JPH0636252U - シールド式電気コネクターアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーツの数が最小限で、コネクターのシール
ドにコネクターのグラウンドプレーンを直接連結するこ
とを含む、組立が簡単で製造が容易なシールド式電気コ
ネクターを提供するにある。 【構成】 シールド式電気コネクターアセンブリ２６、
３８は、絶縁体２６、３８、絶縁体に取り付けられる端
子６２、８６、及び絶縁体の回りの導電性シールド４
０、６８を具備する。絶縁体は、絶縁体の外側に突き出
すウィング６０ａ、８４ａを有す、プレートのようなグ
ラウンドプレーン６０、８４の回りにオーバーモールド
される。シールドは、グラウンドプレーンのウィングが
その中に挿入されるスロットを有すことにより、シール
ド内に絶縁体を取り付け、グラウンドプレーンをシール
ドと導電的に連結するのを促進する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、電気コネクターの技術に関し、特に、グラウンドプレーンを具備 する、シールド式電気コネクターのアセンブリまたはシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】

シールド式電気コネクターは多くの応用例で使用され、信号、データ、または それのような、シールド式コネクターが終端となる適切な回線またはケーブルを 経由して送信される類似物に関する無線周波数妨害（ＲＦＩ）または電磁妨害雑 音（ＥＭＩ）あるいはその両方から保護する。端子などのコネクターアセンブリ のさまざまな内部構成要素を囲む、プレス加工が施され成形された薄板材料など からできているメタルシールドを具備するシールド式電気コネクターの設計を含 む多岐に渡るシールド式電気コネクターの設計がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

シールド式電気コネクターに常につきまとう問題点の一つは、それらが多くの 異なった部品から製作されており、容易に組み立てることができないという点で ある。特定の電気コネクターの設計の必要な構成要素もしくは従来の構成要素の すべてが必要とされ、なんらかの遮蔽手段を付加しても単に問題が大きくなるに 過ぎない。

【０００４】 シールド式電気コネクターアセンブリは、ＲＦＩまたはＥＭＩあるいはその両 方に対する保護をさらに強化する為にグラウンドプレーンを取り入れることが望 ましい場合に、さらにその不適当な複雑さの度合いが増す。グラウンドプレーン は多様な構成からできているが、グランドプレーンがコネクターのシールドに連 結されることがある。

【０００５】

【目的】 本考案は、パーツの数が最小限で、コネクターのシールドにコネクターのグラ ウンドプレーンを直接連結することを含む、組立が単純で、製造が容易なシール ド式電気コネクターを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決する為の手段、作用】

本考案に於いては、シールド式電気コネクターアセンブリは、絶縁体、絶縁体 上に取り付けられた端子、および絶縁体の回りの導電シールドを具備する。本考 案は、シールドがスロット手段を具備し、絶縁体がシールドのスロット手段内で 相互に噛み合うようにそこから突き出しているウィング手段を有する導電性グラ ウンドプレーンを取り付け、それによってシールド内に絶縁体を取り付けるだけ ではなく、グラウンドプレーンをシールドと導電的に連結するという二重の機能 を果たすことを意図している。

【０００７】 ここに示されるように、絶縁体、端子およびグラウンドプレーン手段はすべて 単一のモジュールに取り込まれ、絶縁体は少なくとも部分的に端子およびグラウ ンドプレーンの部分の回りにオーバーモールドされる。そのモジュールは導電シ ールド内で単に組み立てられている。

【０００８】 更にアセンブリを簡略化するために、グラウンドプレーン手段が絶縁体の側面 に沿って露出しているエッジを備えたプレートのような部材という形態で提供さ れ、そのエッジはシールドのスロット手段内で相互に噛み合うことができるウィ ング手段を限定している。シールドは、プレス加工および成形が行われた薄板材 で製作され、プレートのようなグラウンドプレーンのエッジを受け入れるために その対応する側面にスロットを有する。アセンブリ内では、グラウンドプレーン のエッジは、シールドのスロットの中に単にスライドし、モジュールをシールド 内に取り付けると同時に、グラウンドプレーンを導電的にシールドと連結する。 本考案のシールド式電気コネクターアセンブリを組み立てるには、外部からのそ の他の構成要素の取り付け作業または連結作業、あるいはどのような手段も必要 とされない。

