JPH06345171A - 光磁気ディスクカートリッジ等の収納ケース - Google Patents
光磁気ディスクカートリッジ等の収納ケースInfo
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- JPH06345171A JPH06345171A JP5166262A JP16626293A JPH06345171A JP H06345171 A JPH06345171 A JP H06345171A JP 5166262 A JP5166262 A JP 5166262A JP 16626293 A JP16626293 A JP 16626293A JP H06345171 A JPH06345171 A JP H06345171A
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- Japan
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- case
- cartridge
- optical disk
- magneto
- knob
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/04—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
- G11B33/0405—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
- G11B33/0411—Single disc boxes
- G11B33/0416—Single disc boxes for disc cartridges
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライドインタイプのカートリッジ収納ケー
スにおいて、部品点数を２点に減少せしめて構成を簡潔
化するとともにコストを低減した光磁気ディスクカート
リッジ等の収納ケース。 【構成】 断面形状がコ字状の２つのケース片１２、１
３を夫々の開放側端縁を接合することによってケース状
に構成したスライドイン式のケースであって、被収納物
であるカートリッジを着脱する開口部１２ｂ，１３ｂを
一端面に備え、該開口部と直交する側板の一つを所定形
状に切欠くことにより形成され、且つケース内外方向へ
弾性変形可能であり、収納状態にあるカートリッジ１１
の側端面に設けたスロット部１８に嵌合する係合部及び
外部から操作が可能なノブ１５とを有したレバーを備え
た。
スにおいて、部品点数を２点に減少せしめて構成を簡潔
化するとともにコストを低減した光磁気ディスクカート
リッジ等の収納ケース。 【構成】 断面形状がコ字状の２つのケース片１２、１
３を夫々の開放側端縁を接合することによってケース状
に構成したスライドイン式のケースであって、被収納物
であるカートリッジを着脱する開口部１２ｂ，１３ｂを
一端面に備え、該開口部と直交する側板の一つを所定形
状に切欠くことにより形成され、且つケース内外方向へ
弾性変形可能であり、収納状態にあるカートリッジ１１
の側端面に設けたスロット部１８に嵌合する係合部及び
外部から操作が可能なノブ１５とを有したレバーを備え
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク、光ディ
スク等の円盤状記録媒体を保持したカートリッジを収納
するケースの改良に関する。
スク等の円盤状記録媒体を保持したカートリッジを収納
するケースの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】光磁気ディスク、光ディスク等の円盤状
記録媒体は、これをカートリッジ内に回転自在に保持す
ることにより、記録媒体に対する塵埃の付着、記録媒体
の損傷等による記録再生時の誤動作発生、データの滅失
等を防止しているが、カートリッジ自体もこれを外気中
に露出した状態で放置しておくと、カートリッジの外面
に塵埃が付着する。塵埃が付着したカートリッジを記録
再生装置に装着して記録再生動作を実行すると、塵埃が
ドライブの光学系等に付着したり、或は記録媒体に付着
することによって、読取りエラーの原因となる。このよ
うなところから、通常カートリッジはケース内に収納し
た状態で保管されている。また、収納用ケースは、カー
トリッジを運搬する場合に加わる衝撃等から保護する上
