JPH06320322A - 切削工具 - Google Patents

切削工具

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Publication number
JPH06320322A
JPH06320322A JP11263093A JP11263093A JPH06320322A JP H06320322 A JPH06320322 A JP H06320322A JP 11263093 A JP11263093 A JP 11263093A JP 11263093 A JP11263093 A JP 11263093A JP H06320322 A JPH06320322 A JP H06320322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
shaft portion
blade
shaft
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11263093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaichi Tsuchida
政一 土田
Yoshimune Miura
義宗 三浦
Takayuki Sagawa
隆幸 寒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11263093A priority Critical patent/JPH06320322A/ja
Publication of JPH06320322A publication Critical patent/JPH06320322A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/03Cutting heads comprised of different material than the shank irrespective of whether the head is detachable from the shank
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2222/00Materials of tools or workpieces composed of metals, alloys or metal matrices
    • B23C2222/28Details of hard metal, i.e. cemented carbide
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2222/00Materials of tools or workpieces composed of metals, alloys or metal matrices
    • B23C2222/32Details of high speed steel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2222/00Materials of tools or workpieces composed of metals, alloys or metal matrices
    • B23C2222/84Steel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2240/00Details of connections of tools or workpieces
    • B23C2240/08Brazed connections

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作時に刃部が割れないようにする 【構成】 エンドミル1はシャンク部4及びシャンク部
4から延在する軸部5からなる鋼製の工具本体2と、軸
部5に外嵌固着された超硬合金又は高速度鋼製の円筒状
の刃部3とを備えている。刃部3の外周面には、所定の
ねじれ角を有する複数の切り刃10と、各切り刃10
の間に画成された切削屑排出溝11とが形成されてい
る。刃部3は、その両端部内周面が短尺な中径部6a,
6bにろう付け固着され、中間部内周面と軸部5の長尺
な小径部7との間には上記ろう付け時の熱による刃部3
と軸部5との熱膨張量の相違によって刃部3の内周面に
小径部7の外周面が接合するのを回避する隙間部12が
形成されている。隙間部12には、隙間部12内の空気
が微振動してビビリ音が発生するのを防止するためロッ
クタイト等の充填剤13が封入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャンク部及び該シャ
ンク部から延在する軸部からなる工具本体と、前記軸部
に外嵌固着された筒状の刃部とを備えた切削工具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の切削工具としては、図4
に示すものが知られている。この切削工具aは、シャン
ク部b及びシャンク部bから延在する軸部cからなる鋼
製の工具本体dを備えている。軸部cには、工具本体d
と熱膨張係数の異なる超硬合金または高速度鋼製の円筒
状の刃部eが外嵌固着されており、刃部eの外周面に
は、所定のねじれ角を有する複数の切り刃fと、各切り
刃fの間に画成された切削屑排出溝gとが形成されてい
る。なお、切り刃f及び切削屑排出溝gは、軸部cに刃
部eを外嵌固着した後に形成される。
【0003】刃部eを軸部cに外嵌固着するには、刃部
eをろう材(図示せず。)を介して軸部cに嵌め込んだ
後加熱する。これにより、上記ろう材が溶融し、刃部e
がその内周面を軸部cの外周面に密着させた状態で軸部
cに外嵌固着される(図4(b)参照)。
【0004】上記切削工具aによれば、シャンク部bと
刃部eとを別体に形成しているため、刃部eのみに高価
