JPH06342579A - 記録媒体および情報処理装置 - Google Patents

記録媒体および情報処理装置

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JPH06342579A
JPH06342579A JP5008494A JP5008494A JPH06342579A JP H06342579 A JPH06342579 A JP H06342579A JP 5008494 A JP5008494 A JP 5008494A JP 5008494 A JP5008494 A JP 5008494A JP H06342579 A JPH06342579 A JP H06342579A
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JP
Japan
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file
data
recording medium
time
recorded
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JP5008494A
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Yosuke Yasui
洋介 安井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きなバッファ容量を必要とすることなく、
簡単に、実時間で、ディスク状記録媒体からデータを再
生できるようにする。 【構成】 光磁気記録再生装置8が記録および再生を行
う光磁気ディスクには、各ファイルが時間的に連続か否
かを示す識別情報を含むセグメントアロケーションテー
ブルが記録される。MPU2は、光磁気記録再生装置8
の光磁気ディスクから再生すべきファイルが時間的に連
続したファイルであることがテーブルの識別情報から判
明したときに、メインメモリ4の一部において再生すべ
きファイルに含まれるデータの書き込みが行われると同
時に、メインメモリ4の他の部分において再生すべきフ
ァイルに含まれるデータの読み出しが行われるように、
メインメモリ4に対する読み書きを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実時間処理すべき音声
データ又は動画像データに関するファイルと、実時間処
理する必要のない静止画像データ、文字データ又はプロ
グラムデータに関するファイルとが混在して記録される
記録媒体、及びこの記録媒体のファイル属性に応じて異
なる処理モードを実行する情報処理装置に関するもので
ある。
【0002】周知のように、CD−ROM(Compa
ct Disc Read Only Memory)
は、音楽用CD(Compact Disc Digi
tal Audio:以下CD−DAと略記)をベース
に規格化されたものである。
【0003】まず、その物理フォーマットについて簡単
に説明する。物理フォーマットとは、CD−ROMのデ
ィスクを、CD−ROMドライブに装着した場合、少な
くとも物理的にデータを読み出すことができるフォーマ
ットを意味する。
【0004】1枚のディスクには、最大99トラックの
音楽トラック又はデータトラックを含むことができる。
このトラックに関する情報は、TOC(Table O
fContents)と呼ばれるディスクの先頭部分、
すなわちディスクの最内周部分に記録されている。この
TOCが記録された部分がリードイントラック(Lea
din Track)と呼ばれる。一方、最終トラッ
ク、すなわちCD−DAでは最後の曲が終わる部分はリ
ードアウトトラック(Leadout Track)と
呼ばれる。
【0005】CD−DAでは、16ビット,44.1k
Hzのサンプリングレートでステレオ音声信号をディジ
タル化して記録しているので、1秒間では、2チャンネ
ル(ステレオ)×2バイト(16ビット)×44,10
0=176,400バイトのデータが記録されているこ
とになる。CD−ROMでは、1秒を75等分したセク
タを最小単位として扱うので、1セクタは2,352バ
イトとなる。
【0006】図9に示すように、CD−ROM MOD
E−1の場合、1セクタ内に、同期のためのSYNCデ
ータ(12バイト)およびヘッダ(4バイト)と、エラ
ー訂正のためのECC(Error Collecti
on Coding:276バイト)およびEDC(E
rror Detect Coding:4バイト)等
を含むため、残り2048バイトがユーザデータとして
記録される。
【0007】また、音声や画像データ等、データ補間処
理などにより厳密なエラー訂正が必要とされないデータ
に関しては、ECCおよびEDCを省略し、SYNCと
ヘッダを除く、2,336バイトが、ユーザデータして
1セクタ内に記録される。これはCD−ROM MOD
E−2と呼ばれる。
【0008】CD−ROMの上位規格として、CD−I
(Compact Disc Interactiv
e)と、CD−ROM/XA(CD−ROM eXte
nded Architecture)が規定されてい
る。これらCD−IおよびCD−ROM/XAでは、C
D−ROM MODE−2を再定義して、図9に示すよ
うに、FORM−1とFORM−2が追加されている。
CD−Iにおいては、CDプレーヤの動作環境、すなわ
ちCDプレーヤにアプリケーションを動作させる環境と
して、CPUやOS(Operating Syste
m)等が規定されている。これらの動作環境に関する規
定を削除して、CD−Iの物理フォーマット、あるいは
音声データの形式などを、そのまま流用して規格化した
のがCD−ROM/XAである。
【0009】さて、上述したCD−IおよびCD−RO
M/XAにおいて、実時間(リアルタイム)で再生処理