でも有効に機能する。
記録媒体は、これをカートリッジ内に回転自在に保持す
ることにより、記録媒体に対する塵埃の付着、記録媒体
の損傷等による記録再生時の誤動作発生、データの滅失
等を防止しているが、カートリッジ自体もこれを外気中
に露出した状態で放置しておくと、カートリッジの外面
に塵埃が付着する。塵埃が付着したカートリッジを記録
再生装置に装着して記録再生動作を実行すると、塵埃が
ドライブの光学系等に付着したり、或は記録媒体に付着
することによって、読取りエラーの原因となる。このよ
うなところから、通常カートリッジはケース内に収納し
た状態で保管されている。また、収納用ケースは、カー
トリッジを運搬する場合に加わる衝撃等から保護する上
でも有効に機能する。
【０００３】従来のカートリッジ収納ケースとしては、
２つのケース片をヒンジにより連結したブック式見開き
タイプのものが一般であるが、このタイプのケースにカ
ートリッジを着脱する場合には必ずケース自体を手にし
てケース片を開閉する必要がある。従って、例えば多数
のケースを収納した箱から特定のケース内に収納したカ
ートリッジを取り出したり、収納する場合には、当該ケ
ース自体を箱から取り出した上でケースを開閉してカー
トリッジの着脱を行う必要があり、煩雑であった。
２つのケース片をヒンジにより連結したブック式見開き
タイプのものが一般であるが、このタイプのケースにカ
ートリッジを着脱する場合には必ずケース自体を手にし
てケース片を開閉する必要がある。従って、例えば多数
のケースを収納した箱から特定のケース内に収納したカ
ートリッジを取り出したり、収納する場合には、当該ケ
ース自体を箱から取り出した上でケースを開閉してカー
トリッジの着脱を行う必要があり、煩雑であった。
【０００４】このようなところから最近では図７に示し
た如き非ブック式見開きタイプ（スライドインタイプ）
のケースが出回っている。即ち、このスライドインタイ
プのケース１は一端面２だけが開口するとともに、該開
口と直交する一側面の内壁にはレバー３が矢印方向へ進
退可能に支持されており、このレバー３が図７に示す奥
側に位置している時に図示しないカートリッジを開口２
から挿着すると、カートリッジの肩部に位置する凹所内
にこのレバー３の突部が嵌合してカートリッジを所定の
力でケース内に保持することができる。これに対して、
カートリッジを開口２から取り出す場合には、レバー３
を矢印Ａ方向へスライドさせることによってカートリッ
ジを開口から押し出すように構成されている。
た如き非ブック式見開きタイプ（スライドインタイプ）
のケースが出回っている。即ち、このスライドインタイ
プのケース１は一端面２だけが開口するとともに、該開
口と直交する一側面の内壁にはレバー３が矢印方向へ進
退可能に支持されており、このレバー３が図７に示す奥
側に位置している時に図示しないカートリッジを開口２
から挿着すると、カートリッジの肩部に位置する凹所内
にこのレバー３の突部が嵌合してカートリッジを所定の
力でケース内に保持することができる。これに対して、
カートリッジを開口２から取り出す場合には、レバー３
を矢印Ａ方向へスライドさせることによってカートリッ
ジを開口から押し出すように構成されている。
【０００５】しかし、上記従来のスライドインタイプの
ケースは、表裏２枚のケース片と、レバーとの合計３部
品にて構成され、これらをネジ等により固定している
為、部品点数が多くなり、組立工数、コストの点で不利
な為、この点の改善が望まれていた。
ケースは、表裏２枚のケース片と、レバーとの合計３部
品にて構成され、これらをネジ等により固定している
為、部品点数が多くなり、組立工数、コストの点で不利
な為、この点の改善が望まれていた。
【０００６】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、スライドインタイプのカートリッジ収納ケースにお
いて、部品点数を２点に減少せしめて構成を簡潔化する
とともにコストを低減した光磁気ディスクカートリッジ
等の収納ケースを提供することを目的としている。
り、スライドインタイプのカートリッジ収納ケースにお
いて、部品点数を２点に減少せしめて構成を簡潔化する
とともにコストを低減した光磁気ディスクカートリッジ
等の収納ケースを提供することを目的としている。
【０００７】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明は、断
面形状がコ字状の２つのケース片を夫々の開放側端縁を
