JPH0633758A - 電磁バルブ駆動機構の冷却装置 - Google Patents
電磁バルブ駆動機構の冷却装置Info
- Publication number
- JPH0633758A JPH0633758A JP4207559A JP20755992A JPH0633758A JP H0633758 A JPH0633758 A JP H0633758A JP 4207559 A JP4207559 A JP 4207559A JP 20755992 A JP20755992 A JP 20755992A JP H0633758 A JPH0633758 A JP H0633758A
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- JP
- Japan
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- intake
- electromagnetic
- air
- outside air
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L9/00—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
- F01L9/20—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2810/00—Arrangements solving specific problems in relation with valve gears
- F01L2810/01—Cooling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電磁バルブを駆動する電磁機構の銅損や鉄損な
どによる温度上昇を、エンジンの吸気流路に電磁機構を
配置することにより空気に触れさせて冷却する。 【構成】吸気バルブ１や排気バルブ２を駆動する電磁機
構３０，４０を空気入口５１、空気出口５２を備えたケ
ース５に収納してカバー６にて覆うとともに、外気取入
口６１からの外気を空気流路６２を介してケース５の内
部に導いて電磁機構３０，４０を冷却させた後、空気流
路６３により各シリンダの吸気通路１３を介して燃焼用
空気とする。
どによる温度上昇を、エンジンの吸気流路に電磁機構を
配置することにより空気に触れさせて冷却する。 【構成】吸気バルブ１や排気バルブ２を駆動する電磁機
構３０，４０を空気入口５１、空気出口５２を備えたケ
ース５に収納してカバー６にて覆うとともに、外気取入
口６１からの外気を空気流路６２を介してケース５の内
部に導いて電磁機構３０，４０を冷却させた後、空気流
路６３により各シリンダの吸気通路１３を介して燃焼用
空気とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は吸排気バルブを開閉駆動
する電磁バルブ駆動機構の冷却装置に関する。
する電磁バルブ駆動機構の冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの吸排気バルブの開閉をカムシ
ャフトやリンク機構によらずに電磁機構を用いて駆動す
る電磁駆動バルブが試みられて、機械的な駆動の場合の
バルブ開閉の自由度が改善されている。
ャフトやリンク機構によらずに電磁機構を用いて駆動す
る電磁駆動バルブが試みられて、機械的な駆動の場合の
バルブ開閉の自由度が改善されている。
【０００３】そして、この種の電磁バルブの駆動機構は
燃焼熱を受けるバルブや電磁機構の鉄損、銅損などによ
りその温度上昇が免れられないが、本出願人はバルブシ
ャフトの近傍に冷媒通路を設け、冷却剤を通じて冷却す
るバルブの駆動装置を提案し、特開平２−２９１４１３
号公報に示されている。
燃焼熱を受けるバルブや電磁機構の鉄損、銅損などによ
りその温度上昇が免れられないが、本出願人はバルブシ
ャフトの近傍に冷媒通路を設け、冷却剤を通じて冷却す
るバルブの駆動装置を提案し、特開平２−２９１４１３
号公報に示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の公開公報に示さ
れた提案では冷媒通路が電磁機構に対してエンジン側の
ため、バルブは冷却されるが遠隔の電磁機構の冷却は十
分でないという不都合がある。
れた提案では冷媒通路が電磁機構に対してエンジン側の
ため、バルブは冷却されるが遠隔の電磁機構の冷却は十
分でないという不都合がある。
【０００５】また一方、駆動機構は磁気回路のギャップ
や通電制御のブラシなどがあるため、潤滑油による直接
冷却が行えない問題がある。
や通電制御のブラシなどがあるため、潤滑油による直接
冷却が行えない問題がある。
【０００６】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は電磁駆動バルブの駆動機構をエ
ンジンの吸気通路とすることにより吸気によって十分に
冷却しようとする電磁バルブ駆動機構の冷却装置を提供
することにある。
ものであり、その目的は電磁駆動バルブの駆動機構をエ
ンジンの吸気通路とすることにより吸気によって十分に
冷却しようとする電磁バルブ駆動機構の冷却装置を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、電磁力によりエンジンの吸排気バ
ルブを駆動する電磁機構の損失や燃焼熱による温度上昇
を防止する電磁バルブ駆動機構の冷却装置において、前
記電磁機構をエンジンの吸気の流路に配置するととも
に、該吸気を電磁機構に接触せしめる冷却手段を設けた
電磁バルブ駆動機構の冷却装置が提供される。
めに本発明によれば、電磁力によりエンジンの吸排気バ
ルブを駆動する電磁機構の損失や燃焼熱による温度上昇
を防止する電磁バルブ駆動機構の冷却装置において、前
記電磁機構をエンジンの吸気の流路に配置するととも
に、該吸気を電磁機構に接触せしめる冷却手段を設けた
電磁バルブ駆動機構の冷却装置が提供される。
【０００８】
【作用】エンジンの吸気の吸入流路に電磁バルブの電磁
機構を配置し、吸入した外気を電磁機構に触れさせるの
で、電磁機構の冷却が行える。
機構を配置し、吸入した外気を電磁機構に触れさせるの
で、電磁機構の冷却が行える。
