JPH06351015A - テレビジョン会議システム用の撮像システム - Google Patents

テレビジョン会議システム用の撮像システム

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Publication number
JPH06351015A
JPH06351015A JP5138537A JP13853793A JPH06351015A JP H06351015 A JPH06351015 A JP H06351015A JP 5138537 A JP5138537 A JP 5138537A JP 13853793 A JP13853793 A JP 13853793A JP H06351015 A JPH06351015 A JP H06351015A
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JP
Japan
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speaker
camera
image pickup
information
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5138537A
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English (en)
Inventor
Shinzou Matsui
紳造 松井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、話者の位置を固定化せずに話者の
移動に対応して、撮像方向、画角、集音方向をリアルタ
イムに自動的に変えることができ、且つコストの上昇を
抑えるために、少なくとも3つのマイクを使用して話者
の方向を検出することを特徴とする。 【構成】カメラ1及び高指向性集音マイクは、方位制御
装置3によってスタンド4に据付けられている。このス
タンド4には、話者の方位を検出するための話者方位検
出部5が取付けられている。話者方位検出部5から得ら
れた情報は、話者位置解析部6に供給されて話者への方
位が求められる。システム制御部7は、話者位置解析部
6で求められた情報により、カメラ1及び高指向性集音
マイク2を移動させるべくカメラ制御部8を制御すると
共に、カメラ1及び高指向性集音マイク2の方位を設定
すべく方位制御装置3の動きを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は話者位置を検出して撮
像エリアを自動的に設定可能なテレビジョン会議システ
ム用の撮像システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン(以下、テレビと略
記する)を用いた会議システムが普及してきている。例
えば、話者の数に対応したカメラを用意し、各カメラか
らの信号を切換えるテレビ会議システムや、1台の全景
を撮像するカメラと1台の人物撮像専用のカメラを用い
るテレビ会議システムが知られている(特開平4−32
3990号公報参照)。特に、後者のテレビ会議システ
ムでは、人物撮像専用のカメラは、旋回台等によりその
撮像方向を変えることができ、リモートコントローラ
(以下リモコンと略記する)等によって人物撮像専用の
カメラを動かして話者方向に向けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、話者の
数に対応したカメラを用意するシステムの場合、1人に
つき1台カメラを必要としているので、多人数による会
議等の場合、話者の数が多く、そのコストがかなり高い
ものとなっていた。更に、話者が話しながら移動するよ
うな場合、話者がカメラの撮像画角外に出てしまうとい
った不都合が生じる。
【0004】また、リモコンを使用したテレビ会議シス
テムの場合、カメラの台数は少なくて済むものの、話者
が話しながら移動するような場合、いちいち移動する話
者にカメラを追従させなければならず、その操作が煩わ
しいものであった。加えて、話者が話している途中で他
の話者が話し始めたような場合、話者を適格に認識する
ことができず、リアルタイムに適切な映像及び音声情報
を得ることが困難なものであった。
【0005】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、話者の位置を固定化せずに話者の移動に対応して、
撮像方向、画角、集音方向をリアルタイムに自動的に変
えることができ、且つコストの上昇を抑えたテレビジョ
ン会議システム用の撮像システムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、複
