JPH06338807A - 符号訂正方法及び装置 - Google Patents

符号訂正方法及び装置

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JPH06338807A
JPH06338807A JP5250348A JP25034893A JPH06338807A JP H06338807 A JPH06338807 A JP H06338807A JP 5250348 A JP5250348 A JP 5250348A JP 25034893 A JP25034893 A JP 25034893A JP H06338807 A JPH06338807 A JP H06338807A
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Petrus Henricus Marie Arts
ヘンリカス マリー アルツ ペトラス
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Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
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    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 T−1以下の誤りを訂正する手段によりT以
下の誤りを訂正する方法を提供することにある。 【構成】 所定のシンボル誤り訂正能力を有する誤り訂
正符号に従って符号化された多ビットシンボルから成る
符号後内のシンボル誤り及びシンボル消去を訂正するに
当り、 1.各符号語のシンボルサブセットの各シンボルに消去
標識をつけるステップと、 2.消去標識がつけられたシンボルを消去シンボルとし
て用いて完全誤り訂正処理を実行するステップと、 3.この完全誤り訂正処理の結果が正しいか検査するス
テップと、 4.上記のステップ1,2,3を前記検査が正しい訂正
を示すまでそれぞれ異なるシンボルサブセットに対し繰
返すか、関連する全シンボルサブセットが上記のステッ
プ1,2,3を受けるまで繰返すステップとを具えるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データシンボルと冗長
シンボルを含み理論的にTmax 個以下の誤りを訂正し得
る最小符号間距離dを有する誤り訂正符号に従った符号
語に細分されるディジタルデータ内のシンボル誤りおよ
びシンボル消去を訂正する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した方法および装置はフィリップス
テクニカルレヴュー Vol. 40, 1982,No.6, pp.166〜173
に開示されている。この方法では例えば音声を表わす
ディジタル情報(サンプリング、量子化、符号化及び変
調したオーディオ信号)を、誤り訂正符号(例えばリー
ドソロモン符号)に従って、データシンボル(実際の情
報)及び冗長シンボル(誤り訂正及び検出のために誤り
訂正符号の規則に従って付加される)から成る符号語に
細分する。符号語内の位置がわかっている不正シンボル
(即ち訂正すべきシンボル)を消去シンボルという。符
号語内の正確な値及び位置が未知の不正シンボルを誤り
シンボルという。“誤り訂正処理”は一以上の消去シン
ボルの正しい値を見つけ出すことを含むものとすること
ができる。使用する誤り訂正符号は最小距離dを有す
る。この場合には、2t+e<dを満足するならば1符
号語につきt個の誤りとe個の消去を訂正することがで
きる。理論的に訂正し得る誤りの最大数Tmax はdが奇
数のときは(d−1)/2及びdが偶数のときは(d−
2)/2に等しい。従って、2Tmax =(d−1)−
(d−1)MODULO2である。この方法は最大でT(≦T
max )の誤りを訂正する既知の手段を用いている(この
手段は符号語及び消去データ、即ちその符号語内の消去
シンボルの数及び位置を受信する)。T以下の誤りを訂
正するこの既知の手段(ERCO回路)の複雑度はTの
値に強く依存する。その理由は、実行すべき計算の量及
び困難度がTの関数として急上昇するためである。従っ
て、この誤り訂正手段はTの高い値に対し極めて複雑に
