JPH06337829A - 表示順制御方法および表示システム - Google Patents

表示順制御方法および表示システム

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JPH06337829A
JPH06337829A JP5129574A JP12957493A JPH06337829A JP H06337829 A JPH06337829 A JP H06337829A JP 5129574 A JP5129574 A JP 5129574A JP 12957493 A JP12957493 A JP 12957493A JP H06337829 A JPH06337829 A JP H06337829A
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邦夫 鎌倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ウィンドウの表示順を制御する表
示順制御方法および表示システムに関し、複数の端末間
でウィンドウを共有する場合に、端末およびサーバに描
画カウンタを持ち、ウィンドウへ描画したときにこの描
画カウンタ値をもとに表示順制御を行い、ウィンドウの
内容を同一に保持することを目的とする。 【構成】 端末1で描画操作が行われたときに自身の端
末1のウィンドウ2に描画し対応する描画リクエストを
サーバ6に送信して、この描画リクエストを受信したサ
ーバ6が他の端末1にその描画リクエストを送信して描
画させ、上記の描画操作より後に行われ、かつ、上記の
描画操作に対応する描画リクエストがサーバ6より送信
される前に行われた他の端末1の描画操作については、
サーバ6がこの描画操作に対応する描画リクエストをそ
の描画操作が行われた端末1にも送信して上書きさせる
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィンドウの表示順を
制御する表示順制御方法および表示システムに関するも
のである。
【0002】パソコンやワークステーションなどを用い
た分散システム環境下、例えば電子会議システムのよう
にウィンドウを共有するアプリケーションのもとで、ク
ライアントの利用者が操作し易いように、ウィンドウへ
の表示順(描画順)を簡易に制御することが望まれてい
る。
【0003】
【従来の技術】従来、電子会議システムのように複数の
クライアント(端末)間でウィンドウを共有する場合、
それぞれのクライアントのウィンドウに表示される内容
を同一に保つ必要がある。このとき、あるクライアント
で描画操作があったときに、自身のウィンドウに描画せ
ずに、サーバに描画リクエストを送信し、サーバが同期
をとって描画リクエストを全てのクライアントに送信
し、クライアントはこの描画リクエストに従い描画する
ことで、各ウィンドウに表示させる内容が同一となる。
クライアントにおいて、描画操作が行われると直ぐに自
身のウィンドウに描画しようとすると、各クライアント
が描画リクエストを処理する順番が異なり、ウィンドウ
に表示される内容が異なってしまう。このため、クライ
ンアントの操作者は描画操作をしてから自身のウィンド
ウに描画されるまで時間が一度サーバを経由しているた
めに、長く感じられ操作性が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
のクライアント間でネットワークを介してウィンドウを
共有する場合、描画操作が行われたクライアントのウィ
ンドウにまず描画してから、他のクライアントのウィン
ドウに描画させるためにサーバに描画リクエストを送信
するようにすると、ウィンドウに描画する順番がクライ
アントによって異なってしまい、同一内容をウィンドウ
に表示できないという問題があった。この順番にウィン
ドウに描画されない事態が発生することを防止すること
が望まれている。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するため、
複数の端末間でウィンドウを共有する場合に、端末およ
びサーバに描画カウンタを持ち、ウィンドウへ描画した
ときにこの描画カウンタ値をもとに表示順制御を行い、
ウィンドウの内容を同一に保持することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。図1において、端末1は、ウィンドウ2、
描画カウンタ3および描画管理部4から構成されるもの
であって、ネットワーク5に接続して同一の内容を相手
のウィンドウ2に表示するものである。
【0007】ウィンドウ2は、各端末1で同一の内容を