接合することによってケース状に構成したスライドイン
式のケースであって、被収納物であるカートリッジを着
脱する開口部を一端面に備え、該開口部と直交する側板
の一つを所定形状に切欠くことにより形成され、且つケ
ース内外方向へ弾性変形可能であり、収納状態にあるカ
ートリッジの側端面に設けたスロット部に嵌合する係合
部及び外部から操作が可能なノブとを有したレバーを備
えたこと、上記２つのケース片の後部に収納状態にある
カートリッジを押し出す為の切欠きを形成したこと、上
記２つのケース片の内の一方の後側板の一部を切欠いて
片持ちばり構造の押圧片とすると共に、該押圧片の先端
部に上方へ突出するノブを一体化し、更に該ノブの移動
経路に相当する他方のケース片の後部にノブガイドを切
欠き形成した構成を有すること、上記２つのケース片の
うちの一方のケース片の後側板から所定の角度で斜め内
側へ向けて押圧片を突出せしめることにより、上記カー
トリッジをケース内に挿着完了したときに、該押圧片が
カートリッジの前端面により押圧されて弾性変形し、弾
発力を蓄積するように構成したこと、上記カートリッジ
を上記ケース内に装着完了したときに、該カートリッジ
の端面の開口部やシャッタの開放経路に相当するケース
内面適所に弾性閉止部材を配置して開口部の閉止、シャ
ッタの開放防止を実現するよう構成したことを特徴とす
る。
面形状がコ字状の２つのケース片を夫々の開放側端縁を
接合することによってケース状に構成したスライドイン
式のケースであって、被収納物であるカートリッジを着
脱する開口部を一端面に備え、該開口部と直交する側板
の一つを所定形状に切欠くことにより形成され、且つケ
ース内外方向へ弾性変形可能であり、収納状態にあるカ
ートリッジの側端面に設けたスロット部に嵌合する係合
部及び外部から操作が可能なノブとを有したレバーを備
えたこと、上記２つのケース片の後部に収納状態にある
カートリッジを押し出す為の切欠きを形成したこと、上
記２つのケース片の内の一方の後側板の一部を切欠いて
片持ちばり構造の押圧片とすると共に、該押圧片の先端
部に上方へ突出するノブを一体化し、更に該ノブの移動
経路に相当する他方のケース片の後部にノブガイドを切
欠き形成した構成を有すること、上記２つのケース片の
うちの一方のケース片の後側板から所定の角度で斜め内
側へ向けて押圧片を突出せしめることにより、上記カー
トリッジをケース内に挿着完了したときに、該押圧片が
カートリッジの前端面により押圧されて弾性変形し、弾
発力を蓄積するように構成したこと、上記カートリッジ
を上記ケース内に装着完了したときに、該カートリッジ
の端面の開口部やシャッタの開放経路に相当するケース
内面適所に弾性閉止部材を配置して開口部の閉止、シャ
ッタの開放防止を実現するよう構成したことを特徴とす
る。
【０００８】以下、添付図面に示した実施例により本発
明を詳細に説明する。図１(a) (b) 及び(c) は本発明の
一実施例のケースの構成を示す分解斜視図、上ケース片
を除去した状態の平面図及び要部拡大図であり、この収
納ケース１０は光磁気ディスク、或は光ディスク等の円
盤状記録媒体を収納するカートリッジ（被収納物）１１
を挿抜自在に収納するためのものであり、樹脂からなり
正面形状がコ字状の上下のケース片１２、１３をその開
放側端縁同士で接合した構成を有する。各ケース片１
２、１３は、夫々天井板１２ａと、底板１３ａを有する
と共に、各ケース片１２、１３の前端面の側壁は開口部
１２ｂ，１３ｂとなっている。上ケース片１２の他の３
端面には側板１２ｃ，１２ｄ，１２ｅが、下ケース片１
３の他の３端面にも側板１３ｃ，１３ｄ，１３ｅが夫々
位置しており、各上ケース片１２の各側板の下端縁と、
下ケース片１３の各側板の上端縁同士を接合することに
より収納ケース１０が完成する。各開口１２ｂ，１３ｂ
はカートリッジ１１着脱用の開口となる。
明を詳細に説明する。図１(a) (b) 及び(c) は本発明の
一実施例のケースの構成を示す分解斜視図、上ケース片
を除去した状態の平面図及び要部拡大図であり、この収
納ケース１０は光磁気ディスク、或は光ディスク等の円
盤状記録媒体を収納するカートリッジ（被収納物）１１
を挿抜自在に収納するためのものであり、樹脂からなり
正面形状がコ字状の上下のケース片１２、１３をその開
放側端縁同士で接合した構成を有する。各ケース片１
２、１３は、夫々天井板１２ａと、底板１３ａを有する
と共に、各ケース片１２、１３の前端面の側壁は開口部