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、T−
1以下の誤りを訂正する既知の手段を用いてT以下の誤
りを訂正する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明方法は、 1.各符号語のシンボルサブセットの各シンボルに消去
標識をつけるステップと、 2.消去標識がつけられたシンボルを消去シンボルとし
て用いて完全誤り訂正処理を実行するステップと、 3.この完全誤り訂正処理の結果が正しいか検査するス
テップと、 4.上記のステップ1,2,3を前記検査が正しい訂正
を示すまでそれぞれ異なるシンボルサブセットに対し繰
返すか、関連する全シンボルサブセットが上記のステッ
プ1,2,3を受けるまで繰返すステップとを具えるこ
とを特徴とする。
【0005】この方法によれば、T−1以下の誤りを訂
正する訂正処理を連続的に実行することにより最終的に
T個の誤りを訂正することができるので、慣例の一層複
雑なERCO回路を使用する必要がなくなる。これは、
最も複雑な所望の訂正(T個の誤り)の生起が比較的ま
れであり、十分な訂正時間が使用可能であるような誤り
訂正符号の用途に対し魅力的である。
【0006】本発明方法を実施するのに好適な本発明装
置は、符号語を受信する手段と消去データを受信する手
段と、T−1以下の誤りを訂正する訂正手段と、消去シ
ンボルの数が2(Tmax −T)+(d−1)MODULO2以
下であり且つ前記訂正手段による最初の誤り訂正が成功
しなかったときに駆動され、その都度当該符号語の少な
くとも1つのシンボルを順に仮想の消去シンボルとして
定め、消去データで与えられた消去シンボルと仮想消去
シンボルとに基づいて前記訂正手段により追加の訂正を
当該符号語のほぼ全構成シンボルが順に仮想消去シンボ
ルとして処理されるまで連続的に実行する手段とを具え
たことを特徴とする。本発明によれば既知の装置と同数
の誤り及び消去シンボルを既知の装置より簡単な装置で
訂正することができる。
【0007】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明方法のフローチャートを示し、図2
は本発明装置の一実施例のブロック図を示す。例えば音
声を表すディジタル情報(サンプリング、量子化、符号
化及び変調したオーディオ信号)は、誤り訂正符号(例
えばリードソロモン符号)に従って、データシンボル
(実際の情報を含む)及び冗長シンボル(誤り訂正及び
検出のために誤り訂正符号の規則に従って付加される)
から成る符号語に分割することができる。符号語内の位
置がわかっている不正シンボル(即ち訂正すべきシンボ
ル)を消去シンボルという。符号語内の値及び位置が未
知の不正シンボルを誤りシンボルという。使用する誤り
訂正符号は最小符号間距離dを有している。この場合に
は、1符号語につき、2t+e<dを満足するt個の誤
りシンボル及びe個の消去シンボルを訂正することがで
きる。理論的に訂正し得る誤りの最大数Tma x は奇数の
dに対し(d−1)/2、偶数のdに対し(d−2)/
2になる。従って、2Tmax =(d−1)−(d−1)
MODULO2になる。誤り訂正についてのこれ以上の背景情
報については「The Art of Digital Audio」J. Watkins
on著、フォーカルプレス社発行(ロンドン)、1988
年、チャプタ7(pp.201〜247)を参照されるとよい。
【0008】ディジタルカセットレコーダ(DCC)で
は、ディジタル情報を誤り訂正符号により保護してい
る。異なるリードソロモン符号がデータチャネル及び補
助チャネルに使用されている。データチャネルに対して
はC1符号(GF(256)上のRS(24,20,
5))及びC2符号(GF(256)上のRS(32,
26,7))からなる積符号を使用している。補助チャ
ネルに対してはGF(256)上の単一の符号、RS
(24,18,7)を使用している。これらの全ての符
号は同一の誤り訂正(ERCO)回路により復号するこ
とができる。符号C1に対し訂正し得る最大誤り数は2
である。符号C2に対し使用されている訂正ストラテジ
ィでは、3重誤りの訂正を行なうことは考えていない。
これは無視し得るほど小さな性能の向上を生ずるだけで
あるからである。しかし、補助チャネルに対し3重誤り
