JPH0634154Y2 - ハンギングホルダー - Google Patents
ハンギングホルダーInfo
- Publication number
- JPH0634154Y2 JPH0634154Y2 JP1989025746U JP2574689U JPH0634154Y2 JP H0634154 Y2 JPH0634154 Y2 JP H0634154Y2 JP 1989025746 U JP1989025746 U JP 1989025746U JP 2574689 U JP2574689 U JP 2574689U JP H0634154 Y2 JPH0634154 Y2 JP H0634154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hooks
- holder
- use position
- holder body
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42F—SHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
- B42F15/00—Suspended filing appliances
- B42F15/0011—Suspended filing appliances for sheets, stacks of temporarily bound sheets
- B42F15/0052—Suspended filing appliances for sheets, stacks of temporarily bound sheets for suspending stacks of temporarily bound sheets
- B42F15/0064—Suspended filing appliances for sheets, stacks of temporarily bound sheets for suspending stacks of temporarily bound sheets with movable suspension means
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はハンギングホルダー、詳しくは、ホルダー本体
を懸吊枠に懸吊して用いることができるハンギングホル
ダーに関する。
を懸吊枠に懸吊して用いることができるハンギングホル
ダーに関する。
（従来の技術） 従来、この種の技術として、例えば、実公昭40-3942号
公報により開示された如く、ファイル主体の背部近傍に
おける内側両側端部に、前部下面に凹部を形成した鉤片
を設け、該鉤片を、前記背部と水平に突出するように起
伏自在に枢着し、前記鉤片を突出状にして懸吊枠等に懸
吊する如く成したものが知られている。
公報により開示された如く、ファイル主体の背部近傍に
おける内側両側端部に、前部下面に凹部を形成した鉤片
を設け、該鉤片を、前記背部と水平に突出するように起
伏自在に枢着し、前記鉤片を突出状にして懸吊枠等に懸
吊する如く成したものが知られている。
（考案が解決しようとする課題） ところが、前記したものは、前記鉤片を突出させて懸吊
することは可能であるが、突出状態を保持する手段は何
等成されていないので、懸吊作業中に突出状態の前記鉤
片が自然に倒れて前記懸吊作業を困難にする虞れがある
と共に、非突出状態をも保持することができないので、
不用意な突出により、包装箱に梱包する場合の梱包作業
を困難にしたり、書棚の棚面に載置するときや、持歩く
場合には、前記鉤片の不用意な突出が邪魔になるもので
あった。
することは可能であるが、突出状態を保持する手段は何
等成されていないので、懸吊作業中に突出状態の前記鉤
片が自然に倒れて前記懸吊作業を困難にする虞れがある
と共に、非突出状態をも保持することができないので、
不用意な突出により、包装箱に梱包する場合の梱包作業
を困難にしたり、書棚の棚面に載置するときや、持歩く
場合には、前記鉤片の不用意な突出が邪魔になるもので
あった。
本考案の目的は、ホルダー本体が保持する紙葉の重みで
不用意に開いたりすることなくホルダー本体をフックを
介して懸吊できながら、しかも、前記フックを90度回転
