JPH0633331Y2 - ショーケースの扉体施錠構造 - Google Patents

ショーケースの扉体施錠構造

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JPH0633331Y2
JPH0633331Y2 JP1988092183U JP9218388U JPH0633331Y2 JP H0633331 Y2 JPH0633331 Y2 JP H0633331Y2 JP 1988092183 U JP1988092183 U JP 1988092183U JP 9218388 U JP9218388 U JP 9218388U JP H0633331 Y2 JPH0633331 Y2 JP H0633331Y2
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door
handle
door frame
showcase
lock
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は扉体を施錠することができるショーケースの扉
体施錠構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、第2図に示すように、ショーケース本体1の商品
取出し口2にこれを開閉する扉体3を設けたショーケー
スにおいて、扉体3の下端の扉枠4にネジ5により第1
の錠取付け金具6を取付けるとともに、ショーケース本
体1の下端に第2の錠取付け金具7を取付けたものが知
られている。
このショーケースによれば、錠取付け金具6,7の錠取付
け穴6a,7aに南京錠8を通し、扉体3を施錠している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来のショーケースの扉体の施錠構
造では南京錠8を通すために、各錠取付け金具6,7をシ
ョーケース本体1から前面側に突出し外部に露出させる
から、この各錠取付け金具6,7に顧客の衣類が引掛った
り、或いは、各錠取付け金具6,7の先端に顧客の身体が
接触するおそれがあり、危険なものとなっていた。
このような欠点を解決するため、実開昭58−123291号公
報に係るショーケースの扉体施錠構造が提案されてい
る。
この施錠構造は、扉体の下方に上下に回動自在の錠取付
け板を設けるとともに、この錠取付け板の一端には扉体
に係止可能な切り欠き部を形成し、また、他端には錠取
付け穴を設けている。また、この錠取付け板の一端側に
配置されているエプロンには錠取付け板の一端が突出可
能なスリットを設けている。
この施錠構造によれば、この非施錠時においてはこの錠
取付け板がエプロンの内側に位置し、扉体を開放できる
ようになっている。他方、施錠時にはエプロンのスリッ
トから錠取付け板を取出させ、錠取付け穴に南京錠を取
付け、扉体を施錠する。
このような施錠構造では施錠時にスリットから指を挿入
し、この指にフック板の先端を引っ掛け錠取付け板の先
端を突出させるため、このスリットの開口面積を指より
大きく形成しなければならない。しかしながら、スリッ
トをこのように開口するときは、このスリット部分が外
部から大きく視認され、ショーケースの外観を大きく損
なうという欠点を有している。
また、前者の前記従来のショーケースでは扉枠4が鉄系
の材料で形成され熱伝導率の高いものとなっているか
ら、冷蔵ショーケース等にあっては、ショーケース本体
1内の冷却に伴ない扉枠4も同様に冷却され、扉枠4の
前面に多量に結露が生ずるという問題点を有していた。
また、扉枠4の冷却に伴ない扉枠4に取付けられた取手
9も冷却され、扉体3の開閉時に顧客に不快感を与える
という問題点を有していた。
本考案の目的は前記従来の問題点に鑑み、錠取付け金具
が施錠時に扉体と取手支持カバーにより隠蔽され、外部
に大きく露出することがなく、また、扉枠の結露の発生
を防止し、さらには取手の冷却を最小限とするショーケ
ースの扉体施錠構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記課題を解決するため、請求項1の考案に係
るショーケースの扉体施錠構造は、ショーケース本体の
商品取出し口を開閉する扉体の扉枠に沿って該扉枠と所
定間隔をおいて上下に延びる取手と、前記扉枠の下端と
前記取手の下端とを、該扉枠の上端と該取手の上端とを
それぞれ連結するとともに、一部に上下に貫通する貫通
孔を有する一対の取手支持カバーと、前記商品取出し口
の下部に、該下部に一端を軸支するとともに、他端に錠
取付け穴を設け、該商品取出し口の前方に向かって水平
に回動する錠取付け金具とを備え、前記錠取付け金具は
前記扉体の非施錠時はその回動により該扉体の下端直下
に配置され、また、施錠時はその回動により該扉体の下
端直下に配置され、また、施錠時はその回動により該扉
体の下端直下から前記取手支持カバーの下端直下に亘っ
て配置され前記錠取付け穴が前記貫通孔と対向するよう
形成したことを特徴とする。