すべき音声データと、その他の実時間で再生処理する必
要のないデータとを混在して記録する場合、図10に示
すように、予めセクタ単位でインターリーブされて記録
される。すなわち、オーディオ(音声)データAは、再
生処理の過程でアンダーフローもオーバーフローも生じ
ないように、静止画像データVや、その他のテキストデ
ータ等のデータDと、互いにセクタ単位でインターリー
ブ処理され、このセクタ単位でインターリーブされた状
態で、間欠的にディスク上に記録されている。
【0010】このように、各セクタ毎に、実時間で再生
処理すべきデータと、実時間で再生処理する必要のない
データとが交互に記録されているため、各セクタにはデ
ータの属性を示す識別情報を記録しておく必要がある。
【0011】そこで、図9に示すように、CD−ROM
MODE−2のFORM−1およびFORM−2にお
いては、各セクタのサブヘッダ(8バイト)の中にサブ
モード(8ビット)の領域を規定し、このサブモード中
の1ビットを、Real−Time Flagとして割
り当て、このReal−Time Flagが、“0”
か“1”かによって、各セクタ単位で、実時間で再生処
理すべきデータであるか否かを判別して、処理モードを
切り換えるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、従来の
CD−IおよびCD−ROM/XAで規定されているC
D−ROM MODE−2のFORM−1およびFOR
M−2においては、各セクタ毎に、実時間で再生処理す
べきデータであるか否かを示すReal−Time F
lag(識別情報)を記録しなければならないため、管
理が複雑であり、さらに再生時においては、各セクタ単
位で、実時間で再生処理すべきデータであるか否かを判
別して、処理モードを切り換えなければならないため、
処理が複雑になるという問題があった。
【0013】加えて、従来のCD−ROMのファイルシ
ステムにおいては、音声や画像を実時間再生する場合、
必要なファイルデータを全てメインメモリに記憶させて
からデータを再生していため、メインメモリの容量に制
約され、長時間のデータ再生を行うことができないとい
う問題もあった。
【0014】本発明の目的は、実時間処理すべきデータ
と、実時間処理する必要のないデータとが混在して記録
される記録媒体において、データの属性管理の簡略化を
図った記録媒体を提供することにあり、さらに、この記
録媒体から読み出したデータの属性判別処理等の簡略化
を図ると共に、最小限の記憶容量で、実時間処理により
データを再生することができる情報処理装置を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体は、記
録可能領域内の予め割り当てられた特定領域(例えば、
図5に示すUTOC)に、データ領域に記録されるファ
イルを管理するためのファイル管理テーブル(例えば、
図5に示すセグメントアロケーションテーブル800)
を設け、このファイル管理テーブルに、時間的に連続し
て処理すべきファイルであるか、又は時間的に不連続に
処理すべきファイルであるのかを区別するための識別情
報(例えば、図5に示すReal−Time)が記録さ
れる項目を設けたことを特徴とする。
【0016】また、本発明の情報処理装置は、時間的に
連続して処理すべきファイルであるか、又は時間的に不
連続に処理すべきファイルであるのかを区別するための
識別情報が記録された記録媒体(例えば、図2に示す光
磁気ディスク804)と、記録媒体に記録されたデータ
の読み出しを行う再生手段(例えば、図1に示す光磁気
記録再生装置8)と、記録媒体のデータ記憶単位の複数
個に相当する記憶容量を有するバッファ手段(例えば、
図1に示すメインメモリ4)と、再生手段によって記録
媒体から読み出された識別情報に基づいて、記録媒体か
ら読み出されるファイルが時間的に連続して処理すべき
ファイルであると判別した場合、バッファ手段の一部に
おいて再生すべきファイルに含まれるデータの書き込み
を行うのと並行して、バッファ手段の他の部分において
再生すべきファイルに含まれるデータの読み出しを行う
ように、バッファ手段に対する書き込み及び読み出し動
作を制御し、再生すべきファイルに含まれるデータを外
部へ連続的に出力する制御手段(例えば、図1に示すM
PU2)とを備えることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の記録媒体においては、記録可能領域内
の予め割り当てられた特定領域に、データ領域に記録さ
れるファイルを管理するためのファイル管理テーブルを
設け、このファイル管理テーブルに、時間的に連続して
処理すべきファイルであるか、又は時間的に不連続に処
理すべきファイルであるのかを区別するための識別情報
が記録される項目を設けたので、このファイル単位で記
録された識別情報を読み取るだけで、ファイル全体のデ
ータの属性を判別することができる。
【0018】また、本発明の情報処理装置においては、
再生手段によって記録媒体から読み出された識別情報に
基づいて、記録媒体から読み出されるファイルが時間的
に連続して処理すべきファイルであると判別した場合、
バッファ手段の一部において再生すべきファイルに含ま
れるデータの書き込みを行うのと並行して、バッファ手
段の他の部分において再生すべきファイルに含まれるデ
ータの読み出しを行うように、バッファ手段に対する書
き込み及び読み出し動作が制御され、再生すべきファイ
ルに含まれるデータが連続的に外部へ出力される。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の情報処理装置の一実施例の
構成を示す。MPU(MicroProcessing
Unit)2は、システムプログラムを記憶するRO
Mを含み、データ処理および入出力制御を行う。メイン