の訂正を行なうことは有用であることが確かめられた。
補助チャネルに対し実行すべき訂正の数は符号C1及び
C2に対し実行すべき訂正の数より少ない。従って、こ
の場合には本発明に従って2重誤り訂正をくり返し実行
することにより3重誤り訂正を達成するのに十分な訂正
時間を得ることができる。この誤り訂正を以下に詳細に
説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明による誤り訂正方法のフローチ
ャートを示す。この方法はT(+≦Tmax )以下の誤り
を訂正する既知の手段を使用する(この手段は符号語と
消去データ、即ちこの符号語内の消去シンボルの数及び
位置を受信する)。
【0010】この方法はブロック1でスタートし、この
スタート瞬時の入力は訂正すべき符号語と、この符号語
内の消去データ、即ちこの符号語内の消去シンボルの位
置及び数とからなる。本発明では1符号語につきT以下
の誤りを訂正する。TがTma x より小さいとき、残りの
検査シンボルを例えば追加の検出マージンのために使用
することができる。ブロック2において、T−1以下の
誤りを訂正する既知のERCO回路により訂正ステップ
を実行する。次に、ブロック3においてこの訂正ステッ
プが成功したか検査する。イエスであればこの方法はブ
ロック4(停止)に進み、これは、この符号語はT−1
以下の誤りを含み全て訂正できたことを意味すること明
らかである。ノーであれば、この方法はブロック5に進
み、消去シンボルの数(ブロック1で既に与えられてい
る)が2(Tmax −T)+(d−1)MODULO2以下であ
るか検査する。従って、奇数値のdに対しては消去シン
ボルの数が2(Tmax −T)以下であるか検査し、偶数
値のdに対しては消去シンボルの数が2(Tmax −T)
+1以下であるか検査する。ノーであれば、この方法は
ブロック6(停止)に進む。明らかに、この符号語は訂
正できない。その理由は、{2T+e}>{2T+2
(Tmax −T)+(d−1)MODULO2}={2Tmax
(d−1)MODULO2}={d−1}であるため、2T+
e<dを最早満足しないためである。この方法ではこの
誤りパターンは訂正できない。
【0011】説明のために、最小符号間距離dが9であ
るものとする。この場合には理論的に訂正し得る最大誤
り数はTmax =4である。T=3以下の誤りを訂正する
必要があるものとする。この場合、残りの検査シンボル
は例えば追加の検出マージンに役だつ。本発明の方法で
は、1符号語につきT−1=2以下の誤りを訂正するの
に好適なERCO回路によりT=3以下の誤りを訂正す
る。最初に、ブロック2において2個の誤りに対する訂
正ステップを実行し、斯かる後にブロック3においてこ
の訂正ステップが成功したか検査する。イエスであれ
ば、処理は終了し、この符号語は2個以下の誤り及び4
個以下の消去シンボルを含んでいたことになる。ノーで
あれば、ブロック5において消去シンボルの数が2(4
−3)+0=2以下であるか検査する。これは、そうで
あれば3個の誤りに対する訂正を試みる意義があるから
である。消去シンボルの数が2(Tmax −T)−(d−
1)MODULO2より大きい場合には2T+e>dとなるた
め、この方法ではこの符号語を訂正することはできな
い。
【0012】消去シンボルの数が十分小さい場合、この
方法はブロック7に進み、訂正すべき符号語の第1シン
ボルを仮想の消去シンボルとして決める。次いでブロッ
ク8において、与えられた既知の消去シンボル(この数
は零であることもあること明らか)及び仮想の消去シン
ボルに基づいて、T−1以下の誤りを訂正する手段によ
り訂正ステップを実行する。ブロック9においてこの訂
正ステップが成功したか検査する。イエスであれば、こ
の方法はブロック10(停止)に進み、これは明らかに
この符号語がT個の誤りを含み、そのうちの1つが仮想
消去シンボルの位置に位置していたためにこの方法によ
る訂正が成功したことを意味する。ノーであれば、この
方法はブロック11に進み、この符号語の全てのシンボ
ルが順に仮想消去シンボルにされたか検査する。イエス
であればこの方法はブロック12(停止)に進み、これ
は明らかにこの符号語がT個より多い誤りを含んでお
り、この方法では訂正できないことを意味する。ノーで
あれば、方法はブロック13に進み、訂正すべき符号語
