JP3058216B2 - コンピュータ装置 - Google Patents
コンピュータ装置Info
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- display
- switch
- pointing device
- keyboard
- computer device
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ装置に関す
る。詳しくは、ディスプレイ上のポインターまたはカー
ソルをディスプレイ上の任意の位置へ移動させるための
ポインティング装置を有するコンピュータ装置に関す
る。
る。詳しくは、ディスプレイ上のポインターまたはカー
ソルをディスプレイ上の任意の位置へ移動させるための
ポインティング装置を有するコンピュータ装置に関す
る。
【０００２】従来よりデータ処理におけるデータの入出
力手段として、コンピュータのＣＲＴ等のディスプレイ
の画面上に文字や図形によるデータを表示しつつキーボ
ードの他にデジタイザ、マウス、ライトペン、トラック
ポール等の入力手段を介して、対話的な操作を行ないつ
つデータを作成する方法が用いられている。例えば、図
形によるデータ処理を行なうＣＡＤや、シミュレーショ
ン分野等に多く用いられている。
力手段として、コンピュータのＣＲＴ等のディスプレイ
の画面上に文字や図形によるデータを表示しつつキーボ
ードの他にデジタイザ、マウス、ライトペン、トラック
ポール等の入力手段を介して、対話的な操作を行ないつ
つデータを作成する方法が用いられている。例えば、図
形によるデータ処理を行なうＣＡＤや、シミュレーショ
ン分野等に多く用いられている。
【０００３】近年、データ処理、ＯＡ分野においても、
データの入出力装置として、キーボードの他にポインテ
ィング装置の使用を必須とした対話的な操作によって処
理するＯＳ、アプリケーションソフトが操作性の良さか
ら増加しつつある。例えばウインドウ操作、アイコン操
作などがあげられる。
データの入出力装置として、キーボードの他にポインテ
ィング装置の使用を必須とした対話的な操作によって処
理するＯＳ、アプリケーションソフトが操作性の良さか
ら増加しつつある。例えばウインドウ操作、アイコン操
作などがあげられる。
【０００４】ポインティング装置においては、使用環境
が拡大され、従来の机上設置による操作だけでなく、携
帯用として、コンピュータを膝の上、或いは掌にのせた
状態で、ポインティングデバイスが使用できることが要
求されている。このため、ポインティングデバイスは、
従来のマウス、デジタイザなどのように設置面積を必要
とせず、コンピュータ装置に組み込むことが必要とされ
る。携帯可能なコンピュータは軽量・小型・低消費電力
であることが必要であることから、ポインティング装置
も軽量・小型・低消費電力が必要となり、かつ操作性の
良いことが必要となる。
が拡大され、従来の机上設置による操作だけでなく、携
帯用として、コンピュータを膝の上、或いは掌にのせた
状態で、ポインティングデバイスが使用できることが要
求されている。このため、ポインティングデバイスは、
従来のマウス、デジタイザなどのように設置面積を必要
とせず、コンピュータ装置に組み込むことが必要とされ
る。携帯可能なコンピュータは軽量・小型・低消費電力
であることが必要であることから、ポインティング装置
も軽量・小型・低消費電力が必要となり、かつ操作性の
良いことが必要となる。
【０００５】
【従来の技術】図９は従来のポインティング装置を有す
るコンピュータ装置の１例を示す図である。これは、携
帯用のパーソナルコンピュータであり、キーボード１を
有する装置本体２と液晶ディスプレイ３等を有するハウ
ジング部４とを具備して構成され、ポインティング装置
はキーボード１の一部に設けられている。５はポインテ
ィング装置の操作用のスライダーであり、該スライダー
５を摺動させることによりディスプレイ３上のカーソル
又はポインターを該スライダー５の操作量に応じて任意
の位置へ移動させることができるようになっている。
