JPH06340798A - 変性シリコーンポリマーのエマルジョン及び乳化分散剤 - Google Patents

変性シリコーンポリマーのエマルジョン及び乳化分散剤

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JPH06340798A
JPH06340798A JP2552594A JP2552594A JPH06340798A JP H06340798 A JPH06340798 A JP H06340798A JP 2552594 A JP2552594 A JP 2552594A JP 2552594 A JP2552594 A JP 2552594A JP H06340798 A JPH06340798 A JP H06340798A
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JP
Japan
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emulsion
group
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polymer
reactive silicon
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Application number
JP2552594A
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English (en)
Inventor
Mika Konishi
美香 小西
Tomiya Sugiura
富弥 杉浦
Takao Doi
孝夫 土居
Shigeyuki Ozawa
茂幸 小沢
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】貯蔵安定性に優れた変性シリコーンポリマーエ
マルジョン及び乳化分散剤の提供。 【構成】ポリマーの末端にアルコキシシリル基等の反応
性ケイ素基を1分子中に少なくとも1個有するポリオキ
シエチレン、オキシプロピレンエーテルポリマーを自己
乳化法で水に分散させたエマルジョン及び、該ポリマー
からなる乳化分散剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変性シリコーンポリマ
ーの新規のエマルジョン及び反応性乳化分散剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、反応性ケイ素基を有するポリマー
を水に分散させる方法としては、特公平3−22905
号公報に記載のように、界面活性剤を用いて強制乳化を
行っていた。しかし、界面活性剤で強制乳化すると、貯
蔵安定性が悪く、また、界面活性剤が物性に様々な影響
を及ぼすという欠点があった。そして、得られるエマル
ジョンは、粒子の粗いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を解消し、貯蔵安定性に優れ、粒子の細かい変性シリコ
ーンポリマーエマルジョンを提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリマーの側
鎖又は末端に反応性ケイ素基を1分子中に少なくとも1
個有し、かつ、その分子中に親水性部位を有する、ポリ
エーテル、ポリエステル又はポリカーボネートを自己乳
化法で水に分散させた新規のエマルジョン及びポリマー
の側鎖又は末端に反応性ケイ素基を1分子中に少なくと
も1個有し、かつ、その分子中に親水性部位を有する、
ポリエーテル、ポリエステル又はポリカーボネートから
なる乳化分散剤に関するものである。
【0005】本発明に使用できるポリエーテル、ポリエ
ステル、ポリカーボネートは、公知のものをいずれでも
使用でき、ポリエーテルとしては、−(R1 −O)n
で表される主鎖をもつものであり(R1 は炭素数1〜8
の2価の炭化水素基を示す。以下nは整数を示す。)、
ポリエステルとしては、−(R2 −COO)n −又は−
(CO−R3 −COO−R4 −O)n −で表される主鎖
をもつものであり(R2 、R3 、R4 は炭素数1〜12
の2価の炭化水素基を示す。)、ポリカーボネートは、
−(R5 −O−CO−O)n −で表される主鎖をもつも
のである(R5は炭素数1〜12の2価の炭化水素基を
示す。)。
【0006】側鎖又は末端に反応性ケイ素基を導入する
ためには、末端が水酸基であるポリエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオ
ールが好適に使用される。
【0007】親水性部位は、イオン性、非イオン性のい
ずれでもよく、イオン性のものとしては、カチオンで
は、アンモニウム塩、ホスホニウム塩など、アニオンで
は、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、カルボン酸塩な
ど、非イオン性のものとしては、オキシエチレン鎖など
が挙げられる。
【0008】ポリエーテルポリオールとしては、ポリオ
キシアルキレンポリオールが好ましく、少なくとも1個