表示するためのウィンドウである。描画カウンタ3は、
ウィンドウ2に表示する表示順を管理するためのもので
ある。
【0008】描画管理部4は、ウィンドウ2への描画を
管理するものである。サーバ6は、ネットワーク5に接
続された複数の端末1を統括管理するものであって、こ
こでは、送信先管理部8などから構成されるものであ
る。
【0009】送信先管理部8は、描画リクエストの送信
先などを管理するものである。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、端末1で描画操
作が行われたときに自身の端末1のウィンドウ2に描画
し対応する描画リクエストをサーバ6に送信して、この
描画リクエストを受信したサーバ6が他の端末1にその
描画リクエストを送信して描画させ、上記の描画操作よ
り後に行われ、かつ、上記の描画操作に対応する描画リ
クエストがサーバ6より送信される前に行われた他の端
末1の描画操作については、サーバ6がこの描画操作に
対応する描画リクエストをその描画操作が行われた端末
1にも送信して上書きさせるようにしている。
【0011】また、複数の端末1のウィンドウ2の間で
共通の描画操作の回数を示す描画カウンタを、複数の端
末1およびサーバ6に備えると共に、端末1は、描画操
作が行われた場合には、自身の端末1のウィンドウ2に
描画すると共に描画カウンタの値を更新してこの描画カ
ウンタの値を付加した描画リクエストをサーバ6に送信
し、描画リクエストをサーバ6より受信した場合には、
この描画リクエストに従い、端末1のウィンドウ2に描
画すると共に描画カウンタの値をセットする描画管理部
4を備え、サーバ6は、端末1より描画リクエストを受
信するとサーバ6が持つ描画カウンタを更新し、受信し
た描画リクエストに付加されている描画カウンタ値とサ
ーバ6が持つ描画カウンタ値と比較した結果、同期が取
れているときにはこの描画リクエストを送信した端末以
外の端末1にその描画リクエストを送信し、一方、同期
が取れていいないときには全ての端末1にその描画リク
エストを送信する送信先管理部8を備えるようにしてい
る。
【0012】従って、複数の端末1間でウィンドウ2に
同一内容を表示する場合に、端末1およびサーバ6に描
画カウンタ3、7を持ち、ウィンドウ2への描画時にこ
の描画カウンタ値をもとに表示順制御を行うことによ
り、ウィンドウ2の内容を簡単な制御で同一に保持する
ことが可能となる。
【0013】
【実施例】次に、図1から図6を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の原理構成図を示す。図1
において、端末1は、共有するウィンドウ2に同一内容
を表示して電子会議システムなどを構成する端末などで
あって、ここでは、ウィンドウ2、描画カウンタ3、お
よび描画管理部4などから構成されるものである。
【0015】ウィンドウ2は、複数の端末1で同一の内
容を表示する、いわゆる共有するウィンドウである。描
画カウンタ3は、ウィンドウ2に描画したときに+1し
てその旨を管理するものである。
【0016】描画管理部4は、描画リクエストの発生時
に、ウィンドウ2に描画した順番を管理するものであ
る。ネットワーク5は、複数の端末1と、通信サーバ6
とを相互に接続するものである。
【0017】サーバ6は、ネットワーク5を介して接続
した複数の端末1を統括管理するものであって、ここで
は、端末1のウィンドウ2への描画の順番を統括管理す
るものであり、描画カウンタ7、および送信先管理部8
などから構成されるものである。
【0018】描画カウンタ7は、端末1からネットワー
クを介して描画リクエストを受信したときに、+1して
描画リクエストの昇順を管理するためのものである。送
信先管理部8は、端末1からネットワークを介して受信
した描画リクエストに付加されている描画カウンタ値を
もとに、各端末1のウィンドウ2への当該描画リクエス
トを昇順に表示させるように管理するものである(図3
を用いて後述する)。
【0019】次に、図1の構成の動作を説明する。 (1) 端末1で描画操作が行われて描画リクエストが
発生した場合、この描画リクエストを自身のウィンドウ
2に描画すると共に描画カウンタ3の値を+1した後の
描画カウンタ値を描画リクエストに付加し、ネットワー
ク5を介してサーバ6に送信する。
【0020】(2) (1)で送信されてきた描画リク
エストを受信したサーバ6は、自身の描画カウンタ7を
+1した後の描画カウンタ値と、受信した描画リクエス
トに付加されている描画カウンタ値とを比較し、等しい
ときに昇順が保たれていると判断し、受信した端末1以
