JPH06347732A - レンズメータ - Google Patents

レンズメータ

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JPH06347732A
JPH06347732A JP14060193A JP14060193A JPH06347732A JP H06347732 A JPH06347732 A JP H06347732A JP 14060193 A JP14060193 A JP 14060193A JP 14060193 A JP14060193 A JP 14060193A JP H06347732 A JPH06347732 A JP H06347732A
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lens
light
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optical axis
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JP14060193A
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Hidekazu Yanagi
英一 柳
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Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、常に正確に被検レンズの光学特性
を測定することが可能なレンズメータを提供する。 【構成】 本発明は、被検レンズ20に光源部15から
の光によるパターン像の光束を照射し、その光束を受光
手段により受光して、受光手段の出力信号を基に被検レ
ンズ20の光学特性を求めるレンズメータ1で、光源部
15を測定光軸Q上に配置するとともに、被検レンズ2
0を測定光軸Qと略直交する任意の方向に駆動するレン
ズ駆動部32と、レンズ駆動部32により任意の方向に
駆動される被検レンズ20の測定光軸Qとの各交点を通
過したパターン像の光束による受光手段の各出力信号を
基に被検レンズ20の測定すべき点の光学特性を求める
演算手段とを有する。この構成により、1個の光源部1
5を用い、被検レンズ20を測定光軸Qと略直交する任
意の方向に移動することで、常に正確に被検レンズの測
定すべき点の光学特性を測定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズメータに関し、
より詳しくは、累進焦点レンズの測定,PD(眼鏡レン
ズの光学中心間距離),プリズムの処方等を適確に行う
ことができるレンズメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりレンズ,プリズム等の光学特性
を自動的に測定するレンズメータが各種提案されてい
る。
【0003】従来のレンズメータにおいては、例えば、
被検レンズの光学中心やある特定のプリズム量の位置を
特定するために、このレンズメータに設けた表示手段に
表示される球面度数等の光学特性値を見ながらレンズ受
上の被検レンズを所定の位置まで手動により移動してい
た。
【0004】また、累進焦点レンズの場合も、上述した
場合と同様に光学特性値を見ながら、又は累進焦点レン
ズ測定用の表示を見ながら、累進帯に沿ってレンズを手
動で移動し、例えば、この累進焦点レンズの遠用度数,
近用点における加入度数及びその位置を把握していた。
【0005】被検レンズの光学的特性の評価について
は、特開昭60-17335号,特開平2-216428号に開示されて
いる。これらの発明の場合、図16に示すように、被検
レンズ50は直径8mm程度のレンズ受51上に置か
れ、被検レンズ50の裏面の位置は常にレンズ受51の
上端面と接するようにしている。
【0006】ところで、被検レンズ50を手動にて移動
する場合、この被検レンズ50は直径8mm程度のレン
ズ受51に沿うように移動する訳であるが、この被検レ
ンズ50を機構的に保持し、自動的に移動させようとす
