JPH0635251Y2 - 電子式複写機等の転写装置 - Google Patents

電子式複写機等の転写装置

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JPH0635251Y2
JPH0635251Y2 JP1987124160U JP12416087U JPH0635251Y2 JP H0635251 Y2 JPH0635251 Y2 JP H0635251Y2 JP 1987124160 U JP1987124160 U JP 1987124160U JP 12416087 U JP12416087 U JP 12416087U JP H0635251 Y2 JPH0635251 Y2 JP H0635251Y2
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JP
Japan
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transfer
transfer material
corotron
baffle
guide plate
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JP1987124160U
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JPS6429659U (ja
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邦明 田川
幸男 加藤
嘉博 榎本
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子式複写機やレーザビームプリンタ等の転
写装置、詳しくは、コピー用紙を汚さずしかも用紙後端
部まで鮮明な画像の得られる電子式複写機等の転写装置
に関する。
〔従来の技術〕
電子式複写機においては、露光・現像・転写・定着の各
工程を経てコピーが得られるようになっている。
そして、転写を行う転写装置としては、感光ドラムに向
かって開口したシールド部材とその内部に配設される放
電ワイヤとからなる転写コロトロンにより感光ドラムに
接して搬送される転写材を帯電し、感光ドラム上の帯電
トナー像を静電気的吸引力によって転写材に転写するコ
ロナ転写装置が汎用されている。
このコロナ転写装置では、転写材は、転写コロトロンに
よって帯電される前に感光ドラムに密着していないと、
感光ドラムと転写材に形成される空間をトナーが移動し
てしまい、鮮明な画像が得られない。このため、通常、
転写材を適切な位置に導くためのガイド板が設けられ
る。
このような転写装置として、第4図に示す特開昭61−17
6560号公報に開示されるものが知られる。
図において、1は感光ドラムで、表面にはトナー像が現
像されており、矢印B方向へ回転している。そして、ガ
イド板4により転写材が感光ドラム1方向に搬送され、
転写コロトロン6の放電により感光ドラム1上のトナー
像が転写材に転写される。
このとき、転写コロトロン6の放電ワイヤ7から転写材
に対する放電は、第5図において導電性のシールド部材
8の開口部を臨む部分、すなわち、転写領域C(斜線で
示す)について行われるので、転写材は転写領域Cに達
する前に感光体6に密着している必要がある。このた
め、シールド部材8の転写材進入側の端部を折り曲げて
ハローバッフル8aとし、転写領域Cを狭めている。更
に、ガイド板4の先端部を転写コロトロン6に対して相
対的に高い位置に設定している。
これにより、転写材は、転写コロトロン6によって帯電
される前に感光ドラム1に密着されることになる。した
がって、転写材と感光ドラム6が密着した状態で転写が
行われ、鮮明な画像が得られる。
そして、転写後の転写材は剥離装置10により感光体ドラ
ムから剥離された後、定着装置(図示せず)により定着
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来の転写装置においては、転写材が転写
部に進入したとき、転写材後端側はガイド板4で高い位
置に強く曲げられた姿勢となるため、転写材後端がガイ
ド板4の先端を通過したときに跳ね落ちてしまい、当該
部分に感光ドラム1上のトナー像が転写されないという
問題があった。
この問題を解決するため、第6図に示すように、ガイド
板4と転写コロトロン6との間に、転写材を支持するた
めの金属製や樹脂製のバッフル20を介設した構造の転写
装置が知られている。
第6図に示す構成によれば、転写材後端がガイド板4の
先端を通過したのち、一旦、バッフル20に当接して転写
材の曲がりが戻るので、転写材後端の急激な跳ね落ちが
防止される。このバッフル20を金属製とした場合は、ノ
イズ防止のため接地する必要がある。しかしこの場合、
転写材が湿気をおびていると、同バッフル20を介して転
写電流がリークし転写不良が発生するという問題があっ
た。
バッフル20を高低抗体、定電圧素子もしくはバイアス電
源を介して接地すると、リークはなくなるが、バッフル
20に生じるバイアス電圧により現像装置や感光ドラム1
上のトナークラウドが付着し、転写材の裏面を汚すとい
う問題があった。
また、バッフル20をマイラー21(第6図において破線で
示す)で絶縁した場合或いはバッフル20が樹脂等の絶縁
物である場合、転写材との摩擦による帯電によってバッ
フル20の上面が帯電してトナークラウド等の汚れが付着