【０００９】

【実施例】

図面を詳細に参照すると、図１と２は、図３と４に於いて通常２２と示される 複合雄コネクター装置と噛み合わすための、通常は２０と示される複合雌コネク ター装置を示している。図１−４に於いては、単に本考案のシールド式電気コネ クターのアセンブリまたはシステムの応用例を示すことを目的として提供されて おり、制限を課していると考えるべきではない。複合雌コネクター装置２０（図 １と２）は、例えばポータブル式または可動電話装置のハンドセットに使用され る可能性がある。複合雄コネクター装置２２（図３と４）は、可動電話の基礎装 置のクレードルに使用される可能性がある。複合雌コネクター手段１０は、ハウ ジングの左端に限定されるデータコネクター部分の複数の端子２５を取り付ける ための延長型絶縁体２４を具備すると言えば十分である。通常２６と示されるシ ールド式信号電気コネクターアセンブリは、ハウジングの右端に取り付けられ、 本考案の概念を取り入れている。ＤＣジャック２８は、ハウジングの両端の中間 に配置される。ハウジング２４の左端にあるジャック２８及びデータコネクター 部分は本考案の一部とはならないが、単に例示目的で示され、本考案のシールド 式電気アセンブリ２６の応用例を示している。

【００１０】 同様に、複合雄コネクター装置２２（図３と４）は、複合雌コネクター装置２ ０（図１と２）のデータ端子２５と噛み合わせるための端子３２を含んだ、プラ スチック材または類似物で成形され、その左端にあるデータコネクター部分を限 定する延長型絶縁ハウジング３０を具備する。ＤＣプラグ３４は、複合雌コネク ター２０のコネクターハウジング２４のＤＣジャック２８と噛み合わせるための ハウジング３０の両端の中間に取り付けられ、プラグはプラグのケーブル成端の 結尾となるはんだカップ３６（図４）を備える。複合雄コネクター装置２２では 、本考案は、通常３８と示されるシールド式信号電気コネクターアセンブリに取 り入れられ、図１の複合雌コネクター装置２０のシールド式電気コネクターアセ ンブリ２６と噛み合わせる為にハウジング３０の右端に取り付けられる。

【００１１】 図１と２に関連して図５と６を参照し、更に特定すると、シールド式電気コネ クターアセンブリ２６（図１）は、通常は４２と示される（図６−８）端子／グ ラウンドプレーンモジュールがその中に組み立てられる、通常は４０と示される （図５）シールドを具備する。シールド４０は、通常、上部壁４４、底壁４６、 一対の側壁４８、部分的な結尾壁５０、およびモジュール４２がその中に組み立 てられる開放結尾５２によって限定されるボックス型をしている。シールドは、 プレス加工および成形が行われた薄板材で単一的に製作され、上部壁および下部 壁の４４と４６のそれぞれが、ハウジング２４に取り付けられた時に、そこから プレス加工され、ハウジング２４（図１）のプラスチック材にしっかりかませる ために外側に曲げられる保持タブ５２を有する。ソケット５４は、同軸ケーブル を受け入れるために、下部壁４６と部分的な結尾壁５０の継ぎ目で成形される。

【００１２】 シールド４０の両方の側面４８はスロット５６を具備し、前述のように、シー ルド内にモジュール４２を取り付け、モジュールのグラウンドプレーンをシール ドに導電的に連結する作業を促進する。スロットは面取りされた開放結尾５６ａ を有し、スロットが矢印Ａで示されるように、モジュール４２の挿入方向を限定 する向きにあることに注意する必要がある。

【００１３】 端子／グラウンドプレーンモジュール４２（図６−８）は、プレートのような グラウンドプレーン６０の回りにオーバーモールドされる絶縁体５８を具備する 。また、絶縁体は、通常は６２と示される端子の中間部分の回りにオーバーモー ルドされる。端子は接点結尾６４及びケーブル成端結尾６６を有す。ケーブル成 端結尾は、シールドソケット内に保持されている同軸ケーブルの導体で終端する 為に、シールド４０のソケット５４内で直線化することが可能なソケットを形成 する。