の次のシンボルを仮想消去シンボルとして決め、次いで
ブロック8に戻る。こうしてT−1個の誤りに対する訂
正ステップが与えられた消去シンボル及び仮想消去シン
ボルに基づいてくり返し実行される。
【0013】この反復は、訂正すべき符号後の全てのシ
ンボルが順に仮想消去シンボルとして処理され終る前に
終了させることができ、この反復における残りのT−1
重訂正処理は不要になる。その理由は、T個の誤りが発
生する場合には残りのT−1重訂正処理前にこれら誤り
の少なくとも1つが仮想消去シンボルとして処理される
はずであるからである。
【0014】消去シンボルの数が十分に小さい場合(ブ
ロック5)、ブロック7及び13において毎回2個以上
の仮想消去シンボル、例えば2個の連続する仮想消去シ
ンボルを決めることもできる点に注意されたい。このよ
うにすると反復数が著しく減少する(ほぼ半分になる)
利点が得られる。しかし、誤訂正の惧れが増大する欠点
がある。例えば、d=7、Tmax =3、T=3、e=0
及び2個の仮想消去シンボルの場合には、T−1=2以
下の誤り訂正処理中に4個のシンボルが誤訂正により変
更されることが起こり得る。この問題を解決する適切な
手段は、変更すべきシンボルの数がTより多いときに訂
正を禁止すればよい。
【0015】更に、図1に示す方法のブロック2におけ
る第1訂正ステップは、符号語にT個の誤りが発生する
確率はT−1個の誤りが発生する確率より著しく小さい
ために、通常成功する点に注意されたい。従って、T個
の誤りの訂正を試みる必要があるか検査する(ブロック
5)前に、T−1個の誤りを訂正する別個の訂正ステッ
プを最初に試みるのが有利である。
【0016】図2は本発明装置の一実施例を示す。外部
メモリ1(例えばRAM)は多数の符号を含み、各符号
は例えば24シンボル又はバイトである。外部メモリ1
は必ずしも本発明装置の一部とする必要はない。制御ユ
ニット(図示せず)の制御の下で、メモリ2、所謂ER
CO−RAMとデータ交換することができる。ERCO
−RAMに訂正すべき符号語を格納し、訂正する。訂正
した符号語を外部RAMに戻す。外部RAMでは各シン
ボルに、3つの異なる値を取り得るフラグがつけられ
る。これらフラグは追加の2ビットで表わすことができ
る。このフラグの3つの値の意味は次の通りである。
【0017】2:当該シンボルは消去シンボルであるこ
と; 1:当該シンボルは消去シンボルではなく、最初の訂正
ステップ時に{2(Tmax −T)+(d−1)MODULO
2}以下の消去シンボルを含むことが見出され、且つ今
までのところ訂正できなかった符号語の一部であるこ
と; 0:当該シンボルは消去シンボルではなく、最初の訂正
ステップ時に{2(Tmax −T)+(d−1)MODULO
2}以下の消去シンボルを含むことが見出され、且つ今
までのところ訂正できなかった符号語に属さないもので
あること; 初期設定において、全てのフラグに値0を割り当てるこ
とができる。
【0018】訂正すべき符号語の全てのシンボルは外部
RAMからERCO−RAMに転送される。シンボルご
とに、ERCO−RAMでは追加のビットを用いて当該
シンボルが消去シンボルであるか否かを記憶することが
できる。この消去データは例えば復調器又は(積符号を
使用する場合には)第1符号のデコーダから出される。
更に、ERCO−RAMでは値1のフラグを有するシン
ボルが符号語と一緒に到来したか否か及び符号語内の消
去シンボルの数が{2(Tmax −T)+(d−1)MODU
LO2}より多いか否かも記憶する。符号語がERCO−
RAMに完全に書き込まれた後に、T−1個の誤りに対
する訂正ステップが実行される。このステップに続い
て、この符号語が外部RAMに戻される。このとき戻さ
れるフラグの値は最新の訂正ステップの結果に依存し、
後述するように値1のフラグを有するシンボルが到来し
たか否か及び消去シンボルの数に依存する。
【0019】符号語が訂正できた場合には全構成シンボ
ルに値0のフラグを与える。符号語が訂正できず、値1
のフラグを有するシンボルが何も到来せず、かつ消去シ
ンボルの数が{2(Tmax −T)+(d−1)MODULO
2}より多数であった場合には全てのシンボルに値2の
フラグを与え、他のシンボルに値1のフラグを与える。
符号語が訂正できず、且つ値1のフラグを有するシンボ
ルが到来した場合には、消去シンボルであったシンボル
