
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JP1990008876U
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文胤 市川
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文胤 市川
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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車庫の屋根その他各種建物の屋上を利用した
庭園又は菜園又は農園に関するものである。
〔従来の技術〕
車庫その他の建物の屋上を利用した庭園や菜園や農園は
未だみられない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、芝生、植木、イチゴその他の植物を植え込む
屋上庭園又は屋上菜園又は屋上農園(以下単に屋上庭園
という。)を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、屋根の周囲を
組立てる屋根枠の内側に引張金具を装着し、この引張金
具には、上記屋根枠の内側空間を被うネット地の端縁を
掛け止め、このネット地の下側には、排水用の空間を形
成し、上記ネット地の上面には、不蝕布を敷き詰め、こ
の不蝕布と上記屋根枠とで囲まれた空間部分に土を詰め
込んでなる土壌の上には、芝生、植木、イチゴその他の
植物を植込んでなるものである。
〔実施例〕
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると、1
は車庫2の屋根の周囲を組立てる屋根枠で、車庫2の空
間の周囲に間隔をおいて直立する複数の支柱3の上端間
にH型鋼4を順々に掛け渡し、各H型鋼4の互に接する
端部を結合することにより形成してなる。5はH型鋼4
の内側を被う錆止めテント生地で、上端縁6はH型鋼4
の上側水平部の外側面に引き出して接着してあり、下端
縁7はH型鋼4の下側水平部から垂れ下がるようにして
ある。8はH型鋼4の内側上方部間に架設した複数の補
強梁、9はH型鋼4の下方部間に懸架した複数のターン
バックル、10はH型鋼4の内側下部に沿って配置した引
張金具で、例えば第5図示のようにアルミ材の角パイプ
11内にナット嵌合用の空洞12と、細い入口13、13を有す
る生地張り用の空洞14、14とを区画する隔壁15を成形し
てなり、H型鋼4の外側のところどころから挿入したね
じホルト16を空洞12内のところどころに嵌合させたナッ
ト37にねじ込んで、このねじボルト16を回す方向によっ
て角パイプ11がH型鋼4に接近する方向とH型鋼4から
遠去る方向にそれぞれピッチ移動するように装着されて
いる。17は屋根枠1の内側空間を被うネット地で、その
端縁部には、第6図示のように袋状の端縁部18を取付
け、この端縁部18に芯棒19を挿入し、この芯棒19の挿入
によってふくらんだ端縁部18を引張金具10の一方の空洞
14内に差し込むとともに、ネット地17を入口13から引き
出した状態にして掛け止め、引張金具10をH型鋼4に接
近するようにねじホルト16を回して、ネット地17の全体
を強力に張設してある。20はH型鋼4の内側中間部に沿
って配置した引張金具、21はH型鋼4の内側上部に沿っ
て配置した引張金具で、これらの引張金具20、21は、引
張金具10と同様に装着されている。22は引張金具20によ
って張設したネット地、23は引張金具21によって張設し
たネット地で、これらのネット地22、23は、ネット地17
の上記張設の操作と同様の操作によって張設してある。
24はネット地17の下面との間に排水用の空間25を形成す
るように張設した防水テント生地で、H型鋼4の下面に
固定したアングル材26に引張金具10と同様の引張金具27
を装着し、この引張金具27に防水テント生地24の端縁部
であってネット地17の端縁部18と同様の製作した端縁部
を掛け止め、ネット地17の上記張設の操作と同様の操作
によって張設してある。なお、ネット地17、22及び23
と、防水テント生地24は、上記のようにそれらの両側の
端縁部を引張金具に掛け止め、それらを両側から引張っ
て張設するほか、それらの片側の端縁部を固定の掛止金
具に掛け止め、それらの反対側の端縁部を上記引張金具
と同様の引張金具に掛け止め、それらを片側から引張っ
て張設することもある。28はネット地17の内側に敷き詰
めた不蝕布、29は不蝕布28とネット地22との間の空間に
肥料を含む土を詰め込んで形成した土壌、30はネット地
22とネット地23の間の空間に肥料を含む土を詰め込んで
形成した土壌、31はネット地23の上面側の空間に肥料を
含む土を詰め込んで形成した土壌、32は土壌31の表面に
敷き詰めた目土土壌、33は目土土壌32の表面に植込んだ
