JPH0636425A - テープカセットローディング機構 - Google Patents
テープカセットローディング機構Info
- Publication number
- JPH0636425A JPH0636425A JP4214502A JP21450292A JPH0636425A JP H0636425 A JPH0636425 A JP H0636425A JP 4214502 A JP4214502 A JP 4214502A JP 21450292 A JP21450292 A JP 21450292A JP H0636425 A JPH0636425 A JP H0636425A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- reel
- loading
- friction arm
- idler gear
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テープレコーダに用いられるモータの数を削減
する。 【構成】リールモータ３の回転軸にリールモータギヤ４
が固着され、リールモータギヤ４と同軸にフリクション
アーム６が回動自在に支持され、それに立設された軸に
アイドラギヤ５が回転自在に支持されリールモータギヤ
４と噛合っている。リール台と一体のリールギヤ１１，
１２はシャーシ１に回転自在に支持されている。フリク
ションアーム６はアイドラギヤ５の回転摩擦力により回
動し、アイドラギヤ５はリールギヤ１１または１２と噛
合う。テープカセットローディング機構を駆動するプー
リ１０とプーリ８との間にベルト９が掛けられている。
ローディングギヤ７はプーリ８を駆動しフリクションア
ーム６の回動途中でアイドラギヤ５と噛合う。スライダ
１３はテープ停止モードでフリクションアーム６の位置
を規制する。
する。 【構成】リールモータ３の回転軸にリールモータギヤ４
が固着され、リールモータギヤ４と同軸にフリクション
アーム６が回動自在に支持され、それに立設された軸に
アイドラギヤ５が回転自在に支持されリールモータギヤ
４と噛合っている。リール台と一体のリールギヤ１１，
１２はシャーシ１に回転自在に支持されている。フリク
ションアーム６はアイドラギヤ５の回転摩擦力により回
動し、アイドラギヤ５はリールギヤ１１または１２と噛
合う。テープカセットローディング機構を駆動するプー
リ１０とプーリ８との間にベルト９が掛けられている。
ローディングギヤ７はプーリ８を駆動しフリクションア
ーム６の回動途中でアイドラギヤ５と噛合う。スライダ
１３はテープ停止モードでフリクションアーム６の位置
を規制する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はテープレコーダに係わ
り、特に、そのテープカセットローディング機構の駆動
方式に関する。
り、特に、そのテープカセットローディング機構の駆動
方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のテープレコーダでテープカセット
を自動的にローディングするものにおいては、テープカ
セットローディング機構はテープを走行させるリールモ
ータとは別のモータにより駆動されていた。
を自動的にローディングするものにおいては、テープカ
セットローディング機構はテープを走行させるリールモ
ータとは別のモータにより駆動されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】上記した従来のテー
プカセットローディング機構では、それを駆動するモー
タが別個に設けられており、部品点数および必要なスペ
ースが大きくなるという欠点があった。
プカセットローディング機構では、それを駆動するモー
タが別個に設けられており、部品点数および必要なスペ
ースが大きくなるという欠点があった。
【０００４】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、部品点数および
必要なスペースを削減できるテープカセットローディン
グ機構を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、部品点数および
必要なスペースを削減できるテープカセットローディン
グ機構を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のテープカセッ
トローディング機構は、リールモータの回転が伝えられ
るリールモータギヤと噛合うアイドラギヤをリールモー
タギヤと同軸に回動自在に支持されたフリクションアー
ムに支持し、摩擦力により前記フリクションアームが回
