JPH0633756B2 - エンジンの暖機促進装置 - Google Patents
エンジンの暖機促進装置Info
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- JPH0633756B2 JPH0633756B2 JP59107073A JP10707384A JPH0633756B2 JP H0633756 B2 JPH0633756 B2 JP H0633756B2 JP 59107073 A JP59107073 A JP 59107073A JP 10707384 A JP10707384 A JP 10707384A JP H0633756 B2 JPH0633756 B2 JP H0633756B2
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- JP
- Japan
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- heater
- cooling water
- engine
- warm
- passage
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N19/00—Starting aids for combustion engines, not otherwise provided for
- F02N19/02—Aiding engine start by thermal means, e.g. using lighted wicks
- F02N19/04—Aiding engine start by thermal means, e.g. using lighted wicks by heating of fluids used in engines
- F02N19/10—Aiding engine start by thermal means, e.g. using lighted wicks by heating of fluids used in engines by heating of engine coolants
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/14—Indicating devices; Other safety devices
- F01P2011/205—Indicating devices; Other safety devices using heat-accumulators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属水素化物(以下MHと記す)の水素吸蔵
時の発熱を利用したエンジンの暖機促進装置に関するも
のである。
時の発熱を利用したエンジンの暖機促進装置に関するも
のである。
一般に、エンジンの始動時には冷却水が所定温度になる
よう暖機運転をするが、この暖機運転はできるだけ短時
間で終了するのが望ましい。そこで従来、この暖機時間
を短縮するための暖機促進装置が種々考案されており、
この暖機促進装置の1例として、従来、特開昭53-13134
2 号公報に記載されているように、排気ガスで冷却水を
加熱して暖機を促進させるものがあった。しかしなが
ら、エンジン始動時においては排気ガス温度が低いた
め、エンジン始動後短時間で冷却水温を上昇させるのは
困難であり、結局上記従来装置では暖機促進はそれほど
図れないものであった。
よう暖機運転をするが、この暖機運転はできるだけ短時
間で終了するのが望ましい。そこで従来、この暖機時間
を短縮するための暖機促進装置が種々考案されており、
この暖機促進装置の1例として、従来、特開昭53-13134
2 号公報に記載されているように、排気ガスで冷却水を
加熱して暖機を促進させるものがあった。しかしなが
ら、エンジン始動時においては排気ガス温度が低いた
め、エンジン始動後短時間で冷却水温を上昇させるのは
困難であり、結局上記従来装置では暖機促進はそれほど
図れないものであった。
本発明は、上記のような従来の状況においてなされたも
ので、エンジンの低温始動時に短時間で冷却水を加熱で
き、暖機を大きく促進できるエンジンの暖機促進装置を
提供することを目的としている。
ので、エンジンの低温始動時に短時間で冷却水を加熱で
き、暖機を大きく促進できるエンジンの暖機促進装置を
提供することを目的としている。
本発明者は、近年開発されたMHの水素ガスの吸蔵時に
発熱するという特性に着目したものであり、即ち、本発
明は、エンジンの暖機促進装置において、ラジエータを
バイパスするバイパス水路にMHを内蔵した加熱器を設
け、該加熱器に第1の連通路により貯蔵器の一端側を連
結するとともに、第2の連通路により貯蔵器の他端側を
上記加熱器と連結し、さらにその際上記貯蔵器を上記ラ
ジエータと並設するように配置し、またさらに上記第1
