JPH0631715A - 板状表面仕上材張り付け施工装置 - Google Patents

板状表面仕上材張り付け施工装置

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JPH0631715A
JPH0631715A JP20953792A JP20953792A JPH0631715A JP H0631715 A JPH0631715 A JP H0631715A JP 20953792 A JP20953792 A JP 20953792A JP 20953792 A JP20953792 A JP 20953792A JP H0631715 A JPH0631715 A JP H0631715A
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JP
Japan
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tile
frame
mortar
plate material
holders
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Application number
JP20953792A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Otsubo
和彦 大坪
Toshiyuki Sawano
利幸 沢野
Shigeaki Ashikaga
重明 足利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0631715A publication Critical patent/JPH0631715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の外壁、内壁、床面、歩道等の床面、
PC板、ALC板等へのタイル張り付け作業が連続して
行なえて、タイル等の板状表面仕上材の張り作業の容易
化、工数の削減化が得られると共に、安定した板状表面
仕上材の接着が得られ、また、構造が簡単、小型になり
安価になると共に、取扱いも容易になるようにする。 【構成】 フレームに沿って巻掛けた無限軌道帯に、板
材保持器を多数取付けてなる板材搬送装置と、この板材
搬送装置のフレーム内にあって、板材保持器に保持され
た板材を板材張り付け対象面へ押し付ける板材張り付け
装置とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイルやプラスチック
材、石材コンクリート2次製品等の板状表面仕上材を張
り付け施工するための板状表面仕上材張り付け施工装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、職人が例えばタイルを張る施工方
としては、タイル職人がタイルを一枚ずつ壁に張り付け
る方法、タイルを予め複数枚張り付けたシートを壁に張
り付ける方法、あるいは、ビル等の壁を製作する段階で
型枠にタイルを取付けた後にモルタルを流し込む方法等
があり、このように手作業を中心として行なわれていた
が、最近の手人不足により機械化が進められ、その一例
が特開平2−128063号公報等にて提案されてい
る。この特開平2−128063号公報に示されたもの
は、タイル収容部から一枚ずつ送出されたタイルを吸着
ハンドにて吸着して建物の外壁表面に対向させ、続くオ
ーバハング部材の前進によりタイルを外壁表面上のモル
タル層に所定のストローク操作にて圧着し、さらに加振
器を駆動してその圧着が密になるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、職人に
よる手作業の場合は、近年、汚い、きつい危険の3K等
のハンデがある建設業においては、技能工、若年労働者
等の労働力不足が大きな問題となっている。また、上記
特開平2−128063号公報等にて提案された機械を
用いたものは、一枚ずつ送出されるタイルをハンドによ
り吸着して壁に張るため、所要工数が掛ると共に、装置
が複雑になり、施工時の段取りが煩雑になり、施工能率
がさほど向上しなかった。また装置が複雑になってコス
トアップとなると共に、準備、片付けにかなりの工数が
取られている。さらに、装置が複雑なため、高価な装置
となり、運用面や維持費の点で問題がある。
【0004】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、建築物の外壁、内壁、床面、歩道などの床面PC
板、ALC板等へのタイル等の板状表面仕上材の張り付
け作業が連続して行なえて、タイル等の板状表面仕上材
の張り付け作業の容易化、工数の削減化が得られると共
に、安定した板状表面仕上材の接着が得られ、また構造
が簡単、小型になり安価になると共に、取扱いも容易に
