JPH06323273A - ローリングピストン型圧縮機 - Google Patents

ローリングピストン型圧縮機

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JPH06323273A
JPH06323273A JP11270293A JP11270293A JPH06323273A JP H06323273 A JPH06323273 A JP H06323273A JP 11270293 A JP11270293 A JP 11270293A JP 11270293 A JP11270293 A JP 11270293A JP H06323273 A JPH06323273 A JP H06323273A
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JP
Japan
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vane
cylindrical
cylinder
sliding member
peripheral surface
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JP11270293A
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English (en)
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Isao Hayase
功 早瀬
Takeshi Odajima
毅 小田島
Takeshi Kono
雄 幸野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ベーン7とローラ6とを一体化して、従来の線
接触による荷重支持に対し面接触による荷重支持を行う
構造とし、更に、ベーン7を面接触で荷重支持する部材
がベーン7の平面にならって方向を変え得る構造とす
る。 【効果】耐久性の高いローリングピストン型圧縮機を提
供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローラとベーンとを一体
とした形式のローリングピストン型の容積型機械に係
り、特に、気体の圧縮を行うのに好適なローリングピス
トン型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラとベーンとを一体とした形
式のローリングピストン型圧縮機において、ベーンをシ
リンダで支持する構造は、例えば、文献「容積型圧縮
機」(192ページ 図16.10 産業図書(株)出版 伊藤茂 他
著、)に記載されている様に、ベーンの板面に滑動可
能に当接する平面部とシリンダに形成された円筒穴部に
滑動可能に当接する外周円筒面部と有する二つの滑動部
材によりベーンを挾み込みシリンダの円筒穴部で支持す
る構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
圧力による荷重が作用した場合にローラとベーンとの一
体部品は、ローラ部の内周円筒面がクランクシャフトの
クランクピンの外周円筒面に、ベーン部の平面が滑動部
材の平面にそれぞれ押しつけられて支持されるが、それ
ら面同士の完全な密着が2か所で同時に発生する事は、
各部品の加工誤差や組立て誤差および運転中の荷重や温
度分布による変形が必ずあるために、ほとんど期待出来
ない。すなわち、必ずいずれかの面において片当たりが
発生し、局部的な面圧の増大により摺動面において摩耗
や焼き付きが発生して圧縮機の信頼性を低下させるとい
う問題があった。
【0004】本発明の目的は、片当たりの発生を防止
し、ローラとベーンとを一体としてそれらが線接触で摺
動する事の無い様にしたこの形式のローリングピストン
型圧縮機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ベーン
の板面に滑動可能に当接する滑動部材を、シリンダの円
筒状内周面の中心軸と平行な一軸線廻りの揺動運動だけ
でなくベーンの進退方向の一軸線廻りの揺動運動も可能
な様に支持することにある。
【0006】
【作用】まず、上記の課題を解決するための手段の構造