及び第2の連通路に第1及び第2の開閉弁を設けたもの
であり、これによりエンジンの低温時始動時に上記第1
の開閉弁のみを開いて水素を貯蔵器から加熱器に移動さ
せてMHを吸蔵させ、この際の該MHの発熱作用により
冷却水を加熱する一方、暖器終了後には上記第2の開閉
弁のみを開いて水素を上記加熱器から貯蔵器に移動させ
てMHの再生を行うようにしたものである。
発熱するという特性に着目したものであり、即ち、本発
明は、エンジンの暖機促進装置において、ラジエータを
バイパスするバイパス水路にMHを内蔵した加熱器を設
け、該加熱器に第1の連通路により貯蔵器の一端側を連
結するとともに、第2の連通路により貯蔵器の他端側を
上記加熱器と連結し、さらにその際上記貯蔵器を上記ラ
ジエータと並設するように配置し、またさらに上記第1
及び第2の連通路に第1及び第2の開閉弁を設けたもの
であり、これによりエンジンの低温時始動時に上記第1
の開閉弁のみを開いて水素を貯蔵器から加熱器に移動さ
せてMHを吸蔵させ、この際の該MHの発熱作用により
冷却水を加熱する一方、暖器終了後には上記第2の開閉
弁のみを開いて水素を上記加熱器から貯蔵器に移動させ
てMHの再生を行うようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示し、図において、1
はエンジン、2は冷却水を所定温度に保持するためのラ
ジエータ、3は該ラジエータ2に送風するための電動フ
ァンであり、上記エンジン1とラジエータ2とは、両者
間で冷却水を循環せしめるための主冷却水路4により連
通されている。この主冷却水路4の途中にはサーモ弁
5,ウォータポンプ6が設けられ、該サーモ弁5とウォ
ータポンプ6の上流側間には、冷却水をラジエータ2を
バイパスして循環せしめるためのバイパス水路7が設け
られており、上記サーモ弁5は冷却水を主冷却水路4と
バイパス水路7とのいずれかに切替えて流すためのもの
である。
はエンジン、2は冷却水を所定温度に保持するためのラ
ジエータ、3は該ラジエータ2に送風するための電動フ
ァンであり、上記エンジン1とラジエータ2とは、両者
間で冷却水を循環せしめるための主冷却水路4により連
通されている。この主冷却水路4の途中にはサーモ弁
5,ウォータポンプ6が設けられ、該サーモ弁5とウォ
ータポンプ6の上流側間には、冷却水をラジエータ2を
バイパスして循環せしめるためのバイパス水路7が設け
られており、上記サーモ弁5は冷却水を主冷却水路4と
バイパス水路7とのいずれかに切替えて流すためのもの
である。
そして上記バイパス水路7には、加熱器8が該水路7内
の冷却水と熱交換可能に設けられており、該加熱器8は
暖機時に冷却水を加熱するためのものである。そして上
記加熱器8内には第1MH8aが充填されており、該M
H8aは高温解離型MHであり、これは水素ガスの吸蔵
時に発熱し、また高温時には水素ガスの放出量が大きい
特性を有する。
の冷却水と熱交換可能に設けられており、該加熱器8は
暖機時に冷却水を加熱するためのものである。そして上
記加熱器8内には第1MH8aが充填されており、該M
H8aは高温解離型MHであり、これは水素ガスの吸蔵
時に発熱し、また高温時には水素ガスの放出量が大きい
特性を有する。
また、上記ラジエータ2には貯蔵器9が設けられてお
り、該貯蔵器9は暖機時に水素ガスを上記加熱器8内に
供給し、かつ暖機終了後上記加熱器8からの水素ガスを
貯蔵するためのものである。そして上記貯蔵器9内には
第2MH9aが充填されており、該MH9aは低温解離
型MHであり、これは低温時において水素ガスを容易に
放出する特性を有する。
り、該貯蔵器9は暖機時に水素ガスを上記加熱器8内に
供給し、かつ暖機終了後上記加熱器8からの水素ガスを
貯蔵するためのものである。そして上記貯蔵器9内には
第2MH9aが充填されており、該MH9aは低温解離
型MHであり、これは低温時において水素ガスを容易に
放出する特性を有する。
そして、上記加熱器8と貯蔵器9とは連通路10により
連通されており、該連通路10には第1,第2開閉弁1
1,12が設けられており、該第1開閉弁11は水素ガ
スを貯蔵器9から加熱器8に移動せしめるためのもので
あり、第2開閉弁12は上記と逆方向に水素を移動せし
めるためのものである。
連通されており、該連通路10には第1,第2開閉弁1
1,12が設けられており、該第1開閉弁11は水素ガ
スを貯蔵器9から加熱器8に移動せしめるためのもので
あり、第2開閉弁12は上記と逆方向に水素を移動せし
めるためのものである。
また、図示していないが本実施例ではコントロールユニ
ットが設けられており、これは上記加熱器8,貯蔵器9
に設けられた圧力センサ(図示せず)の出力を受けて上
記第1,第2開閉弁11,12を開閉制御するためのも
のである。
ットが設けられており、これは上記加熱器8,貯蔵器9
に設けられた圧力センサ(図示せず)の出力を受けて上