る場合、被検レンズ50をレンズ受51に沿って移動さ
せること又はレンズ受51に沿う状態と同様に移動させ
ることは複雑高価な機構を必要とするという問題があ
る。
【0007】また、被検レンズ50を測定光軸Qと垂直
な面内のみで移動させる場合には、被検レンズ50を2
次元的に移動すれば良く機構的には簡単になるが、被検
レンズ50の裏面の曲率によってその裏面と測定光軸Q
の交点の位置が図17に示すようにずれしてしまう。こ
の場合、被検レンズ50の裏面から像面までの距離は裏
面の曲率が被検レンズ50毎に異なるために不明であ
り、頂点屈折力を求めることは不可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来において
図18に示すような構成のレンズメータが提案されてい
る。このレンズメータは、測定光軸Qからずれた位置に
配置した光源LS,コリメートレンズL1 ,測定用のス
リットを設けたパターン板P,結像レンズL2 ,主平面
TL を有する被検レンズ,投影レンズL3 ,CCDを用
いた受光素子Rを具備している。
【0009】ところで、被検レンズの主平面TL は、被
検レンズの平行移動によって光軸方向には移動しない
が、被検レンズの形状,厚さ等によって位置が変化す
る。
【0010】図18に主平面TL が変化した場合にパタ
ーン板Pの中心を通る光束が結像素子Rの像面を横切る
様子を示した。
【0011】図18中、主平面TL の基準位置を実線で
示し、このときの光束も実線で示した。また、主平面T
L がずれて点線で示す主平面TL1となったときの光束は
点線で示した。
【0012】図18から明らかなように、この場合の配
置では受光素子Rの像面上でのパターン像の中心位置は
I0 ,I1 とずれが生じ、測定結果に誤差を生じる。
【0013】パターン板Pが結像レンズL2 の前側焦点
位置にある場合は、図19に示すように、結像レンズL
2 から主平面TL を有する被検レンズを通る光束は測定
光軸Qと平行になるのでパターン像の位置誤差は生じな
い。しかし、この場合には、受光素子Rの像面上のパタ
ーン像はボケてしまい、正確な測定は困難となる。
【0014】そこで、本発明は、構成を改良し、常に正
確に被検レンズの光学特性を測定することが可能なレン
ズメータを提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被検レンズに光源部からの光によるパターン像の光束を
照射し、被検レンズを経た前記光束を受光手段により受
光して、この受光手段の出力信号を基に被検レンズの光
学特性を求めるレンズメータにおいて、前記光源部を測
定光軸上に配置するとともに、前記被検レンズを測定光
軸と略直交する任意の方向に駆動するレンズ駆動部と、
このレンズ駆動部により任意の方向に駆動される被検レ
ンズの測定光軸との各交点を通過した前記パターン像の
光束による受光手段の各出力信号を基に被検レンズの測
定すべき点の光学特性を求める演算手段とを有するもの
である。
【0016】請求項2記載の発明は、前記レンズ駆動部
により、被検レンズの測定すべき点から概知の少なくと
も3箇所以上の位置を光軸に合致させるようにこの被検
レンズを駆動するようにしたものである。
【0017】請求項3記載の発明は、被検レンズに光源
部からの光によるパターン像の光束を照射し、被検レン
ズを経た前記光束を受光手段により受光して、この受光
手段の出力信号を基に被検レンズの光学特性を求めるレ
ンズメータにおいて、前記光源部は、測定光軸と直交す
る面で、かつ、所定距離離れた少なくとも3個の光源を
具備し、前記被検レンズを任意位置に載置した状態で少
なくとも3個の光源を発光して得られる各パターン像の
光束による受光手段の各出力信号を基に被検レンズの測
定すべき点の光学特性を求める演算手段を有するもので
ある。
【0018】
【作用】以下に上述した各発明の作用を説明する。
【0019】請求項1記載のレンズメータにおける測定
光軸上に配置した光源部からの光によるパターン像の光
束は、被検レンズを経た後受光手段により受光される
が、このとき、レンズ駆動部は前記被検レンズを測定光
軸と略直交する任意の方向に駆動する。このような被検