させるだけの簡単な操作で使用位置と格納位置とに迅速
かつ容易に位置変更し、かつ、その位置を保持すること
ができ、さらに、前記使用位置においては、ホルダー本
体に作用する荷重を確実に支持することができ、それで
いて、格納位置ではフックをホルダー本体から出っ張る
ことなく格納することができ、かつ、ハンギングホルダ
ー全体の厚み寸法も小さく抑えることができるハンギン
グホルダーを提供するものである。
不用意に開いたりすることなくホルダー本体をフックを
介して懸吊できながら、しかも、前記フックを90度回転
させるだけの簡単な操作で使用位置と格納位置とに迅速
かつ容易に位置変更し、かつ、その位置を保持すること
ができ、さらに、前記使用位置においては、ホルダー本
体に作用する荷重を確実に支持することができ、それで
いて、格納位置ではフックをホルダー本体から出っ張る
ことなく格納することができ、かつ、ハンギングホルダ
ー全体の厚み寸法も小さく抑えることができるハンギン
グホルダーを提供するものである。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案は、開放部をもち、
該開放部から挿入する紙葉を保持するホルダー本体
（２）と、このホルダー本体（２）の上方開放側端縁部
に、該端縁部に沿って取付ける一対の支持杆（３）
（３）とを備え、前記各支持杆（３）（３）の長さ方向
両端部には、それぞれフック（６）（７）を、前記支持
杆（３）の長さ方向と同方向に向かう使用位置と、前記
支持杆（３）に対し直角状でホルダー本体側に格納する
格納位置とに回動可能に支持し、これら各フック（６）
（７）と前記支持杆（３）（３）との対向面の一方に
は、他方に向かって突出する係合突起（10）を、また、
他方には、使用位置で前記突起（10）に係合して前記フ
ック（６）（７）を使用位置に保持する第１係合部（1
2）と、格納位置で前記突起（10）に係合して前記フッ
ク（６）（７）を格納位置に保持する第２係合部（11）
とを設けると共に、前記各フック（６）（７）に、使用
位置において前記支持杆（３）（３）の上面と係合し
て、前記ホルダー本体（２）に作用する荷重を支持する
荷重受部（6c）を形成したものである。
該開放部から挿入する紙葉を保持するホルダー本体
（２）と、このホルダー本体（２）の上方開放側端縁部
に、該端縁部に沿って取付ける一対の支持杆（３）
（３）とを備え、前記各支持杆（３）（３）の長さ方向
両端部には、それぞれフック（６）（７）を、前記支持
杆（３）の長さ方向と同方向に向かう使用位置と、前記
支持杆（３）に対し直角状でホルダー本体側に格納する
格納位置とに回動可能に支持し、これら各フック（６）
（７）と前記支持杆（３）（３）との対向面の一方に
は、他方に向かって突出する係合突起（10）を、また、
他方には、使用位置で前記突起（10）に係合して前記フ
ック（６）（７）を使用位置に保持する第１係合部（1
2）と、格納位置で前記突起（10）に係合して前記フッ
ク（６）（７）を格納位置に保持する第２係合部（11）
とを設けると共に、前記各フック（６）（７）に、使用
位置において前記支持杆（３）（３）の上面と係合し
て、前記ホルダー本体（２）に作用する荷重を支持する
荷重受部（6c）を形成したものである。
（作用） ホルダー本体（２）の上方開放側端縁部に沿って取付け
る一対の支持杆（３）（３）の両端部に支持する４個の
フック（６）（７）により、懸吊するようにしたから、
前記ホルダー本体（２）が保持する紙葉の重みで不用意
に開いたりすることなくホルダー本体（２）を懸吊でき
ながら、しかも、前記フック（６）（７）を前記支持杆
（３）（３）に対し、前記支持杆（３）の長さ方向と同
方向に向かう使用位置と、前記支持杆（３）に対し直角
状でホルダー本体側に格納する格納位置とに回動可能に
支持して、これらフック（６）（７）の使用位置と格納
位置とを、前記フック（６）（７）と前記支持杆（３）
（３）との対向面間に前記係合突起（10）と、第１係合
部（12）及び第２係合部（11）とから成る保持手段を設
けたから、前記フック（６）（７）を90度回転させるだ
けの簡単な操作で使用位置と格納位置とに迅速に位置変
更でき、それでいて各位置で保持することができるので
ある。
る一対の支持杆（３）（３）の両端部に支持する４個の