１２ｂ，１３ｂとなっている。上ケース片１２の他の３
端面には側板１２ｃ，１２ｄ，１２ｅが、下ケース片１
３の他の３端面にも側板１３ｃ，１３ｄ，１３ｅが夫々
位置しており、各上ケース片１２の各側板の下端縁と、
下ケース片１３の各側板の上端縁同士を接合することに
より収納ケース１０が完成する。各開口１２ｂ，１３ｂ
はカートリッジ１１着脱用の開口となる。
【０００９】一方のケース片、例えば下ケース片１３の
一方の側壁１３ｃの奥側には図示の如き舌片状のレバー
１５を切欠き形成し、レバー１５の一部を内側に向けて
湾曲せしめて係合部１５ａとする。係合部１５ａは、カ
ートリッジの移動経路内に突出し、カートリッジの挿入
時に外側へ押圧されて弾性変形するよう寸法設定する。
また、係合部１５ａの先端部には上方へ延びる軸状の突
起であるノブ１６を一体化する。ノブ１６と対応する上
ケース片１２の側部には該ノブ１６を上方へ突出させる
ための切欠き１７を形成する。レバー１５は、側壁１３
ｃの一部を図示のごとく切欠くとともに、一部を湾曲さ
せることによって形成されており、図１(b) (c) に示す
ように完成品としてのケース１０内にカートリッジ１１
を挿着した時にカートリッジ１１の側壁先端部に位置す
る凹所であるスロット部１８に該係合部１５ａが弾性的
に嵌合するよう構成する。この状態でカートリッジはケ
ース内に固定される。
一方の側壁１３ｃの奥側には図示の如き舌片状のレバー
１５を切欠き形成し、レバー１５の一部を内側に向けて
湾曲せしめて係合部１５ａとする。係合部１５ａは、カ
ートリッジの移動経路内に突出し、カートリッジの挿入
時に外側へ押圧されて弾性変形するよう寸法設定する。
また、係合部１５ａの先端部には上方へ延びる軸状の突
起であるノブ１６を一体化する。ノブ１６と対応する上
ケース片１２の側部には該ノブ１６を上方へ突出させる
ための切欠き１７を形成する。レバー１５は、側壁１３
ｃの一部を図示のごとく切欠くとともに、一部を湾曲さ
せることによって形成されており、図１(b) (c) に示す
ように完成品としてのケース１０内にカートリッジ１１
を挿着した時にカートリッジ１１の側壁先端部に位置す
る凹所であるスロット部１８に該係合部１５ａが弾性的
に嵌合するよう構成する。この状態でカートリッジはケ
ース内に固定される。
【００１０】係合部１５ａによる係合力によってケース
内に保持されたカートリッジをケースから取り出す場合
には、指によってノブ１６を外側へ向けて拡開させるこ
とにより、係合部１５ａをスロット部１８から離脱せし
め、カートリッジをフリーにすればよい。この実施例
は、上下２つのケース片から構成される簡易構造のケー
スを提供することができる為、組立工数、コストの点で
有利である。更に、カートリッジの収納取出し操作がワ
ンタンッチで行える為、使い勝手も良好である。なお、
上記スロット部１８はカートリッジの両側端部に設けら
れているので、カートリッジの表裏のいずれを上向きに
して収納しても、係合部１５ａによる固定及び固定解除
を実現することができる。このことは以下に説明する全
ての実施例について共通する。
内に保持されたカートリッジをケースから取り出す場合
には、指によってノブ１６を外側へ向けて拡開させるこ
とにより、係合部１５ａをスロット部１８から離脱せし
め、カートリッジをフリーにすればよい。この実施例
は、上下２つのケース片から構成される簡易構造のケー
スを提供することができる為、組立工数、コストの点で
有利である。更に、カートリッジの収納取出し操作がワ
ンタンッチで行える為、使い勝手も良好である。なお、
上記スロット部１８はカートリッジの両側端部に設けら
れているので、カートリッジの表裏のいずれを上向きに
して収納しても、係合部１５ａによる固定及び固定解除
を実現することができる。このことは以下に説明する全
ての実施例について共通する。
【００１１】次に、図２(a) 及び(b) は本発明の第２実
施例の構成を示す分解斜視図及び組立状態説明図であ
り、上記第１実施例と同一の部分には同一の符号を付
し、重複した構成の説明は省略するが、上下のケース片
１２、１３の後辺中央部に夫々切欠き２０、２１を形成
して、ケース内に収納されたカートリッジ１１をケース
から取り出す際に、この開口２０、２１から指によりカ
ートリッジを押し出すことができるよう構成した点が特
徴的である。なお、指により押し出す際には、ノブ１６
を拡開させてカートリッジ１１をフリーにしておく必要
がある。この実施例は、図１の実施例の効果に加えて、