なる板状表面仕上材張り付け施工装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る板状表面仕上材張り付け施工装置は、
フレームに沿って巻掛けた無限軌道帯に、板材保持器を
多数取付けてなる板材搬送装置と、この板材搬送装置の
フレーム内にあって、板材保持器に保持された板材を板
材張り付け対象面に押し付けてなる板状表面仕上材張り
付け装置とからなるものである。
【0006】
【作 用】板材搬送装置は板材張り付け対象面に設け
られたガイドレールあるいはクレーン等の適応の手段に
て板材張り付け対象面に沿わせられる。板材搬送装置の
各板材保持器へは作業量により1枚ずつ板材が供給され
る、これが板材張り付け装置にて1枚ずつ壁面に張り付
けられていく。このときの板材を板材張り付け対象面の
張り付けるためのモルタルあるいは接着剤は、あらかじ
め板材張り付け対象面に塗っておいてもよく、あるいは
板材搬送装置において、無限軌道帯の移動に従って板材
の裏足に塗布する。
【0007】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例ではタイルを張り付け施工する例を示
す。図1において1,2はビルディングの壁面3から離
間し、かつ水平で互いに平行に設けられた上下のガイド
レールである。この上下のガイドレール1,2は壁面3
に沿って設けられた金属パイプ等からなる図示しない足
場に付属して配設されている。
【0008】図1において4は左右の縦枠5a,5bと
上下の横枠6a,6bとを井桁状に構成した支持フレー
ムであり、この支持フレーム4の左右の縦枠5a,5b
のそれぞれの上部に上記上側のガイドレール1に移動自
在に係合支持される上側支持装置7,7が、また下部に
は下側のガイドレール2に移動自在に係合支持される下
側支持装置8,8が設けてある。上側支持装置7はガイ
ドレール1の上下で転動する2個の転輪9,10を有し
ている。この両転輪9,10を支持するブラケット11
は縦枠5a,5bに対して上下動可能になっており、ハ
ンドル12を回転することにより上記両転輪9,10の
高さが左右別々に調整できるようになっている。また下
側支持装置8は下側のガイドレール2の上側で転動する
転輪13と、この転輪13を下方へばね付勢する付勢装
置14とからなっている。
【0009】図1において15は上記支持フレーム4の
上下の横枠6a,6bに移動自在に支持されたタイル搬
送装置であり、16は上下方向に長くしたフレームで、
このフレーム16の上部に設けた上側穴16aに上側の
横枠6aが、また下部に設けた下側穴16bに下側の横
枠6bがそれぞれ嵌入されている。上記支持フレーム4
の上下の横枠6a,6bの断面形状は図2に示すように
H形状になっており上側の横枠6aの前後両側面に上側
穴16aに設けた前後のローラ17,17が転接されて
前後方向に拘束されている。また下側穴16b内に軸受
18を嵌合したブラケット19が設けてあり、これの軸
受18に上記下側の横枠6bと平行して支持フレーム4
に設けたスライドガイドバー20が摺動自在に嵌合して
おり、フレーム16はこのスライドガイドバー20に支
持されるようになっている。下側の横枠6bの側面には
所定の間隔をとって位置決め孔21を有する位置決め部
材22が設けてあり、この位置決め孔21に係脱するス
トッパピン23aがフレーム16の側面に回動自在に設
けたストッパレバー23の先端に設けてある。このスト
ッパレバー23は図示しないばねにて係合方向に付勢さ
れている。
【0010】タイル搬送装置15のフレーム16の上下
には転輪(スプロケット)24,25が設けてあり、こ
の両転輪に無限軌道帯26が巻掛けてある。この無限軌
道帯26は図4に示すようにフレーム16に設けたガイ
ド溝27に係合して案内されるようになっている。無限
軌道帯26の外側には多数個のタイル保持器28が等ピ
ッチ間隔で、かつ無限軌道帯26の全長にわたって取付
けてある。またフレーム16の上部に駆動モータ30が
搭載してあり、この駆動モータ30の駆動軸に固着され
た駆動スプロケット31がチェン32を介して上記転輪
24に連結されている。
【0011】上記無限軌道帯26に取付けられたタイル
保持器28は図4、図5に示すようになっていて、無限
軌道帯26に取付けられる底板33と、この底板33の
前後、左右に固着し前後の側板34a,34bと、左右
の側板35a,35bにてタイルAが嵌合する枠36が
設けてある。また左右の側板35a,35bの内側と前
後の側板34a,34bの両端との間に溝37,37が
設けてある。上記枠36の深さはタイルAの厚さより深
くなっており、その深さの差分の厚さにモルタルが塗り
付けられるようになっている。またこの枠36の左右両
側には枠36に嵌入されたタイルAを保持するばね37
a,37bが左右の側板35a,35bに取付けて設け
てある。また上記底板33にはフレーム16の内側へ貫
通する穴38が設けてある。
【0012】フレーム16の背面には上記タイル保持器