により、ローラとベーンとの一体部品はベーンの進退方
向の一軸線廻りの回転が滑動部材により拘束されずクラ
ンクシャフトのクランクピンの外周円筒面の方向にのみ
拘束される事に成り、圧力による荷重が作用すると、ま
ず、ローラ部の内周円筒面がクランクシャフトのクラン
クピンの外周円筒面に押しつけられ片当たりのない完全
な密着が発生する。同時にローラとベーンとの一体部品
のベーンの進退方向の一軸線廻りの回転位置がローラ部
の内周円筒面がクランクシャフトのクランクピンの外周
円筒面に平行になる事により決定される。ベーンの板面
と滑動部材の平面部との片当たりのない完全な密着は、
滑動部材がベーンの進退方向の一軸線廻りに揺動してベ
ーンの板面方向にならう事により保証される。
【0007】以上の結果、ローラとベーンの周辺におけ
る摺動部が全て面接触により面圧の小さい状態で摺動す
るローリングピストン型圧縮機を構成する事が可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図10に
より説明する。図1は本発明の第1の実施例のローリン
グピストン型圧縮機を示す側断面図を示す図で、図2は
図1におけるA−A断面図、図3は第1の実施例におけ
る第1滑動部材と第2滑動部材と気密部材と円筒面滑動
部材の斜視図、図4は本発明の第2の実施例のローリン
グピストン型圧縮機を示す側断面図、図5は図4におけ
るB−B断面図、図6は本発明の第3の実施例のローリ
ングピストン型圧縮機を示す側断面図、図7は図6にお
けるC−C断面図、図8は第3の実施例における球面滑
動部材の斜視図、図9は本発明の第4の実施例のローリ
ングピストン型圧縮機を示す側断面図、図10は図9に
おけるD−D断面図である。
【0009】図1ないし図3に示す本発明の第1の実施
例で、シリンダ1には中央部に円筒状内周面1aが形成
されており、その両端部を閉塞する様に第1プレート部
材2と第2プレート部材3がボルト4により固定されて
いる。第1プレート部材2と第2プレート部材3により
クランクシャフト5がシリンダの円筒状内周面1aの中
心軸と回転軸が等しくなる様に軸受支持されている。ク
ランクシャフト5のクランクピン部5aにはローラ6が
回転可能に嵌入されておりクランクシャフト5の回転に
よりクランクピン部5aの中心が公転運動を行うと、ロ
ーラ6はその内周円筒面がクランクピン部5aの外周円
筒面と摺動しながら、ローラ6の外周円筒面とシリンダ
の円筒状内周面1aとの隙間を微小に維持しつつ公転運
動を行う。ローラ6の外周の1か所にはベーン7が溶接
等の方法で一体に固定されているが、その際、ベーン7
の平行な2平面がローラ6の中心軸と平行となる様に固
定されている。シリンダの円筒状内周面1aの外側には
円筒状内周面1aの中心軸と平行な中心軸を持つ円筒穴
部1bが形成されており、円筒穴部1bのシリンダ中心
側とその反対側とはそれぞれシリンダ中央部の円筒状内
周面1aと円筒穴部1bの外側に設けた別の穴部1cに
連通している。ベーン7は円筒穴部1bと穴部1cとに
挿入されているが、ベーン7の両側に一つずつ出来る円
筒穴部1bとの間の空間の一方には、円筒穴部1bに滑
動可能に当接する円筒面部8aとV字型の溝部8bとを
有する第1滑動部材8と、ベーン7の平面部に滑動可能
に当接する平面部9aと第1滑動部材8のV字型の溝部
に滑動可能に当接するV字型の突起部9bとを有する第
2滑動部材9とが対になって組み込まれている。第1滑
動部材8と第2滑動部材9におけるV字型の溝部8bお
よび突起部9bは、いずれも二つの円錐面部により構成
されている。第1滑動部材8はその端面における気密性
を確保するため、軸方向長さをシリンダ1の軸方向長さ
より僅かな量だけ小さく設定してあり、円筒穴部1bの
両端部を閉塞する第1プレート部材2および第2プレー
ト部材3との間の隙間は微小である。第2滑動部材9の
軸方向長さは第1滑動部材8のV字型の溝部に沿って滑
動出来るように第1滑動部材8の軸方向長さより小さく
設定してある。その際、第2滑動部材9の両端面と第1
プレート部材2と第2プレート部材3との間の隙間にお
ける気密は第2滑動部材9の両端に設けられた溝部9c
に組み込まれた気密部材10により確保される。ベーン
7の両側に出来る円筒穴部1bとの間の空間の他の一方
には円筒穴部1bに滑動可能に当接する円筒面部11a
