JPH0633086U - トラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザ - Google Patents

トラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザ

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JPH0633086U JP6929692U JP6929692U JPH0633086U JP H0633086 U JPH0633086 U JP H0633086U JP 6929692 U JP6929692 U JP 6929692U JP 6929692 U JP6929692 U JP 6929692U JP H0633086 U JPH0633086 U JP H0633086U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解析周波数信号fRFのN次高調波や1/N周
期のトラッキング出力周波数信号fTGを出力することの
できる装置を安価にて実現すること。 【構成】 トラッキングジェネレータ部を備えたスペク
トラムアナライザにおいて、掃引信号発生器が出力する
ランプ信号を入力し、所定の倍率にて増幅する増幅回路
と、増幅回路の出力状態を切替える切替スイッチと、所
定の電圧を発生するオフセット回路と、切替スイッチお
よびオフセット回路の出力を加算する加算器と、加算器
の出力に応じて周波数を変化させた掃引信号を出力する
電圧制御発振器と、信号分配器出力および電圧制御発振
器出力をミキシングする周波数変換器とによってトラッ
キングジェネレータ部が構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスペクトラムアナライザに関し、特にトラッキングジェネレータを備 えたスペクトラムアナライザに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2はトラッキングジェネレータを備えたスペクトラムアナライザの従来例の 構成を示すブロック図である。
【0003】 測定信号内に含まれる解析周波数信号fRFが入力される周波数変換器201、 中間周波数信号fIFが入力される周波数変換器206、バンドパスフィルタ20 7、検波回路209、表示回路210は直列に設けられている。周波数変換器2 01には解析周波数信号fRFの他に信号分配器202が出力する掃引信号が入力 されており、これらの中間周波数信号fIFが周波数変換器206へ出力されてい る。
【0004】 周波数変換器206には中間周波数信号fIFの他に固定周波数発振器211が 出力する信号が入力されており、これらがミキシングされることにより検波回路 209の検波周波数信号である中間周波数信号とされる。該中間周波数信号はバ ンドパスフィルタ207を介して検波回路209へ入力され、検波回路209の 検波出力は表示回路210に入力されて、測定結果を示す表示装置(不図示)の 表示信号として用いられる。
【0005】 信号分配器202が出力する掃引信号は、掃引信号発生器208および電圧制 御発振器204によって生成される。掃引信号発生器208は電圧値が変化する 信号を出力し、電圧制御発振器204は、掃引信号発生器208の出力電圧値に 応じた周波数信号fLOを信号分配器202へ出力する。信号分配器202は入力 された周波数信号fLOを上述したように周波数変換器201に出力し、また、固 定周波数発振器205とともにトラッキングジェネレータ部を構成する周波数変 換器203へ出力する。
【0006】 周波数発振器205は信号分配器202からの周波数信号fLOと固定周波数発 振器205が出力する周波数信号fTGOSCとのとのミキシングによりトラッキン グジェネレータ出力周波数信号fTGを出力する。
【0007】 固定周波数発振器205として、その出力周波数信号fTGOSCが周波数変換器 201が出力する中間周波数信号fIFと等しいものを使用することにより、周波 数変換器103が出力するトラッキング出力周波数信号fTGは解析周波数信号f RF と等しいものとなる。また、差を有するものを使用した場合には、解析周波数 信号fRFと一定の差を持って同調するものとなる。
【0008】 トラッキングジェネレータの出力は、例えばフィルタ素子などの被測定物への 入力として用いられるもので、この状態で被測定物の出力をスペクトラムアナラ イザで観測することにより、該被測定物の周波数特性や伝送特性を知ることがで きる。
