JPH063375B2 - フレツクスジヤイロスコ−プ - Google Patents

フレツクスジヤイロスコ−プ

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JPH063375B2
JPH063375B2 JP61080202A JP8020286A JPH063375B2 JP H063375 B2 JPH063375 B2 JP H063375B2 JP 61080202 A JP61080202 A JP 61080202A JP 8020286 A JP8020286 A JP 8020286A JP H063375 B2 JPH063375 B2 JP H063375B2
Authority
JP
Japan
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coil
rotor
ring
flex
gyro rotor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61080202A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62238411A (ja
Inventor
宗吉 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication of JPS62238411A publication Critical patent/JPS62238411A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明はフレックスジャイロスコープに関し、特に、消
費電流を増加させることなく、トルクを増大させるため
の新規な改良に関するものである。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種のフレックスジャイロスコ
ープとしては、種々の構成が提案され、採用されている
が、いずれの構成においても、そのトルカ機構は第3図
に示される構成が代表的なものであった。
すなわち、第3図において、符号1で示されるものは、
断面形状がほぼT字形をなす基部であり、この基部1の
中心部に形成された軸受部2に設けられた一対の軸受3
には、ロータ軸4が回転自在に設けられている。
前記ロータ軸4の下端には、断面コの字形をなすロータ
5が一体に回転可能に取付けられている。
前記基部1の保持部6の内周面には、前記ロータ5と対
応してステータ7が配設されており、このロータ5及び
ステータ7とにより、スピンモータ8を構成している。
前記ロータ軸4の上部には、柔軟性を有するヒンジ機構
9を介してジャイロロータ10が、一体状に取付けら
れ、ジャイロロータ10とロータ軸4とは一体に回転す
る構成である。
前記ジャイロロータ10の縁部には、リング状をなす保
持凹部11が形成され、この保持凹部11内の壁部12
には、リング状をなすリングマグネット13が取付けら
れている。さらに、前記基部1上には、断面が直線状を
なし、リング形に構成されたトルカコイル14が垂直状
に設けられ、このトルカコイル14の一対のコイル部1
4a及び14bのうち、一方のコイル部14aのみが前
記リングマグネット13と対応している。
従来のフレックスジャイロスコープは、前述したように
構成されており、以下に、その動作について説明する。
第3図の状態において、スピンモータ8を作動させる
と、ロータ軸4が高速で回転し、ヒンジ機構9を介して
ジャイロロータ10が高速で回転する。
前述の状態において、ジャイロロータ10に傾きが生じ
た場合、この傾斜状態がピックオフコイル(図示せず)
によって検出され、トルカコイル14に所要の制御電流
を印加することにより、ジャイロロータ10、リングマ
グネット13及びトルカコイル14には、矢印にて示す
磁束が作用し、ジャイロロータ10の所要の姿勢制御が
なされる。
c.考案が解決しようとする問題点 従来のフレックスジャイロスコープは、以上のように構
成されているため、トルカコイル14の一方のコイル部1
4aのみがリングマグネット13と対応しており、トル
クを増大させるためには、トルカコイル14に印加する
電流を増大させることにより達成していた。
しかしながら、トルカコイル14に印加する電流を増大
させると、トルカコイル14の発熱が大となり、この発
熱が他の部分に悪影響を及ぼし、極めて困難であった。
又、前述のような従来構成の構造においては、トルクを
増大させる場合、磁気材料又はリングマグネットを取付
けるジャイロロータ等による磁気回路上の制限が大であ
った。
本発明は、以上のような欠点を除去し、印加電流を増加
させることなく、トルクを増大することができるように
したフレックスジャイロスコープを得ることを目的とす
る。
d.問題点を解決するための手段 本発明によるフレックスジャイロスコープは、基部に設
けられたスピンモータと、前記スピンモータのロータ軸
にヒンジ機構を介して設けられたジャイロロータと、前
記ジャイロロータに設けられ、ラジアル方向に着磁され
た磁極部を有すると共に互いに異なる径よりなる二個の
リングマグネットと、前記基台上に取付けられ、前記各
リングマグネットと対応して配置されると共に、互いに
電流の向きの異なる一対のコイル部を有するトルカコイ
ルと、前記ジャイロロータに設けられ前記トルカコイル
の凹部内に位置する輪状突部とを備え、前記各リングマ
グネットが発生する磁束を横切るように、前記トルカコ
イルが配設されていると共に、前記トルカコイルは断面
形状がほぼU字状をなすと共に全体形状がリング形をな
す構成である。
e.作用 本発明によるフレックスジャイロスコープにおいては、
トルカコイルにおける互いに電流の向きが異なる一対の
コイル部が、一対のリングマグネットの磁束を横切る方
向に配設されているため、従来の1個のコイル部による
トルクと比較すると、トルカコイルへの印加電流を増加
することなく、2倍のトルクを得ることができる。
f.実施例 以下、図面と共に本発明によるフレックスジャイロスコ
ープの好適な実施例について、詳細に説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を
用いて説明する。
第1図及び第2図は、本発明によるフレックスジャイロ
スコープを示すためのもので、図において、符号1で示
されるものは、断面形状がほぼT字形をなす基部であ
り、この基部1の中心部に形成された軸受部2に設けら
れた一対の軸受3には、ロータ軸4が回転自在に設けら
れている。
前記ロータ軸4の下端には、断面コの字形をなすロータ
5が一体に回転可能に取付けられている。
前記基部1の保持部6の内周面には、前記ロータ5と対
応してステータ7が配設されており、このロータ5及び
ステータ7とにより、スピンモータ8を構成している。
前記ロータ軸4の上部には、柔軟性を有するヒンジ機構
9を介して磁性体よりなるジャイロロータ10が、一体
状に取付けられ、ジャイロータ10とロータ軸4とは一
体に回転する構成である。
前記ジャイロロータ10の縁部には、リング状をなすと
共に、互いに径の異なる一対の第1及び第2保持凹部1
1及び11aが形成され、これらの保持凹部11及び1
1aの壁部12には、互いに径の異なる一対の第1及び
第2リングマグネット13及び13aが取付けられてい
