JPH06327888A

JPH06327888A - ドライクリーニング方法

Info

Publication number: JPH06327888A
Application number: JP5141183A
Authority: JP
Inventors: Masao Yamamoto; 昌雄山本; Toshiaki Takeuchi; 稔朗竹内
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1993-05-21
Filing date: 1993-05-21
Publication date: 1994-11-29

Abstract

(57)【要約】【目的】ドライクリーニングにおいて無臭・毒性の弱
いシリコーン油を使用することにより、作業者や近隣へ
の溶剤による影響を少なくする。【構成】タンク３ａから高沸点溶剤としてのシリコー
ン油を処理装置に送り込み、処理ドラムをゆっくり回
し、衣料２を洗浄する。処理槽１０及び衣料から溶剤を
排液し、次いでタンク３から低沸点溶剤を処理槽１０に
送り込み衣料を洗浄する。洗浄終了後、低沸点溶剤を処
理槽へ排液し、ファン１６、エアクーラ１７、エアヒー
タ１８からなるリカバリダクト１９と処理槽１０の間で
エアを循環し、衣料の乾燥を行う。溶剤として無臭・毒
性の少ないシリコーン油を使用するため環境への影響を
少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は衣料の洗浄に適用して、
安全で環境への影響の小さいドライクリーニング方法に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のドライクリーニングのシステムを
示す図４を用いて、ターペン以外でのドライクリーニン
グ工程を概説する。先ずドア１から衣料２を投入して、
ドア１を閉じて運転を開始すると、一般には次の順序で
工程が進行する。（１）溶剤タンク３から溶剤４をバルブ５を介してポン
プ６で汲揚げ、バルブ７、フィルタ８から成る経路、又
はバルブ９から成る経路によって処理槽１０に溶剤４を
必要量送り込む。（２）処理ドラム１１をゆっくり回し、溶剤４を処理槽
１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、ポンプ６、バ
ルブ７、フィルタ８、又はバルブ９から成る経路で循環
して衣料２を洗浄する。（３）処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、
ポンプ６、バルブ１４、蒸留器１５の経路で排液し、続
いて処理ドラム１１が高速回転して衣料２中の溶剤４を
遠心分離し、同様に排液する。（４）前記（１）項、（２）項の工程を繰り返す。（５）処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、
バルブ１５の経路で溶剤タンク３に排液し、続いて処理
ドラム１１が高速回転して衣料２中の溶剤４を遠心分離
し、排液する。

【０００３】（６）再び処理ドラム１１をゆっくり回
し、ファン１６、エアクーラ１７、エアヒータ１８から
成るリカバリエアダクト１９と、処理槽１０の間を矢印
２０の向きでエアを循環し、衣料２を乾燥する。衣料２
から蒸発した溶剤ガスは、エアクーラ１７で凝縮し、回
収経路２１を経て水分離器２２に入り、溶剤配管２３を
通ってクリンタンク２４に入る。（７）乾燥が終了すると、ダンパ２５，２６が破線の如
く開き、ダンパ２５から新鮮な空気を取り入れて、ダン
パ２６からエアクーラ１７では回収できない未凝縮溶剤
ガスを排気し、衣料２中の溶剤臭を脱臭する。（８）前記（３）項の工程で蒸留器１５に入った溶剤４
は蒸発してコンデンサ２７で凝縮回収され、水分離器２
２、溶剤配管２３を通ってクリンタンク２４に入り、オ
ーバーフロー付仕切板２８から、溶剤タンク３に戻る。
なお、水分離器２２で分離した水は水配管２９によって
系外へ排出する。

【０００４】次にターペン（石油系溶剤）を用いた従来
のドライクリーニング工程を図５及び図６により説明す
る。ターペンドライクリーニングは、通常図４に示す処
理槽部分と、類似の図５で示す洗浄、脱液槽１００と、
図６の乾燥専用槽２００（タンブラと呼ばれる）に分か
れている。洗浄、脱液槽１００では、先に述べた他の溶
剤による洗浄工程、前記（１），（２）及び（３）と同
等の工程を踏み、全工程を終了する。なお、ターペンド
ライクリーニングは、通常蒸留は行わず、フィルタ８の
内部に、多孔質アルミナ等の脂肪酸吸着剤や、活性炭等
の脱色剤を充填して溶剤４の洗浄を図っているケースが
多い。

【０００５】次に脱液後の衣料２を、ドア１より外へ取
り出し、図６のタンブラのドア１ａから処理槽１０ａに
投入する。タンブラでは、外気２０ａをファン１６によ
って入口ダクト１９から取り入れ、エアヒータ１８によ
り加熱して処理槽１０ａに送り込むと、衣料２中の溶剤
４は蒸発し、出口ダクト１９ａから系外（屋外）へ排出
されて乾燥が終了する。以上の如く、各種溶剤による一
般的なドライクリーニング工程を概説したが、現在これ
らの溶剤を使用するドライクリーナは、何れの溶剤にお
いても、単一溶剤による洗浄、乾燥方式をとっている。

