JPH06330616A - 化粧縁の取り付け構造 - Google Patents
化粧縁の取り付け構造Info
- Publication number
- JPH06330616A JPH06330616A JP11845693A JP11845693A JPH06330616A JP H06330616 A JPH06330616 A JP H06330616A JP 11845693 A JP11845693 A JP 11845693A JP 11845693 A JP11845693 A JP 11845693A JP H06330616 A JPH06330616 A JP H06330616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- main body
- decorative edge
- curb
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付け作業が簡便で、美観上も良好な化粧
縁の取り付け構造を提供する。 【構成】 天井の面材間、内壁の面材間、天井と内壁の
面材間もしくは内壁と床の面材間に施工される内装用の
化粧縁の取り付け構造であって、化粧縁は本体部分１お
よび本体部分の背面に設けられた突起部分２から成り、
該突起部分２はその巾方向に弾力性を有し、該突起部分
２が上記面材３、４間に設けられた隙間に嵌入されてな
ることを特徴とする化粧縁の取り付け構造。
縁の取り付け構造を提供する。 【構成】 天井の面材間、内壁の面材間、天井と内壁の
面材間もしくは内壁と床の面材間に施工される内装用の
化粧縁の取り付け構造であって、化粧縁は本体部分１お
よび本体部分の背面に設けられた突起部分２から成り、
該突起部分２はその巾方向に弾力性を有し、該突起部分
２が上記面材３、４間に設けられた隙間に嵌入されてな
ることを特徴とする化粧縁の取り付け構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内装用の化粧縁の取り付
け構造に関する。ここで内装用の化粧縁とは、廻り縁、
巾木等と称されるものも包含する。
け構造に関する。ここで内装用の化粧縁とは、廻り縁、
巾木等と称されるものも包含する。
【０００２】
【従来の技術】従来、天井の面材間、内壁の面材間、天
井と内壁の面材間もしくは内壁と床の面材間（これらを
総称して以下「面材間」という）に施工される内装用の
化粧縁の取り付け構造としては小さな釘によって化粧縁
が天井や内壁の下地材に打ちつけられている構造が一般
に採用されている。しかし、この構造においては施工時
に小さな釘を扱う為作業が煩わしく手間がかかり、また
釘頭が化粧縁表面に露出し美観を損なうという問題があ
った。そこで、この問題に対処する技術の一つとして特
開平２−２３６３５７号公報「木質系化粧縁の取り付け
構造」においては、事前に面材間に固定された受材に化
粧縁本体がワンタッチの嵌合方式で固定される構造が提
示されている。
井と内壁の面材間もしくは内壁と床の面材間（これらを
総称して以下「面材間」という）に施工される内装用の
化粧縁の取り付け構造としては小さな釘によって化粧縁
が天井や内壁の下地材に打ちつけられている構造が一般
に採用されている。しかし、この構造においては施工時
に小さな釘を扱う為作業が煩わしく手間がかかり、また
釘頭が化粧縁表面に露出し美観を損なうという問題があ
った。そこで、この問題に対処する技術の一つとして特
開平２−２３６３５７号公報「木質系化粧縁の取り付け
構造」においては、事前に面材間に固定された受材に化
粧縁本体がワンタッチの嵌合方式で固定される構造が提
示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平２
−２３６３５７号公報の構造においては化粧縁本体を固
定するために、事前に受材を固定する作業が必要とな
り、作業全体としては一般の方法よりもむしろ手間がか
かるという問題点があった。本発明は上記問題点を解決
するためになされたものであり、事前作業が不要で、釘
等の金具を使用せず、簡便に固定ができ、かつ美観上も
良好な化粧縁の取り付け構造を提供することを目的とす
る。
−２３６３５７号公報の構造においては化粧縁本体を固
定するために、事前に受材を固定する作業が必要とな
り、作業全体としては一般の方法よりもむしろ手間がか
かるという問題点があった。本発明は上記問題点を解決
するためになされたものであり、事前作業が不要で、釘
等の金具を使用せず、簡便に固定ができ、かつ美観上も
良好な化粧縁の取り付け構造を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成する為
に、本発明の「化粧縁の取り付け構造」においては、化
粧縁は本体部分および本体部分の背面に設けられた突起
部分からなり、該突起部分はその巾方向に弾力性を有
し、該突起部分が各面材間に設けられた隙間に嵌入され
てなることを特徴としている。
に、本発明の「化粧縁の取り付け構造」においては、化
粧縁は本体部分および本体部分の背面に設けられた突起
部分からなり、該突起部分はその巾方向に弾力性を有
し、該突起部分が各面材間に設けられた隙間に嵌入され
てなることを特徴としている。
【０００５】化粧縁の取り付け作業としては、化粧縁の
突起部分を各面材間の隙間に挿入するだけの簡便な作業
であり、特別な事前作業は不要である。また表面に釘頭
が露出するという問題も生じない。
突起部分を各面材間の隙間に挿入するだけの簡便な作業
であり、特別な事前作業は不要である。また表面に釘頭
が露出するという問題も生じない。
【０００６】ここで化粧縁本体の材質は木質材料、金属
材料、合成樹脂、合成ゴム等から適宜選択されればよ
い。化粧縁本体の形状等に関しては、面材間の隙間を隠