るコンピュータ装置の１例を示す図である。これは、携
帯用のパーソナルコンピュータであり、キーボード１を
有する装置本体２と液晶ディスプレイ３等を有するハウ
ジング部４とを具備して構成され、ポインティング装置
はキーボード１の一部に設けられている。５はポインテ
ィング装置の操作用のスライダーであり、該スライダー
５を摺動させることによりディスプレイ３上のカーソル
又はポインターを該スライダー５の操作量に応じて任意
の位置へ移動させることができるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータ装置のキ
ーボードは、そのキーを人間工学上あまり小さくするこ
とはできず、従ってキーボードも一定の大きさを必要と
する。ところが前記従来のポインティング装置を有する
コンピュータ装置では、キーボードにポインティング装
置を設けているため、その分キーボードが大きくなり、
それに伴ってコンピュータ装置も大型化するという問題
がある。
ーボードは、そのキーを人間工学上あまり小さくするこ
とはできず、従ってキーボードも一定の大きさを必要と
する。ところが前記従来のポインティング装置を有する
コンピュータ装置では、キーボードにポインティング装
置を設けているため、その分キーボードが大きくなり、
それに伴ってコンピュータ装置も大型化するという問題
がある。
【０００７】本発明は、大型化しないようにポインティ
ング装置を実装したコンピュータ装置を実現しようとす
る。
ング装置を実装したコンピュータ装置を実現しようとす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明においては、キー
ボードを有する装置本体と、ハウジング部の前面側にデ
ィスプレイ面が露出するように平面ディスプレイを有す
るディスプレイ部と、該平面ディスプレイ上にあるカー
ソルまたはポインターを該平面ディスプレイ上の任意の
位置へ移動させるためのポインティング装置とを備え、
平面ディスプレイがキーボードに対面するように、装置
本体の端部とディスプレイ部の端部が回転可能に連結さ
れ、ディスプレイ部を端部中心に装置本体から開くと装
置本体のキーボードが現れる携帯可能なコンピュータ装
置において、 前記ポインティング装置は、前記カーソル
またはポインターの移動用手段と、該移動用手段の操作
量を検出するための検出手段と、前記カーソル又はポイ
ンターの位置決定のためのスイッチを具備すると共に、
前記移動用手段が前記ハウジング部の前記前面側で且つ
前記平面ディスプレイより外方の側方部分に設けられ、
前記スイッチが前記ハウジング部の前記前面側と反対の
背面側で且つ前記移動 用手段が位置する前記側方部分に
対応した側方部分に設けられ、前記検出手段が前記ハウ
ジング部内に設けられ、且つ前記移動用手段の指操作面
が前記前面側の前記側方部分の面より露出し、前記スイ
ッチの指操作面が前記背面側の前記側方部分の面より露
出して設けられていることを特徴とする。
ボードを有する装置本体と、ハウジング部の前面側にデ
ィスプレイ面が露出するように平面ディスプレイを有す
るディスプレイ部と、該平面ディスプレイ上にあるカー
ソルまたはポインターを該平面ディスプレイ上の任意の
位置へ移動させるためのポインティング装置とを備え、
平面ディスプレイがキーボードに対面するように、装置
本体の端部とディスプレイ部の端部が回転可能に連結さ
れ、ディスプレイ部を端部中心に装置本体から開くと装
置本体のキーボードが現れる携帯可能なコンピュータ装
置において、 前記ポインティング装置は、前記カーソル
またはポインターの移動用手段と、該移動用手段の操作
量を検出するための検出手段と、前記カーソル又はポイ
ンターの位置決定のためのスイッチを具備すると共に、
前記移動用手段が前記ハウジング部の前記前面側で且つ
前記平面ディスプレイより外方の側方部分に設けられ、
前記スイッチが前記ハウジング部の前記前面側と反対の
背面側で且つ前記移動 用手段が位置する前記側方部分に
対応した側方部分に設けられ、前記検出手段が前記ハウ
