JPH0514696Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0514696Y2 JPH0514696Y2 JP1985061122U JP6112285U JPH0514696Y2 JP H0514696 Y2 JPH0514696 Y2 JP H0514696Y2 JP 1985061122 U JP1985061122 U JP 1985061122U JP 6112285 U JP6112285 U JP 6112285U JP H0514696 Y2 JPH0514696 Y2 JP H0514696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- protrusions
- coil
- insulating tube
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 16
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は小型回転機用成形絶縁物に関するも
ので、特に、OA機器等に用いられる小型化、扁
平化されたステツプモータのような回転機の成形
絶縁物に関するものである。
ので、特に、OA機器等に用いられる小型化、扁
平化されたステツプモータのような回転機の成形
絶縁物に関するものである。
近年OA機器の省力化、縮小化が進むにつれ、
ステツプモータの小型化、扁平化も望まれてい
る。
ステツプモータの小型化、扁平化も望まれてい
る。
従来、モータを扁平化する場合、ステータも扁
平とするので、第5図に示すように、扁平なステ
ータ1の両側から成形絶縁物2を太矢印のように
挿入し、これにコイルを巻線し、成形絶縁物2,
2でコイルをステータから絶縁している。コイル
巻線後、コイルにリード線を接続し、接続部を絶
縁チユーブで包むが、このようにした接続部は成
形絶縁物の近傍に位置し、これをどこかに固定す
るのが望ましい。
平とするので、第5図に示すように、扁平なステ
ータ1の両側から成形絶縁物2を太矢印のように
挿入し、これにコイルを巻線し、成形絶縁物2,
2でコイルをステータから絶縁している。コイル
巻線後、コイルにリード線を接続し、接続部を絶
縁チユーブで包むが、このようにした接続部は成
形絶縁物の近傍に位置し、これをどこかに固定す
るのが望ましい。
固定に際し、巻線に余裕がある場合、スロツト
の空隙が広くなるので、接続部すなわち絶縁チユ
ーブの固定が困難となるという問題点があつた。
の空隙が広くなるので、接続部すなわち絶縁チユ
ーブの固定が困難となるという問題点があつた。
この考案は、上記の問題点にかんがみてなされ
たもので、コイルとリード線との接続部を包んだ
絶縁チユーブを容易に固定することのできる構造
の成形絶縁物を提供することを目的としている。
たもので、コイルとリード線との接続部を包んだ
絶縁チユーブを容易に固定することのできる構造
の成形絶縁物を提供することを目的としている。
以上の目的を達成するために、この考案による
小型回転機用成形絶縁物は接続部を包んだ絶縁チ
ユーブを保持するための一対の突起部を備えるこ
とを特徴としている。
小型回転機用成形絶縁物は接続部を包んだ絶縁チ
ユーブを保持するための一対の突起部を備えるこ
とを特徴としている。
一対の突起部はほぼ平行に間隔を置いて位置し
ているので、絶縁チユーブを一対の突起部が形成
する溝に押し込み、接着剤で容易に固定すること
ができる。
ているので、絶縁チユーブを一対の突起部が形成
する溝に押し込み、接着剤で容易に固定すること
ができる。
以下、図示する実施例について、この考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1及び2図に示すように、成形絶縁物2は扁
平な環状体で、スロツト内部に一対の突起部3を
有している。突起部3は、第3図に更に詳細にに
示しているように、コイル4を巻回する各コイル
保持突起2B間の前記スロツト2A内の内壁2a
においてステータ1の軸方向に沿つて互いに平行
に延設されている。なお、このコイル4はこの一
対の成形絶縁物2によりステータ1から絶縁され
ている。また、この成形絶縁物2は第5図のよう
に、ステータ1の両側から取付けられるものであ
る。
平な環状体で、スロツト内部に一対の突起部3を
有している。突起部3は、第3図に更に詳細にに
示しているように、コイル4を巻回する各コイル
保持突起2B間の前記スロツト2A内の内壁2a
においてステータ1の軸方向に沿つて互いに平行
に延設されている。なお、このコイル4はこの一
対の成形絶縁物2によりステータ1から絶縁され
ている。また、この成形絶縁物2は第5図のよう
に、ステータ1の両側から取付けられるものであ
る。
このように構成すると、突起部3の間に溝部3
aが形成されるので、第3及び4図に示すよう
に、コイル4のリード線5との接続部6を包んだ
絶縁チユーブ7をまとめて(矢印で示すように)
溝部3aに挿入し、突起部3で支持させることに
より、溝部3aに塗布した接着剤で容易に絶縁チ
ユーブ7を固定することができる。固定を終つた