外の他の全ての端末1にこの描画リクエストを送信す
る。送信を受けた端末1は、描画リクエストの内容をウ
ィンドウ2に上書きすると共に描画カウンタ3にセット
する。これにより、ウィンドウ2への描画の昇順が保た
れている場合には、送信元の端末1には描画リクエスト
を送信しなく、重複した送信および描画を無くすと共
に、描画リクエストが発生した時点の初期にウィンドウ
2に描画して描画レンスポンスを良好にすることが可能
となる。
【0021】(3) 一方、等しくないときに昇順が保
たれていないと判断し、受信した端末1も含め全ての端
末にこの描画リクエストを送信する。送信を受けた端末
1は、描画リクエストの内容をウィンドウ2に上書きす
ると共に描画カウンタ3にセットする。これにより、ウ
ィンドウ2への描画リクエストの昇順の表示が確保され
たこととなる。
【0022】以上によって、端末1で描画リクセストが
発生したときにまず自身のウィンドウ2に描画して描画
レスポンスを向上させ、描画カウンタ値を付加した描画
リクエストをサーバ6に送信し、ここで、昇順が保たれ
ているときは他の端末1に描画リクエストを送信して描
画し、昇順が保たれていないときは全ての端末1に描画
リクエストを送信して描画する。これにより、端末1の
ウィンドウ2の内容を同一に保つことが可能となる。
【0023】図2は、本発明の1実施例構成図を示す。
これは、端末1としてクライアント(端末)11とした
ものであり、ウィンドウ2、描画カウンタ3、描画管理
部4、ネットワーク5、通信サーバ6、描画カウンタ
7、および送信先管理部8は図1の構成と同一であるの
で説明を省略する。
【0024】図2において、描画処理12は、描画リク
エストの内容をウィンドウ2上に上書き描画するもので
ある。通信処理13は、ネットワーク5を介して通信サ
ーバ6との間で、データ(描画リクエストなど)の授受
を行なうものである。
【0025】次に、図3に示す順序に従い、図2の構成
の動作を詳細に説明する。ここで、クライアント
(A)、クライアント(B)は図2のクライアント
(A)11、クライアント(B)11に対応している。
【0026】図3において、S1は、描画カウンタの初
期化を指示する。S2は、S1の描画カウンタの初期化
指示に対応して、全クライアントに描画カウンタ3の初
期化を通知する。
【0027】S3は、S2で初期化の通知を受けたクラ
イアント(A)が描画カウンタ3のセット(0クリア)
を行なう。S4は、S2で初期化の通知を受けたクライ
アント(B)が描画カウンタ3のセット(0クリア)を
行なう。
【0028】S5は、クライアント(A)で利用者によ
る描画操作が行われ、描画リクエストが発生する。S6
は、S5で描画操作が行われたので、自分のウィンドウ
2に描画する。これは、描画操作によって作成した描画
リクエストに従い、自分のウィンドウ2に描画する。
【0029】S7は、描画カウンタ3に+1し、描画リ
クエストに描画カウンタ値を付加し、通信サーバ6に送
信する。S8は、通信サーバ6が描画カウンタ7に+1
する。
【0030】S9は、通信サーバ6の描画カウンタ値=
クライアントの描画カウンタ値か判別する。YESの場
合には、両者の描画カウンタ値が等しく、描画リクエス
トの表示順が保たれていると判明したので、S12で他
の全てのクライアント11に通信サーバ6の描画カウン
タ値を付加した描画リクエストを送信する。この場合に
は、描画リクエストをクライアント(B)11に送信
し、S13でクライアント(B)11が自分のウィンド
ウ2に描画し、付加されてきた描画カウンタ値を描画カ
ウンタ3にセットする。これにより、描画リクエストの
表示順が保たれている場合には、他のクライアント11
に送信してウィンドウ2に描画し、無駄な送信を無くす
ことが可能となる。
【0031】一方、S9のNOの場合には、両者の描画
カウンタ値が等しくなく、描画リクエストの表示順が保
たれていないと判明したので、S10で送信元へ通信サ
ーバ6の描画カウンタ値を付加した描画リクエストを送
信し、S11で自分のウィンドウ2に上書き描画し、付
加されてきた描画カウンタ値を描画カウンタ3にセット
する。また、S12で他の全てのクライアント11に通
信サーバ6の描画カウンタ値を付加した描画リクエスト
を送信し、、S13でクライアント(B)11が自分の
ウィンドウ2に描画し、付加されてきた描画カウンタ値
を描画カウンタ3にセットする。これにより、描画リク
エストの表示順が保たれていない場合には、送信元も含
めて全てのクライアント11に送信してウィンドウ2に
描画し、描画リクエストの表示順を確保する。
【0032】また、クライアント(B)11で描画操作