ジング部内に設けられ、且つ前記移動用手段の指操作面
が前記前面側の前記側方部分の面より露出し、前記スイ
ッチの指操作面が前記背面側の前記側方部分の面より露
出して設けられていることを特徴とする。
【０００９】また、それに加えて前記平面ディスプレイ
が液晶表示パネル又はプラズマディスプレイパネルであ
ることを特徴とする。また、それに加えて前記位置決定
のためのマウスボタンに相当するスイッチ手段を複数個
設け、該スイッチの表面である指操作面に識別用凹凸を
設けたことを特徴とする。また、それに加えて前記複数
のスイッチを指の長さを半径とした円周上に配置したこ
とを特徴とする。
が液晶表示パネル又はプラズマディスプレイパネルであ
ることを特徴とする。また、それに加えて前記位置決定
のためのマウスボタンに相当するスイッチ手段を複数個
設け、該スイッチの表面である指操作面に識別用凹凸を
設けたことを特徴とする。また、それに加えて前記複数
のスイッチを指の長さを半径とした円周上に配置したこ
とを特徴とする。
【００１０】この構成を採ることにより、大型化しない
ようにポインティング装置を実装した携帯可能なコンピ
ュータ装置が得られる。また、本コンピュータ装置で
は、操作者がディスプレイ上のカーソルまたはポインタ
ーの動きとポインティング装置の操作状態を同一視野内
に捕えながら操作することが可能となるため、従来のよ
うにキーボード上のポインティング装置とディスプレイ
上のカーソルまたはポインターとに視線を変える必要が
なく、操作性の良い、しかも目の疲労等が軽減できる携
帯可能なコンピュータ装置が得られる。しかも、ポイン
ティング装置の移動用手段とスイッチがディスプレイ部
のハウジング部における前面側と背面側の側方部分に設
けられているため、操作者はディスプレイ部を前後から
つかむ形でポインティング装置を操作することになるの
で、その操作時にコンピュータ装置自体をひっくりかえ
すような事態を未然に防止できるなど、一層操作性の良
いコンピュータ装置が得られる。
ようにポインティング装置を実装した携帯可能なコンピ
ュータ装置が得られる。また、本コンピュータ装置で
は、操作者がディスプレイ上のカーソルまたはポインタ
ーの動きとポインティング装置の操作状態を同一視野内
に捕えながら操作することが可能となるため、従来のよ
うにキーボード上のポインティング装置とディスプレイ
上のカーソルまたはポインターとに視線を変える必要が
なく、操作性の良い、しかも目の疲労等が軽減できる携
帯可能なコンピュータ装置が得られる。しかも、ポイン
ティング装置の移動用手段とスイッチがディスプレイ部
のハウジング部における前面側と背面側の側方部分に設
けられているため、操作者はディスプレイ部を前後から
つかむ形でポインティング装置を操作することになるの
で、その操作時にコンピュータ装置自体をひっくりかえ
すような事態を未然に防止できるなど、一層操作性の良
いコンピュータ装置が得られる。
【００１１】
【作用】図５に示すように、カーソル又はポインターの
移動用手段であるスライダー５３を含むポインティング
装置をディスプレイハウジング部５２に設けたことによ
り、図７の如くスライダー５３の操作は容易である。ま
た、ディスプレイハウジング部はポインティング装置を
実装する余裕を有しているため、大型化せず、キーボー
ドもそのままであるため、装置全体を大型化することは
ない。
移動用手段であるスライダー５３を含むポインティング
装置をディスプレイハウジング部５２に設けたことによ
り、図７の如くスライダー５３の操作は容易である。ま
た、ディスプレイハウジング部はポインティング装置を
実装する余裕を有しているため、大型化せず、キーボー
ドもそのままであるため、装置全体を大型化することは
ない。
【００１２】
【実施例】図１及び図２は本発明の実施例に用いるポイ
ンティング装置を示す図であり、図１は組立断面図、図
２は分解斜視図である。両図において、１０はカーソル
又はポインターの移動用手段であるスライダーであり、
該スライダー１０は弾性部材１１と中央部に穴１２ａを
