JPH0631998U - 事務用パンチ - Google Patents

事務用パンチ

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Publication number
JPH0631998U
JPH0631998U JP4062492U JP4062492U JPH0631998U JP H0631998 U JPH0631998 U JP H0631998U JP 4062492 U JP4062492 U JP 4062492U JP 4062492 U JP4062492 U JP 4062492U JP H0631998 U JPH0631998 U JP H0631998U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable plate
support
punching
holes
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4062492U
Other languages
English (en)
Inventor
石松 窪田
龍太郎 木村
英樹 畔柳
Original Assignee
株式会社羽生田製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社羽生田製作所 filed Critical 株式会社羽生田製作所
Priority to JP4062492U priority Critical patent/JPH0631998U/ja
Publication of JPH0631998U publication Critical patent/JPH0631998U/ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 穿孔形状が丸以外の抜刃を効率よく製作し、
その抜刃を確実に、かつ容易に組付けられることを目的
とする。 [構成] 基台1に複数の抜穴2を設け、支持台3を固
定し、支持台3の内側には可動板11を配し、支持台3
の下面板8と可動板11の水平部12との間に、複数の
弾機28を配置し、複数の上部支持穴4と複数の挿入穴
13および複数の弾機28と複数の下部支持穴7には、
抜刃18を挿入する。可動板11の後曲部15に設けら
れている半円上の軸挿入口16より固定軸19を挿入
し、抜刃18のほぼ中央を貫通させる。固定軸19は、
可動板11の前曲部14と後曲部15によって抜けが防
止され、抜刃18を保持する。ハンドル側壁21と可動
板側壁11に、作動軸25を架設し、支点軸26はハン
ドル側壁21と支持台側壁10に架設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パンチに関するもので、特に穿孔形状が丸以外のものに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の抜刃は穿孔形状が丸のものであるため、その抜刃の保持については実開 平2−97600に見られるような方法ですることも可能であった。 しかし、抜刃の穿孔形状が長方形で、しかも薄形など、丸以外となると抜刃に 固定軸を貫通させることができず、ネジや割りピンを用いて抜刃を直接可動板に 固定していた。
【0003】 また、抜き刃の生産方法としては、従来穿孔形状が丸以外の抜刃は材料を研磨 して作るか、あるいは鋳造によって生産されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前者においては、ハンドルを押圧すると、それに従い作動軸が抜刃の上端を押 し、支点軸を支点として作動軸を抜刃とともに下降し、抜刃と支持穴の間のわず かな隙間でも、その隙間分だけ抜き刃が片寄りとなり、抜き刃の上部は上面板の 支持穴の前側面にあたり、下部の先端は基台の抜け穴の後ろ側板にあたり、抜穴 に挿入されないために作動不良をおこしたり、また、このような作動不良を防止 するため、抜穴を大きくすると、用紙を穿孔した際に、用紙にバリやしわが発生 した。従って抜刃を基台の抜穴に垂直に挿入するには、抜穴を固定する可動板の 寸法、および可動板の上部に架設された作動軸の位置などの寸法精度が要求され ていた。また、従来は抜刃を可動板に直接固定していたため、組みつけの手間が かかり、コスト高の原因になっていた。(図5.6.7参照)
【0005】 また、後者の穿孔形状が丸以外の抜刃の製造に関して述べると、材料を研磨し て生産する方法においては、時間がかかって能率が悪く、量産には不向きであっ た。次に、鋳造によって生産する方法においては、正確な寸法かで作ることが困 難であるうえ、鋳造後の仕上げの際には大変な手間がかかり、これもまたコスト 高の原因となっていた。
