JPH06331056A - 可変定流量弁 - Google Patents

可変定流量弁

Info

Publication number
JPH06331056A
JPH06331056A JP11799693A JP11799693A JPH06331056A JP H06331056 A JPH06331056 A JP H06331056A JP 11799693 A JP11799693 A JP 11799693A JP 11799693 A JP11799693 A JP 11799693A JP H06331056 A JPH06331056 A JP H06331056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
water pressure
valve body
pressure chamber
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11799693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2803969B2 (ja
Inventor
Kazunari Ota
和成 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP11799693A priority Critical patent/JP2803969B2/ja
Publication of JPH06331056A publication Critical patent/JPH06331056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2803969B2 publication Critical patent/JP2803969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力調整ばねが異物を噛み込む虞れがなく、
ダイヤフラムや圧力調整ばねの点検及び交換を迅速容易
に行なうことができる可変定流量弁を提供する。 【構成】 弁箱15内の流路16から分岐させた分岐路
18の下部にダイヤフラム21で隔離された水圧室22
が設けられ、水圧室22は流路16の上流側16aに連
通され、水圧室22の下面開口部が弁箱15の底蓋15
aにより密閉され、分岐路18の上部に流路16を開閉
するための固定弁体23と可動弁体24とが配設され、
固定弁体23はハンドル30の操作で昇降する弁棒19
に取り付けられ、可動弁体24はダイヤフラム21に取
り付けられ、水圧室22にかかる水圧に抗してダイヤフ
ラム21を押圧する圧力調整ばね33がダイヤフラム2
1、固定弁体23及び可動弁体24で囲繞された密閉空
間34内に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道や農業用水道
等に設けられる可変定流量弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弁として図2に示すもの
がある。これは、弁箱1内の流路2の途中に設けた仕切
壁3に連通口4を有する弁座5が固着され、弁箱1の上
蓋1aを貫通して弁箱1内に挿通された弁棒6の雄ねじ
部6aが前記弁座5の雌ねじ部5aに螺合され、前記弁
棒6の下端部に固定弁体7が固着されており、前記弁棒
6の上端部に固着したハンドル8を回転操作することに
より、仮想線に示すように、固定弁体7が昇降されて、
流路2の開度Hが調整される。
【0003】また、流路2の上流側2aと配管12を介
して連通する水圧室9が弁箱1の上部に設けられると共
に、その水圧室9を流路2から隔離するダイヤフラム1
0に可動弁体11が固着され、前記水圧室9にかかる水
圧に対抗してダイヤフラム10を押圧する圧力調整ばね
13がダイヤフラム10と弁座5との間に設けられてお
り、流路2の上流側2aの水圧が変化すると、仮想線に
示すように、その水圧変化によってダイヤフラム10が
上下変位し、可動弁体11により流路2の開度hが自動
調整されて、流路2を流通する流体の流量が一定に維持
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
圧力調整ばね13が流路2内に設けられているから、そ
の圧力調整ばね13が異物等を噛み込んで、可動弁体1
1による流路2の開度調整ができなくなる虞れがあり、
また、ダイヤフラム10及び圧力調整ばね13の点検及
び交換の際には、弁箱1の上部を分解しなくてならず、
手間と時間がかかるという難点がある。
【0005】本発明は、上記難点に鑑み、圧力調整ばね
が異物を噛み込む虞れがなく、ダイヤフラムや圧力調整
ばねなどの点検及び交換を迅速容易に行なうことができ
る可変定流量弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、弁箱内の流路から下方に分岐させた分岐
路の下部にダイヤフラムで隔離された水圧室が設けら
れ、該水圧室は流路の上流側に連通されると共に、その
水圧室の下面開口部が弁箱の底蓋により密閉され、前記
分岐路の上部に流路を開閉するための固定弁体と筒状の
可動弁体とが互いに移動自在に嵌合した状態で配設さ
れ、前記固定弁体は弁箱上端部に設けたハンドルの回転
操作により昇降する弁棒に取り付けられ、前記可動弁体
は前記ダイヤフラムに取り付けられ、前記水圧室にかか
る水圧に抗してダイヤフラムを押圧する圧力調整ばねが
前記ダイヤフラム、固定弁体及び可動弁体で囲繞された
密閉空間内に設けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、ハンドルを回転操作するこ
とにより固定弁体を昇降させて流路の開度を調整するこ
とにより、流路を流通する流水の最大流量を決定するこ
とができる。この状態で、流路の上流側の水圧が変化す
ると、その水圧変化によってダイヤフラムが上下変位
し、可動弁体により流路の開度が自動調整されるため、
流路を流通する流水の流量を一定に維持することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、弁箱15内に流路16の中
央部から上下方向に分岐する一対の分岐路17,18が
形成され、上側分岐路17に弁棒19を支持する弁棒支
持装置20が設けられ、下側分岐路18の下部にダイヤ
フラム21により隔離された水圧室22が設けられ、下
側分岐路18の上部に固定弁体23と可動弁体24とが
配設されている。
【0009】弁棒支持装置20は、上側分岐路17の上
部に軸受26を介して回転自在に配設された回転ブロッ
ク27と、回転ブロック27の雌ねじ部27aに螺入す
るねじ棒28と、ねじ棒28の下端部を弁棒19の上端
部に一体連結し、上側分岐路17の内面に移動自在に当
接する水密ピストン29とから構成されている。
【0010】固定弁体23は、弁棒19の下端部に固定
された筒状軸部23aと、該筒状軸部23aの上端部に
一体形成された弁本体23bと、筒状軸部23bの下端
部に一体形成された弁本体23bと同径のガイド板部2
3cとからなり、回転ブロック27に固着したハンドル
30を回転操作して弁棒19を昇降させることにより、
固定弁体23の弁本体23bと流路16内の仕切壁31
に形成した開口部31aの弁座31bとの間の開度Hを
