JPH0634632U - Ｙ字形にした指圧代用器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】１指圧の際、指等人体の疲労を少くし、継続圧
迫、２点同時圧迫をする。 ２人体の痛い部分を探し、その部分を刺激して、神経の
伝導や血液の流通を促進させる。 【構成】Ｙ字形に分岐した先端の大きさを人差し指と小
指の大きさとし、別の基部は親指の大きさとする。 長さ約９ｃｍ 、Ｙ状形の両端間隔約４ｃｍ （開張度
約５０゜） Ｙ状形（分岐部）の長さは、両端まで各約３ｃｍ。 【効果】従来、指圧、マッサージ等は専門家によって行
われていた。これらの専門家も減少した現在、自分の体
の維持を自分でする指圧の効果が促進された。

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 東洋医学のいわゆるツボ（経穴）と称する部分を、本器 具を用いて圧迫し、刺激を加えることを容易にしたものである。

（従来の技術） 従来は指先でツボを圧迫していたので、指先、腕、肩などが疲 れてしまい長時間の圧迫ができなかった。

（考案が解決しようとする課題）器具を小さく、軽量にして、持ち運びを容易に し、随時に、長時間の使用を可能にしたい。同時に２個所の圧迫をしたい。

（課題を解決するための手段）親指、人差し指、小指の大きさの、異る先端を持 つ部分をつくり、ツボ刺激の効果を現わすようにした。

即ちＹ字形でない部分の先端は、親指位の大きさとし、先端部分は指先のような 形にして、圧迫される部分が痛くならないように形をつくる。

Ｙ状の先端部の１方は人差指大とし、他方は、小指大とし、 先端は指先の形状に似せて作り、圧迫される部分が痛くならないようにする。

（作用）親指大の部分の使用は、肩、腰等の部分のツボに使用。

首や背骨の両側のツボには人差し指大と小指大を同時に使用。

手首のツボには小指大を使用。

足や膝のツボには他方の足をＹ字形のところにはさんで使用。

衣類の上からでも、寝ていても、ツボの圧迫は可能である。

（実施例） 左（右）足の土踏まずのツボ（湧泉）は、Ｙ状部分で右（左）足のア キレス腱部分をはさんで圧迫する。

左（右）掌の中央のツボ（労官）は、左（右）手の中指、又は中指の 第１節を曲げてＹ状の内側に入れて圧迫する。

第３背椎骨の両脇にあるツボ（風門）は、Ｙ状の先端２個所で圧迫す る。

足３里と陽陵泉は、と同様に、同時に２個所で圧迫する。

手３里と曲池は、と同様に近隣している個所なので同時に圧迫する 。

（考案の効果） 小指大の部分を使って、使用者自らが痛い部分や張っている部分を容易に探 し得る。このような部分は、ツボの圧迫と同様に圧迫することによって、神経の 伝導や血液の流通などを円滑にするなど、使用者の知恵の働きによって多くの使 用方法が考えられる。

【図面の簡単な説明】

図１ Ｙ字形をした指圧代用器具の側面図 １．長さ 約 ９ ｃｍ ２．Ｙ状形の両端間隔 約４ｃｍ （開張度約５０
゜） ３．Ｙ状形（分岐部）の長さは、両端まで各約３ｃｍ 他に Ｙ字形でない部分の先端は、親指大で、親指の先の形と
する。 Ｙ字形（分岐部）の先端は、各 中指先、小指先の形状
とする。 図２ Ｙ状形に力を加えて（力点）、ツボを圧迫して
いる例 １．左足のツボ（湧泉）を圧迫 ２．右掌中央部にあるツボ（労宮）を左手中指をＹ状部
に入れて圧迫 図３ 分岐した先端で、同時に２点を圧迫可能なツボ
の例 １．風門 ２個所 ２．足３里と陽陵泉 ３．手３里と曲池

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 請求項１ 図面に示すようなＹ字形の指圧代用器具