フック（６）（７）により、懸吊するようにしたから、
前記ホルダー本体（２）が保持する紙葉の重みで不用意
に開いたりすることなくホルダー本体（２）を懸吊でき
ながら、しかも、前記フック（６）（７）を前記支持杆
（３）（３）に対し、前記支持杆（３）の長さ方向と同
方向に向かう使用位置と、前記支持杆（３）に対し直角
状でホルダー本体側に格納する格納位置とに回動可能に
支持して、これらフック（６）（７）の使用位置と格納
位置とを、前記フック（６）（７）と前記支持杆（３）
（３）との対向面間に前記係合突起（10）と、第１係合
部（12）及び第２係合部（11）とから成る保持手段を設
けたから、前記フック（６）（７）を90度回転させるだ
けの簡単な操作で使用位置と格納位置とに迅速に位置変
更でき、それでいて各位置で保持することができるので
ある。
さらに、使用位置では、前記フック（６）（７）の荷重
受部（6c）を支持杆（３）（３）の上面に係合させるよ
うにしたから、前記フック（６）（７）を回転可能に支
持する構成としながら、ホルダー本体（２）に作用する
荷重を確実に支持することができ、それでいて、前記フ
ック（６）（７）は支持杆（３）（３）に回転可能に支
持して、この支持杆（３）（３）の上面に係止するか
ら、ハンギングホルダー全体の厚み寸法も小さく抑える
ことができるのである。
受部（6c）を支持杆（３）（３）の上面に係合させるよ
うにしたから、前記フック（６）（７）を回転可能に支
持する構成としながら、ホルダー本体（２）に作用する
荷重を確実に支持することができ、それでいて、前記フ
ック（６）（７）は支持杆（３）（３）に回転可能に支
持して、この支持杆（３）（３）の上面に係止するか
ら、ハンギングホルダー全体の厚み寸法も小さく抑える
ことができるのである。
（実施例） 本考案にかゝるハンギングホルダーを実施例の図面に依
り説明する。
り説明する。
第1,2図に示したハンギングホルダー（Ａ）は、対向す
る二面を背部（１）で連結し、断面略Ｕ字形を呈するホ
ルダー本体（２）と、該ホルダー本体（２）の開放側両
端縁を折曲げて袋状溝を形成し、該袋状溝に挿通支持さ
れる２本の支持杆（３）と、該支持杆（３）の前記ホル
ダー本体（２）の幅方向両側端におけるフック（６）を
格納可能な切欠部（2a）（2b）から外方へ突出する両端
部に設けた軸孔（４）に、ピン（５）により回転自由に
支持された４個の合成樹脂から成るフック（６）（７）
とで構成しており、前記ホルダー本体（２）の該フック
（６）（７）と前記支持杆（３）との対向内面に、前記
フック（６）（７）を、前記支持杆（３）の長さ方向と
同方向に向かう使用位置と、支持杆（３）に対し直角状
でホルダー本体（１）の前記切欠部（2a）（2b）内に格
納する格納位置とを保持する保持手段（13）を設けたも
のである。
る二面を背部（１）で連結し、断面略Ｕ字形を呈するホ
ルダー本体（２）と、該ホルダー本体（２）の開放側両
端縁を折曲げて袋状溝を形成し、該袋状溝に挿通支持さ
れる２本の支持杆（３）と、該支持杆（３）の前記ホル
ダー本体（２）の幅方向両側端におけるフック（６）を
格納可能な切欠部（2a）（2b）から外方へ突出する両端
部に設けた軸孔（４）に、ピン（５）により回転自由に
支持された４個の合成樹脂から成るフック（６）（７）
とで構成しており、前記ホルダー本体（２）の該フック
（６）（７）と前記支持杆（３）との対向内面に、前記
フック（６）（７）を、前記支持杆（３）の長さ方向と
同方向に向かう使用位置と、支持杆（３）に対し直角状
でホルダー本体（１）の前記切欠部（2a）（2b）内に格
納する格納位置とを保持する保持手段（13）を設けたも
のである。
しかして、前記支持片（３）は、金属又は、樹脂材等剛
性を有する薄板細幅の杆状体で成り、その両端部を前記
ホルダー本体（２）の幅方向両端縁部に設けた前記切欠
部（2a）（2b）から外方へ突出させて、該突出部に軸孔
（４）を設けると共に、前記支持杆（３）の両端縁は、
前記軸孔（４）の孔心と同心の円弧状としている。一
方、前記フック（６）は、前記支持杆（３）の突出部と
対面し、前記軸孔（４）に挿通するピン（５）により回
転自由に支持されて回転すると共に、前記支持杆（３）
の上面に係合して、前記ホルダー本体（２）に作用する