の活性水素を有する活性水素化合物である開始剤にアル
キレンオキシドを付加して得られるものである。
【0009】開始剤となる活性水素化合物としては、特
にヒドロキシ化合物もしくはポリヒドロキシ化合物が好
ましい。
【0010】具体的には、ヒドロキシ化合物としてはメ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
モノアルコールが挙げられる。ポリヒドロキシ化合物と
しては、エチレングリコール、プロピレングリコール等
の2価アルコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ヘキサントリオール等の3価アルコール、ペンタエ
リスリトール、ジグリセリン、デキストロース、ソルビ
トール、シュークロース等の4価以上のアルコールなど
が挙げられる。
【0011】また、ビスフェノールA、レゾール、ノボ
ラック等のフェノール性水酸基やメチロール基を有する
化合物、エタノールアミン、ジエタノールアミン等の水
酸基と他の活性水素を有する化合物、ポリヒドロキシ化
合物あるいはその他の活性水素化合物に比較的少量のア
ルキレンオキシドを付加して得られる化合物等の活性水
素化合物も使用できる。これらの活性水素化合物は2種
以上を併用できる。
【0012】アルキレンオキシドとして、炭素数2以上
のモノエポキシド、すなわちプロピレンオキシド、1,
2−ブチレンオキシド、エピクロロヒドリンなどの炭素
数4以下のアルキレンオキシドが好ましく、それら単独
あるいはそれらの2種以上又はそれらとスチレンオキシ
ドやグリシジルエーテルなどの他のエポキシ基含有化合
物を併用して使用することもできる。
【0013】2種以上のアルキレンオキシドの使用ある
いはアルキレンオキシドと他のエポキシ含有化合物の使
用の場合は、それらを混合して付加しあるいは順次付加
し、ランダム重合鎖やブロック重合鎖を形成することが
できる。
【0014】この付加反応において、最も普通には水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化
物が触媒として使用され、さらに、三フッ化ホウ素や3
級アミン等の触媒の使用も提案されている。また、低副
生物、高分子量のポリエーテル類の合成触媒としては、
複合金属シアン化物錯体が有効である。
【0015】本発明で用いるポリエーテルポリオールの
構造は、先に述べた開始剤にアルキレンオキシド又は他
のエポキシ基含有化合物をブロック又はランダム共重合
して得られる。さらには、上記開始剤にテトラヒドロフ
ランを付加重合したポリエーテルポリオール及びそれを
開始剤にしてアルキレンオキシドを付加したポリエーテ
ルポリオールも使用できる。
【0016】好ましいポリエステルポリオールとして
は、多価カルボン酸残基と多価アルコール残基とを有す
るポリエステル類、又は、環状エステルの開環重合鎖な
いしはヒドロキシカルボン酸重合鎖を有するポリエステ
ル系ポリオールがある。
【0017】前者としては、2価カルボン酸残基と2価
アルコール残基を有し、場合によっては少量3価以上の
多価カルボン酸残基あるいは多価アルコール残基とを有
するポリエステル系ポリオールであり、それらの残基は
各々2種以上存在してもよい。多価カルボン酸として
は、例えば、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、
コハク酸などの脂肪族ジカルボン酸が好ましく、これら
とともにフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの
芳香族ジカルボン酸を併用できる。また、多価アルコー
ルとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサンジオールなどが好ましく、これら
とともにグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトールなどの3価以上の多価アルコールも併用
できる。
【0018】後者のポリエステル系ポリオールとして
は、多価アルコールなどの開始剤にε−カプロラクト
ン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、その他
の環状エステル、あるいは6−ヒドロキシヘキサン酸な
どのヒドロキシカルボン酸を付加して得られるポリエス
テル系ポリオールがある。特に、多価アルコール等の開
始剤にε−カプロラクトンを付加して得られるポリエス
テル系ポリオールが好ましい。開始剤としては、前記ポ
リエーテルポリオールの項に記載した2〜8価の多価ア
ルコールが適当であり、特に2〜4価のアルコールが好
ましい。
【0019】ポリカーボネートポリオールとしてはポリ
ヘキサメチレンカーボネートなどが挙げられる。
【0020】非イオン性親水性部位は、上記のポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオール又はポリカー
ボネートポリオールにエチレンオキシドを重合させるこ
とによって付与できる。あるいは、ポリエーテルポリオ
ールの製造時に、アルキレンオキシドの重合時にエチレ