調整することができるようになっている。
【0011】可動弁体24は、筒状であって、その内外
周面が弁本体23b及びガイド板部23cと下側分岐路
18の内周面とに摺接されると共に、ダイヤフラム21
に固着されている。
【0012】水圧室22は流路16の上流側16aと配
管32により連通されると共に、その水圧室22の下面
開口部が弁箱15の底蓋15aにより密閉されており、
その底蓋15aを取り外すことにより、ダイヤフラム2
1や圧力調整ばね33などの点検及び交換を容易に行な
うことができる。
【0013】また、水圧室22にかかる水圧に対抗して
ダイヤフラム21を押圧する圧力調整ばね33がダイヤ
フラム21、固定弁体23及び可動弁体24とで囲繞さ
れた密閉空間34内に配設されており、その圧力調整ば
ね33が流路16を流通する流水中の異物を噛み込むこ
とがない。従って、ダイヤフラム21を水圧室22の水
圧変化に追従して確実に上下変位させることができ、可
動弁体24と弁座31bとの間の開度hが自動的に調整
される。
【0014】なお、35はねじ棒28の上端部に固着し
た開度計、36は回転防止部材、37は配管32に連設
したドレン管である。上記構成において、ハンドル30
を回転操作することにより固定弁体23を昇降させて流
路16の開度Hを調整することにより、流路16を流通
する流水の最大流量を決定することができる。この状態
で、流路16の上流側の水圧が変化すると、その水圧変
化によってダイヤフラム21が上下変位し、可動弁体2
4により流路16の開度hが自動調整されるため、流路
16を流通する流水の流量を一定に維持することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、圧力調整ばねがダイヤ
フラム、固定弁体及び可動弁体により囲繞された密閉空
間内に設けられているので、従来のように、圧力調整ば
ねが異物を噛み込む虞れがなく、可動弁体による開度調
整を確実に行って、流量を一定に維持することができ
る。また、水圧室が弁箱の底部に設けられ、その水圧室
の下面開口部が弁箱の底蓋により密閉されているので、
前記底蓋を開放してダイヤフラムや圧力調整ばねなどの
点検及び交換を迅速容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である可変定量弁の縦断面図
である。
【図2】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
15 弁箱 16 流路 16a 流路の上流側 18 下側分岐路 19 弁棒 21 ダイヤフラム 22 水圧室 23 固定弁体 24 可動弁体 30 ハンドル 33 圧力調整ばね 34 密閉空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁箱内の流路から下方に分岐させた分岐路
    の下部にダイヤフラムで隔離された水圧室が設けられ、
    該水圧室は流路の上流側に連通されると共に、その水圧
    室の下面開口部が弁箱の底蓋により密閉され、前記分岐
    路の上部に流路を開閉するための固定弁体と筒状の可動
    弁体とが互いに移動自在に嵌合した状態で配設され、前
    記固定弁体は弁箱上端部に設けたハンドルの回転操作に
    より昇降する弁棒に取り付けられ、前記可動弁体は前記
    ダイヤフラムに取り付けられ、前記水圧室にかかる水圧
    に抗してダイヤフラムを押圧する圧力調整ばねが前記ダ
    イヤフラム、固定弁体及び可動弁体で囲繞された密閉空
    間内に設けられていることを特徴とする可変定流量弁。
JP11799693A 1993-05-20 1993-05-20 可変定流量弁 Expired - Lifetime JP2803969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11799693A JP2803969B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 可変定流量弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11799693A JP2803969B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 可変定流量弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06331056A true JPH06331056A (ja) 1994-11-29
JP2803969B2 JP2803969B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=14725463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11799693A Expired - Lifetime JP2803969B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 可変定流量弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2803969B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4105320A1 (de) * 1990-02-23 1991-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Vorrichtung zur erkennung von wicklungsfehlern bei motorwicklungen
JP2009185924A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Kurimoto Ltd 定流量弁
CN102829221A (zh) * 2012-09-11 2012-12-19 中国人民解放军总后勤部油料研究所 自力式稳流调节阀
CN103225698A (zh) * 2013-04-02 2013-07-31 中国石油天然气股份有限公司 等位移恒压控制方法及等位移恒压阀门
CN103511695A (zh) * 2013-09-25 2014-01-15 临汾华松阀门制造有限公司 自力式平衡电动调节阀
CN104154252A (zh) * 2014-07-27 2014-11-19 成都国光电子仪表有限责任公司 多点定位天然气流量调节阀
CN104653830A (zh) * 2015-02-10 2015-05-27 芜湖恒威车辆装备科技有限公司 截止阀和水泵
JP2016530461A (ja) * 2013-07-22 2016-09-29 オーヴェントロプ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 流量調整弁
JP2017524191A (ja) * 2014-07-25 2017-08-24 オーヴェントロプ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 調整器具
CN111561595A (zh) * 2020-05-19 2020-08-21 福建省海洋阀门科技有限公司 自动调节温控阀门