【０００９】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１０】図１は本発明にかかる電磁バルブ駆動機構
の冷却装置の一実施例を示す上面図と縦断面図で、図２
は本実施例を側面からみた説明図である。
の冷却装置の一実施例を示す上面図と縦断面図で、図２
は本実施例を側面からみた説明図である。
【００１１】これらの図面におて、１は吸気バルブ、２
は排気バルブで、シリンダの吸気口、排気口を開閉制御
するものであり、その駆動は上方に配置された可動線輪
型電磁機構３０と、可動鉄片型電磁機構４０との組合わ
せにより行われる。
は排気バルブで、シリンダの吸気口、排気口を開閉制御
するものであり、その駆動は上方に配置された可動線輪
型電磁機構３０と、可動鉄片型電磁機構４０との組合わ
せにより行われる。
【００１２】そして、本実施例では吸排気バルブ１およ
び排気バルブ２を駆動する可動線輪型電磁機構３０と可
動鉄片型電磁機構４０とは同一の組合わせの電磁機構を
用いたので、その説明は吸気バルブ１用の電磁機構につ
いて次に記述する。
び排気バルブ２を駆動する可動線輪型電磁機構３０と可
動鉄片型電磁機構４０とは同一の組合わせの電磁機構を
用いたので、その説明は吸気バルブ１用の電磁機構につ
いて次に記述する。
【００１３】可動線輪型電磁機構３０は可動線輪３１、
上下の界磁３２，３３を有するもので、ブラシ３４を介
して可動線輪３１に通電されると、磁石により励磁され
た上下の界磁３２，３３のそれぞれの空隙に配置された
可動線輪３１が上方または下方に推力を生じ、バルブス
テム１１を介して吸気バルブ１に推力を伝達する。
上下の界磁３２，３３を有するもので、ブラシ３４を介
して可動線輪３１に通電されると、磁石により励磁され
た上下の界磁３２，３３のそれぞれの空隙に配置された
可動線輪３１が上方または下方に推力を生じ、バルブス
テム１１を介して吸気バルブ１に推力を伝達する。
【００１４】可動鉄片型電磁機構４０はバルブステム１
１に係着された可動鉄片４１と、該可動鉄片４１を吸着
する電磁石４２とを備え、電磁石４２への通電による吸
引力により強力に可動鉄片４１を吸引し、初期駆動力を
吸気バルブ１に与えて前記の可動線輪３１の推力ととも
に下方に駆動して開弁させるものである。
１に係着された可動鉄片４１と、該可動鉄片４１を吸着
する電磁石４２とを備え、電磁石４２への通電による吸
引力により強力に可動鉄片４１を吸引し、初期駆動力を
吸気バルブ１に与えて前記の可動線輪３１の推力ととも
に下方に駆動して開弁させるものである。
【００１５】そして、このような可動線輪型電磁機構３
０と可動鉄片型電磁機構４０とはケース５に収納されて
シリンダヘッド１０の上部に配置され、ケース５の下方
に設けられた空気入口５１からその斜め上方の空気出口
５２に至る循環する空気に触れて、それぞれの電磁機構
３０，４０の銅損や鉄損による温度上昇が空冷されるよ
うに構成されている。
０と可動鉄片型電磁機構４０とはケース５に収納されて
シリンダヘッド１０の上部に配置され、ケース５の下方
に設けられた空気入口５１からその斜め上方の空気出口
５２に至る循環する空気に触れて、それぞれの電磁機構
３０，４０の銅損や鉄損による温度上昇が空冷されるよ
うに構成されている。
【００１６】図示の６はカバーであり、複数のシリンダ
に対するそれぞれの上部のケース５を覆うとともに、外
気取入口６１から吸入した空気をそれぞれのケース５の
空気入口５１に導く外気ダクトとなる空気流路６２や、
循環後の空気出口５２から出る空気をそれぞれのシリン
ダ毎の吸気通路１３に導く吸気ダクトとなる空気流路６
３などが備えられている。したがって、外気取入口６１
から取入れられた空気はカバー６の各空気流路やケース
５により、それぞれの電磁機構３０，４０の間を通過し
た後、エンジンの吸気となるように構成されている。
に対するそれぞれの上部のケース５を覆うとともに、外
気取入口６１から吸入した空気をそれぞれのケース５の
空気入口５１に導く外気ダクトとなる空気流路６２や、
循環後の空気出口５２から出る空気をそれぞれのシリン
ダ毎の吸気通路１３に導く吸気ダクトとなる空気流路６
３などが備えられている。したがって、外気取入口６１
から取入れられた空気はカバー６の各空気流路やケース
５により、それぞれの電磁機構３０，４０の間を通過し
た後、エンジンの吸気となるように構成されている。
【００１７】つぎにこのように構成された本実施例の作
動を説明すると、エンジンの運転に際し外気取入口６１
から吸入された空気はシリンダの吸気通路１３に達する
間に、カバー６の空気流路６１を介してケース５の空気
入口５１に導かれ、ケース５の内部に送気される。
動を説明すると、エンジンの運転に際し外気取入口６１
から吸入された空気はシリンダの吸気通路１３に達する
間に、カバー６の空気流路６１を介してケース５の空気
入口５１に導かれ、ケース５の内部に送気される。
【００１８】ケース５の内部には可動線輪型電磁機構３
０と可動鉄片型電磁機構４０とが収納されているため、
これらの電磁機構の各部に触れたり空隙の間を通り、空
気流路６２により各シリンダの吸気通路１３を介し吸気
バルブ１の制御によってシリンダ内に導かれて燃焼用空
気となる。
０と可動鉄片型電磁機構４０とが収納されているため、
これらの電磁機構の各部に触れたり空隙の間を通り、空
気流路６２により各シリンダの吸気通路１３を介し吸気
バルブ１の制御によってシリンダ内に導かれて燃焼用空
気となる。
【００１９】したがって、吸気バルブ１や排気バルブ２
を駆動する各電磁機構３０，４０が銅損や鉄損などによ
り発熱しても、通過する吸気により冷却されて温度上昇
が防止できることになる。
を駆動する各電磁機構３０，４０が銅損や鉄損などによ
り発熱しても、通過する吸気により冷却されて温度上昇
が防止できることになる。
【００２０】なお、図１にて破線で示す７は冷却機で、
吸入空気を冷却するものであり、該冷却機により冷却さ
れた空気が各電磁機構３０，４０の部分を通過すること
によりこれらの電磁機構３０，４０の温度上昇がさらに
抑えられることになる。
吸入空気を冷却するものであり、該冷却機により冷却さ
れた空気が各電磁機構３０，４０の部分を通過すること
によりこれらの電磁機構３０，４０の温度上昇がさらに
抑えられることになる。