メモリ4は、MPU2によって転送されたプログラムや
データを記憶する半導体メモリである。DMAC(Di
rect Memory Access Contro
ller)6は、MPU2を介さずに、直接、入出力装
置とメインメモリ4間のデータ転送を制御する。
【0020】光磁気記録再生装置8は、記録モードのと
きには、バス100およびインターフェース10を介し
て供給されるデータを光磁気ディスクに記録し、再生モ
ードのときには、光磁気ディスクからデータを再生しイ
ンターフェース10およびバス100を介して出力す
る。
【0021】オーディオインターフェース12は、A/
DコンバータおよびD/Aコンバータを含み、入力され
たアナログオーディオデータをディジタル化してオーデ
ィオ・エンコーダ/デコーダ14に供給し、オーディオ
・エンコーダ/デコーダ14から入力されたディジタル
オーディオデータをアナログ信号に変換して外部に出力
する。
【0022】オーディオ・エンコーダ/デコーダ14
は、オーディオンインターフェース10から供給された
ディジタルオーディオデータを圧縮する。圧縮技術とし
ては、ここでは、ATRAC(Adaptive TR
ansform Acoustic Coding)を
使用する。圧縮されたデータは、DMAC6の制御の下
にバス100を介してメインメモリ4に転送される。ま
た、反対に、メインメモリ4に記憶された圧縮オーディ
オデータは、DMAC6の制御の下にメインメモリ4か
らバス100を介して、オーディオ・エンコーダ/デコ
ーダ14に転送され、ここで伸長されてオーディオイン
ターフェース12を介して外部に出力される。
【0023】画像インターフェース16は、A/Dコン
バータおよびD/Aコンバータを含み、テレビジョン信
号やカメラから出力される撮像信号等のアナログ画像デ
ータをディジタル画像データに変換して画像表示コント
ローラ18に出力する。また、画像インターフェース1
6は、画像表示コントローラ18から入力されたディジ
タル画像データをアナログ画像データに変換してLCD
(液晶表示装置)コントローラ22に供給する。LCD
コントローラ22は、入力された画像データが示す画像
をLCD24に表示するためにLCD24を制御する。
【0024】画像表示コントローラ18は、画像インタ
ーフェース16を介して入力されたディジタル画像デー
タを、画像データインターフェース16およびLCDコ
ントローラ22を介してLCD24に表示するととも
に、画像エンコーダ/デコーダ20に供給する。また、
画像表示コントローラ18は、画像エンコーダ/デコー
ダ20から入力されたディジタル画像データを、画像デ
ータインターフェース16およびLCDコントローラ2
2を介してLCD24に表示する。
【0025】画像エンコーダ/デコーダ20は、画像表
示コントローラ18から入力されたディジタル画像デー
タを圧縮する。圧縮された画像データは、DMAC6の
制御の下にバス100を介してメインメモリ4に転送さ
れる。また、反対に、メインメモリ4に記憶された圧縮
画像データは、DMAC6の制御の下に画像エンコーダ
/デコーダ20に転送され、ここで伸長されて、画像表
示コントローラ18に供給される。
【0026】ユーザによってキー26が操作されると、
その操作に対応したデータまたは命令が操作パネルコン
トローラ28の制御の下にバス100を介してMPU2
に転送される。
【0027】図2は、図1に示した情報処理装置に適用
される光磁気記録再生装置8の構成を示す図である。こ
の光磁気記録再生装置8は、本来、携帯用、据置用、も
しくは車載用のパーソナル・オーディオ機器の用途で開
発されたミニディスク(商標)・システムを基に設計さ
れている。このミニディスク・システムは、ミニディス
クと呼ばれる小型で薄型の記録メディアが使用される。
【0028】ミニディスクは、直径64mmの読出専用
光ディスク、書換可能なMO(光磁気)ディスク、又は
書換領域と読出専用領域が混在して設けられたハイブリ
ッドディスク(パーシャルROMディスクとも呼ばれ
る)の何れかを、カートリッジ(W×L×H=72mm
×68mm×5mm)内に収納したものである。そし
て、読出専用光ディスクが収納されたミニディスクから
は、CD(CompactDisc)と同様の原理によ
って、データが読み出されるようになっている。
【0029】一方、MOディスクやハイブリッドディス
クが収納されたミニディスクに対しては、磁界変調ダイ
レクトオーバーライト方式によってデータが記録され
る。磁界変調ダイレクトオーバーライト方式とは、回転
しているディスクに下方から高出力のレーザー光を照射
し、記録すべき部分の光磁気膜を、磁性体の保磁力がな
くなるキュリー温度まで上昇させ、その部分に、ディス
クの上方から磁気ヘッドでデータの書き込みを行う方式
である。
【0030】このようなミニディスク・システムは、パ
ーソナルオーディオ機器としての開発過程により、各回
路素子の集積化や各機構部品の最適化が図られ、装置全
体の小型・軽量化が達成されていると共に、低消費電力
化によりバッテリー・オペレーションが可能となってい
る。さらに、既存の3.5インチMOディスクとほぼ同
じ記憶容量(140Mbytes)を有し、記録メディ
アの交換が可能であるという特徴に加え、量産効果によ
り、他のMOディスクと比較して、記録メディアの製造
コストが抑えられていることは勿論のこと、ドライブ装
置本体の製造コストも抑えられている。また、パーソナ
ルオーディオ機器としての使用実績からして、信頼性も
充分に実証されている。
【0031】この光磁気記録再生装置8について、図2
を参照して、さらに詳しく説明すると、スピンドルモー
タ802により回転駆動される光磁気ディスク804に
対し、光学ピックアップ806によりレーザ光を照射し
た状態で記録データに応じた変調磁界を磁気ヘッド80
8により印加することにより、光磁気ディスク804の
