JPH0632215Y2 - 乾燥装置 - Google Patents
乾燥装置Info
- Publication number
- JPH0632215Y2 JPH0632215Y2 JP15476388U JP15476388U JPH0632215Y2 JP H0632215 Y2 JPH0632215 Y2 JP H0632215Y2 JP 15476388 U JP15476388 U JP 15476388U JP 15476388 U JP15476388 U JP 15476388U JP H0632215 Y2 JPH0632215 Y2 JP H0632215Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- nozzle
- furnace
- amount
- drying
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トンネル形に形成された乾燥炉の出入口に、
炉内からの熱風洩れを防止するエアカーテン装置が設け
られた乾燥装置に関する。
炉内からの熱風洩れを防止するエアカーテン装置が設け
られた乾燥装置に関する。
被塗装物等の出入口が開放されたトンネル形の乾燥炉
は、コンベアによる連続生産に好適であるから、自動車
塗装の焼付乾燥炉等に用いられている。
は、コンベアによる連続生産に好適であるから、自動車
塗装の焼付乾燥炉等に用いられている。
この焼付乾燥炉では、熱硬化性の樹脂塗料等から成る塗
膜を１２０℃〜２００℃の高温下で加熱乾燥させ、塗膜
成分となる樹脂を重合硬化させて強固な塗膜を形成する
ようになっている。
膜を１２０℃〜２００℃の高温下で加熱乾燥させ、塗膜
成分となる樹脂を重合硬化させて強固な塗膜を形成する
ようになっている。
ところで、乾燥炉内で塗膜を重合硬化させる際には、塗
料に含まれた有機溶剤や塗料樹脂あるいはその硬化剤等
が蒸発して多量の有害悪臭ガスが発生する。
料に含まれた有機溶剤や塗料樹脂あるいはその硬化剤等
が蒸発して多量の有害悪臭ガスが発生する。
そして、この有害悪臭ガスを含んだ熱風が乾燥炉の出入
口から洩れ出すと、周辺環境が著しく害されるだけでな
く、熱風洩れに伴いその漏洩量に相当する量の冷たい外
気が乾燥炉内に侵入して、炉内の温度バランスが崩され
ると同時に、侵入する外気に含まれたゴミや埃が被塗装
物の塗装面に付着して塗膜不良を生ずるおそれがある。
口から洩れ出すと、周辺環境が著しく害されるだけでな
く、熱風洩れに伴いその漏洩量に相当する量の冷たい外
気が乾燥炉内に侵入して、炉内の温度バランスが崩され
ると同時に、侵入する外気に含まれたゴミや埃が被塗装
物の塗装面に付着して塗膜不良を生ずるおそれがある。
このため、乾燥炉の出入口には、炉内への外気の侵入を
防止すると共に、外気の侵入に伴って炉内から有害悪臭
ガスを含んだ熱風が洩れ出すことを防止するエアカーテ
ン装置が設けられている（実開昭５７−１１５６７７号
公報参照）。
防止すると共に、外気の侵入に伴って炉内から有害悪臭
ガスを含んだ熱風が洩れ出すことを防止するエアカーテ
ン装置が設けられている（実開昭５７−１１５６７７号
公報参照）。
このエアカーテン装置は、そのノズルが、乾燥炉の炉内
側に向かって空気を噴出させる上段ノズルと、乾燥炉の
炉外側に向かって空気を噴出させる下段ノズルとに二分
され、上段ノズルは炉外に漏洩せんとする熱風を炉内に
圧し込み、下段ノズルは炉内に侵入せんとする外気を炉
外に圧し出すように作用する。
側に向かって空気を噴出させる上段ノズルと、乾燥炉の
炉外側に向かって空気を噴出させる下段ノズルとに二分
され、上段ノズルは炉外に漏洩せんとする熱風を炉内に
圧し込み、下段ノズルは炉内に侵入せんとする外気を炉
外に圧し出すように作用する。
しかし、これら両ノズルは、予め一定の向きに固定して
設けられているから、外気条件の著しい変化に対処でき
ないという欠点を有していた。
設けられているから、外気条件の著しい変化に対処でき
ないという欠点を有していた。
このため、例えば、給気付塗装ブースのセッティングル
ームと連通して設けられた乾燥炉にあっては、塗装ブー
ス内の給排気バランスが崩れて発生した強風が炉内に大
量に吹き込んで、炉内の温度バランスが大きく崩される
と同時に、炉内から大量の熱風が洩れ出すことを避けら
