JPH063591Y2 - ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造 - Google Patents

ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造

Info

Publication number
JPH063591Y2
JPH063591Y2 JP1990130411U JP13041190U JPH063591Y2 JP H063591 Y2 JPH063591 Y2 JP H063591Y2 JP 1990130411 U JP1990130411 U JP 1990130411U JP 13041190 U JP13041190 U JP 13041190U JP H063591 Y2 JPH063591 Y2 JP H063591Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
wall panel
intake pipe
air blower
bathtub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990130411U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0483333U (ja
Inventor
誠 沢田
達也 丸川
孝悦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP1990130411U priority Critical patent/JPH063591Y2/ja
Publication of JPH0483333U publication Critical patent/JPH0483333U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH063591Y2 publication Critical patent/JPH063591Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ユニットバスにおいて、壁パネルの外側から
吸気して浴槽内に気泡を噴出させるエアブロア装置の吸
気構造に関する。
〈従来の技術〉 ユニットバスには、浴槽内に気泡を噴出させるエアブロ
ア装置を組み込んだものがある。
第3図に、従来のこの種のユニットバス用エアブロア装
置の構造を示す。
同図において、21は浴室、22は浴室21を構成する
壁パネル、23はパン、24は浴槽である。
従来のエアブロア装置は、浴槽24の底部に設けられる
エアブロアノズル25と、このエアブロアノズル25に
送気パイプ26を通じて送気する送気ユニット27と、
送気ユニット27にエアを供給するための吸気パイプ2
8とからなる。
前記送気ユニット27は、ケーシング内にエアポンプと
コントローラと(いずれも図示省略)を設けたものであ
って、壁パネル22と、浴槽24の側壁24aと、浴槽
24の張り出し上縁24bとで覆われた個所(エプロ
ン)に設置される。
吸気パイプ28は、その開口端が壁パネル22の外側に
延出し、壁パネル22と、設置スペースを構成している
躯体の壁Wとの間からエアを吸引するようになってい
る。
なお、吸気パイプ28の開口端は、壁パネル22の外面
に沿って立ち上がっていることもある。
<考案が解決しようとする課題> 上記のように、ユニットバスのエアブロア装置は、ユニ
ットバスの外壁である壁パネル22と、設置スペースを
構成している躯体の壁Wとの間からエアを吸引するので
あるが、この吸気パイプ28には、塵埃や虫等の異物が
吸い込まれることがあり、これらの異物により、エアポ
ンプの故障等の不具合が発生するおそれがある。
これに対しては、吸気パイプ28の開口端にフィルタや
ネットを取り付けることが考えられるのであるが、吸気
パイプ28に直接、フィルタやネットを設けただけで
は、通気面積が小さく、早期に目詰まりが生じ、吸気不
良となる。
また、ユニットバスと、躯体の壁Wとの間には狭い間隙
しか形成されないことを考慮すると、吸気パイプ28の
開口端には、円筒ネットのような大きなネットを設ける
ことはできない。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、ユニットバス外側の狭い間隙内に設置可能で、長期
にわたって目詰まりを生じることなく、良好な防塵、防
虫効果を発揮する吸気構造を提供することを課題とす
る。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記の課題を達成するための、ユニットバス
の壁パネルの外側から吸気パイプを通じて吸気し浴槽内
に気泡を噴出させるエアブロア装置の吸気構造であっ
て、吸気パイプは、その開口端に立ち上がり部を有し、
立ち上がり部は、壁パネルの外面に沿って立ち上がって
浴槽の上縁より高い位置に開口するもので、その開口端
の周囲には、防塵ネットが設けられ、防塵ネットは、壁
パネルの外面に偏平に取り付けられて立ち上がり部の開
口端を包囲している構成とした。
<作用> 上記の構成においては、壁パネルの外側では、防塵ネッ
トと、その内側の吸気パイプとを通じてエアが取り込ま
れるから、吸気パイプには、異物が流入しない。この場
合、防塵ネットは、壁パネルの外面に沿って広がってい
るから、場所をとらず、また、充分に大きな通気面積が
あり、長く使用しても目詰まりしない。
<実施例> 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本考案の実施例に係る吸気構造を備えたエアブ
ロア装置の断面図、第2図は吸気構造の部分を示す斜視
図である。
第1図において、符号1は浴室、2は浴室1を構成する
壁パネル、3はパン、4は浴槽である。
この実施例のエアブロア装置が、浴槽4の底部に設けら
れるエアブロアノズル5と、このエアブロアノズル5に
送気パイプ6を通じて送気する送気ユニット7と、壁パ
ネル2の外側から送気ユニット7にエアを供給するため
の吸気パイプ8とからなる点は、第3図の従来例と同じ
である。
また、送気ユニット7が、ケーシング内にエアポンプと
コントローラとを設けたもので、壁パネル2と、浴槽4
の側壁4aと、浴槽4の張り出し上縁4bとで覆われた
個所に設置される点も、従来例と同じである。
この実施例では、吸気パイプ8を2本としており、それ
ぞれ壁パネル2を貫通して取付フランジ9により固定さ
れている。
この実施例のエアブロア装置は、吸気パイプ8による吸
気構造に特徴があり、従来例と異なる点は、壁パネル2
の外側に、吸気パイプ8の立ち上がり部8aと、防塵ネ
ット10とが設けられていることである。
各吸気パイプ8の立ち上がり部8aは、壁パネル2の外
面に沿って立ち上がって浴槽上縁4bより高い位置に開
口している。
防塵ネット10は、吸気パイプ8の立ち上がり部8aの
開口端の周囲を壁パネル2の外面に沿って偏平に包囲す
るもので、第2図に明示するように、平面視でほぼ台形
の上板11および下板12との間に張設されている。上
下両板11,12のうち、下板12には吸気パイプ8の
立ち上がり部8aが貫通し、上板11と下板12との間
で立ち上がり部8aが開口している。そして、上下両板
11,12と防塵ネット10とは、左右両側の補強板1
3,13を介して壁パネル2の外面に取り付けられてい
る。
壁パネル2の内側で、各吸気パイプ8は、送気ユニット
7側の基部とゴムチューブのような可とう性チューブ1
4で接続されている。
上記の構成において、送気ユニット7の運転により、壁
パネル2の外側からエアが取り込まれ、送気パイプ6を
通じてエアブロアノズル5に送られ、このエアブロアノ
ズル5から気泡となって浴槽4内に噴出する。
このとき、壁パネル2の外側では、防塵ネット10と、
その内側にある吸気パイプ8の立ち上がり部8aとを通
じてエアが取り込まれるから、吸気パイプ8には、異物
が流入しない。
ここで、防塵ネット10は、上板11と下板12との間
に張設されていて、壁パネル2に沿って上下方向に延び
広がっていることから、充分に大きな通気面積を確保で
き、長く使用しても目詰まりしない。また、落下する塵
埃は上板11によって受け止められるので、防塵ネット
10に付着し難く、目詰まりをよく長期にわたって防止
できる。しかも、通気面積の割りに、場所をとらないの
で、躯体の壁Wとの間の間隙に余裕のある状態で収ま
る。
なお、壁パネル2の外側で吸気パイプ8が低い位置で開
口していると、浴槽4の湯水が送気パイプ6を通じて送
気ユニット7に逆流するようなことがあった場合、その
湯水が吸気パイプ8を通じてユニットバスの外側に溢出
してしまうが、本考案では、吸気パイプ8の立ち上がり
部8aが浴槽4の上縁4bより高位で開口しているの
で、浴槽の湯水がユニットバスの外側に溢出することが
ない。
また、上記実施例では、2本の吸気パイプ8を備えるタ
イプを例示しているが、本考案はこれに限定されず、1
本の吸気パイプを備えたタイプとして実施することもで
きる。
<考案の効果> 以上述べたように、本考案によれば、壁パネルの外面に
沿って偏平に広がった防塵ネットを通じてエアが吸引さ
れるから、通気面積が大きく、長期にわたって目詰まり
を生じることなく、塵埃や虫の流入を阻止しながら、円
滑に吸気を行うことができる。
また、防塵ネットは壁パネルの外面に沿って偏平に設け
られるから、場合をとらず、躯体の壁との間の狭い間隙
内に支障なく取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係り、第1図
は本考案の吸気構造を備えたエアブロア装置の断面図、
第2図は吸気構造の斜視図である。 第3図は、従来のエアブロア装置の断面図である。 1…浴室、2…壁パネル、4…浴槽、7…送気ユニッ
ト、8…吸気パイプ、8a…立ち上がり部、10…防塵
ネット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットバスの壁パネルの外側から吸気パ
    イプを通じて吸気し浴槽内に気泡を噴出させるエアブロ
    ア装置の吸気構造であって、 吸気パイプは、その開口端に立ち上がり部を有し、 立ち上がり部は、壁パネルの外面に沿って立ち上がって
    浴槽の上縁より高い位置に開口するもので、その開口端
    の周囲には、防塵ネットが設けられ、 防塵ネットは、壁パネルの外壁面に固定された略台形の
    上板と下板間に張設されることにより、壁パネルの外面
    に偏平状に取り付けられて立ち上がり部の開口端を包囲
    している、 ことを特徴とするユニットバス用エアブロア装置の吸気
    構造。
JP1990130411U 1990-11-30 1990-11-30 ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造 Expired - Lifetime JPH063591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990130411U JPH063591Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990130411U JPH063591Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0483333U JPH0483333U (ja) 1992-07-20
JPH063591Y2 true JPH063591Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31877754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990130411U Expired - Lifetime JPH063591Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063591Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557110Y2 (ja) * 1992-06-30 1997-12-08 株式会社イナックス 気泡浴槽の配管保護構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254746B2 (ja) * 1982-11-09 1987-11-17 Mitsubishi Electric Corp