が発生した場合には、同様に、点線で示すように、S
5、S6、S7の代わりにS5’、S6’、S7’を行
なうと共に、S10からS13、S12からS11への
送信を行ない、処理を行なうことが可能である(説明は
省略する)。
【0033】以上によって、クライアント11に描画操
作が行われて描画リクエストが発生したときに、まず、
自身のウィンドウ2に描画した後、描画カウンタ3に+
1した後の描画カウンタ値を描画リクエストに付加して
通信サーバ6に送信する。通信サーバ6では、自身の描
画カウンタ7を+1した後の描画カウンタ値と、受信し
た描画リクエストに付加されている描画カウンタ値とが
等しいときに当該描画リクエストの表示順が保たれてい
ると判明したので、他のクライアント11にのみ描画カ
ウンタ値を付加した描画リクエストを送信して描画させ
ると共に描画カウンタ3をセットする。一方、両者の描
画カウンタ値が等しくなくて表示順が保たれていないと
判明した場合には、送信元も含めて全てのクライアント
に描画カウンタ値を付加した描画リクエストを送信し
て、描画させると共に描画カウンタ値をセットさせる。
これにより、簡易な構成によって描画リクエストのウィ
ンドウ2への表示順を確保すると共に無駄な送信を削減
できる。
【0034】図4は、本発明の描画例(その1)を示
す。図4において、S21は、クライアント(A)11
が初期状態にセットされる。ここで、 初期状態 ← ウィンドウ2の表示状態を表す (0) ← 描画カウンタ3の値を表す を表し、上段がウィンドウの表示状態を表し、下段が描
画カウンタ3の値を表す。ここでは、ウィンドウの表示
状態が“初期状態”(クリア)であり、描画カウンタ3
の値“0”である。
【0035】S22は、通信サーバ6が初期状態にセッ
トされる。ここで、 初期状態 ← 通信サーバが管理するウィンドウの表示
状態を表す (0) ← 通信サーバの描画カウンタ7の値を表す とセットされる。
【0036】S23は、クライアント(B)11が初期
状態にセットされる。ここで、 初期状態 ← ウィンドウ2の表示状態を表す (0) ← 描画カウンタ3の値を表す とセットされる。
【0037】S24は、クライアント(B)11で描画
操作Aが行われ、描画リクエストAが発生する。S25
は、クライアント(B)11が描画リクエストAをもと
にウィンドウ2に描画すると共に描画カウンタ3を+1
する。この状態では、 となる。そして、描画カウンタ値“1”を付加した描画
リクエストA(1)を、通信サーバ6に送信する。
【0038】S26は、描画リクエストA(1)を受信
した通信サーバ6が、自身の描画カウンタ7を+1し、
下記のようになる。 そして、受信した描画リクエストA(1)の描画カウン
タ値“1”と比較して一致するので、S24の描画が昇
順と判明したので、他のクライアント(A)11のみ
に、通信サーバ6の描画カウント値“1”を付加した描
画リクエストA(1)を送信する(送信元のクライアン
ト(B)には送信しない)。
【0039】S27は、送信されてきた描画リクエスト
A(1)を受信したクライアント(A)11が、当該描
画リクエストAをもとにウィンドウ2上に描画すると共
に自身の描画カウンタ3にセットし、下記のようにな
る。
【0040】 以上によって、S24の描画操作Aによる描画リクエス
トAのウィンドウ2への描画が昇順を崩さない場合の処
理を説明した。この場合には、描画リクエストA(1)
を送信元に送信すること無く、送信量の削減を図ること
ができた。
【0041】次に、描画の昇順が崩れる場合について、
S28からS36をもとに詳細に説明する。S28は、
クライアント(B)11で描画操作Bが行われ、描画リ
クエストBが発生する。
【0042】S29は、クライアント(B)11が描画
リクエストBをもとにウィンドウ2に描画すると共に描
画カウンタ3を+1する。この状態では、 となる。そして、描画カウンタ値“2”を付加した描画
リクエストB(2)を、通信サーバ6に送信する。
【0043】S30は、描画リクエストB(2)を受信
した通信サーバ6が、自身の描画カウンタ7を+1し、
下記のようになる。 そして、受信した描画リクエストB(2)の描画カウン
タ値“2”と比較して一致するので、S28の描画が昇
順と判明したので、他のクライアント(A)11のみ
に、通信サーバ6の描画カウント値“2”を付加した描
画リクエストB(2)を送信する(送信元のクライアン
ト(B)には送信しない)。
【0044】S31は、送信されてきた描画リクエスト
B(2)を受信したクライアント(A)11が、当該描
画リクエストBをもとにウィンドウ2上に描画すると共
に自身の描画カウンタ3に“2”をセットすると下記の
