JPH06328970A - 電動スクータの誤発進防止装置 - Google Patents

電動スクータの誤発進防止装置

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Publication number
JPH06328970A
JPH06328970A JP11869193A JP11869193A JPH06328970A JP H06328970 A JPH06328970 A JP H06328970A JP 11869193 A JP11869193 A JP 11869193A JP 11869193 A JP11869193 A JP 11869193A JP H06328970 A JPH06328970 A JP H06328970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
condition
throttle
relay
brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP11869193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaro Ono
昌朗 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo R&D Co Ltd
Original Assignee
Tokyo R&D Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo R&D Co Ltd filed Critical Tokyo R&D Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動スクータの誤発進防止装置を提供する。 【構成】 モータ1の制御回路とスロットル3とを中継
するリレー2のオン又はオフ状態の切替えは、少なくと
もブレーキの動作状態6を検出した信号を論理回路4が
検出することによってオン状態とし、ブレーキが動作さ
れていないとスロットル3を操作しても発進不可能であ
る。 【効果】 運転者等の不用意なスロットル操作等の誤動
作によって起こる急発進等の事故が未然に確実に防止さ
れ、電動スクータの安全性の向上と不慮の交通事故の発
生防止に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運転者等の誤操作に
よる電動スクータの誤発進を未然に確実に防止する、電
動スクータの誤発進防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関スクータと異なり、電動スクー
タではエンジンを始動する手間がないことや、アイドリ
ング状態がないために静粛性が高いといった長所がある
反面、走行可能であるかどうかの判断はスイッチのO
N,OFFだけに頼るしかなく、一見しただけでは判別
しずらい。
【0003】そこで従来、電動スクータの誤発進防止装
置としては、座席に埋め込まれたスイッチによって、運
転者等が座席に着座している時のみ駆動装置が作動され
る方式、又は運転者等が座席に着座して操作しないとブ
ザーを鳴らして運転者等に警告する方式などが採用され
ている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従来の誤発進防止装
置の方式では運転者のスロットルの不用意な操作によっ
て電動スクータが誤発進する事故の防止に万全でない。
とりわけ、電動スクータの所有者など通常運転している
者よりも、電動スクータに不慣れで知識に乏しい運転者
以外の者が誤操作する可能性が高く、危険である。
【0005】したがって、本発明の目的は、電動スクー
タの上記長所を失うことなく、スクータ停車時の誤操作
による急発進等の事故を未然により確実に防止する電動
スクータの誤発進防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、この発明に係る電動スクータ
の誤発進防止装置は、図面に実施例を示したとおり、原
動機がモータである電動スクータにおいて、モータ1の
制御回路とスロットル3とを中継するリレー2のオン又
はオフ状態の切替えは、少なくともブレーキの動作状態
6を検出した信号を論理回路4が検出することによって
オン状態とされる構成であり、ブレーキが動作されてい
ないとスロットル3を操作しても発進不可能であること
を特徴とする。
【0007】また、リレー2のオン又はオフ状態の切替
えは、ブレーキが動作されており、且つスロットル開度
5が十分に小さい条件、モータ1が回転されている条
件、及び車速が0でない条件、のいずれか1つ以上の条
件が成立していないとオフ状態とされモータ1に通電不
可能な構成であることも特徴とする。
【0008】
【作用】運転者等がスロットル3を零に戻した閉状態で
ブレーキを効かす操作をすることによってはじめてスロ
ットル3によるモータ1の制御が可能になる。そして、
モータ1が始動されて回転するか又は車輪が回転してい
る状態では、前記ブレーキを解除してもスロットル3に
よるモータ1の制御が可能である。つまり、通常走行時
には全く影響を与えることなく、停車状態からの発進時
にのみ運転者にブレーキとスロットル3の適切な操作を
要求するので、誤発進を未然に確実に防止する。
【0009】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は電動スクータの駆動系に実施された誤発進防止装
置のブロック図であり、図2は同駆動系の論理図であ
る。駆動系のモータ1の回転は、リレー2を中継するス
ロットル3により操作されるが、そのリレー2がオン状
態のときはスロットル3の操作量(開度)に応じたモー
タ出力が得られ、オフ状態のときはモータへの通電が停
止される。リレー2のオン、オフの切替えは論理回路4
によって行われる。この論理回路4へは、スロットル開
度5、ブレーキの動作状態6、モータ回転数7、及び車
速8の4つの信号が入力される。論理回路4は、前記4
つの入力信号に基づいて、ブレーキが動作されてお
り、且つスロットル開度が十分に小さい条件、モータ
が回転されている条件、車速が0でない条件、のうち
の1つ以上の条件が成立していることを検出してリレー
2をオン状態にする。
【0010】したがって、電動スクータの発進時には、
運転者等がブレーキを動作させないかぎりモータが始動
されないし、また、スロットルを必要以上に開けた状態
でブレーキを操作してもいきなりモータが回転して駆動
力が発生することはないから、安全性が確保される。ま
た、車速が0であってもモータが始動すれば、ブレーキ
を解除してもスロットルによるモータの制御が可能であ
るため、坂道発進のようなブレーキとスロットルの連携
操作の難しさもない。2そして、電動スクータの走行中
は、常にリレー2がオン状態になっているので、誤発進
防止装置は一切作動せず、電動スクータの安全で軽快な
走行が保持される。
【0011】
【本発明が奏する効果】本発明に係る電動スクータの誤
発進防止装置によれば、運転者等の不用意なスロットル
操作等の誤動作によって起こる急発進等の事故が未然に
確実に防止され、電動スクータの安全性の向上と不慮の
交通事故の発生防止に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動スクータの駆動系における誤発進防止装置
を示したブロック図である。
【図2】論理回路の機能を示した論理図である。
【符号の説明】
1 モータ 3 スロットル 5 スロットル開度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機がモータである電動スクータにおい
    て、モータの制御回路とスロットルとを中継するリレー
    のオン又はオフ状態の切替えは、少なくともブレーキの
    動作状態を検出した信号を論理回路が検出することによ
    ってオン状態とされる構成であり、ブレーキが動作され
    ていないとスロットルを操作しても発進不可能とされて
    いることを特徴とする、電動スクータの誤発進防止装
    置。
  2. 【請求項2】原動機がモータである電動スクータにおい
    て、モータの制御回路とスロットルとを中継するリレー
    のオン又はオフ状態の切替えは、ブレーキが動作されて
    おり、且つスロットル開度が十分に小さい条件と、モー
    タが回転されている条件、及び車速が0でない条件、の
    いずれか1つ以上の条件が成立していないとオフ状態と
    されモータに通電不可能な構成であることを特徴とす
    る、電動スクータの誤発進防止装置。
JP11869193A 1993-05-20 1993-05-20 電動スクータの誤発進防止装置 Pending JPH06328970A (ja)

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JP (1) JPH06328970A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011082292A1 (de) 2010-09-08 2012-03-29 Denso Corporation Startsteuersystem für fahrzeuge
JP2015016793A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 オートリブ ディベロップメント エービー 車両制御装置

Cited By (3)

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DE102011082292A1 (de) 2010-09-08 2012-03-29 Denso Corporation Startsteuersystem für fahrzeuge
US8700240B2 (en) 2010-09-08 2014-04-15 Denso Corporation Start control system for vehicle
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323