【００１４】 図７と８で最もよく理解されるように、グラウンドプレーン６０はプレートの ような部材で、絶縁体５８から外に突き出しているウィングを限定する一対の反 対結尾６０ａを具備する。シールド式電気コネクターアセンブリ２６のアセンブ リでは、端子／グラウンドプレーンモジュール４２（図６−８）全体が、矢印Ａ の方向でシールド４０（図５）の開放結尾５２に挿入される。組み立ての間、プ レートのようなグラウンドプレーン６０のエッジまたはウィング６０ａは、シー ルドの反対側の側壁４８のスロット５６の中に重なり合うか、スライドする。ス ロットは、グラウンドプレーン及びシールドの間の導電性を強化する為に、グラ ウンドプレーンのウィングの厚さより僅かに狭く、十分にきつく適合すべきであ る。従って、グラウンドプレーン（つまり、そのエッジまたはウィング）が、（ １）シールド内にモジュール４２全体を取り付け、（２）グラウンドプレーン及 びシールドの間の導電的な連続性を確立するという二重の役割を果たすことが理 解できる。

【００１５】 図３及び４に関連して図９−１３を参照すると、シールド式電気コネクターア センブリ２６（図１と２）に関連し前述される本発明の概念は、シールド式電気 コネクターアセンブリ３８（図３と４）の次の説明と同様である。言い替えれば 、シールド式電気コネクターアセンブリ３８の非常に単純な構造及び単純な組立 は、シールド式電気コネクター２６のそれと同じである。

【００１６】 図９−１１を最初に参照し更に特定すると、シールド式電気コネクターアセン ブリ３８は、上部壁７０、分岐下部壁７２、一対の反対側面７４及び開放結尾７ ６（図９）を具備する、通常は６８と示される、ボックスのようなシールドを具 備する。ソケット７７は、同軸ケーブルを受け入れるために、上部壁７０の続き として後方に突き出す。シールド４０と同様に、シールド６０は薄板材をプレス 加工し、成形した単一の構造物で、側壁７４は複合雄コネクター装置２２（図３ と４）のハウジング３０のプラスチック材に噛み合わせるために、プレス加工が 施され、外側に成形された保持タブを具備する。

【００１７】 図１２と１３を参照すると、シールド式電気コネクターアセンブリ３８は、通 常は８０と示される端子／グラウンドプレーンモジュールを具備する。モジュー ルは、プレートのようなグラウンドプレーン８４の回りにオーバーモールドされ る絶縁体８２を具備する。絶縁体も、ソケット内に保持される同軸ケーブルの導 体に終端するために、シールド内で組み立てられると、シールドのソケット７７ と直線になるソケット８８を有する、通常は平らな端子の回りにオーバーモール ドされる。

【００１８】 図１２で最もよく理解されるように、グラウンドプレーン６０と同様に、プレ ートのようなグラウンドプレーン８４は、絶縁体８２から外側に突き出す一対の エッジまたはウィング８４ａを具備する。モジュールは、矢印Ｂ（図９）の方向 でシールド６８の中に差し込まれる。アセンブリ内では、グラウンドプレーンの エッジまたはウィング８４が、シールドの側壁７４内に成形されるスロット９０ の中に重なり合うか、スライドする。従って、再び、グラウンドプレーン（つま り、そのエッジまたはウィング）とシールド６８の間の協力は、シールド式電気 コネクターアセンブリ２６のモジュール４２とシールド４０に関連して上述され たのと同じである。言い替えれば、スロット９０内で組み立てられているグラウ ンドプレーンのウィングが（１）シールド６８内にモジュール８０を取り付ける のと（２）グラウンドプレーンを導電的にシールドに連結するのに有効であると いう点で、二重の役割が提供されている。その場合、組み立てられたコネクター アセンブリは、図３と４に見られるように、単に、複合雄コネクター装置２２の ハウジング３０内でそっくり組み立てられただけである。

【００１９】 上述から、シールド式電気コネクターアセンブリ２６及び３８の単純な製造及 び組立の容易さは、すぐに分かる。コネクターアセンブリの絶縁体５８及び８２ は、グラウンドプレーン６０及び８４のそれぞれだけではなく端子６２及び８６ の回りに容易かつ単純にオーバーモールドされる。その場合、これらのモジュー ルは、グラウンドプレーンのウィングをシールドの側壁に単にスライドすること により、そのそれぞれのシールド４０及び６０内に容易に取り付けられる。これ らのコネクターアセンブリは、その時点において、本質的にそれ自体完全なシー ルド式電気コネクターアセンブリであるが、これらのコネクターアセンブリは、 それぞれ複合雌コネクター装置２０及び複合雄コネクター装置２２などの複合コ ネクター装置用サブアセンブリとしてすぐに使用することもできる。外部からの 取り付け作業、或いは絶縁体、端子、グラウンドプレーン及びシールド自体以外 のアセンブリ構成要素を必要とせずに、効果的なシールド式コネクターアセンブ リを提供するには、パーツはほとんど必要とされていないことが分かる。

