JPH0635599A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JPH0635599A
JPH0635599A JP4186707A JP18670792A JPH0635599A JP H0635599 A JPH0635599 A JP H0635599A JP 4186707 A JP4186707 A JP 4186707A JP 18670792 A JP18670792 A JP 18670792A JP H0635599 A JPH0635599 A JP H0635599A
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JP
Japan
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operating body
pointing device
magnetic force
circuit board
printed circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4186707A
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English (en)
Inventor
Takashi Arita
隆 有田
Masanori Okabashi
正典 岡橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインティングデバイスに関し、小形、低消
費電力でかつ操作性を向上させることを目的とする。 【構成】 少なくともX方向及びY方向に移動可能な操
作体(22,53)と、該操作体のX方向及びY方向の
移動位置を検出する検出器(26,84等)と、上記操
作体を可動に支持する支持体(23,80)とを有し、
上記操作体と支持体との間に操作体を磁力により強制的
に保持する磁力保持手段(24,32;83,90)を
付設することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータのディスプ
レイ上のポインターまたはカーソルをディスプレイ上の
任意の位置へ移動させるためのポインティングデバイス
に関する。従来よりデータ処理におけるデータの入出力
手段として、コンピュータのCRT等のディスプレイの
画面上に文字や図形によるデータを表示しつつキーボー
ドの他にデジタイザ、マウス、ライトペン、トラックボ
ール等の入力手段を介して、対話的な操作を行いつつデ
ータを作成する方法が用いられている。例えば、図形に
よるデータ処理を行うCADや、シミュレーション分野
等に多く用いられている。
【0002】近年、データ処理、OA分野においても、
データの入出力装置として、キーボードの他にポインテ
ィングデバイスの使用を必須とした対話的な操作によっ
て処理するOS、アプリケーションソフトが操作性の良
さから増加しつつある。例えばウィンドウ操作、アイコ
ン操作などがあげられる。
【0003】
【従来の技術】図6は従来のトラックボールを示す外観
図である。同図において、11はトラックボール(操作
体)、12はアッパーケース、13はロアケース、14
はクリックスイッチ(図の例では2ヶ)、15はコンピ
ュータと接続するためのケーブルである。オペレータ
は、トラックボール11を指で操作してコンピュータの
CRT上のポインターまたはカーソルを任意の位置へ移
動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポインティングデバイ
スにおいては、使用環境が拡大され、従来の机上設置に
よる操作だけでなく、携帯用として、コンピュータを膝
の上、或いは掌にのせた状態で、ポインティングデバイ
スが使用できることが要求されている。携帯可能なコン
ピュータは軽量・小型・低消費電力であることが必要で
あることから、ポインティングデバイスも、軽量・小型
・低消費電力が必要となり、かつ操作性の良いことが必
要となる。
【0005】従来のポインティングデバイスの一つとし
てトラックボールを例にとると、携帯用に小型化する傾
向にあり、トラックボール11(図6)の大きさは一般
に25mmから12mm程度になっている。トラックボール
11が小型化すると当然のことながら重量が軽くなる。
そのため、オペレータが指で操作して指をトラックボー
ルからはなす時、例えば指の汗によりトラックボールが
指にくっついて簡単に僅かに浮いてしまうことがしばし
ばある。その結果、CRT上でせっかく目的の位置へポ
インター(カーソル)を移動させても、トラックボール
が偶発的に浮いた時ポインター(カーソル)の微少な移
動が起こり、目的位置からずれてしまう。このような操
作上の不具合はトラックボールの小型化が進むにつれて
顕著になる。本発明の目的は、小形、低消費電力の要求
を満足しつつ操作性の良いポインティングデバイスを実
現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、少なくともX方向及びY方向に移
動可能な操作体と、該操作体のX方向及びY方向の移動
位置を検出する検出器と、上記操作体を可動に支持する
支持体とを有する、コンピュータのディスプレイ上のポ
インターまたはカーソルをディスプレイ上の任意の位置
へ移動させるためのポインティングデバイスにおいて、
操作体と支持体との間に操作体を磁力により強制的に保
持する磁力保持手段を付設したことを構成上の特徴とす
る。
【0007】磁力保持手段は例えば操作体、あるいは操
作体の下方に設けられるプリント基板に固設される磁石
と、プリント基板あるいは操作体に取り付けられる金属
板とにより構成される(請求項2)。あるいはこれとは
別に、磁力保持手段を操作体とプリント基板とに取り付
けた一対の異磁極性磁石により構成することも可能であ
る(請求項3)。
【0008】
【作用】本発明のポインティングデバイスに於いては、
操作体(例えば、トラックボール)は磁力保持手段によ
り磁力により強制的に保持されるので偶発的な動きは防
止される。操作体を所定の大きさの力で操作すれば、オ
ペレータはこの磁力に抗して操作体を簡単に動かすこと
ができる。即ち、操作体は常時磁力によりケース側へ吸
引され、偶発的な動きが防止される。
【0009】操作体に磁石あるいは金属板を取付けるの
で、操作体の重量がその分だけ増し、偶発的な移動防止
効果が一層向上する。操作体の下部にある検出器のため
のプリント基板の底面に金属板を取付けることにより、
これを電気的なグランドとして用いることが出来、それ
によりノイズ防止を図ることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例の基本構成を示す。図
1において21はリテーナ(ふた)、22はトラックボ
ール(図6の11)、23はトラックボールを支持する
ハウジング(支持体)、24は金属板、25は操作体と
してのトラックボール22の移動位置を検出する検出器
26を実装したプリント基板である。ハウジング23は
プリント基板25に固定される。トラックボール22の
内部中心には、図2に示す如く磁石32がインサートさ
れる。即ち、図3において、トラックボール22は半球
状のアッパーボール31とロアボール33とから構成さ
れ、それらの中心に形成した磁石インサート用の穴部3
4内に磁石が挿着されるアッパーボール31とロアボー
ル33とは位置決め穴35とそれに対応する位置決めピ
ン36との圧入嵌合により一体化され、球体を形成す
る。アッパーボール31、ロアボール33は好ましくは
モールド成形される。このデバイスの作動は後述の図4
の説明により明らかとなろう。
【0011】図3は、本発明の具体的実施例を示す図も
のであり、デバイスの外観を図1のものに比しより実用
的にしたものである。同図(a)は正面図、(b)は側
面図、(c)は上面図である。また、図3においては操
作体はトラックボールの代りにスライダ53により形成
されている。図3において、51はケース、52は溝、
53はドーム状のスライダ、54はケーブル、55はキ
ートップ(通常マウススイッチと称される)である。そ
してケース51は掌の中に入る程度の大きさで握り易い
形状となっている(図5参照)。
【0012】図4は図3(a)のIV−IV線における断面
図である。同図において、81はアッパーケース、82
はロアケース、83は永久磁石、84は磁電変換素子、
85はプリント基板、86はボタンスイッチ、55は該
ボタンスイッチを押下するキートップであり、ロアケー
ス83の端部に支点89を有している。また80はスラ
イダ53を摺動可能に支持するハウジングであり、プリ
ント基板85に固定されている。
【0013】このように構成された本実施例は、永久磁
石85を取り付けたスライダ53を指で傾斜させると、
プリント基板85に実装した磁電変換素子84が磁束密
度変化を検出し、コンピュータのカーソル制御信号に変
換してケーブル54を伝ってコンピュータへ出力する。
即ち、磁電変換素子84がスライダ53の位置検出器を
構成する。またキートップ55を押圧すると、プリント
基板85に実装したボタンスイッチ86が押下され、信
号が出力する。この時指でキートップ55を押圧する方
向は、図中矢印87の方向及び88の方向のどちらで
も、スイッチが押下できる構造になっている。これはキ
ースイッチ55の支点が89の位置に置くことによって
可能となる。
【0014】図4において、90は本発明の特徴をなす
