JPH06350477A - 送信電力制御方式 - Google Patents

送信電力制御方式

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JPH06350477A
JPH06350477A JP5154578A JP15457893A JPH06350477A JP H06350477 A JPH06350477 A JP H06350477A JP 5154578 A JP5154578 A JP 5154578A JP 15457893 A JP15457893 A JP 15457893A JP H06350477 A JPH06350477 A JP H06350477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
tone
transmission power
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP5154578A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiyou Koizumi
一葉 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaesu Musen Co Ltd
Original Assignee
Yaesu Musen Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaesu Musen Co Ltd filed Critical Yaesu Musen Co Ltd
Priority to JP5154578A priority Critical patent/JPH06350477A/ja
Publication of JPH06350477A publication Critical patent/JPH06350477A/ja
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    • Y02B60/50

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  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 交信状況の変化などに対応して送信電力を常
時必要最小限に抑え、送信時の消費電流を抑える送信電
力の制御方式を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、基本的な通信機の構成をもとに、
送信電力制御回路、受信信号強度検出回路、トーン周波
数判別回路、トーン周波数発生回路そして、各回路を制
御するコントローラから成り、低周波のトーン信号を利
用して交信相手に信号の入感状況を互いに送り合い、そ
の情報に従って、交信に支障がない範囲で送信電力を必
要最小限に制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信機における、
送信中の消費電力の低減を目的とした送信電力制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、無線通信機における送信中の
消費電力節減にもっとも効果のある方法は、送信時の出
力電力を小さくすることだが、その状況に応じて必要と
する送信出力電力が異なることが生じる。
【0003】又、交信の状況を把握するためには、自局
の信号が明瞭に相手局に届いているかを知る必要があ
り、そのためには、受信中に表示される信号強度を口頭
で伝えるという方法が採られていた。
【0004】この情報をもとにして、送信時の送信出力
電力を決定するには、使用者が無線機に設定を行う操作
が必要であり、この場合、状況の変化に細かく対応した
送信電力の制御は、無線機使用者の操作に依存するた
め、電流節減の効果をあげようとすると無線機使用者に
要求される操作が煩雑になるという欠点があった。
【0005】又、携帯用無線機においても、送信時の消
費電力の低減方法としては、送信電力を必要最小限に抑
えればよいが、今までの送信電力の制御は、送信出力を
2〜4段階に分けてその設定を使用者の判断に任せてい
た。この場合、使用者は、交信相手から信号の入感状況
を確認し、その状況に応じて、送信出力を設定する操作
を行わなければならない。これは、消費電力の節減が、
使用者の操作に大きく依存し、また、状況の変化に細か
く対応しようとすると操作が煩雑になるという欠点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本考案では、上述の問
題点に鑑み、相手局の入感レベルを低周波のトーン信号
を利用して相手局に送り、自局では相手局より送られて
来た、トーン信号の内容に応じて、送信電力を制御する
ことにより、交信状況の変化などに対応して送信電力を
常時必要最小限におさえ、送信時の消費電流を抑える送
信電力の制御方式を提供することを課題とする。
【0007】
【作用】無線通信機の送信系統部に、送信時の出力電力
の制御回路と低周波トーン発生回路をもち、受信系統部
に、受信信号強度検出回路と、低周波トーン信号識別回
路を設けて、お互いの交信相手の受信信号強度を低周波
トーン信号の周波数変化に変換して、送信時に音声変調
波に加え、相手局はこの低周波トーン信号を解読して信
号の到達状況を把握し、この状況に応じて送信電力を必
要最小限に抑えることにより、送信時の消費電流を節約
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この発明は、構成要素として図1に示すように基本
的な通信機の構成をもとに、本考案を実現するために必
要な送信電力制御回路、受信信号強度検出回路、トーン
周波数判別回路、トーン周波数発生回路、そして各回路
を制御するコントローラからなり、低周波のトーン信号
を利用して、交信相手に信号の入感状況を互いに送り合
い、その情報に従って交信に支障がない範囲で送信電力
を必要最小限に制御するものである。
【0009】
【実施例】交信成立の可能性を高めるため、相手局から
信号強度情報が得られるまでは、送信電力を最大とし、
信号強度情報が検出できた後は、その情報に対応した送
信電力に設定する。
【0010】受信時の動作について説明すると、受信時
のアンテナ入力12(高周波信号)は、アンテナ切り換
え回路1により受信選局回路5に送られる。ここで希望
する相手局の信号のみを選び出し、その信号を増幅器6
により増幅し、受信信号検波器回路7により復調してア
ンプ、スピーカを介して音声信号として取り出す。この
とき受信信号強度検出回路8より相手局の信号の強弱に
応じた電圧変化として取り出し、コントローラ10に入
力し、次の送信時に相手局に対して送る信号強度情報の