芝生、植木、イチゴその他の植物、34は屋根枠1の上面
に沿って取付けたフェンス、35は屋根枠1の一部からせ
り出すように設けた足場、36は地上から足場35にかけて
架設した階段である。
以上の構成よりなる屋上庭園では、芝生33などの根が土
壌31、ネット地23、土壌30、ネット地22、土壌29の順に
貫通して成長し、芝生33に撒水して余った水は、不蝕布
28、ネット地17を通って排水用空間25に排水される。
本考案は、屋上庭園として組立てるだけでなく、屋上菜
園あるいは屋上農園として組立てたり、屋上の庭園、菜
園、農園の組合わせとして、またはそれら3園のうちの
いずれか2園の組合わせとして組立てることもある。ま
た上記実施例のように新築の車庫の屋上を利用して組立
てるだけでなく、車庫以外の新築の建物の屋上やビルの
屋上を利用して組立てたり、既築の車庫または車庫以外
の既築の建物の屋根やビルの屋根と置換する屋根または
同屋根の上に付設する屋根として組立てることもある。
また土壌は、3段に限らず、1段、2段その他の適当な
段数になるように組立てることもあるなど適宜設計変更
しうる。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、屋上の見映えを
良くし、屋上に照射される太陽熱が車庫その他の建物の
内部に波及するのを断ち、車庫内などの気温上昇を防ぐ
ことができ、また芝生を植えて、ゴルフのパター練習用
グリーンとして利用したり、あるいは野菜類を植えて、
菜園や農園として利用したり、あるいは植木、花類と庭
石などを配置して、ミニ庭園として利用できる。また屋
根枠の内側へ引張金具をナットとねじボルトで簡単に装
着できるとともに、ネット地の袋状端縁部に芯棒を挿入
してふくらんだネット地の端縁部を引張金具の細い入口
を有する空胴に差し込むことにより、屋根枠の中空空間
にネット地を簡単に張設できるので、床構造体を利用し
なくて済み、規模の大小にかかわらず、屋上庭園を短時
間で簡単に組み立てることができる。また植物の根が張
設されたネット地に絡みつくので、植物の風圧に対する
支持を強化できるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案
に係る屋根を設けた車庫の正面図、第2図は同車庫の側
面図、第3図は同車庫の屋根の骨組みの平面図、第4図
は同車庫の屋根の一部拡大断面図、第5図は引張金具の
一例を示す断面図、第6図はネット地の端縁部を示す
図、第7図はネット地の端縁部を引張金具に掛け止めた
状態を示す図である。 1…屋根枠、10…引張金具、17…ネット地、25…排水用
の空間、28…不蝕布、29、30、31、32…土壌、33…植
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔をおいて直立する支柱の上端間に屋根
    の周囲を梁状に組立てる屋根枠を設け、その屋根枠の内
    側には、角パイプ内にナット嵌合用の空洞と細い入口を
    有する生地張り用の空洞とを区画してなる引張金具を配
    置し、上記ナット嵌合用空洞に嵌合させたナットに屋根
    枠の外側から挿入したねじボルトをねじ込んで上記引張
    金具を装着し、上記屋根枠の内側空間を被うネット地の
    端縁に袋状の端縁部を設け、この端縁部に芯棒を挿入し
    てふくらんだ端縁部を上記生地張り用空洞内に差し込ん
    で、ネット地の端縁を上記引張金具に掛け止め、上記屋
    根枠の内側空間にネット地を張設し、このネット地の下
    側には、排水用の空間を形成し、上記ネット地の上面に
    は、不蝕布を敷き詰め、この不蝕布と上記屋根枠とで囲
    まれた空間部分に土を詰め込んでなる土壌の上には、芝
    生、植木、イチゴその他の植物を植込んでなる屋上庭
    園。
JP1990008876U 1990-01-31 1990-01-31 屋上庭園 Expired - Lifetime JPH0636677Y2 (ja)

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JPH0399926U JPH0399926U (ja) 1991-10-18
JPH0636677Y2 true JPH0636677Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31512491

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JPS50575B2 (ja) * 1972-04-04 1975-01-10
JPS62185966A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 積水ハウス株式会社 植栽用人工地盤

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