とベーン7の平面部に滑動可能に当接する平面部11b
とを有する円筒面滑動部材11が組み込まれている。円
筒面滑動部材11はその端面における気密性を確保する
ため、軸方向長さを第1滑動部材8と同様にシリンダ1
の軸方向長さより僅かな量だけ小さく設定してある。な
お、シリンダ1には吸入配管12が取り付けられており
円筒状内周面1aに開口する吸入通路1dが形成されて
いる。また、シリンダ1には吐出ポート1eが形成さ
れ、吐出弁13,吐出弁押さえ14がボルト15で取り
付けられている。更に、シリンダ1には吐出室カバー1
6がボルト17で取り付けられており、シリンダ1との
間に吐出室18を形成している。吐出室18はシリンダ
1に形成した連絡穴1fにより穴部1cに連絡されてお
り、穴部1cの中の圧力は高圧の吐出圧に保たれてい
る。吐出室カバー16には吐出配管19が取り付けられ
ている。
【0010】以上の構成とする事により、シリンダ1,
第1プレート部材2,第2プレート部材3,ローラ6,
ベーン7,第1滑動部材8,第2滑動部材9,気密部材
10,円筒面滑動部材11により密閉空間である作動室
20,21が形成される。それらの容積はクランクシャ
フト5が図1において時計方向に回転している時に、そ
れぞれ、増大中,減少中の状態であるが、この容積変化
を利用して作動ガスの吸入,圧縮,吐出を行う事ができ
る。作動ガスは吸入配管12から圧縮機内に入り、吸入
通路1dを通過して作動室20の様に容積が増大しつつ
ある作動室に吸入され、次に作動室21の様に容積が減
少しつつある作動室で圧縮され、吐出弁13と吐出弁押
さえ14を介して吐出ポート1eから吐出室18に吐き
出され、吐出配管19から圧縮機外に出て行く。運転中
にベーン7は円筒穴部1bの中心軸に向かった進退運動
と中心軸廻りの揺動運動とを行うがローラ6との結合部
と反対側の先端部は穴部1cの中で運動しシリンダ1と
干渉する事は無い。
【0011】本第1の実施例では、特に、ベーン7の両
側に出来る円筒穴部1bとの間の空間の中で、圧縮行程
においてベーン7が押しつけられる方向である吸入通路
1d側の空間の方に第1滑動部材8と第2滑動部材9を
対とした滑動部材が組み込まれている。軸方向長さが短
いために第2滑動部材9は第1滑動部材8に対してシリ
ンダ1の軸方向長さの間で円錐面で構成されるV字型の
溝部に沿って滑動可能であり、ベーン7はシリンダの円
筒穴部1bの中心軸に向かった進退運動と中心軸廻りの
回転運動ばかりでなく、円錐面の中心軸廻りの回転運動
も可能である。したがって、圧縮行程において各部材の
表面に作用する圧力により、ローラ6とベーン7との一
体部品が図1の右方向に押しつけられた時、その一体部
品のベーン7の進退方向の一軸線廻りの回転はクランク
シャフトのクランクピン部5aの外周円筒面の方向にの
み拘束される事になり、ローラ6の内周円筒面がクラン
クシャフトのクランクピン5aの外周円筒面に押しつけ
られ片当たりをせずに密着する。ローラ6の姿勢が決ま
る事によりこれと一体となったベーン7の姿勢が決まる
が、ベーン7の板面に対して第2滑動部材9の平面部が
ならう事により、ベーン7と第2滑動部材9とは片当た
りのない密着を行う。
【0012】すなわち、第1の実施例によれば、まず、
ローラ6とベーン7との一体部品を全て片当たりの無い
面接触の摺動面で支える事が可能となり、摺動面圧が小
さくなる。
【0013】また第1の実施例によれば、第1滑動部材
8と第2滑動部材9とがV字型の溝部8bとV字型の突
起部9bとを互いに接触させて組み合わされており、ベ
ーン7との接触面に垂直な方向にもベーン7の進退運動
方向にも第1滑動部材8と第2滑動部材9との間のがた
が存在せず、がたつきの無いスムースな運転が可能とな
るという効果がある。
【0014】更に第1の実施例によれば、第2滑動部材
の両端の溝部9cに気密部材10が組み込まれているの
で、吸入行程にある作動室20とシリンダの穴部1cと
の間の気密性が確保でき、シリンダの穴部1cの部分の
圧力を高圧の吐出圧とした場合でも作動室20への漏れ
を防止し高い性能を確保できるという効果がある。
【0015】次に図4と図5に本発明の第2の実施例を
示す。以下、本発明の第2の実施例が第1の実施例に比
べて、変わっている点について説明する。第2の実施例