記録トラックに沿ってデータの記録(いわゆる磁界変調
オーバーライト記録)を行い、光磁気ディスク804の
記録トラックを光学ピックアップ806によりレーザ光
でトレースすることによって、磁気光学的にデータの再
生を行う。
【0032】光学ピックアップ806は、例えばレーザ
ダイオード等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物レ
ンズ、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等
の光学部品、ならびに所定の配置に分割されたフォトデ
ィテクタ等から構成されており、光磁気ディスク804
を挟んで磁気ヘッド808と対向する位置に、送りモー
タ810によって位置づけられる。
【0033】光学ピックアップ806は、光磁気ディス
ク804にデータを記録するとき、磁気ヘッド駆動回路
809により磁気ヘッド808が駆動され、記録データ
に応じた変調磁界が印加される光磁気ディスク804の
目的トラックに、レーザ光を照射することによって、熱
磁気記録によりデータ記録を行う。
【0034】また、光学ピックアップ806は、目的ト
ラックに照射したレーザ光を検出することによって、例
えば非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、また
例えばプッシュプル法によりトラッキングエラーを検出
するとともに、光磁気ディスク804からデータを再生
するときに、目的トラックからの反射光の偏光角(カー
回転角)の違いを検出して再生信号を生成する。
【0035】光学ピックアップ806の出力は、RF回
路812に供給される。RF回路812は、光学ピック
アップ806の出力から、フォーカスエラー信号やトラ
ッキングエラー信号を抽出して、サーボ制御回路814
に供給するとともに、再生信号を2値化して、アドレス
デコーダ816に供給する。アドレスデコーダ816
は、供給された2値化再生信号からアドレスをデコード
して、EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ818に
出力するとともに、アドレスに関連した2値化再生デー
タ以外の2値化再生データを、EFM・CIRCエンコ
ーダ/デコーダ818に供給する。
【0036】サーボ制御回路814は、例えばフォーカ
スサーボ制御回路、トラッキングサーボ制御回路、スピ
ンドルモータサーボ制御回路およびスレッドサーボ制御
回路等から構成される。
【0037】フォーカスサーボ制御回路は、フォーカス
エラー信号が零になるように、光学ピックアップ806
の光学系のフォーカス制御を行う。トラッキングサーボ
制御回路は、トラッキングエラー信号が零となるよう
に、光学ピックアップ806の送りモータ810の制御
を行う。
【0038】さらに、スピンドルモータサーボ制御回路
は、光磁気ディスクを所定の回転速度(例えば一定線速
度)で回転駆動するようにスピンドルモータ802を制
御する。また、スレッドサーボ制御回路は、システムコ
ントローラ820により指定される光磁気ディスク80
4の目的トラック位置に磁気ヘッド808および光学ピ
ックアップ806を送りモータ810により移動させ
る。
【0039】EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ8
18は、バス100およびインターフェース10を介し
て供給されたデータに対して、エラー訂正用の符号化処
理すなわちCIRC(Cross Interleav
e Reed−Solomon Code)の符号化処
理を行うとともに、記録に適した変調処理すなわちEF
M(Eight to Fourteen Modul
ation)符号化処理を行う。
【0040】EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ8
18から出力される符号化データは、磁気ヘッド駆動回
路809に記録データとして供給される。磁気ヘッド駆
動回路809は、記録データに応じた変調磁界を光磁気
ディスク804に印加するように磁気ヘッド808を駆
動する。
【0041】システムコントローラ820は、バス10
0およびインターフェース10を介して書き込み命令を
受けているときには、記録データが光磁気ディスク80
4の記録トラックに記録されるように、ディスク804
上の記録位置の制御を行う。この記録位置の制御は、E
FM・CIRCエンコーダ/デコーダ818から出力さ
れる符号化データの光磁気ディスク804上の記録位置
をシステムコントローラ820により管理して、システ
ムコントローラ820から、光磁気ディスク804の記
録トラックの記録位置を指定する制御信号をサーボ制御
回路814に供給することによって行われる。
【0042】再生時においては、EFM・CIRCエン
コーダ/デコーダ818は、入力された2値化再生デー
タに対し、EFM復調処理を行うとともに、エラー訂正
のためのCIRC復号化処理を行って、インターフェー
ス10を介してバス100に出力する。
【0043】また、システムコントローラ820は、バ
ス100およびインターフェース10を介して読み出し
命令を受けているときには、再生データが連続的に得ら
れるように光磁気ディスク804の記録トラックに対す
る再生位置の制御を行う。この再生位置の制御は、再生
データのディスク上の位置を、システムコントローラ8
20により管理して、光磁気ディスク804の記録トラ
ック上の再生位置を指定する制御信号をサーボ制御回路
814に供給することによって行われる。
【0044】光磁気ディスク804上には、画像デー
タ、オーディオデータ等、種々のデータが記録される
が、ディスク804の記録トラックは、図3に示されて
いるように、セクタと呼ばれるアドレスの最小単位のブ
ロックに分かれている。このセクタには、それぞれアド
