JPH0632753Y2 - 直流電源装置 - Google Patents
直流電源装置Info
- Publication number
- JPH0632753Y2 JPH0632753Y2 JP11118488U JP11118488U JPH0632753Y2 JP H0632753 Y2 JPH0632753 Y2 JP H0632753Y2 JP 11118488 U JP11118488 U JP 11118488U JP 11118488 U JP11118488 U JP 11118488U JP H0632753 Y2 JPH0632753 Y2 JP H0632753Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- voltage
- constant voltage
- capacitor
- rectifier circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電源装置、特に過電圧に対する保護回路を備え
た直流電源装置に関連する。
た直流電源装置に関連する。
従来の技術 従来の直流電源装置は、例えば第２図に示すように、複
数の交流電源端子１、２と、交流電源端子１、２に接続
された整流回路３と、交流電源端子１と整流回路３との
間に接続された過電流保護手段としてのヒューズ13と、
整流回路３の整流直流出力端子５、６に接続された平滑
回路４及び電源直流出力端子７、８とを有する。なお平
滑回路４は整流回路３の高圧整流直流出力端子５、６間
に直列に接続された平滑用の第１の分圧コンサ９及び第
２の分圧コンデンサ10と、第１の分圧コンデンサ９及び
第２の分圧コンデンサ10に並列に接続された定電圧ダイ
オード11、12とから成る。
数の交流電源端子１、２と、交流電源端子１、２に接続
された整流回路３と、交流電源端子１と整流回路３との
間に接続された過電流保護手段としてのヒューズ13と、
整流回路３の整流直流出力端子５、６に接続された平滑
回路４及び電源直流出力端子７、８とを有する。なお平
滑回路４は整流回路３の高圧整流直流出力端子５、６間
に直列に接続された平滑用の第１の分圧コンサ９及び第
２の分圧コンデンサ10と、第１の分圧コンデンサ９及び
第２の分圧コンデンサ10に並列に接続された定電圧ダイ
オード11、12とから成る。
上記の構成において、交流電源端子１、２に印加された
交流入力は、整流回路３にて直流に交換され、平滑回路
４にて平滑された後、電源直流出力端子７、８からリッ
プルの少ない直流として出力される。ここで、交流電源
端子１、２に高電圧が印加し、電源直流出力端子７、８
が過電圧となり、分圧コンデンサ９、10の電圧が定電圧
ダイオード11、12の電圧を越えると、定電圧ダイオード
11と12がブレークダウンする。
交流入力は、整流回路３にて直流に交換され、平滑回路
４にて平滑された後、電源直流出力端子７、８からリッ
プルの少ない直流として出力される。ここで、交流電源
端子１、２に高電圧が印加し、電源直流出力端子７、８
が過電圧となり、分圧コンデンサ９、10の電圧が定電圧
ダイオード11、12の電圧を越えると、定電圧ダイオード
11と12がブレークダウンする。
考案が解決しようとする課題 しかし、このとき交流電源端子１、２から流れる電流に
加えて、第１の分圧コンデンサ９の放電電流が定電圧ダ
イオード11を通って流れ、また第２の分圧コンデンサ10
の放電電流が定電圧ダイオード12を通って流れる。この
ため、定電圧ダイオード11と12がオープンモードで破壊
し、第１の分圧コンデンサ９及び第２の分圧コンデンサ
10に異常な高電圧が印加されて発煙破壊する。そこで、
ヒューズ13を設け、定電圧ダイオード11、12が破壊する
前にヒューズ13を溶断させ、分圧コンデンサの破壊を防
止している。従来の直流電源装置では定電圧ダイオード
11と12に、コンデンサ９、10の放電電流を加味した大き
な容量の素子を設けねばならなかった。
加えて、第１の分圧コンデンサ９の放電電流が定電圧ダ
イオード11を通って流れ、また第２の分圧コンデンサ10
の放電電流が定電圧ダイオード12を通って流れる。この
ため、定電圧ダイオード11と12がオープンモードで破壊
し、第１の分圧コンデンサ９及び第２の分圧コンデンサ
10に異常な高電圧が印加されて発煙破壊する。そこで、
ヒューズ13を設け、定電圧ダイオード11、12が破壊する
前にヒューズ13を溶断させ、分圧コンデンサの破壊を防
止している。従来の直流電源装置では定電圧ダイオード
11と12に、コンデンサ９、10の放電電流を加味した大き
な容量の素子を設けねばならなかった。
本考案は上記の欠点を解消して、小容量の定電圧素子を
用いて平滑用のコンデンサの破壊を防止できる直流電源
装置を提供することを目的とする。
用いて平滑用のコンデンサの破壊を防止できる直流電源
装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案による直流電源装置は、一対の交流電源端子と、
該交流電源端子に接続された整流回路と、該整流回路と