レンズの任意の方向への移動により被検レンズの測定光
軸との各交点を通過した前記パターン像の光束が各々受
光手段により受光され、受光手段は各パターン像の光束
に応じた出力信号を送出する。演算手段は、受光手段か
らの各出力信号を基に被検レンズの測定すべき点の光学
特性を求める。
【0020】この結果、常に正確に被検レンズの測定す
べき点の光学特性を測定することが可能となる。
【0021】請求項2記載のレンズメータによれば、前
記レンズ駆動部により、被検レンズの測定すべき点から
概知の少なくとも3箇所以上の位置を光軸に合致させる
ようにこの被検レンズを駆動するようにしたので、測定
すべき点から概知の少なくとも3箇所以上の位置の光学
特性を演算手段により求めて測定すべき点の光学特性を
正確に算出することができる。
【0022】請求項3記載のレンズメータにおける測定
光軸と直交する面で、かつ、測定光軸から所定距離離れ
た少なくとも3個の光源からの光による各パターン像の
光束は、任意位置に載置した被検レンズを経た後、各々
受光手段により受光され、受光手段は各光束に応じた出
力信号を送出する。演算手段は、受光手段からの少なく
とも3個の出力信号を基に被検レンズの測定すべき点の
光学特性を求める。
【0023】この結果、常に正確に被検レンズの測定す
べき点の光学特性を測定することが可能となる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0025】図1に示すレンズメータ1は、測定光軸Q
上の光源部15と、コリメートレンズ16と、測定用の
スリットを設けたパターン板Pと、結像レンズ17と、
投影レンズ18と、CCDを用いた受光素子19とから
なる測定光学系を有し、前記結像レンズ17の後側焦点
位置に被検レンズ20を配置している。
【0026】前記パターン板Pは、サーボコントロール
機能をもった軸方向駆動部31により結像レンズ17の
前側焦点位置を基準として測定光軸Qの方向(z方向)
に駆動されるようになっている。
【0027】また、前記被検レンズ20は、結像レンズ
17の後側焦点位置を含む測定光軸Qと直交する平面に
おいてレンズ保持部21により保持され、このレンズ保
持部21を、X−Yテーブルを用い、サーボコントロー
ル機能を具備するレンズ駆動部32によりx,y各方向
に駆動されるようになっている。
【0028】前記光源部15は、測定光軸Qに臨ませた
第1の光源8を具備している。
【0029】この光源部15の代りに、図2に示すよう
に、測定光軸Qを中心として等間隔の円形配置とした第
2乃至第4の光源9乃至11を具備した光源部15Aを
用いることもできる。
【0030】図3は、レンズメータ1の制御系を示すも
のであり、全体の制御を行うCPUを含む制御手段30
に、前記軸方向駆動部31,レンズ駆動部32,受光素
子19を接続している。
【0031】また、制御手段30に、各種情報を記憶す
る記憶部33と、受光素子19により電気信号に変換す
るパターン像の情報を基に被検レンズ20の球面度数
S,円柱度数C,軸角度A,プリズム値,後述する眼鏡
40の場合のPD等の各種光学特性を求める演算手段3
4と、この演算手段34の演算結果を表示する液晶ディ
スプレイ,CRTディスプレイ等の表示手段35と、演
算手段34の演算結果を用紙にプリントアウトするプリ
ンタ37と、通常測定モード,累進測定モード等のモー
ド設定,数値,文字等の入力を行う入力手段36とを接
続している。
【0032】次に、上述したレンズメータ1の作用を図
4乃至図15をも参照して説明する。
【0033】前記光源部15の測定光軸Q上の光源8の
みを用いる場合、被検レンズ20の任意の1点の粗測定
値をもとにパターン板Pの移動量を決定するが、前記光
源部15Aを構成する3個の光源9乃至11を用いる場
合には、被検レンズ20を移動することなく粗測定を行
うことができる。
【0034】即ち、受光素子19上のパターン像のボケ
を補正するため、前記軸方向駆動部31によりパターン
板Pを結像レンズ17と被検レンズ20の主平面TL と
の合成前側焦点位置(図1に点線で示す。)へ移動して
も、パターン板Pの中心を通る光束は常に測定光軸Qと