では、ベーン7の先端部が収納されたシリンダ22の穴
部22cは連絡穴22fにより吸入通路22dと連絡さ
れて低圧の吸入圧となっているので、吸入行程にある作
動室23との間の気密性は必要で無い。また、本第2の
実施例では、第1滑動部材25の軸方向長さが第2滑動
部材26の軸方向長さより小さく設定されており、第1
の実施例と逆になっている。しかし、第1滑動部材25
がシリンダの円筒穴部22bに対して軸方向に滑動する
事により第2滑動部材26はやはり第1滑動部材25の
V字型の溝部に沿って相対的に滑動でき、ベーン7の板
面にならってその平面部の方向を変える事ができる。前
述の様に穴部22cと作動室23との間の気密性は必要
で無いので、本実施例で軸方向長さの短い方の第1滑動
部材25に第1の実施例における溝部9cの様な溝部は
形成されておらず、気密部材10の様なシール部品も持
っていない。なお、ベーン7はローラ6と一体になって
おり、従来の別体型ローリングピストン型圧縮機と異な
りベーン7をローラ6に押しつけるための背圧は必要で
無く、穴部22cの圧力が高圧で無ければならない理由
は何も無い。
【0016】その他の構造は第1の実施例と同様であ
り、片当たりの防止や部品同士のがたつき防止といった
効果が第1の実施例と全く同様に得られるのに加えて、
本第2の実施例によれば、第1の実施例に比べて部品点
数が少なくより簡単な構造で済むという効果がある。
【0017】次に図6ないし図8に本発明の第3の実施
例を示す。以下、本発明の第3の実施例が第1の実施例
あるいは第2の実施例に比べて、変わっている点につい
て説明する。第3の実施例において、ベーン7とローラ
6の一体部品を直接支えているのは、クランクシャフト
のクランクピン5aと球面滑動部材27である。球面滑
動部材27はベーン7の平面部に滑動可能に当接する平
面部27aと球面座28の凹球面部28aに滑動可能に
当接する凸球面部27bとからなる部材である。球面座
28は球面座取付け穴29gに挿入されてた状態で固定
用ナット30によりシリンダ29に取り付けられてい
る。ベーン7の球面滑動部材27と反対側には円筒面滑
動部材11が第1の実施例あるいは第2の実施例と同様
に組み込まれている。なお、球面座28には吸入通路2
8bが形成されており、その凹球面部28aの球心が円
筒面滑動部材11の円筒面部11aと滑動可能に当接す
るシリンダの円筒穴部29bの中心軸上に位置するよう
にシリンダ29に取り付けられている。球面滑動部材2
7は球面座28と球面で接触しているので、その平面部
をどの方向にも向ける事が可能であるが、第1の実施例
あるいは第2の実施例では第1滑動部材と第2滑動部材
が対で必要であったのに対し、球面滑動部材27は単独
でその機能を果たす事ができる。球面滑動部材27と第
1プレート部材2あるいは第2プレート部材3との間に
は隙間ができるが、ベーン7の先端部が収納されたシリ
ンダ29の穴部29cは連絡穴29fにより吸入通路2
9dと連絡されて低圧の吸入圧となっているので、吸入
行程にある作動室31との間の気密性は必要が無い。
【0018】このようにする事により、圧縮の過程で各
部材の表面に作用する圧力により、ローラ6とベーン7
との一体部品が図6の右方向に押しつけられた時、その
一体部品のベーン7の進退方向の一軸線廻りの回転はク
ランクシャフトのクランクピン部5aの外周円筒面の方
向にのみ拘束される事になり、ローラ6の内周円筒面が
クランクシャフトのクランクピン5aの外周円筒面に押
しつけられ片当たりをせずに密着する。ローラ6の姿勢
が決まる事によりこれと一体となったベーン7の姿勢が
決まるが、ベーン7の板面に対して球面滑動部材27の
平面部27aがならう事により、ベーン7と球面滑動部
材27とは片当たりのない密着を行う。
【0019】すなわち、第3の実施例によれば、第1の
実施例あるいは第2の実施例と同様に片当たりの防止や
部品同士のがたつき防止といった効果が得られるのに加
えてより簡単となる。
【0020】最後に図9および図10に本発明の第4の
実施例を示す。第4の実施例は第3の実施例の構造を若
干変更したものであり、以下変更点について説明する。
第3の実施例では、吸入配管12からシリンダや球面座
の吸入通路29d,28bを通って作動ガスが直接作動
室31に吸入される吸入経路が構成されているが、第4