な超硬合金または高速度鋼を用いれば足り、従って、高
速度鋼または超硬合金の無垢材料を削って製作された切
削工具に比べて安価に製作できる等の効果が得られる。
【0005】しかしながら、上記切削工具aにおいて
は、軸部cと刃部eとの熱膨張係数が異なるため、製作
時において上述したろう付け時の熱による軸部cと刃部
eとの熱膨張量が相違して軸部cと刃部eとの間に接合
歪みが発生し、このため、刃部の内周面が軸部の外周面
に押圧されて該刃部が割れてしまうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消するためになされたものであり、製作時に刃部が
割れることがない切削工具を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、シャンク部及び該シャンク部から延在
する軸部からなる工具本体と、前記軸部にろう材を介し
て外嵌固着され前記工具本体と異なる素材からなる筒状
の刃部とを備え、該刃部の外周面には、所定のねじれ角
を有する複数の切り刃と、各切り刃の間に画成された切
削屑排出溝とが形成された切削工具において、前記刃部
は、その両端部が前記軸部にろう付け固着され、中間部
内周面と前記軸部の外周面との間には、前記ろう付け時
における該刃部と前記軸部との熱膨張によって該刃部の
内周面に前記軸部の外周面が接合するのを回避する隙間
が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明は、前記隙間部に充填剤を封
入したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の切削工具によれば、刃部の中間部内周
面と軸部の外周面との間に、ろう付け時の熱による刃部
と軸部との熱膨張によって刃部の内周面に軸部の外周面
が接合するのを回避する隙間が形成されているため、製
作時に軸部と刃部との間に接合歪みが発生するのを良好
に防止することができる。
【0010】また、前記隙間部に充填剤を封入した場合
には、封入によって該隙間部の空気が外部に排出される
ため、該切削工具でワークを加工する際に、該隙間内の
空気が微振動してビビリ音が発生するのを防止すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。図1は本発明の実施の一例であるエンド
ミルの一部を切り欠いた図、図2は図1のII−II線
断面図、図3は図1の右側面図である。
【0012】図1及び図2に従って説明すると、エンド
ミル1は、工具本体2と該工具本体2にろう付けによっ
て外嵌固着される刃部3とを備えている。
【0013】工具本体2は、鋼材から形成されたもので
あり、シャンク部4と、該シャンク部4から右方に延出
するシャンク部4より小径の軸部5とを備えている。軸
部5は、その左右端部に短尺な中径部6a,6bがそれ
ぞれ形成され、中間部には長尺な小径部7が形成されて
いる。また、シャンク部4の右端部外周面には、後述す
る隙間部12に連通する充填剤注入口8が形成されてお
り、軸部5の先端面(右端面)には、隙間部12に連通
する充填剤排出口9が形成されている。なお、本実施例
では充填剤排出口9を、図3に示すように、上下方向に
2か所形成している。
【0014】刃部3は、工具本体2と熱膨張係数の異な
る超硬合金または高速度鋼を用いて円筒状に形成された
ものであり、その内径が中径部6a(6b)の外径と略
同一になっている。刃部3の全長は軸部5より若干長く
なっている。刃部3の外周面には、所定のねじれ角を有
する複数の切り刃10と、各切り刃10の間に画成され
た切削屑排出溝11とが形成されている。なお、切り刃
10及び切削屑排出溝11は、従来例と同様に、軸部5
に刃部3を外嵌固着した後に形成される。
【0015】そして、刃部3を軸部5に外嵌固着するに
は、刃部3を軸部5に嵌め込む。嵌め込まれた状態にお
いては、シャンク部4の右端面と刃部3の左端面との接
合部A、軸部5の中径部6aの外周面と刃部3の内周面
との接合部B及び中径部6bの外周面と刃部3の内周面
との接合部Cには、それぞれろう材(図示せず。)が介
在されている。
【0016】また、刃部3の内周面と軸部5の小径部7
の外周面との間には、ろう付け時の熱による刃部3と軸
部5との熱膨張量の相違によって刃部3の内周面に軸部
5の小径部7の外周面が接合するのを回避する隙間部1
2が形成されている。従って、この状態で加熱して上記
ろう材を溶融させると、刃部3が、その内周面を軸部5
の両端部外周面のみに密着させた状態で強固にろう付け
固着される。なお、固着された状態においては、該隙間
部12には、上述したように、充填剤注入口8及び充填
剤排出口9が連通しており、上述したろう付け後に充填
剤13を充填剤注入口8から注入して充填剤排出口9か
ら排出することにより、隙間部12に充填剤13が封入
されている。
【0017】充填剤13は、隙間部12内の空気を外部
に排出することにより、エンドミル1でワーク(図示せ
ず。)を加工する際に、該空気が微振動してビビリ音が
発生するのを防止するためのものであり、本実施例で
は、刃部3と軸部5とを一体化してエンドミル1の剛性
をより向上させるために、接着剤(例えば、商品名「ロ
ックタイト648」:日本ロックタイト株式会社)が封
入されている。
【0018】上記構成のエンドミル1においては、軸部
5の長尺な小径部7の外周面と刃部3の内周面との間
に、上記ろう付け時の熱による刃部3と軸部5との熱膨
張量の相違によって刃部3の内周面に軸部5の小径部7
の外周面が接合するのを回避する隙間部12が形成され
ている。このため、刃部3と軸部5との熱膨張係数が異
なる場合であっても、刃部3と軸部5との間に接合歪み
が発生するのを防止することができ、従来のように、製
作時に刃部3の内周面が軸部5の外周面に押圧されて該
刃部3が割れることがない。
【0019】また、隙間部12に充填剤13を封入して