有するドーム状部材１２とよりなる。１３はスライダー
１０を摺動自在に支承するハウジング、１４，１４′は
磁電変換素子、１５はスイッチ、１６は該スイッチのキ
ートップ、１７は磁電変換素子１４，１４′及びスイッ
チ１５を搭載するプリント基板、１８はスライダー１０
に設けられた永久磁石、１９は装置のケースである。
ンティング装置を示す図であり、図１は組立断面図、図
２は分解斜視図である。両図において、１０はカーソル
又はポインターの移動用手段であるスライダーであり、
該スライダー１０は弾性部材１１と中央部に穴１２ａを
有するドーム状部材１２とよりなる。１３はスライダー
１０を摺動自在に支承するハウジング、１４，１４′は
磁電変換素子、１５はスイッチ、１６は該スイッチのキ
ートップ、１７は磁電変換素子１４，１４′及びスイッ
チ１５を搭載するプリント基板、１８はスライダー１０
に設けられた永久磁石、１９は装置のケースである。
【００１３】スライダー１０の弾性部材１１は指のタッ
チフィーリングを向上させるため弾性材料、例えばゴム
製にしても良い。また弾性部材１１とドーム状部材１２
は結合され、弾性部材１１の中央低部には永久磁石１８
が埋め込まれている。この永久磁石１８はプラスチック
マグネット製にして弾性部材１１と一体加工しても良
い。ハウジング１３はドーム状をなし中央に大きな穴１
３ａがあけられ、スライダー１０を摺動自在に支承して
いる。また磁電変換素子１４，１４′とスイッチ１５は
プリント基板１７に搭載され、スライダー１０の下方に
配置固定されている。なおスライダー１０の弾性部材１
１には指のタッチフィーリングを向上させるため図３
（ａ）に示すように中央部にクレータ状の窪み１０ａを
設けると良い。
チフィーリングを向上させるため弾性材料、例えばゴム
製にしても良い。また弾性部材１１とドーム状部材１２
は結合され、弾性部材１１の中央低部には永久磁石１８
が埋め込まれている。この永久磁石１８はプラスチック
マグネット製にして弾性部材１１と一体加工しても良
い。ハウジング１３はドーム状をなし中央に大きな穴１
３ａがあけられ、スライダー１０を摺動自在に支承して
いる。また磁電変換素子１４，１４′とスイッチ１５は
プリント基板１７に搭載され、スライダー１０の下方に
配置固定されている。なおスライダー１０の弾性部材１
１には指のタッチフィーリングを向上させるため図３
（ａ）に示すように中央部にクレータ状の窪み１０ａを
設けると良い。
【００１４】図３は上述のポインティング装置の指によ
る操作例を示す図である。同図（ａ）は親指操作の場合
であり、親指２６をスライダー１０の中央部の窪み１０
ａに置き操作する。同図（ｂ）は親指以外の指、例えば
人差し指を用いた場合であり、（ａ）図の場合と同様に
スライダー１０の窪み１０ａに人差し指２７を置き
（ｃ）図に示すようにスライダー１０を操作する。
る操作例を示す図である。同図（ａ）は親指操作の場合
であり、親指２６をスライダー１０の中央部の窪み１０
ａに置き操作する。同図（ｂ）は親指以外の指、例えば
人差し指を用いた場合であり、（ａ）図の場合と同様に
スライダー１０の窪み１０ａに人差し指２７を置き
（ｃ）図に示すようにスライダー１０を操作する。
【００１５】図４は、このポインティング装置の動作原
理を示す図である。同図において、１８はスライダー１
０に取付けられた永久磁石であり、垂直方向にＮ極、Ｓ
極がくるように着磁されている。また、永久磁石１８の
下方には４個の磁電変換素子１４がＸ軸及びＹ軸にくる
ようにそれぞれプリント基板上に実装されている。そし
て磁電変換素子１４は垂直方向の磁界だけを検出し、永
久磁石１８が、スライダー１０の操作量に応じて移動し
た時の磁界密度の変化を電圧に変換して出力する。磁電
変換素子１４の電圧変化はマイクロプロセッサモジュー
ル（ＭＰＵ）にてカーソルの移動信号に変換されてポイ
ンター又はカーソルを制御する。
理を示す図である。同図において、１８はスライダー１
０に取付けられた永久磁石であり、垂直方向にＮ極、Ｓ
極がくるように着磁されている。また、永久磁石１８の
下方には４個の磁電変換素子１４がＸ軸及びＹ軸にくる