し、転写材の裏面を汚すという欠点があった。
本考案は、上記問題点を解消し、転写材の跳ね落ちを防
止し、且つ、転写材表面を汚さず良好な転写を行うこと
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、感光体に対向して
転写コロトロンを配置し、該転写コロトロンのシールド
の転写材進入側の上端部を転写領域を狭める方向に折り
曲げてバッフルを形成し、転写材を前記感光体と前記転
写コロトロンとの間に導くと共にその先端が前記転写コ
ロトロンに対して相対的に高い位置に設定されているガ
イド板を設け、前記バッフルの上面及び前記シールドの
側面を覆う絶縁性樹脂から形成される転写材支承体を設
け、該転写体支承体の上面に前記転写材と前記感光体と
の最大間隔を規制する複数の突条体を転写材進入方向に
対して斜めに形成したことを特徴とする。
〔作用〕
転写材は、ガイド板により案内されて感光体と転写コロ
トロンとの間を通過し、感光体上のトナー像が転写コロ
トロンからの静電力により転写材に転写される。このと
きガイド板の先端は転写コロトロンに対して相対的に高
い位置に設定されているので、転写材は転写領域におい
て感光体に対して密着した状態で転写が行われる。転写
材の後端がガイド板の先端を通過すると、転写材の後端
は跳ね落ちるが、このとき転写材の後端は一旦転写材支
承体に接触して跳ね落ちの衝撃が和らげられるので転写
材に転写されたトナー像が転写材から剥離することがな
くなる。転写が行われる際には、転写材は転写材支承体
に接触しながら移動するが、転写材支承体は絶縁性樹脂
から形成されているので、転写材が湿気をおびている場
合でも転写材支承体を介して転写電流がリークすること
がなく、転写不良が防止される。このように転写材支承
体を絶縁性樹脂から形成した場合には、転写材支承体が
摩擦により帯電して汚れが付着し転写材の裏面が汚れる
おそれがあるが、本考案においては、転写材は転写体支
承体の上面に形成された複数の突条体で支承されるの
で、転写体支承体と転写材との接触面積は少ない。した
がって、転写材支承材が帯電してこれに不純物が付着し
たような場合でも、同転写材支承材から転写材への汚れ
の付着量は少なくなり、転写材裏面の汚れが防止され
る。しかも、複数の突条体は転写材進入方向に対して斜
めに形成されているので、転写材の同一個所に連続して
接触することがなく汚れが目立たなくなる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
なお、従来例と同一部分は同一符号を付している。
第1図は、本考案の一実施例を具備した電子式複写機の
側面断面図である。
図において、Aは電子式複写機で、図示しない原稿台上
に載置された原稿を走査露光して感光ドラム1上の露光
部1aに静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置2に
おいてトナーを含んだ現像剤で現像して可視像化した後
に転写装置3により用紙等の転写材に転写し、さらに図
示しない定着装置で加熱定着して複写するようになって
いる。
転写装置3において、4は給紙ローラ5から供給される
転写材を導くためのガイド板で、矢印B方向に回転する
感光ドラム1と転写コロトロン6との間の適切な位置に
転写材を導くようになっている。
転写コロトロン6は、感光ドラム1に対向して開口さ
れ、その内部に配線した放電ワイヤ7で放電を行い、感
光ドラム1上のトナー像を転写材に転写するようになっ
ている。すなわち、放電ワイヤ7は、帯電トナー像と逆
極性の電圧を印加されるもので、放電によって転写材を
帯電トナー像と逆極性に帯電し、その静電気的引力によ
って転写する。
したがって、感光ドラム1に対向した開口部が転写領域
Cとなっており、転写材がこの転写領域Cで帯電転写さ
れる前に感光ドラム1と密着状態が保たれて良好な転写
が行なえるように、ガイド板4の先端は転写コロトロン
6よりも高い位置に設定される。また、シールド部材8
の転写材進入側は、転写領域Cを規制する方向へ折曲さ
れハローバッフル8aを有する形状になっている。
ここで、転写コロトロン6のシールド部材8とガイド板
4との間にあって、ハローバッフル8aの上面及びシール
ド部材8の側面を覆う断面L字状の絶縁性の樹脂から形
成される転写材支承体9を固設している。この転写材支
承体9は、転写材の後端と感光ドラム1との最大間隙を
規制するものである。
第2図は、転写材支承体9の平面図に示したもので、転
写材支承体9の上面には、転写材進入方向に対し0〜45
度の角度をもって複数のリブ部材9aが、転写材支承体9
の長手方向に対して対称に形成されている。
転写材支承体9は、たとえば、ポリプロピレンを成型加
工して形成し、転写材と接する面には、第3図に示すよ
うに、R部を有するリブ部材9aを形成して転写材最後端
を保持する。
なお、転写材支承体9の止着方法は、接着剤等による接
着でも、ビス止めの何れでもよい。
このように構成された転写装置3に転写材がガイド板4
から搬送されてくると、転写材はガイド板4によって感
光ドラム1に密着して搬送され、転写領域Cにおいて転
写が行われる。
そして、転写材の後端がガイド板4の先端を通過したと
き、ガイド板4の先端は、転写材は反った姿勢から転写
材の有する弾性によって後端部が跳ね落ちようとする。
ここで、ハローバッフル8a上に覆設した転写材支承体9
によって転写材の終端部分が接触保持されながら進む。
したがって、転写材の終端部が急激に跳ね落ちることは