【００２１】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除
するものではない。
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除
するものではない。
【００２２】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
エンジンの吸気の流路に電磁バルブを駆動する電磁機構
を配置し、該電磁機構に吸気を接触させるので、電磁機
構の作動により生ずる銅損、鉄損による発熱や、燃焼熱
の影響を受ける電磁機構の温度上昇が抑えられ、その性
能劣化が防止される効果が得られる。
エンジンの吸気の流路に電磁バルブを駆動する電磁機構
を配置し、該電磁機構に吸気を接触させるので、電磁機
構の作動により生ずる銅損、鉄損による発熱や、燃焼熱
の影響を受ける電磁機構の温度上昇が抑えられ、その性
能劣化が防止される効果が得られる。
【００２３】また本発明では、電磁機構に至る吸気の流
路に冷却機を設けたので、冷気が電磁機構に当って冷却
効果が増大する利点が生ずる。
路に冷却機を設けたので、冷気が電磁機構に当って冷却
効果が増大する利点が生ずる。
【００２４】なお本発明では空気を冷媒とするため、磁
気回路のギャップや通電制御のブラシなどに対しても潤
滑油のような弊害が生ずる虞がない。
気回路のギャップや通電制御のブラシなどに対しても潤
滑油のような弊害が生ずる虞がない。
【図１】本発明にかかる電磁バルブ駆動機構の冷却装置
の一実施例の上面図と縦断面図である。
の一実施例の上面図と縦断面図である。
【図２】本実施例を側面からみた説明図である。
１…吸気バルブ ２…排気バルブ ５…ケース ６…カバー ７…冷却機 １３…吸気通路 ３０…可動線輪型電磁機構 ４０…可動鉄線片型電磁機構 ６１…外気取入口 ６２…空気流路 ６３…空気流路
Claims (3)
- 【請求項１】電磁力によりエンジンの吸排気バルブを駆
動する電磁機構の損失や燃焼熱による温度上昇を防止す
る電磁バルブ駆動機構の冷却装置において、前記電磁機
構をエンジンの吸気の流路に配置するとともに、該吸気
を電磁機構に接触せしめる冷却手段を設けたことを特徴
とする電磁バルブ駆動機構の冷却装置。 - 【請求項２】前記冷却手段は電磁機構が収納されるケー
スと、該ケースに外気取入口からの外気を導く外気ダク
トと、該ケースからエンジンの吸気通路に導く吸気ダク
トとを備えたことを特徴とする請求項１記載の電磁バル
ブ駆動機構の冷却装置。 - 【請求項３】前記の外気取入口と外気ダクトの間に外気
を冷却する冷却機を配置したことを特徴とする請求項１
記載の電磁バルブ駆動機構の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4207559A JPH0633758A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電磁バルブ駆動機構の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4207559A JPH0633758A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電磁バルブ駆動機構の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633758A true JPH0633758A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16541746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4207559A Pending JPH0633758A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電磁バルブ駆動機構の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633758A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1557551A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-27 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Internal combustion engine for vehicle |
| FR3047271A1 (fr) * | 2016-01-28 | 2017-08-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion interne a actionneur electromagnetique refroidi |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4207559A patent/JPH0633758A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1557551A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-27 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Internal combustion engine for vehicle |
| US7222595B2 (en) | 2004-01-20 | 2007-05-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine for vehicle |
| FR3047271A1 (fr) * | 2016-01-28 | 2017-08-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion interne a actionneur electromagnetique refroidi |
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