28内に嵌合したタイルAにモルタルを塗布するモルタ
ル塗布装置40が設けてある。このモルタル塗布装置4
0は、1個のタイル保持器28の全体をカバーする大き
さになっており、かつ内側に空間を設けたコテ部材41
と、このコテ部材41内にモルタルを供給するモルタル
貯蔵タンク42と、モルタルのコテ部材41への供給量
を制御する流量制御弁(図示せず)とからなっている。
上記コテ部材41は、図4、図6に示すようになってい
て、その内側にタイル保持器28内に嵌合したタイルA
の裏足に塗布するモルタルの塗布厚さを規制すると共
に、塗布面を平らにするためのコテ片43a,43bが
設けてある。コテ部材41の側面にモルタル貯蔵タンク
42の供給パイプ44が接続してある。またコテ部材4
1の左右の両側板にはタイル保持器28の枠36の両側
の溝37,37に嵌合する仕切り片45a,45bが設
けてある。上記モルタル貯蔵タンク42からのコテ部材
41へモルタルの供給はエアー圧送にて行なわれる。
【0013】フレーム16内には、タイル張り付け装置
46が上下方向に移動自在に設けられている。このタイ
ル張り付け装置46は図4及び図7、図8に示すように
なっており、支持台47がフレーム16内に上下方向に
設けたガイドレール48に摺動自在に係合されている。
そしてこの支持台47の一側部がフレーム16内に上下
方向に張設した無限軌道帯49に結合部材47aを介し
て結合されており、無限軌道帯49を駆動モータ50に
て駆動することにより上記ガイドレール48に沿って上
下動するようになっている。
【0014】そして上記支持台47上にタイル張り付け
器51が前後方向に移動可能に、かつ壁面3側へ向けて
設けてある。このタイル張り付け器51は支持台37に
対して前後方向に移動自在に係合した基台52と、この
基台52を移動するためのシリンダ53と、基台52に
取付けた加振器54と、基台52の先端側に設けた吸盤
55と支持棒56とからなっている。このタイル張り付
け器51の吸盤55と支持枠56は上記タイル保持器2
8の穴38に貫通するようになっている。
【0015】フレーム16の下部には図1に示すよう
に、タイル搬送装置15の最下端部を掃除する掃除装置
57が設けてある。この掃除装置57はタイル搬送装置
15の最下部を下側からカバーするカバー部材58と、
このカバー部材58内にタイル保持器28に接触するブ
ラシ59と、エアーノズル60と、ブラシ59を駆動す
るモータ61等からなっている。なお上記ブラシ59は
タイル搬送装置15の下側の回転軸25にベルト等を介
して連結してもよい。またカバー部材58内に水を溜め
ておいてもよい。
【0016】支持フレーム4の両縦枠5a,5bには吸
着装置62,62が設けてあり、この吸着装置62,4
2は、縦枠5a,5bに固着したブラケット63と、こ
のブラケット63の前後方向に摺動可能にしたロッド
と、このロッドの先端に設けた吸盤64とからなり、ロ
ッドをシリンダ等の手段で前進させて吸盤64を壁面3
に当接させて図示しない真空装置にて吸引することによ
り支持フレーム4が壁面3に固定されるようになってい
る。
【0017】図1において65は支持フレーム4の一方
の縦枠5bの側面に取付けられた制御装置であり、この
制御装置65は図9に示すように、操作部66と制御部
67と表示部とからなっている。操作部66は、1回の
操作にて張り付けるタイルの枚数、縦目地幅、横目地
幅、伸縮目地位置、伸縮目地幅、目地割等のタイル張り
付け条件をデジタルスイッチ、テンキーなどで入力する
条件設定スイッチ68と、モルタル塗布、タイル張り付
け等の各動作を操作する操作スイッチ群69とからな
る。制御部67はROM70,RAM71,CPU72
等からなっている。
【0018】そして上記制御装置65の制御部67へセ
ンサ部73から信号が入力され、この入力信号に基づい
て演算された出力信号が駆動部74と表示部75へ出力
されるようになっている。上記センサ部73は、教示さ
れた基準位置からのタイル保持器28の上下方向(X方
向)距離を測定する第1回転距離センサ76と、タイル
張り付け器51の上下方向の移動距離を測定する第2回
転距離センサ77と、タイル張り付け器51のシリンダ
53によるタイル張り付け力を測定する圧力センサ78
と、特定のタイル保持器28の位置を検出する位置セン
サ79aと、特定のタイル張り付け器の上下位置を検出
する位置センサ79b、タイル張り付け器51のシリン
ダ53によるタイル張り付け距離を検出する距離センサ
201とからなっている。
【0019】また駆動部74としてはタイル張り付け器
51の加振器54、タイル搬送装置15の無限軌道帯2
6を駆動する駆動モータ30と、タイル張付け器51を
上下動する駆動モータ50と、モルタルの流量を制御す
る流量制御弁80等がある。さらに表示部75としては
警報器81と表示器82等がある。
【0020】上記構成における作用を以下に説明する。