数の異なる場所の間で映像情報及び音声情報等の情報を
伝送して会議等を行うテレビジョン会議システム用の撮
像システムに於いて、少なくとも一人の話者を撮像する
撮像手段と、この撮像手段で撮像されるべく話者が発す
る音声情報を検出する音声情報検出手段と、この音声情
報検出手段により検出された音声情報に基いて、該音声
の発生した方位情報を検出する方位情報検出手段と、こ
の方位情報検出手段により検出された方位情報に基い
て、上記撮像手段による撮像状態を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明は、複数の異なる場所の間で映像情報
及び音声情報等の情報を伝送して会議等を行うテレビジ
ョン会議システム用の撮像システムである。このシステ
ムに於いて、撮像手段が少なくとも一人の話者を撮像
し、この撮像手段で撮像されるべく話者が発する音声情
報が、音声情報検出手段で検出される。この音声情報検
出手段により検出された音声情報に基いて、方位情報検
出手段が該音声の発生された方位情報を検出する。する
と、この方位情報検出手段により検出された方位情報に
基いて、制御手段が上記撮像手段による撮像状態を制御
する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は、この発明のテレビジョン会議システム
用の撮像システムの一実施例の構成を示す外略図であ
る。
【0009】同図に於いて、カメラ1は、ズーム機能及
びオートフォーカス(AF)機能を有したカメラであ
る。このカメラ1には、高指向性集音マイクロホン(以
下マイクと略記する)2が取付けられている。上記カメ
ラ1は、また、方位制御装置3によってスタンド4に据
付けられているもので、その撮像方向及び集音方向が上
下方向(図示矢印A方向)及び左右方向(図示矢印B方
向)に制御される。上記スタンド4には、話者の方位を
検出するための話者方位検出部5が取付けられている。
【0010】上記話者方位検出部5から得られた情報
は、話者位置解析部6に供給され、ここで種々の解析が
なされる。この話者位置解析部6では、後述するよう
に、上記カメラ1から話者への方位が求められる。シス
テム制御部7は、話者位置解析部6で求められた情報に
より、カメラ1及び高指向性集音マイク2を移動させる
べくカメラ制御部8を制御すると共に、カメラ1及び高
指向性集音マイク2の方位を設定すべく方位制御装置3
の動きを制御する。尚、カメラ制御部8は、カメラ1の
ズーム機能、AF機能等の動きを制御するものである。
【0011】このようにして、撮像システムは構成され
ている。そして、例えばテーブル9の近傍には、互いに
適切な間隔で複数の話者101、102 、103 、104
、…、10n が配置されている。
【0012】ここで、図2及び図3を参照して、話者方
位検出について説明する。先ず、図2に於いて、マイク
11a及び11bを使用した場合の話者の方位検出につ
いて説明する。いま、話者10aから音声が発せられた
とすると、2つのマイク11a及び11bに、その音声
が集音される。このとき、マイク11a及び11bに入
射される音声の時間のずれを検出することにより、話者
10aの角度(入射角度θ)が求められる。
【0013】ところが、2つのマイク11a及び11b
だけでは、マイク11a、11b間を結ぶ線に対して入
射角度θの音声は、図2の斜線部で表される円錐上の側
面12上からの音声全てが同じ入射角度として認識され
てしまう。このため、話者の3次元上での移動(上下方
向及び左右方向両方の移動)等には対応することができ
ない。
【0014】このため、図3に示されるように、マイク
11a、11bに加えてマイク11を設けて、話者の方
位を特定することができるようにしている。すなわち、
話者10aから音声が発せられた場合、上記したよう
に、マイク11a、11bを結ぶ線に対して底面12a
を有する円錐が考えられる。また、同時に、マイク11
a、11cを結ぶ線に対して底面12bを有する円錐が
考えられる。これにより、底面12a、12bを有する
2つの円錐から、それぞれの円錐上の側面上で交わる点
が、音声を発した話者10aの位置となる。こうして、
話者の位置、すなわち方位を特定することができる。
【0015】図4は、話者方位検出部5の具体的な構成
例を示したもので、(a)は話者方向から見た正面図、
(b)は斜視図である。同図に於いて、基準となるマイ
ク13aから所定距離Lab、Lacをおいてマイク13
b、13cが、図示の如く配置されている。すなわち、
マイク13bは、各話者とマイク13aとを結ぶ線上に
ない位置に配置される。そして、マイク13cは、マイ
ク13a、13cを結ぶ線に対してマイク13aから垂