【0009】 上記のように、図2に示したものにおいては、トラッキング出力周波数信号f TG が、スペクトラムアナライザの解析周波数信号fRFと同一か、もしくは一定の 差を持って同調する信号とするために同一の電圧制御発振器204をスペクトラ ムアナライザ部とトラッキングジェネレータ部とで共有している。このような構 成では、トラッキング出力周波数信号fTGを解析周波数信号fRFと同調させるこ とはできるが、解析周波数信号fRFのM次高調波と同調させることはできない。 M次高調波や1/Mの周波数のトラッキング出力周波数信号fTGを必要とする 場合には、図3に示すようにトラッキング出力周波数信号fTGを出力する周波数 変換器203に対して、電圧制御発振器204と同特性の電圧制御発振器302 と、該電圧制御発振器302へ制御電圧を出力する電圧発生器301を設け、M 次高調波や1/Mの周波数のトラッキング出力周波数信号fTGが出力されるよう に電圧発生器301の出力を調整していた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のトラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザ においては、解析周波数信号fRFのM次高調波や1/Mの周波数のトラッキング 出力周波数信号fTGを得るためには、図3に示したように電圧制御発振器204 と同特性の電圧制御発振器302を設けていたが、この電圧制御発振器302に は、解析周波数信号fRFのM次高調波をカバーする必要がある。このため、広帯 域に動作することが要求され、極めて高価なものとなり、製造コストが高くなっ てしまうという問題点がある。また、トラッキング出力周波数信号fTGが解析周 波数信号fRFのM次高調波や1/Mの周波数のものとなるように電圧発生器30 1の出力を定める必要があり、操作が煩わしいという問題点がある。さらに、例 え、予め計測を行って電圧発生器301の出力を定めたとしても、広帯域の信号 を出力させる場合には、動作環境の僅かな温度変化によっても出力周波数に大き な変動が生じてしまうため、限られた動作環境でしか使用することができないと いう問題点がある。
【0011】 本考案は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので あって、被測定物に加えられた信号周波数のM次高調波や1/Mの周波数の周波 数特性を簡単に観測することができる装置、ひいては、解析周波数信号fRFのM 次高調波や1/Mの周波数のトラッキング出力周波数信号fTGを出力することの できるトラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザを安価にて 実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案のトラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザは、ラ ンプ信号を出力する掃引信号発生器と、該掃引信号発生器が出力するランプ信号 に応じて周波数を変化させた第1の掃引信号を出力する第1の電圧制御発振器と 、該第1の電圧制御発振器が出力する第1の掃引信号をスペクトラムアナライザ 部とトラッキングジェネレータ部のそれぞれに出力する信号分配器とを有するト ラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザにおいて、 掃引信号発生器が出力するランプ信号を入力し、所定の倍率にて増幅する増幅 回路と、 増幅回路の出力状態を切替える切替スイッチと、 所定の電圧を発生するオフセット回路と、 切替スイッチ出力およびオフセット回路出力を加算する加算器と、 加算器の出力に応じて周波数を変化させた第2の掃引信号を出力する第2の電 圧制御発振器と、 信号分配器出力および第2の電圧制御発振器出力をミキシングする周波数変換 器とによってトラッキングジェネレータ部が構成される。
【0013】 この場合、増幅回路における増幅倍率を可変としてもよい。
【0014】 上記の可変増幅を行う増幅回路の構成としては、それぞれ異なる増幅倍率の複 数の増幅器と、該複数の増幅器のいずれか1つを択一的に選択する、もしくはい ずれも選択しない切替スイッチより構成されるものとしてもよい。
