JPH0636262Y2 - 軸流送風機用消音器 - Google Patents

軸流送風機用消音器

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JPH0636262Y2
JPH0636262Y2 JP1987005463U JP546387U JPH0636262Y2 JP H0636262 Y2 JPH0636262 Y2 JP H0636262Y2 JP 1987005463 U JP1987005463 U JP 1987005463U JP 546387 U JP546387 U JP 546387U JP H0636262 Y2 JPH0636262 Y2 JP H0636262Y2
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JP
Japan
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diameter
sound
axial
blower
absorbing
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JP1987005463U
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JPS63113709U (ja
Inventor
弘 池本
和俊 飯島
Original Assignee
株式会社大氣社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は空気調和設備又は換気設備の軸流送風機前後
に設置し、空気入側及び出側の通風ダクトに接続して使
用する軸流送風機用の消音器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の軸流送風機用消音器は第3図に示すように、ケー
シング形外筒1及びパンチングメタル内筒2との間の空
室に吸音材3を装填した吸音外胴4と、この吸音外胴4
の内部に通風流路5を確保して支持部材6により図示の
如き状態に配設固定される吸音内胴7(この吸音内胴7
は外周に多数の小孔を穿設した孔あき中空体8の内部に
グラスウール等の吸音材9を装填した構造となってい
る)とからなるチューブラー型サイレンサーとして構成
され、このチューブラー型の消音器は空気調和設備又は
換気設備における軸流送風機10の前後に設置し、空気入
側及び出側の通風ダクトB,Cに第3図の如く接続して使
用されるようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来のチューブラー型消音器は吸音
外胴4のパンチングメタル内筒2が通風ダクトB,Cと同
一径の孔あき直筒で形成されているので、前記ダクトB,
Cより径の小さい送風機外筒10a(空気調和設備又は換気
設備においては通常、軸流送風機10の外筒10aより通風
ダクトB,Cの方が大径となっている)と接続するために
は、テーパー状に拡径した送風機入側及び出側2本の接
続筒A,Aが必要となり、コスト的にも接続作業の上でも
不利であるばかりか、接続筒2本分だけ消音器接続長さ
が長くなって、設置スペースを大きくとるという問題が
あった。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記従来の問題点を解決するために、空気調
和設備又は換気設備の軸流送風機とこの前後の空気入側
及び出側の大径な通風ダクトとの間に接続配置して使用
する軸流送風機用消音器であって、外筒とこの内周に配
するパンチングメタル内筒との間の空室に吸音材を装填
してなる構成の吸音外胴と、この吸音外胴のパンチング
メタル内筒より内周部に通風流路を確保して配設固定さ
れた孔あき中空体内に吸音材を装填してなる構成の吸音
内胴とを具備し、且つ前記吸音内胴の直径を軸流送風機
のモータ径或いはハブ径と略同等とし、前記吸音外胴の
少なくともパンチングメタル内筒を、一端が軸流送風機
の外筒直径と同等に縮径し、他端が前記通風ダクトの接
続径と同等に拡径する状態に全長に亘り一定傾斜角度の
テーパー状としたコーン型形状とし、このコーン型形状
のパンチングメタル内筒の一端縮径側を軸流送風機の外
筒に、他端拡径側を通風ダクトに直接接続し得る構成と
したことを特徴とするものである。
〔作用〕
前述の構成の軸流送風機用消音器であれば、コーン型形
状のパンチングメタル内筒の一端縮径側を軸流送風機の
外筒に、他端拡径側を通風ダクトに、従来の如くテーパ
ー状の拡径接続筒を必要とせず、それぞれ直接接続する
ことができ、コストの低減並びに接続作業の簡略化が図
れると共に、設置スペースを小さくできる。しかも、吸
音内胴の直径が適切で、且つ吸音外胴の拡縮度(テーパ
ー状態)が全長に亘りなだらかで一定傾斜角度であるの
で、風量・静圧・流速が高い特性の軸流送風機に直結し
たにもかかわらず、損失圧力が小さく、気流の整流効果
もあって、送風機特性を損なうことなく、送風機の翼に
疲労を与えて破損を招いたり気流による発生音・振動な
どを少なくでき、パンチングメタル内筒が直筒構成の従
来のチューブラー型消音器に比し、大きい消音効果が得
られる。
〔実施例〕
以下、この考案の第1実施例を第1図及び第1図(a)
に従い説明するこの第1図の実施例に関わる消音器は、
空気調和設備又は換気設備の軸流送風機10とこの前後の
空気入側及び出側の大径な通風ダクトB,Cとの間に接続
配置して使用する軸流送風機用消音器である。この消音
器は。ケーシング形外筒11とこの内周に配するパンチン
グメタル内筒12との間の空室に吸音材13を装填してなる
構成の吸音外胴14と、この吸音外胴14のパンチングメタ
ル内筒12より内周部に通風流路15を確保して支持部材16
により配設固定され外周に多数の小孔を穿設した孔あき
中空体18内にグラスウール等の吸音材19を装填してなる
構成の吸音内胴17とを具備している。
前記吸音内胴17の直径は図示のように軸流送風機10のモ
ータ径或いはハブ径と略同等とされている。また、前記
吸音外胴14のパンチングメタル内筒12は、一端が軸流送
風機10の外筒10aの直径dと同等に縮径し、他端が前記