カートリッジの取出し性が向上するという利点を有す
る。
施例の構成を示す分解斜視図及び組立状態説明図であ
り、上記第１実施例と同一の部分には同一の符号を付
し、重複した構成の説明は省略するが、上下のケース片
１２、１３の後辺中央部に夫々切欠き２０、２１を形成
して、ケース内に収納されたカートリッジ１１をケース
から取り出す際に、この開口２０、２１から指によりカ
ートリッジを押し出すことができるよう構成した点が特
徴的である。なお、指により押し出す際には、ノブ１６
を拡開させてカートリッジ１１をフリーにしておく必要
がある。この実施例は、図１の実施例の効果に加えて、
カートリッジの取出し性が向上するという利点を有す
る。
【００１２】図３は本発明の他の実施例の構成を示す分
解斜視図であり、上記第１実施例と同一部分には同一の
符号を付し重複した構成の説明は省略するが、下ケース
片１３の後側板１３ｅの一部を切欠いて押圧片２５とす
ると共に、押圧片２５の先端部に上方へ突出するノブ２
６を一体化し、更に該ノブ２６の移動経路に相当する上
ケース片の後部にノブガイド２７を切欠き形成した構成
が特徴的である。この押圧片２５は、常時においては、
後側板１３ｅと面一となるように平行に延びているが、
ノブ２６を指で操作することによって押圧片２５をケー
ス内側へ変形させることにより、ケース内に収納された
カートリッジ１１の前端面を押圧して、カートリッジ１
１を開口からケース外へ押し出すことを容易ならしめ
る。カートリッジ取外し時に、ノブ１６を操作してカー
トリッジ１１をフリー状態に移行せしめる必要があるこ
と勿論である。ノブ２６は、上ケース片１２の上面より
も上方へ突出している為、指による操作が極めて容易で
ある。
解斜視図であり、上記第１実施例と同一部分には同一の
符号を付し重複した構成の説明は省略するが、下ケース
片１３の後側板１３ｅの一部を切欠いて押圧片２５とす
ると共に、押圧片２５の先端部に上方へ突出するノブ２
６を一体化し、更に該ノブ２６の移動経路に相当する上
ケース片の後部にノブガイド２７を切欠き形成した構成
が特徴的である。この押圧片２５は、常時においては、
後側板１３ｅと面一となるように平行に延びているが、
ノブ２６を指で操作することによって押圧片２５をケー
ス内側へ変形させることにより、ケース内に収納された
カートリッジ１１の前端面を押圧して、カートリッジ１
１を開口からケース外へ押し出すことを容易ならしめ
る。カートリッジ取外し時に、ノブ１６を操作してカー
トリッジ１１をフリー状態に移行せしめる必要があるこ
と勿論である。ノブ２６は、上ケース片１２の上面より
も上方へ突出している為、指による操作が極めて容易で
ある。
【００１３】次に、図４は図３の実施例の変形例であ
り、ノブ２６を予め押圧片２５よりも内側に突出させた
状態にした構成が特徴的である。この構成によれば、ノ
ブ２６を押し込んだ時に、応答性よくカートリッジを押
し出すことができる。即ち、ノブ２６を予め少しくケー
ス内に位置させておくことにより、ケース内にカートリ
ッジを押し込んだ時に、カートリッジ先端面によってノ
ブ２６を含む押圧片２５が外側に向けて僅かに付勢され
た状態となり、ノブ１６を解除状態にして、ノブ２６を
押し込むことにより容易にカートリッジをケース開口か
ら押し出すことができるようになる。なお、カートリッ
ジ収納完了時にノブ２６がカートリッジ１１によって押
圧されることがないようにしてもよい。図３及び図４の
実施例は、上記実施例の効果に加えていずれもカートリ
ッジをケースから押し出す操作性が向上するという利点
を提供する。
り、ノブ２６を予め押圧片２５よりも内側に突出させた
状態にした構成が特徴的である。この構成によれば、ノ
ブ２６を押し込んだ時に、応答性よくカートリッジを押
し出すことができる。即ち、ノブ２６を予め少しくケー
ス内に位置させておくことにより、ケース内にカートリ
ッジを押し込んだ時に、カートリッジ先端面によってノ
ブ２６を含む押圧片２５が外側に向けて僅かに付勢され
た状態となり、ノブ１６を解除状態にして、ノブ２６を
押し込むことにより容易にカートリッジをケース開口か
ら押し出すことができるようになる。なお、カートリッ
ジ収納完了時にノブ２６がカートリッジ１１によって押
圧されることがないようにしてもよい。図３及び図４の
実施例は、上記実施例の効果に加えていずれもカートリ
ッジをケースから押し出す操作性が向上するという利点
を提供する。
【００１４】図５(a) 乃至(e) は本発明の他の実施例の