図1において、タイル搬送装置15を支持した支持フレ
ーム4をタイル張り付け施工位置まで作業者によってガ
イドレール1,2に沿って横移動させる。このときタイ
ル搬送装置15のストッパレバー23の先端のストッパ
ピン22を支持フレーム4の位置決め孔21に係合して
おく。上記支持フレーム4の移動は人力によることな
く、ガイドレール1,2に転接する上下の支持装置7,
8の転輪部にモータを備えると共に、回転距離センサを
設けて、自動的に移動及び位置検出、位置決め、停止を
行なうようにしてもよい。
【0021】支持フレーム4の垂直姿勢の調整は、タイ
ル搬送装置15の上下に教示針(図示せず)を取り付
け、この上下の教示針と、壁面3にあらかじめ墨付けさ
れた基準線とを合わせることによりなされる。そしてこ
のときの位置合わせは、支持フレーム4の両縦枠5a,
5bに設けた左右の上側支持装置7の少なくとも一方を
ハンドル12を回してこれを上下動することにより支持
フレーム4を左右に振ることによりなされ、これにより
タイル搬送装置15は垂直に位置される。ここでは、垂
直姿勢の調整は、ハンドル操作によっておこなっている
が傾斜センサやモータなどの公知の技術を用いて自動的
に姿勢調整するように制御してもよい。そしてこの状態
で支持フレーム4の両側に設けた吸着装置62,62を
作動してこれの吸盤64を壁面3に吸着することにより
支持フレーム4を壁面3に固定する。またこの状態で上
記教示針を取り外す。
【0022】次にモルタル貯蔵タンク42にモルタルを
供給すると共に、壁面3に面していない方、すなわち背
面側に位置し、かつモルタル塗布装置40より下側に位
置する各タイル保持器28に作業者によりタイルAを1
枚ずつ供給する。各タイルAは枠36内にばね37a,
37bにて保持される。
【0023】この状態で制御装置65の操作スイッチ群
69のスイッチ操作によりタイル搬送装置15の無限軌
道帯26を少しずつ回転させていくと共に、流量制御弁
80を制御部67にて制御してモルタル塗布装置40へ
モルタルを供給する。これにより、モルタル塗布装置4
0を通過したタイル保持器28内のタイルAの裏足に所
定厚さのモルタルが塗布されていく。このとき、モルタ
ルが塗布されているタイルの入っている先頭のタイル保
持器28に教示針を取付け、このタイル保持器28の壁
面3側への移動により、この教示針を壁面3にあらかじ
め墨付けされている張り付け教示位置に目視により合わ
せる。この状態で操作スイッチ群69の操作スイッチを
押すことによって制御装置65の制御部67にこの教示
位置を記憶させる。その後上記教示針を取り外す。
【0024】上記状態で、制御装置65の条件設定スイ
ッチ68にてタイル張り付け条件(タイル枚数、縦目地
幅、横目地幅、目地割等)を入力して記憶させる。上記
記憶した教示位置と上記タイル張り付け条件をCPU7
2にて計算し、タイル搬送装置15による施工可能範囲
から設定条件がはずれた場合には警報器81を通して異
常を知らせる。このときには、教示位置や、タイル張り
付け条件を再度設定することによって操作を復帰させ
る。
【0025】上記タイル張り付け条件の入力後、操作ス
イッチ群69のモルタル塗布用の操作スイッチを押すこ
とにより、モルタル塗布装置40にてモルタルをタイル
保持器28内のタイルAの裏足に塗布しながら無限軌道
帯26が回転され、CPU72で計算したタイル張り付
けに必要な位置までモルタルを塗布したタイルAが移動
される。
【0026】このとき、モルタル塗布装置40より下側
のタイル保持器28内にタイルAを順次作業者によって
供給していく。またモルタルの圧送手段としてはエアー
が用いられる。なおこのモルタルの圧送にはスクリュー
等他の公知の手段を用いてもよい。モルタル塗布装置4
0には、これのコテ部材41の両側に設けられた仕切り
片45a,45bが枠36の両側の溝37,37を通る
ことにより、タイルAの裏足の側方へモルタルがはみ出
すのが防止される。
【0027】第1回転距離センサ76によりモルタルが
塗布されたタイルAが保持されているタイル保持器28
の先頭のものがタイル張り付けに必要な位置にきたこと
を確認した後に、無限軌道帯26の回転、及びモルタル
の塗布動作が停止する。このモルタルを塗布している動
作と同時に駆動モータ50が駆動されてタイル張り付け
器51がフレーム16内で上下動し、これの位置を第2
回転距離センサ77にて検出しながら、制御部67での
計算結果位置にきたことを確認して停止する。このとき
タイル張り付け器51は最初に張り付けるタイルAの後
側に位置される。
【0028】この状態で、操作スイッチ群69のタイル
張り付け用の操作スイッチを押すことにより、タイル張
り付け器51はシリンダ53により支持台47に対して
前方へ移動してタイル保持器28内のタイルAを吸盤5
5にて吸着した状態で押出し、支持棒56にて押付け、
加振器54にて加振して壁面3に張り付ける。張り付け
を終了したタイル張り付け器51は後退し、次に張り付