【0015】 本考案の他の構成によるものとしては、 ランプ信号を出力する掃引信号発生器と、該掃引信号発生器が出力するランプ 信号に応じて周波数を変化させた第1の掃引信号を出力する第1の電圧制御発振 器と、該第1の電圧制御発振器が出力する第1の掃引信号をスペクトラムアナラ イザ部とトラッキングジェネレータ部のそれぞれに出力する信号分配器とを有す るトラッキングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザにおいて、 増幅回路の出力状態を切替える切替スイッチと、 所定の電圧を発生するオフセット回路と、 切替スイッチ出力およびオフセット回路出力を加算する加算器と、 掃引信号発生器が出力するランプ信号を比較入力電圧の周波数信号とする周波 数シンセサイザと、 信号分配器出力および周波数シンセサイザ出力をミキシングする周波数変換器 とによってトラッキングジェネレータ部が構成されるものがあげられる。
【0016】
【作用】
第2の電圧制御発振器の出力(トラッキング出力周波数信号fTG)は、第1の 掃引周波数信号と第2の掃引周波数信号とがミキシングされたものであるが、オ フセット回路の設定電圧によっては、解析周波数信号と増幅回路の増幅率のみで 表すことが可能なものとなる。
【0017】 上記の信号は、各電圧制御発振器出力から得られるものであるために、トラッ キングジェネレータ部に設けられる電圧制御発振器にはそれほどの広帯域特性が 要求されることはない。
【0018】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0019】 図1は本考案の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0020】 本実施例において、スペクトラムアナライザ部は周波数変換器101,106 、信号分配器102、第1の電圧制御発振器である電圧制御発振器104、バン ドパスフィルタ107、掃引信号発振器108、検波回路109および表示回路 110により構成されている。
【0021】 信号分配器102、電圧制御発振器104および掃引信号発振器108はトラ ッキングジェネレータ部にも兼用されるもので、これらの他に設けられる、周波 数変換器103、増幅回路である1/N,N倍回路121、オフセット回路12 2、第2の電圧制御発振器である電圧制御発振器123、切替スイッチ124お よび加算器125によってトラッキングジェネレータ部が構成されている。
【0022】 解析周波数信号fRFが入力される周波数変換器101,106、バンドパスフ ィルタ107、検波回路109、表示回路110は直列に設けられている。周波 数変換器101には解析周波数信号fRFの他に信号分配器102が出力する掃引 信号が入力されており、これらの中間周波数信号fIFが周波数変換器106へ出 力されている。
【0023】 周波数変換器106には中間周波数信号fIFの他に固定周波数発振器111が 出力する信号が入力されており、これらがミキシングされることにより検波回路 109の検波周波数信号である中間周波数信号とされる。該中間周波数信号はバ ンドパスフィルタ107を介して検波回路109へ入力され、検波回路109の 検波出力は表示回路110に入力されて、測定結果を示す表示装置(不図示)の 表示信号として用いられる。
【0024】 信号分配器102が出力する掃引信号は、掃引信号発生器108および電圧制 御発振器104によって生成される。掃引信号発生器108は電圧値が変化する 信号を出力し、電圧制御発振器104は、掃引信号発生器108の出力電圧値に 応じた周波数信号fLOを信号分配器102へ出力する。信号分配器102は入力 された周波数信号fLOを上述したように周波数変換器101に出力し、また、周 波数変換器103へ出力する。
【0025】 周波数変換器103には電圧制御発振器123が出力する周波数信号fTGOSC が入力されている。周波数変換器103は入力される各周波数信号fLO,fTGOS C の中間周波数信号であるトラッキング出力周波数信号fTGを出力する。
【0026】 加算器125には、切替スイッチ124の開閉状態に応じて1/N,N倍回路 121出力が入力され、該入力と電圧制御発振器123の出力特性を補正するた めのオフセット回路122の出力とが加算される。電圧制御発振器123は加算 器125の出力電圧に応じて周波数を変化させた掃引信号を発生し、周波数変換 器103へ出力する。
【0027】 1/N,N倍回路121は掃引信号発生器108が出力するランプ信号を入力 し、該ランプ信号を増幅することにより電圧制御発振器123に加えられるラン プ信号のスロープの傾き(振幅)を変えるものである。1/N,N倍回路121 の出力は、切替スイッチ124が閉じられているときにオフセット回路122が 出力する固定のオフセット電圧と加算器125にて加算され、電圧制御発振器1 22に加えられる。