状態を第4図に示している。
aが形成されるので、第3及び4図に示すよう
に、コイル4のリード線5との接続部6を包んだ
絶縁チユーブ7をまとめて(矢印で示すように)
溝部3aに挿入し、突起部3で支持させることに
より、溝部3aに塗布した接着剤で容易に絶縁チ
ユーブ7を固定することができる。固定を終つた
状態を第4図に示している。
尚、一対の突起部3を全ての各スロツト2A内
の内壁2aに一体に形成したことにより、ステー
タ1を組立てる際の成形絶縁物の回転方向の取付
位置を無視して取付けた場合でも、第4図に示す
ように、引出し用のリード線5を前記一対の突起
部3を介して固定することができ、組立時の作業
性を向上させるために構成されている。
の内壁2aに一体に形成したことにより、ステー
タ1を組立てる際の成形絶縁物の回転方向の取付
位置を無視して取付けた場合でも、第4図に示す
ように、引出し用のリード線5を前記一対の突起
部3を介して固定することができ、組立時の作業
性を向上させるために構成されている。
以上のように、この考案によると、成形絶縁物
に突起部を設けたので、絶縁チユーブを突起部の
間に押込んで支持させることにより、接着剤で容
易に固定しうる効果がある。
に突起部を設けたので、絶縁チユーブを突起部の
間に押込んで支持させることにより、接着剤で容
易に固定しうる効果がある。
第1図はこの考案による成形絶縁物の一実施例
を示す正面図、第2図は側面図、第3図は第1図
の円の部分の拡大斜視図、第4図はステータの
完成状態を示す正面図、第5図はステータと成形
絶縁物との関係を示す側面図である。 1……ステータ、2……成形絶縁物、3……突
起部、4……コイル、5……リード線、6……接
続部、7……絶縁チユーブ。
を示す正面図、第2図は側面図、第3図は第1図
の円の部分の拡大斜視図、第4図はステータの
完成状態を示す正面図、第5図はステータと成形
絶縁物との関係を示す側面図である。 1……ステータ、2……成形絶縁物、3……突
起部、4……コイル、5……リード線、6……接
続部、7……絶縁チユーブ。
Claims (1)
- ステータ1の両側に設けられコイル4を前記ス
テータ1から絶縁して巻回するための複数のコイ
ル保持突起2B及びスロツト2Aを一体に有する
小型回転機用成形絶縁物において、全ての前記各
スロツト2A内の内壁2aに一体に形成された一
対の突起部3と、前記突起部3間に設けられ前記
コイル4とリード線5を接続する接続部6を包ん
だ絶縁チユーブ7とを備え、前記各突起部3は前
記ステータ1の軸方向に沿つて形成され、前記絶
縁チユーブ7は、前記各突起部3で支持されると
共に接着剤で前記内壁2aに固定した構成よりな
ることを特徴とする小型回転機用成形絶縁物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985061122U JPH0514696Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985061122U JPH0514696Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61180564U JPS61180564U (ja) | 1986-11-11 |
JPH0514696Y2 true JPH0514696Y2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=30589104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985061122U Expired - Lifetime JPH0514696Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514696Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59222052A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機固定子 |
JPS59230443A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機固定子 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP1985061122U patent/JPH0514696Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59222052A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機固定子 |
JPS59230443A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機固定子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61180564U (ja) | 1986-11-11 |
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