ようになる。
【0045】 ここで、S32は、S31の以前にクライアント(A)
11で描画操作Xが行われ、描画リクエストXが発生す
る。
【0046】S33は、クライアント(A)11が描画
リクエストXをもとにウィンドウ2に描画すると共に描
画カウンタ3を+1する。この状態では、 となる。そして、描画カウンタ値“2”を付加した描画
リクエストX(2)を、通信サーバ6に送信する。
【0047】S34は、描画リクエストX(2)を受信
した通信サーバ6が、自身の描画カウンタ7を+1し、
下記のようになる。 そして、受信した描画リクエストX(2)の描画カウン
タ値“2”と比較して一致しないので、S32の描画が
昇順でないと判明したので、送信元を含め全てのクライ
アント(A)11、クライアント(B)11に、通信サ
ーバ6の描画カウント値“3”を付加した描画リクエス
トX(3)を送信する。
【0048】S35は、送信されてきた描画リクエスト
X(3)を受信したクライアント(B)11が、当該描
画リクエストXをもとにウィンドウ2上に描画すると共
に自身の描画カウンタ3に“3”をセットすると下記の
ようになる。
【0049】 S36は、送信されてきた描画リクエストX(3)を受
信したクライアント(A)11が、当該描画リクエスト
Xをもとにウィンドウ2上に上書き描画すると共に自身
の描画カウンタ3に“3”をセットすると下記のように
なる。
【0050】 これは、 に等しいので、クライアント(B)11のウィンドウ2
の内容と一致することとなる。
【0051】以上によって、S28の描画操作Bに続け
てS32の描画操作Xが行われた場合、S32の描画操
作Xの描画リクエストXの描画に昇順がくずれても、S
34で送信元にも描画リクエストX(3)を送信し、上
書き描画することにより、結果として昇順に描画したこ
ととなり、ウィンドウ2に同一の内容を表示することが
可能となる。
【0052】図5は、本発明の描画例(その2)を示
す。これは、クライアント(A)のの描画リクエスト
xによるウィンドウ2への描画の昇順が崩れた場合に、
その昇順が正しく表示されるときの様子を示したもので
あって、図4のS28からS36の具体例を模式的に示
したものである。
【0053】ここで、 ・S28の描画操作bが○を描画 ・S32の描画操作xが□を描画 を続けて行い、S32の描画操作xの描画の昇順が崩れ
た場合に正しい昇順に描画される様子をイメージ的に表
したものである。
【0054】 描画操作bによる描画リクエストbに
よって○をクライアント(B)のウィンドウに描画す
る。 に続けて直ぐに描画操作xによる描画リクエスト
xによって□をクライアント(A)のウィンドウに描画
する(昇順に描画されていなくNG)。
【0055】 の描画リクエストbの送信を受けた
クライアント(A)がウィンドウに○を描画する。 の描画リクエストxの送信を受けたクライアント
(B)がウィンドウに□を描画する(昇順に描画されて
いるのでOK)。
【0056】 の描画リクエストxの送信を受けた
クライアント(A)がウィンドウに□を上書き描画する
(表示順に描画されてOKとなる)。 以上のように、ここでは、のときにクアインアト
(A)のウィンドウ上で一旦描画の昇順が崩れるが、
で再度、描画リクエストxを上書き描画して昇順を正し
くすることにより、結果として、とでウィンドウに
同一の描画を行なうことが可能となる。
【0057】図6は、本発明の描画例(その3)を示
す。これは、クライアント(A)のの描画リクエスト
xによるウィンドウ2への描画の昇順が崩れた場合に、
その昇順が正しく表示されるときの様子を示したもので
あって、図4のS28からS36の具体例を模式的に示
したものである。
【0058】ここで、 ・S28の描画操作bが○部分の消去描画 ・S32の描画操作xが■を描画 を続けて行い、S32の描画操作xの描画の昇順が崩れ
た場合に正しい昇順に描画される様子をイメージ的に表
したものである。
【0059】 描画操作bによる描画リクエストbに
よって○部分をクライアント(B)のウィンドウに消去
描画する。 に続けて直ぐに描画操作xによる描画リクエスト
xによって■をクライアント(A)のウィンドウに描画
する(昇順に描画されていなくNG)。
【0060】 の描画リクエストbの送信を受けた
クライアント(A)がウィンドウに○部分を消去描画す
る。 の描画リクエストxの送信を受けたクライアント
(B)がウィンドウに■を描画する(昇順に描画されて
いるのでOK)。
【0061】 の描画リクエストxの送信を受けた
クライアント(A)がウィンドウに■を上書き描画する
(昇順に上書き描画されてOKとなる)。 以上のように、ここでは、のときにクアインアト