レス情報としてセクタ番号が割り振られている。セクタ
サイズは、例えば2352バイトに設定される。
【0045】さらに、光磁気ディスク804上では、デ
ータは、36個のセクタからなるクラスタ単位で記録再
生が行われる。従って、すべてのデータは、メインメモ
リ4に蓄積され、クラスタサイズのブロックにまとめら
れて、光磁気記録再生装置8に転送される。よって、M
PU2は、光磁気記録再生装置8の光磁気ディスク80
4を管理するときには、どんなデータのときでも、クラ
スタ単位で記録再生の管理を行う。例えば、1バイトの
データでもディスク804上では1クラスタサイズで記
録され再生される。
【0046】図1に示されたすべての構成要素は、例え
ば、図4に示されるように、1つのケース1000に収
納して携帯型情報処理装置とされる。なお、光磁気ディ
スク804は、カートリッジ804Cに収納されて、情
報処理装置の記録再生装置用スロット1001に装填さ
れる。
【0047】前述のように、光磁気ディスク804の入
出力は、クラスタ単位で処理されるので、本実施例で
は、ディスク804上のデータ領域のクラスタ群の使用
状況を記憶するセグメントアロケーションテーブルをデ
ィスク804に記録して、ファイルを管理する。
【0048】セグメントアロケ−ションテーブル800
は、図5に示されているように、光磁気ディスク804
の最内周に配置されたリードインエリアに続くUTOC
(User Table Of Contents)領
域に記録されている。そして、このセグメントアロケー
ションテーブル800は、ファイル毎に各々エントリが
設けられ、各エントリには、ファイルの名称を示す“フ
ァイル名(FileName)”、ファイルの属性を示
す“属性(Attribute)”、ファイルの記録日
時を示す“日付(Date)”、ファイルが記録される
先頭のクラスタを示す“先頭クラスタ(Start C
luster)”、ファイルのデータサイズを示す“ク
ラスタ長(Length)”、ファイルが連続したクラ
スタに記録されない場合に次のクラスタのエントリを示
す“リンクポインタ(Linkpointer)”が、
それぞれ記録される。
【0049】そして、セグメントアロケーションテーブ
ル800には、時間的に連続的なファイル、すなわち実
時間処理を必要とするファイルと、時間的に不連続なフ
ァイル、すなわち実時間処理を必要としないファイルと
を区別するReal Time Flagが記録され
る。すなわち、セグメントアロケーションテーブル80
0の内の1バイトの属性情報の内の特定の1ビット(2
7ビット)が、RealTime Fileであるか否
かを示すReal Time Flagとして割り当て
られいる。このReal Time Flagが“1”
の場合、対応するフアイルが時間的に連続的なファイル
であることを示し、Real TimeFlagが
“0”の場合、対応するファイルが時間的に連続的なフ
ァイルであることを示すようになっている。
【0050】時間的に連続なファイルのときには、割り
込み処理等の方法により、データが途切れないように連
続的に管理し、時間的に不連続なファィルのときには、
1回の読み書きにより、光磁気ディスク804へのアク
セスが終わるようにする。音声のように連続でサイズの
大きいデータをMPU2が判別し、セグメントアロケー
ションテーブル800に時間的に連続なファイルである
ことを示す識別情報を書き込んで管理することにより、
後述のように、少ないバッファ容量で、すなわちメイン
メモリ4の容量が小さくても、時間的に連続なファイル
を簡単に再生できる。
【0051】次に、図1および図2に示された実施例に
おける、光磁気記録再生装置8すなわち光磁気ディスク
804に対するアクセスについて説明する。まず、画像
データの処理について、図6を参照して、説明する。例
えば、カメラから出力されたアナログ画像信号は、画像
インターフェース16によってディジタル画像信号に変
換され、画像表示コントローラ18に供給される。画像
表示コントローラ18は、入力されたディジタル画像信
号を、画像インターフェース16に戻してアナログ画像
信号に変換し、LCDコントローラ22を介してLCD
24にその画像を表示する。
【0052】静止画像を光磁気記録再生装置8に記録す
るときには、MPU2は、画像表示コントローラ18に
制御信号を送り、画像表示コントローラ18は、これに
応じて、入力された画像信号を画像エンコーダ/デコー
ダ20を介して圧縮後、メインメモリ4に静止画1枚分
書き込む。そして、画像表示コントローラ18は、メイ
ンメモリ4に書き込まれた画像信号が示す画像を、画像
エンコーダ/デコーダ20、画像インターフェース16
およびLCDコントローラ22を介してLCD24に表
示させる。
【0053】次に、MPU2は、バス100およびイン
ターフェース10を介して光磁気記録再生装置8に制御
信号を送り、システムコントローラ820を介して光磁
気ディスク804への書き込み位置を管理しながら、メ
インメモリ4に記憶された静止画像1枚分の画像データ
を光磁気ディスク804に書き込む。そして、MPU2
は、光磁気ディスク804のセグメントアロケーション
テーブル800の対応するエントリの属性領域に時間的
に不連続なファイルであることを示す識別情報を書き込
む。メインメモリ4から光磁気記録再生装置8へのデー
タ転送は、DMAC6によって行われる。なお、MPU
2から画像表示コントローラ18および光磁気記録再生
装置8に出力される制御信号は、MPU2内のROMに
記憶されたシステムプログラムによって管理された信号
である。
【0054】静止画像を光磁気ディスク804に記録す
るときには、データサイズ(大きさ)が予め分かってい
るので、[データサイズ/クラスタサイズ+1]の整数
部で示されるクラスタ数分が記録されるように、MPU
2は制御を行い、1回の処理で制御が完了する。