【0006】 本考案は以上のような問題を解決し、穿孔操作をする際、抜刃が基台の抜穴に 確実に挿入され、スムーズに作動できるようにし、かつ生産工程において抜刃に 、固定軸を容易にしかも正確に組付けることができるとともに、前記抜刃を正確 な寸法で能率よく生産することにより、安価な製品を提供しようとするものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
基台と支持台を固定し、基台前方に複数の抜穴を、支持台の下面板と上面板に 複数の支持穴を配置し、支点軸により支持台とハンドルを固定自在に設け、抜刃 の上端を作動軸により押してなるようにし、水平部に複数の挿入孔を設け、前後 に曲部を有する可動板を、上面板の下端に配置し、前記可動板の下端と下面板と の間に弾基を設け,穿孔形状が丸以外の複数の抜刃を、下面板に設けた複数の下 部支持穴と上面板に設けた複数の上部支持穴と、可動板の水平部に設けた複数の 挿入穴および弾機とに貫通させ、下部支持穴と上部支持穴により、前記抜刃を保 持するとともに、抜刃の中央に設けた固定軸を前記可動板の水平部上に設けてな る。
【0008】 穿孔形状が丸以外の抜刃を引抜成形によって生産する。
【0009】
【作用】
本考案は、前記構成により、可動板11の水平部12の下面と支持台3の下面 板8との間に、弾機28が配置されているため、可動板11の前曲部14および 後曲部15の上端が、支持台3の上面板6の下面に当接し、可動板11の上方向 への移動が防止される。
【0010】 また、抜刃18が支持台3の上部支持穴4と下部支持穴7、および弾機28と 可動板11の複数の挿入穴13に貫通しており、複数の抜刃18のほぼ中央を貫 いている複数の固定軸19は、可動板11の水平部12に接し、可動板11の前 曲部14および後曲部15の間に挟まれ、前後の抜けが防止される。複数の抜刃 18は、複数の固定軸19によって保持され、可動板11の複数の挿入穴13は 、複数の抜刃18より相当量ガタを大きくとっているため、穿孔操作時において 、前記抜刃18は、複数の挿入穴13に影響されることなく自在となり、複数の 上部支持穴4と複数の下部支持穴7のわずかな隙間により保持され、基台1の抜 穴2にずれることなく垂直に降下し、円滑に穿孔作業を行なうことができる。
【0011】 また、引抜成形によって抜刃を生産するため、いかなる穿孔形状の抜刃があっ ても、正確な寸法で大量に生産することができる。
【0012】
【実施例】
実施例について説明すると、1は基台で、前方には複数の抜穴2を設けてなる 。3は支持台で、上面板6と下面板8、および支持台側壁10によって形成され 、基台1に固定されている。
【0013】 11は可動板で、水平部12に複数の挿入穴13を設け、前後は前曲部14と 後曲部15からなり、後曲部15には半円上の軸挿入口16を有し、組付けを容 易にするものである。また、左右には可動板側壁17を設ける。可動板11を支 持台3に組付ける時は、可動板側壁17を支持台3の上面板6の両端に設けられ た角穴5に下から挿入し、可動板11の水平部12の下端と、支持台3の下面板 8との間に複数の弾機28を配置する。
【0014】 18は抜刃で引抜成形によって生産され、その穿孔形状は丸以外のものである 。支持台3に設けられている下部支持穴7,および上部支持穴4は、複数の抜 刃18が基台1上の複数の抜穴2にまっすぐ降下するよう保持している。複数の 抜刃18を組付ける時は前記抜刃18を下部から挿入し、複数の弾機28と、可 動板11の複数の挿入穴13,および前記上部支持穴4にそれぞれ貫通させる。
【0015】 19は固定軸で、これを抜刃18に組付ける時は、前記可動板側壁17の上端 を押し下げ、弾機28を収縮させ、固定軸19を可動板11の後曲部15にある 軸挿入口16から挿入し、抜刃18のほぼ中央に設けられている軸通し穴22に 貫通させ、可動板11の前曲部14に当接した後、可動板側壁17を押していた 手をはなすと、弾機28の復元により、前曲部14および後曲部15の上端が支 持台3の上面板6にあたるとともに、固定軸19が可動板11の水平部12の上 端に当接する。固定軸19が可動板11の前曲部14と後曲部15との間に挟ま れるため、前後の抜けが阻止され、抜刃18が保持される。
【0016】 20はハンドルで、ハンドル側壁21には長穴23と支点穴24が、設けられ ている。25は作動軸で、ハンドル側壁21の長穴23と、可動板側壁17の作 動軸通し穴27とにそれぞれ貫通し、回転自在に取り付けられている。26は支 点軸で、ハンドル側壁21の支点穴24と、支持台側壁10の支点軸通し穴9と に貫通し、回転自在に取り付けられる。