る。
さらに、前記基部1上には、図面に示されるように、断
面がほぼU字状をなし、リング形よりなる4個のトルカ
コイル14が設けられ、このトルカコイル14の一対の
コイル部14a及び14bは、各々、各保持凹部11及
び11a内における第1及び第2リングマグネット13
及び13aに対応して配設されている。
また、前記ジャイロロータ10には、前記壁部12の内
側位置に形成された輪状突部10Aが前記トルカコイル
14の凹部14Aに位置している。
前述の各リングマグネット13及び13aには、ラジア
ル方向に着磁が形成されていると共に、前述の各コイル
部14a及び14bを流れる電流の方向は、互いに逆方
向となるように構成されている。
本発明によるフレックスジャイロスコープは、前述した
ように構成されており、以下に、その動作について説明
する。
第1図の状態において、スピンモータ8を作動させる
と、ロータ軸4が高速で回転し、ヒンジ機構9を介して
ジャイロロータ10が高速で回転する。
前述の状態において、ジャイロロータ10に傾きが生じ
た場合、この傾斜状態がピックオフコイル(図示せず)
によって検出され、トルカコイル14に所要の制御電流
を印加することにより、ジャイロロータ10、リングマ
グネット13及びトルカコイル14には、矢印にて示す
磁束が作用し、ジャイロロータ10の所要の姿勢制御が
なされる。
前述の場合、トルカコイル14の第1コイル部14aと
第2コイル部14bとは、各々、電流の向きが逆であ
り、かつ、各リングマグネット13及び13aにおける
磁束の向きも、矢印A及びBで示される方向となるよう
に着磁されているため、トルカコイル14に電流を流す
と、フレミングの左手の法則に基づき、ジャイロロータ
10には、ロータ4を基準とする回転トルクを発生す
る。
従って、1個のトルカコイル14の2ケ所のコイル部1
4aと14bにおいてトルクを発生するため、従来のト
ルカ構造と比較すると、極めて大きいトルクを発生する
ことができる。
g.発明の効果 本発明によるフレックスジャイロスコープは以上のよう
な構成と作用とを備えているため、トルカコイルにおけ
る各電流の向きが異なる一対のコイル部が、ジャイロロ
ータに取付けた各リングマグネットの発生する磁束を横
切るので、従来のトルカ機構と比較すると、同一の電流
によって発生するトルクを著るしく増大させることがで
きる。
従って、消費電流の増大を要することなく、大トルクを
有するトルカ機構を得ることができ、極めて高性能のフ
レックスジャイロスコープを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明によるフレックスジャイロ
スコープを示すためのもので、第1図は断面図、第2図
は第1図のトルカコイルを示す斜視図、第3図は従来構
成を示す断面図である。 1は基部、4はロータ軸、5はロータ、7はステータ、
8はスピンモータ、9はヒンジ機構、10はジャイロロ
ータ、13及び13aはリングマグネット、14はトル
カコイル、14a及び14bはコイル部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部(1)に設けられたスピンモータ(8)と、
    前記スピンモータ(8)のロータ軸(4)にヒンジ機構(9)を
    介して設けられたジャイロロータ(10)と、前記ジャイロ
    ロータ(10)に設けられ、ラジアル方向に着磁された磁極
    部を有すると共に互いに異なる径よりなる二個のリング
    マグネット(13),(13a)と、前記基台(1)上に取付けら
    れ、前記各リングマグネット(13),(13a)と対応して配置
    されると共に、互いに電流の向きの異なる一対のコイル
    部(14a),(14b)を有するトルカコイル(14)と、前記ジャ
    イロロータ(10)に設けられ前記トルカコイル(14)の凹部
    (14A)内に位置する輪状突部(10A)とを備え、前記各リン
    グマグネット(13),(13a)が発生する磁束を横切るよう
    に、前記トルカコイル(14)が配設されていると共に、前
    記トルカコイル(14)は断面形状がほぼU字状をなすと共
    に全体形状がリング形をなすことを特徴とするフレック
    スジャイロスコープ。
JP61080202A 1986-04-09 1986-04-09 フレツクスジヤイロスコ−プ Expired - Lifetime JPH063375B2 (ja)

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JP61080202A JPH063375B2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09 フレツクスジヤイロスコ−プ

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JP61080202A JPH063375B2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09 フレツクスジヤイロスコ−プ

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Publication Number Publication Date
JPS62238411A JPS62238411A (ja) 1987-10-19
JPH063375B2 true JPH063375B2 (ja) 1994-01-12

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ID=13711797

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JP61080202A Expired - Lifetime JPH063375B2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09 フレツクスジヤイロスコ−プ

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Families Citing this family (5)

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JPS6431014A (en) * 1987-07-28 1989-02-01 Mitsubishi Precision Co Ltd Tuned dry gyro equipped with orthogonality compensating torquer
JPH01126522U (ja) * 1988-02-24 1989-08-29
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JPS5884517U (ja) * 1981-12-03 1983-06-08 三菱電機株式会社 フリ−ジヤイロ

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JPS62238411A (ja) 1987-10-19

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