【0055】光磁気記録再生装置8から静止画を再生す
るときには、MPU2は、光磁気ディスク804に記録
されたセグメントアロケーションテーブル800中の再
生を必要とする静止画に対応するエントリの属性情報中
から時間的に不連続なファイルであることを示す情報を
読み出し、これに応じて、時間的に不連続な処理を行
う。
【0056】すなわち、MPU2は、光磁気ディスク8
04に記録されたセグメントアロケーションテーブル8
00から再生を必要とする静止画の先頭クラスタを読み
出し、この先頭クラスタの画像データの読み出しを光磁
気記録再生装置8に命令するとともに、この先頭クラス
タの画像データを転送するように、DMAC6に命令す
る。これにより、DMAC6は、この先頭クラスタに記
録された画像データをメインメモリ4に転送する。そし
て、MPU2からの制御信号に応じて、画像表示コント
ローラ18は、メインメモリ4に記憶された画像データ
を画像エンコーダ/デコーダ20を介して伸長し、LC
Dコントローラ22を介してLCD24に表示する。
【0057】次に、MPU2は、セグメントアロケーシ
ョンテーブル800の長さの項を参照して、画像データ
の長さが1クラスタ以上に亘ると判断したときには、次
のクラスタの画像データの読み出しを光磁気記録再生装
置8に命令するとともに、上記次のクラスタの画像デー
タの転送をDMAC6に命令する。これにより、DMA
C6は、上記次のクラスタに記録された画像データをメ
インメモリ4に転送する。そして、MPU2からの制御
信号に応じて、画像表示コントローラ18は、メインメ
モリ4に記憶された画像データを画像エンコーダ/デコ
ーダ20を介して伸長し、LCDコントローラ22を介
してLCD24に表示する。
【0058】このような静止画像データのディスク80
4からメインメモリ4への転送およびLCD24への表
示は、静止画像のクラスタ数分行われる。
【0059】文字データやプログラムデータの記録およ
び再生も、静止画像データと同様に行われる。
【0060】次に、時間的に連続したファイルの例であ
るオーディオデータの処理について説明する。まず、オ
ーディオデータを光磁気記録再生装置8すなわち光磁気
ディスク804に記録する場合について、図7を参照し
て説明する。入力オーディオテータは、オーディオイン
ターフェース12によってディジタル信号に変換され、
オーディオエンコーダ/デコーダ14によって圧縮さ
れ、メインメモリ4に一次記憶される。
【0061】1クラスタサイズのデータ量(約64KB
yte)がメインメモリ4に記憶されると、MPU2
は、バス100およびインターフェース10を介して光
磁気記録再生装置8に制御信号を送り、システムコント
ローラ820を介して光磁気ディスク804への書き込
み位置を管理しながら、メインメモリ4に記憶された1
クラスタ分のオーディオデータを光磁気ディスク804
に書き込む。そして、MPU2は、光磁気ディスク80
4のセグメントアロケーションテーブル800の対応す
るエントリの属性領域に、時間的に連続なファイルであ
ることを示す識別情報を書き込む。メインメモリ4から
光磁気記録再生装置8へのデータ転送は、DMAC6に
よって行われる。
【0062】オーディオデータは、データサイズを予め
把握できないし、また時間的に連続したデータなので、
MPU2は、すなわち、システムプログラムは、メイン
メモリ4中に、2クラスタ以上のバッファメモリ領域を
用意し、1クラスタ分ずつ切り替えながら、光磁気ディ
スク804に記録する。すなわち、MPU2は、メイン
メモリ4中の1つのクラスタ分のバッファメモリに書き
込みを行っているときには、メインメモリ4中の他の1
クラスタ分のバッファメモリから読み出しを行うように
して、オーディオデータが途切れないように光磁気ディ
スク804へ書き込む。
【0063】光磁気記録再生装置8からオーディオデー
タを再生するときには、MPU2は、音が途切れないよ
うに、記録データ位置情報の管理、DMACの制御、バ
ッファメモリの制御を、他のジョブよりも優先的に行う
必要がある。これを実現するために、DMAC6が、光
磁気記録再生装置8からメインメモリ4への1クラスタ
分のオーディオデータの転送を完了する毎に、MPU2
に割り込みをかける。
【0064】オーディオデータの再生についてより詳細
に説明すると、光磁気記録再生装置8からオーディオデ
ータを再生するときには、MPU2は、光磁気ディスク
804に記録されたセグメントアロケーションテーブル
800中の、再生を必要とするオーディオデータに対応
するエントリの属性情報中から、時間的に連続なファイ
ルであることを示す情報を読み出し、これに応じて、時
間的に連続な処理を行う。
【0065】すなわち、MPU2は、光磁気ディスク8
04に記録されたセグメントアロケーションテーブル8
00から再生を必要とするオーディオデータの先頭クラ
スタを読み出し、この先頭クラスタのオーディオデータ
の読み出しを光磁気記録再生装置8に命令するととも
に、この先頭クラスタのオーディオデータを転送するよ
うに、DMAC6に命令する。これにより、DMAC6
は、この先頭クラスタに記録されたオーディオデータを
メインメモリ4に転送する。
【0066】DMAC6は、光磁気記録再生装置8から
メインメモリ4への1クラスタ分のデータ転送を完了す
ると、MPU2に割り込み信号を出力する。これに応じ
て、MPU2は、セグメントアロケーションテーブル8
00を参照して、オーディオデータが2以上のクラスタ
に亘るときには、光磁気ディスク804の次のクラスタ
に記録されたオーディオデータの読み出しを光磁気記録
再生装置8に命令するとともに、上記次のクラスタのオ
ーディオデータを転送させるための制御信号をDMAC
6に出力する。これに応じて、DMAC6は、光磁気デ
ィスク804の上記次のクラスタに記録されたオーディ
オデータをメインメモリ4に転送する。
【0067】このようなオーディオデータのディスク8