【0017】 このような構造であるため、穿孔作業を行う時は、基台1と支持台3の隙間に 用紙を挿入し、ハンドル20を押し下げると、支点軸26を支点として、作動軸 25が抜刃18の上端を押しながら降下し、抜刃18が用紙を穿孔する。再びハ ンドルをゆるめると、弾機28の復元により、可動板11が押し上げられ、可動 板11の前曲部14と後曲部15が、上面板6に当接し、元の状態にもどる。
【0018】
【効果】
前述のように、固定軸で抜刃を持ち上げ、上面板と下面板の支持穴とにより抜 刃を保持するため、ハンドルを押し下げたとき抜刃と抜穴の間にガタが生じるこ とはなく、抜刃は抜穴に垂直に降下し、作動不良をおこすことなく円滑に穿孔作 業を行うことかでき、用紙にシワやバリを生じないきれいな穿孔穴を得ることが できる。また、可動板の曲部に設けられた半円上の軸挿入口が、固定軸の挿入位 置を示し、抜刃に固定軸を挿入する際は、可動板を押し下げながら固定軸を軸通 し穴に挿入し、固定軸が前曲部に当接したら可動板を押す力をゆるめるだけで、 固定軸が可動板の前曲部と後曲部とにより容易に、しかも確実に取り付けが可能 となり、安価な製品を提供することが可能となる。
【0019】
【効果】
また、引抜き成形により抜刃を生産するため、寸法精度を要求するものであっ ても、正確な寸法で丸以外の穿孔形状の抜刃を大量に、しかも能率よく生産する ことが可能となり、安価な製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の不使用時における断面図
【図2】本考案の穿孔時における断面図
【図3】本考案の組付け前の斜視図
【図4】本考案要部の斜視図
【図5】従来のパンチの要部の組付け前の斜視図
【図6】従来のパンチの断面図
【図7】従来の作動不良時における拡大断面図(一部省
略)
【図8】抜刃の形状図例(抜刃のみ)
【符号の説明】 1 基台 2 抜穴 3 支持台 4 上部支持穴 5 角穴 6 上面板 7 下部支持穴 8 下面板 9 支点軸通し穴 10 支持台側壁 11 可動板 12 水平部 13 挿入穴 14 前曲部 15 後曲部 16 軸挿入口 17 可動板側壁 18 抜刃 19 固定軸 20 ハンドル 21 ハンドル側壁 22 軸通し孔 23 長穴 24 支点穴 25 作動軸 26 支点軸 27 作動軸通し穴 28 弾機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と支持台を固定し、基台前方に複数
    の抜穴を、支持台の下面板と上面板に複数の支持穴を配
    置し、支持軸により支持台とハンドルを回動自在に設
    け、抜刃の上端を作動軸により押してなるパンチにおい
    て、水平部に複数の挿入穴を設け、前後に曲部を有する
    可動板を上面板の下端に配置し、前記可動板の下端と下
    面板との間に弾機を設け、穿孔形状が丸以外の複数の抜
    刃を、下面板に設けた複数の下部支持穴と上面板に設け
    た複数の上部支持穴と可動板の水平部に設けた複数の挿
    入穴及び弾機とに貫通させ、下部支持穴と上部支持穴に
    より、前記抜き刃を保持するとともに、抜刃の中央に設
    けた固定軸を前記可動板の水平部上に設け、なることを
    特徴とする事務用パンチ。
  2. 【請求項2】 穿孔形状が丸以外の抜刃を引抜成形によ
    って生産をすることを特徴ととする請求項1の事務用パ
    ンチ。突起を挿入し、係止してなることを特徴とする請
    求項1記載の事務用パンチ。
JP4062492U 1992-05-20 1992-05-20 事務用パンチ Pending JPH0631998U (ja)

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JP4062492U JPH0631998U (ja) 1992-05-20 1992-05-20 事務用パンチ

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JP4062492U JPH0631998U (ja) 1992-05-20 1992-05-20 事務用パンチ

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JPH0631998U true JPH0631998U (ja) 1994-04-26

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ID=12585697

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JP4062492U Pending JPH0631998U (ja) 1992-05-20 1992-05-20 事務用パンチ

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