蔽できるだけの巾があればよく、この条件内であれば断
面形状および表面意匠も特に限定されない。
材料、合成樹脂、合成ゴム等から適宜選択されればよ
い。化粧縁本体の形状等に関しては、面材間の隙間を隠
蔽できるだけの巾があればよく、この条件内であれば断
面形状および表面意匠も特に限定されない。
【０００７】各面材間の隙間、および突起部分の寸法は
挿入性、および挿入後の安定性を考慮して決定される。
例えば、隙間の深さ１０mm以上、巾５mm〜１５mmとし、
これに対して、突起部分の長さは隙間の深さよりも小さ
い範囲で１０mm〜３０mm、突起部分の巾は隙間の巾より
も５mm程度大きく設定されたものが好適である。
挿入性、および挿入後の安定性を考慮して決定される。
例えば、隙間の深さ１０mm以上、巾５mm〜１５mmとし、
これに対して、突起部分の長さは隙間の深さよりも小さ
い範囲で１０mm〜３０mm、突起部分の巾は隙間の巾より
も５mm程度大きく設定されたものが好適である。
【０００８】突起部分の形状は、挿入性、安定性の面か
らくさび型としたり、突起の側面にヒダをつけてイカリ
型としたものが好適である。突起部分の材質は巾方向の
弾力性を持たせる為、軟質材料の合成樹脂、合成ゴム等
から選択されればよく、または硬質材料の金属等に折り
曲げ加工によって弾力性を持たせる等としてもよい。さ
らには、これらの複合としてもよい。特に突起部分の芯
部を硬質材料とし、外部を軟質材料でヒダ形状としたも
のは挿入性、安定性ともに優れる。
らくさび型としたり、突起の側面にヒダをつけてイカリ
型としたものが好適である。突起部分の材質は巾方向の
弾力性を持たせる為、軟質材料の合成樹脂、合成ゴム等
から選択されればよく、または硬質材料の金属等に折り
曲げ加工によって弾力性を持たせる等としてもよい。さ
らには、これらの複合としてもよい。特に突起部分の芯
部を硬質材料とし、外部を軟質材料でヒダ形状としたも
のは挿入性、安定性ともに優れる。
【０００９】本体部分と突起部分は別途作成されたもの
を接着、溶着、嵌合等で接合してもよいし、両者の材質
が同一であるか加工上可能であれば一体成形してもよ
い。突起部分は本体部分の全長にわたって設けられてい
てもよいし、部分的に設けられていてもよい。
を接着、溶着、嵌合等で接合してもよいし、両者の材質
が同一であるか加工上可能であれば一体成形してもよ
い。突起部分は本体部分の全長にわたって設けられてい
てもよいし、部分的に設けられていてもよい。
【００１０】
【作用】化粧縁の突起部分は、その巾方向に弾力性を有
しているので、面材間の隙間に簡便に挿入可能であり、
また挿入後は隙間内の側面に圧着することで化粧縁本体
とともに安定して固定される。
しているので、面材間の隙間に簡便に挿入可能であり、
また挿入後は隙間内の側面に圧着することで化粧縁本体
とともに安定して固定される。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図１は本発明の第１の実施例を示す垂直断面
図である。１は化粧縁本体部分で断面が略矩形の木質材
料から成る。２は突起部分で金属の芯材２ａを複数のヒ
ダを有する合成樹脂２ｂで被覆した構成となっている。
突起部分２は本体部分１の全長にわたって設けられ、両
者は接着によって接合されている。３は天井の面材、４
は内壁の面材、５は内壁の下地材を示す。。
説明する。図１は本発明の第１の実施例を示す垂直断面
図である。１は化粧縁本体部分で断面が略矩形の木質材
料から成る。２は突起部分で金属の芯材２ａを複数のヒ
ダを有する合成樹脂２ｂで被覆した構成となっている。
突起部分２は本体部分１の全長にわたって設けられ、両
者は接着によって接合されている。３は天井の面材、４
は内壁の面材、５は内壁の下地材を示す。。
【００１２】図２は本発明の第２の実施例を示す垂直断
面図である。６は化粧縁本体部分で断面が略台形の合成
ゴムから成る。７は突起部分でくさび型の合成ゴムから
成る。突起部分７は本体部分６の全長にわたって設けら
れ、両者は一体成形されている。８、９は天井の面材、
１０は天井の下地材を示す。
面図である。６は化粧縁本体部分で断面が略台形の合成
ゴムから成る。７は突起部分でくさび型の合成ゴムから
成る。突起部分７は本体部分６の全長にわたって設けら
れ、両者は一体成形されている。８、９は天井の面材、
１０は天井の下地材を示す。
【００１３】図３は本発明の第３の実施例を示す垂直断
面図である。１１は化粧縁本体部分で曲線を含む断面形
状を有する合成樹脂から成る。１２は突起部分で折り曲
げ加工された金属板から成る。突起部分１２の図面と垂
直な方向の長さは約２０mmであり、これが約５００mmの
間隔にて本体部分１１に嵌合によって接合されている。
１３は天井の面材、１４は内壁の面材、１５は内壁の下
地材を示す。
面図である。１１は化粧縁本体部分で曲線を含む断面形
状を有する合成樹脂から成る。１２は突起部分で折り曲
げ加工された金属板から成る。突起部分１２の図面と垂
直な方向の長さは約２０mmであり、これが約５００mmの
間隔にて本体部分１１に嵌合によって接合されている。
１３は天井の面材、１４は内壁の面材、１５は内壁の下
地材を示す。
【００１４】以上の実施例のいずれにおいても、面材間
の隙間に嵌入された突起部分が、その弾力性により隙間
内の側面に圧着することで化粧縁本体とともに安定して
固定された構造となっている。
の隙間に嵌入された突起部分が、その弾力性により隙間
内の側面に圧着することで化粧縁本体とともに安定して
固定された構造となっている。
【００１５】
【発明の効果】以上説明してきた様に、本発明によれ
ば、特別な事前作業は不要で、化粧縁本体部分の背面に
設けられた弾力性を有する突起部分を、各面材間の隙間
に挿入するだけの簡便な作業で固定が完了する。また、
釘頭の露出等もなく美観上も良好な化粧縁の取り付け構