【００２０】 最後に、図１４と１５は、シールド式電気コネクターアセンブリ２６’及び３ ８’の分解された部分が切替えコネクターシステムで図解されている本考案の代 替実施例を示している。コネクターアセンブリ２６’は、それがプレートのよう なグラウンドプレーン６０’の回りにオーバーモールドされる絶縁体５８’を含 むモジュールがその中に組み立てられているシールド４０’を具備するという点 で、コネクターアセンブリ２６と同様である。ただし、一対の端子６２’のそれ ぞれは電気的に噛み合っている接点結尾６４’を具備することが分かる。同様に 、コネクターアセンブリ３８は、絶縁体８２’及びプレートのようなグラウンド プレーン８４’を含むモジュールがその中に組み立てられているシールド６８’ を具備する。絶縁体は、平坦な端末８６’だけではなくグラウンドプレーンの回 りにもオーバーモールドされる。図１４は、噛み合っていない状態のコネクター アセンブリ２６’及び３８’を示している。図１３の端子８６のように、端子８ ６は絶縁体８２’の末梢結尾９２から間隔が空けられている。

【００２１】 従って、コネクターアセンブリ２６’及び３８’が図１５に示されるように噛 み合っている場合、絶縁体８２’の末梢結尾または突出部分９２が端子６２’の 接点結尾６４’を分離し、端子８６’が上部端子６２’と電気的な接続を行う前 に、端子６２’間の電気的な接続が破壊されているか、その間の切替えが開かれ ている「ブレークビフォアメーク」システムを提供する。

【００２２】 図１５は、また、コネクターアセンブリが噛み合っている場合に、グラウンド プレーン６０’及び８４’が絶縁体８２’の突出部分９２内で互いに隣接するこ とも示す。これにより、噛み合ったコネクターアセンブリを通して導電性グラウ ンドプレーンが連続的に設立される。また、グラウンドプレーン８４（図１３） は絶縁体８２の突出部分内で窪んでいないが、コネクターアセンブリ２６（図１ と２）がコネクターアセンブリ３８（図３と４）と噛み合わされている場合に、 これが当てはまる。コネクターアセンブリ２６及び３８が、複合雌コネクター装 置２０を複合雄コネクター装置２２に噛み合わせるのに応えて、グラウンドプレ ーン６０及び８４は単に隣接する。

【００２３】 図１６は、シールド式電気コネクターアセンブリを本考案に準じて取り入れて いる雄コネクター装置の分解等測図である。

【００２４】

【考案の効果】

以上詳述した如く本考案によれば、パーツの数が最小限で、コネクターのシー ルドにコネクターのグラウンドプレーンを直接連結することを含む、組立が簡単 で製造が容易なシールド式電気コネクターを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に準じてシールド式電気コネクターアセ
ンブリを取り入れている複合雌コネクターの図である。

【図２】図１のコネクター装置の側面の立面図である。

【図３】本考案に準じてシールド式電気コネクターアセ
ンブリを取り入れている複合雄コネクターの図である。

【図４】図３のコネクター装置の側面の立面図である。

【図５】図１の線５−５の方向に取られる、複合コネク
ター装置から隔離された、シールド手段を通した垂直の
断面図である。

【図６】図１のコネクター装置内に取り入れられ、図５
のシールド内に取り付けられるコネクターアセンブリの
端子／グラウンドプレーンモジュールの側面の立面図で
ある。

【図７】図６のモジュールの左端に向かって見える端の
立面図である。

【図８】図６のモジュールの右端に向かって見える端の
立面図である。

【図９】図３および４の複合コネクター装置内に取り入
れられたコネクターアセンブリのシールドの側面の立面
図である。

【図１０】図７のシールドの底の図である。

【図１１】図７のシールドの右端に向かって見える端の
立面図である。

【図１２】図９−１１のシールドの中に挿入可能な端子
／グラウンドプレーンモジュールの端の立面図である。

【図１３】図１２の線１３−１３に沿って一般的に取ら
れる縦の断面図である。

【図１４】合わされていない状態で、切替えシステムの
代わりの実施例に取り入れられた、一対の合わせるシー
ルド式電気コネクターアセンブリを通した部分的な断面
図である。