一致しているため、結像位置のズレは生じない。但し、
この場合には、測定は測定光軸Q上の一点でしか行わな
いため、その位置でのプリズム値の測定しかできず、球
面度数S,円柱度数C,軸角度Aの演算はできない。こ
の時のプリズム量P(Δ)は、受光素子19の受光面
(像面)上でパターン像中心と測定光軸Qとの距離を図
5に示すようにhとし、投影レンズ18の焦点距離を図
6に示すようにf3 とすると、下記数1で表すことがで
きる。
【0035】 [数1]P(Δ)=f3 /100 ・h
【0036】そこで、被検レンズ20を前記レンズ駆動
部32により測定光軸Qと垂直な平面内でx,y方向に
移動し、任意の測定しようとする点から等距離の少なく
とも3点以上を通過する前記パターン板Pによる各パタ
ーン像を前記受光素子19に入射し、この受光素子19
からの各出力信号を基に前記演算手段34により各々プ
リズム値を測定し、各プリズム値を基に球面度数S,円
柱度数C,軸角度Aの演算を行う。図4にこの様子を示
す。
【0037】図4に示すように、被検レンズ20のa,
b,cの3点の各プリズム値を基にこれらの中心に位置
するα点の光学特性は、測定光軸Qが被検レンズ20の
a,b,cの各点と交差するように被検レンズ20を移
動し、図8に示すように測定した際の各々のパターン像
A,B,Cを得る。このとき、被検レンズ20のa,
b,c各点が図7に示すように前記α点から等しい距離
rであるとすれば、α点におけるプリズム量P(Δ)
は、パターン像A,B,Cの重心点αi と測定光軸Qと
の距離をhとすれば、前記数1から求めることができ
る。
【0038】また、パターン像A,B,Cの重心点αi
から各パターン像A,B,Cの中心までの距離をRとと
し、結像レンズ17の前側焦点位置からの移動量をzと
すれば、その径線方向の屈折力Dは下記数2で表すこと
ができる。
【0039】 [数2]D=1000/rf3 ・R+1000/f2 2 ・z
【0040】被検レンズ20が球面度数Sのみを有する
レンズである場合、一径線方向の屈折力Dによって球面
度数Sを求めることができるが、乱視度数Cを含んでい
る場合には少なくとも3径線方向の屈折力Dの値により
球面度数S,乱視度数C,軸角度Aを求めることがで
き、以下同様にして被検レンズ20のa,c,dの3点
の各プリズム値を基にこれらの中心に位置するβ点の光
学特性を求めることができる。
【0041】また、前記レンズ保持部31に累進焦点レ
ンズ20Aをセットし、前記入力手段36により累進測
定モードを設定した状態で、上述した場合と同様な動作
の基に、累進焦点レンズ20Aをx−y面内で細く測定
し、これらの球面度数S,乱視度数C,軸角度Aの測定
値を基に、球面度数S,乱視度数C,軸角度Aが変化し
ない領域の球面度数Sを遠用度数とし、乱視度数C,軸
角度Aが変化しない領域を累進帯とし、累進帯における
球面度数Sが最大となる点を近用度数とし、これらの値
を表示手段35に表示することができる。また、これら
の値に対応するパターンを表示手段35に表示すること
ができる。
【0042】また、球面度数S、乱視度数C、プリズム
量P(Δ)の各々の値の変化を図9乃至図11に示すよ
うに等高線状に表示手段35に表示することもでき、こ
の場合、等高線状の等乱視度線の表示に対して図12に
示すように線種又は線色を変えてプリズム量P(Δ)を
重畳することもできる。さらに、図13に示すように、
表示手段35上の遠用部、近用部及び累進体のグラフィ
ック表示に加えて球面度数S,乱視度数C,プリズム量
P(Δ)の各々の測定値を併せて表示することもでき
る。
【0043】さらにまた、図示してないが、印点針と被
検レンズ受21を相対的に移動させ、上述したようなパ
ターンを直接累進焦点レンズ20Aに描画することも可
能である。
【0044】尚、通常の被検レンズ20においても、測
定値を基にこの被検レンズ20の光学中心又は任意のプ
リズム位置を測定光軸Qまで移動し、従来慣用されてい
る手段で印点すれば、自動的に光学中心位置又はプリズ
ム処方位置を知ることができる。
【0045】一方、前記光源部15Aの第2乃至第4の
光源9乃至11を用いる場合の動作は以下のとおりであ
る。即ち、第2乃至第4の光源9乃至11からの光によ