荷重を支持する荷重受面（6c）をもった基部をもち、他
方遊端側には懸吊枠（８）に係合可能な凹欠部（９）を
設け、全体として鉤状に形成されている。
性を有する薄板細幅の杆状体で成り、その両端部を前記
ホルダー本体（２）の幅方向両端縁部に設けた前記切欠
部（2a）（2b）から外方へ突出させて、該突出部に軸孔
（４）を設けると共に、前記支持杆（３）の両端縁は、
前記軸孔（４）の孔心と同心の円弧状としている。一
方、前記フック（６）は、前記支持杆（３）の突出部と
対面し、前記軸孔（４）に挿通するピン（５）により回
転自由に支持されて回転すると共に、前記支持杆（３）
の上面に係合して、前記ホルダー本体（２）に作用する
荷重を支持する荷重受面（6c）をもった基部をもち、他
方遊端側には懸吊枠（８）に係合可能な凹欠部（９）を
設け、全体として鉤状に形成されている。
しかして、前記支持杆（３）と、フック（６）との保持
手段（13）として、前記支持杆（３）の両端突出部にお
ける前記フック（６）の内面と対向する対向面に、該対
向面から前記フック（６）の内面方向へ突出する小径の
係合突起（10）と、前記フック（６）の内面における前
記支持杆（３）と相対回転する回動面とに設けた前記突
起（10）と係合可能に凹陥する２個の第１及び第２係合
孔（12）（11）とで構成されており、前記突起（10）と
第１及び第２係合孔（12）（11）とは、何れも前記ピン
（５）の軸心を中心に同一半径の回転軌跡上で、かつ、
前記フック（６）の使用位置（水平状）においては、前
記係合突起（10）と、第１係合孔（12）とが、又格納位
置（垂直状）では前記突起（10）と、第２係合孔（11）
とが係合可能になる如く配設されている。
手段（13）として、前記支持杆（３）の両端突出部にお
ける前記フック（６）の内面と対向する対向面に、該対
向面から前記フック（６）の内面方向へ突出する小径の
係合突起（10）と、前記フック（６）の内面における前
記支持杆（３）と相対回転する回動面とに設けた前記突
起（10）と係合可能に凹陥する２個の第１及び第２係合
孔（12）（11）とで構成されており、前記突起（10）と
第１及び第２係合孔（12）（11）とは、何れも前記ピン
（５）の軸心を中心に同一半径の回転軌跡上で、かつ、
前記フック（６）の使用位置（水平状）においては、前
記係合突起（10）と、第１係合孔（12）とが、又格納位
置（垂直状）では前記突起（10）と、第２係合孔（11）
とが係合可能になる如く配設されている。
尚、本考案の実施例では支持杆（３）に係合突起（10）
をフック（６）に第１及び第２係合孔（12）（11）を設
けたが、これと逆に、前記フック（６）側に突起を、前
記支持杆（３）側に係合孔を設けてもよいことは勿論で
ある。尚、第５図は、フック（６）を格納位置にした状
態を示している。
をフック（６）に第１及び第２係合孔（12）（11）を設
けたが、これと逆に、前記フック（６）側に突起を、前
記支持杆（３）側に係合孔を設けてもよいことは勿論で
ある。尚、第５図は、フック（６）を格納位置にした状
態を示している。
次に以上の如く構成するハンギングホルダーの作用につ
いて説明する。
いて説明する。
即ち、本考案のハンギングホルダー（Ａ）は、ホルダー
本体（２）にファイリングされた書類を能率良く整理す
るために、既設の懸吊枠（８）等に懸吊して使用される
もので、斯かる懸吊を行う場合、前記フック（６）
（７）をホルダー本体（２）側の格納位置から外側へ90
度回転させて、使用位置に位置変更するものであり、こ
の使用位置への前記フック（６）（７）の変更時には、
前記保持手段（13）における係合突起（10）と第１係合
孔（12）とが係合して、前記フック（６）（７）を使用
位置に確実に保持することができ、その上、前記フック
（６）（７）は剛性部材から成る支持杆（３）（３）に
支持され、かつ、前記使用位置では、前記フック（６）
（７）における荷重受面（6c）が、前記支持杆（３）の
上面に係合しているので、４個のフック（６）（７）に
より、ホルダー本体（２）に作用する荷重に対して充分
に支持することができるのであり、また、持ち歩き、又
は梱包、書棚への載置等を行う場合は、前記フック
（６）（７）を使用位置からホルダー本体（２）側へ90
