JPH0636339B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0636339B2
JPH0636339B2 JP62239943A JP23994387A JPH0636339B2 JP H0636339 B2 JPH0636339 B2 JP H0636339B2 JP 62239943 A JP62239943 A JP 62239943A JP 23994387 A JP23994387 A JP 23994387A JP H0636339 B2 JPH0636339 B2 JP H0636339B2
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container
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gas
stator
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和明 大石
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス絶縁開閉装置に係り、特に共通容器内に遮
断器と断路器等を構成して成るガス絶縁開閉装置に関す
る。
〔従来の技術〕
共通容器内に遮断器と共に断路器を構成して成るガス絶
縁開閉装置は、例えば「日新電機技報」Vol.26,NO.3(19
81年7月)の第10頁に示されている。ここで遮断器は、
その両端に接続した断路器を開路して、他の部分を課電
状態にして運転を継続させながら点検を行なえるように
構成されている。つまり遮断器は、その共通容器内に更
にガス的に分離して形成した第二の容器内に遮断部構成
し、その一部を第二の容器内から外部へ引出せるように
していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のガス絶縁開閉装置は、第二の容器内に遮断部を構
成するに際して、固定子を第二の容器の奥側の端子へ単
独に固定した構成であつたため、第二の容器から遮断部
を引出しても、固定子は第二の容器内に残つてしまい、
接触状態の点検等の遮断部全体としての点検を行なうこ
とができなかつた。
本発明の目的は、共通容器内の他の部分を課電して状態
で遮断部全体としての点検を行なえるよう容易にかつ安
全に取出すことのできるガス絶縁開閉装置を提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、共通容器内に二つ
の端子を有して気密に構成した第二の容器内において、
可動子側固定部と固定子間を絶縁物によって電気的に絶
縁して機械的に連結し、固定子と他方の端子間を、遮断
部の引出し方向に分離可能な一対の接触子によって接続
し、可動子と一方の端子間を、可動子側固定部の径大部
と一方の端子間に遮断部の引出し方向に対して相互に平
行な位置関係で配置され遮断部の引出し方向に分離可能
な一対の接触子によって接続して、遮断部を第二の容器
の上記径大部配置側から引出し可能に構成したことを特
徴とする。
〔作用〕
本発明によるガス絶縁開閉装置は上述の如き構成である
から、可動子を第二の容器の上記径大部配置側から引出
すと、固定子も一緒に引出すことができるので、外部で
遮断部全体としての接触状態の点検などを行なうことが
できる。しかもその際、遮断部の径大部以外の部分が端
子などに接触して引出しが妨げられたり、損傷したりす
ることはなく、容易にかつ安全に引き出すことができ
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第2図はガス絶縁開閉装置の全体構成を示す断面図であ
る。詳細な説明を後述する遮断器30は、絶縁筒12お
よび支持絶縁物14等によつて気密に構成した第二の容
器50内に収納されており、この遮断器30は更に円筒
状の共通容器5内に支持絶縁物14によつて電気的に絶
縁されて支持されている。共通容器5内には絶縁性ガス
23が充填されており、遮断器30の他に線路用断路器
15、ケーブルヘツド16等が1つのガス区画内で構成
されている。共通容器5の底板22からケーブルヘツド
16によつて線路側導体51が導入され、この線路側導
体51は線路用断路器15の一極に接続され、線路用断
路器15の他極は遮断器30の下方の端子13に接続さ
れている。また遮断器30の上方の端子11は、第一主
母線52の母線導体1に接続された母線用断路器2の一
極に接続されている。また遮断器30の上方の端子11
は共通容器5内で遮断器30と同軸方向に並置した接続
導体10の上端に接続されており、更に接続導体10の
下端は第二主母線53の母線導体6に接続された母線用
断路器7の一極に接続されている。両母線用断路器2,
7は、絶縁スペーサ4,9によつてガス的に区分され、
共通容器5外に構成されている。また共通容器5内で
は、接続導体10がサポート碍子18を介して遮断器3
0に支持され、線路用断路器15の一極もサポート碍子
17によつて遮断器30に支持されている。第二の主母
線53の下部に配置した操作キユービクル21は遮断器
30を開閉操作し、線路用断路器15は共通容器5の下
部に配置した図示しない操作器によつて操作され、また
遮断器30の両端子側を接地する接地開閉器19,20
も共通容器5の下部に配置した図示しない操作器によつ
て操作される。
この種のガス絶縁開閉装置においては、母線用断路器
