JPH0636183U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH0636183U
JPH0636183U JP5141992U JP5141992U JPH0636183U JP H0636183 U JPH0636183 U JP H0636183U JP 5141992 U JP5141992 U JP 5141992U JP 5141992 U JP5141992 U JP 5141992U JP H0636183 U JPH0636183 U JP H0636183U
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JP5141992U
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Inventor
義高 宮坂
英夫 船山
Original Assignee
株式会社大興電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板用、超薄形の電磁継電器におい
て、板状の永久磁石を精度よく安定した位置に固定する
ことにより、単安定形の電磁継電器を得ること。 【構成】 受台27に設けた切り欠き部27aに、板状
の永久磁石26を保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、プリント基板用、超薄形の電磁継電器として好適な電磁 継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電話機関連機器用に用いられる超小形の電磁継電器として、いわゆる シーソーバーランス機構を採用したものが知られている。 第2図はこのシーソーバランス機構の動作原理図で、コイル3が巻かれた鉄心 1とこれに続く継鉄2a,2bはU字状に形成され、このU字状構造の先端部、 すなわち継鉄2a,2bの端部間にN−S−N極に着磁された永久磁石4が取り 付けられている。そして、接点端子が取り付けられ、永久磁石4の中央部の回動 軸6を中心に回転し、シーソー運動するようになされている接極子5が永久磁石 4の上に載置されている。 このような構造において、コイル3に電流が流れていない場合は、永久磁石4 による磁束F1が第2図で点線の矢印の示した方向に流れ、永久磁石4のN極に 対して、接極子5の端部5bがS極となり、継鉄2bと接触した状態を保持する 。コイル3による磁束F2が第2図に実線で示した矢印の方向に流れると、継鉄 2bのN極磁性が弱められ端部5bが継鉄2bに反発し、一方継鉄2aはN極磁 性が強められ、接極子5の端部5aを引き寄せ、接触する。 この接極子5の端部5aと、継鉄2aとが接触した状態から、再び、第2図に 示した状態、すなわち、接極子5の端部5bと、継鉄2bとが接触する状態に戻 すには、磁束を、第2図に実線で示した矢印の方向とは、逆方向に発生させれば よい。 第3図は、上述したシーソーバーランス機構の動作原理を用いた、従来の電磁 継電器の例を示す図であり、第2図と同等なものには同一の符号を付してある。 同図において、9は可動ばね、11は接極子5の中央部に設けられた可動ばね 支持部材である。可動ばね9は支持部材11に支持され、接極子5によって、駆 動され、一方の端部が、例えば基台に設けられたNO接点端子7と、他方端部が 基台に設けられたNC接点端子8と電気的に接続する。10は、可動ばね9の中 央部が接続される共通端子である。
【0003】
【考案が解決しょうとする問題点】
上述した従来の小形電磁継電器においては、接極子5の回動軸6を中心として 永久磁石4による磁束密度が左右対称として、双安定形となっているので、単安 定形のものを作る場合には、例えば永久磁石4の形状を左右非対称として、磁束 密度が非対称となるようにすればよいが、非常に複雑な形状を製造しなければな らないため、製造上そしてコスト的に不都合があった。 また、永久磁石4の形状を変えずに、単安定形のものを作る場合には、着磁を 非対称とする必要があり、製造上複雑な着磁装置が必要となる欠点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
そのため、本考案は中央部及び両端部に電気的接点が形成された電気的接点形 成部と、回転軸を中央部を有し、上記回転軸を中心としてシーソー運動する接極 子と、上記接極子と基台の電気的接点形成部との間に配置された可動ばねと、コ イルが巻かれた鉄心と、この鉄心の両端部から、この鉄心に直交する方向に延び 、全体としてコ字状の電磁石と、該コ字形の電磁石の間に保持される板状で絶縁 物から成る受台と、該受台の一方に設けた切り欠き部に保持されるとともに上記 コ字形の電磁石の一辺と接磁する板状の永久磁石と、上記接極子と、上記永久磁 石との間に配置され、上記接極子の回転軸位置と対応する位置に上記接極子に対 抗する片面側に突出しこの接極子のシーソー運動の支点となる細条突起を有する と共に上記接極子に押圧力を与える押圧片を有する平行ばねとを備え、上記電磁 石のコイルが通電されることによって、上記接極子のシーソー運動が行なわれ、 この接極子と可動ばねとの間に介在する絶縁性のカードを介して、上記接極子の シーソー運動に応じて、上記可動ばねが押圧されて、上記基台の接点部と可動ば ねの接点部とが接続または離間するようにしたものである。
【作用】 電磁石20のコイルが通電されることによって、接極子31のシーソー運動が 行なわれ、この接極子31と可動ばね34との間に介在する絶縁性のカード33 a,33bを介して、上記接極子31のシーソー運動に応じて、上記可動ばね3 4が押圧されて、基台40の接点部と可動ばね34の接点部とが接続または離間 するようになされる。
【0005】
【実施例】