けようとするタイルA、例えばすぐ上側のタイルAの後
側に位置するように上方へ移動する上記駆動モータ50
が駆動されて計算結果位置にきたことを確認して停止す
る作動を繰返す。上記タイルAの把持手段は吸盤55に
代えてハンドを用いてもよい。
【0029】このとき、タイル保持器28相互間のピッ
チと、張り付けるタイルAのピッチとが異なる場合は無
限軌道帯26が回転してピッチ(横目地幅)を自動調整
する。この場合も、タイル張り付け器51は張り付けよ
うとするタイルAの後側にくるように位置が計算され自
動調整される。
【0030】設定された枚数分のタイルAが壁面3に張
り付けられたのちは、この状態でのモルタルが塗布され
ているタイルAが入っている先頭のタイル保持器28を
前回設定されたタイル張り付け教示位置まで移動するよ
う無限軌道帯26を回転させて自動調整し、調整終了後
停止する。次にタイル搬送装置15を支持フレーム4に
停止しているストッパピン22を抜いて、作業者により
このタイル搬送装置15を次のタイル張り部へ移動し、
位置決めを行い、その位置でストッパピン23aを係合
して固定する。ストッパピン23aを係合する支持フレ
ーム4側の位置決め孔21の数は上記位置決め位置に応
じて多数設けておく。上記のようにしてタイル搬送装置
15を位置決め固定してから上記のタイル張り付け工程
を繰り返す。
【0031】上記作動時において、タイル搬送装置15
の各タイル保持器28は掃除装置57を通過する間に掃
除される。
【0032】上記操作手順をフローチャートに示すと図
10に示すようになる。すなわち、制御装置65の操作
部66における条件設定スイッチ68によりタイル張り
付け条件の設定を行ない(ステップ1)、その後タイル
搬送装置15の無限軌道帯26を作動してタイル保持器
28を移動し(ステップ2)、タイル保持器28に取付
けた教示針が壁面3の墨付けと合ったかを作業者が判断
し(ステップ3)、合ったら操作スイッチ群69のタイ
ル張り付け教示位置用の操作スイッチをONにする(ス
テップ4)。これにより制御部67にてタイル張り付け
条件が計算される(ステップ5)。このとき、設定条件
は施行可能範囲内か?を制御部67にて判断し(ステッ
プ6)、NOであれば警報され(ステップ7)、その再
設定される(ステップ8)。
【0033】一方施工可能範囲であれば、操作スイッチ
群69のモルタル塗付用の操作スイッチをONにする
(ステップ9)。これによりタイル搬送装置15の無限
軌道帯26が回転作動されタイル保持器28内に入れた
タイルAの裏足にモルタルが塗布され(ステップ1
0)、タイル張り付けに必要な位置までタイルAが移動
する。ついで操作スイッチ群69のタイル張り付け用の
スイッチをONすると(ステップ11)、タイル張り付
け器51が作動されてタイル張り付けが行われ(ステッ
プ12)、所定の枚数の張り付けが終了したらタイル搬
送装置15を支持フレーム4内で移動し(ステップ1
3)、このときにこの支持フレーム4内でのタイル張り
付け作業が全て終了したかを判断して(ステップ1
4)、まだであるなら、上記ステップ(2)から(1
2)を繰り返す。
【0034】上記ステップ(14)にて支持フレーム4
内でのタイル張り付け作業が終了したと判断した場合に
は吸着装置62による固定を解除した後、支持フレーム
4を横移動し(ステップ15)、上側支持装置によりフ
レームの姿勢を調整し、吸着装置62により壁面3へそ
の後は張り付け条件の確認(ステップ14)してこれが
変ったらステップ1へ、変らなければステップ2へそれ
ぞれ移行する。また上記ステップ10のモルタル塗布の
ときに、モルタル塗布装置27より下側のタイル保持器
10内に作業者がタイルAを順次搬入する(ステップ1
0´)。
【0035】上記実施例ではタイル搬送装置15を図
1、図2に示すように支持フレーム4に設けたスライド
ガイドバー20に摺動自在に支持した例を示したが、図
3に示すように、上記スライドガイドバー20の代りに
ねじ軸85を回転自在に、かつ図示しない駆動モータに
連結して設け、これに螺合するナット部材86をフレー
ム16に設け、上記ねじ軸85を回転することによりタ
イル搬送装置15を支持フレーム4に対して自動的に移
動し、あわせて位置検出、位置決め、停止を行なうよう
にしてもよい。なお、このとき、図3に示すように下側
の横枠6bの上面にガイド部材87を設け、これにフレ
ーム16の下側穴16bに設けたリニアガイド88を係
合してこの部分でタイル搬送装置15を摺動自在に支持
する。またさらに、この実施例におけるタイル搬送装置
15を支持する支持フレーム4をガイドレール1,2に
支持するかわりに、この支持フレーム4をクレーンなど
で吊り下げるようにしてもよい。またタイル搬送装置1
5の無限軌道帯26のタイル保持器28の列を2列以上
にしてもよい。この場合、モルタル塗布装置40やタイ
ル張り付け装置46もそれに応じて幅方向に複数組なら
べて配置する。