【0028】 次に、本実施例の動作について説明する。
【0029】 切替スイッチ124が開けられているときには電圧制御発振器123にはオフ セット回路122が出力する固定のオフセット電圧のみが加えられ、電圧制御発 振器123の出力は固定周波数となるために、トラッキング出力周波数信号fTG は図2に示した従来例と同様に解析周波数信号fRFと同一か、もしくは一定の差 を持って同調する信号となる。
【0030】 切替スイッチ124が閉じられている場合、電圧制御発振器104,123の 各オフセット周波数をfoffset,f'offset、各電圧制御発振器104,123 の電圧に応じて変化する周波数成分をΔf、それぞれに印加される制御電圧をV 、制御電圧が0のときの出力周波数をfSTARTとすると、fLO、fRFおよびfTG 、fTGOSCはそれぞれ以下のように表される。
【0031】 ここで、上記の各オフセット周波数をfoffset,f'offsetのうち、f'offset は、オフセット回路122が出力する固定のオフセット電圧によって決定される もので、該オフセット電圧により解析周波数信号fRFとトラッキング出力周波数 信号fTGは所定の周波数差に保たれる。
【0032】 fLO=foffset+V・Δf ・・・・・・ fRF=fTG=V・Δf+fSTART ・・・・・・ fTGOSC=f'offset+V/N・Δf ・・・・・・ fTG=fLO−fTGOSC ・・・・・・ 上記の各式からfTGに関する式について展開する。
【0033】 fTG=foffset+V・Δf−f'offset−V/N・Δf =(V−V/N)・Δf+foffset−f'offset =〔(N−1)/N〕・V・Δf+foffset−f'offset したがって、 foffset−f'offset−〔(N−1)/N〕・fSTART=0 を満たす電圧を加えることにより、 fTG=〔(N−1)/N〕・V・Δf+〔(N−1)/N〕・fSTART =〔(N−1)/N〕・fRF となり、解析周波数信号fRFを整数にて倍することもしくは分割することがで き、1/N,N倍回路121の増幅率を選択することによって、トラッキング出 力周波数信号fTGを解析周波数信号fRFのM次高調波や1/Mの周波数の信号と することができる。
【0034】 本実施例においては、スペクトラムアナライザ部に用いられる電圧制御発振器 104と電圧制御発振器123との中間周波数信号がトラッキング出力周波数信 号fTGとされるため、電圧制御発振器123には図2に示した従来例程の広帯域 成は要求されず、装置を安価に構成することができた。
【0035】 なお、以上説明した実施例においては、1/N,N倍回路121を1つ設けた ものを例として説明した。1/N,N倍回路121はその増幅率が可変であり、 装置動作を制御する上位からの指令に基づいて増幅率を任意に変えるものとして もよい。このように構成することにより、様々な測定を連続的に行うことが可能 となり、装置を効率よく使用することができる。
【0036】 上記のような増幅率可変の1/N,N倍回路121としては、増幅倍率を決定 する帰還抵抗を、抵抗値が異なるものを複数備えた帰還増幅器として構成するこ とや単純に増幅率が異なる1/N,N倍回路を複数設けることが考えられる。こ の場合の切替スイッチは、各帰還抵抗(1/N,N倍回路)のいずれか1つを択 一的に選択する、もしくはいずれも選択しないものとすればよい。このような構 成とすることにより、解析周波数信号fRFのM次高調波や1/Mの周波数のトラ ッキング出力周波数信号fTGを切替スイッチの切替状態のみで得ることができる 。
【0037】 また、1/N,N倍回路121における増幅動作について言うと、極めて精度 の高い動作が要求され、また、電圧制御発振器104の出力と同期させる必要が あるために、掃引信号発生器108が出力するランプ信号を比較入力電圧の周波 数信号として電圧制御発振器123に帰還をかけるPLL周波数シンセサイザを 構成してもよい。このような構成とすることにより、上記の要求を容易に達成す ることができる。
【0038】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果 を奏する。
【0039】 請求項1に記載のものにおいては、トラッキング出力周波数信号fTGとして解 析周波数信号fRFのM次高調波や1/Mの周波数の信号を出力可能なスペクトラ ムアナライザを安価にて実現することができる効果がある。