直方向で、且つ各話者とマイク13aとを結ぶ線上にな
い位置に配置されている。上記所定距離Lab、Lacは、
音声周波数によって決められるもので、例えば5〜10
cmである。
【0016】また、上記マイク13a、13b、13c
には、吸音材14が取付けられている。この吸音材14
は、このシステムが設けられる部屋の壁等からの反射音
や、エアコンディショナの音、話者の音声に対してその
反対側から入射する音、及び話者の移動しないエリアか
らの音を吸音して、検出誤差を少なくするためのもので
ある。
【0017】次に、図5のブロック図を参照して、話者
方位検出部5及び話者位置解析部6の詳細な構成を説明
する。話者方位検出部5は、上述したマイク13a、1
3b、13cと、これらそれぞれのマイク13a、13
b、13cで集音された音声の信号を増幅して話者位置
解析部6に出力する増幅器15a、15b、15cで構
成されている。
【0018】話者位置解析部6は、上記増幅器15a、
15b、15cの出力の特定周波数を抽出するバンドパ
スフィルタ(BPF)16a、16b、16cと、この
バンドパスフィルタ16a、16b、16cで抽出され
た出力をA/D変化するA/Dコンバータ17a、17
b、17cと、話者方位解析部18a、18bと、話者
方位演算部19とより構成される。話者方位解析部18
a、18bは、それぞれマイク13a、13bと、マイ
ク13a、13cからの音声信号と、音速及びマイク間
距離(Lab、Lac)に基いて、上述したような原理によ
り、話者の方向を求める。そして、話者方位解析部18
aと、18bの解析結果から、図4に示されたような2
つの円錐の交点が、話者方位演算部19により求められ
る。これにより、話者の方向が決定される。
【0019】図6は、話者方位解析部18aの詳細なブ
ロック構成図である。この場合、話者方位解析部18b
の構成は、入力される信号がマイク13b及び13cか
らのものに代わるだけで、その他の構成は話者方位解析
部18aと同じであるので、ここでは説明は省略する。
【0020】話者方位解析部18aに於いて、マイク1
3aより入力される基準となる音声信号は、高速フーリ
エ変換(FFT)演算部20aで高速フーリエ変換され
る。同様に、FFT演算部20bでは、マイク13bよ
り入力される音声信号がFFT変換される。そして、こ
れらFFT演算部20a及び20bでFFT演算された
結果は、クロススペクトル演算部21にてクロススペク
トルが演算される。ここで、2つの音声信号のデータを
基に、各周波数に於ける位相を検出するための処理がな
される。
【0021】そして、位相計算部22では、各周波数に
於ける複素数の値により、位相が算出される。その周波
数の値と、この算出された位相値と、上記2つのマイク
13a、13b間の距離と音速から、入射角が入射角演
算部23で求められる。こうして求められた入射角か
ら、平均値演算部24にて各入射角の平均値θave が求
められる。
【0022】この入射角の平均値が、それぞれの話者方
位解析部18a及び18bから入力されて、話者方位演
算部19で話者の方向が決定される。そして、ここで決
定された話者の方向に向けて、システム制御部7が方位
制御装置3を制御して、カメラ1及び高指向性集音マイ
ク2を作動させる。
【0023】このように、第1の実施例によれば、クロ
ススペクトルの位相成分から各周波数に於いての遅延時
間を計算し、各々入射角を計算してそれを平均化してい
るので、精度良く入射角を求めることができる。
【0024】また、吸音材を使用することにより、会議
室の壁等の反射音や、エアコンディショナ等の不必要な
音を除去することができ、音声の誤認識を低減すること
ができる。
【0025】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。尚、以下に述べる実施例に於いて、同一の構成
要素には同一の参照番号を付して、重複を避けるためそ
の説明は省略するものとする。
【0026】上述した第1の実施例では、話者方位検出
部を1つ用いて話者の方向を特定していたが、この第2
の実施例は、話者方位検出部を2つ用いて、話者の方向
及び位置を特定しようとするものである。
【0027】図7及び図8を参照すると、第1の話者方
位検出手段としての話者方位検出部5と所定間隔をおい
て、第2の話者方位検出手段として話者方位検出部25
が設置されている。この話者方位検出部25は、話者方
位検出部5によって求められた方向と組合わせて、話者
の位置または話者までの距離を検出するためのものであ
る。この話者方位検出部25の検出結果は、話者方位検
出部5の検出結果と共に、話者位置解析ユニット26に
供給される。
【0028】話者方位検出部25は、図9に示されるよ
うに、マイク13d、13eが所定距離Ldeをおいて配
