JPH063290A - 成形不良缶検出装置 - Google Patents

成形不良缶検出装置

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JPH063290A
JPH063290A JP4184471A JP18447192A JPH063290A JP H063290 A JPH063290 A JP H063290A JP 4184471 A JP4184471 A JP 4184471A JP 18447192 A JP18447192 A JP 18447192A JP H063290 A JPH063290 A JP H063290A
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JP
Japan
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inspected
image
parameter
opening
defective molding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4184471A
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English (en)
Inventor
Minoru Maeda
稔 前田
Masaki Komatsu
正樹 小松
Masayuki Masuda
正行 増田
Kazumi Aoki
和美 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被検査缶開口部に光を照射する照明手段22
と、缶上部より被検査缶18の開口部20の撮像を行う
撮像手段12と、前記撮像手段12により得られた缶像
をその明暗により二値化する二値化手段26と、前記二
値化結果に基づき被検査缶形状と基準缶形状の比較を行
う比較手段32と、前記比較結果に基づき被検査缶18
の成形状態の適否を判定する判定手段34と、を備えた
ことを特徴とする成形不良缶検出装置10。 【効果】 缶開口部形状の画像処理により各種成形不良
缶を検出することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不良缶判定装置、特に被
検査缶の成形状態の適否を判定する不良缶判定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常用いられる飲料缶、食品缶等にはい
わゆるツーピース缶、或いはスリーピース缶等があり、
例えばツーピース缶のうちのDI缶胴は、通常板材を打
ち抜いた後絞って浅底のカップ状にするカップ形成工
程、該カップを再絞りした後その円筒部分を延展するD
I工程、延展された缶胴の上部部分を一定形状とするた
めその端部を切取り成形するトリム工程等を経て製造さ
れる。
【0003】しかし、この製造工程中には、延展不良に
より缶開口部の一部分に凹部を生じるストリップ不良、
トリム工程で缶開口部に切除クズを残すヒゲ缶、延展工
程でジャムを起こしたジャム缶、缶開口部エッジが潰さ
れシワ状となったシワ缶等が発生する。これらは缶とし
て不良なばかりでなく、後の印刷工程等でジャムの原因
となるため、予め取り除かなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら不良
缶を自動的に除去することは従来あまり顧みられておら
ず、専ら目視ないし後の工程での不良缶検査に頼ってい
た。しかしながら目視に頼る除去では作業員の負担が大
きく、又成形不良缶が見逃され、後の印刷工程などでジ
ャムを起こした場合などにはその復旧に時間がかかり、
作業能率が大幅に低下するという課題があった。
【0005】本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は適切に不良缶を検出すること
のできる成形不良缶検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明にかかる成形不良缶検出装置は、被検査缶開口
部に光を照射する照明手段と、缶上部より被検査缶開口
部の撮像を行う撮像手段と、前記撮像手段により得られ
た缶像をその明暗により二値化する二値化手段と、前記
二値化結果に基づき被検査缶開口部形状と基準缶開口部
形状の比較を行う比較手段と、前記比較結果に基づき被
検査缶の成形状態の適否を判定する判定手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明者らが成形不良缶の検出方法について種
々検討したところ、缶の不良部位は区々であるが、その
殆どの場合、缶開口部に変形を来していることを見出し
た。そこで、本発明者らは缶開口部の撮影を行い、その
映像を二値化して缶開口部の形状を検出することによ
り、成形不良缶の効率的な検出を行うこととしたもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を
説明する。図1には本発明の一実施例にかかる成形不良
缶検出装置の概略構成が示されている。同図において、
成形不良缶検出装置10は撮像手段としてのCCDカメ
ラ12と、データ処理を行う画像処理コンピュータ14
とよりなる。そして、成形不良缶検出装置10の出力は
不良缶除去装置16に送られ、不良缶の除去が行われ
る。すなわち、図示しないコンベヤベルト上に載置され
て搬送されて来る被検査缶18の上部の開口部20に対
向する位置には照明手段としてのリング状ライト22が