る各パターン像の光束は、定位置に固定した被検レンズ
20を経た後、各々受光素子19により受光され、受光
素子19は各光束に応じた出力信号を送出する。
【0046】この場合、受光素子19の受光面での像の
移動は2次元であるため、受光面に置かれるCCDは2
次元CCDであることが望ましい。
【0047】しかし、2次元CCDは高価である上、そ
の処理回路が複雑になるといった問題があり、2本の1
次元CCD19a,19bからなる受光素子19の中心
に交点を有する直線状スリット21a,21bを設けた
図14に示すターゲットパターン板Paを用いることに
より1次元CCDを用いてパターン中心の2次元的な移
動量を求めることがてきる。
【0048】この場合、配置されたCCDと水平な方向
への移動量は、基準位置から移動した画素数から得るこ
とができ、垂直な方向への移動量は、交差する2本のス
リット21a,21bの角度X1 ,X2 が既知であれ
ば、各々のCCD19a,19bにかかる2本のスリッ
ト像の間隔により求めることができる。
【0049】前記演算手段24は、受光素子19からの
3個の出力信号を基に被検レンズ20の測定すべき点の
光学特性を求める。
【0050】この結果、常に正確に被検レンズ20の測
定すべき点の光学特性を測定することが可能となる。
【0051】さらに、被検レンズ20の測定光軸Qの方
向へのズレは測定に影響しないため、従来のレンズ受け
位置よりも上方に図15に示すようなX−Yテーブル4
1を設ければ、眼鏡40の左右のレンズ40a,40b
を測定する場合に、眼鏡40をX−Yテーブル41に一
度セットし、このX−Yテーブル41により上述した場
合と同様眼鏡40をx−y方向に駆動することで、両レ
ンズ40a,40bの光学特性を自動的に測定すること
が可能となる。
【0052】逆に、ホロプターやPDメータを用いて測
定した被検者のPD値を外部入力又はオンライン入力
し、被検眼鏡を入力値の量だけ移動して測定すれば、被
検者と眼鏡とのプリズムフィッティングを見ることがで
きる。
【0053】さらに、一方のレンズ40aの光学中心位
置を求め、他方のレンズ40bの光学中心位置までのX
−Yテーブル41のx方向への移動量を求めれば、眼鏡
40のPDの測定も可能となる。
【0054】さらに、本実施例のレンズメータ1によれ
ば、前記レンズ保持部31の代りに従来装置の場合と同
様のレンズ受を配置し、入力手段36により通常測定モ
ードを設定することで、従来のレンズメータと同様な測
定も可能となる。
【0055】本発明は、上述した実施例の他、その要旨
の範囲内で種々の変形が可能である。
【0056】例えば、前記光源部は4個以上としてもよ
く、また、前記レンズ駆動部により駆動して被検レンズ
の測定光軸に臨ませる点は4個,5個等任意数として実
施できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0058】請求項1記載の発明によれば、1個の光源
部を用い、被検レンズを測定光軸と略直交する任意の方
向に移動して複数の点の光学特性を求めることで、常に
正確に被検レンズの測定すべき点の光学特性を測定する
ことが可能なレンズメータを提供することができる。
【0059】請求項2記載の発明によれば、測定すべき
点から概知の少なくとも3箇所以上の位置の光学特性を
基に測定すべき点の光学特性を正確に算出することが可
能なレンズメータを提供することができる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、測定光軸か
ら所定距離離れた少なくとも3個の光源を用い、被検レ
ンズを任意の位置に載置した構成で、常に正確に被検レ
ンズの測定すべき点の光学特性を測定することが可能な
レンズメータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズメータの実施例を示す光学配置
【図2】本実施例のレンズメータにおける光源部の側面
【図3】本実施例のレンズメータの制御系を示すブロッ
ク図
【図4】本実施例のレンズメータによる被検レンズの測
定状態を示す説明図
【図5】本実施例のレンズメータにおける測定光軸とパ