2,7および線路用断路器15を開き、例えば線路側導
体51を課電した状態で遮断器30を点検できるように
するのが望ましい。この点検は、例えば線路側導体51
が課電状態であるから、共通容器5内の絶縁性ガス23
を回収せずに行なわなければならない。この点検を可能
にするのが、第1図に示した遮断器30の構成である。
第1図は第2図の遮断器30のみを縦断面して示すもの
で、容器4の底板22へ支持絶縁物14の一端を気密に
接続し、支持絶縁物14の他端は環状の端子13を介し
て絶縁筒12の下端へ気密に接続し、支持絶縁物14の
他端は環状の端子13を介して絶縁筒12の下端へ気密
に接続されている。絶縁筒12の上端は端蓋の端子11
により気密に封じられ、また支持絶縁物14の下端は底
板22の下面側から取外し可能に気密に封じた機構ケー
ス42によつて封じられている。このようにして全体と
して気密でほぼ同一内径を有する第二の容器50が構成
され、遮断器30がガス遮断器である場合、その内部に
消弧性ガス43が封入され共通容器5内とは区分された
ガス空間を形成している。
この第二の容器50内に遮断器が構成されている。具体
的には、端子11と固定子32間は後述する遮断部の引
出し方向と平行な直線上に設けられた分離可能な接触子
31によつて電気的に接続され、両者は上記の直線方向
への固定子32の移動によつて分離される。固定子32
に対向する可動子34、これらの接触部を包囲するノズ
ル33およびパツフアシリンダ35は、絶縁操作ロツド
40に接続されて遮断部の可動部を構成している。この
可動部はパツフアシリンダ35内に嵌合したピストン3
7によつて案内支持され、このピストン37は遮断部の
径大部38を形成するピストン固定台に支持固定され
て、可動側固定部を構成している。径大部38は、可動
子34と、また端子13の内面に接触子39を介してそ
れぞれ電気的に接続されており、接触子39は遮断部の
引出し方向と平行に配置されて、径大部38あるいは端
子13のいずれか一方に支持され、径大部38の下方へ
の摺動を許すようになつている。更に径大部38には棒
状の絶縁物36の下端が固定され、絶縁物36の上端は
固定子32を取付けた支持板54に取付けられ、こうし
て径大部38と固定子32間は電気的に絶縁された状態
で機械的に連結されている。更に径大部38の下部には
絶縁棒44の上端が固定され、絶縁棒44の下端は底板
22の開口を通つて機構ケース42の上面に固定されて
いる。機構ケース42には先の絶縁操作ロツド40に連
結したリンク55が設けられ、このリンク55の回転軸
で気密が保たれている。回転軸の機構ケース42の外側
が第2図の操作キユービクル21内の操作器に連結され
ており、この操作器によりリンク55を介して絶縁操作
ロツド40を上下動し、可動子34を固定子32から開
離操作し、あるいは固定子32へ接触するよう操作す
る。機構ケース42はボルト45によつて取外し可能に
底板22へ気密を保つて接続されている。
遮断器30は上述の如き構成であるから、今、遮断器の
みを点検等のために共通容器5外へ取出す場合、先ず操
作キユービクル21とリンク55間の連結を解き、第二
の容器50内の消弧性ガスのみを回収した後、ボルト4
5を外し、機構ケース42を油圧ジヤツキ等により下方
に下げる。すると遮断部は、絶縁棒44、径大部38、
絶縁物36等によつて機械的に一体化されているため、
全体を底板22の開口から引出すことができる。この時
径大部38で端子13と電気的に接触するようにしてい
るので、遮断部の他の部分が端子13等に接触して引出
しが妨げられたり、損傷したりすることはない。しかも
固定子32も絶縁物36により可動側を支持した同側の
固定部へ一体化されているので、接触子31で分離され
て遮断部全体が取出せる。このため、取出した遮断部
は、両接触子32,33の損傷状態の点検だけでなく、
両接触子32,34間の接触状態の点検など遮断部全体
としての点検作業を行なうことができる。
第3図は本発明の他の実施例による遮断器30のみを示
している。
遮断器30は第2図の場合と同様に第1図のガス絶縁開
閉装置用として用いられる。共通容器5内に収納された
遮断器の第二の容器50は、先の実施例と同様に、機構
ケース42、支持絶縁物14、環状の端子13、絶縁筒
12および端蓋状の端子11から気密に構成されてい
る。この第二の容器50内へ取出し可能に配置される遮
断部は真空遮断器用真空バルブ47であり、その固定子
32と端子11間は引出し方向の直線上に設けた接触子
31によつて切離し可能に電気的に接続されている。ま
た可動子33は詳細を省略した可動子側固定部である径
大部38へ電気的に接続され、この径大部38は接触子
39を介して端子13へ切離し可能に接続されている。
他の構成は第2図と同様であるから対応物に同一符号を
付けて説明を省略する。
真空バルブ47は、内部を真空に保つためセラミツク等
の絶縁物製真空容器56内に固定子32と可動子34を
配置しているため、絶縁物36に対応する絶縁物製真空
容器56によつて固定子32は可動子34側の固定部と
電気的に絶縁された状態で機械的に連結されている。従
つて、先の実施例と同様に遮断部は、接触子31と接触
子39によつて遮断部全体を分離しながら、第二の容器
50内から引出すことができる。このとき、可動子34
側の端子13との電気的な接触は径大部38で行なつて
いるので、図の下方へ遮断部を引出しても他の部分が端
子13等に衝突して引出しを妨げるということはない。
一般に真空バルブ47の場合、最も径が大きいのは絶縁