前記交流電源端子との間に接続された過電流保護手段
と、前記整流回路の直流出力端子間に直列に接続された
少なくとも第１のコンデンサ及び第２のコンデンサから
成る平滑回路と、前記第１のコンデンサ及び第２のコン
デンサの接続点と前記交流電源端子の各々とを結ぶ各ラ
インに直列に接続され、前記交流電源端子が所定の電圧
よりも高い電圧となったときに導通する定電圧素子とか
ら構成される。前記過電流保護手段は前記定電圧素子が
導通したときに前記交流電源端子と前記整流回路との接
続を遮断する。
該交流電源端子に接続された整流回路と、該整流回路と
前記交流電源端子との間に接続された過電流保護手段
と、前記整流回路の直流出力端子間に直列に接続された
少なくとも第１のコンデンサ及び第２のコンデンサから
成る平滑回路と、前記第１のコンデンサ及び第２のコン
デンサの接続点と前記交流電源端子の各々とを結ぶ各ラ
インに直列に接続され、前記交流電源端子が所定の電圧
よりも高い電圧となったときに導通する定電圧素子とか
ら構成される。前記過電流保護手段は前記定電圧素子が
導通したときに前記交流電源端子と前記整流回路との接
続を遮断する。
作用 交流電源端子に所定の電圧よりも高い過電圧が発生した
とき、上記定電圧素子が導通するが、第１の分圧コンデ
ンサ及び第２の分圧コンデンサの放電電流は定電圧素子
には流れない。従って、定電圧素子は小容量の素子で過
電流保護手段を動作させることができる。その結果、異
常な高電圧が第１の分圧コンデンサ及び第２の分圧コン
デンサに長時間印加されることはない。
とき、上記定電圧素子が導通するが、第１の分圧コンデ
ンサ及び第２の分圧コンデンサの放電電流は定電圧素子
には流れない。従って、定電圧素子は小容量の素子で過
電流保護手段を動作させることができる。その結果、異
常な高電圧が第１の分圧コンデンサ及び第２の分圧コン
デンサに長時間印加されることはない。
実施例 以下、本考案の実施例を第１図について説明する。これ
らの図面では、第２図に示す箇所と同一の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。
らの図面では、第２図に示す箇所と同一の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。
第１図の実施例では、第１の分圧コンデンサ９及び第２
の分圧コンデンサ10の接続点14と交流電源端子１、２の
各々とを結ぶ各ラインに定電圧素子20が接続される。定
電圧素子20は、接続点14とヒューズ13との間に直列にか
つ逆極性で接続された一対の定電圧ダイオード20aと20d
と、接続点14と交流電源端子２との間に直列にかつ逆極
性で接続された一対の定電圧ダイオード20bと20cとを有
する。定電圧ダイオード20a及び20bは例えばアバランシ
ェダイオードが使用される。
の分圧コンデンサ10の接続点14と交流電源端子１、２の
各々とを結ぶ各ラインに定電圧素子20が接続される。定
電圧素子20は、接続点14とヒューズ13との間に直列にか
つ逆極性で接続された一対の定電圧ダイオード20aと20d
と、接続点14と交流電源端子２との間に直列にかつ逆極
性で接続された一対の定電圧ダイオード20bと20cとを有
する。定電圧ダイオード20a及び20bは例えばアバランシ
ェダイオードが使用される。
上記の構成において、交流電源端子１に正の高電圧が印
加され整流回路３に印加される電圧が定電圧ダイオード
20a、20bの電圧を超えると、定電圧ダイオード20aと20b
とがブレークダウンして、交流電源端子１からヒューズ
13、定電圧ダイオード20a〜20dを介して交流電源端子２
に大きな電流が流れる。また、交流電源端子２に正の高
電圧が印加され、整流回路３に印加される電圧が定電圧
ダイオード20c、20dの電圧を超えると、定電圧ダイオー
ド20cと20dとがブレークダウンして、交流電源端子２か
ら定電圧ダイオード20a〜20d、ヒューズ13を介して交流
電源端子１に大きな電流が流れる。定電圧ダイオード20
a〜20dが導通してヒューズ13に大きな電流が流れると、
ヒューズ13は溶断し、整流回路３への電流が遮断され
る。このとき、定電圧ダイオード20a〜20dには第１の分
圧コンデンサ９及び第２の分圧コンデンサ10の放電電流
が流れない。従って、定電圧ダイオード20a〜20dはヒュ
ーズ13を溶断する程度の小容量素子でよく、オープンモ
ードで破壊する前に、ヒューズ13が溶断する。したがっ
て、異常な高電圧が長時間第１の分圧コンデンサ９及び
第２の分圧コンデンサ10に印加されることがなく、第１
の分圧コンデンサ９及び第２の分圧コンデンサ10の発煙
破壊を防止することができる。
加され整流回路３に印加される電圧が定電圧ダイオード
20a、20bの電圧を超えると、定電圧ダイオード20aと20b
とがブレークダウンして、交流電源端子１からヒューズ
13、定電圧ダイオード20a〜20dを介して交流電源端子２
に大きな電流が流れる。また、交流電源端子２に正の高
電圧が印加され、整流回路３に印加される電圧が定電圧
ダイオード20c、20dの電圧を超えると、定電圧ダイオー
