JPH06348123A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06348123A
JPH06348123A JP5165249A JP16524993A JPH06348123A JP H06348123 A JPH06348123 A JP H06348123A JP 5165249 A JP5165249 A JP 5165249A JP 16524993 A JP16524993 A JP 16524993A JP H06348123 A JPH06348123 A JP H06348123A
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Kenzo Tatsumi
謙三 巽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像ユニット駆動時の現像ローラ駆動軸の駆
動側ジャーナルと軸受内面との摺動力を低減させること
により、ジター画像の発生等のない良好な画像品質が得
るとともに、軸受摩耗や複写機本体の駆動部の負荷を小
さくする。 【構成】 現像ユニット1を複写機本体100内のガイ
ドレール5上に挿入した後、押圧位置に回転させた駆動
側カム9a及び従動側カム9bの押圧部によってガイド
レール5に固定した板バネ10を押圧し、現像ローラ3
の駆動側軸受4a及び従動側軸受4bを感光体ドラム6
0の支持側板6a,6bに圧接させることにより、現像
ローラ3の位置決めを行なう複写機において、駆動側カ
ム9aの回転中心から押圧部先端までの長さlを、従動
側カム9bの回転中心から押圧部先端までの長さL(従
来の長さ)より短くする。また、ガイドレール5の駆動
側のみを感光体ユニット6から離す方向(矢印D)に付
勢する板バネ17等を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体と接触又は近接して配置される現像剤担持体を有
する現像装置を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、現像装置を装置本体内のガイド部材上に挿入した
後、押圧位置に回転させた駆動側カム及び従動側カムの
押圧部によってガイド部材に装着した板状バネ部材を押
圧することにより、現像装置が載置されたガイド部材を
像担持体側に移動させるという2段階の操作手順をふむ
ものが知られている。更に、現像剤担持体と像担持体と
の食い込み量やギャップのバラツキ(積上公差)を極力
小さくするため、現像剤担持体の軸受を像担持体の支持
側板に突き当てることにより位置決めする方法がよく使
用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記画像形
成装置における現像剤担持体の位置決めにおいて、現像
剤担持体の軸受が像担持体の支持側板に突き当てられる
ので、現像剤担持体の駆動軸のジャーナルと軸受の内面
との摺動力が増加し、駆動トルクが増加してしまう。特
に、現像装置の駆動時においては、駆動側のギア部から
伝達された駆動力によって、現像剤担持体の駆動側の軸
受が、従動側に比べて、像担持体の支持側板に強く当接
するため、現像装置の駆動トルクが増加し、ジター画像
が発生して良好な画像品質が得られなくなったり、軸受
が摩耗したり、あるいは装置本体駆動部に大きな負荷が
掛かったりするという恐れがあった。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、ジター画像の発生等
のない良好な画像品質が得られるとともに、軸受摩耗や
装置本体の駆動部の負荷を小さくすることができる画像
形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、像担持体と接触又は近接して
配置される現像剤担持体を有し、画像形成装置本体に対
して脱着自在な現像装置と、該画像形成装置内の該現像
装置を必要に応じて該像担持体側に付勢する付勢手段と
を備え、該現像装置を該画像形成装置本体内に挿入した
後、該付勢手段で該現像剤担持体の駆動側軸受及び従動
側軸受を該像担持体又はその支持側板に圧接させること
により、該現像剤担持体の位置決めを行なう画像形成装
置において、該付勢手段を、現像装置駆動時の該駆動側
軸受の該像担持体又はその支持側板への圧接力が、該従
動側軸受の該像担持体又はその支持側板への圧接力と略
同じになるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】また、請求項2の発明は、上記現像装置を
上記画像形成装置本体内に挿入する際に該現像装置を載
置しながらガイドするガイド部材を設けた請求項1の画