の次のシンボルを除いて全てのシンボルに値1のフラグ
を与え、前記次のシンボルに値2のフラグを与える。
【0020】制御ユニットの制御の下で、装置は(24
シンボルの長さを有する符号語に対し)上述のプロシー
ジャを25回実行する。このとき本発明による誤り訂正
は終了し、T−1以下の誤りを訂正する手段によりT個
の誤りの訂正が達成される。その結果は次のようにな
る。 ・2T+e<dの場合には、訂正は成功し、符号語の全
てのシンボルに値0のフラグが与えられる。 ・2T+e>d及びe≦{2(Tmax −T)+(d−
1)MODULO2}の場合には、この誤りパターンは訂正で
きず、符号語の全シンボルに値1のフラグが与えられ
る。 ・2T+e>d及びe>{2(Tmax −T)+(d−
1)MODULO2}の場合には、この誤りパターンは訂正で
きず、符号語の全シンボルに値2のフラグが与えられ
る。
【0021】エピローグ 本発明の実施例ではシンボルレベルでシステマチックな
符号(組織符号)について考察したが、この限定は不可
欠でない。本発明はデータシンボルと冗長シンボルとの
間のイエス/ノー区別が不可能な符号に使用することも
できる。本発明は更に数ビット、例えば2,4又は8ビ
ットを有するシンボルに対し使用することができる。本
発明は、同一のガロア体上に規定された異なる最小符号
間距離を有すると共に別々の生成多項式(第1生成多項
式は第2生成多項式の因数である)を有する数種の符号
を同一のハードウェアで復号する場合に特に魅力的であ
る。これは、生成多項式はこの多項式の零点を決定する
因数の無限の積として書き表わせ、その結果として第2
生成多項式を第1生成多項式により符号の部分符号を規
定するものとすることができるためである。他方、符号
間最小距離は所定の符号の全空間に亘って一定にする必
要はない。本発明の利点は、反復試行法が全符号語の比
較的小部分に対してのみ必要とされる場合に特に明らか
になる。この状態の第1の例は全符号語の大部分が比較
的小さな符号間距離を有するものに属し、小部分が比較
的大きな符号間距離を有するものに属する場合である。
他の例は、殆どの場合に最初の符号化により完全な訂正
を生じるものである。本発明の基本思想は、消去標識を
つけることにより当該消去シンボルにつき誤りシンボル
の計算が可能になり、加えて、訂正が正しいか否かの検
出を当該誤りシンボルを用いて行なをことができること
にある。このような検出は2つの場合があり、一方で
は、符号の最小距離が十分大きく、前記訂正に加えて追
加の検出が可能になる。最小距離が完全に使用されると
きでも、上述した全ての場合に使用されているような、
例えば強く減少させたリードソロモン符号の場合にはあ
る程度又はかなりの確率で追加の検出が可能になる。こ
れは、このような符号に含まれる符号語の長さは常に2
56シンボルよりかなり小さいためである。リードソロ
モン符号以外にも最大距離分離可能符号はそれ自体既知
である。本発明は、消去標識の付加に加えて、外部から
与えられる消去情報、例えば、先行ディジタル処理ステ
ップ又は異なる検出ステップから発する外部消去情報を
用いることもできる。本発明試行法は、全てのシンボル
が順に試行処理された後に、又は適正な訂正が検出され
たときに停止させることができる。この点に関し、見か
け上正しい訂正の場合にも不正訂正結果がえらることが
ある点に注意されたい。反復試行法では全てのシンボル
をシステマチックな順序で処理する。しかし、誤りであ
る確率が高い所定のシンボルに優先処理順位を与えるこ
ともでき、また消去シンボルであることが予め外部から
信号された所定のシンボルを試行処理から除外すること
もできる。場合によっては、シンボルレベルでの上述の
処理をビットレベルでの追加のステップ、例えば単ビッ
ト誤り訂正ステップと組合わせることもできる。本発明
方法は、シンボルが少なくとも部分的にオーディオ及び
/又はビデオ情報ストリームを表わす大衆娯楽製品とし
て構成された装置に実施するのが好ましい。特にディジ
タルオーディオ情報は極めて不快な妨害を生ずる誤りを
受けやすい。本発明の用途は、例えばコンパクトディス
クオーディオシステム及びディジタルコンパクトカセッ
ト(DCC)システム等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法のフローチャートを示す図である。