【図１５】図１４の断面図に類似した断面図であり、コ
ネクターアセンブリが合わさった状態にある図である。

【図１６】本考案に準じてシールド式電気コネクターア
センブリを取り入れる雄コネクター装置の分解図であ
る。

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 絶縁体２６、３８、絶縁体に取り付けら
   れた端子６２、８６、及びプレス加工し、成形した薄板
   材から製作される、絶縁体の回りの電導性シールド４
   ０、６０を具備するシールド式電気コネクターアセンブ
   リ２６、３８であって、改良点が前記シールドの反対側
   壁４８、７４でのスロット手段５６、９０を含む前記シ
   ールド４０、６８を具備し、前記絶縁体２６、３８が、
   シールドのスロット装置内で相互に噛み合うために、反
   対側の側面に向かって絶縁体の反対側面から外側に突き
   出すウィング装置６０ａ、８４ａを限定するエッジを有
   すプレートのような部材を具備するシールド内で電導性
   グラウンドプレーン６０、８４を取り付けることによっ
   て、シールド内に絶縁体を取り付け、グラウンドプレー
   ンをシールドと電気的に連結するのを容易にするシール
   ド式電気コネクターアセンブリ。
2. 【請求項２】 前記絶縁体２６、３８が、オーバーモー
   ルドされた絶縁体の側面でそこから露出されるエッジ６
   ０ａ、８４ａを有すグラウンドプレーン６０、８４の回
   りに少なくとも部分的にオーバーモールドされるプラス
   チック構成要素を具備する、請求項１記載のシールド式
   電気コネクターアセンブリ。
3. 【請求項３】 前記シールドのスロット装置がシールド
   ４０、６８の反対側面４８、７４上に一対のスロット５
   ６、９０を具備し、前記プレートのような部材６０、８
   ４がオーバーモールドされた絶縁体２６、３８の外側に
   露出され、それぞれシールドのスロットで相互に噛み合
   わせることができる反対側エッジ６０ａ、８４ａを有す
   る、請求項２記載のシールド式電気コネクターアセンブ
   リ。
4. 【請求項４】 前記シールド４０、６８が、絶縁体２
   ６、３８がアセンブリ内でその中に挿入可能な開放結尾
   ５２、７６を有し、スロット５６、９０が、絶縁体がシ
   ールド内に挿入された時にプレートのような部材６０、
   ８４のエッジ６０ａ、８４ａがスロットの中にスライド
   できるように、絶縁体の挿入方向Ａ、Ｂの向きにある、
   請求項３記載のシールド式電気コネクターアセンブリ。
5. 【請求項５】 前記絶縁体２６、３８が、一部のグラウ
   ンドプレーン６０、８４の回りに少なくとも部分的にオ
   ーバーモールドされるプラスチック構成要素を具備す
   る、請求項１記載のシールド式電気コネクターアセンブ
   リ。
6. 【請求項６】 前記絶縁体２６、３８が一部の端子６
   ２、８６の回りに少なくとも部分的にオーバーモールド
   される、請求項５記載のシールド式電気コネクターアセ
   ンブリ。
7. 【請求項７】 絶縁体２６、３８がアセンブリでその中
   に挿入可能な開放結尾５２、７６を有し、前記スロット
   装置５６、９０が前記ウィング装置６０ａ、８４ａが、
   絶縁体がシールドに挿入されたときにスロット装置の中
   に滑り込むことができるように、絶縁体の挿入方向Ａ、
   Ｂを向いている、請求項１記載のシールド式電気コネク
   ターアセンブリ。
8. 【請求項８】 シールドの前記スロット装置がシールド
   ４０、６８の反対側４８、７４上に一対のスロット５
   ６、９０を具備し、前記グラウンドプレーンが、絶縁体
   ２６、３８の外側に露出され、それぞれのシールドのス
   ロットの中に滑り込ませることができる反対側エッジ６
   ０ａ、８４ａを有すプレートのような部材６０、８４を
   具備する、請求項７記載のシールド式電気コネクターア
   センブリ。