構成を示す分解斜視図及び着脱操作手順を示す要部説明
図であり、第１実施例と同一部分には同一の符号を付し
重複した構成の説明は省略するが、一方のケース片、例
えば下ケース片１３の後側板１３ｅの一方の角部（或は
その近傍）から所定の角度で斜め内側へ向けて押圧片３
０を突出せしめることにより、カートリッジ１１をケー
ス１０内に挿着完了したときに、該押圧片３０がカート
リッジの前端面により押圧されて弾性変形し、弾発力を
蓄積するように構成した点が上記実施例と相違してい
る。即ち、このケース１０は、上下のケース片１２、１
３を組み付けることによって完成品となり、その開口１
２ｂ，１３ｂからカートリッジ１１を挿入する過程で、
まず(b) (c) に示すようにレバー１５の係合部１５ａが
カートリッジ１１によって押圧されて外側へ弾性変形す
ると同時に、押圧片３０が後方へ圧縮変形させられる。
更にカートリッジ１１が奥へ押し込まれて、(d) の状態
になると、係合部１５ａがスロット１８内に嵌合する。
このとき、押圧片３０は最大限に圧縮させられて、大き
な弾発力を蓄力した状態となっているが、係合部１５ａ
がスロット１８内に嵌合することによって、カートリッ
ジは収納位置に保持されている。(d) の状態でレバー１
６を外側に拡開せしめると、蓄積された押圧片３０の弾
発力が開放状態となり、カートリッジ１１を押し出す方
向へ押圧するので、カートリッジの一部は開口１２ｂ，
１３ｂからケース外へ突出することができる。
構成を示す分解斜視図及び着脱操作手順を示す要部説明
図であり、第１実施例と同一部分には同一の符号を付し
重複した構成の説明は省略するが、一方のケース片、例
えば下ケース片１３の後側板１３ｅの一方の角部（或は
その近傍）から所定の角度で斜め内側へ向けて押圧片３
０を突出せしめることにより、カートリッジ１１をケー
ス１０内に挿着完了したときに、該押圧片３０がカート
リッジの前端面により押圧されて弾性変形し、弾発力を
蓄積するように構成した点が上記実施例と相違してい
る。即ち、このケース１０は、上下のケース片１２、１
３を組み付けることによって完成品となり、その開口１
２ｂ，１３ｂからカートリッジ１１を挿入する過程で、
まず(b) (c) に示すようにレバー１５の係合部１５ａが
カートリッジ１１によって押圧されて外側へ弾性変形す
ると同時に、押圧片３０が後方へ圧縮変形させられる。
更にカートリッジ１１が奥へ押し込まれて、(d) の状態
になると、係合部１５ａがスロット１８内に嵌合する。
このとき、押圧片３０は最大限に圧縮させられて、大き
な弾発力を蓄力した状態となっているが、係合部１５ａ
がスロット１８内に嵌合することによって、カートリッ
ジは収納位置に保持されている。(d) の状態でレバー１
６を外側に拡開せしめると、蓄積された押圧片３０の弾
発力が開放状態となり、カートリッジ１１を押し出す方
向へ押圧するので、カートリッジの一部は開口１２ｂ，
１３ｂからケース外へ突出することができる。
【００１５】次に、図６(a) (b) 及び(c) は本発明の他
の実施例であり、カートリッジの前端面に設けられてい
るシャッタのガイド溝（開口）をゴムなどから成る弾性
閉止部材によって閉止して塵埃の進入を防止すると共
に、シャッタがケース内で開放することを防止するよう
にした構成が特徴的である。この図では図５のケースに
弾性閉止部材３５を取付けた例を示したが、この弾性閉
止部材は前記各実施例について適用可能であることは言
うまでもない。図６(a) において、側板１３ｅと押圧片
３０の双方に弾性閉止部材３５を取付けたのは、このケ
ース１０がカートリッジの表裏をリバーシブルに収納可
能な構成だからである。レバー１５と押圧片３０の機能
は図５に示した実施例と同様であるので、重複した説明
は省略する。収納しようとするカートリッジの形状が特
殊形状であり、シャッタのガイド溝の位置、シャッタの
位置、形状等が異なる場合には、それに応じて弾性閉止
部材３５を設ければ良いこと勿論である。従って、図６
に示した弾性閉止部材の位置、形状等は一例に過ぎな
い。本発明は円盤状記録媒体を収納するカートリッジの
収納ケース一般に適用可能であり、従来のブックタイプ
のケースに比して取扱操作性の点で種々の利便を提供す
るものである。
の実施例であり、カートリッジの前端面に設けられてい
るシャッタのガイド溝（開口）をゴムなどから成る弾性
閉止部材によって閉止して塵埃の進入を防止すると共
に、シャッタがケース内で開放することを防止するよう