04からメインメモリ4への転送は、オーディオデータ
のクラスタ数分行われる。
【0068】上述のように、オーディオデータの記録再
生時には、メインメモリ4中の1つの1クラスタ分のバ
ッファメモリに書き込みを行っているときに、メインメ
モリ4中の他の1クラスタ分のバッファメモリから読み
出しを行うようにしているので、必要なバッファ容量は
2クラスタ分ですむから、記録再生に必要なバッファ容
量を小さくすることができる。
【0069】また、上述のように、オーディオデータの
記録再生のときには、MPU2への割り込みにより音の
リアルタイム性を保っているので、MPU2は、間欠的
に光磁気ディスク804上のオーディオファイルにアク
セスすればよいから、MPU2はオーディオファイルを
アクセスする時間以外の時間、他の処理を行うことがで
き、従ってMPU2を効率的に使用できる。
【0070】なお、前述のように、光磁気ディスク80
4に記録されるオーディオデータは、圧縮されており、
圧縮された状態でメインメモリ4に一時記憶され、オー
ディオエンコーダ/デコーダ14によって伸張される
が、このような伸張が行われているときに、MPU2
が、光磁気ディスク804に記録された静止画像データ
を、メインメモリ4の圧縮オーディオデータが記録され
ている領域とは別の領域に記憶させるようにすれば、静
止画像および音声の双方を再生することができる。
【0071】また、上記実施例においては、図1に示さ
れた全ての構成要素を1つのケースに収納するものとし
たが、例えば、図8に示すように、図1の構成要素のう
ちLCDコントローラ22およびLCD24を除いた構
成要素をケース1000Sに収納し、例えば単体のCR
T24Cに接続してもよい。
【0072】また、時間的に連続なファイルの例として
は、上述の音声データファイルのほか、動画データファ
イルをあげることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明の記録媒体によれば、記録可能領
域内の予め割り当てられた特定領域に、データ領域に記
録されるファイルを管理するためのファイル管理テーブ
ルを設け、このファイル管理テーブルに、時間的に連続
して処理すべきファイルであるか、又は時間的に不連続
に処理すべきファイルであるのかを区別するための識別
情報が記録される項目を設けたので、実時間で再生処理
すべきデータであるか否かを示す識別情報をファイル単
位で管理することができ、従来のCD−IおよびCD−
ROM/XAのように、セクタ単位で管理していた場合
と比較して、データの属性管理を簡略化することができ
る。また、記録媒体からファイル単位で記録された識別
情報を読み取るだけで、ファイル全体のデータの属性を
一括して判別することができ、その後の処理モードも決
定できるため、記録媒体から読み出したデータの属性判
別処理や、その後の処理の簡略化を図ることができる。
【0074】さらに、本発明の情報処理装置によれば、
再生手段によって記録媒体から読み出された識別情報に
基づいて、記録媒体から読み出されるファイルが時間的
に連続して処理すべきファイルであると判別した場合、
バッファ手段の一部において再生すべきファイルに含ま
れるデータの書き込みを行うのと並行して、バッファ手
段の他の部分において再生すべきファイルに含まれるデ
ータの読み出しを行うように、バッファ手段に対する書
き込み及び読み出し動作が制御され、再生すべきファイ
ルに含まれるデータが連続的に外部へ出力されるので、
必要最小限の記憶容量のバッファ手段を備えるだけで、
実時間処理によるデータを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の光磁気記録再生装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の光磁気記録再生装置の記録単位となるク
ラスタ構造を示すフォーマット図である。
【図4】図1の実施例の外観構成の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】図1の実施例で使用されるセグメントアロケー
ションテーブル800の一例を示す図である。
【図6】図1の実施例における静止画像記録動作の一例
を示す説明図である。
【図7】図1の実施例におけるオーディオデータ記録動
作の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の情報処理装置の別の実施例の外観構成
の例を示す斜視図である。
【図9】従来のCD−ROMのセクタ構造を説明するた
めの図である。
【図10】従来のCD−IおよびCD−ROM/XAに
おけるセクタ単位でのインターリーブ記録の状態を説明
するための図である。
【符号の説明】
2 MPU 4 メインメモリ 8 光磁気記録再生装置 14 オーディオエンコーダ/デコーダ 800 セグメントアロケーションテーブル 804 光磁気ディスク
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/12 9295−5D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録可能領域内の予め割り当てられた特
    定領域に、データ領域に記録されるファイルを管理する
    ためのファイル管理テーブルを設け、 このファイル管理テーブルに、時間的に連続して処理す
    べきファイルであるか、又は時間的に不連続に処理すべ
    きファイルであるのかを区別するための識別情報が記録
    される項目を設けたことを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記ファイル管理テーブルの前記識別情
    報が記録される項目には、各ファイル単位で、前記識別