ターン像中心との距離を示す説明図
【図6】本実施例のレンズメータの各要素の焦点距離の
関係を示す光学配置図
【図7】本実施例のレンズメータにおける被検レンズ裏
面を示す説明図
【図8】本実施例のレンズメータにおける測定光軸と像
面との関係を示す説明図
【図9】本実施例のレンズメータにおける等乱視度線の
グラフィック表示を示す説明図
【図10】本実施例のレンズメータにおける等屈折度線
のグラフィック表示を示す説明図
【図11】本実施例のレンズメータにおける等プリズム
線のグラフィック表示を示す説明図
【図12】本実施例のレンズメータにおける等乱視度
線、等屈折度線、等プリズム線のグラフィック表示を示
す説明図
【図13】本実施例のレンズメータにおけるグラフィッ
ク表示及び測定値表示を示す説明図
【図14】本実施例のレンズメータにおけるターゲット
パターン板を示す平面図
【図15】本実施例のレンズメータにおける眼鏡の測定
配置を示す説明図
【図16】従来装置におけるレンズ受に被検レンズを載
置した状態を示す断面図
【図17】従来装置におけるレンズ受に被検レンズを載
置した状態を示す断面図
【図18】従来のレンズメータの光学配置図
【図19】従来のレンズメータの光学配置図
【符号の説明】
1 レンズメータ 15 光源部 16 コリメートレンズ 17 結像レンズ 18 投影レンズ 19 受光素子 20 被検レンズ 20A 累進焦点レンズ Q 測定光軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検レンズに光源部からの光によるパタ
    ーン像の光束を照射し、被検レンズを経た前記光束を受
    光手段により受光して、この受光手段の出力信号を基に
    被検レンズの光学特性を求めるレンズメータにおいて、
    前記光源部を測定光軸上に配置するとともに、前記被検
    レンズを測定光軸と略直交する任意の方向に駆動するレ
    ンズ駆動部と、このレンズ駆動部により任意の方向に駆
    動される被検レンズの測定光軸との各交点を通過した前
    記パターン像の光束による受光手段の各出力信号を基に
    被検レンズの測定すべき点の光学特性を求める演算手段
    とを有することを特徴とするレンズメータ。
  2. 【請求項2】 前記レンズ駆動部は、被検レンズの測定
    すべき点から概知の少なくとも3箇所以上の位置を光軸
    に合致させるようにこの被検レンズを駆動するものであ
    る請求項1記載のレンズメータ。
  3. 【請求項3】 被検レンズに光源部からの光によるパタ
    ーン像の光束を照射し、被検レンズを経た前記光束を受
    光手段により受光して、この受光手段の出力信号を基に
    被検レンズの光学特性を求めるレンズメータにおいて、
    前記光源部は、測定光軸と直交する面で、かつ、測定光
    軸から所定距離離れた少なくとも3個の光源を具備し、
    前記被検レンズを任意位置に載置した状態で少なくとも
    3個の光源を発光して得られる各パターン像の光束によ
    る受光手段の各出力信号を基に被検レンズの測定すべき
    点の光学特性を求める演算手段を有することを特徴とす
    るレンズメータ。
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JP (1) JPH06347732A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10185765A (ja) * 1996-12-20 1998-07-14 Topcon Corp レンズメーター
KR20020066378A (ko) * 2001-02-09 2002-08-16 호야 가부시키가이샤 안경 렌즈 또는 콘택트 렌즈의 특성 측정용 렌즈 미터
JP2008256393A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Ryusyo Industrial Co Ltd レンズメータ

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