請求項2の考案は請求項1の考案に係るショーケースの
扉体施錠構造において、扉枠を合成樹脂にて形成したこ
とを特徴とする。
(作用) 請求項1の考案によれば、下部取手支持カバーの貫通孔
と錠取付け金具の錠取付け穴へ南京錠を通すことによ
り、扉体の施錠が行なわれる。また、このとき、錠取付
け金具は扉体及び下部取手支持カバーの下方に位置し、
この扉体及び下部取手支持カバーにて隠蔽されることか
ら、錠取付け金具が大きく露出することがない。更に、
各取手支持カバーは取手の上下端に取付けられているか
ら、扉体を右開き扉体或いは左開き扉体のいずれに使用
する場合でも、いずれか一方の取手支持カバーが錠取付
け金具側に位置し、扉体の施錠を行なうことができる。
請求項2の考案によれば、ショーケース本体内が冷却さ
れる場合にあっても、扉枠が鉄系の材料より熱伝導率の
低い合成樹脂にて形成され、扉枠が著しく低温となるこ
とがないから、扉枠に多量に結露が生ずることがなく、
かつ、扉枠に連結する取手も著しく低温となることがな
い。
(実施例) 第1図、第3図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、10は冷蔵ショーケースで、下部には冷却機器を設
置した機械室11を、機械室11上には商品を収容するショ
ーケース本体12をそれぞれ設け、ショーケース本体12の
前面の商品取出し口13にはこれを開閉する右開き用の扉
体20を回動自在に取付けている。
扉体20は方形状の扉枠21の透視ガラス22を介装してな
り、扉枠21を合成樹脂にて形成するとともに、その裏面
には鉄系の吸着プレート23を取付けている。また、商品
取出し口13の開口周縁に沿ってパッキン受け枠14を設け
るとともに、パッキン受け枠14の周縁には扉体20側にマ
グネット15を有するマグネットパッキン16を嵌着し、扉
体20の閉鎖時におけるショーケース本体1の気密性を確
保している。また、扉枠21の上下コーナ部の表面には一
対の取手支持カバー30,30′が固着されている。
各取手支持カバー30,30′は合成樹脂にて偏平箱状に形
成し、長手方向一端には扉枠21に固着した固着部31,3
1′を、他端にはパイプ状の取手40を支持する支持部32,
32′を、固着部31,31′と支持部32,32′との間にはこれ
らを連結する連結部33,33′をそれぞれ形成している。
支持部32,32′は外筒34,34′と、この外筒34,34′内に
所定間隙をおいて立設する内筒35,35′とを有し、この
間隙に取手40の上下端を嵌着している。連結部22の一部
には凹所36,36′を設けるとともに、凹所36,36′の底面
に上下に貫通する貫通孔37,37′を穿設している。
ショーケース本体12の底板12aの前側には金具取付け台1
7を突設するとともに、金具取付け台17の上面に筒状の
軸18を設け、軸18に錠取付け金具50を取付けている。錠
取付け金具50は板状に形成され、一端は軸18に回動自在
に軸支され、軸18の上端に取付けられたネジ19にて錠取
付け金具50の抜けを防止している。また、錠取付け金具
50の先端には錠取付け孔51が穿設され、扉体20の閉鎖時
に錠取付け金具50を回転するとき、錠取付け金具50が扉
体20及び下部の取手支持カバー30の下方に移動し、錠取
付け穴51がこの取手支持カバー30の貫通孔37と対向する
ようになっている。
本実施例によれば、扉体20を施錠するときには、錠取付
け金具50を回転し錠取付け穴51をショーケース本体12の
前方に位置させるとともに、扉体20により商品取出し口
13を閉鎖する。次いで、錠取付け穴51が下部の取手支持
カバー30の貫通孔37と対向するよう位置合せを行なう。
しかる後に、南京錠60の取付け金具61を貫通孔37及びこ
の錠取付け穴51に順次挿通し、施錠する。これにより、
扉体20がショーケース本体12に連結し、扉体20の施錠が
完了する。
また、このように扉体20を施錠したとき錠取付け金具50
が扉体20及び下部の取手支持カバー30の下方に位置し、
従来の如く外部に大きく露出することがないから、冷蔵
ショーケースの見栄えを損うことがないことは勿論のこ
と、錠取付け金具50の他端に顧客の衣類が引掛ったり、
或いは錠取付け金具50の顧客への衝突を防止することが
できる。
更に、扉枠21を合成樹脂にて形成し、従来の扉枠より熱
伝導率の低いものとなっているから、扉枠21の表面に生
ずる結露を減少させることができる。また、取手40が扉
枠21から所定間隔をおいて配置され、扉枠21と取手40と
が取手支持カバー30,30′により連結しているに過ぎな
いため、扉枠21から取手40への伝熱面積が小さく、取手
40の冷却を最小限にすることができる。
更にまた、第6図に示すように、扉体20を左開き用の扉
体20としてショーケース本体12に取付けるときには、上
部の取手支持カバー30′が下部に位置し、また、下部の
取手支持カバー30が上部に位置することとなり、この場
合にあっても錠取付け金具50を取手支持カバー30′の下
方に設けておくときは、前述と同様の操作で扉体20を施
錠することができる。
このように、取手40の上下端にそれぞれ取手支持カバー
30,30′を取付けているから、左開き用或いは右開き用
のいずれの扉体20にあっても、扉体20の施錠を行なうこ
とができる。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項1の考案によれば、取手が
扉枠から所定間隔をおいて配置され、扉枠と取手とが取
手支持カバーにより連結しているため、扉枠から取手へ
の伝熱面積が小さく、取手の冷却を最小限にでき、取手
を把握し扉体を開放するとき不快な思いをすることがな
い。
また、施錠時に錠取付け金具が取手を支持する取手支持
カバーを利用して隠蔽され、別個に隠蔽用のカバーを要
しないし、また、従来の如く錠取付け金具用の大きなス
リットを設けることを要せず、ショーケースの外観を損
なうことがない。
更に、取手の上下端にそれぞれ取手支持カバーを取付け
ているから、左開き用或いは右開き用のいずれの扉体に
あっても、扉体の施錠を行なうことができるという利点
を有する。
請求項2の考案によれば、扉枠が合成樹脂にて形成され
従来のものより熱伝導率が低くなっているから、扉枠に
多量に結露が生ずることがないし、また、扉枠に連結す
る取手も著しく低温となることがなく、顧客に不快感を
与えることがないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は冷蔵ショーケースを示す斜視図、第2図
は従来のショーケースの扉体施錠構造を示す斜視図、第
3図は本考案の要部を示す斜視図、第4図は本考案の要
部を示す横断面図、第5図は本考案の要部を示す縦断面
図、第6図は他の冷蔵ショーケースを示す斜視図であ
る。 図中、10……冷蔵ショーケース、12……ショーケース本
体、13……商品取出し口、20……扉体、21……扉枠、3
0,30′……取手支持カバー、37,37′……貫通孔、40…
…取手、50……錠取付け金具、51……錠取付け穴、60…
…南京錠。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ショーケース本体の商品取出し口を開閉す
    る扉体の扉枠に沿って該扉枠と所定間隔をおいて上下に
    延びる取手と、 前記扉枠の下端と前記取手の下端とを、また、該扉枠の
    上端と該取手の上端とをそれぞれ連結するとともに、一
    部に上下に貫通する貫通孔を有する一対の取手支持カバ
    ーと、 前記商品取出し口の下部に、該下部に一端を軸支すると
    ともに、他端に錠取付け穴を設け、該商品取出し口の前
    方に向かって水平に回動する錠取付け金具とを備え、 前記錠取付け金具は前記扉体の非施錠時はその回動によ
    り該扉体の下端直下に配置され、また、施錠時はその回
    動により該扉体の下端直下から前記取手支持カバーの下
    端直下に亘って配置され前記錠取付け穴が前記貫通孔と
    対向するよう形成した ことを特徴とするショーケースの扉体施錠構造。
  2. 【請求項2】前記扉枠を合成樹脂にて形成した ことを特徴とする請求項1記載のショーケースの扉体施
    錠構造。
JP1988092183U 1988-07-12 1988-07-12 ショーケースの扉体施錠構造 Expired - Lifetime JPH0633331Y2 (ja)

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JP1988092183U JPH0633331Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 ショーケースの扉体施錠構造
KR1019890009898A KR970001913B1 (ko) 1988-07-12 1989-07-12 진열장(display case)
US07/544,065 US5033803A (en) 1988-07-12 1990-06-26 Display case
US07/729,874 US5191736A (en) 1988-07-12 1991-07-11 Cabinet with door seal

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JPH0213986U JPH0213986U (ja) 1990-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58123291U (ja) * 1982-02-16 1983-08-22 三洋電機株式会社 シヨ−ケ−スの錠前取付装置

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JPH0213986U (ja) 1990-01-29

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