【０００６】表１は、現在多様されている溶剤の代表的
物性を比較したものである。また表２は表１に示した溶
剤の代表的物性によって生じるドライクリーニング上の
特徴、制約、欠点等を比較したものである。これより最
近の多様化する衣料素材、加工、形態に対応するため、
冒頭で述べたように、各種の単一溶剤（但し、ターペン
は石油系の混合溶剤）を専用的に使用する各種ドライク
リーナが業界に受け入れられているのが現状である。図
３は現在広く受入れられているパークロルエチレン、1.
1.1 トリクロルエタン、ターペン（石油系）、フロン１
１３の一般的な洗浄、乾燥工程を比較したものである。
同図から明らかなように、フロン１１３を除き、ドライ
クリーニング工程は乾燥時間が全体のほぼ５０％を占め
ており、最近の工程短縮ニーズの障害となっている他、
乾燥のための長時間のタンブリングは衣料にケバ立ち、
縮みなどの悪影響を及ぼす危険があった。

【表１】

【０００７】

【表２】但し表２の許容濃度は日本産業衛生学会が定めた数値。
空気中の濃度がこの数値以下であれば、労働者が連日ば
く露される場合でもほとんどすべての労働者に悪影響が
見られないとしている。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上述したように従来ド
ライクリーニングの溶剤としては石油系溶剤（炭化水素
化合物）・塩素化炭化水素溶剤（パークロルエチレン、
1.1.1 トリクロルエタン）及び沸化炭化水素化合物（フ
ロン１１３など）が使用されて来たが、これら溶剤は、
いずれも適度の油脂溶解力と表面張力・粘度など洗浄に
必要な物性をもつ液体であり、乾燥しやすいように沸点
も常温から２２０℃程度までの範囲にある。しかし、い
づれの溶剤も臭気があり、多少なりとも毒性があるた
め、作業者及び近隣の人に対する影響のないようにする
必要がある。また、乾燥時間も長くなるため作業時間短
縮の点で問題がある。このため、これまで溶剤回収装置
やクローズドシステム化によって溶剤の排出を削減する
工夫が提案されているが、いづれも満足のゆく装置とな
っていない。そこで本発明は、使用する溶剤そのものを
無臭で毒性の極めて低いシリコーン油を使用することに
よって上述の問題点を解決しようとするものである。さ
らに本発明は、シリコーン油を使用することによって乾
燥に長時間掛かる点を、低沸点の溶剤に置換して乾燥す
ることにより短時間化しようとするものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】このため本発明は、溶剤
を使用して衣料の洗浄を行い、その後脱液、乾燥を行う
ドライクリーニング方法において、衣料の洗浄用溶剤と
してシリコーン油を使用するものであり、またこのシリ
コーン油に、洗浄性向上のために界面活性剤を含む補助
剤を配合するものであり、更に衣料をシリコーン油を使
用して洗浄する際に、洗浄途中又は乾燥直前にシリコー
ン油を、例えばパーフルオロアルカン等のより低沸点の
不燃性溶剤に置換して乾燥を行うことにより、同一処理
槽内での衣料の乾燥時間を短縮処理するようにしてなる
もので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。

【００１０】

【作用】本発明は上述の如く衣料の洗浄に溶剤としてシ
リコーン油を使用している。シリコーン油の中にはジメ
チルポリシロキサンやジフェニルポリシロキサンのよう
に生理的に不活性で人間に安全なものが多く、化粧品や
洗髪剤などに配合されており、食品添加剤として認めら
れている例もある。本発明はこのように生理的に不活性
な溶剤を使用することによって、本質的に安全なドライ
クリーニングを行うものである。ただしシリコーン油は
可燃性であり、引火火災の危険はターペン（石油系）と
同様なので、なるべく引火点の高い、即ち、沸点の高い
品種を選ぶことが望ましい。一方ドライクリーニングで
の衣料の洗浄の後には乾燥が必須であり、沸点の高い溶
剤は乾燥時間が長く掛かる欠点がある。このため本発明
では低沸点溶剤との置換によって乾燥時間を短縮するよ
うにしている。