参考値とする。これらの信号の到達状況は、相手局から
の音声信号に低周波のトーン信号の周波数の変化として
送られ、この信号をトーン判別回路8に入力し周波数の
変化を5ビットのデジタル信号である受信トーン判別信
号19に変換するために自局の信号強度情報としてコン
トローラ10に入力する。
【0011】送信の場合の動作は、受信中に得られた受
信信号強度信号18をもとに、コントローラ10により
相手局に送る送信トーン制御信号20を作り、トーン発
生回路11を介してそれを低周波の信号であるトーン信
号16に発生させ、マイクから入力した音声信号といっ
しょに送信変調回路3に入力し送信する。
【0012】また、相手局から送られてきたもので、増
幅器6より抽出し、受信信号強度検出回路8より得た自
局の受信信号強度信号18に対応した送信出力をコント
ローラ10で判断し、この信号に対応して、送信電力制
御回路4が送信電力増幅回路2を制御し、その送信電力
増幅回路2に、変調された送信信号を入力し、電力を調
整した送信出力14を送出する。
【0013】表1に示される様に、これらの規格化され
統一された周波数は、送信電力の制御回路の分解能に応
じて何種類かのトーン周波数と信号強度、出力電力とを
対応させるようにする。
【0014】
【表1】
【0015】又、表2の様に、送信出力を4段階とした
場合には、相手局からの送信波にトーンが無い場合は、
自局の無線機の送信POWERを最大にし、トーン周波
数を例えば、67.0Hz,77Hz,91.5Hz,
110.9Hzとした場合には、相手局に届いている送
信波の相手局無線機における受信強度を最大,大,中,
小とし、それに対応させる形で、自局が、送信可能な出
力をそれぞれ最小,小,中,大とする。
【0016】
【表2】
【0017】更に、ここで利用する低周波トーン信号は
規格化されたものを利用することができるため、従来か
らある送受信回路をそのまま利用することが可能で、コ
ントローラの制御機能の追加で実現できる。又、信号強
度情報として音声帯域と異なる低周波帯域を利用するた
め、通常の交信に妨害を与えることなく制御が行える。
【0018】次に本発明のコントローラの動きを図2の
フローチャートを用いて説明する。ステップ20におい
ては、信号が3秒以内に有ったかどうかの判断を行い、
信号が3秒以内にない場合、すなわち、無信号が3se
c以上続いた場合は、ステップ21において、相手局に
対する強度情報は無いもの(交信不成立)として無トー
ンを設定する。又、ステップ20において、受信信号強
度検出信号が3秒以内に有れば、ステップ22におい
て、増幅器6、受信信号強度検出回路8を介して、受信
信号強度を検出し、ステップ23において、次の送信時
に相手局に対して受信状態を知らせるためのトーン周波
数に変換する。
【0019】続いてステップ24においては、トーンの
有無を判断し、もしトーンが無ければステップ27によ
り送信電力制御回路4により送信電力を最大にし、も
し、トーンが検出できれば、ステップ25により、送信
されて来たトーン周波数の解読を行って、ステップ26
において送信電力制御回路4に対して送信電力を決定す
るための信号を送出し、送信電力を決定したのち、ステ
ップ28により送信を行う。
【0020】コントローラは、そのほか、送受切換スイ
ッチの操作による通信機の回路の切り換え、送受信周波
数の制御も行え、ソフトウェアを用いることによって、
相手局の送信信号を分析し、その状況に応じた制御が行
える。又、本発明で使用するトーン周波数判別回路9
は、受信局の選別に使用されるCTCSS(Conti
nous Tone Controlled Sub−
andible Squelch)エンコーダー/デコ
ーダーシステムを利用することができるもので、トーン
周波数がシステムにおいて定められた周波数と一致した
時にだけスケルチを開く様にし、トーン周波数の判別を
行える。
【0021】
【発明の効果】本発明は、前述のように、特殊な回路の
追加を必要とせず、従来からある回路機能を用いて低周
波トーン信号を利用するもので、通信相手の信号到達状
況を相手方に送信し、状況の変化に対応した必要最小限
の送信電力で交信を行なうことにより送信時の消費電力
を節減できるので、送信時の消費電流を効果的に抑える
ことが可能で、電池を使用する携帯用無線通信機では、
その使用時間を延長することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信電力制御方式に使用される通信機
の構成を表わしたブロック図。
【図2】本発明のコントローラの動作を示したフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 アンテナ切り換え回路 2 送信電力増幅回路 3 送信変調回路 4 送信電力制御回路 5 受信選局回路 6 増幅器 7 受信信号検波回路 8 受信信号強度検出回路 9 トーン周波数判別回路 10 コントローラ 11 トーン発生回路 12 アンテナ入出力 13 受信アンテナ入力 14 送信出力 15 送信変調信号 16 送信トーン信号 17 送信電力制御信号 18 受信信号強度信号 19 受信トーン判別信号 20 送信トーン制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手局との交信によって、受信中に表示
    される信号強度を伝え合い送信中の消費電力を節減しよ
    うとする送受信方式において、無線通信機の受信部の増
    幅器より抽出した信号を信号強度検出器を用いて、受信
    信号強度信号にした後、コントローラにその信号を入力
    することによって、相手局が送信する送信波がどのよう
    な信号強度を持っているかを相手局が判別できる送信ト
    ーン信号を作るトーン発生回路に該コントローラより送
    信トーン制御信号を送出する手段と、前記無線通信機の
    受信部の検波器より受信トーン信号判別回路を用いて受
    信トーン判別信号を前記コントローラへ入力することに
    よって、該コントローラより自局の送信電力を制御する
    ための送信電力制御信号を送信電力制御回路へ出力する
    ことによって、自局の送信波の消費電力を制御する手段
    とを具備し、自局側は送信波といっしょに前記送信トー
    ン信号を相手局の送信消費電力を制御するために相手局
    へ送り、又、相手局より送信波と共に送信される送信ト
    ーン信号によって、自局が送信を行う際の消費電力の低
    減を制御することを特徴とした送信電力制御方式。
JP5154578A 1993-06-02 1993-06-02 送信電力制御方式 Pending JPH06350477A (ja)

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