記第1,第2開閉弁11,12を開閉制御するためのも
のである。
次に作用効果について説明する。
エンジン1を始動する際には、冷却水温が低いためサー
モ弁5はバイパス水路7側に切替わっており、また第
1,第2開閉弁11,12は閉じ、水素ガス圧力は貯蔵
器9内の方が加熱器8内より高くなっている。
モ弁5はバイパス水路7側に切替わっており、また第
1,第2開閉弁11,12は閉じ、水素ガス圧力は貯蔵
器9内の方が加熱器8内より高くなっている。
まず、冷却水を加熱する場合は、エンジン1を始動する
とコントロールユニットの制御信号により第1開閉弁1
1が開く。すると冷却水がバイパス水路7を通って循環
され、また貯蔵器9内の水素ガスが加熱器8内に移動し
て第1MH8aに吸蔵され、これにより該第1MH8a
が発熱して冷却水を加熱し、該冷却水は短時間で昇温
し、冷却水温が所定温度になれば上記第1開閉弁11が
閉じて冷却水の加熱は終了する。
とコントロールユニットの制御信号により第1開閉弁1
1が開く。すると冷却水がバイパス水路7を通って循環
され、また貯蔵器9内の水素ガスが加熱器8内に移動し
て第1MH8aに吸蔵され、これにより該第1MH8a
が発熱して冷却水を加熱し、該冷却水は短時間で昇温
し、冷却水温が所定温度になれば上記第1開閉弁11が
閉じて冷却水の加熱は終了する。
次に上記加熱器8内の第1MH8aの再生について説明
すれば、冷却水が所定温度になってエンジン1の暖機が
終了すると、今度は加熱器8内の第1MH8aは冷却水
により外方から加熱されることとなり、そのため上記第
1MH8aは上記暖機時に吸蔵した水素を放出して水素
ガス圧が所定値以上となり、また貯蔵器9は電動ファン
3により冷却されており、そのため該貯蔵器9内の第2
MH9aの温度はあまり上昇しない。この状態でコント
ロールユニットからの制御信号により第2開閉弁12が
開くと、上記加熱器8の第1MH8aから放出された水
素ガスは、貯蔵器9内に移動して第2MH9aに吸蔵さ
れる。そして貯蔵器9内の水素ガス圧が所定値になると
第2開閉弁12が閉じ、これにより第1MH8aの再生
される動作が終了する。
すれば、冷却水が所定温度になってエンジン1の暖機が
終了すると、今度は加熱器8内の第1MH8aは冷却水
により外方から加熱されることとなり、そのため上記第
1MH8aは上記暖機時に吸蔵した水素を放出して水素
ガス圧が所定値以上となり、また貯蔵器9は電動ファン
3により冷却されており、そのため該貯蔵器9内の第2
MH9aの温度はあまり上昇しない。この状態でコント
ロールユニットからの制御信号により第2開閉弁12が
開くと、上記加熱器8の第1MH8aから放出された水
素ガスは、貯蔵器9内に移動して第2MH9aに吸蔵さ
れる。そして貯蔵器9内の水素ガス圧が所定値になると
第2開閉弁12が閉じ、これにより第1MH8aの再生
される動作が終了する。
このように本実施例では、暖機時には、冷却水を第1M
H8aの発熱により加熱するようにしたので暖機時間を
短縮でき、暖機が終了すると第1MH8aから放出され
た水素ガスを第2MH9aに吸蔵させるようにしたので
第1MH8aを再生でき、またこの際2MH9aを既存
の電動ファン3を用いて冷却するようにしたので、該第
2MH9aの水素ガス圧の上昇を防止して吸蔵性能を向
上させ、上記再生に要する時間を短縮させることができ
る。
H8aの発熱により加熱するようにしたので暖機時間を
短縮でき、暖機が終了すると第1MH8aから放出され
た水素ガスを第2MH9aに吸蔵させるようにしたので
第1MH8aを再生でき、またこの際2MH9aを既存
の電動ファン3を用いて冷却するようにしたので、該第
2MH9aの水素ガス圧の上昇を防止して吸蔵性能を向
上させ、上記再生に要する時間を短縮させることができ
る。
次に上記実施例装置を用いて行なった暖機実験について
説明する。
説明する。
I 実験条件 (1) 冷却水量:3(全水量) (2) 冷却水温度:−25℃(暖機開始時) (3) 第1MH8a:(LaNi5H6.0):10kg (4) 第2MH9a:(TiCr1.8H2.6):10kg II 実験結果 冷却水温度は暖機開始後1分で約10℃,2分で約20
℃まで上昇した。このように本実験例では暖機時間2分
で水温を約45℃上昇させることができ、上記実施例装
置は暖機時間を大きく短縮することがわかる。
℃まで上昇した。このように本実験例では暖機時間2分
で水温を約45℃上昇させることができ、上記実施例装
置は暖機時間を大きく短縮することがわかる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す。
上記第1の実施例では、冷却水だけを加熱して暖機の促
進を図るようにしたが、本第2の実施例は、さらにエン
ジンオイルをも加熱することによりさらに暖機の促進が
できるようにしたものである。
進を図るようにしたが、本第2の実施例は、さらにエン
ジンオイルをも加熱することによりさらに暖機の促進が
できるようにしたものである。
図において第1図と同一符号は同一部分を示し、13は
エンジン1のクランクケース内に配設されたオイル加熱
器であり、該オイル加熱器13内には上記第1MHz8
aと同じ特性を有する第3MH13aが充填されてい
る。また上記オイル加熱器13は第2連通路14により
上記貯蔵器9に連通されており、該連通路14は第3,
第4開閉弁15,16が設けられている。
エンジン1のクランクケース内に配設されたオイル加熱
器であり、該オイル加熱器13内には上記第1MHz8
aと同じ特性を有する第3MH13aが充填されてい
る。また上記オイル加熱器13は第2連通路14により
上記貯蔵器9に連通されており、該連通路14は第3,
第4開閉弁15,16が設けられている。
この第2の実施例において暖機を行なう場合は、エンジ
ン1を始動すると、第1,第3開閉弁11,15が開
く。すると上記第1の実施例と同様に冷却水が加熱器8
により加熱され、さらに水素ガスが貯蔵器9からオイル
加熱器13内の第3MH13aにも供給されて該第3M
H13aが発熱し、これによりエンジンオイルも加熱さ
れ、その結果、エンジン1の暖機をさらに短時間に行な
うことができる。
ン1を始動すると、第1,第3開閉弁11,15が開
く。すると上記第1の実施例と同様に冷却水が加熱器8
により加熱され、さらに水素ガスが貯蔵器9からオイル
加熱器13内の第3MH13aにも供給されて該第3M
H13aが発熱し、これによりエンジンオイルも加熱さ
れ、その結果、エンジン1の暖機をさらに短時間に行な
うことができる。
また、上記各実施例ではコントロールユニットにより各
開閉弁11,12,15,16の開閉を自動制御した
が、本発明ではこのコントロールユニットは必ずしも必
要ないものであり、各開閉弁を手動操作により開閉する
ようにしてもよい。
開閉弁11,12,15,16の開閉を自動制御した
が、本発明ではこのコントロールユニットは必ずしも必
要ないものであり、各開閉弁を手動操作により開閉する
ようにしてもよい。
さらに、上記各実施例のサーモ弁については、冷却水温
度に応じて直接、弁を開閉するワックス式のサーモ弁で
もよく、また、冷却水温度を検出する温度センサにより
電気的に開閉制御されるサーモ弁であってもよい。
度に応じて直接、弁を開閉するワックス式のサーモ弁で
もよく、また、冷却水温度を検出する温度センサにより
電気的に開閉制御されるサーモ弁であってもよい。
以上のように本発明に係るエンジンの暖機促進装置によ
れば、エンジンの低温始動時に第1の開閉弁のみを開い
て水素を貯蔵器から加熱器に移動させて加熱器のMHの
吸蔵時の熱により冷却水を加熱するようにしたので、暖
気時間を大幅に短縮でき、また暖機終了後に第2の開閉
弁のみを開いて水素を加熱器から貯蔵器に移動させてM
Hを再生するようにしたので、貯蔵器におけるMHの再
生効率を向上させることができる効果がある。
れば、エンジンの低温始動時に第1の開閉弁のみを開い
て水素を貯蔵器から加熱器に移動させて加熱器のMHの
吸蔵時の熱により冷却水を加熱するようにしたので、暖
気時間を大幅に短縮でき、また暖機終了後に第2の開閉
弁のみを開いて水素を加熱器から貯蔵器に移動させてM
Hを再生するようにしたので、貯蔵器におけるMHの再
生効率を向上させることができる効果がある。
また、暖機終了後に加熱器の水素を貯蔵器へ吸蔵させる
再生時に既存の電動ファンを用いて貯蔵器を冷却するよ
うにしたので、吸蔵性能が向上し、再生時間の短縮を図
ることができるという効果がある。
再生時に既存の電動ファンを用いて貯蔵器を冷却するよ
うにしたので、吸蔵性能が向上し、再生時間の短縮を図
ることができるという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例によるエンジンの暖機促
進装置の概略構成図、第2図は本発明の第2の実施例の
概略構成図である。 1……エンジン、2……ラジエータ、3……電動ファ
ン、4……主冷却水路、5……サーモ弁、6……ウォー
タポンプ、7……バイパス水路、8……加熱器、8a…
…金属水素化物、9……貯蔵器、10……連通路、1
1,12……開閉弁。
進装置の概略構成図、第2図は本発明の第2の実施例の
概略構成図である。 1……エンジン、2……ラジエータ、3……電動ファ
ン、4……主冷却水路、5……サーモ弁、6……ウォー
タポンプ、7……バイパス水路、8……加熱器、8a…
…金属水素化物、9……貯蔵器、10……連通路、1
1,12……開閉弁。
Claims (1)
- 【請求項1】サーモ弁及びウォータポンプを有しエンジ
ンとその前面に冷却ファンを有するラジエータとの間で
冷却水を循環せしめる主冷却水路と、上記サーモ弁とウ
ォータポンプの上流側間に接続され冷却水をラジエータ
とバイパスして循環せしめるバイパス水路とを備えたエ
ンジンにおいて上記冷却水を加熱して暖機を促進する装
置であって、 上記バイパス水路に該水路内の冷却水と熱交換可能に設
けられた加熱器と、 該加熱器内に充填され水素の吸蔵時発熱する金属水素化
物と、 上記加熱器と第1の連通路によりその一端側が連結さ
れ、上記ラジエータと並設するように配置された貯蔵器
と、 上記第1の連通路に設けられ低温時に開いて水素の上記
貯蔵器から加熱器への移動を許容する第1の開閉弁と、 上記貯蔵器の他端側を上記加熱器に連結する第2の連通
路と、 上記第1の連通路に設けられ高温時に開いて水素の上記
加熱器から貯蔵器への移動を許容する第2の開閉弁とを
備えたことを特徴とするエンジンの暖機促進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59107073A JPH0633756B2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | エンジンの暖機促進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59107073A JPH0633756B2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | エンジンの暖機促進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60249666A JPS60249666A (ja) | 1985-12-10 |
JPH0633756B2 true JPH0633756B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=14449796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59107073A Expired - Lifetime JPH0633756B2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | エンジンの暖機促進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633756B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109910A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-21 | Kobe Steel Ltd | 溶銑の脱珪脱燐方法 |
JPS63100271A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-02 | Mazda Motor Corp | エンジンの暖機促進装置 |
JP2507533B2 (ja) * | 1988-04-15 | 1996-06-12 | 三菱電機株式会社 | 自動車用ケミカル蓄熱器 |
FR2675745B1 (fr) * | 1991-04-26 | 1995-02-03 | Imra Europe Sa | Dispositif generateur de chaleur pour vehicules. |
FR2712848B1 (fr) * | 1993-11-24 | 1996-01-19 | Valeo Thermique Habitacle | Dispositif et procédé pour la production de flux thermiques dans un véhicule automobile. |
DE19809124A1 (de) * | 1998-03-04 | 1999-09-16 | Daimler Chrysler Ag | Steuervorrichtung für den Kühl- und Heizungskreislauf einer Brennkraftmaschine |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2750463A1 (de) * | 1977-11-11 | 1979-05-17 | Daimler Benz Ag | Brennkraftmaschine |
JPS58183949U (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-07 | 三洋電機株式会社 | エンジン廃熱回収装置 |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP59107073A patent/JPH0633756B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60249666A (ja) | 1985-12-10 |
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