【００１１】

【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明する
と、図１は本発明の実施例を示しており、この例と図４
（従来装置）との主要な相違点は、第１の溶剤の収納タ
ンク３と第２の溶剤の収納タンク３ａが互いに独立して
設けられており、それぞれ専用バルブ５，５ａが設けら
れていることである。また溶剤がもっている固有の沸点
又はプログラムコントローラにより使い分けが可能な水
分離器２２，２２ａを備えていると共に、各々に対応し
て凝縮溶剤流入管３４にバルブ３２，３２ａ、溶剤配管
２３，２３ａ、水配管２９，２９ａが付属されているこ
とである。更に、コンデンサ２７に安全弁３３が追加さ
れていると共に、エアクーラ１７に接続されている回収
経路２１が、バルブ３０又は３０ａを介して水分離器２
２又は２２ａに接続され、かつ逆止弁３１を介して蒸留
器１５に接続されていることであるが、他は図４の従来
装置とほぼ同一の構成となっている。

【００１２】また本発明のドライクリーニング方法で
は、使用する溶剤が従来方法と相違している。即ち、本
発明は溶剤としてシリコーン油を使用している。シリコ
ーン油は一般に無色透明な液体で化学的に安定であり、
生理的に不活性で安全な物質である。シリコーン油の一
種ジメチルポリシロキサンの一般式は次のように表され
る。

【化１】ｎは整数本発明のドライクリーニングに適合するシリコーン油溶
剤の例としてｎ＝１〜３のジメチルポリシロキサンの代
表的物性を表３に示す。

【００１３】

【表３】ｎ＝１および２の場合、沸点や引火点がターペン（石油
系）なみであるが、引火点が高く火災に対して安全なｎ
＝３の場合、沸点が２３０℃で蒸発しにくく乾燥時間が
長くなる。このため本発明では溶剤としてシリコーン油
を使用して洗浄する洗浄工程の途中又は乾燥工程の直前
に、洗浄溶剤よりも低沸点の不燃性溶剤に置換すること
によって、同一処理槽内で乾燥時間を短縮して処理する
ようにしている（図２）。また低沸点の不燃性溶剤とし
ては、沸素化炭化水素、塩素化炭化水素など各種考えら
れるが、洗浄溶剤同様安全で環境への影響が小さいこと
からパーフルオロアルカン、例えば沸点５６℃のパーフ
ルオロヘキサン（化学式Ｃ₆Ｆ₁₄）などが適する。この
パーフルオロヘキサンは、沸素化炭化水素であって塩素
を含まないためオゾン層に対する影響がない。

【００１４】なお、パークロルエチレン、ターペン（石
油系）等従来からドライクリーニングに用いられている
溶剤の乾燥時間短縮に、より低沸点の液体、例えばパー
フロロアルカン等を置換する発明は（特願平３−３１９
６４４号）で既に出願がなされている。またシリコーン
油は水をほとんど溶解せず、体積抵抗率が高いため洗浄
中の摩擦等によって発生する静電気のスパークの危険が
ある。このためターペン（石油系）洗浄の場合と同様
に、例えば界面活性剤を含む補助剤をシリコーン油に配
合することにより、水を溶解する能力を高めるようにし
ている。また洗浄中に衣料から除去した汚れを衣料に再
付着させることなく液中に分散させる効果、及びシリコ
ーン油では除去しにくい水溶性汚れを衣料から除去する
効果などを持つ界面活性剤を調合した補助剤を配合する
ことも有効である。なお、本発明において使用する低沸
点溶剤の例であるパーフルオロアルカンの一種であるパ
ーフルオロヘキサン（Ｃ₆Ｆ₁₄）の主な特性は表４の通
りである。

【表４】

【００１５】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、第１の溶剤４を低沸点溶剤（パーフ
ルオロアルカン等）、第２の溶剤４ａを高沸点溶剤（シ
リコーン油等）と仮定して、先ず洗浄の途中で高沸点溶
剤４ａと、低沸点溶剤４を入れ替える。以下この方法を
説明する。（１）タンク３ａから高沸点溶剤４ａをバルブ５ａを介
してポンプ６により汲み揚げ、バルブ７、フィルタ８、
又はバルブ９の経路で処理槽１０に必要量を送り込む。（２）処理ドラム１１をゆっくり回し、高沸点溶剤４ａ
を処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、ポン
プ６、バルブ７、フィルタ８又はバルブ９から成る回路
で循環して衣料２を洗浄する。（３）処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、
ポンプ６、バルブ１４、蒸留器１５の経路で廃液し、続
いて処理ドラム１１が高速回転して衣料２中の高沸点溶
剤４ａを遠心分離し、同様に排液する。（４）タンク３から低沸点溶剤４をバルブ５を介してポ
ンプ６により汲揚げ、バルブ７、フィルタ８、又はバル
ブ９の経路で処理槽１０に必要量を送り込む。（５）前記（２）項と同じ作業を行う（但し、高沸点溶
剤４ａを低沸点溶剤４と読みかえる）。（６）前記（３）項と同じ作業を行う（但し、高沸点溶
剤４ａを低沸点溶剤４に読みかえる）。