【0036】また上記実施例では、タイル搬送装置15
を支持フレーム4を介してガイドレール1,2に移動自
在に支持した実施例を示したが、図11に示すようにタ
イル搬送装置15´を直接ガイドレール1,2に移動自
在に支持するようにしてもよい。この場合タイル搬送装
置15´を構成するフレーム16´の両側に、タイル搬
送装置15´をガイドレール1,2に支持する上下の支
持装置7´,7´,8´,8´が設けられ、さらにこの
上下両側部にタイル搬送装置15´を壁面3に固定する
ための吸着装置62´が固着されている。
【0037】そして上記タイル搬送装置15´に、先の
第1の実施例における搬送装置15と同様に、この背面
側にモルタル塗布装置40が、またフレーム16´の内
側にタイル張り付け装置46が、さらに下部に掃除装置
57が備えてあり、これの作用動作は図10に示すフロ
ーチャートにおけるステップ(13),(14),(1
5)のかわりにステップ(13)として「タイル搬送装
置横移動」とするだけであとは上記第1の実施例のもの
と同じである。このときのタイル搬送装置の横移動は、
作業者によって行われるが上下支持装置の転輪部にモー
タを備えると共に回転距離センサを設けて自動的に移動
及び位置検出、位置決め、停止を行なうようにしてもよ
い。
【0038】図12、図13は本発明の第3実施例を示
す。図12において、90はタイル搬送装置であり、9
1はこのタイル搬送装置90の図示しないフレームの両
端部に支承された転輪(スプロケット)92,93に巻
掛けた無限軌道帯である。そしてこの無限軌道帯91
に、上記第1,第2の実施例で示したものと同様の構成
のタイル保持器28が複数列にわたって、かつ長手方向
全周にわたって多数個設けてある。このタイル搬送装置
90は図12に示すように水平状に設けてあり、その下
側面が床上に載置される被張り付け部材(PC板、AL
C板等)94に対向するようにしてある。そして一方の
転輪92の軸に回転駆動装置95が連結してある。
【0039】上記タイル搬送装置90の上側で、かつ回
転方向上流側に各タイル保持器28に各列に同時にタイ
ルAを供給するタイル供給装置96が設けてある。この
タイル供給装置96は無限軌道帯91のタイル保持器2
8の各列に対向するシュート97と、これの上流側に設
けたタイル収納ケース98と、タイル収納ケース98の
後部側に設けたタイル送り装置99とからなっており、
タイル送り装置99にて各列のタイルAを1枚1枚ずつ
その裏足を上側にしてシュート97へ送り出すようにな
っている。
【0040】タイル搬送装置90の上側で、かつ上記タ
イル供給装置96の下流側に接着剤塗布装置100が対
向配置してある。この接着剤塗布装置100は各タイル
保持器28に供給された各タイルAの裏足へ接着剤を塗
布する構成となっており、その構成は示さないが、通常
の構成、例えば接着剤容器及びこれに入れた接着剤をタ
イル側へ塗布するローラあるいはブラシ、コテ等からな
っている。
【0041】またタイル搬送装置90の内側には、各列
のタイル保持器28の裏側に対向して設けられたタイル
張り付け装置101が設けられている。このタイル張り
付け装置101は図13に示すようにスライドレール1
02と送りねじ103に支持され、かつ送りねじ103
をモータ104で回転することにより無限軌道帯91の
回転方向に移動可能に支持された枠体114と、この枠
体114上に上記枠体114に沿って無限軌道帯91の
幅方向に移動自在に搭載され、かつ上記第1の実施例の
ものと同様のタイル張り付け器105とからなってい
る。106はこのタイル張り付け器105を幅方向に移
動するためのモータで、このモータ106にて張り付け
器105に接続したベルト107を駆動するようにして
いる。上記移動手段はモータ、送りねじ、ベルトに限る
ことなく、他の公知の手段でおこなっても良い。なお、
上記タイル張り付け器105を無限軌道帯91の幅方向
に、この方向のタイル保持器28の数分だけ設けてもよ
い。
【0042】上記構成のタイル張り付け施工装置の各構
成装置は自動制御され、制御盤107の操作スイッチな
どの操作によって作動されて被張り付け部材94の上面
にタイルAが張り付けられる。
【0043】図14は本発明の第4実施例を示す。この
実施例は図12に示す第3の実施例のタイル張り付け施
工装置の無限軌道帯91を巻き掛けている両転輪の各軸
の両端に車輪110を取り付け、自走あるいは押すこと
によって無限軌道帯91を回転してタイル保持器28を
移動し、車輪110に併設された位置検出装置によって
タイル張り付け位置を検出し、タイル張り付け装置10
1によりタイルAを例えば床面などに張り付ける。これ
らの装置は自動制御され、操作スイッチなどの操作によ
って動作される。
【0044】上記実施例ではタイルAを壁面3に張り付
ける例を示したが、本発明の被施工板上表面仕上材とし
てはタイルAに除かれるものではなく、プラスチック
材、石材、コンクリート2次製品等、定形に形成された