の実施例のシリンダ33や球面座34には、その様な吸
入通路は形成されておらず、作動ガスは吸入配管35か
ら一度シリンダ33の穴部33cに流入した後、球面滑
動部材27と第1プレート部材2あるいは第2プレート
部材3との間の隙間を通って作動室36に吸入される。
球面滑動部材27と第1プレート部材2あるいは第2プ
レート部材3との間の隙間は、第3の実施例の吸入通路
29dなどに比べて十分な開口面積を持っているので、
これと別の吸入経路を追加構成する必要が無く、構造は
よりシンプルになる。
【0021】すなわち、第4の実施例によれば、第1の
実施例ないし第3の実施例と同様に片当たりの防止や部
品同士のがたつき防止といった効果が得られるのに加え
て、より一層簡単で信頼性が高く、しかも安価な構造と
なる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ローラとベーンとが一
体である形式のローリングピストン型圧縮機において、
片当りによる局部的摺動面圧の増大を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のローリングピストン型
圧縮機を示す断面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】第1の実施例における第1滑動部材と第2滑動
部材と気密部材と円筒面滑動部材の斜視図。
【図4】本発明の第2の実施例のローリングピストン型
圧縮機を示す断面図。
【図5】図4におけるB−B断面図。
【図6】本発明の第3の実施例のローリングピストン型
圧縮機を示す断面図。
【図7】図6におけるC−C断面図。
【図8】第3の実施例における球面滑動部材の斜視図。
【図9】本発明の第4の実施例のローリングピストン型
圧縮機を示す断面図。
【図10】図9におけるD−D断面図。
【符号の説明】
5…クランクシャフト、5a…クランクピン部、6…ロ
ーラ、7…ベーン、11…円筒面滑動部材、13…吐出
弁、14…吐出弁押さえ、15…ボルト、16…吐出室
カバー、17…ボルト、18…吐出室、19…吐出配
管、27…球面滑動部材、30…固定用ナット、33…
シリンダ、33a…円筒状内周面、33b…円筒穴部、
33c…穴部、33e…吐出ポート、33g…球面座取
付け穴、34…球面座、34a…凹球面部、35…吸入
配管、36…作動室、37…作動室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状内周面を持つシリンダと、前記シリ
    ンダの円筒状内周面の両端部を閉塞する複数のサイドプ
    レートと、前記シリンダと前記複数のサイドプレートと
    に囲まれた空間の中でその円筒状外周面が前記シリンダ
    の円筒状内周面と常に微小な隙間を維持しながら公転運
    動をするローラと、前記ローラに公転運動を与える駆動
    機構と、前記ローラの円筒状外周面から半径方向に突出
    して結合もしくは一体成形された板状のベーンと、前記
    シリンダの円筒状内周面の外側に前記円筒状内周面の中
    心軸と平行な中心軸を持って形成され前記ベーンが挿入
    される円筒穴部と、前記ベーンの両側の前記円筒穴部と
    の間に出来る二つの空間に組み込まれ前記円筒穴部に滑
    動可能に当接する円筒面部と前記ベーンの平面部に滑動
    可能に当接する平面部とを有する二つの滑動部材とを構
    成要素に持つローリングピストン型圧縮機において、前
    記滑動部材の少なくとも一つは、前記円筒穴部に滑動可
    能に当接する円筒面部と二つの円錐面からなるV字型の
    溝部とを有する第1の滑動部材と、前記ベーンの平面部
    に滑動可能に当接する平面部と前記第1の滑動部材のV
    字型の溝部に滑動可能に当接する二つの円錐面からなる
    V字型の突起部とを有する第2の滑動部材とを組み合わ
    せる事により形成される構造である事を特徴とするロー
    リングピストン型圧縮機。
JP11270293A 1993-05-14 1993-05-14 ローリングピストン型圧縮機 Pending JPH06323273A (ja)

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