ようにそれぞれプリント基板上に実装されている。そし
て磁電変換素子１４は垂直方向の磁界だけを検出し、永
久磁石１８が、スライダー１０の操作量に応じて移動し
た時の磁界密度の変化を電圧に変換して出力する。磁電
変換素子１４の電圧変化はマイクロプロセッサモジュー
ル（ＭＰＵ）にてカーソルの移動信号に変換されてポイ
ンター又はカーソルを制御する。
【００１６】図５は本発明の実施例のコンピュータ装置
を示す図である。同図において、５１は液晶表示パネル
またはプラズマディスプレイパネル等の平面型ディスプ
レイ、５２はディスプレイの輝度調整やバックライトの
明るさ調整用のボリウム及び電源ランプ、バッテリーラ
ンプ、ディスクドライバーランプなどの表示部５２ａが
設けられたハウジング部であり、該ハウジング部５２の
右下にポインティング装置が設けられており、５３はス
ライダー１０に対応するスライダーである。５４は本体
部５５に設けられたキーボードである。
を示す図である。同図において、５１は液晶表示パネル
またはプラズマディスプレイパネル等の平面型ディスプ
レイ、５２はディスプレイの輝度調整やバックライトの
明るさ調整用のボリウム及び電源ランプ、バッテリーラ
ンプ、ディスクドライバーランプなどの表示部５２ａが
設けられたハウジング部であり、該ハウジング部５２の
右下にポインティング装置が設けられており、５３はス
ライダー１０に対応するスライダーである。５４は本体
部５５に設けられたキーボードである。
【００１７】本実施例のような携帯型コンピュータは、
一般的に、本体５５とディスプレイ部５６に分かれてい
て、ディスプレイ部５６を開けると本体５５側にキーボ
ード５４が現われる形となっている。本体５５側にはキ
ーボード５４やディスクドライブ、メイン基板等が実装
されるが、ディスプレイ部５６側は、ディスプレイ５１
に操作ランプ、ボリューム等５２が取付けられるだけで
あるため、本体側に比べてスペース的に余裕がある。そ
のため本実施例ではポインティング装置をディスプレイ
部５６のハウジング部５２の右下に設けている。具体的
には、図５のようにポインティング装置のスライダー５
３がハウジング部５２の前面側でディスプレイ５１より
外方の側方部分に設けられている。
一般的に、本体５５とディスプレイ部５６に分かれてい
て、ディスプレイ部５６を開けると本体５５側にキーボ
ード５４が現われる形となっている。本体５５側にはキ
ーボード５４やディスクドライブ、メイン基板等が実装
されるが、ディスプレイ部５６側は、ディスプレイ５１
に操作ランプ、ボリューム等５２が取付けられるだけで
あるため、本体側に比べてスペース的に余裕がある。そ
のため本実施例ではポインティング装置をディスプレイ
部５６のハウジング部５２の右下に設けている。具体的
には、図５のようにポインティング装置のスライダー５
３がハウジング部５２の前面側でディスプレイ５１より
外方の側方部分に設けられている。
【００１８】図６は本発明の実施例を後方から見た斜視
図である。同図において、５５は本体部、５６はディス
プレイ部である。該ディスプレイ部５６の背面側で且つ
スライダー５３が位置する側方部分に対応した側方部分
に、ポインティング装置である、マウスのクリックボタ
ンに相当するボタンスイッチ７２，７３，７４が設けら
れている。７５はクリックボタンの第１、第２、第３を
識別するため、スイッチ表面である指操作面に凹凸が設
けられている。なおボタンスイッチ７２，７３，７４は
マウスに合わせて、１個又は２個取付け、又は３ボタン
マウスに合わせて３個取付けても良い。またこのボタン
スイッチ７２，７３，７４の形状は手の指に合わせて扇
形の形状とし、またその配置は指の長さを半径とした円
弧上に配置している。
図である。同図において、５５は本体部、５６はディス
プレイ部である。該ディスプレイ部５６の背面側で且つ
スライダー５３が位置する側方部分に対応した側方部分
に、ポインティング装置である、マウスのクリックボタ
ンに相当するボタンスイッチ７２，７３，７４が設けら
れている。７５はクリックボタンの第１、第２、第３を