なく、転写領域Cに臨む部分の転写材は感光ドラム1に
密着した状態に保持され、転写材終端部においても良好
な転写がなされる。
このとき、転写材支承体9と転写材との接触は、R部に
よる点接触のためリブ部材9aが転写材との摩擦によって
帯電してトナークラウド等の汚れが付着しても、転写材
表面への付着量が微量となって、実用上、転写材の裏面
汚れを無視できる程度にすることができる。また、リブ
部材9aは、転写材進入方向に対して傾斜しているので、
転写材の転写材進入方向と直角方向から見て同一部分が
リブ部材9aに接触することがなく、転写材表面の縦列状
の汚れが発生するのを防止することができる。
本実施例においては、第1図に示すように、転写領域C
がハローバッフル8aで規制され、転写材が転写領域Cに
達する前に感光体ドラム1に密着するようにされてお
り、用紙後端がガイド板4にある時はガイド板4によ
り、また用紙後端がガイド板4から離れた時はハローバ
ッフル8aの上面に配設したリブ部材9で感光ドラム1と
の間隙が有効に規制されるため、感光ドラム1の転写材
が密着した状態で転写が行われ転写材全域にわたって鮮
明な画像を得ることができる。
実験によると、リブ部材9aと感光ドラム1との間隙は1
〜3mmの範囲に保つ必要があり、更には、1.5〜2.5mmの
範囲が適切である。
また、本実施例における転写材支承体9は、樹脂製であ
り非導電性なので、転写材が高湿度下で吸湿し電気抵抗
値が低下しても、転写材の受ける電荷が転写材支承体9
を伝ってリークすることがなく転写不良が発生する心配
がない。
〔考案の効果〕
本考案においては、感光体と転写コロトロンとの間にあ
って転写材の後端の跳ね落ちを防止する転写材支承体を
絶縁体とすると共に転写材に対して点接触させている。
したがって、転写材支承体から転写材に付着する汚れの
付着量も微量であり、転写材裏面の汚れも無視できる程
度となり、綺麗なコピーが得られる。しかも、複数の突
条体は転写材進入方向に対して斜めに形成されているの
で、転写材の同一個所に連続して接触することがなく汚
れが目立たなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を具備した電子式複写機の側
面断面図、第2図は転写材支承体の平面図、第3図は第
2図のI−I線切断断面図、第4図は従来例における電
子式複写機の側面断面図、第5図は転写領域の説明図、
第6図は従来例における転写装置の要部側面断面図であ
る。 1:感光ドラム、2:現像装置 3:転写装置、4:ガイド板 5:給紙ローラ、6:転写コロトロン 7:放電ワイヤ、8;シールド部材 8a:ハローバッフル、9:転写材支承体 9a:リブ部材、10:剥離装置 A:電子式複写機、C:転写領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−47082(JP,A) 実開 昭63−65063(JP,U) 実開 昭60−184073(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に対向して転写コロトロンを配置
    し、該転写コロトロンのシールドの転写材進入側の上端
    部を転写領域を狭める方向に折り曲げてバッフルを形成
    し、転写材を前記感光体と前記転写コロトロンとの間に
    導くと共にその先端が前記転写コロトロンに対して相対
    的に高い位置に設定されているガイド板を設け、前記バ
    ッフルの上面及び前記シールドの側面を覆う絶縁性樹脂
    から形成される転写材支承体を設け、該転写体支承体の
    上面に前記転写材と前記感光体との最大間隔を規制する
    複数の突条体を転写材進入方向に対して斜めに形成した
    ことを特徴とする電子式複写機等の転写装置。
JP1987124160U 1987-08-12 1987-08-12 電子式複写機等の転写装置 Expired - Lifetime JPH0635251Y2 (ja)

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JP1987124160U JPH0635251Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12 電子式複写機等の転写装置

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Publication Number Publication Date
JPS6429659U JPS6429659U (ja) 1989-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60184073U (ja) * 1984-05-16 1985-12-06 富士ゼロックス株式会社 転写装置
JPS6247082A (ja) * 1985-08-26 1987-02-28 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像転写装置
JPS6365063U (ja) * 1986-10-16 1988-04-28

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JPS6429659U (ja) 1989-02-22

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