JPH0635679Y2 - 電動機の2重電圧切換装置 - Google Patents

電動機の2重電圧切換装置

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JPH0635679Y2
JPH0635679Y2 JP1985012977U JP1297785U JPH0635679Y2 JP H0635679 Y2 JPH0635679 Y2 JP H0635679Y2 JP 1985012977 U JP1985012977 U JP 1985012977U JP 1297785 U JP1297785 U JP 1297785U JP H0635679 Y2 JPH0635679 Y2 JP H0635679Y2
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voltage
relay coil
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electric motor
direct current
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正隆 田上
祥雅 林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電動機の印加電源電圧がたとえば100Vと200Vの
ような2重電圧である場合に、電源電圧の高低に応じて
2分割の電動機巻線を自動的に直並列に切換える装置に
関する。
(ロ)従来の技術 従来、2重電圧に対処するために、電動機の巻線を2分
割し、電源電圧の高低に応じてこの巻線をコネクタによ
り直並列に切換接続していた。ところがこの手動切換方
式にあっては、電源電圧に対してコネクタ切換接続ミス
があれば、瞬時に巻線を焼損したり、又は印加電圧が低
いために電動機が作動しないという不都合がある。
また巻線の直並列自動切換装置はたとえば実公昭58-783
9号公報で提案されている。この装置は、正特性感熱抵
抗素子と負特性感熱抵抗素子を用いて、電源電圧の高低
による通電電流の違いにより、これらの素子の抵抗値を
自己加熱によって増減させ、もって巻線を直並列に切換
接続するものである。ところがこの装置においては、2
重電源電圧の高低値が異なる場合には、感熱特性を選別
した感熱抵抗素子を使用する必要があり、共通部品化の
点で好ましくない。
自動切換装置のその他の例として、電動機の電源端子間
に交流リレーコイルを設けて、電源電圧の高低による交
流リレーコイルの感応差により、2個の巻線を直並列切
換接続するものがあるが、このものにあっても、2重電
源電圧の高低値に応じた交流リレーコイルを使用する必
要があり、又交流リレーコイルであるため、交番磁界の
大きさの変化によりリレー可動片が振動し、電源印加時
における電圧変動によりチャタリングを生じ、接点寿命
を短かくするおそれがある。またこの場合に、交流リレ
ーコイルは高電圧時の励磁によりリレースイッチを切換
えるものであるため、高電圧印加時からリレースイッチ
が切換わるまでの期間(たとえば15ミリ秒)、低圧用に
結線された巻線に過大電流が流れ、電源側のブレーカ容
量が小さいときには、ブレーカの作動により電動機を高
電圧で作動させることができないことがあり、又巻線を
焼損するおそれがあった。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案はかかる点に鑑み考案されたものにして、電源電
圧の高低値が異なる場合にも共通部品化を図ることがで
きると共に電圧変動時にリレー接点のチャタリングの発
生を抑制することができ、高電圧印加時に巻線を過大電
流が流れない2重電圧切換装置を提供せんとするもので
ある。
(ニ)問題点を解決するための手段 斯る問題点を解決するため、電動機の少なくとも2個の
巻線を直列接続または並列接続とするよう接点を切換え
る直流リレーコイルと、該直流リレーコイルを駆動する
スイッチ回路と、前記スイッチ回路に電圧調整部品を介
して電源電圧を直流に変換する整流回路と、該整流回路
と前記スイッチ回路との間に接続した平滑コンデンサ
と、を備える直流回路と、前記電動機と電源との間に介
在させ、前記電動機の作動により送出される流体の圧力
により開閉する圧力スイッチと、からなり、前記直流回
路は前記圧力スイッチと前記電源との間に接続されると
ともに、前記スイッチ回路は、該平滑コンデンサの電圧
の高低を検知する定電圧素子と、前記直流リレーコイル
と接続され、且つ前記定電圧素子の出力により前記直流
を供給して前記直流リレーコイルを駆動するスイッチン
グ素子とから構成され、前記スイッチング素子は、前記
定電圧素子で低電圧を検知したとき前記巻線を並列接続
するように前記直流リレーコイルを駆動するものであ
る。
(ホ)作用 2重電源電圧の高低値が異なる場合(例えば220V/110と
200V/100V)には、電圧調整部品のインピーダンス値を
変えればよく、スイッチ回路の主要部品及び直流リレー
コイルを共通部品化することができる。また、定電圧素
子で低電圧を検知したとき、電動機の巻線を予め直列接
続された状態から並列接続に切り換えるようスイッチン
グ素子で直流リレーコイルを駆動するので、並列接続状
態にある巻線に一瞬といえども高電圧が印加されること
がない。さらに、電源電圧の印加時における電圧変動に
対して、平滑コンデンサの電圧に変動がなく直流リレー
コイルのチャタリングが生じにくい。そのうえ、圧力ス
イッチにより電動機の駆動停止を行っても、その度に直
流リレーコイルを不所望に駆動させない。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面を基いて説明する。
第1図は2重電圧切換装置の電気回路図である。この図
面において、(1)は単相誘導電動機にして、2分割さ
れた主巻線(M1)(M2)と補助巻線(A1)(A2)を有
し、これらの巻線は直流リレーコイル(2)の励磁の強
弱により切換えられるリレースイッチ(3)を介して、