第1図は、この考案の一実施例の超小形電磁継電器の分解斜視図である。 同図において、40はプリント基板等に載置される基台で、回転軸ガイド溝が 設けられている。34は可動ばねで、その回転軸となる連結部材36を有する。 31は板状の接極子で、32はその回転軸である。 28は板状の平衡ばね、20は電磁石である。 そして、27は板状で絶縁物から構成された受台で、例えば図上、上面がN極 に、下面部がS極に着磁された板上の永久磁石26を保持するとともに位置を規 制するための切り欠き部27aを設けている。 同図において、20は電磁石である。21は鉄心に巻回した巻線、23a,2 3bは、樹脂等からなる巻枠つば、22a,22bは、上述した鉄心の両端部を 折り曲げた継鉄であり、全体としてコ字状となっている。27は、継鉄22aと 22bとの間で挟まれて保持される板状で絶縁物からなる受台で、例えば図上、 上面部がN極に下面部がS極に着磁された板状の永久磁石26を受台27に設け た切り欠き部27aに保持するとともに、その位置を規制している。従って永久 磁石26の一端面26aが継鉄22aの内壁22cと接磁されるるとともに制度 よく規制され、電磁継電器を単安定形に構成している。 31は、板状の接極子であり、この接極子31の長手方向の中央部には回転軸 32が形成されている。 33a,33bは、積極子31の可動ばね34側の片面部に設けられた絶縁性 カード、つまり、絶縁性の突起部である。 28は、永久磁石26と接極子31との間に配される板状の平衡ばねである。 29a,29bはこの平衡ばね28の両側に設けられた側面ばねである。30a ,30bはこの平衡ばね28に形成されたへ字状の接極子押圧片である。 接極子31は、継鉄22aと22bとを橋渡するように配置され、受台27、 と接極子31との間に、永久磁石26、そして平衡ばね28が配置される。 34は、接極子31と基台40の電気的接点形成部41との間に配置される可 動ばねである。この可動ばね34は、それぞれ板状ばね部材35a及び35bと 、これら板状ばね部材35a及び35bの中央部を連結する連結部材36からな る。板状ばね部材35aの中央部は、中央電気的接点37aそして両端部には端 部電気的接点部38a,38cが形成されている。また、他の板状部材35bの 中央部には、中央電気的接点部37b、そして両端部には端部38b,38dが 形成されている。 この可動ばね34は、接極子31のカード33a,33bに押圧され、中央電 気的接点部37a,37bを中心として、シーソー運動する。 40は、プリント基板等に載置される基台である。この基台40には電気的接 点形成部41が設けられる。この形成部41において、42a及び42bは、そ れぞれ板状ばね部材35a及び35bの中央接点部37a及び37bと接触する 電気的接点部である。また、43a及び43bは、ばね部材35a及び35bの シーソー運動にともなって、それぞれ、ばね部材35a及び35bの端部接点部 38a及び38bと接触あるいは離間する電気的接点部である。43c,43d は、ばね部材35a及び35bのシーソー運動にともなって、それぞれ、ばね部 材35a及び35bの端部接点部38c及び38dと、接触あるいは離間する電 気的接点部である。 47〜52は、プリント基板等に設けられた孔に挿入される基台40から導入 された出力ピンである。 次に動作について説明すると、受台27側がN極に、そして平衡ばね28側が S極に着磁された永久磁石26の一端部26aが、継鉄22aの内壁22cと接 触しているので、永久磁石26の磁束は、継鉄22a側を流れる磁束密度が大き いので、電磁石20が通電されていない時は、接極子31が継鉄22aと接触し て安定状態となっている。電磁石20が通電されて、継鉄22a側を流れる磁束 は弱められ、逆に継鉄22b側を流れる磁束が強められる方向になると、接極子 31は時計方向に回転し、継鉄22aから離れて、継鉄22bと接触する。そし て、電磁石20の磁束が流れている限り、接極子31は継鉄22bと接触した状 態を保つが、電磁石20への通電が停止され、電磁石20の磁束がなくなると、 接極子31は時計方向とは逆に回転して、元の安定状態、つまり、接極子31と 継鉄22aとが接触する状態に復帰する。
【0006】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案によれば板状の永久磁石26が受台27に設けた 切り欠き部27aに保持されるともに、その位置も規制されるので、永久磁石2 6の一端面26aが継鉄22aの内壁22cと接磁されるとともに、制度よく規 制することができる。従って、電磁継電器を簡単に単安定形に構成するこちがで きる。また、一方向に積み上げれば、継電器を組み立てられるので、組み立て作 業が容易であり、組み立て作業の自動化も可能である。 なお、受部27に設けた切り欠き部27aによって、板状の永久磁石26が制 度よく保持されるので、安定した位置に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による一実施例の分解斜視図である。
【図2】電磁継電器の動作原理図である。
【図3】従来の技術による電磁継電器の斜視図である。
【符号の説明】
20 電磁石 21 鉄心 22a,22b 継鉄 26 永久磁石 27 受台 28 平衡ばね 31 接極子 32 回転軸 33a,33b カード 34 可動ばね 36 連結部 37a,37b 中央接点部 38a〜38d 端部接点部 40 基台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部及び両端部に電気的接点が形成さ
    れた電気的接点形成部と、回転軸を中央部に有し、上記
    回転軸を中心としてシーソー運動する接極子と、上記接
    極子と基台の電気的接点形成部との間に配置された可動
    ばねと、コイルが巻かれた鉄心と、この鉄心の両端部か
    ら、この鉄心に直交する方向に延び、全体としてコ字状
    の電磁石と、該コ字形の電磁石の間に保持される板状で
    絶縁物から成る受台と、該受台の一方に設けた切り欠き
    部に保持されるとともに上記コ字形の電磁石の一辺と接
    磁する板状の永久磁石と、上記接極子と、上記永久磁石
    との間に配置され、上記接極子の回転軸位置と対応する
    位置に上記接極子に対抗する片面側に突出しこの接極子
    のシーソー運動の支点となる細条突起を有すると共に上
    記接極子に押圧力を与える押圧片を有する平行ばねとを
    備え、上記電磁石のコイルが通電されることによって、
    上記接極子のシーソー運動が行なわれ、この接極子と可
    動ばねとの間に介在する絶縁性のカードを介して、上記
    接極子のシーソー運動に応じて、上記可動ばねが押圧さ
    れて、上記基台の接点部と可動ばねの接点部とが接続ま
    たは離間するようになされた電磁継電器
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