板材を含むものである。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、フレームに沿って巻掛
けた無限軌道帯に、板材保持器を多数取付けてなる板材
搬送装置と、この板材搬送装置のフレーム内にあって、
板材保持器に保持された板材を板材張り付け対象面へ押
し付ける板材張り付け装置とからなることにより、建築
物の外壁、内壁、床面、歩道などの床面、PC板、AL
C板等への板状表面仕上材の張り付け作業が連続して行
なえて、タイル張り付け作業の容易化、工数の削減化が
得られると共に、安定した板状表面仕上材の接着が得ら
れ、また、構造が簡単、小型になり安価になると共に、
取扱いも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】タイル搬送装置のフレームと支持フレームの横
枠との関係を示す側面図である。
【図3】タイル搬送装置のフレームと支持フレームの横
枠との関係を示す他の構成例を示す側面図である。
【図4】要部の断面図である。
【図5】タイル保持器を示す斜視図である。
【図6】モルタル塗布装置のコテ部材を示す断面図であ
る。
【図7】タイル張り付け装置の全体構成を示す側面図で
ある。
【図8】タイル張り付け器を示す斜視図である。
【図9】制御装置の関連構成を示すブロック図である。
【図10】本発明装置の作用を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第2実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図12】本発明の第3実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図13】第3の実施例におけるタイル張り付け装置の
平面図である。
【図14】本発明の第4の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,2…ガイドレール、3…壁面、4…支持フレーム、
5a,5b…縦枠、6a,6b…横枠、7,8…支持装
置、15,15´…タイル搬送装置、16…フレーム、
28…タイル保持器、40…タイル塗布装置、46…タ
イル張り付け装置、57…掃除装置、62…吸着装置、
65…制御装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】フレーム16の背面には上記タイル保持器
28内に嵌合したタイルAにモルタルを塗布するモルタ
ル塗布装置40が設けてある。このモルタル塗布装置4
0は、1個のタイル保持器28の全体をカバーする大き
さになっており、かつ内側に空間を設けたコテ部材41
と、このコテ部材41内にモルタルを供給するモルタル
貯蔵タンク42と、モルタルのコテ部材41への供給量
を制御する流量制御弁(図示せず)とからなっている。
上記コテ部材41は、図4、図6に示すようになってい
て、その内側にタイル保持器28内に嵌合したタイルA
の裏側に塗布するモルタルの塗布厚さを規制すると共
に、塗布面を平らにするためのコテ片43a,43bが
設けてある。コテ部材41の側面にモルタル貯蔵タンク
42の供給パイプ44が接続してある。また、コテ部材
41の左右の両側板にはタイル保持器28の枠36の両
側の溝37,37に嵌合する仕切り片45a,45bが
設けてある。上記モルタル貯蔵タンク42からのコテ部
材41へモルタルの供給はエアー圧送にて行なわれる。
なお上記タイル保持器28は図15に示すタイル保持器
28の枠36′のようにしてもよい。すなわち、タイル
Aを保持するためのばね37a′,37b′は無限軌道
帯26に取付けられる取付板33′に直接固着してあ
り、左右の側板を省略している。この場合、枠36′に
は左右の側板がないため、モルタルがこの枠36′内に
たまることがなく、また清掃も容易になる。さらに、こ
れにより、タイルAの保持器の枠36′への挿入が容易
になり、また、タイルAのツノや反りにも柔軟に対応で
き、使用タイルAのぶどまりも向上する。また前後の側
壁を構成する側板34cは上記取付板33′,33′の
走行方向一端にだけ固着してあり、各側板34cは隣接
する相互の枠36′の前後方向の側板と兼用するように
なっている゜そしてこの各側板34cの高さはタイルA
の高さよりわずかに低くなっており、図16に示すよう
に、モルタル塗布装置40′の仕切り片45a′,45
b′の先端がタイルAの表面に近接して通過し、この両
仕切り片45a′,45b′より内側にモルタルが塗布
されるようにしている。また、図17に示すように、モ
ルタル塗布装置40の仕切り片45a”,45b”をタ
イル保持器の枠36′に保持されたタイルAの長手方向
より内側に位置させ、これにより、モルタルをタイルA
に塗布したときに、モルタルのモレを防ぐようにしても
良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】タイル搬送装置のフレームと支持フレームの横