電源端子にプラグ(4)を介して接続される。このリレ
ースイッチ(3)は第1乃至第4接点(a)〜(d)と
第1及び第2可動片(e)(f)を有し、この第1及び
第2可動片(e)(f)は第1主巻線(M1)の両端に接
続される。第1及び第4接点(a)(d)は第2主巻線
(M2)の一端に接続され、第2接点(b)は遊び端子と
され、第3端子(c)は第2主巻線(M2)の他端に接続
される。この他端はサーモスタット(5)及び圧力スイ
ッチ(6)を介してプラグ(4)の一端(g)に接続さ
れ、第1可動片(e)はプラグ(4)の他端(h)に接
続される。尚、圧力スイッチ(6)は電動機(1)の作
動により送出される流体の圧力により開閉するものであ
る。また補助巻線(A1)(A2)はコンデンサ(7)を介
して第2主巻線(M2)の両端間に並列接続される。
第1可動片(e)は第1及び第2接点(a)(b)を切
換え、第2可動片(f)は第3及び第4接点(c)
(d)を切換えるものであり、低電圧時には両可動片
(e)(f)が第1又は第3接点(a)(c)に接続さ
れるため、第1及び第2主巻線(M1)(M2)は第2図
(イ)の結線図の如く並列接続される。高電圧時には両
可動片(e)(f)が第2又は第4接点(b)(d)に
接続されるため、第1及び第2主巻線(M1)(M2)は同
図(ロ)の結線図の如く直列接続される。
次に(8)はプラグ(4)の両端(g)(h)間に接続
される直流回路にして、電圧調整抵抗(R1)、整流回路
(RE)、平滑コンデンサ(C1)を含む。また直流回路
(8)は、電源電圧の高圧時には直流リレーコイル
(2)の給電を阻止し、低圧時には直流リレーコイル
(2)に直流平滑電圧を印加するスイッチ回路(9)を
含む。このスイッチ回路は、抵抗分圧回路(10)と、そ
の分圧電圧が定電圧素子(Z)の定電圧より大きいとき
オンとする第1トランジスタ(T1)のコレクタ・エミッ
タ及びそのコレクタ抵抗(R2)の直列回路と、第1トラ
ンジスタ(T1)のオンによりオフし、第1トランジスタ
のオフ時にはコレクタ抵抗(R2)を介してベース電流が
供給されてオンするスイッチング素子となる第2トラン
ジスタ(T2)とからなり、この第2トランジスタにより
直流リレーコイル(2)の通電が制御される。
したがって、電源電圧が高圧であるときには、第1トラ
ンジスタ(T1)がオン、第2トランジスタ(T2)がオフ
となるため、リレースイッチ(2)の第1及び第2可動
片(e)(f)は作動せず、夫々第2及び第4接点
(b)(d)に接続されたままであり、第1及び第2主
巻線(M1)(M2)は直列接続されている。次に電源電圧
が低電圧のときには、両トランジスタ(T1)(T2)が反
転動作して、直流リレーコイル(2)は平滑コンデンサ
(C1)による直流平滑電圧が印加されて励磁される。こ
のため可動片(e)(f)が夫々第1図で破線で示す如
く第1及び第3接点(a)(c)に切換接続され、両主
巻線(M1)(M2)を並列接続する。尚、直流リレーコイ
ル(2)の両端間には、ダイオード(D)及びコンデン
サ(C2)が並列接続されている。
(ト)考案の効果 本考案によれば、2重電源電圧の高低値が異なる場合、
電圧調整部品のインピーダンス値を変えればよく、スイ
ッチ回路の主要部品及び直流リレーコイルを共通部品化
することができる。また、低電圧印加時に電動機の巻線
を予め直流接続された状態から並列接続に切り換えてい
るので、並列接続状態にある巻線に高電圧が印加され
ず、そのため巻線に過電流が流れて焼損することが防げ
る。さらに、電源電圧の印加時における電圧変動に対し
て、平滑コンデンサの電圧に変動がなく直流リレーコイ
ルのチャタリングを防止し、また圧力スイッチにより電
動機を駆動停止しても、その度に直流リレーコイルを不
所望に駆動しないので接点を消耗させず、2重電圧切換
装置の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は電動機の2重
電圧切換装置の電気回路図、第2図(イ)(ロ)は2個
の巻線の異なる結線状態を示す結線図である。 (1)……電動機、(M1)(M2)……巻線、(2)……
直流リレーコイル、(R1)……電圧調整抵抗、(RE)…
…整流回路、(C1)……平滑コンデンサ、(8)……直
流回路、(9)……スイッチ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の少なくとも2個の巻線を直列接続
    または並列接続とするよう接点を切換える直流リレーコ
    イルと、該直流リレーコイルを駆動するスイッチ回路
    と、前記スイッチ回路に電圧調整部品を介して電源電圧
    を直流に変換する整流回路と、該整流回路と前記スイッ
    チ回路との間に接続した平滑コンデンサと、を備える直
    流回路と、前記電動機と電源との間に介在させ、前記電
    動機の作動により送出される流体の圧力により開閉する
    圧力スイッチと、からなり、前記直流回路は前記圧力ス
    イッチと前記電源との間に接続されるとともに、前記ス
    イッチ回路は、該平滑コンデンサの電圧の高低を検知す
    る定電圧素子と、前記直流リレーコイルと接続され、且
    つ前記定電圧素子の出力により前記直流を供給して前記
    直流リレーコイルを駆動するスイッチング素子とから構
    成され、前記スイッチング素子は、前記定電圧素子で低
    電圧を検知したとき前記巻線を並列接続するように前記
    直流リレーコイルを駆動することを特徴とした電動機の
    2重電圧切換装置。
JP1985012977U 1985-01-31 1985-01-31 電動機の2重電圧切換装置 Expired - Lifetime JPH0635679Y2 (ja)

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JPS584716Y2 (ja) * 1980-05-15 1983-01-26 株式会社 丸橋製作所 組立式メモ用品受け
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