金属板であり、材質は例えば電磁軟鉄板が良い。金属板
90は、プリント基板85の底面裏側にはんだ付けによ
り取付けられ特に図示はしないがはんだ付け部のランド
は好ましくはグランドに接続される。金属板90はスラ
イダ53に取りつけられる永久磁石83と共にスライダ
53の偶発的な移動を防止する磁力保持手段を構成す
る。即ち、スライダ53はその磁石83が金属板90に
対し磁力により吸引されることにより、強制的に安定位
置に保持される。オペレータはこの磁力に抗して所定の
力でスライダ53を回動させることが出来る。
【0015】磁力保持手段の同様の機能は金属板90を
永久磁石83とは反対の極性を有する永久磁石に置き換
えても達成することが出来ることは説明を要しないであ
ろう。尚、図1,2示す実施例ではスライダ53の代わ
りにトラックボール22が使用されているが、デバイス
全体の基本動作、検出原理は図3,4に示すものと全く
同様である。従って、図2における永久磁石32と図1
に示す金属板24とにより構成される磁力保持手段も図
3,4における金属板90と永久磁石83とにより構成
される磁力保持手段と全く同様の作用をする。
【0016】図5は実際に指を用いて操作している様子
を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は上面図である。同図において、91は人差し
指、92は中指、93は薬指、94は親指である。ケー
ス51は手で握り易い形状にしてあり、キートップ55
は、それぞれ人差し指91、中指92、薬指93で置き
易い位置に配置されている。また親指94でスライダ5
3を任意の方向へ傾斜しやすくするため、ケース51の
スライダ周囲には溝52が設けてある。これは親指のつ
け根部をケース51に当てることにより指のふらつきを
無くすことができるものである。
【0017】
【発明の効果】以上に記載した如く、本発明によれば、
磁石と金属板あるいは磁石と磁石の組合せよりなる磁力
保持手段を、操作体(スライダ、トラックボール)とプ
リント基板との間に設けることにより操作体が支持体
(ハウジング)に押しつけられ、それにより操作体が安
定して保持される操作性の良いポインティングデバイス
が得られる。また、本発明によれば、構造が簡単でかつ
小型低コスト、低消費電力の携帯型に適したポインティ
ングデバイスを提供することができる。さらに、金属板
を接地することによりノイズを低減した信頼性の高いポ
インティングデバイスが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すトラックボールの拡大分解斜視図で
ある。
【図3】本発明に係るポインティングデバイスの実用的
構造の実施例を示す図で、(a)は正面図、(b)は側
面図、(c)は上面図である。
【図4】図3(a)のIV−IV線断面図である。
【図5】オペレータによる使用状態を示す図3(a),
(b),(c)に夫々対応する図である。
【図6】従来のトラックボールを示す斜視図である。
【符号の説明】
22…トラックボール 23,80…ハウジング 24,90…金属板 25,85…プリント基板 32,83…永久磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともX方向及びY方向に移動可能
    な操作体(22,53)と、該操作体のX方向及びY方
    向の移動位置を検出する検出器(26,84等)と、上
    記操作体を可動に支持する支持体(23,80)とを有
    する、コンピュータのディスプレイ上のポインターまた
    はカーソルをディスプレイ上の任意の位置へ移動させる
    ためのポインティングデバイスにおいて、上記操作体と
    支持体との間に操作体を磁力により強制的に保持する磁
    力保持手段(24,32;83,90)を付設すること
    を特徴とするポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 操作体の下方にプリント基板(25,8
    5)が設けられ、上記磁力保持手段は操作体に固設され
    る磁石(32,83)と、プリント基板に取り付けられ
    る金属板(24,90)とにより構成されることを特徴
    とする請求項1に記載のポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】 操作体の下方にプリント基板が設けら
    れ、上記磁力保持手段は操作体とプリント基板とに取り
    付けられる一対の異磁極性磁石により構成されることを
    特徴とする請求項1に記載のポインティングデバイス。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991026