配置され、更にライト22中央上部には広角レンズを有
したCCDカメラ12が配置される。従って、CCDカ
メラ12は被検査缶18の内側から開口部20の形状を
撮影することとなる。この撮影は、図示しない光電セン
サの如き缶検出手段からの缶検出信号に基づき、CCD
カメラ12にスタート信号を送ることにより開始する。
【0009】一方、コンピュータ14は二値化手段2
6、形状パラメータ算出手段30、比較手段32、判定
手段34よりなる。そして、CCDカメラ12により撮
影された画像データは二値化手段26により所定のスレ
ッショルドレベルに基づき二値化される。そして、形状
パラメータ算出手段30は、前記二値化画像に基づき対
応する被検査缶18の開口部20の形状を適切に表すパ
ラメータを演算する。
【0010】比較手段32は被検査缶の開口部形状パラ
メータ(被検査缶形状)と基準パラメータ(基準缶形
状)の比較を行い、その差値を判定手段34に出力す
る。判定手段34は前記差値が許容範囲にあるか否かに
基づき、当該被検査缶が正常な缶であるか或いは成形不
良缶であるかを判定する。判定手段34により成形不良
缶であると判断された場合には、被検査缶18の搬送方
向前方のコンベヤベルト側方に配置した除去装置16に
指示を与え、ラインから該成形不良缶の除去を行う。以
上のようにして、本実施例にかかる成形不良缶検出装置
によれば、缶開口部の画像を処理することにより成形不
良缶の判別を行うことができる。
【0011】図2には本実施例にかかる成形不良缶検出
装置を用いた画像処理状況が示されている。尚、同図に
おいて梨地状の部分は暗部である。同図(A)に示す画
像はCCDカメラ12により撮像された結果であり、被
検査缶はストリップ不良により右下部分に凹部が形成さ
れている。この画像を二値化手段26で二値化すること
により、同図(B)に示すような二値化画像を得ること
ができる。同図においては一定の水平ライン間隔毎に図
中X軸方向に二値化画像を表示している。このスリット
状の窓についてのみ、以下のパラメータ算出を行う。な
お、同図(C)は二値化画像(B)中のスリット状の窓
の缶内面対応部分についてX軸に平行な線(ラベル3
0)が設定される。図2(B)ないし(C)はそれぞれ
ストリップ不良による凹部に対応して開口部20の変形
が明確に示されており、該変形をパラメータにより検出
する。
【0012】本実施例において缶形状を表すパラメータ
として、ラベル数、ラベルの最大長さ、中心座標ずれ、
真円との差を用いている。すなわち、図3に示すように
ラベル30の本数は図中Y軸方向の直径をほぼ示すこと
となり、このラベル本数が規定範囲より外れることはY
軸方向の直径が一定範囲にないことを意味する。また、
ラベル30の最大長さは、実質的に缶開口部のX軸方向
の直径となり、このラベルの最大長さが規定範囲より外
れることはX軸方向の直径が一定範囲にないことを意味
する。また、各ラベル30の中心座標は缶開口部を形成
する円が真円であれば一直線上に並ぶが、缶開口部を形
成する円が歪んでいればそれぞれの中心座標32が直線
からずれて位置される。従って、各ラベル30の中心の
X座標を比較することにより、X軸方向の対象性を検査
することができる。
【0013】さらに、本実施例においては真円との差を
重要なパラメータの一つとしている。すなわち、図3
(B)に示すように、最大長のラベル30の長さの1/
2を当該被検査缶開口部が構成するであろう真円34の
半径rと仮定する。次に、最上部のラベルの長さと前記
仮定半径rより、最上部ラベル301 から中心Cまでの
距離をl1 を算出する。次に、最下部のラベル3030
長さと前記仮定半径rより、最下部のラベルから中心C
までの距離l2 を算出する。次に、距離l1 、l2 の和
を求め、最上部のラベル301 と最下部のラベル3030
の間の距離l3 を算出する。次に、ラベル間距離l3
びラベル数(30本)より各ラベル30の間隔Dを算出
する。次に仮定半径rとラベル間隔Dより、各ラベルの
真円時の長さL1 、L2 ・・・を算出する。そして、実
際の各ラベルの長さL1'、L2'・・・の長さの差d1
2 ・・・が、各ラベル毎の真円との長さの差となる。
以上のようにして得られた各ラベル毎の差d1 、d2
・・の二乗平均ないし絶対値平均を算出し、真円との差
の判別用パラメータとしている。
【0014】図4〜図8には実際に本実施例にかかる成
形不良缶検出装置を用いた缶検査例が示されている。図
4は正常缶を示し、図5はストリップ不良缶を示す。図
5に示すストリップ不良缶では影50を有するため、中
心座標ずれないし真円との差のパラメータによって検出
可能である。
【0015】図6にはジャム缶を示しており、缶開口部
がいびつとなっているためラベル数、最大長さ、中心座
標ずれないし真円との差のパラメータによって検出可能
である。図7はヒゲ缶を示しており、ヒゲ52の検出に
より中心座標ずれないし真円との差のパラメータによっ
て検出可能である。図8にはシワ缶を示しており、シワ
部分54がいびつとなっているため、特に中心座標ずれ
により検出可能である。
【0016】以上のように本実施例にかかる成形不良缶
検出装置を用いた場合には、各種の成形不良缶を缶開口
形状の画像処理により検出することが可能となる。な
お、前記実施例において示した画像処理方法或いはパラ
メータの設定方法等は他の方法によることも可能であ
り、本発明はこれに限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる成形
不良缶検出装置によれば、缶開口部形状の画像処理によ