【0040】 請求項2または請求項3に記載のものにおいては、上記効果に加えて、スイッ チの切替状態によりトラッキング出力周波数信号fTGを解析周波数信号fRFのM 次高調波や1/Mの周波数のさまざまなものに切替ることができる効果がある。 請求項に記載のものにおいては、増幅回路での増幅動作を、精度が高く、第1 の電圧制御発振器に同期して行われるものとすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【図3】M次高調波や1/Mの周波数のトラッキング出
力周波数信号fTGを出力させる従来例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
101,103,106 周波数変換器 102 信号分配器 104,123 電圧制御発振器 107 バンドパスフィルタ 108 掃引信号発生器 109 検波回路 110 表示回路 111 固定周波数発振器 121 1/N,N倍回路 122 オフセット回路 124 切替スイッチ 125 加算器

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ信号を出力する掃引信号発生器
    と、該掃引信号発生器が出力するランプ信号に応じて周
    波数を変化させた第1の掃引信号を出力する第1の電圧
    制御発振器と、該第1の電圧制御発振器が出力する第1
    の掃引信号をスペクトラムアナライザ部とトラッキング
    ジェネレータ部のそれぞれに出力する信号分配器とを有
    するトラッキングジェネレータを具備するスペクトラム
    アナライザにおいて、 前記掃引信号発生器が出力するランプ信号を入力し、所
    定の倍率にて増幅する増幅回路と、 前記増幅回路の出力状態を切替える切替スイッチと、 所定の電圧を発生するオフセット回路と、 前記切替スイッチ出力およびオフセット回路出力を加算
    する加算器と、 前記加算器の出力に応じて周波数を変化させた第2の掃
    引信号を出力する第2の電圧制御発振器と、 前記信号分配器出力および第2の電圧制御発振器出力を
    ミキシングする周波数変換器とによって前記トラッキン
    グジェネレータ部が構成されることを特徴とするトラッ
    キングジェネレータを具備するスペクトラムアナライ
    ザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトラッキングジェネレー
    タを具備するスペクトラムアナライザにおいて、 増幅回路における増幅倍率が可変であることを特徴とす
    るトラッキングジェネレータを具備するスペクトラムア
    ナライザ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のトラッキングジェネレー
    タを具備するスペクトラムアナライザにおいて、 増幅回路が、それぞれ異なる増幅倍率の複数の増幅器
    と、該複数の増幅器のいずれか1つを択一的に選択す
    る、もしくはいずれも選択しない切替スイッチより構成
    されていることを特徴とするトラッキングジェネレータ
    を具備するスペクトラムアナライザ。
  4. 【請求項4】 ランプ信号を出力する掃引信号発生器
    と、該掃引信号発生器が出力するランプ信号に応じて周
    波数を変化させた第1の掃引信号を出力する第1の電圧
    制御発振器と、該第1の電圧制御発振器が出力する第1
    の掃引信号をスペクトラムアナライザ部とトラッキング
    ジェネレータ部のそれぞれに出力する信号分配器とを有
    するトラッキングジェネレータを具備するスペクトラム
    アナライザにおいて、 前記増幅回路の出力状態を切替える切替スイッチと、 所定の電圧を発生するオフセット回路と、 前記切替スイッチ出力およびオフセット回路出力を加算
    する加算器と、 前記掃引信号発生器が出力するランプ信号を比較入力電
    圧の周波数信号とする周波数シンセサイザと、 前記信号分配器出力および周波数シンセサイザ出力をミ
    キシングする周波数変換器とによって前記トラッキング
    ジェネレータ部が構成されることを特徴とするトラッキ
    ングジェネレータを具備するスペクトラムアナライザ。
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