度回転させるだけの簡単な操作で、使用位置から格納位
置に迅速に位置変更できるのであり、また、この格納位
置への前記フック（６）（７）の変更時には、前記係合
突起（10）と第２係合孔（11）とが係合して、前記フッ
ク（６）（７）を格納位置に確実に保持することがで
き、これにより、フック（６）が格納位置から不用意に
外方へ突出したりすることがないのである。
本体（２）にファイリングされた書類を能率良く整理す
るために、既設の懸吊枠（８）等に懸吊して使用される
もので、斯かる懸吊を行う場合、前記フック（６）
（７）をホルダー本体（２）側の格納位置から外側へ90
度回転させて、使用位置に位置変更するものであり、こ
の使用位置への前記フック（６）（７）の変更時には、
前記保持手段（13）における係合突起（10）と第１係合
孔（12）とが係合して、前記フック（６）（７）を使用
位置に確実に保持することができ、その上、前記フック
（６）（７）は剛性部材から成る支持杆（３）（３）に
支持され、かつ、前記使用位置では、前記フック（６）
（７）における荷重受面（6c）が、前記支持杆（３）の
上面に係合しているので、４個のフック（６）（７）に
より、ホルダー本体（２）に作用する荷重に対して充分
に支持することができるのであり、また、持ち歩き、又
は梱包、書棚への載置等を行う場合は、前記フック
（６）（７）を使用位置からホルダー本体（２）側へ90
度回転させるだけの簡単な操作で、使用位置から格納位
置に迅速に位置変更できるのであり、また、この格納位
置への前記フック（６）（７）の変更時には、前記係合
突起（10）と第２係合孔（11）とが係合して、前記フッ
ク（６）（７）を格納位置に確実に保持することがで
き、これにより、フック（６）が格納位置から不用意に
外方へ突出したりすることがないのである。
（考案の効果） 以上のごとく本考案によれば、ホルダー本体（２）の上
方開放側端縁部に沿って取付ける一対の支持杆（３）
（３）の両端部に、それぞれフック（６）（７）を設け
て、これら４個のフック（６）（７）により前記ホルダ
ー本体（２）に多量の紙葉を保持させた状態であって
も、該ホルダー本体（２）が保持する紙葉の重みで不用
意に開いたりすることなくホルダー本体（２）を確実に
懸吊することができながら、しかも、前記フック（６）
（７）を支持杆（３）に対し前記支持杆（３）の長さ方
向と同方向に向かう使用位置と、前記支持杆（３）に対
し直角状でホルダー本体側に格納する格納位置とに回動
可能に支持し、その上で、これら各フック（６）（７）
と前記支持杆（３）（３）との対向面間に、係合突起
（10）と、該突起（10）に使用位置で係合して前記フッ
ク（６）（７）を使用位置に保持する第１係合部（12）
と、前記突起（12）に格納位置で係合して前記フック
（６）（７）を格納位置に保持する第２係合部（11）と
から成る保持手段を設けたから、90度回転させるだけの
簡単な操作で、使用位置と格納位置とに迅速に位置変更
でき、その上、その位置保持もでき、さらに、使用位置
では、前記フック（６）（７）の荷重受部（6c）を支持
杆（３）（３）の上面に係合させるようにしたから、前
記フック（６）（７）を回転可能に支持する構成としな
がら、ホルダー本体（２）に作用する荷重を確実に支持
することができ、それでいて、前記フック（６）（７）
は支持杆（３）（３）に回転可能に支持して、この支持
杆（３）（３）の上面に係止するから、ハンギングホル
ダー全体の厚み寸法も小さく抑えることができるのであ
る。
方開放側端縁部に沿って取付ける一対の支持杆（３）
（３）の両端部に、それぞれフック（６）（７）を設け
て、これら４個のフック（６）（７）により前記ホルダ
ー本体（２）に多量の紙葉を保持させた状態であって
も、該ホルダー本体（２）が保持する紙葉の重みで不用
意に開いたりすることなくホルダー本体（２）を確実に
懸吊することができながら、しかも、前記フック（６）
（７）を支持杆（３）に対し前記支持杆（３）の長さ方
向と同方向に向かう使用位置と、前記支持杆（３）に対
し直角状でホルダー本体側に格納する格納位置とに回動
可能に支持し、その上で、これら各フック（６）（７）
と前記支持杆（３）（３）との対向面間に、係合突起
（10）と、該突起（10）に使用位置で係合して前記フッ