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246891Y2 (ja) * 1985-09-27 1990-12-11
JPS62180434U (ja) * 1986-05-09 1987-11-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254746B2 (ja) * 1982-11-09 1987-11-17 Mitsubishi Electric Corp

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0483333U (ja) 1992-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH063591Y2 (ja) ユニットバス用エアブロア装置の吸気構造
JPH11108414A (ja) 天井用換気扇
JPH04263715A (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH0364384U (ja)
JPH0451792Y2 (ja)
JPH10234597A (ja) 浴槽用循環装置の取付構造
JPH0542920U (ja) 浴室暖房装置
JPS6119742Y2 (ja)
JPS624813Y2 (ja)
JP2558259Y2 (ja) 風呂用の循環浄化装置
JP2585617Y2 (ja) ヘアーキャッチャーの吸水開口構造
JPH03101941U (ja)
JPH03127156U (ja)
JPH0346758Y2 (ja)
JPH0485038U (ja)
JPH0452583Y2 (ja)
JPS5842008Y2 (ja) 浴槽用「ろ」過装置
JP2002121915A (ja) 浴室ユニットの天井板
JPH0630185Y2 (ja) 泡発生装置付ユニットバス
JP3005298U (ja) 排水用枠体
JPH0710344Y2 (ja) 空気カーテン式レンズフード
JPH0710753Y2 (ja) 気泡浴槽付衛生設備室
JPH01291035A (ja) 浴室用換気扇
JPS6428716U (ja)
JPH07250878A (ja) 浴槽装置