(A)のウィンドウ上で一旦上書き描画の昇順が崩れる
が、で再度、描画リクエストxを消去描画して昇順を
正しくすることにより、結果として、とでウィンド
ウに同一の描画を行なうことが可能となる。
【0062】尚、上述した表示順制御において、対象と
する描画リクエストは、1回実行しても、2回以上実行
しても同じ結果が得られるものでなければならない。例
えばピクセル値を反転するような描画リクエストは実行
回数によって結果が異なってしまうので対象とならな
い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の端末1間でウィンドウ2を共有する場合に、端末
1およびサーバ6に描画カウンタ3、7を持ち、ウィン
ドウ2に描画時にこの描画カウンタ値をもとに昇順制御
を行う構成を採用しているため、ウィンドウ2の内容を
簡単な制御で同一に保持することができると共に、無駄
な送信を無くすことができる。更に、各端末1で描画操
作による描画リクエストが発生したときに即座にウィン
ドウ2に上書き描画した後、描画カウンタ3を+1した
描画カウンタ値を付加した描画リクエストを通信サーバ
6に送信し、他の端末1に送信してウィンドウ2に描画
しているため、描画操作時に迅速にウィンドウ2に描画
して表示し、描画レスポンスの向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の1実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の描画例(その1)である。
【図5】本発明の描画例(その2)である。
【図6】本発明の描画例(その3)である。
【符号の説明】
1:端末 11:クライアント 2:ウィンドウ 3、7:描画カウンタ 4:描画管理部 5:ネットワーク 6:サーバ 61:通信サーバ 8:送信先管理部 9、13:通信処理 12:描画処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/12 H04N 1/00 Z 7232−5C 7/15 7251−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバとネットワークを介して接続された
    複数の端末のウィンドウに同じ内容の表示を行う表示シ
    ステムにおける表示順制御方法において、 端末(1)で描画操作が行われたときに自身の端末
    (1)のウィンドウ(2)に描画し対応する描画リクエ
    ストをサーバ(6)に送信して、この描画リクエストを
    受信したサーバ(6)が他の端末(1)にその描画リク
    エストを送信して描画させ、 上記の描画操作より後に行われ、かつ、上記の描画操作
    に対応する描画リクエストがサーバ(6)より送信され
    る前に行われた他の端末(1)の描画操作については、
    サーバ(6)がこの描画操作に対応する描画リクエスト
    をその描画操作が行われた端末(1)にも送信して上書
    きさせることを特徴とする表示順制御方法。
  2. 【請求項2】サーバとネットワークを介して接続された
    複数の端末のウィンドウに同じ内容の表示を行う表示シ
    ステムにおいて、 複数の端末(1)のウィンドウ(2)の間で共通の描画
    操作の回数を示す描画カウンタを、複数の端末(1)お
    よびサーバ(6)に備えると共に、 端末(1)は、描画操作が行われた場合には、自身の端
    末(1)のウィンドウ(2)に描画すると共に上記描画
    カウンタの値を更新してこの描画カウンタの値を付加し
    た描画リクエストをサーバ(6)に送信し、描画リクエ
    ストをサーバ(6)より受信した場合には、この描画リ
    クエストに従い、端末(1)のウィンドウ(2)に描画
    すると共に上記描画カウンタの値をセットする描画管理
    部(4)を備え、 サーバ(6)は、端末(1)より描画リクエストを受信
    するとサーバ(6)が持つ描画カウンタを更新し、受信
    した描画リクエストに付加されている描画カウンタ値と
    サーバ(6)が持つ描画カウンタ値と比較した結果、同
    期が取れているときにはこの描画リクエストを送信した
    端末以外の端末(1)にその描画リクエストを送信し、
    一方、同期が取れていないときには全ての端末(1)に
    その描画リクエストを送信する送信先管理部(8)を備
    えたことを特徴とする表示シスム。
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