動することにより前記アイドラギヤを巻取側リールまた
は供給側リールのいずれかのリールギヤと噛合せるテー
プレコーダにおいて、フリクションアームの回動途中に
前記アイドラギヤと噛合うようにローディングギヤを設
け、フリクションアームの回動を規制することによりア
イドラギヤからローディングギヤに回転を伝えローディ
ングギヤの回転によりテープカセットのローディングを
行うように構成したものである。
トローディング機構は、リールモータの回転が伝えられ
るリールモータギヤと噛合うアイドラギヤをリールモー
タギヤと同軸に回動自在に支持されたフリクションアー
ムに支持し、摩擦力により前記フリクションアームが回
動することにより前記アイドラギヤを巻取側リールまた
は供給側リールのいずれかのリールギヤと噛合せるテー
プレコーダにおいて、フリクションアームの回動途中に
前記アイドラギヤと噛合うようにローディングギヤを設
け、フリクションアームの回動を規制することによりア
イドラギヤからローディングギヤに回転を伝えローディ
ングギヤの回転によりテープカセットのローディングを
行うように構成したものである。
【０００６】また、前記テープカセットローディング機
構において、前記ローディングギヤと従動側との間にば
ねを介在させたものである。
構において、前記ローディングギヤと従動側との間にば
ねを介在させたものである。
【０００７】
【作用】フリクションアームは、アイドラギヤの回転摩
擦力が伝えられアイドラギヤの回転の向きにより時計方
向または反時計方向に回動してアイドラギヤを巻取側リ
ールまたは供給側リールのいずれかのリールギヤと噛合
せる。
擦力が伝えられアイドラギヤの回転の向きにより時計方
向または反時計方向に回動してアイドラギヤを巻取側リ
ールまたは供給側リールのいずれかのリールギヤと噛合
せる。
【０００８】アドラギヤがローディングギヤと噛合う位
置にフリクションアームの位置を規制すると、アイドラ
ギヤからローディングギヤに回転が伝えられテープカセ
ットのローディングを行うことができる。
置にフリクションアームの位置を規制すると、アイドラ
ギヤからローディングギヤに回転が伝えられテープカセ
ットのローディングを行うことができる。
【０００９】ローディングギヤの回転をばねを介して従
動側に伝えるようにすれば、フリクションアームの回動
途中でアイドラギヤとローディングギヤが噛合ったとき
に、ばねを変形させるのみで回転をローディング機構に
伝えずにローディング機構に無用な動作をさせないよう
にすることができる。また、フリクションアームの回動
を妨げることがなくなる。
動側に伝えるようにすれば、フリクションアームの回動
途中でアイドラギヤとローディングギヤが噛合ったとき
に、ばねを変形させるのみで回転をローディング機構に
伝えずにローディング機構に無用な動作をさせないよう
にすることができる。また、フリクションアームの回動
を妨げることがなくなる。
【００１０】
【実施例】この発明の実施例であるテープカセットロー
ディング機構を図面に基づいて説明する。図１にこの発
明の実施例であるテープカセットローディング機構が適
用されたテープレコーダを示している。
ディング機構を図面に基づいて説明する。図１にこの発
明の実施例であるテープカセットローディング機構が適
用されたテープレコーダを示している。
【００１１】シャーシ１にリールモータ３が固定されて
おり、その回転軸にリールモータギヤ４が圧入されてい
る。リールモータギヤ４と同軸にフリクションアーム６
が回動自在に支持され、それに立設された軸にアイドラ
ギヤ５が回転自在に支持されリールモータギヤ４と噛合
っている。
おり、その回転軸にリールモータギヤ４が圧入されてい
る。リールモータギヤ４と同軸にフリクションアーム６
が回動自在に支持され、それに立設された軸にアイドラ
ギヤ５が回転自在に支持されリールモータギヤ４と噛合
っている。
【００１２】リール台と一体のリールギヤ１１，１２は
シャーシ１に回転自在に支持されている。フリクション
アーム６はアイドラギヤ５の回転摩擦力により回動し、
アイドラギヤ５はリールギヤ１１または１２と噛合う。
このようにしてリールモータ３の回転がリールギヤ１１
または１２に伝えられカセットハーフ２のテープを巻き
取る。
シャーシ１に回転自在に支持されている。フリクション
アーム６はアイドラギヤ５の回転摩擦力により回動し、
アイドラギヤ５はリールギヤ１１または１２と噛合う。
このようにしてリールモータ３の回転がリールギヤ１１
または１２に伝えられカセットハーフ２のテープを巻き
取る。
【００１３】また、テープを一定速度で送るためのドラ
イブモータ１４の回転軸にはプーリ１５が固着され、プ
ーリ１５の回転はベルト１６によりフライホイール１７