枠との関係を示す側面図である。
【図3】タイル搬送装置のフレームと支持フレームの横
枠との関係を示す他の構成例を示す側面図である。
【図4】要部の断面図である。
【図5】タイル保持器を示す斜視図である。
【図6】モルタル塗布装置のコテ部材を示す断面図であ
る。
【図7】タイル張り付け装置の全体構成を示す側面図で
ある。
【図8】タイル張り付け器を示す斜視図である。
【図9】制御装置の関連構成を示すブロック図である。
【図10】本発明装置の作用を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第2実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図13】第3の実施例におけるタイル張り付け装置の
平面図である。
【図14】本発明の第4の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図15】タイル保持器の他例を示す斜視図である。
【図16】モルタル塗布装置のコテ部材の他例を示す作
用説明図である。
【図17】モルタル塗布装置のコテ部材の他例を示す作
用説明図である。
【符号の説明】 1,2…ガイドレール、3…壁面、4…支持フレーム、
5a,5b…縦枠、6a,6b…横枠、7,8…支持装
置、15,15′…タイル搬送装置、16…フレーム、
28,28′…タイル保持器、40,40′…タイル塗
布装置、46…タイル張り付け装置、57…清掃装置、
62…吸着装置、65…制御装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに沿って巻掛けた無限軌道帯
    に、板材保持器を多数取付けてなる板材搬送装置と、こ
    の板材搬送装置のフレーム内にあって、板材保持器に保
    持された板材を板材張り付け対象面へ押し付ける板材張
    り付け装置とからなることを特徴とする板状表面仕上材
    張り付け施工装置。
JP20953792A 1992-07-15 1992-07-15 板状表面仕上材張り付け施工装置 Pending JPH0631715A (ja)

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JP20953792A JPH0631715A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 板状表面仕上材張り付け施工装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989982B2 (en) 2002-06-18 2006-01-24 Tdk Corporation Solid electrolytic capacitor, circuit board having built-in solid electrolytic capacitor and methods for manufacturing them
US7099145B2 (en) 2002-06-18 2006-08-29 Tdk Corporation Solid electrolytic capacitor and method for manufacturing solid electrolytic capacitor
US7158366B2 (en) 2003-07-23 2007-01-02 Tdk Corporation Solid electrolytic capacitor
US7342771B2 (en) 2002-06-18 2008-03-11 Tdk Corporation Solid electrolytic capacitor and a method for manufacturing a solid electrolytic capacitor
US7365963B2 (en) 2003-03-17 2008-04-29 Tdk Corporation Capacitor element, solid electrolytic capacitor, processes for their production and capacitor element combination

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US7365963B2 (en) 2003-03-17 2008-04-29 Tdk Corporation Capacitor element, solid electrolytic capacitor, processes for their production and capacitor element combination
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