識別するため、スイッチ表面である指操作面に凹凸が設
けられている。なおボタンスイッチ７２，７３，７４は
マウスに合わせて、１個又は２個取付け、又は３ボタン
マウスに合わせて３個取付けても良い。またこのボタン
スイッチ７２，７３，７４の形状は手の指に合わせて扇
形の形状とし、またその配置は指の長さを半径とした円
弧上に配置している。
【００１９】このように構成された本実施例は、図７及
び図８の如くにして用いられる。即ち、カーソル又はポ
インターを移動させる場合は、図７の如く、きき手であ
る右手５７の親指２６を用いてポインティング装置のス
ライダー５３の露出した表面である指操作面を操作す
る。また図８の如く、スライダー５３を右手の親指２６
で操作しながら人差し指２７あるいは中指等を用いてデ
ィスプレイ部背面のボタンスイッチ７２，７３，７４を
操作する。このように、ディスプレイ部５６を親指と親
指以外の指でつかむ形で操作するため、違和感なく使用
することができる。
び図８の如くにして用いられる。即ち、カーソル又はポ
インターを移動させる場合は、図７の如く、きき手であ
る右手５７の親指２６を用いてポインティング装置のス
ライダー５３の露出した表面である指操作面を操作す
る。また図８の如く、スライダー５３を右手の親指２６
で操作しながら人差し指２７あるいは中指等を用いてデ
ィスプレイ部背面のボタンスイッチ７２，７３，７４を
操作する。このように、ディスプレイ部５６を親指と親
指以外の指でつかむ形で操作するため、違和感なく使用
することができる。
【００２０】
【本発明の効果】本発明に依れば、ポインティング装置
をディスプレイ部のハウジング部に配置したことによ
り、携帯型コンピュータ装置の小型化が図れる。また、
本発明のコンピュータ装置では、操作者がディスプレイ
上のカーソルまたはポインターの動きとポインティング
装置の操作状態を同一視野内に捕えながら操作すること
が可能となるため、従来のようにキーボード上のポイン
ティング装置とディスプレイ上のカーソルまたはポイン
ターとに視線を変える必要がなく、操作性の良い、しか
も目の疲労等が軽減できる携帯型コンピュータ装置が得
られる。 しかも、ポインティング装置の移動用手段とス
イッチがディスプレイ部のハウジング部における前面側
と背面側の側方部分に設けられているため、操作者はデ
ィスプレイ部を前後からつかむ形でポインティング装置
を操作することになるので、その操作時にコンピュータ
装置自体をひっくりかえすような事態を未然に防止でき
るなど、一層操作性の良い携帯型コンピュータ装置が得
られる。
をディスプレイ部のハウジング部に配置したことによ
り、携帯型コンピュータ装置の小型化が図れる。また、
本発明のコンピュータ装置では、操作者がディスプレイ
上のカーソルまたはポインターの動きとポインティング
装置の操作状態を同一視野内に捕えながら操作すること
が可能となるため、従来のようにキーボード上のポイン
ティング装置とディスプレイ上のカーソルまたはポイン
ターとに視線を変える必要がなく、操作性の良い、しか
も目の疲労等が軽減できる携帯型コンピュータ装置が得
られる。 しかも、ポインティング装置の移動用手段とス
イッチがディスプレイ部のハウジング部における前面側
と背面側の側方部分に設けられているため、操作者はデ
ィスプレイ部を前後からつかむ形でポインティング装置
を操作することになるので、その操作時にコンピュータ
装置自体をひっくりかえすような事態を未然に防止でき
るなど、一層操作性の良い携帯型コンピュータ装置が得
られる。
【図１】本発明の実施例に用いるポインティング装置を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図２】本発明の実施例に用いるポインティング装置を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図３】図１のポインティング装置の指による操作例を
示す図である。
示す図である。