にした構成が特徴的である。この図では図５のケースに
弾性閉止部材３５を取付けた例を示したが、この弾性閉
止部材は前記各実施例について適用可能であることは言
うまでもない。図６(a) において、側板１３ｅと押圧片
３０の双方に弾性閉止部材３５を取付けたのは、このケ
ース１０がカートリッジの表裏をリバーシブルに収納可
能な構成だからである。レバー１５と押圧片３０の機能
は図５に示した実施例と同様であるので、重複した説明
は省略する。収納しようとするカートリッジの形状が特
殊形状であり、シャッタのガイド溝の位置、シャッタの
位置、形状等が異なる場合には、それに応じて弾性閉止
部材３５を設ければ良いこと勿論である。従って、図６
に示した弾性閉止部材の位置、形状等は一例に過ぎな
い。本発明は円盤状記録媒体を収納するカートリッジの
収納ケース一般に適用可能であり、従来のブックタイプ
のケースに比して取扱操作性の点で種々の利便を提供す
るものである。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光磁気デ
ィスク、光ディスク等を収納したカートリッジを収納す
るケースを２部品（上下のケース片）によって構成する
と共に、該ケースの一端面の開口から挿入したカートリ
ッジを、該ケース片の一方の側板に設けた弾性片である
レバーの係合部により係止してケース内に固定すると共
に、取り出し時には該レバーを手動解除するだけの操作
により取り出しを可能とすることができる。また、上記
ケースにおいて、その後部側板にカートリッジ押出し用
の切欠きを設けたり、或は弾性片である押圧片を設けて
カートリッジを押出し方向へ弾性付勢するように構成し
たので、上記レバーによるカーリッジの係止を解除して
からの取り出し操作性を向上することができる。したが
って、ブック見開き型の従来タイプのケースに比して簡
単な操作（例えば片手）によりカートリッジを取り出す
ことができる。
ィスク、光ディスク等を収納したカートリッジを収納す
るケースを２部品（上下のケース片）によって構成する
と共に、該ケースの一端面の開口から挿入したカートリ
ッジを、該ケース片の一方の側板に設けた弾性片である
レバーの係合部により係止してケース内に固定すると共
に、取り出し時には該レバーを手動解除するだけの操作
により取り出しを可能とすることができる。また、上記
ケースにおいて、その後部側板にカートリッジ押出し用
の切欠きを設けたり、或は弾性片である押圧片を設けて
カートリッジを押出し方向へ弾性付勢するように構成し
たので、上記レバーによるカーリッジの係止を解除して
からの取り出し操作性を向上することができる。したが
って、ブック見開き型の従来タイプのケースに比して簡
単な操作（例えば片手）によりカートリッジを取り出す
ことができる。
【図１】(a) (b) 及び(c) は本発明の一実施例のケース
の構成を示す分解斜視図、上ケース片を除去した状態の
平面図及び要部拡大図。
の構成を示す分解斜視図、上ケース片を除去した状態の
平面図及び要部拡大図。
【図２】(a) 及び(b) は本発明の第２実施例の構成を示
す分解斜視図及び組立状態説明図。
す分解斜視図及び組立状態説明図。
【図３】本発明の他の実施例の構成を示す分解斜視図。
【図４】図３の実施例の変形例。
【図５】(a) 乃至(e) は本発明の他の実施例の構成を示
す分解斜視図及び着脱操作手順を示す要部説明図。
す分解斜視図及び着脱操作手順を示す要部説明図。
【図６】(a) (b) 及び(c) は本発明の他の実施例の構成
を示す要部平面図、弾性閉止部材の断面図、弾性閉止部
材によりカートリッジを閉止した状態を示す断面図。
を示す要部平面図、弾性閉止部材の断面図、弾性閉止部
材によりカートリッジを閉止した状態を示す断面図。
【図７】従来例の構成を示す斜視図。
１０ 収納ケース、１１ カートリッジ、１２、１３
ケース片、１２ａ 天井板、１２ｂ 開口部、１２ｃ，
１２ｄ，１２ｅ 側板、１３ａ 底板、１３ｂ開口部、
１３ｃ，１３ｄ，１３ｅ 側板、１５ レバー、１５ａ
係合部、１６ ノブ、１７ 切欠き、１８ スロット
部、２０、２１ 切欠き、２５ 押圧片、２６ ノブ、
２７ ノブガイド、３０ 押圧片、
ケース片、１２ａ 天井板、１２ｂ 開口部、１２ｃ，
１２ｄ，１２ｅ 側板、１３ａ 底板、１３ｂ開口部、
１３ｃ，１３ｄ，１３ｅ 側板、１５ レバー、１５ａ
係合部、１６ ノブ、１７ 切欠き、１８ スロット
部、２０、２１ 切欠き、２５ 押圧片、２６ ノブ、
２７ ノブガイド、３０ 押圧片、