像形成装置において、上記付勢手段として、上記現像剤
担持体の回動軸の駆動側及び従動側の該ガイド部材に装
着した板状バネ部材と、該板状バネ部材を必要に応じて
押圧する回動自在な駆動側カム及び従動側カムとを備
え、該駆動側カムの回転中心から押圧部先端までの長さ
と、該従動側カムの回転中心から押圧部先端までの長さ
とを異ならせたこと特徴とするものである。
【0007】また、請求項3の発明は、上記現像装置を
上記画像形成装置本体内に挿入する際に該現像装置を載
置しながらガイドするガイド部材を設けた請求項1の画
像形成装置において、上記現像剤担持体の駆動部に対応
する該ガイド部材の駆動側端部のみを上記像担持体に対
して離れる方向又は近づく方向に付勢する駆動側付勢手
段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、上記付勢手段を、
現像装置駆動時の上記駆動側軸受の像担持体又はその支
持側板への圧接力が、上記従動側軸受の像担持体又はそ
の支持側板への圧接力と略同じになるように構成してい
る。これにより、現像装置駆動時に現像剤担持体が駆動
系より像担持体側に向かう力を受けるような場合に、現
像剤担持体駆動軸の駆動側のジャーナルと軸受内面との
摺動力を従来より小さくすることができる。
【0009】請求項2の発明においては、上記駆動側カ
ムの回転中心から押圧部先端までの長さと、上記従動側
カムの回転中心から押圧部先端までの長さとを異ならせ
ている。例えば、現像装置駆動時に現像剤担持体が駆動
系より像担持体側に向かう力を受けるような場合に、駆
動側カムの回転中心から押圧部先端までの長さを、従動
側カムの回転中心から押圧部先端までの長さより短くし
ている。これにより、現像装置を装置本体に挿入した
後、押圧位置に回転させた駆動側カム及び従動側カムの
押圧部によって上記板状バネ部材を押圧し、現像剤担持
体の駆動側軸受及び従動側軸受を像担持体の支持側板に
圧接させる際に、駆動側カムの板状バネ部材への押圧力
が従動側カムの押圧力より小さくなり、現像装置駆動前
において、板状バネ部材により上記ガイド部材の駆動側
の像担持体に向かう力、及び駆動側軸受の像担持体又は
その支持側板への圧接力が、略ゼロ又は従動側より小さ
くなる。従って、現像装置駆動時の駆動側軸受の像担持
体又はその支持側板への圧接力を、従動側軸受の像担持
体又はその支持側板への圧接力と略同じにすることがで
き、現像剤担持体駆動軸の駆動側のジャーナルと軸受内
面との摺動力を従来より小さくできるようになる。
【0010】請求項3の発明においては、現像剤担持体
の駆動部に対応する上記ガイド部材の駆動側端部のみを
像担持体に対して離れる方向又は近づく方向に付勢する
駆動側付勢手段を設けている。例えば、現像装置駆動時
に現像剤担持体が駆動系より像担持体側に向かう力を受
けるような場合に、該駆動側付勢手段によってガイド部
材の駆動側端部のみを該像担持体に対して離れる方向に
付勢する。これにより、現像装置を装置本体に挿入した
後、押圧位置に回転させた該駆動側カム及び従動側カム
の押圧部によって上記板状バネ部材を押圧し、現像剤担
持体の駆動側軸受及び従動側軸受を像担持体の支持側板
に圧接させる際に、駆動側軸受の像担持体又はその支持
側板への圧接力が、略ゼロ又は従動側より小さくなる。
従って、現像装置駆動時の駆動側軸受の像担持体又はそ
の支持側板への圧接力を、従動側軸受の像担持体又はそ
の支持側板への圧接力と略同じにすることができ、現像
剤担持体駆動軸の駆動側のジャーナルと軸受内面との摺
動力を従来より小さくできるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。なお、本複写機の現像装置以外の各装置
の構成及び画像形成動作については、従来と同様である
ので説明を省略する。図1は本実施例に係る複写機に用
いる現像装置としての現像ユニット1の斜視図である。
現像ユニット1の駆動側及び従動側の支持側板2a,2
bに、現像剤担持体としての現像ローラ3の駆動軸が回
動自在に支持されている。また、支持側板2a,2bの
外側に延在する現像ローラ3の駆動軸3aの延在部には
ジャーナルが形成され、各ジャーナルにはそれぞれ駆動
側軸受4a、従動側軸受4bが取り付けられている。
【0012】現像ユニット1は必要に応じて複写機本体
内に装着したり、複写機本体から取り外したりすること
ができる。現像ユニット1を複写機本体100内に装着
する際には、図2に示すように、複写機本体100の前
カバー101を開けて、取っ手1aを持ちながら現像ユ
ニット1を矢印Aの方向から挿入する。このとき、現像
ユニット1は、複写機本体100内に設けたガイド部材