に伝えられる。フライホイール１７に圧入されたキャプ
スタン１９にテープを挾んでピンチローラ１８が圧接さ
れて摩擦力によりテープが送られる。なお、フライホイ
ール１７とピンチローラ１８は軸受２０に支持されてい
る。
イブモータ１４の回転軸にはプーリ１５が固着され、プ
ーリ１５の回転はベルト１６によりフライホイール１７
に伝えられる。フライホイール１７に圧入されたキャプ
スタン１９にテープを挾んでピンチローラ１８が圧接さ
れて摩擦力によりテープが送られる。なお、フライホイ
ール１７とピンチローラ１８は軸受２０に支持されてい
る。
【００１４】テープカセットローディング機構を駆動す
るプーリ１０とプーリ８との間にベルト９が掛けられて
いる。プーリ８は図３に詳しく示すようにシャーシ１に
立設された軸２２に緩く嵌められている。
るプーリ１０とプーリ８との間にベルト９が掛けられて
いる。プーリ８は図３に詳しく示すようにシャーシ１に
立設された軸２２に緩く嵌められている。
【００１５】軸２２にはローディングギヤ７も緩く嵌め
られており、プーリ８とローディングギヤ７の間にねじ
りコイルばね２１が配置されている。ねじりコイルばね
２１の両端直線部は１８０°の角度をなすように延びて
おり、それらはローディングギヤ７の突起７ａ，７ａの
間およびプーリ８の突起８ａ，８ａの間に入っている。
ローディングギヤ７はフリクションアーム６の回動途中
でアイドラギヤ５と噛合う位置に配置されている。
られており、プーリ８とローディングギヤ７の間にねじ
りコイルばね２１が配置されている。ねじりコイルばね
２１の両端直線部は１８０°の角度をなすように延びて
おり、それらはローディングギヤ７の突起７ａ，７ａの
間およびプーリ８の突起８ａ，８ａの間に入っている。
ローディングギヤ７はフリクションアーム６の回動途中
でアイドラギヤ５と噛合う位置に配置されている。
【００１６】スライダ１３はシャーシ１に摺動自在に支
持されており、図示していないモード切換モータにより
図１に示す位置と図２に示す位置との間を駆動される。
図２に示す状態はテープ停止状態であり、リールギヤ１
１，１２はスライダ１３の歯に係止されている。また、
フリクションアーム６はスライダ１３のカム部で図２に
示す位置に規制される。
持されており、図示していないモード切換モータにより
図１に示す位置と図２に示す位置との間を駆動される。
図２に示す状態はテープ停止状態であり、リールギヤ１
１，１２はスライダ１３の歯に係止されている。また、
フリクションアーム６はスライダ１３のカム部で図２に
示す位置に規制される。
【００１７】この状態でアイドラギヤ５とローディング
ギヤ７は噛合っており、リールモータ３を回転させる
と、ローディングギヤ７は回転される。そのとき最初は
ねじりコイルばね２１は図４に示すように撓んでいない
が、ローディングギヤ７の回転に連れて図５に示すよう
に撓み、さらに、ローディングギヤ７が回転すると突起
７ａと突起８ａが当接してプーリ８が回転するようにな
りローディング機構が駆動される。
ギヤ７は噛合っており、リールモータ３を回転させる
と、ローディングギヤ７は回転される。そのとき最初は
ねじりコイルばね２１は図４に示すように撓んでいない
が、ローディングギヤ７の回転に連れて図５に示すよう
に撓み、さらに、ローディングギヤ７が回転すると突起
７ａと突起８ａが当接してプーリ８が回転するようにな
りローディング機構が駆動される。
【００１８】テープ走行状態では、図１に示すように、
フリクションアーム６は規制されず、アイドラギヤ５の
回転摩擦力によりフリクションアーム６は回動するが、
その途中でアイドラギヤ５とローディングギヤ７が一瞬
の間噛合う。そのとき、ねじりコイルばね２１は図４に
示すように中立位置にあり、それに加わる荷重は小さく
ローディングギヤ７は軽く回転しフリクションアーム６
の回動を妨げない。また、ローディング機構に無用な動
作が加わることがない。
フリクションアーム６は規制されず、アイドラギヤ５の
回転摩擦力によりフリクションアーム６は回動するが、
その途中でアイドラギヤ５とローディングギヤ７が一瞬
の間噛合う。そのとき、ねじりコイルばね２１は図４に
示すように中立位置にあり、それに加わる荷重は小さく
ローディングギヤ７は軽く回転しフリクションアーム６
の回動を妨げない。また、ローディング機構に無用な動
作が加わることがない。
【００１９】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、ローディング機構をベル
ト伝動装置を用いて駆動する代わりに歯車伝動装置によ
り駆動することもできる。
明はこれに限られず、例えば、ローディング機構をベル
ト伝動装置を用いて駆動する代わりに歯車伝動装置によ
り駆動することもできる。