置されている。そして、これらのマイク13d、13e
には、吸音材14が取付けられている。
【0029】図10は、この第2の実施例によるシステ
ムの話者方位検出部5、25及び話者位置解析ユニット
26の詳細な構成を説明するブロック図である。尚、話
者方位検出部5及び話者位置解析部6については上述し
たので、説明は省略する。
【0030】話者方位検出部25は、上述したマイク1
3d、13eと、これらそれぞれのマイク13d、13
eで集音された音声の信号を増幅して話者位置解析部2
7に出力する増幅器15d、15eで構成されている。
【0031】話者位置解析部27は、上記増幅器15
d、15eの出力の特定周波数を抽出するバンドパスフ
ィルタ16d、16eと、このバンドパスフィルタ16
d、16eで抽出された出力をA/D変化するA/Dコ
ンバータ17d、17eと、話者方位解析部18cによ
り構成される。話者方位解析部18cは、マイク13
d、13eと、13dからの音声信号と、音速及びマイ
ク間距離(Lde)に基いて、上述したような原理によ
り、話者の方向を求める。
【0032】そして、話者方位解析部18cの解析結果
と、話者位置解析部6の話者方位演算部19の演算結果
が、話者位置演算部28に入力される。この話者位置演
算部28では、話者位置解析部6と話者位置解析部27
から、話者の方向と共に、話者とカメラ1との距離を演
算して、その結果をシステム制御部7へ出力する。これ
により求められた話者の方向及び話者とカメラ1との距
離に従って、システム制御部7が方位制御装置3を制御
して話者の方向を特定する。それと共に、カメラ制御部
8を介して、カメラ1のズーム機能、AF機能が制御さ
れて、カメラの画角が決定されて撮像がなされる。
【0033】このように、2系統の話者方位検出部を設
けることにより、話者の方向及び位置を検出することが
でき、これによってカメラの撮像エリアを自動的に設定
することができる。例えば、図7に於いて、初めに話者
101 が音声を発していたとすると、システム制御部7
によってカメラ1は話者101 のみを撮像する画角で動
作する。そして、続けて新たに他の話者(例えば話者1
4 )から音声が発せられたならば、システム制御部7
は方位制御装置3によるパンニングが間に合わないと判
断した場合、画角を話者101 から全ての話者が撮像さ
れる全景に切替えるように、カメラ制御部8を制御す
る。その後、特定の話者104 のみを撮像する画角でカ
メラ1が動作するようにする。尚、何れの話者も音声を
発しない場合は、全景を捕らえる画角で撮像するように
すれば良い。
【0034】次に、この発明の第3の実施例について説
明する。図11は、話者方位解析部の他の例を示したブ
ロック構成図である。尚、ここでは図6の話者方位解析
部18dとしているが、話者方位解析部18a〜18c
についても同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0035】話者方位解析部18dに於いて、マイク1
3a及び13bより入力される音声信号は、FFT演算
部20a及び20bでFFT演算される。そして、これ
らFFT演算部20a及び20bでFFT演算された結
果は、クロススペクトル演算部21にてクロススペクト
ルが演算されて、2つの音声信号のデータを基に、各周
波数に於ける位相を検出するための処理がなされる。
【0036】そして、位相計算部22では、各周波数に
於ける複素数の値により、位相が算出される。また、パ
ワー演算部29では、上記クロススペクトルのパワース
ペクトルが演算される。この算出された位相値と、その
周波数の値と上記2つのマイク13a、13b間の距離
と音速から、入射角が入射角演算部23で求められる。
そして、周波数成分選択部30にて、上記パワースペク
トルを誤検出の要因となる音声パワーの低い周波数成分
を排除するために、各パワー値に対する所定の閾値との
比較による周波数成分が選択される。こうして求められ
た上記周波数成分に於いて、入射角の平均値θave が平
均値演算部24で求められる。
【0037】このように、第3の実施例によれば、周波
数成分に於いては音声成分のレベルが低い場合に、回路
ノイズや外乱ノイズにより位相誤差を生じてしまうの
で、上記各周波数に於ける入射角を上記クロススペクト
ルのパワースペクトルを計算し、その結果を閾値と比較
して、ある一定信号レベル以下の周波数成分を除去して
いる。このため、精度良く入射角を求めることができ
る。
【0038】図12は、話者方位解析部の更に他の例を
示したブロック構成図である。尚、ここでは図6の話者
方位解析部18dとしているが、話者方位解析部18a
〜18cについても同様であるので、ここでの説明は省
略する。