    情報が記録されることを特徴とする請求項1に記載の記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体はディスクであって、 前記特定領域は、前記ディスクの最内周に設けられたリ
    ード・イン・エリア(Lead In Area)に隣
    接するUTOCエリア(User TableOf C
    ontents Area)内の特定セクタに割り当て
    られていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は、光磁気記録媒体によっ
    て構成されると共に、 時間的に連続して処理すべきファイルに含まれるデータ
    および時間的に不連続に処理すべきファイルに含まれる
    データが、磁界変調ダイレクトオーバーライト方式によ
    って前記データ領域に記録されることを特徴とする請求
    項1に記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記時間的に連続して処理すべきファイ
    ルは、実時間処理すべき音声データ又は動画像データに
    関するファイルであり、 前記時間的に不連続に処理すべきファイルは、実時間処
    理する必要のない静止画像データ、文字データ又はプロ
    グラムデータに関するファイルであることを特徴とする
    請求項1に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 時間的に連続して処理すべきファイルで
    あるか、又は時間的に不連続に処理すべきファイルであ
    るのかを区別するための識別情報が記録された記録媒体
    と、 前記記録媒体に記録されたデータの読み出しを行う再生
    手段と、 前記記録媒体のデータ記憶単位の複数個に相当する記憶
    容量を有するバッファ手段と、 前記再生手段によって前記記録媒体から読み出された前
    記識別情報に基づいて、前記記録媒体から読み出される
    ファイルが時間的に連続して処理すべきファイルである
    と判別した場合、前記バッファ手段の一部において再生
    すべきファイルに含まれるデータの書き込みを行うのと
    並行して、前記バッファ手段の他の部分において前記再
    生すべきファイルに含まれるデータの読み出しを行うよ
    うに、前記バッファ手段に対する書き込み及び読み出し
    動作を制御し、前記再生すべきファイルに含まれるデー
    タを外部へ連続的に出力する制御手段とを具備すること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体には、時間的に連続して処
    理すべきファイルに含まれるデータが圧縮された状態
    で、圧縮データとして記録されると共に、 前記再生手段によって前記記録媒体から読み出され、前
    記バッファ手段に書き込まれた圧縮データを伸長する伸
    長手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記伸長手段が前記バッファ手段に書
    き込まれた圧縮データを伸長している処理期間内に、前
    記記録媒体に記録された時間的に不連続に処理すべきフ
    ァイルに含まれるデータを、前記バッファ手段の前記圧
    縮データが書き込まれている領域とは別の領域に書き込
    むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体には、記録可能領域内の予
    め割り当てられた特定領域に、データ領域に記録される
    ファイルを管理するためのファイル管理テーブルが設け
    られ、このファイル管理テーブルの一項目に、時間的に
    連続して処理すべきファイルであるか、又は時間的に不
    連続に処理すべきファイルであるのかを区別するための
    識別情報が記録されており、 前記制御手段は、前記再生手段によって前記記録媒体の
    ファイル管理テーブルから読み出された前記識別情報に
    基づいて、前記記録媒体から読み出されるファイルが時
    間的に連続して処理すべきファイルであるか否かを判別
    することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処置
    装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体は、ディスクであって、前
    記特定領域は、前記ディスクの最内周に設けられたリー
    ド・イン・エリア(Lead In Area)に隣接
    するUTOCエリア(User Table Of C
    ontents Area)内の特定セクタに割り当て
    られており、 前記制御手段は、前記再生手段による読み出し開始時点
    で、前記記録媒体のファイル管理テーブルから読み出さ
    れた前記識別情報に基づいて、前記記録媒体から読み出
    されるファイルが時間的に連続して処理すべきファイル
    であるか否かを判別することを特徴とする請求項8に記
    載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体は、光磁気記録媒体によ
    って構成されると共に、時間的に連続して処理すべきフ
    ァイルに含まれるデータおよび時間的に不連続に処理す
    べきファイルに含まれるデータが、磁界変調ダイレクト
    オーバーライト方式によって前記データ領域に記録され
    ており、 前記再生手段は、前記光磁気記録媒体から光学的にデー
    タを読み出すことを特徴とする請求項8に記載の情報処
    理装置。
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