ンオキシドを共重合させてもよい。また反応性ケイ素基
とオキシエチレン鎖含有アルコールを反応させることに
よって親水性部位をもたせることもできる。
【0021】イオン性親水性部位としては、イソシアネ
ートと反応性のある活性水素を有するイオン性化合物を
ポリイソシアネート化合物を介してポリオールに導入す
ることができる。例えばイソシアネート反応性カルボン
酸類としてジメチロールプロピオン酸やアミノ酸等が挙
げられる。
【0022】親水性部位は、非イオン性のものでは1分
子中に10〜90重量%、好ましくは、30〜90重量
%、イオン性のものではカルボキシル基としてポリマー
中0.3〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%であ
る。これらイオン性化合物は乳化時に酸又は塩基で中和
することが好ましい。
【0023】反応性ケイ素基はポリエーテル、ポリエス
テル又はポリカーボネートの分子末端又は側鎖に少なく
とも1個存在する必要があり、反応性ケイ素基としては
化1で表される基が望ましい。
【0024】
【化1】
【0025】化1において、mは0〜18の整数、aは
1〜3、bは0〜2である。ただし、m個ある( )内
のシロキシ基の各々において異なった値をとってもよ
い。Xはヒドリド基、水酸基、アルコキシ基(−OR:
Rは炭素数1〜20の1価の炭化水素基)でそのうち1
つはアルコキシ基であることが望ましい。ただし、a+
mb個あるXで表される基は各々異なっていてもよい。
なお、化1において少なくとも1つのXで表される基が
存在することが必要である。R6 は炭素数1〜20の1
価の炭化水素基である。ただし、(3−a)+m(2−
b)個あるR6 で表される基は各々異なっていてもよ
い。なお、mは0が好ましい。
【0026】ケイ素基に親水部位が直接結合しているも
のとしては化2で表される基が望ましい。
【0027】
【化2】
【0028】化2において、Xはヒドリド基、水酸基、
アルコキシ基(−OR:Rは炭素数1〜20の1価の炭
化水素基)でそのうち1つはアルコキシ基であることが
望ましい。R7 は炭素数1〜20の1価の炭化水素基
で、親水性部位の割合が前述の範囲にあるようにするた
め、pは用いるポリオールの種類により異なる。
【0029】このような反応性ケイ素基をポリエーテ
ル、ポリエステル、ポリカーボネートの側鎖又は末端に
導入するには種々の方法が採用できるが、一般的には前
述の末端に水酸基を有する親水性ポリエーテルポリオー
ル、親水性ポリエステルポリオール、親水性ポリカーボ
ネートポリオールに直接又はポリイソシアネート化合物
を介して導入する方法や、親水部位を持つケイ素化合物
をポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネートに反
応させる方法がある。
【0030】直接導入する方法には、化3で表されるイ
ソシアネートシラン化合物を使用できる。
【0031】
【化3】
【0032】化3において、m、X、R6 は前記に同じ
であり、R8 は炭素数1〜20の2価の炭化水素基であ
る。
【0033】具体的には、γ−イソシアネートプロピル
ジメトキシメチルシラン、γ−イソシアネートブチルト
リエトキシシラン、γ−イソシアネートペンチルジエト
キシメチルシランなどが挙げられる。
【0034】また、ポリイソシアネート化合物を介して
導入する方法としては、トルエンジイソシアネート、ジ
フェニルメタンジイソシアネートなどのイソシアネート
化合物及びイソシアネート基と反応性のある活性水素を
有する反応性ケイ素化合物を使用できる。このような反
応性ケイ素化合物としては、アミノ基、チオール基、水
酸基を有するものが好ましい。
【0035】アミノ基を有するものとしては化4で表さ
れるアミノシラン化合物が使用できる。
【0036】
【化4】
【0037】化4において、m、X、R6 、R8 は前記
に同じである。
【0038】具体的には、γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノブチルジエトキシメチルシラ
ン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシランなどが挙げられる。
【0039】チオール基を有するものとしては化5で表
されるメルカプトシラン化合物が使用できる。
【0040】
【化5】
【0041】化5において、m、X、R6 、R8 は前記
に同じである。
【0042】具体的には、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メルカプトブチルメチルジメトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン
などが挙げられる。
【0043】さらには、ポリオール末端に不飽和結合を
導入し、化6で表されるヒドロシリル化合物を反応させ
ることにより、反応性ケイ素基を導入することもでき
る。不飽和結合としてはアリル基が最も好ましく使用さ
れる。
【0044】
【化6】
【0045】化6において、m、X、R6 は前記に同じ
である。
【0046】具体的には、メチルジメトキシシラン、エ
チルジメトキシシラン、トリエトキシシラン、ブチルジ
エトキシシランなどが挙げられる。
【0047】以上のようにして得られる反応性ケイ素基
を有するポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネー
ト(これらを総称して変性シリコーンポリマーという)
の分子量は、いかなる分子量のものも使用できるが、エ
マルジョンから得られる硬化皮膜の物性又は乳化分散剤
としての効力を考慮すると、1000から50000が
好ましい。
【0048】本発明における変性シリコーンポリマーは
自己乳化性を有するため、乳化するには、変性シリコー
ンポリマーと水を混合して撹拌するだけでよい。このよ
うにして得られたエマルジョンは成膜すると室温硬化性
を示す。
【0049】本発明のエマルジョンは、常温で反応性を
有するが、変性シリコーンポリマーの高分子量化の縮合
反応を常温で速く進行させるには、シラノール縮合触媒
の併用が好ましい。なお、本発明のエマルジョンは、触
媒を入れないときだけでなく触媒を入れても安定であ
る。
【0050】本発明に用いる触媒としては、ジブチル錫
ジラウレート、アルキルチタン酸塩、有機ケイ素チタン
酸塩、オクチル酸錫、ジブチル錫マレエート、ジブチル
アミン−2−エチルヘキソエートなどが挙げられる。縮
合触媒の使用量は、ポリマー量に対して0.01〜10
重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。
【0051】本発明において該触媒は、別途乳化するこ
ともできるが、変性シリコーンポリマーに触媒を添加し
たものを乳化するか、又は、変性シリコーンポリマーの
エマルジョンに触媒を添加するだけでもよい。
【0052】本発明のエマルジョンは、触媒と共存する
ことのできる一液型であるということ、また、常温硬化
性があることから、架橋剤等を使用しなくても常温で強
靱な耐薬品性に優れた皮膜を形成できる。
【0053】また、通常の反応性エマルジョンは粒子自
体が固体状であるのに対し、本発明のエマルジョンはそ
の粒子が液状であるため、エマルジョンが破壊するとき
に粒子同志の融着性がよい。また、通常の反応性エマル
ジョンではそのエマルジョンの破壊時の粒子同志の融着
性を上げるために、予め溶剤を含有させる必要がある
が、本発明のエマルジョンは溶剤を用いる必要がないの
で、重合体自身の濃度を高められるという特徴も有す
る。
【0054】本発明のエマルジョンは、界面活性剤を用
いて強制乳化したものに比べて貯蔵安定性が良く、エマ
ルジョンの粒子も細かく、平滑な皮膜が容易に得られる
という特徴もある。
【0055】本発明のエマルジョンは、各種添加剤、充
填剤などを水相中に共存させることができる。例えば、
エマルジョンの安定化剤として、ナトリウムカルボキシ
メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸、ポリマレイン酸、ポリアクリルピロリドン、ポリ
アクリルアミド、ポリエチレングリコール等の合成高分
子系の分散剤や増粘剤、カゼイン、でんぷん、にかわ、
卵白、ゴム質などの天然高分子類、ベントナイト、活性
白土等の無機物などが挙げられる。
【0056】本発明で得られた変性シリコーンポリマー
のエマルジョンは、反応性があることから、得られる皮
膜は、鎖延長や架橋により高分子化が起こるため、塗
料、吹付材、接着剤、シーリング剤、バインダー、粘着
剤、防曇材、各種樹脂の表面処理剤等として利用でき
る。
【0057】本発明における変性シリコーンポリマーは
他の樹脂を乳化させる乳化分散剤としても用いうる。本
発明の乳化分散剤は、例えば、アクリル系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、酢酸ビニル樹脂、親水性部位をもたない
反応性ケイ素基含有ポリマーなどの乳化に使用できる。
【0058】特に、親水性部位をもたない反応性ケイ素
基含有ポリマーの乳化分散剤として用いるのが好まし
い。親水性部位をもたない反応性ケイ素基含有ポリマー
としては、前記した反応性ケイ素を末端や側鎖に有し、
主鎖がポリオキシプロピレン鎖からなるポリマーや反応
性ケイ素基を有するビニル樹脂などが挙げられる。
【0059】乳化分散剤としての効力は親水性部位の導
入割合でコントロールできるため、微量でも効果を発揮
するが通常乳化する樹脂に対して0.1重量%以上の使
用により優れた効果が得られる。また本発明の乳化分散
剤は乳化分散に有効に機能し、作業時に問題となる泡立
ちはほとんどない。
【0060】本発明の反応性乳化分散剤を用いて得た樹
脂のフィルムは乳化分散剤がブリードアウトしてこない
ため、表面がべたつかず、基材への接着力あるいはさら
にコーティングした場合も接着力が低下しない。また乳
化分散剤が反応性末端を有するため非反応性乳化分散剤
を用いたときよりも耐水性に優れ、強固な樹脂膜が得ら
れる。
【0061】
【実施例】
[変性シリコーンポリマー製造例] (例1)全末端の90重量%がアリル化され、エチレン
オキシド60重量%及びプロピレンオキシド40重量%
を含有し、分子量20000の3官能ポリオキシアルキ
レンポリオール500gとメチルジメトキシシラン9.
0g、塩化白金触媒5ppmを加え、70℃で5時間反
応させ、その後2時間脱気を行い未反応物を除去し、全
末端の85重量%に反応性ケイ素基を有するポリエーテ
ルを合成した。
【0062】(例2)エチレンオキシド60重量%及び
プロピレンオキシド40重量%を含有し、平均分子量1
0000の3官能ポリオキシアルキレンポリオール10
0gにγ−イソシアネートプロピルジメトキシメチルシ
ラン5.7gをオクチル酸錫を触媒として80℃で反応
率98重量%以上になるまで反応させ、反応性ケイ素基
を末端に持つポリエーテルを合成した。
【0063】(例3)エチレンオキシド70重量%及び
プロピレンオキシド30重量%を含有し、平均分子量5
000の3官能ポリオキシアルキレンポリオール100
gにγ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン1
4.8gをオクチル酸錫を触媒として80℃で反応率9
8重量%以上になるまで反応させ、反応性ケイ素基を末
端に持つポリエーテルを合成した。
【0064】(例4)平均分子量2000の2官能ポリ
ブチレンアジペート300g、ジメチロールプロピオン
酸11.2g及びジフェニルメタンジイソシアネート3
8.9gをオクチル酸錫を触媒として用いて80℃で3
時間反応させた。滴定により残存NCOのないことを確
認し、末端水酸基で分子中にカルボン酸を有するポリエ
ステルを得た。さらにγ−イソシアネートプロピルトリ
エトキシシラン38.8gを添加し、80℃で反応率9
8重量%以上になるまで反応させ、反応性ケイ素基を持
つイオン性ポリマーを得た。
【0065】[エマルジョンの製造例] (例5)例1のポリマーにシラノール縮合触媒であるジ
ブチル錫ジラウレート5.1gを添加した。それに固形
分30重量%となるようにイオン交換水を加え、エマル
ジョンを得た。得られたエマルジョンを成膜すると、室
温で1日乾燥後、硬化したフィルムが得られた。また、
このエマルジョンは常温で1カ月放置後観察しても、粒
子の凝集はなく安定であった。
【0066】(例6)例2のポリマーに触媒であるジブ
チル錫ジラウレート2gを添加した。それに固形分50
重量%となるようにイオン交換水を加え、エマルジョン
を得た。得られたエマルジョンを成膜すると、室温に一
晩放置することにより硬化した。また、このエマルジョ
ンは常温で1カ月以上観察しても、粒子の凝集はなく安
定であった。
【0067】(例7)例3のポリマーにジブチル錫ジラ
ウレート4.6gを添加し、固形分40重量%となるよ
うにイオン交換水を加え、エマルジョンを得た。得られ
たエマルジョンを成膜すると、室温に一晩放置すること
により硬化した。また、このエマルジョンは常温で1カ
月以上放置後観察しても、粒子の凝集はなく安定であっ
た。
【0068】(例8)例4のポリマーにジブチル錫ジラ
ウレート3.9gを添加した。それに固形分40重量%
となるようにイオン交換水を加え、撹拌しながらトリエ
チルアミンにて中和し、エマルジョンを得た。得られた
エマルジョンを成膜すると、室温に一晩放置することに
より硬化した。また、このエマルジョンは常温で1カ月
以上放置後観察しても、粒子の凝集はなく安定であっ
た。
【0069】[比較例] (例9)全末端の90重量%がアリル化され、エチレン
オキシドを含有しない分子量20000の3官能ポリオ
キシプロピレンポリオール500gにメチルジメトキシ
シラン9.0g、塩化白金触媒5ppmを加え、70℃
で5時間反応させ、その後2時間脱気を行い未反応物を
除去し、全末端の85重量%に反応性ケイ素基を有する
ポリエーテルを合成した。
【0070】それにシラノール縮合触媒であるジブチル
錫ジラウレート5.1gを加え、さらにノニオン系界面
活性剤であるポリオキシエチレンノニフルフェノールエ
ーテル20gを添加し、イオン交換水を固形分30重量
%になるように加え、ホモミキサーで10000rp
m、10分間撹拌してエマルジョンを得た。得られたエ