【図2】本発明装置の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 外部RAM 2 ERCO−RAM 3 ERCO回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のシンボル誤り訂正能力を有する誤
    り訂正符号に従って符号化された多ビットシンボルから
    成る符号語内のシンボル誤り及びシンボル消去を訂正す
    る方法において、 1.各符号語のシンボルサブセットの各シンボルに消去
    標識をつけるステップと、 2.消去標識がつけられたシンボルを消去シンボルとし
    て用いて完全誤り訂正処理を実行するステップと、 3.この完全誤り訂正処理の結果が正しいか検査するス
    テップと、 4.上記のステップ1,2,3を前記検査が正しい訂正
    を示すまでそれぞれ異なるシンボルサブセットに対し繰
    返すか、関連する全シンボルサブセットが上記のステッ
    プ1,2,3を受けるまで繰返すステップとを具えるこ
    とを特徴とする符号訂正方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ1前に、前記訂正能力に対
    応する最大誤り数より少数のシンボル誤りを訂正する初
    期訂正処理を実行し、この初期訂正処理の不正結果を検
    出するステップを具えることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 各シンボルサブセットは等しく1つの又
    は2つのシンボルを含むことを特徴とする請求項1又は
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記訂正能力より少ない数の誤りを訂正
    し得る装置を用いることを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記完全な誤り訂正処理に対し外部的に
    供給された消去シンボルを用いることを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 所定のシンボル誤り訂正能力を有する誤
    り訂正符号に従って符号化された多ビットシンボルから
    なる符号語を訂正する請求項1〜5の何れかに記載され
    た方法を実施する装置であって、 −最初のステップにおいて、前記訂正能力に対応する最
    大誤り数より少数の誤りシンボルを訂正する初期訂正を
    実行し、この初期訂正処理の不正結果を検出し、 −次に、一連のステップの各ステップにおいてそれぞれ
    異なるシンボルサブセットの各シンボルに消去標識を付
    け、消去標識がつけられたシンボルを消去シンボルとし
    て用いて完全誤り訂正処理を実行し、この完全訂正処理
    の結果が正しいか検査し、この検査が正しい訂正を示す
    まで前記一連のステップを続行させるか、前記一連のス
    テップをその全ステップか実行されるまで続行させるシ
    ーケンサ手段を具えていることを特徴とする符号訂正装
    置。
  7. 【請求項7】 全てのサブセットは互いに排他的である
    ことを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 符号はシンボルレベルで組織符号である
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の装置。
  9. 【請求項9】 シンボルがオーディオ及び/又はビデオ
    情報ストリームを少なくとも部分的に表わし、大衆娯楽
    装置として構成したことを特徴とする請求項6〜8の何
    れかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記符号語がこれより低いシンボル誤
    り訂正能力を有する第2の誤り訂正符号に従って符号化
    された第2の符号語の中に比較的低い反復度で点存して
    いる場合に、第2の符号語に対し前記初期訂正のみを実
    行するようにしたことを特徴とする請求項6〜9の何れ
    かに記載の装置。
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