としてのガイドレール5上に載置されながら挿入され
る。
【0013】図3は、現像ユニット挿入後の現像ユニッ
ト1と、像担持体としての感光体ベルトを内部に配設し
た感光体ユニット6との位置関係を示す斜視図である。
現像ユニット1をガイドレール5上に挿入した後、複写
機本体100に回動自在に取り付けられたレバー回動軸
7のユーザ側端部に取り付けられた手動レバー8を矢印
B方向に回転させることにより、レバー回動軸7の駆動
側(奥側)及び従動側(手前側)に固定された駆動側カ
ム9a及び従動側カム9bが、ガイドレール5に固定さ
れた板状バネ部材である板バネ10を押圧し、これによ
り、ガイドレール5及びその上に載置されている現像ユ
ニット1が、感光体ユニット20の方向(矢印C)に移
動する。このとき、図4に示すように、現像ローラ3の
両端部の駆動側軸受4a及び受動側軸受4bが、感光体
ユニット6の感光体ベルトの支持側板6a,6bに圧接
し、現像ローラ3の感光体ベルトに対する位置決めが行
なわれる。
【0014】図5(a)はガイドレール5及びその周辺
の詳しい構成を示す斜視図であり、図5(b)はガイド
レール5の正面図である。ガイドレール5の奥側に形成
された一対のピン5aは、複写機本体の後側板102の
支持用長穴102aで支えられ、ガイドレール5の手前
側面の支持長穴5bは、複写機本体の前側板103にネ
ジ止めされた先端がピン形状のネジ11で支えられてお
り、ガイドレール5は矢印C及びDの両方向に移動可能
になっている。また、ガイドレール5の手前側面及び奥
側面に取り付けられているピン12と、複写機本体の後
側板102及び前側板103に取り付けられているピン
104との間にスプリング13が張架され、ガイドレー
ル5が矢印D方向に付勢されている。ガイドレール5を
矢印Cの方向に移動させるためには、手動レバー8を回
転軸Eの回りに矢印B方向に回転させればよい。これに
より、駆動側カム9a及び従動側カムの押圧部先端がガ
イドレール5に固定された板バネ10を押圧し、弾性変
形した板バネ10の復元力がスプリング13による矢印
D方向の付勢力より大きくなり、ガイドレール5が矢印
Cの方向に移動し、ガイドレール5上の現像ユニット1
の現像ローラ3の両端部の駆動側軸受4a及び受動側軸
受4bが、感光体ユニット6の感光体ベルトの支持側板
6a,6bに圧接し、現像ローラ3の感光体ベルトに対
する位置決めが行なわれる。
【0015】ところが、上記現像ローラ3の位置決めに
おいて、現像ローラ3の軸受4a,4bが感光体ベルト
の支持側板6a,6bに突き当てられるので、現像ロー
ラ3の駆動軸3aのジャーナルと軸受4a,4bの内面
との摺動力が増加し、駆動トルクが増加してしまう。特
に、現像ユニット1の駆動時においては、駆動側のギア
部から伝達された駆動力によって、現像ローラ3の駆動
側軸受4aが、従動側軸受4bに比べて、感光体ベルト
の支持側板6a,6bに強く当接するため、現像ユニッ
ト1の駆動トルクが増加し、ジター画像が発生して良好
な画像品質が得られなくなったり、軸受が摩耗したり、
あるいは複写機本体の駆動部に大きな負荷が掛かったり
するという恐れがあった。
【0016】そこで、本実施例では、図6に示すよう
に、駆動側カム9aの回転中心から押圧部先端までの長
さlを、従動側カム9bの回転中心から押圧部先端まで
の長さL(従来の長さ)より短くしている。これによ
り、図7に示すように、駆動側カム9aの板バネ10へ
の押圧力f1が、従動側カム9bの板バネ10への押圧
力f2より小さくなり、現像ローラ3の駆動側軸受4a
の感光体ベルト60の支持側板6aへの圧接力が、略ゼ
ロ又は従動側より小さくなるので、現像ユニット1の駆
動時の現像ローラ駆動軸3aの駆動側のジャーナルと軸
受4aの内面との摺動力を小さくできる。従って、ジタ
ー画像の発生等のない良好な画像品質が得られるととも
に、軸受摩耗や複写機本体の駆動部の負荷を小さくする
ことができるようになる。
【0017】なお、従動側カム9bの回転中心から押圧
部先端までの長さLは、図8(a)に示すように現像ロ
ーラ3の確実な位置決めを行なうために、P<f2を満
足するように設定している。ここで、Pはガイドレール
5を感光体ユニット6から離すためのスプリング13に
よる引張力である。
【0018】また、駆動側カム9aの回転中心から押圧
部先端までの長さlを、f1<Pを満足するように設定
した場合は、図8(b)に示すように、現像ユニット1
の駆動前においては駆動側軸受4aと感光体ベルト60
の支持側板6aとの間にギャップtが生じて現像ローラ
3の位置決めが不完全になる場合がある。しかし、この
ギャップtが生じている状態で、図9のメインモータ1
4をONし、本体駆動ギア15を介して現像ユニット1