ド20cと20dとがブレークダウンして、交流電源端子２か
ら定電圧ダイオード20a〜20d、ヒューズ13を介して交流
電源端子１に大きな電流が流れる。定電圧ダイオード20
a〜20dが導通してヒューズ13に大きな電流が流れると、
ヒューズ13は溶断し、整流回路３への電流が遮断され
る。このとき、定電圧ダイオード20a〜20dには第１の分
圧コンデンサ９及び第２の分圧コンデンサ10の放電電流
が流れない。従って、定電圧ダイオード20a〜20dはヒュ
ーズ13を溶断する程度の小容量素子でよく、オープンモ
ードで破壊する前に、ヒューズ13が溶断する。したがっ
て、異常な高電圧が長時間第１の分圧コンデンサ９及び
第２の分圧コンデンサ10に印加されることがなく、第１
の分圧コンデンサ９及び第２の分圧コンデンサ10の発煙
破壊を防止することができる。
本考案の上記の実施例は変更が可能である。例えば、上
記の実施例では、20a〜20dに定電圧素子を使用する例を
示したが、20a、20b又は20c、20dのみを定電圧素子とす
ることができる。また、定電圧素子としてアバランシェ
ダイオードの代りにバリスタを使用することができる。
更に第１又は第２の分圧コンデンサのいずれか又は両方
を複数のコンデンサで構成してもよい。
記の実施例では、20a〜20dに定電圧素子を使用する例を
示したが、20a、20b又は20c、20dのみを定電圧素子とす
ることができる。また、定電圧素子としてアバランシェ
ダイオードの代りにバリスタを使用することができる。
更に第１又は第２の分圧コンデンサのいずれか又は両方
を複数のコンデンサで構成してもよい。
考案の効果 上記のように、本考案では、電源直流出力端子に過電圧
が発生しても小容量の定電圧素子の使用で過電圧保護手
段を動作させることが可能であり、平滑用のコンデンサ
の破壊を防止することができる。
が発生しても小容量の定電圧素子の使用で過電圧保護手
段を動作させることが可能であり、平滑用のコンデンサ
の破壊を防止することができる。
第１図は本考案による直流電源装置の回路図、第２図は
従来の直流電源装置の回路図を示す。 １、２……交流電源端子、３……整流回路、９……第１
の分圧コンデンサ、10……第２の分圧コンデンサ、13…
…過電流保護手段、20……定電圧素子、
従来の直流電源装置の回路図を示す。 １、２……交流電源端子、３……整流回路、９……第１
の分圧コンデンサ、10……第２の分圧コンデンサ、13…
…過電流保護手段、20……定電圧素子、
Claims (1)
- 【請求項１】一対の交流電源端子と、該交流電源端子に
接続された整流回路と、該整流回路と前記交流電源端子
との間に接続された過電流保護手段と、前記整流回路の
直流出力端子間に直列に接続された少なくとも第１のコ
ンデンサ及び第２のコンデンサから成る平滑回路と、前
記第１のコンデンサ及び第２のコンデンサの接続点と前
記交流電源端子の各々とを結ぶ各ラインに直列に接続さ
れ、前記交流電源端子が所定の電圧よりも高い電圧とな
ったときに導通する定電圧素子とから構成され、前記過
電流保護手段は前記定電圧素子が導通したときに前記交
流電源端子と前記整流回路との接続を遮断することを特
徴とする直流電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118488U JPH0632753Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 直流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118488U JPH0632753Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 直流電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0233542U JPH0233542U (ja) | 1990-03-02 |
| JPH0632753Y2 true JPH0632753Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31349012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11118488U Expired - Fee Related JPH0632753Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 直流電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632753Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP11118488U patent/JPH0632753Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233542U (ja) | 1990-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |