JPH0632578Y2 - 基板の取付装置 - Google Patents

基板の取付装置

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JPH0632578Y2
JPH0632578Y2 JP10192289U JP10192289U JPH0632578Y2 JP H0632578 Y2 JPH0632578 Y2 JP H0632578Y2 JP 10192289 U JP10192289 U JP 10192289U JP 10192289 U JP10192289 U JP 10192289U JP H0632578 Y2 JPH0632578 Y2 JP H0632578Y2
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JP
Japan
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lamp box
board
substrate
lamp
illumination
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JP10192289U
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JPH0340518U (ja
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伊智郎 恩田
徹 小島
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は基板の取付装置、特に複数の照明室を区画する
ランプボックスに2枚の基板を互いに交差して配置する
ようにした基板の取付装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、車輌用計器に装備するランプボックスは車輌の
各種機器の状態、例えば方向指示器の指示方向表示やギ
アポジションの位置表示等の動作表示、燃料不足や冷却
水温上昇等の各種警報表示の項目に対応して仕切壁によ
って複数の照明室に区画され、この各照明室の底部に設
けた照明灯の点灯により、各照明室の前面開口部に嵌着
する表示レンズを透過照明するようにしている。
また、前記各照明灯は、照明灯の点滅を制御するための
駆動回路を構成する平板状の基板に実装されるととも
に、前記各照明室の底部にはそれぞれ挿入孔が穿設さ
れ、前記基板を前記ランプボックスに組み付けることに
より、その基板に設けた各照明灯を前記挿入孔を介して
前記各照明室内に挿入配置するようにしている(例え
ば、実開昭61-152915号公報に開示されている)。
ところで、近年、この種の動作表示や警報表示を行うラ
ンプボックスは、より多機能化に向かう傾向にあり、照
明灯の駆動回路も複雑化し、基板に多数の電子部品を実
装する必要があり、必然的に基板が大型化されるもので
ある。しかし、特にこの種計器においては装置全体の小
型化が要望される傾向にあるため、通常、ランプボック
スに備える基板は複数枚に形成することにより、この各
基板を電気的に接続して駆動回路を構成すべく組み合わ
せてランプボックス内に組み付けるようにしている。
このようにランプボックスに複数枚の基板を組み付ける
場合、例えば実開昭60-106393号公報に開示されている
ように2枚の基板を間隔を有して平行に積層配置し、両
基板をスペーサなどで一体的に組付け固定したものが知
られている。しかし、この場合、それぞれ平行する2枚
の基板をランプボックスの後面側に組み付けるため、ラ
ンプボックスの奥行き寸法が基板の全面積分にわたって
増し、この種計器の薄型化を妨げる一因となり、また、
スペーサを必要とするため部品点数が増加していた。
そこで、ランプボックスの薄型化を図る場合、例えば、
各照明灯を実装する基板と、多数の電子部品を実装する
基板とを交差状態に配置して、ランプボックスの後面側
には1枚の基板のみを設けるようにした組付構造が提案
されている。そして単に2枚の基板を交差状態に配置す
るものとしては、種々のものが提案され、例えば実公昭
58-55787号,実公昭56-12874号公報等で開示されている
ように、2枚の基板の何れか一方に係止突部を、他方に
差込孔部を各々設け、前記係止突部を差込孔部に挿入係
合することにより、両基板を一体的に組み付けたものが
知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来例においては、一方の基板に係止突部を挿入す
る差込孔部を穿設する必要があり、この差込孔部によっ
て基板上の配線スペースの低下を招くばかりでなく、差
込孔部に制約されて回路パターン設計を自由に選定でき
ないという問題がある。
また、前記従来例の基板の組み付け状態でランプボック
ス内に収納配設しようとする場合、一方の基板に実装す
る照明灯をランプボックス内の各照明室内部に配置する
際、互いに交差する基板が一体的に組付け固定されてい
るため、各基板の組み付け誤差あるいはランプボックス
の成形誤差などによって各照明室の底部に設けた挿入孔
と一方の基板に実装する照明灯とを位置合わせするとき
に位置ズレが生じ、このため、各挿入孔に各照明等が入
りずらく基板の組付作業に手間がかかるばかりでなく、
無理に組み付けると照明灯に応力が集中し、最悪の場合
には照明灯の端子部分が断線するという恐れがあった。
そこで本考案は基板の配線スペースを有効的に使用でき
るとともに、基板の取付作業の簡略化を図りながら同時
に基板と照明灯との電気接続を安定的に保つこともでき
る基板の取付装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、複数の照明室が区画形成されたランプボック
スと、前記照明室内に挿入配置される複数の照明灯と、
これら照明灯を実装配置する第1の基板と、この第1の
基板と交差方向に配置される第2の基板と、前記ランプ
ボックスに形成され、このランプボックス内に前記各基
板を各々が独立して交差状態に仮り止めする保持部と、
前記ランプボックスが内部に収納され、前記各基板を前
記ランプボックスとの間で挟着固定するケースとを有す
るものである。
〔作用〕
互いに交差方向に配置された第1,第2の基板は、ラン
プボックス内に仮り止めすることにより、このランプボ
ックスを介して一体化される。
複数の照明灯を実装する第1の基板をランプボックスに
仮り止め保持すると、各照明灯がランプボックスの照明
室内に挿入配置されるとともに、ランプボックスとケー
スとの固定により、第1及び第2基板がランプボックス
とケースとで挟着固定される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、同図にお
いて、1は図示しない速度計,回転計などの計器本体を
収納する車輌用計器装置のケースであり、このケース1
内には車輌各種機器の作動状態、警報状態、例えば車輌
のギアポジションを表示する平面形状が略T字状の例え
ばポリプロピレン等の合成樹脂材料から成るランプボッ
クス2が収納されている。このランプボックス2の内部
には複数の照明室3が仕切壁4によって区画形成され、
この各照明室3の底部には照明灯5の挿入孔6が各々穿
設されるとともに、各照明室3の前面開口部にはそれぞ
れ表示レンズ7が嵌め込まれている。また、照明室3の
後面側及び長手方向一側には後述する第1及び第2の基
板をそれぞれ収納する第1及び第2の収納室8,9が略
T字状に形成され、第1の収納室8の周壁8Aには段差
部10及び段差部10よりも後方まで延出した一対の弾性爪
片からなる第1の保持部11が形成され、一面を開放した
第2の収納室9の対向壁9Aには一対の溝部12が形成さ
れ、かつ、この溝部12の上端壁9Bには一対の弾性爪片
からなる第2の保持部13が設けられている。さらに、第
1の収納室8左右外側部には側方に突出して位置決め孔
14が穿設されるとともに、第1の収納室8の左右外側部
及び第2の収納室9の長手方向の左右外側部には外方に
突出する係合爪部15がそれぞれ設けられている。
16は各照明灯5を実装する第1の基板であり、この第1
の基板16と交差方向、この実施例では略直角方向に多数
の電子部品17及び外部コネクタ(図示しない)と接続す
るコネクタ17Aを実装する第2の基板18が配置され、こ
の第1及び第2の基板16,18は例えばポリエステル等の
樹脂シートに銅箔をエッチングするか、もしくはカーボ
ンを印刷する等して形成されるFPC板、ヒートシート
あるいは電線を塩化ビニル等でコーティングした表面に
凹凸部分を有するフラットリード等の可撓性を有する薄
板状の配線部材19によって電気的に接続されている。そ
して、第1及び第2の基板16,18をそれぞれ第1及び第
2の収納室8,9に挿入し、前記第1の基板16の前面周
縁を第1の収納室8に設けた段差部10に当接させてその
後面を第1の保持部11で係止するとともに、第2の基板
18の両側縁部を第2の収納室に設けた溝部12に嵌入し、
かつ、この第2の基板18に設けた係止溝部13Aを第2の
保持部13に係止することにより、第1及び第2の基板1
6,18が交差方向にしてランプボックス2に形成する第
1及び第2の収納室8,9内に位置決め状態で仮り止め
保持される。この場合、第1の基板16に実装する複数の
照明灯5は挿入孔6を介して各照明室3内に挿入配置さ
れ、また、第2の基板18の下端側第2の収納室9から下
方に突出して配置されている。
また、ケース1の底壁1Aには、ランプボックス2に形
成する位置決め孔14及び結合爪部15に対応して位置決め
ピン20及び係合受部21が各々設けられているととも
に、第1の基板16の後面に突き当てる突き当てボス部22
が突設されている。さらに、底壁1Aには第2の収納室
9の下端部から下方に突出する第2の基板18を配置する
凹設部23が形成され、この凹設部23の長手方向の対向壁
には第2の基板18の両側縁部を挿入する一対の溝部24が
相対向して形成されている。この溝部24には、第2の基
板18を先行させてランプボックス2をケース1内に挿入
する際、第2の基板18の下端部と当接し、この下端部を
溝部24内に導入案内する案内傾斜部25が溝部24の上端と
前記ケース1の周壁1Bとの間を連設して設けられてい
る。
そして、ランプボックス2に第1及び第2の基板16,18
を仮り止め保持した状態で第2の基板18の下端部を案内
傾斜部25に沿わせて溝部24内に嵌入し、この溝部24に沿
わせて第2の基板18を挿入してランプボックス2をケー
ス1内に挿入すると、ランプボックス2に設けた位置決
め孔14がケース1に設けた位置決めピン20に嵌入され、
かつ、ランプボックス2の係合爪部15とケース1の係合
受部21とが係合し、前記ランプボックス2がケース1に
位置決め状態で組み付け固定される。
このようにして、ケース1内にランプボックス2を一体
的に組み付けるとランプボックス2の第1の収納室8内
に第1の保持部11を介して仮り止め保持される第1の基
板16は第1の収納室8に形成する段差溝10とケース1の
底壁1Aに形成する突き当てボス部22とで挟着固定さ
れ、第2の収納室9内に第2の保持部13を介して仮り止
め保持される第2の基板18は前記底壁1Aに形成する凹
設部23と前記第2の収納室9とで挟着固定されるもので
ある。
従って、本考案の基板の取付装置においては、ランプボ
ックス2に形成する第1及び第2の収納室8,9内に互
いに交差方向に配置する独立した第1及び第2の基板1
6,18をそれぞれ各保持部11,13を介して仮り止め保持
させ、この状態で前記ランプボックス2をケース1に取
付け固定し、ランプボックス2とケース1とで第1及び
第2の基板16,18をそれぞれ挟着して固定することによ
り、第1及び第2の基板16,18には、前記従来例のよう
に、両者を一体的に組み付けるための差込孔を穿設する
必要はなく、基板上のパターンを自由に選定できるとと
もに、配線スペースの低下を招く虞れもなく、しかもラ
ンプボックス2を介して両基板16,18が一体化されるの
で部品点数の増加もない。また、互いに交差する第1及
び第2の基板16,18を各々独立してランプボックス2に
組み付けているため、複数の照明灯5を実装する第1の
基板16をランプボックス2の各照明室3の後方に形成す
る第1の収納室8に組み付ける際、照明灯5と各照明室
3の底部に穿設する挿入孔6とを容易に位置合わせ可能
となり、第1の基板16の組付作業を簡単かつ迅速に行う
ことができるとともに、組付作業時に基板16,18同士の
組み付け誤差が生ずることなく照明灯5に無理な応力が
加わりにくくなり、照明灯5と前記第1の基板16との電
気接続を安定的に保つことができる。
また、この実施例では、第2の基板18の下端部がランプ
ボックス2の下方に延出しているが、第1の基板16の後
方のスペースは少なくて済むため、従来例の如く、複数
枚の基板を平行状態に配置するものに比べて、ケース1
内のスペースを有効的に利用できるという付随的な効果
もある。もちろん、第2の基板18がランプボックスの後
方に突出しなければ、より一層薄型化が達成される。
尚、本考案は、前記一実施例に限定されるものではな
く、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
り、例えばケースとランプボックスとは係合爪部と係合
受部との結合により固定したものを示したが両者をねじ
止めして固定してもよく、その固定手段は適宜選定すれ
ばよい。また、基板は2枚の組み合わせに限るものでは
なく、3枚以上であっても、このうち少なくとも2枚の
基板の取付装置に本考案は適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、複数の照明室が区画形成されたランプボック
スと、前記照明室内に挿入配置される複数の照明灯と、
これら照明灯を実装配置する第1の基板とこの第1の基
板と交差方向に配置される第2の基板と、前記ランプボ
ックスに形成され、このランプボックス内に前記各基板
を各々が独立して交差状態に仮り止めする保持部と、前
記ランプボックスが内部に収納され、前記各基板を前記
ランプボックスとの間で挟着固定するケースとを有する
から、基板の配線スペースを有効的に使用でき、かつラ
ンプボックスを介して基板を保持できるとともに照明灯
と照明室との位置合わせも行いやすいので、基板の取付
作業の簡略化を図りながら、同時に基板と照明灯との電
気接続を安定的に保つこともできる基板の取付装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は
断面図,第2図はケースとランプボックスとを分解した
状態の要部の斜視図,第3図はランプボックスと第1及
び第2の基板とを分解した状態の要部の斜視図,第4図
は一部切欠平面図である。 1……ケース、2……ランプボックス 3……照明室、5……照明灯 11……第1の保持部、13……第2の保持部 16……第1の基板、18……第2の基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の照明室が区画形成されたランプボッ
    クスと、前記照明室内に挿入配置される複数の照明灯
    と、これら照明灯を実装配置する第1の基板と、この第
    1の基板と交差方向に配置される第2の基板と、前記ラ
    ンプボックスに形成され、このランプボックス内に前記
    各基板を各々が独立して交差状態に仮り止めする保持部
    と、前記ランプボックスが内部に収納され、前記各基板
    を前記ランプボックスとの間で挟着固定するケースとを
    有することを特徴とする基板の取付装置。
JP10192289U 1989-08-31 1989-08-31 基板の取付装置 Expired - Lifetime JPH0632578Y2 (ja)

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JPH0340518U JPH0340518U (ja) 1991-04-18
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