側の駆動ギア16を駆動すると、図7に示すように、現
像ユニット1を感光体ユニット6の方向に移動させるよ
うな力Fが生じる。ここで、ギアの圧力角をαとする
と、水平方向の力はFcosαで表される。従って、位置
決めが不完全であった駆動側も、ギア15,16の歯の
噛み合いで生じた力Fcosαによって、駆動側軸受4a
の外面が支持側板6aに接し、狙いの位置決めが行なわ
れる。このときの条件は、Fcosα+f1>Pである。
【0019】なお、上記実施例では、駆動側カム9aの
回転中心から押圧部先端までの長さlを、従動側カム9
bの回転中心から押圧部先端までの長さL(従来の長
さ)より短くしているが、これに代え、ガイドレール5
の駆動側のみを感光体ユニット6から離す方向(矢印
D)に付勢する駆動側付勢手段を設けてもよい。この駆
動側付勢手段の具体的な構成の一例を図10に示す。複
写機本体の後側板102に穴102bを形成し、その穴
102bの感光体ユニット6側に切り曲げ部102cを
形成する。一方、ガイドレール5の奥側面の感光体ユニ
ット6側には板バネ17を取り付ける。そして、ガイド
レール5を感光体ユニット6側に移動させるときに、板
バネ17が上記穴102b内を移動し、上記切り曲げ部
102cに当接するように構成している。このとき、T
+P>f1,(P<f1)の関係が成立するように板バネ
17を構成する(図11参照)。ここで、上記力Tは、
板バネ17が切り曲げ部102cに当接することによ
り、ガイドレール5の駆動側に感光体ユニット6から離
れる方向に働く力である。また、この構成においては駆
動側カム9aの長さlと従動側カム9bの長さLが同じ
長さであり、駆動側カム9aの板バネ10への押圧力f
1が従動側カム9bの板バネ10への押圧力f2と略同じ
になっている。
【0020】以上の変形例に係る構成により、現像ロー
ラ3の駆動側軸受4aの感光体ベルト60の支持側板6
aへの圧接力が、略ゼロ又は従動側より小さくなるの
で、現像ユニット1の駆動時の現像ローラ駆動軸3aの
駆動側のジャーナルと軸受4aの内面との摺動力を小さ
くできる。従って、ジター画像の発生等のない良好な画
像品質が得られるとともに、軸受摩耗や複写機本体の駆
動部の負荷を小さくすることができるようになる。
【0021】なお、この構成の場合も、図8(b)に示
すように、現像ユニット1の駆動前においては駆動側軸
受4aと感光体ベルト60の支持側板6aとの間にギャ
ップtが生じて現像ローラ3の位置決めが不完全になる
場合があるが、前述のように、このギャップtが生じて
いる状態でメインモータ14をONし、本体駆動ギア1
5を介して現像ユニット1側の駆動ギア16を駆動する
と、図7及び図11に示すように、現像ユニット1を感
光体ユニット6の方向に移動させるような力Fが生じ
る。従って、位置決めが不完全であった駆動側も、ギア
15,16の歯の噛み合いで生じた力Fcosαによっ
て、駆動側軸受4aの外面が支持側板6aに接し、狙い
の位置決めが行なわれる。このときの条件は、Fcosα
+f1>P+Tである。
【0022】また、上記実施例では、駆動側カム9aの
回転中心から押圧部先端までの長さlを、従動側カム9
bの回転中心から押圧部先端までの長さL(従来の長
さ)より短くしているが、これに代え、駆動側と従動側
とで板バネ10の弾性特性を異ならせてもよい。即ち、
同じ押圧力を印加した場合の駆動側の板バネ10の復元
力が従動側の板バネ10の復元力より小さくなるよう
に、それぞれの板バネ10の材料、形状等を設定する。
この場合は、駆動側カム9aの長さlと従動側カム9b
の長さLは同じ長さに設定してもよい。また、板バネ1
0の弾性特性を異ならせる代わりに、駆動側と従動側と
でスプリング13の特性を異ならせてもよい。
【0023】また、上記実施例では、像担持体として感
光体ベルト60を用いているが、これに代え、感光体ド
ラム等を用いてもよい。また、上記実施例では、現像ロ
ーラ3の軸受4a,4bを感光体ベルト60の支持側板
6a,6bに圧接させて現像ローラ3の位置決めを行な
っているが、これに代え、該軸受4a,4bを像担持体
自体、例えば、感光体ベルトの軸架用回転体との接触
部、感光体ドラムに直接圧接させてもよい。
【0024】また、上記実施例では、ガイドレール5を
感光体ユニット6側に付勢する付勢手段として、板バネ
10、駆動側カム9a、従動側カム9b等を用いている
が、これに限定されるものではなく、スプリング、油圧
装置等、又はそれらを適宜組合せた各種の付勢手段を用
いることができる。
【0025】また、上記実施例は、現像ユニット1の駆
動時に、現像ローラ3が駆動系のギアから感光体ベルト
60に向かう方向の力を受ける構成になっているが、本
発明は、現像ローラ3が駆動系のギアから感光体ベルト