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104179987A (zh) * 2014-07-27 2014-12-03 成都国光电子仪表有限责任公司 多进气位天然气流量调节阀

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4105320A1 (de) * 1990-02-23 1991-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Vorrichtung zur erkennung von wicklungsfehlern bei motorwicklungen
JP2009185924A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Kurimoto Ltd 定流量弁
JP4690430B2 (ja) * 2008-02-07 2011-06-01 株式会社栗本鐵工所 定流量弁
CN102829221A (zh) * 2012-09-11 2012-12-19 中国人民解放军总后勤部油料研究所 自力式稳流调节阀
CN103225698A (zh) * 2013-04-02 2013-07-31 中国石油天然气股份有限公司 等位移恒压控制方法及等位移恒压阀门
JP2016530461A (ja) * 2013-07-22 2016-09-29 オーヴェントロプ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 流量調整弁
CN103511695A (zh) * 2013-09-25 2014-01-15 临汾华松阀门制造有限公司 自力式平衡电动调节阀
JP2017524191A (ja) * 2014-07-25 2017-08-24 オーヴェントロプ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 調整器具
CN104154252A (zh) * 2014-07-27 2014-11-19 成都国光电子仪表有限责任公司 多点定位天然气流量调节阀
CN104653830A (zh) * 2015-02-10 2015-05-27 芜湖恒威车辆装备科技有限公司 截止阀和水泵
CN111561595A (zh) * 2020-05-19 2020-08-21 福建省海洋阀门科技有限公司 自动调节温控阀门

Also Published As

Publication number Publication date
JP2803969B2 (ja) 1998-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06331056A (ja) 可変定流量弁
US4346611A (en) Insertion regulator for pressurized pipelines
US4477051A (en) Flow control valve
WO2000063597A2 (en) Self draining valve
US2991795A (en) Self closing measuring valve
US3893473A (en) Condensate drainer
US3677516A (en) Faucet
US2609206A (en) Mixing faucet
US3348694A (en) Strainer valve plug and valve
US3342453A (en) Stop valve
US4354931A (en) Check valve assembly with actuator
US2204106A (en) Flow control unit
RU2274842C2 (ru) Способ и устройство поддержания давления жидкости в определенном объеме
US2878830A (en) Fluid control
FR2426201A1 (fr) Agencement de vanne evitant les coups de belier
US6516826B2 (en) Hydraulic flow valve
JPH076218Y2 (ja) 分岐口を有するシングルレバ−式単水栓
JPH1151211A (ja) ボールバルブ
PL177553B1 (pl) Regulacyjny zawór membranowy do wodnej instalacji grzejnej
AU606079B2 (en) Improvements relating to water supply arrangement
JP2001003408A (ja) 水平360°回転可能のシングルレバ−式単水栓
JPS6113827Y2 (ja)
JPH0559061U (ja) ボールバルブ
JPH032059Y2 (ja)
JPH08200520A (ja) 球状弁体を有する弁装置