【００１６】（７）再び処理ドラム１１をゆっくり回
し、ファン１６、エアクーラ１７、エアヒータ１８から
成るリカバリエアダクト１９と処理槽１０の間を矢印２
０の向きでエアを循環し、衣料２を乾燥する。衣料２か
ら蒸発した溶剤ガスはエアクーラ１７で凝縮し、回収経
路２１を通り、逆止弁３１経由で蒸留器１５に流入す
る。（８）乾燥が終了すると、ダンパ２５，２６が破線の如
く開き、ダンパ２５から新鮮な空気を取り入れ、ダンパ
２６からエアクーラ１７では回収できない未凝縮溶剤ガ
スを排気し、衣料２中の残存溶剤を除去する。（９）前記（３），（６），（７）項の工程で蒸留器１
５に入った混合溶剤（４＋４ａ）は、先ず低沸点溶剤４
で決まる沸点で蒸留され、コンデンサ２７を経由し、蒸
留温度センサ（図示せず）でコントロールされ、開弁し
たバルブ３２を介して水分離器２２に流入し、溶剤配管
２３を通ってタンク３に戻る。

【００１７】次に蒸留器１５中の低沸点溶剤が減少して
くると、徐々に沸点が高沸点溶剤４ａに近づき、高沸点
溶剤４ａの蒸留が開始されるようになるが、前記と同様
に蒸留温度センサ（図示しない）が作動して、バルブ３
２ａを開弁（３２は閉弁）し、前記と同様にタンク３ａ
に高沸点溶剤４ａが回収される（低沸点溶剤より高沸点
溶剤への切替わり時間の中間成分溶剤は実験上微少量で
あり、実用上問題とならないので、何れかの溶剤として
取扱う）。次に乾燥直前に高沸点溶剤４ａを低沸点溶剤
４に置き換える方法について簡単に説明する。（１）前記図４の説明（１）〜（４）項とほぼ同様に洗
浄工程が進行する（図４のタンク３、溶剤４をそれぞれ
タンク３ａ、高沸点溶剤４ａと読みかえる）。（２）タンク３より低沸点溶剤４をバルブ５を介してポ
ンプで汲揚げ、バルブ７、バルブ９から成る経路によっ
て処理槽１０に必要量を送り込む。以下前記洗浄途中から溶剤を切替える方法の（６）項以
降と全く同じ工程を踏み、高沸点溶剤４ａが低沸点溶剤
４に置き換えられる。

【００１８】

【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、（１）衣料の洗浄の溶剤としてシリコーン油を使用する
ことによりドライクリーニング装置を操作する作業者、仕上げ
作業など後工程の作業者が無臭・無毒で安全である。衣料に微量残留しても衣料を着用する人が安全であ
る（ターペンの残留した衣料を着用することによる接触
皮膚炎のような害がない）。ドライクリーニング装置からの排気・排水に混入し
て排出しても環境への悪影響が小さい。（２）シリコーン油に界面活性剤を含む補助剤を併用す
ることにより静電気発生防止、汚れの再付着防止、シリコーン油
では溶解できない水溶性の汚れの除去などの効果があ
り、洗浄性が良くなる。（３）低沸点の不燃性溶剤に置換することにより引火・火災の不安なしに短時間乾燥が可能となる。等の優れた作用効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の方法を実施する装置の系統図である。

【図２】図１の場合の乾燥時間とエアクーラの溶剤凝縮
回収速度との関係を示す線図である。

【図３】一般的なパークロルエチレン等の各種溶剤によ
る洗浄、乾燥工程の比較説明図である。

【図４】従来のドライクリーナの系統図である。

【図５】従来のターペンを用いたドライクリーナの系統
図である。

【図６】従来のターペンを用いた図５と異なるドライク
リーナの系統図である。

【符号の説明】

２衣料３，３ａ溶剤の収納タンク４，４ａ溶剤５，５ａ専用バルブ１１処理ドラム１５蒸留器１７エアクーラ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】溶剤を使用して衣料の洗浄を行い、その
後脱液、乾燥を行うドライクリーニング方法において、
衣料の洗浄用溶剤としてシリコーン油を使用することを
特徴とするドライクリーニング方法。
【請求項２】前記シリコーン油に、洗浄性向上のため
に界面活性剤を含む補助剤を配合することを特徴とする
請求項１記載のドライクリーニング方法。
【請求項３】衣料をシリコーン油を使用して洗浄する
際に、洗浄途中又は乾燥直前にシリコーン油を、例えば
パーフルオロアルカン等のより低沸点の不燃性溶剤に置
換して乾燥を行うことにより、同一処理槽内での衣料の
乾燥時間を短縮処理することを特徴とするドライクリー
ニング方法。