ク（６）（７）を使用位置に保持する第１係合部（12）
と、前記突起（12）に格納位置で係合して前記フック
（６）（７）を格納位置に保持する第２係合部（11）と
から成る保持手段を設けたから、90度回転させるだけの
簡単な操作で、使用位置と格納位置とに迅速に位置変更
でき、その上、その位置保持もでき、さらに、使用位置
では、前記フック（６）（７）の荷重受部（6c）を支持
杆（３）（３）の上面に係合させるようにしたから、前
記フック（６）（７）を回転可能に支持する構成としな
がら、ホルダー本体（２）に作用する荷重を確実に支持
することができ、それでいて、前記フック（６）（７）
は支持杆（３）（３）に回転可能に支持して、この支持
杆（３）（３）の上面に係止するから、ハンギングホル
ダー全体の厚み寸法も小さく抑えることができるのであ
る。
第１図は本考案のハンギングホルダー全体正面図で、第
２図は同第１図の側面図であり、第３図は要部拡大図、
第４図は第３図の断面図で、第５図は第３図におけるフ
ックの格納位置を示す図である。 （２）……ホルダー本体 （３）……支持杆 （４）……軸孔 （６）……フック （6a）……受入凹部 （13）……保持手段 （20）……軸体
２図は同第１図の側面図であり、第３図は要部拡大図、
第４図は第３図の断面図で、第５図は第３図におけるフ
ックの格納位置を示す図である。 （２）……ホルダー本体 （３）……支持杆 （４）……軸孔 （６）……フック （6a）……受入凹部 （13）……保持手段 （20）……軸体
Claims (1)
- 【請求項１】開放部をもち、該開放部から挿入する紙葉
を保持するホルダー本体（２）と、このホルダー本体
（２）の上方開放側端縁部に、該端縁部に沿って取付け
る一対の支持杆（３）（３）とを備え、前記各支持杆
（３）（３）の長さ方向両端部には、それぞれフック
（６）（７）を、前記支持杆（３）の長さ方向と同方向
に向かう使用位置と、前記支持杆（３）に対し直角状で
ホルダー本体側に格納する格納位置とに回動可能に支持
し、これら各フック（６）（７）と前記支持杆（３）
（３）との対向面の一方には、他方に向かって突出する
係合突起（10）を、また、他方には、使用位置で前記突
起（10）に係合して前記フック（６）（７）を使用位置
に保持する第１係合部（12）と、格納位置で前記突起
（10）に係合して前記フック（６）（７）を格納位置に
保持する第２係合部（11）とを設けると共に、前記各フ
ック（６）（７）に、使用位置において前記支持杆
（３）（３）の上面と係合して、前記ホルダー本体
（２）に作用する荷重を支持する荷重受部（6c）を形成
していることを特徴とするハンギングホルダー。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989025746U JPH0634154Y2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | ハンギングホルダー |
| GB9004658A GB2229399B (en) | 1989-03-07 | 1990-03-01 | Hanging holder |
| DE19904007193 DE4007193A1 (de) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | Haengehalter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989025746U JPH0634154Y2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | ハンギングホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02117188U JPH02117188U (ja) | 1990-09-19 |
| JPH0634154Y2 true JPH0634154Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=12174392
Family Applications (1)
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