Claims (5)
- 【請求項１】 断面形状がコ字状の２つのケース片を夫
々の開放側端縁を接合することによってケース状に構成
したスライドイン式のケースであって、被収納物である
カートリッジを着脱する開口部を一端面に備え、 該開口部と直交する側板の一つを所定形状に切欠くこと
により形成され、且つケース内外方向へ弾性変形可能で
あり、収納状態にあるカートリッジの側端面に設けたス
ロット部に嵌合する係合部及び外部から操作が可能なノ
ブとを有したレバーを備えたことを特徴とする光磁気デ
ィスクカートリッジ等の収納ケース。 - 【請求項２】 上記２つのケース片の後部に収納状態に
あるカートリッジを押し出す為の切欠きを形成したこと
を特徴とする請求項１記載の光磁気ディスクカートリッ
ジ等の収納ケース。 - 【請求項３】 上記２つのケース片の内の一方の後側板
の一部を切欠いて片持ちばり構造の押圧片とすると共
に、該押圧片の先端部に上方へ突出するノブを一体化
し、更に該ノブの移動経路に相当する他方のケース片の
後部にノブガイドを切欠き形成した構成を有することを
特徴とする請求項１記載の光磁気ディスクカートリッジ
等の収納ケース。 - 【請求項４】 上記２つのケース片のうちの一方のケー
ス片の後側板から所定の角度で斜め内側へ向けて押圧片
を突出せしめることにより、上記カートリッジをケース
内に挿着完了したときに、該押圧片がカートリッジの前
端面により押圧されて弾性変形し、弾発力を蓄積するよ
うに構成したことを特徴とする請求項１記載の光磁気デ
ィスクカートリッジ等の収納ケース。 - 【請求項５】 上記カートリッジを上記ケース内に装着
完了したときに、該カートリッジの端面の開口部やシャ
ッタの開放経路に相当するケース内面適所に弾性閉止部
材を配置して開口部の閉止、シャッタの開放防止を実現
するよう構成したことを特徴とする請求項４記載の光磁
気ディスクカートリッジ等の収納ケース。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166262A JPH06345171A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 光磁気ディスクカートリッジ等の収納ケース |
| US08/234,937 US5540328A (en) | 1993-06-11 | 1994-04-28 | Containing case for containing a disk-like recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166262A JPH06345171A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 光磁気ディスクカートリッジ等の収納ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06345171A true JPH06345171A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15828126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5166262A Pending JPH06345171A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 光磁気ディスクカートリッジ等の収納ケース |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5540328A (ja) |
| JP (1) | JPH06345171A (ja) |
Cited By (1)
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1993
- 1993-06-11 JP JP5166262A patent/JPH06345171A/ja active Pending
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1994
- 1994-04-28 US US08/234,937 patent/US5540328A/en not_active Expired - Fee Related
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