いるため、エンドミル1でワークを加工する際に、隙間
部12内の空気が微振動してエンドミル1にビビリ音が
発生するのを防止することができる。このため、空気の
微振動による刃部3の芯ブレがなくなって仕上げ加工等
において高精度の切削加工を行うことができるととも
に、ビビリ音による騒音がなくなって作業環境を良好な
ものとすることができる。
【0020】さらに、軸部5の両端部のみに刃部3をろ
う付け固着しているため、従来に比べてろう付け時間を
短縮することができ製作コストの低減を図ることができ
る。
【0021】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変
更可能である。例えば、上記実施例では、仕上げ加工用
のエンドミル1を得るために隙間部12に充填剤13を
封入しているが、仕上げ加工のように高い精度を要求さ
れない通常の加工においては充填剤13を封入しなくて
も良好な切削加工を行うことができる。この場合、結果
として充填剤注入口8及び充填剤排出口9は不要とな
る。
【0022】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、ろう付け時の熱による軸部と刃部との熱膨張
量が相違しても隙間部によって軸部の外周面と刃部の内
周面との接合が回避されるため、軸部と刃部との間に接
合歪みが発生するのを良好に防止することができ、従来
のように、製作時に刃部の内周面が軸部の外周面に押圧
されて該刃部が割れることがない。
【0023】また、隙間部に充填剤を封入した場合に
は、該切削工具でワークを加工する際に、隙間部内の空
気が微振動して切削工具にビビリ音が発生するのを防止
することができるため、空気の微振動による刃部の芯ブ
レがなくなって仕上げ加工等において高精度の切削加工
を行うことができるとともに、ビビリ音による騒音がな
くなって作業環境を良好なものとすることができる。
【0024】さらに、軸部の両端部のみに刃部をろう付
け固着しているため、従来に比べてろう付け時間を短縮
することができ製作コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例であるエンドミルの一部を
切り欠いた図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】(a)は従来の切削工具の一部を切り欠いた図
であり、(b)は(a)のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
1…エンドミル、2…工具本体、3…刃部、4…シャン
ク部、5…軸部、10…切り刃、11…切削屑排出溝、
12…隙間部、13…充填剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャンク部及び該シャンク部から延在する
    軸部からなる工具本体と、前記軸部にろう材を介して外
    嵌固着され前記工具本体と異なる素材からなる筒状の刃
    部とを備え、該刃部の外周面には、所定のねじれ角を有
    する複数の切り刃と、各切り刃の間に画成された切削屑
    排出溝とが形成された切削工具において、 前記刃部は、その両端部が前記軸部にろう付け固着さ
    れ、中間部内周面と前記軸部の外周面との間には、前記
    ろう付け時の熱による該刃部と前記軸部との熱膨張によ
    って該刃部の内周面に前記軸部の外周面が接合するのを
    回避する隙間が形成されていることを特徴とする切削工
    具。
  2. 【請求項2】前記隙間部に充填剤を封入したことを特徴
    とする請求項1記載の切削工具。
JP11263093A 1993-05-14 1993-05-14 切削工具 Pending JPH06320322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11263093A JPH06320322A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 切削工具

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JP11263093A JPH06320322A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 切削工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06320322A true JPH06320322A (ja) 1994-11-22

Family

ID=14591543

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11263093A Pending JPH06320322A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 切削工具

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JP (1) JPH06320322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2892326A1 (fr) * 2005-10-24 2007-04-27 Sofdiam Soc Par Actions Simpli Fraise en deux parties

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2892326A1 (fr) * 2005-10-24 2007-04-27 Sofdiam Soc Par Actions Simpli Fraise en deux parties

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