マルジョンは常温で数日放置すると凝集が見られ、また
粒子は例5のものに比べて粗いものであった。
【0071】(例10)平均分子量10000の3官能
ポリオキシプロピレンポリオール100gにγ−イソシ
アネートプロピルジメトキシメチルシラン5.7gを8
0℃で反応率98重量%以上になるまでオクチル酸錫を
触媒として用いて反応させ、反応性ケイ素基を末端に持
つポリエーテルを合成した。
【0072】触媒であるジブチル錫ジラウレート2gを
加え、さらにノニオン系界面活性剤であるグリセロール
モノステアレート7gを添加し、固形分50重量%とな
るようにイオン交換水を加え、ホモミキサーで1000
0rpm、10分間撹拌し、エマルジョンを得た。得ら
れたエマルジョンは常温で数日放置すると凝集が見ら
れ、また粒子は例6のエマルジョンに比べて粗いもので
あった。
【0073】(例11)平均分子量5000の3官能ポ
リオキシプロピレンポリオール100gとγ−イソシア
ネートプロピルトリエトキシシラン14.8gとをオク
チル酸錫を触媒として用いて80℃で反応率98重量%
以上になるまで反応させ、反応性ケイ素基を末端に持つ
ポリエーテルを合成した。
【0074】それに触媒であるオクチル酸錫5.1gを
添加した。さらにノニオン系界面活性剤であるポリオキ
シエチレンオレイルエーテル5.5gを加え、ホモミキ
サーで10000rpm、10分間撹拌し、エマルジョ
ンを得た。得られたエマルジョンは常温で数日放置する
と凝集が見られ、また粒子は例7のエマルジョンに比べ
て粗いものであった。
【0075】(例12)平均分子量2000の2官能ポ
リブチレンアジペート300gにγ−イソシアネートプ
ロピルトリエトキシシラン74.1gを添加し、オクチ
ル酸錫を触媒として用いて80℃にて反応率98重量%
以上になるまで反応を行い、反応性ケイ素基を持つポリ
マーを合成した。
【0076】そこに触媒であるジブチル錫ジラウレート
3.7gを添加した。このポリマーに固形分40重量%
となるようにイオン交換水を加え、ノニオン系界面活性
剤であるソルビタンモノラウレート26.2gを添加
し、ホモミキサーで10000rpm、10分間撹拌し
エマルジョンを得た。得られたエマルジョンは常温で数
日放置すると凝集が見られ、また粒子は例8のエマルジ
ョンに比べて粗いものであった。
【0077】例5〜8(実施例)、例9〜12(比較
例)のエマルジョンを成膜して得たフィルムの物性、す
なわち、50%モジュラス[M50(kg/cm2)]、破断時
強度[TS (kg/cm2)]、破断時伸び[E(%)]、を
表1に示す。
【0078】[乳化分散剤の製造例] (例13)全末端の90重量%がアリル化され、エチレ
ンオキシド70重量%及びプロピレンオキシド30重量
%を含有し、分子量8000の2官能ポリオキシアルキ
レンポリオール500gにメチルジエトキシシラン1
5. 1g、塩化白金酸触媒5ppmを加え、70℃で5
時間反応させ、その後2時間脱気を行い未反応物を除去
し全末端の85重量%に反応性ケイ素基を有するポリエ
ーテルを合成した(乳化分散剤A)。
【0079】(例14)エチレンオキシド80重量%及
びプロピレンオキシド20重量%を含有し、平均分子量
5000の2官能ポリオキシアルキレンポリオール10
0gにγ−イソシアネートプロピルジメトキシメチルシ
ラン7. 56gを反応させ、反応性ケイ素基を持つポリ
エーテルを合成した(乳化分散剤B)。
【0080】(例15)エチレンオキシド65重量%及
びプロピレンオキシド35重量%を含有し、平均分子量
8000の2官能ポリオキシアルキレンポリオール10
0gにγ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン
6. 18gを反応させ、反応性ケイ素基を末端に持つポ
リエーテルを合成した(乳化分散剤C)。
【0081】[エマルジョンの製造例] (例16)分子量8000の2官能ポリオキシプロピレ
ンポリオール500gにメチルジエトキシシラン15.