【0039】話者方位解析部18eに於いて、FFT演
算部20a及び20bでFFT演算された結果は、クロ
ススペクトル演算部21にてクロススペクトルが演算さ
れて、2つの音声信号のデータを基に、各周波数に於け
る位相を検出するための処理がなされる。そして、位相
計算部22では、各周波数に於ける複素数の値により、
位相が算出される。また、パワー演算部29では、上記
クロススペクトルのパワースペクトルが演算される。こ
の算出された位相値と、その周波数の値と上記2つのマ
イク13a、13b間の距離と音速から、入射角が入射
角演算部23で求められる。そして、第1の周波数成分
選択手段としての周波数成分選択部30にて、各パワー
値に対する所定の閾値との比較による周波数成分が選択
される。
【0040】この周波数成分選択部30により選択され
た周波数成分の入射角の平均と分散が、ヒストグラム等
により統計計算部31で求められる。そして、この統計
計算により、上記平均値に対して、ある一定の分散内
(例えば2σ)に入る周波数成分が、第2の周波数成分
選択手段としての周波数成分選択部32で選択される。
この後、該周波数成分に於いて、入射角の平均値θave
が平均値演算部24で求められる。
【0041】このように、第4の実施例によれば、各周
波数に於ける入射角を統計処理して平均値から大きく外
れている周波数成分の要素を除去することで、例えばエ
アコンディショナ等の話者以外から発生する音の影響に
よる誤検出を低減することができ、精度良く入射角を求
めることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、話者の
位置を固定化せずに話者の移動に対応して、撮像方向、
画角、集音方向をリアルタイムに自動的に変えることが
でき、且つコストの上昇を抑えたテレビジョン会議シス
テム用の撮像システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテレビジョン会議システム用の撮像
システムの一実施例の構成を示す外略図である。
【図2】マイク11a及び11bを使用した場合の話者
の方位検出について説明する原理図である。
【図3】マイク11a、11b及び11cを使用した場
合の話者の方位検出について説明する図である。
【図4】話者方位検出部5の具体的な構成例を示したも
ので、(a)は話者方向から見た正面図、(b)は斜視
図である。
【図5】話者方位検出部5及び話者位置解析部6の詳細
を示すブロック構成図である。
【図6】図5の話者方位解析部18aの詳細を示すブロ
ック構成図である。
【図7】この発明のテレビジョン会議システム用の撮像
システムの第2の実施例の構成を示す外略図である。
【図8】図7の話者方位検出部5と話者方位検出部25
の配置を示す図である。
【図9】話者方位検出部25の具体的な構成例を示す図
である。
【図10】この発明の第2の実施例によるシステムの話
者方位検出部5、25及び話者位置解析ユニット26の
詳細を示すブロック構成図である。
【図11】この発明の第3の実施例による話者方位解析
部の他の例を示したブロック構成図である。
【図12】この発明の第4の実施例による話者方位解析
部の更に他の例を示したブロック構成図である。
【符号の説明】
1…カメラ、2…高指向性集音マイクロホン、3…方位
制御装置、4…スタンド、5…話者方位検出部、6…話
者位置解析部、7…システム制御部、8…カメラ制御
部、9…テーブル、101 、102 、103 、104
…、10n 、10a、10b、10c…話者、11a〜
11c、13a〜13e…マイク、14…吸音材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる場所の間で映像情報及び音
    声情報等の情報を伝送して会議等を行うテレビジョン会
    議システム用の撮像システムに於いて、 少なくとも一人の話者を撮像する撮像手段と、 この撮像手段で撮像されるべく話者が発する音声情報を
    検出する音声情報検出手段と、 この音声情報検出手段により検出された音声情報に基い
    て、該音声の発生した方位情報を検出する方位情報検出
    手段と、 この方位情報検出手段により検出された方位情報に基い
    て、上記撮像手段による撮像状態を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とするテレビジョン会議システム
    用の撮像システム。
JP5138537A 1993-06-10 1993-06-10 テレビジョン会議システム用の撮像システム Pending JPH06351015A (ja)

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