60から離れる方向の力を受ける構成の場合にも適用で
きる。この場合には、例えば、現像ユニット1の駆動前
における駆動側軸受4aの支持側板6aへの圧接力が、
従動側の圧接力より大きくなるように設定する。これに
より、現像ユニット1の駆動時での両圧接力が略同じに
なり、現像ローラ3の位置決めが従来より確実に行なわ
れるようになる。
【0026】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、現像装
置駆動時の現像剤担持体の駆動側軸受の像担持体又はそ
の支持側板への圧接力が、従動側軸受の該像担持体又は
その支持側板への圧接力と略同じになり、現像装置の駆
動時の現像担持体駆動軸の駆動側のジャーナルと軸受の
内面との摺動力を従来より小さくできるので、ジター画
像の発生等のない良好な画像品質が得られるとともに、
軸受摩耗や画像形成装置本体の駆動部の負荷を小さくす
ることができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機に用いる現像ユニット1の
斜視図。
【図2】同現像ユニット1の複写機本体100への挿入
動作の説明図。
【図3】同現像ユニット1と感光体ユニット6との位置
関係を示す斜視図。
【図4】現像ローラの軸受4a,4bと感光体ベルトの
支持側板6a,6bとの対応関係を示す斜視図。
【図5】(a)はガイドレール5及びその周辺の詳しい
構成を示す斜視図。(b)はガイドレール5の正面図。
【図6】実施例に係る駆動側カム9a及び従動側カム9
bの形状を示す斜視図。
【図7】実施例に係る現像ユニット1及びガイドレール
5に作用する力を示す正面図。
【図8】(a)は現像ローラ従動側における軸受4bと
感光体ユニット6の支持側板6bとの圧接状態を示す説
明図。(a)は現像ローラ駆動側における軸受4aと感
光体ユニット6の支持側板6aとの圧接状態を示す説明
図。
【図9】現像ローラ3の駆動系の概略を示す斜視図。
【図10】変形例に係る第2付勢手段の具体的構成を示
す部分斜視図。
【図11】同変形例に係る現像ユニット1及びガイドレ
ール5に作用する力を示す平面図。
【符号の説明】
1 現像ユニット 3 現像ローラ 4a 駆動側軸受 4b 従動側軸受 5 ガイドレール 6 感光体ユニット 6a 駆動側支持側板 6b 従動側支持側板 9a 駆動側カム 9b 従動側カム 10 板バネ 13 スプリング 17 板バネ 60 感光体ベルト 100 複写機本体 102c 切り曲げ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と接触又は近接して配置される現
    像剤担持体を有し、画像形成装置本体に対して脱着自在
    な現像装置と、該画像形成装置内の該現像装置を必要に
    応じて該像担持体側に付勢する付勢手段とを備え、該現
    像装置を該画像形成装置本体内に挿入した後、該付勢手
    段で該現像剤担持体の駆動側軸受及び従動側軸受を該像
    担持体又はその支持側板に圧接させることにより、該現
    像剤担持体の位置決めを行なう画像形成装置において、 該付勢手段を、現像装置駆動時の該駆動側軸受の該像担
    持体又はその支持側板への圧接力が、該従動側軸受の該
    像担持体又はその支持側板への圧接力と略同じになるよ
    うに構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記現像装置を上記画像形成装置本体内に
    挿入する際に該現像装置を載置しながらガイドするガイ
    ド部材を設けた請求項1の画像形成装置において、 上記付勢手段として、上記現像剤担持体の回動軸の駆動
    側及び従動側の該ガイド部材に装着した板状バネ部材
    と、該板状バネ部材を必要に応じて押圧する回動自在な
    駆動側カム及び従動側カムとを備え、 該駆動側カムの回転中心から押圧部先端までの長さと、
    該従動側カムの回転中心から押圧部先端までの長さとを
    異ならせたこと特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記現像装置を上記画像形成装置本体内に
    挿入する際に該現像装置を載置しながらガイドするガイ
    ド部材を設けた請求項1の画像形成装置において、 上記現像剤担持体の駆動部に対応する該ガイド部材の駆
    動側端部のみを上記像担持体に対して離れる方向又は近
    づく方向に付勢する駆動側付勢手段を設けたことを特徴
    とする請求項1の画像形成装置。
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