1g、塩化白金酸触媒5ppmを加え、70℃で5時間
反応させ、その後2時間脱気を行い未反応物を除去し、
全末端の85重量%に反応性ケイ素基を有するポリエー
テルを合成した。該反応性ケイ素基を末端に持つポリエ
ーテル100gに例13で製造した乳化分散剤Aを3g
添加し、ホモミキサーで充分混合後、撹拌しながら固形
分40重量%となるように水を加えた。
【0082】(例17)分子量2000の2官能ポリエ
ーテルポリオール100gにイソホロンジイソシアネー
ト16. 67gを添加し、100℃で4時間反応を行
い、そこに例14で製造した乳化分散剤Bを1g添加
し、冷却しながらホモミキサーで固形分30重量%とな
るように水を加えながら充分撹拌した。その後エチレン
ジアミン1.5gを反応させエマルジョンを得た。
【0083】(例18)平均分子量8000の2官能ポ
リオキシプロピレンポリオール100gにγ−イソシア
ネートプロピルトリエトキシシラン6. 18g反応させ
反応性ケイ素基を末端に持つポリエーテルを合成した。
該反応性ケイ素基を末端に持つポリエーテル100gに
例15で製造した乳化分散剤Cを1g添加し、ホモミキ
サーで充分混合後、撹拌しながら固形分30重量%とな
るように水を加えた。
【0084】[比較例] (例19)例16において乳化剤としてポリオキシエチ
レンステアリルエーテルを使用する以外は同様にしてエ
マルジョンを得た。
【0085】(例20)例17において乳化剤としてポ
リオキシエチレンラウリルエーテルを使用する以外は同
様にしてエマルジョンを得た。
【0086】(例21)例18において乳化剤として分
子量5000の(オキシエチレン−オキシプロピレン−
オキシエチレン)ブロック共重合体を使用する以外は同
様にしてエマルジョンを得た。
【0087】反応性のある乳化分散剤を用いて製造され
た例16〜18のエマルジョンは、反応性のない乳化分
散剤を用いて製造された例19〜21のエマルジョンと
同様1カ月たっても何ら変化はなかった。
【0088】次に、例16〜18(実施例)、例19〜
21(比較例)のエマルジョンを成膜し、得られたフィ
ルムの破断時強度[TS (kg/cm2)]及び表面性状を評
価した(乳化分散剤がブリードアウトするとべたつきが
発生する)。結果を表2に示す。表2により分かるよう
に、本発明の乳化分散剤を用いた場合には、乳化剤がブ
リードアウトをしないため、得られたフィルムが経時変
化を起こしにくく、得られたフィルムの強度も高い。
【0089】
【表1】
【0090】
【表2】
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、貯蔵安定性を有し、粒
子の細かい変性シリコーンポリマーエマルジョンの提供
が可能となる。また、本発明における変性シリコーンポ
リマーは他のポリマーを乳化するための乳化分散剤とし
て使用できる。変性シリコーンポリマーを乳化分散剤と
して使用することにより、良好なエマルジョンが得ら
れ、エマルジョンを硬化させた後も、乳化分散剤はブリ
ードアウトをおこさず、物性、耐久性に優れた樹脂フィ
ルムが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 茂幸 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリマーの側鎖又は末端に反応性ケイ素基
    を1分子中に少なくとも1個有し、かつ、その分子中に
    親水性部位を有する、ポリエーテル、ポリエステル又は
    ポリカーボネートを自己乳化法で水に分散させたエマル
    ジョン。
  2. 【請求項2】反応性ケイ素基がアルコキシシリル基であ
    る請求項1のエマルジョン。
  3. 【請求項3】シラノール縮合触媒を含有する請求項1又
    は請求項2のエマルジョン。
  4. 【請求項4】親水性部位がオキシエチレン鎖である、請
    求項1〜4のいずれか1項のエマルジョン。
  5. 【請求項5】ポリマーの側鎖又は末端に反応性ケイ素基
    を1分子中に少なくとも1個有し、かつ、その分子中に
    親水性部位を有する、ポリエーテル、ポリエステル又は
    ポリカーボネートからなる乳化分散剤。
  6. 【請求項6】反応性ケイ素基がアルコキシシリル基であ
    る、請求項5の乳化分散剤。
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