通風ダクトB,Cの接続径Dと同等に拡径する状態に、全
長に亘りなだらかな一定傾斜角度のテーパー状としたコ
ーン型形状とされている。
このコーン型形状の消音器の吸音外胴14のパンチングメ
タル内筒12の一端縮径側を軸流送風機10の外筒10aにフ
ランジ接合或いは溶接等の手段により直接接続し、他端
拡径側(接続口部11a)を前記空気入側及び出側通風ダ
クトB,Cにボルト接合或いは溶接等の手段により直接接
続している。
こうした構成の軸流送風機用消音器においては、コーン
型形状のパンチングメタル内筒12の一端縮径側を軸流送
風機10の外筒10aに、他端拡径側を通風ダクトB,Cに、従
来の如くテーパー状の拡径接続筒A,Aを必要とせず、そ
れぞれ直接接続することができて、コストの低減並びに
接続作業の簡略化が図れると共に、設置スペースを小さ
くできる。しかも、吸音内胴17の直径が適切で、且つ吸
音外胴14の拡縮度(テーパー状態)が全長に亘りなだら
かで一定傾斜角度であるので、風量・静圧・流速が高い
特性の軸流送風機に直結したにもかかわらず、損失圧力
が小さく、気流の整流効果もあって、送風機特性を損な
うことなく、送風機の翼に疲労を与えて破損を招いたり
気流による発生音・振動などを少なくでき、パンチング
メタル内筒が直筒構成となっている従来のチューブラー
型消音器に比し、大きい消音効果が得られるようにな
る。
第2図は本考案の第2の実施例を示すもので、この第2
の実施例に係わる消音器は前記吸音外胴14のケーシング
形外筒11とパンチングメタル内筒12の両方をコーン型形
状に構成し、このパンチングメタル内筒12の一端突出部
12bを軸流送風機10の外筒直径dに対応させ、他端突出
部12aを前記通風ダクトB,Cの接続径Dに対応させて、前
記通風ダクトB,C及び送風機外筒10aにフランジ接合,溶
接等の手段により直接接続し得るように構成している。
その他の構成は第1図に示すものと同様であるから、同
一部分に同符号を付して詳細な説明は省略する。
〔考案の効果〕
この考案の消音器は消音外胴14の少なくともパンチング
メタル内筒12を前記のようなコーン型形状に構成したも
のであるから、従来のようなテーパー状の拡径接続筒A,
Aを用いなくても、送風機外筒10a及び通風ダクトB,Cに
直接接続することが可能となる。このためコスト的にも
接続作業の上でも有利であり、また接続筒の介入長さ分
だけ消音器接続長さが短くなって、設置スペースを小さ
くすることができる。
更に、消音外胴14のパンチングメタル内筒12がコーン型
に構成されている本考案の消音器は、前記パンチィング
メタル内筒が直筒構成となっている従来のチューブラー
型消音器に比して、大きい減音性能が得られ、また気流
の整流効果もあり、圧力損失が小さいという性能上の作
用効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例に係わる消音器の構造を
軸流送風機及び通風ダクトとの接続関係で示した縦断面
図、第1図(a)は同消音器を線図で示した概略構成
図、第2図は本考案の第2の実施例に係わる消音器の構
造を軸流送風機及び通風ダクトとの接続関係で示した要
部断面図、第3図は従来のチューブラー型消音器の構造
を軸流送風機及び通風ダクトとの接続状態で示した一部
断面図である。 A……テーパー状の拡径接続筒、B……空気入側の通風
ダクト、C……空気出側の通風ダクト、D……ダクト接
続径、10……軸流送風機、10a……同送風機外筒、d…
…送風機外筒の直径、11……吸音外胴の外筒、12……パ
ンチングメタル内筒、13……吸音材、14……吸音外胴、
15……通風流路、16……内胴支持部材、17……吸音内
胴、18……孔あき中空体、19……吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和設備又は換気設備の軸流送風機と
    この前後の空気入側及び出側の大径な通風ダクトとの間
    に接続配置して使用する軸流送風機用消音器であって、
    外筒とこの内周に配するパンチングメタル内筒との間の
    空室に吸音材を装填してなる構成の吸音外胴と、この吸
    音外胴のパンチングメタル内筒より内周部に通風流路を
    確保して配設固定された孔あき中空体内に吸音材を装填
    してなる構成の吸音内胴とを具備し、且つ前記吸音内胴
    の直径を軸流送風機のモータ径或いはハブ径と略同等と
    し、前記吸音外胴の少なくともパンチングメタル内筒
    を、一端が軸流送風機の外筒直径と同等に縮径し、他端
    が前記通風ダクトの接続径と同等に拡径する状態に全長
    に亘り一定傾斜角度のテーパー状としたコーン型形状と
    し、このコーン型形状のパンチングメタル内筒の一端縮
    径側を軸流送風機の外筒に、他端拡径側を通風ダクトに
    直接接続し得る構成としたことを特徴とする軸流送風機
    用消音器。
JP1987005463U 1987-01-20 1987-01-20 軸流送風機用消音器 Expired - Lifetime JPH0636262Y2 (ja)

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JPS63113709U JPS63113709U (ja) 1988-07-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008138687A (ja) * 2008-01-28 2008-06-19 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ブロア排気騒音の消音装置取付方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520713U (ja) * 1978-07-28 1980-02-09
JPS60170100U (ja) * 1984-04-20 1985-11-11 松下精工株式会社 軸流送風機用消音装置
JPS61159700U (ja) * 1985-03-25 1986-10-03

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