り各種成形不良缶を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる成形不良缶検出装置
の概略構成の説明図である。
【図2】図1に示した装置による画像処理工程の説明図
である。
【図3】図1に示した装置によるパラメータ演算工程の
説明図である。
【図4】図1に示した装置による検査状態の説明図であ
る。
【図5】同上
【図6】同上
【図7】同上
【図8】同上
【符号の説明】
10 成形不良缶検出装置 12 撮像手段 18 被検査缶 20 開口部 22 リング状ライト(照明手段) 26 二値化手段 32 比較手段 34 判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 正行 神奈川県相模原市大島3194−4 大和製罐 株式会社内 (72)発明者 青木 和美 東京都中央区銀座5丁目13番16号 新日鐵 化学株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査缶開口部に光を照射する照明手段
    と、 缶上部より被検査缶開口部の撮像を行う撮像手段と、 前記撮像手段により得られた缶像をその明暗により二値
    化する二値化手段と、 前記二値化結果に基づき被検査缶形状と基準缶形状の比
    較を行う比較手段と、 前記比較結果に基づき被検査缶の成形状態の適否を判定
    する判定手段と、を備えたことを特徴とする成形不良缶
    検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、被検査缶
    を搬送させる駆動手段と前記被検査缶を検出する缶検出
    手段とを備え、前記撮像手段は、搬送されて来る前記被
    検査缶を検出した缶検出手段からの缶検出信号に基づき
    撮像を開始することを特徴とする成形不良缶検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の装置において、前
    記比較手段は前記被検査缶に前記照明手段からの光によ
    って形成される開口部の画像の縦方向の長さをパラメー
    タとして比較することを特徴とする成形不良缶検出装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の装置に
    おいて、前記比較手段は前記被検査缶に前記照明手段か
    らの光によって形成される開口部の画像の横方向の長さ
    をパラメータとして比較することを特徴とする成形不良
    缶検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の装置に
    おいて、前記比較手段は前記被検査缶に前記照明手段か
    らの光によって形成される開口部の画像の横方向の長さ
    の中心座標が一直線上にならんでいるか否かをパラメー
    タとして比較することを特徴とする成形不良缶検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の装置に
    おいて、前記比較手段は前記被検査缶に前記照明手段か
    らの光によって形成される開口部の画像の真円との差を
    パラメータとして比較することを特徴とする成形不良缶
    検出装置。
JP4184471A 1992-06-18 1992-06-18 成形不良缶検出装置 Withdrawn JPH063290A (ja)

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JP4184471A JPH063290A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 成形不良缶検出装置

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JP4184471A JPH063290A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 成形不良缶検出装置

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ID=16153746

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JP4184471A Withdrawn JPH063290A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 成形不良缶検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501232A (ja) * 2009-08-04 2013-01-10 ボール パッケージング ユーロップ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 検査局を用いて表面処理を行なうための装置と方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501232A (ja) * 2009-08-04 2013-01-10 ボール パッケージング ユーロップ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 検査局を用いて表面処理を行なうための装置と方法
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