物製真空容器56の軸方向両端を封じる端蓋となるが、
可動子側の端蓋部を径大部38としているので、径大部
38が容易に得られる。また第二の容易50が気密に構
成されているので、この第二の容器50内のガスのみを
回収するだけで第2図に示す共通容器5内の絶縁性ガス
23を回収する必要がなく、先の実施例と同様に第1図
の線路用断路器15を開いて線路側導体51を課電状態
にして運転を継続することができる。
このようにして本実施例においても遮断部全体を引出す
ことができるので、接触状態など遮断部全体としての点
検を行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、共通容器内に二つの端子
を有して気密に構成した第二の容器内において、可動子
側固定部と固定子間を絶縁物によって電気的に絶縁して
機械的に連結し、固定子と他方の端子間を、遮断部の引
出し方向に分離可能な一対の接触子によって接続し、可
動子と一方の端子間を、可動子側固定部の径大部と一方
の端子間に遮断部の引出し方向に対して相互に平行な位
置関係で配置され遮断部の引出し方向に分離可能な一対
の接触子によって接続して、遮断部を第二の容器の上記
径大部配置側から引出し可能に構成したので、共通容器
内の一部を課電状態にしたまま遮断部全体を外部へ引出
すことができ、遮断部全体としての点検を行なうことが
できる。しかもその際、遮断部の径大部以外の部分が端
子などに接触して引出しが妨げられたり、損傷したりす
ることなく、容易にかつ安全に引出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の要
部である遮断器の縦断面図、第2図は同ガス絶縁開閉装
置の縦断側面図、第3図は本発明の他の実施例によるガ
ス絶縁開閉装置の要部である遮断器の縦断面図を示す。 2,7……母線用断路器、5……共通容器、11……端
子、12……絶縁筒、13……端子、14……支持絶縁物、15
……線路用断路器、30……遮断器、31……接触子、32…
…固定子、34……可動子、36……絶縁物、38……径大
部、39……接触子、50……第二の容器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通容器内に断路器と共に構成した遮断部
    を有し、この遮断部は、上記共通容器内に2つの端子を
    有して気密に構成した第二の容器内に、可動子側固定部
    によって動作可能に支持されて一方の上記端子へ電気的
    に接続した可動子と、上記第二の容器内で上記可動子と
    対向し他方の上記端子へ電気的に接続した固定子とを有
    して成るガス絶縁開閉装置において、上記可動子側固定
    部と上記固定子間を絶縁物によって電気的に絶縁して機
    械的に連結し、上記固定子と上記他方の端子間を、上記
    遮断部の引出し方向に分離可能な一対の接触子によって
    接続し、上記可動子と上記一方の端子間を、上記可動子
    側固定部の径大部と上記一方の端子間に上記遮断部の引
    出し方向に対して相互に平行な位置関係で配置され上記
    遮断部の引出し方向に分離可能な一対の接触子によって
    接続して、上記遮断部を上記第二の容器の上記径大部配
    置側から引出し可能に構成したことを特徴とするガス絶
    縁開閉装置。
  2. 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項記載のものにお
    いて、上記遮断部は真空バルブで構成し、上記径大部
    は、上記真空バルブの絶縁物製真空容器の可動子側を封
    じる端蓋部に形成したことを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
JP62239943A 1987-09-26 1987-09-26 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0636339B2 (ja)

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JPS6484532A JPS6484532A (en) 1989-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2325005A2 (en) 2008-06-10 2011-05-25 Kaneka Corporation Fluororesin-laminated acrylic resin film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587435U (ja) * 1982-04-02 1983-01-18 三菱電機株式会社 ガスしゃ断器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2325005A2 (en) 2008-06-10 2011-05-25 Kaneka Corporation Fluororesin-laminated acrylic resin film

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JPS6484532A (en) 1989-03-29

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