れなかった。
ームと連通して設けられた乾燥炉にあっては、塗装ブー
ス内の給排気バランスが崩れて発生した強風が炉内に大
量に吹き込んで、炉内の温度バランスが大きく崩される
と同時に、炉内から大量の熱風が洩れ出すことを避けら
れなかった。
そこで本考案は、外気条件の変化に応じてエアカーテン
装置のノズルの向きを所要角度だけ自動的に変えられる
ようにすることを技術的課題としている。
装置のノズルの向きを所要角度だけ自動的に変えられる
ようにすることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本考案は、トンネル形に形
成された乾燥炉の出入口に、熱風洩れを防止するエアカ
ーテン装置が設けられ、当該エアカーテン装置には、前
記出入口の左右両側から空気を膜状に吹き出すノズル
が、乾燥炉の炉内に向かって空気を噴出する上段ノズル
と、乾燥炉の炉外に向かって空気を噴出する下段ノズル
とに二分して設けられた乾燥装置において、これら両ノ
ズルが、夫々その向きを可変し得るように角度調節可能
な可動式に構成されると共に、これら両ノズルを互いに
反対方向に向かって所要角度だけ動かす角度調節装置
と、乾燥炉の炉内から洩れ出す熱風の風速又は乾燥炉の
炉内に侵入する外気の風速を検出する風速センサと、当
該風速センサの検出値に基づいて熱風の漏洩量又は外気
の侵入量を算定し、その漏洩量又は侵入量に応じたノズ
ル角度調整信号を前記角度調節装置に出力する制御装置
とが設けられていることを特徴とする。
成された乾燥炉の出入口に、熱風洩れを防止するエアカ
ーテン装置が設けられ、当該エアカーテン装置には、前
記出入口の左右両側から空気を膜状に吹き出すノズル
が、乾燥炉の炉内に向かって空気を噴出する上段ノズル
と、乾燥炉の炉外に向かって空気を噴出する下段ノズル
とに二分して設けられた乾燥装置において、これら両ノ
ズルが、夫々その向きを可変し得るように角度調節可能
な可動式に構成されると共に、これら両ノズルを互いに
反対方向に向かって所要角度だけ動かす角度調節装置
と、乾燥炉の炉内から洩れ出す熱風の風速又は乾燥炉の
炉内に侵入する外気の風速を検出する風速センサと、当
該風速センサの検出値に基づいて熱風の漏洩量又は外気
の侵入量を算定し、その漏洩量又は侵入量に応じたノズ
ル角度調整信号を前記角度調節装置に出力する制御装置
とが設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、乾燥炉の炉内に冷たい外気が侵入し
て、当該外気の侵入量に相当する量の熱風が乾燥炉の炉
外に洩れ出すと、炉内に侵入する外気の風速又は炉外に
洩れ出す熱風の風速を検出する風速センサの検出値に基
づいて、制御装置が、外気の侵入量又は熱風の漏洩量を
算定し、その侵入量又は漏洩量に応じたノズル角度調整
信号を角度調節装置に出力する。
て、当該外気の侵入量に相当する量の熱風が乾燥炉の炉
外に洩れ出すと、炉内に侵入する外気の風速又は炉外に
洩れ出す熱風の風速を検出する風速センサの検出値に基
づいて、制御装置が、外気の侵入量又は熱風の漏洩量を
算定し、その侵入量又は漏洩量に応じたノズル角度調整
信号を角度調節装置に出力する。
これにより、エアカーテン装置の上段ノズルと下段ノズ
ルが、互いに反対方向に向かって所要角度だけ動かさ
れ、夫々の向きが熱風の漏洩量と外気の侵入量に応じて
自動的に可変される。
ルが、互いに反対方向に向かって所要角度だけ動かさ
れ、夫々の向きが熱風の漏洩量と外気の侵入量に応じて
自動的に可変される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第１図は本考案による乾燥装置の一例を示す正面図、第
２図はその側面図、第３図はその要部を拡大して示す斜
視図である。
２図はその側面図、第３図はその要部を拡大して示す斜
視図である。
本例においては、トンネル形に形成された乾燥炉１の出
入口に設けられたエアカーテン装置２に、前記出入口の
左右両側から空気を膜状に吹き出すノズル３が形成さ
れ、当該ノズル３が、乾燥炉１の炉内に向かって空気を
噴出する上段ノズル3aと、乾燥炉１の炉外に向かって空
気を噴出する下段ノズル3bとに二分されると共に、これ
ら両ノズル3a及び3bが、夫々その向きを可変し得るよう
に角度調節可能な可動式に構成されている。
入口に設けられたエアカーテン装置２に、前記出入口の
左右両側から空気を膜状に吹き出すノズル３が形成さ
れ、当該ノズル３が、乾燥炉１の炉内に向かって空気を
噴出する上段ノズル3aと、乾燥炉１の炉外に向かって空
気を噴出する下段ノズル3bとに二分されると共に、これ
ら両ノズル3a及び3bが、夫々その向きを可変し得るよう
に角度調節可能な可動式に構成されている。
すなわち、両ノズル3a及び3bは、その空気吹出口４を形
成する左右一対のノズルプレート5R，5Lが、エアカーテ
ン装置２本体に対して夫々蝶番６で左右方向に回動可能
に取り付けられると共に、当該両ノズルプレート5R，5L
の上端が連結アーム７で互いに連結され、一方のノズル
プレート5Rを動かしてその向きを変えられるようになっ
ている。
成する左右一対のノズルプレート5R，5Lが、エアカーテ
ン装置２本体に対して夫々蝶番６で左右方向に回動可能
に取り付けられると共に、当該両ノズルプレート5R，5L
の上端が連結アーム７で互いに連結され、一方のノズル
プレート5Rを動かしてその向きを変えられるようになっ
ている。
そして、両ノズル3a及び3bは、夫々そのノズルプレート
5Rを左右に動かす角度調節装置８のスライドロッド９が
連結されて、互いに反対方向に向かって同時に所要角度
だけ動かされるようになっている。
5Rを左右に動かす角度調節装置８のスライドロッド９が
連結されて、互いに反対方向に向かって同時に所要角度
だけ動かされるようになっている。
つまり、角度調節装置８は、各ノズル3a及び3bのノズル
プレート5Rに連結されたスライドロッド９と、当該スラ
イドロッド９に連結されたクランクアーム10と、当該ク
ランクアーム10を正逆方向に所要の角度で回動させる駆
動軸11とから成るリンケージが上下一対ずつ設けられ、
上部リンケージのスライドロッド９が、上段ノズル3aの
ノズルプレート5Rに連結され、下部リンケージのスライ
ドロッド９が、下段ノズル3bのノズルプレート5Rに連結
されている。
プレート5Rに連結されたスライドロッド９と、当該スラ
イドロッド９に連結されたクランクアーム10と、当該ク
ランクアーム10を正逆方向に所要の角度で回動させる駆
動軸11とから成るリンケージが上下一対ずつ設けられ、
上部リンケージのスライドロッド９が、上段ノズル3aの
ノズルプレート5Rに連結され、下部リンケージのスライ
ドロッド９が、下段ノズル3bのノズルプレート5Rに連結
されている。
また、下部リンケージの駆動軸11には、当該駆動軸11を
正逆回転させるハンドル12が固着されて、当該ハンドル
12の片端が、連結ロッド13を介してその下方に設置され
たアクチュエータ14に連結され、当該ハンドル12の他端
が、連結ロッド15を介して上部リンケージの駆動軸11に
固着されたレバー16に連結されている。
正逆回転させるハンドル12が固着されて、当該ハンドル
12の片端が、連結ロッド13を介してその下方に設置され
たアクチュエータ14に連結され、当該ハンドル12の他端
が、連結ロッド15を介して上部リンケージの駆動軸11に
固着されたレバー16に連結されている。
なお、レバー16は、これに連結されるハンドル12の他端
とは逆方向に向かって突出せられ、下部リンケージの駆
動軸11の回転に連動して、上部リンケージの駆動軸11が
下部リンケージの駆動軸11とは逆方向に回転するように
なっている。
とは逆方向に向かって突出せられ、下部リンケージの駆
動軸11の回転に連動して、上部リンケージの駆動軸11が
下部リンケージの駆動軸11とは逆方向に回転するように
なっている。
また、上部リンケージと下部リンケージの駆動軸11は、
夫々乾燥炉１の側壁に貫設されて、乾燥炉１の炉内側と
炉外側に立設された一対の軸受取付スタンド17a，17bで
支持されている。
夫々乾燥炉１の側壁に貫設されて、乾燥炉１の炉内側と
炉外側に立設された一対の軸受取付スタンド17a，17bで
支持されている。
また、エアカーテン装置２本体の表面には、両リンケー
ジのスライドロッド９を支持するロッドガイド18が設け
られている。
ジのスライドロッド９を支持するロッドガイド18が設け
られている。
次に、乾燥炉１の出入口には、その下方に炉内に侵入す
る外気の風速を検出する風速センサ19が設置されてい
る。
る外気の風速を検出する風速センサ19が設置されてい
る。
そして、風速センサ19は、検出した風速を制御装置20に
出力し、また、制御装置20は、風速センサ19から入力さ
れた風速検出値に基づいて乾燥炉１の炉内への外気の侵
入量を算定し、その侵入量に応じたノズル角度調整信号
を角度調節装置８のアクチュエータ14に出力する。
出力し、また、制御装置20は、風速センサ19から入力さ
れた風速検出値に基づいて乾燥炉１の炉内への外気の侵
入量を算定し、その侵入量に応じたノズル角度調整信号
を角度調節装置８のアクチュエータ14に出力する。
なお、風速センサ19は、乾燥炉１の出入口の上方に設置
して、炉内から洩れ出す熱風の風速を検出するようにし
てもよく、この場合には、制御装置20は、風速センサ19
の検出値に基づいて熱風の漏洩量を算定し、その漏洩量
に応じたノズル角度調整信号を出力する。
して、炉内から洩れ出す熱風の風速を検出するようにし
てもよく、この場合には、制御装置20は、風速センサ19
の検出値に基づいて熱風の漏洩量を算定し、その漏洩量
に応じたノズル角度調整信号を出力する。
しかして、外気条件の変化により、乾燥炉１の炉内に侵
入する外気の量が増加し、これに応じて炉外に漏洩する
熱風の量も増加すると、この外気の侵入量又は熱風の漏
洩量の変化が、風速センサ19により風速の変化として検
出され、その検出値が制御装置20に入力される。
入する外気の量が増加し、これに応じて炉外に漏洩する
熱風の量も増加すると、この外気の侵入量又は熱風の漏
洩量の変化が、風速センサ19により風速の変化として検
出され、その検出値が制御装置20に入力される。
そして、制御装置20は、風速センサ19の検出値に基づい
て外気の侵入量又は熱風の漏洩量を算定し、角度調節装
置８のアクチュエータ14に対して、エアカーテン装置２
の下段ノズル3bを所要角度だけ更に炉外側に向けるよう
に動かす角度調整信号を出力する。
て外気の侵入量又は熱風の漏洩量を算定し、角度調節装
置８のアクチュエータ14に対して、エアカーテン装置２
の下段ノズル3bを所要角度だけ更に炉外側に向けるよう
に動かす角度調整信号を出力する。
そして、アクチュエータ14が、上記の如く下段ノズル3b
を乾燥炉１の炉外側に向かって一定の角度だけ動かす
と、当該下段ノズル3bに連動してその反対方向に動く上
段ノズル3aが、乾燥炉１の炉内側に向かって一定の角度
だけ動き、上段ノズル3aと下段ノズル3bの向きが熱風の
漏洩量と外気の侵入量の増加に応じて自動的に可変調節
されることとなる。
を乾燥炉１の炉外側に向かって一定の角度だけ動かす
と、当該下段ノズル3bに連動してその反対方向に動く上
段ノズル3aが、乾燥炉１の炉内側に向かって一定の角度
だけ動き、上段ノズル3aと下段ノズル3bの向きが熱風の
漏洩量と外気の侵入量の増加に応じて自動的に可変調節
されることとなる。
なお、乾燥炉１の炉内側と炉外側に両端を開口した風防
ダクト21内に風速センサ19を収容して設ければ、当該風
速センサ19が外乱の影響を受けずに、炉内に侵入する外
気の風速又は炉内から洩れ出す熱風の風速を正確に検出
することができる。
ダクト21内に風速センサ19を収容して設ければ、当該風
速センサ19が外乱の影響を受けずに、炉内に侵入する外
気の風速又は炉内から洩れ出す熱風の風速を正確に検出
することができる。
以上述べたように、本考案によれば、外気条件の変化に
よって、乾燥炉の炉内に侵入する外気の量と乾燥炉の炉
外に洩れ出す熱風の量が変化すると、エアカーテン装置
の上段ノズルと下段ノズルの向きが、夫々熱風の漏洩量
と外気の侵入量に応じて所要角度だけ自動的に可変され
て、外気の侵入による炉内の温度バランスの崩れや、炉
内からの熱風漏れが最小限に抑えられるという大変優れ
た効果がある。
よって、乾燥炉の炉内に侵入する外気の量と乾燥炉の炉
外に洩れ出す熱風の量が変化すると、エアカーテン装置
の上段ノズルと下段ノズルの向きが、夫々熱風の漏洩量
と外気の侵入量に応じて所要角度だけ自動的に可変され
て、外気の侵入による炉内の温度バランスの崩れや、炉
内からの熱風漏れが最小限に抑えられるという大変優れ
た効果がある。
第１図は本考案による乾燥装置の一例を示す正面図、第
２図はその側面図、第３図はその要部を拡大して示す斜
視図である。 符号の説明 １……乾燥炉、２……エアカーテン装置、３……ノズ
ル、3a……上段ノズル、3b……下段ノズル、８……角度
調節装置、19……風速センサ、20……制御装置。
２図はその側面図、第３図はその要部を拡大して示す斜
視図である。 符号の説明 １……乾燥炉、２……エアカーテン装置、３……ノズ
ル、3a……上段ノズル、3b……下段ノズル、８……角度
調節装置、19……風速センサ、20……制御装置。
Claims (1)
- 【請求項１】トンネル形に形成された乾燥炉（１）の出
入口に、熱風洩れを防止するエアカーテン装置（２）が
設けられ、当該エアカーテン装置（２）には、前記出入
口の左右両側から空気を膜状に吹き出すノズル（３）
が、乾燥炉（１）の炉内に向かって空気を噴出する上段
ノズル(3a)と、乾燥炉（１）の炉外に向かって空気を噴
出する下段ノズル(3b)とに二分して設けられた乾燥装置
において、これら両ノズル(3a,3b)が、夫々その向きを
可変し得るように角度調節可能な可動式に構成されると
共に、これら両ノズル(3a,3b)を互いに反対方向に向か
って所要角度だけ動かす角度調節装置（８）と、乾燥炉
（１）の炉内から洩れ出す熱風の風速又は乾燥炉（１）
の炉内に侵入する外気の風速を検出する風速センサ(19)
と、当該風速センサ(19)の検出値に基づいて熱風の漏洩
量又は外気の侵入量を算定し、その漏洩量又は侵入量に
応じたノズル角度調整信号を前記角度調節装置（８）に
出力する制御装置(20)とが設けられていることを特徴と
する乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15476388U JPH0632215Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15476388U JPH0632215Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0275173U JPH0275173U (ja) | 1990-06-08 |
| JPH0632215Y2 true JPH0632215Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31431785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15476388U Expired - Lifetime JPH0632215Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632215Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020133913A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | トリニティ工業株式会社 | エアーカーテン生成装置 |
| KR102480681B1 (ko) * | 2022-06-16 | 2022-12-27 | 주식회사 그린에너텍 | 원적외선 조사와 온풍의 파형 송풍이 가능한 다목적 건조기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6681853B2 (ja) * | 2017-06-16 | 2020-04-15 | 株式会社大気社 | 塗装乾燥炉 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP15476388U patent/JPH0632215Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020133913A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | トリニティ工業株式会社 | エアーカーテン生成装置 |
| KR102480681B1 (ko) * | 2022-06-16 | 2022-12-27 | 주식회사 그린에너텍 | 원적외선 조사와 온풍의 파형 송풍이 가능한 다목적 건조기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0275173U (ja) | 1990-06-08 |
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