【図４】図１のポインティング装置の原理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図５】本発明の実施例を示す図である。
【図６】本発明の実施例を後方より見た図である。
【図７】本発明の実施例を操作している状態を示す図で
ある。
ある。
【図８】本発明の実施例を操作している状態を示す図で
ある。
ある。
【図９】従来のポインティング装置を有するコンピュー
タ装置の１例を示す図である。
タ装置の１例を示す図である。
１０…スライダー １１…ラバー部材 １２…ドーム状部材 １３…ハウジング １４，１４′…磁気抵抗素子 １５…スイッチ １６…スイッチのキートップ １７…プリント基板 １８…永久磁石 １９…ケース ２６…親指 ２７…人差し指 ５１…平面型ディスプレイ ５２…ハウジング部 ５３…スライダー ５４…キーボード ５５…本体部 ５６…ディスプレイ部 ７２，７３，７４…ボタンスイッチ ７５…凹凸
Claims (4)
- 【請求項１】 キーボードを有する装置本体と、ハウジ
ング部の前面側にディスプレイ面が露出するように平面
ディスプレイを有するディスプレイ部と、該平面ディス
プレイ上にあるカーソルまたはポインターを該平面ディ
スプレイ上の任意の位置へ移動させるためのポインティ
ング装置とを備え、 平面ディスプレイがキーボードに対面するように、装置
本体の端部とディスプレイ部の端部が回転可能に連結さ
れ、ディスプレイ部を端部中心に装置本体から開くと装
置本体のキーボードが現れる携帯可能なコンピュータ装
置において、 前記ポインティング装置は、前記カーソルまたはポイン
ターの移動用手段と、該移動用手段の操作量を検出する
ための検出手段と、前記カーソル又はポインターの位置
決定のためのスイッチを具備すると共に、 前記移動用手段が前記ハウジング部の前記前面側で且つ
前記平面ディスプレイより外方の側方部分に設けられ、
前記スイッチが前記ハウジング部の前記前面側と反対の
背面側で且つ前記移動用手段が位置する前記側方部分に
対応した側方部分に設けられ、前記検出手段が前記ハウ
ジング部内に設けられ、且つ 前記移動用手段の指操作面
が前記前面側の前記側方部分の面より露出し、前記スイ
ッチの指操作面が前記背面側の前記側方部分の面より露
出して設けられている ことを特徴とするコンピュータ装
置。 - 【請求項２】 前記平面ディスプレイが液晶表示パネル
又はプラズマディスプレイパネルであることを特徴とす
る請求項１のコンピュータ装置。 - 【請求項３】 前記スイッチ手段は複数個のスイッチを
有し、該スイッチの指操作面に識別用凹凸が設けられて
いることを特徴とする請求項１のコンピュータ装置。 - 【請求項４】 前記複数のスイッチが指の長さを半径と
した円周上に配置されていることを特徴とする請求項３
のコンピュータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010990A JP3058216B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | コンピュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010990A JP3058216B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | コンピュータ装置 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Family
ID=11765588
Family Applications (1)
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Also Published As
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|---|---|
| JPH05204539A (ja) | 1993-08-13 |
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