造が実現できる。
ば、特別な事前作業は不要で、化粧縁本体部分の背面に
設けられた弾力性を有する突起部分を、各面材間の隙間
に挿入するだけの簡便な作業で固定が完了する。また、
釘頭の露出等もなく美観上も良好な化粧縁の取り付け構
造が実現できる。
【図１】 本発明の第１の実施例を示す垂直断面図であ
る。
る。
【図２】 本発明の第２の実施例を示す垂直断面図であ
る。
る。
【図３】 本発明の第３の実施例を示す垂直断面図であ
る。
る。
１ 化粧縁本体部分（木質材料） ２ａ 突起部分 芯材（金属材料） ２ｂ 突起部分 ヒダ（合成樹脂） ３ 天井の面材 ４ 内壁の面材 ５ 内壁の下地材 ６ 化粧縁本体部分（合成ゴム） ７ 突起部分 （合成ゴム） ８ 天井の面材 ９ 天井の面材 １０ 天井の下地材 １１ 化粧縁本体部分（合成樹脂） １２ 突起部分 （金属材料） １３ 天井の面材 １４ 内壁の面材 １５ 内壁の下地材
Claims (1)
- 【請求項１】 天井の面材間、内壁の面材間、天井と内
壁の面材間もしくは内壁と床の面材間に施工される内装
用の化粧縁の取り付け構造であって、化粧縁は本体部分
および本体部分の背面に設けられた突起部分から成り、
該突起部分はその巾方向に弾力性を有し、該突起部分が
上記面材間に設けられた隙間に嵌入されてなることを特
徴とする化粧縁の取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11845693A JPH06330616A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 化粧縁の取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11845693A JPH06330616A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 化粧縁の取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06330616A true JPH06330616A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14737100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11845693A Pending JPH06330616A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 化粧縁の取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06330616A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006062332A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Canon Inc | インクジェット記録方法およびインクジェット記録システムおよび制御プログラム |
| US7284823B2 (en) | 2004-08-30 | 2007-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Print apparatus and printing method |
| US7393078B2 (en) | 2005-09-09 | 2008-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and printing method |
| WO2016072384A1 (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-12 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 浴室ユニット |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP11845693A patent/JPH06330616A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006062332A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Canon Inc | インクジェット記録方法およびインクジェット記録システムおよび制御プログラム |
| US7284823B2 (en) | 2004-08-30 | 2007-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Print apparatus and printing method |
| JP4669249B2 (ja) * | 2004-08-30 | 2011-04-13 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法およびインクジェット記録システムおよびインクジェット記録装置 |
| US7393078B2 (en) | 2005-09-09 | 2008-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and printing method |
| WO2016072384A1 (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-12 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 浴室ユニット |
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