【００２０】
【発明の効果】この発明のテープカセットローディング
機構によれば、リールの駆動とカセットローディング機
構の駆動とを１つのモータで行えるので、テープレコー
ダに用いられるモータの数およびその伝動装置が削減さ
れる。
機構によれば、リールの駆動とカセットローディング機
構の駆動とを１つのモータで行えるので、テープレコー
ダに用いられるモータの数およびその伝動装置が削減さ
れる。
【００２１】また、請求項２に示したように、ローディ
ングギヤと従動側との間にばねを介在させれば、テープ
走行切換え時にテープ走行系とローディング系との間の
相互干渉が防止される。
ングギヤと従動側との間にばねを介在させれば、テープ
走行切換え時にテープ走行系とローディング系との間の
相互干渉が防止される。
【図１】この発明の実施例であるテープカセットローデ
ィング機構が適用されたテープレコーダを一部部品を透
視して示す平面図である。
ィング機構が適用されたテープレコーダを一部部品を透
視して示す平面図である。
【図２】同テープレコーダの他の状態を示す平面図であ
る。
る。
【図３】同テープレコーダの部分を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図４】同テープレコーダの部分を一部透視して示す平
面図である。
面図である。
【図５】同部分の他の状態を示す平面図である。
【図６】同部分のさらに他の状態を示す平面図である。
１ シャーシ ２ カセットハーフ ３ リールモータ ４ リールモータギヤ ５ アイドラギヤ ６ フリクションアーム ７ ローディングギヤ ８ プーリ ９ ベルト １０ プーリ １１，１２ リールギヤ １３ スライダ １４ ドライブモータ １７ フライホイール １８ ピンチローラ １９ キャプスタン ２１ ねじりコイルばね ２２ 軸
Claims (2)
- 【請求項１】 リールモータの回転が伝えられるリール
モータギヤと噛合うアイドラギヤをリールモータギヤと
同軸に回動自在に支持されたフリクションアームに支持
し、摩擦力により前記フリクションアームが回動するこ
とにより前記アイドラギヤを巻取側リールまたは供給側
リールのいずれかのリールギヤと噛合せるテープレコー
ダにおいて、フリクションアームの回動途中に前記アイ
ドラギヤと噛合うようにローディングギヤを設け、フリ
クションアームの回動を規制することによりアイドラギ
ヤからローディングギヤに回転を伝えローディングギヤ
の回転によりテープカセットのローディングを行うよう
に構成したテープカセットローディング機構。 - 【請求項２】 前記ローディングギヤと従動側との間に
ばねを介在させた請求項１のテープカセットローディン
グ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4214502A JP2763714B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | テープカセットローディング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4214502A JP2763714B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | テープカセットローディング機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636425A true JPH0636425A (ja) | 1994-02-10 |
| JP2763714B2 JP2763714B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=16656780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4214502A Expired - Fee Related JP2763714B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | テープカセットローディング機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2763714B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4214502A patent/JP2763714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2763714B2 (ja) | 1998-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |