JPH06317146A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JPH06317146A
JPH06317146A JP3191128A JP19112891A JPH06317146A JP H06317146 A JPH06317146 A JP H06317146A JP 3191128 A JP3191128 A JP 3191128A JP 19112891 A JP19112891 A JP 19112891A JP H06317146 A JPH06317146 A JP H06317146A
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JP
Japan
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exhaust gas
honeycomb body
flat
corrugated
strip
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Application number
JP3191128A
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English (en)
Inventor
Yuuzou Tsukiide
雄三 月出
Haruo Serizawa
治夫 芹沢
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メタル製モノリスタイプあるいはセラミック
ス製モノリスタイプの触媒担持母体を主要な構成要素と
する排気ガス浄化装置において、エンジン始動時(コー
ルドスタート時)の排気ガスの浄化能力を抵抗加熱によ
る発熱量が大きなヒータ機能を有するメタル製ハニカム
体を装着することにより改善する。 【構成】 排気ガス流に対し、風上側にヒータ機能を有
するハニカム体、風下側にメインの触媒担持母体を配設
してなる排気ガス浄化装置において、前記ヒータ機能を
有するハニカム体として、(a) 通電可能な薄肉金属板製
の平板状帯材または波板状帯材、及び(b) ガラス繊維も
しくはセラミックス製の波付シート材または平板状シー
ト材を相互に当接するように重積して製作したものを使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に自動車の排気ガ
スの浄化手段として排気管の途中に介装される、排気ガ
ス浄化用触媒を担持するための触媒担持母体を主要な構
成要素とする排気ガス浄化装置に関する。更に詳しく
は、本発明は、この種の触媒担持母体を使用した排気ガ
ス浄化装置の大きな欠点、即ちエンジン始動時(コール
ドスタート時)の排気ガスの低浄化率の問題を大幅に改
善することができる加熱手段を組込んだ排気ガス浄化装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排気ガス浄化装置の主要
な構成部材である触媒担持母体として、コージーライト
などのセラミックス材を用いたセラミックス製のモノリ
スタイプのものと、金属(メタル)製のモノリスタイプ
のものが知られている。特に最近においては、機械的強
度、耐久性、通気抵抗、浄化効率(装置の小型化)など
の側面から金属製モノリスタイプのものが盛んに研究開
発されている。なお、以下の説明においては、説明の便
宜のために後者の金属製モノリスタイプのものを主とし
て説明する。金属製モノリスタイプの排気ガス浄化装置
は、一般に耐熱性の薄肉鋼板からの平板状帯材と前記薄
肉鋼板を波形成形した波板状帯材とを、相互に当接部を
有するように重積し、これを一括渦巻状に巻回積層する
か、あるいは階層状に重積して製作した軸方向に排気ガ
ス通路のための多数の網目状通気孔路(以下、セルとも
いう。)を有するハニカム状積層体(以下、ハニカム体
という。)と、前記ハニカム体を填装し固着するための
両端が開口した筒状の金属製ケースから構成されてい
る。そして、前記ハニカム体と金属ケースとは、排気ガ
ス自体の高温度及び排気ガスと浄化用触媒との発熱反応
による高い温度雰囲気下で生起する熱膨脹や熱的応力に
耐えるように、また自動車走行時の激しい振動に耐え得
るようにろう接または溶接などにより強固に固着され
る。なお、ハニカム体を構成する平板状帯材と波板状帯
材の当接部は種々の方法により固着されることはいうま
でもないことである。
【0003】この種の排気ガス浄化装置における大きな
問題は、次の点にある。即ち、エンジン始動時(コール
ドスタート時)において、金属製ハニカム体の壁面に担
持された、Pt,Pd,Rhなどの排気ガス浄化用触媒
が、排気ガスと効率的に接触反応を起こす最適な温度条
件に達していないことであり、エンジンから排出される
CO(一酸化炭素)やHC(炭化水素化合物)などの有
害な物質のほとんどが浄化されずに大気中に放出されて
しまうという点にある。
【0004】前記したエンジン始動時(コールドスター
ト時)の問題点を解決するために種々の提案がなされて
いる。例えば、(i) 実開昭63−67609号には、
セラミックス製モノリスタイプを主触媒として使用した
コンバータにおいて、該触媒の排気ガス上流側の近接部
位に、予めハニカム状に製作したメタル担体にアルミナ
をコートし、かつ通電可能とされたメタルモノリス触媒
を配設する方式、(ii) 実開平2−94316号には、
触媒本体の外周部に遠赤外線ヒータを配設する方式、(i
ii) 実開平3−10022号には、モノリスタイプの
触媒の前面(排気ガスの上流側)に加熱ヒータ、更に該
ヒータの前面に排気ガスを整流するための整流板を配設
する方式、などが提案されている。しかしながら、これ
ら従来の提案のものは、ハニカム体を十分に高く昇温さ
せて触媒反応を効率的に行なわしめなければならないと
いう要請、あるいはハニカム体内部における排気ガスの
流速分布の関係から特にハニカム体の中心部及び中心部
近傍の部位を急速に加熱しなければならないという要請
などからみると不十分なものであったり、解決のために
コストアップを強いられたりして十分に満足のいくもの
ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、前記した
従来のハニカム体にみられる問題点を解決すべくなされ
たものである。本発明者らは、コールドスタート時にハ
ニカム体の温度、特にハニカム体の内部全体を十分にか
つ急速に高い温度に昇温させる技術について種々、検討
を加えた。特に、従来技術において説明した実開昭63
−67609号などに提案されているタイプの通電発熱
式排気ガス浄化装置において、プレヒータ機能を有する
ハニカム体の改良について、鋭意、検討を加えた。その
結果、本発明者らは、(i) 従来技術として説明した実
開昭63−67609号などに提案されているように、
予め耐熱性の薄肉金属板製の平板状帯材と波板状帯材を
当接させるように重積してハニカム体を製作し、次いで
これにアルミナを被覆処理してプレヒータとするものに
対して(なお、前記従来技術においてアルミナでコーテ
ィングするのは、形成されるコーティング層に排気ガス
の浄化用触媒を担持させるためであると認められ
る。)、(ii) 薄肉金属板製の平板状帯材と波板状帯材
でハニカム体を構成するよりも、該平板状帯材と波板状
帯材のどちらか一方の帯材をガラス繊維製あるいはセラ
ミックス製の波付シート材または平板状シート材に置換
したとき、通電時に抵抗が大きくなるため抵抗加熱によ
る発熱量が大きくなること、これがエンジン始動時(コ
ールドスタート時)の排気ガス浄化に極めて有効である
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。即ち、前
記(i) の場合、ハニカム体を構成する薄肉金属板製の平
板状帯材と波板状帯材が当接関係にあるため、例えばセ
ンター部と外周部に電極端子をもつ巻回タイプで円筒状
のハニカム体では、通電により電気は当接部を通じて容
易に半径方向に流れてしまうために十分な抵抗加熱を得
ることができないこと、これに対し前記(ii)の場合、電
気は平板状帯材または波板状帯材の巻回方向に流れるた
めに十分な抵抗加熱を得ることができ、これによりハニ
カム体は十分に高い温度に昇温されるということを見い
出した。本発明は、前記知見をベースとしたヒータ特性
に優れた通電発熱式排気ガス浄化装置を提供しようとす
るものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明を概説すれば、
本発明は、排気ガス流に対し、風上側にヒータ機能を有
するハニカム体、及び風下側に主触媒担持母体を配設し
てなる排気ガスを浄化するための排気ガス浄化装置にお
いて、前記ヒータ機能を有するハニカム体が、 (i)(a) 通電可能な薄肉金属板製の平板状帯材または波
板状帯材、及び(b)ガラス繊維もしくはセラミックス製
の波付シート材または平板状シート材を相互に当接する
ように重積して製作されたものであり、かつ、 (ii) 前記平板状帯材及び/又は波板状帯材が通電のた
めの電極端子を有するものであることを特徴とする排気
ガス浄化装置に関するものである。
【0007】以下、本発明の技術的構成及び実施態様に
ついて、図面を参照して説明する。なお、本発明は図示
のものに限定されないことはいうまでもないことであ
る。
【0008】図1は、本発明の第一実施例の排気ガス浄
化装置(A)の断面図である。図1において、1はヒー
タ機能を有するハニカム体、2は主触媒担持母体、3は
前記ハニカム体(1) と主触媒担持母体(2) を収容、かつ
固着するための金属製のケースを示す。図1に示される
ように、本発明の排気ガス浄化装置(A)において、ヒ
ータ機能を有するハニカム体(1) と主触媒担持母体(2)
は排気ガス流(F)に対し、風上側にハニカム体(1) 、
風下側に主触媒担持母体(2) が金属ケース(3) 内に配設
され、固着される。なお、図示のように、ヒータ機能を
有するハニカム体(1) と主触媒担持母体(2) の間に間隙
空間(S)が設けられている。本発明において、該間隙
空間(S)の設定は任意でよく、特に設けなくてもよ
い。しかし、ヒータ機能を有するハニカム体(1) で加熱
された排気ガス流が、間隙空間(S)において拡散した
り乱流化するため、排気ガス流の温度がより均一になる
ため、間隙空間(S)を設けることは好ましいことであ
る。また、金属ケース(3) の形状は、図示のように排気
ガスの入口部においてコーン状に広がったものだけでな
く、後述するようにその形状は任意のものであってもよ
い。
【0009】まず、本発明のヒータ機能を有するハニカ
ム体(1) について説明する。本発明のハニカム体(1) は
通常の方法により製作される。その製法は、後述する主
触媒担持母体(2) がメタルモノリスタイプである場合
と、略同一のものである。例えば、本発明のヒータ機能
を有するハニカム体(1) は、概略、以下のようにして製
作される。即ち、薄肉金属板製の平板状帯材(11)また
は、ガラス繊維製あるいはセラミックス製の平板状シー
ト材(11') (以下、平板状帯材または平板状シート材と
もいう。)と、薄肉金属板製の波板状帯材(12)、または
ガラス繊維製あるいはセラミックス製の波付シート材(1
2') (以下、波板状帯材または波付シート材ともい
う。)をどちらか一方が通電可能な薄肉金属板製のもの
とするという組合わせのもとで使用し、これら帯材また
はシート材を相互に当接するように重積し、これを一括
渦巻状に巻回積層して製作される。この巻回成形によ
り、後述する図2に示されるように排気ガスの通路とな
る多数の網目状通気孔路(セル)(13)が自動的に形成
される。本発明において、ハニカム体(1) は、前記した
巻回タイプのものに限定されず、前記した組合せの材料
を相互に当接するように階層状に重積して製作した階層
タイプのものであってもよい。また、前記巻回タイプの
変形例として、巻回成形後に中心部に大きな空洞が形成
されるようにし、該空洞部を圧潰し、断面形状がレース
トラック形状のハニカム体としてもよい。更に、前記し
た組合わせの材料を相互に当接させたもの(以下、浄化
エレメントという。)を中心にみたとき、各浄化エレメ
ントがハニカム体の中心点から放射状に配設された構造
の放射状ハニカム体であったり、各浄化エレメントが略
S字状カーブに変曲された構造のS字状ハニカム体であ
ったりしてもよい。本発明において、前記平板状帯材と
して、通常のメタルモノリスタイプの触媒担持母体の製
作に使用されている帯材、例えばクロム鋼(クロム13〜
25% )、Fe−Cr 20%−Al 5% などの耐熱性のステ
ンレス鋼、あるいはこれに耐酸化性を改善するために希
土類を加えた耐熱性のステンレス鋼などの厚さ0.04mm〜
0.1mm の帯材を使用する。また、波板状帯材として、前
記平板状帯材から所定の略正弦波もしくは台形波を有す
るように波付加工したものが使用される。このほか、ハ
ニカム体の高温下の通電性を考慮してNi−Cr合金、
Ni−Cr−Fe合金、Ni−Cr−Al−Fe合金な
ども使用される。
【0010】次に、本発明の最大の特徴点である前記ヒ
ータ機能を有するハニカム体(1) を構成する帯材(薄肉
金属板製の平板状または波板状のもの)とシート材(ガ
ラス繊維製またはセラミックス製の平板状または波付さ
れたもの)の組合せについて更に詳しく説明する。本発
明の特徴点は、これら帯材とシート材の組合せにおい
て、必ずどちらか一方を通電可能な薄肉金属板製の平板
状帯材(11)または波板状帯材(12)とし、他方を電気絶縁
性の波付シート材(12') または平板状シート材(11') と
してハニカム体を製作し、かつ通電可能な両帯材(11,1
2) の一方または両方に通電させて抵抗加熱により大き
な発熱量が得られるようにしている点にある。なお、本
発明において、電気絶縁性とは、文字通り電気を絶縁す
るという意味だけなく、両帯材より相対的に小さな電気
伝導度を有するという意味でも用いられる。これに対
し、単純に通電可能な薄肉金属板製の平板状帯材(11)と
波板状帯材(12)を相互に当接するように重積してハニカ
ム体とした場合、電気は両帯材(11,12) の当接部(具体
的には波板状帯材が波の頂部と谷部で平板状帯材と当接
する部位)を通って容易に導通してハニカム体(1) の外
周部に達してしまうため抵抗加熱による発熱量は小さい
ものとなる。従って、本発明においては、両帯材(11,1
2) の当接部において通電されたときに電気を流れにく
くするために前記した両帯材(11または12)と電気絶縁
性のシート材(11'または12')の組合せを採用するもので
ある。この状態が図2に示されている。
【0011】図2には、通電可能な薄肉金属板製の波板
状帯材(12)とガラス繊維製の平板状シート材(11') を相
互に当接するように重積した状態が示されている。そし
て、これら帯材(12)とシート材(11') を相互に当接する
ように重積してハニカム体(1) とするときに、図示され
るように自動的に排気ガス通路のための多数のセル(13)
が形成される。本発明においては、前記帯材とシート材
の組合せの関係を、通電可能な薄肉金属板製の平板状帯
材(11)とセラミックス製の波付シート材(12') の組合せ
などに置換してよいことはいうまでもないことである。
本発明において使用する前記ガラス繊維製あるいはセラ
ミックス製の平板状シート材(11') または波付シート材
(12') としては、ガラス繊維製をセラミックスセメント
で固めたものや、アルミナ(Al2 3 )などのセラミ
ックス製のものが使用される。本発明において、ヒータ
機能を有するハニカム体(1) は、排気ガス浄化装置の排
気ガス浄化能を向上させるために、主触媒担持母体(2)
の側だけでなく該ハニカム体(1) の側にも排気ガス浄化
用の触媒を担持させるようにしてもよい。その場合、薄
肉金属板製の両帯材(11,12) として、その表面にウィス
カー状もしくはマッシュルーム状のアルミナ(Al2
3 )層を有するものが好ましい。また他方の材料として
はセラミックス製の平板状シート材または波付シート材
が好ましい。これらの材料は、Pt,Rh,Pdなどの
排気ガス浄化用触媒を強固に保持することができるので
好ましいものである。
【0012】図1において、ヒータ機能を有するハニカ
ム体(1) は、通電のためのリード線(4)(5)が配線され、
自動車の排気ガス浄化であれば自動車に搭載されたバッ
テリあるいは特別に設けた電源部(6) に接続されてい
る。本発明において、ヒータ機能を有するハニカム体
(1) への電力供給(通電)はタイマーで時間を限って行
なってもよいし、ハニカム体(1) の所望の部位に取付け
たセンサでハニカム体(1) の温度や排気ガス温度を測定
してオン−オフさせてもよく、何等の制限を受けるもの
ではない。本発明のヒータ機能を有するハニカム体(1)
は、通電とともにハニカム体(1) の大きな電気抵抗が電
気エネルギーを熱に変換し、ハニカム体(1) の内部を触
媒反応に好適な高い温度に昇温させることができる。い
うまでもないことであるが、主触媒担持母体(2) 内部の
排気ガスの流速分布からみてコールドスタート時に主触
媒担持母体(2) の中心部及びその近傍部位の壁面に担持
された排気ガス浄化用触媒の活性温度をどの部位よりも
早く最適な条件(例えば500 ℃前後)に維持することは
極めて重要なことである。そのためには、主触媒担持母
体(2) の風上側に配設されるヒータ機能を有するハニカ
ム体(1) において、通電電極をその中心部に配置し、ハ
ニカム体(1) の中心部及びその近傍部位を通過する排気
ガス流を他部より急速に、かつ高目に昇温させるように
してもよい。
【0013】本発明においては、主触媒担持母体(2) は
セラミックス製モノリスタイプのものであってもよく、
あるいは金属(メタル)製モノリスタイプのものであっ
てもよい。これらは、常法に従って製作すればよく、以
下に金属(メタル)製モノリスタイプの製法を説明す
る。
【0014】本発明において、主触媒担持母体(2) は常
法によって製作されるものであり、またその断面形状な
どに何等の制約を受けるものではない。例えば、メタル
製モノリスタイプの担持母体(2) は前記したヒータ機能
を有するハニカム体(1) と同様にして次のようにして製
作されるものである。図3に示される断面形状が円形の
主触媒担持母体(2) は、耐熱性で薄肉金属板製の平板状
帯材(11)と波板状帯材(12)を相互に当接するように重積
し、これを一括渦巻状に巻回積層して製作される。巻回
積層により排気ガスの通路となる多数の網目状通気孔路
(セル)(13)が自動的に形成される。より具体的には、
次のようにして製作すればよい。Fe−Cr 20%−Al
5% −Ce 0.02%の耐熱鋼の厚さ0.04mm,幅38mmの薄肉
鋼帯からなる平板状帯材をフォーミングギアの間を通過
させ、ピッチ幅(1.0mm),波高(0.3mm) の波板状帯材とす
る。次いで、前記平板状帯材と波板状帯材を相互に重積
し、スリット入り巻回成形棒のスリット部にその端部を
挿入し、一括巻回積層して、例えば軸方向に多数の網目
状通気孔路(セル密度 300cpsi) を有する外径70mmのメ
タル製主触媒担持母体(2) とすればよい。そして、主触
媒担持母体(2) に触媒を担持させるための触媒担持層を
形成するには、活性アルミナ(γ−Al2 3 )粉末と
アルミナゾルを配合したスラリを塗布し、これを600 ℃
に加熱処理して触媒担持層を形成すればよい。また、該
触媒担持層に三元触媒などの排気ガスの浄化用触媒を担
持するためには、含浸処理など通常の方法で担持させれ
ばよい。図4に示される断面形状が円形の主触媒担持母
体(21)は、耐熱性で薄肉金属板製の平板状帯材(11)と波
板状帯材(12)を相互に当接するように階層状に重積して
製作したものである。図5に示される断面形状がレース
トラック形状(長円形)の主触媒担持母体(22)は、前記
図3に示される巻回タイプの変形例であり、巻回成形後
に巻回中心部に大径の空洞が形成されるようにし、次い
で該空洞部を圧漬し、断面形状をレーストラック形状に
したものである。図6に示される断面形状が円形の主触
媒担持母体(23)は、耐熱性で薄肉金属板製の平板状帯材
と波板状帯材を当接させて浄化エレメント(E)とし、
該浄化エレメント(E)の所望の数を固定軸(C)を起
点として放射状に外延させて製作したものである。な
お、ハニカム体(1) をこの種の放射状タイプのものにす
るためには、ハニカム体(1) を構成する組合わせの材料
(帯材とシート材)を採用すればよいだけである。図7
に示される断面形状が円形の主触媒担持母体(24)は、耐
熱性で薄肉金属板製の平板状帯材と波板状帯材を当接さ
せて浄化エレメント(E)とし、該浄化エレメント
(E)を最外面が平板状帯材となるように階層状に重積
するとともに、上下両最外面に設定された二つの固定点
(C1,C2 )を中心に各浄化エレメント(E)を逆向き
に折曲げて、即ち各浄化エレメント(E)を略S字状カ
ーブに変曲させて製作したものである。なお、ハニカム
体(1) をこの種のS字状タイプのものにするには、ハニ
カム体(1) を構成する組合わせの材料(帯材とシート
材)を採用すればよいだけである。
【0015】なお、本発明において、金属ケース(3) は
前記ヒータ機能を有するハニカム体(1) と主触媒担持母
体(2) を内部に収容し固着するためのものであり、両端
が開口しているものであれば、その形状に何らの制約を
受けるものではない。例えば、図3〜図7に示される断
面形状のもの、あるいは車体下部のスペースに適合させ
るために、断面楕円形状や断面略三角形状の金属ケース
を用いてもよい。金属ケースの素材として、前記主触媒
担持母体と同種の耐熱鋼を用いてもよいし、耐熱耐食性
に富むものを用いてもよい。また、外側部分の金属材料
を内側部分より耐熱耐食性に富むものとした二重構造の
もの、具体的には内側部分にフェライト系ステンレス鋼
を、外側部分にオーステナイト系ステンレス鋼を用いて
もよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の排気ガス浄化装置は、主触媒担
持母体の風上側に抵抗加熱による発熱量の大きなヒータ
機能を有するハニカム体を配設しているため、排気ガス
処理において、特に問題となるコールドスタート時の排
気ガス浄化能力を大幅に改善することができる。また、
ハニカム体それ自体がヒータとなるため別途にヒータ材
を製作、配設しなくてもよいなどのメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の排気ガス浄化装置の軸方向の断面図
である。
【図2】 本発明のヒータ機能を有するハニカム体の製
作に使用される薄肉金属板製の波板状帯材とガラス繊維
製平板状シート材の断面図である。
【図3】 本発明の排気ガス浄化装置の主要な構成要素
である第一態様の主触媒担持母体の断面図である。
【図4】 本発明の排気ガス浄化装置の主要な構成要素
である第二態様の主触媒担持母体の断面図である。
【図5】 本発明の排気ガス浄化装置の主要な構成要素
である第三態様の主触媒担持母体の断面図である。
【図6】 本発明の排気ガス浄化装置の主要な構成要素
である第四態様の主触媒担持母体の断面図である。
【図7】 本発明の排気ガス浄化装置の主要な構成要素
である第五態様の主触媒担持母体の断面図である。
【符号の説明】
A………排気ガス浄化装置 F………排気ガスの流れ方向 1………ヒータ機能を有するハニカム体 11' ………ガラス繊維製の平板状シート材 12………薄肉金属板製の波板状帯材 2,21,22,23,24……主触媒担持母体 3………金属ケース 4,5………リード線 6………バッテリ
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス流に対し、風上側にヒータ機能
    を有するハニカム体、及び風下側に主触媒担持母体を配
    設してなる排気ガスを浄化するための排気ガス浄化装置
    において、前記ヒータ機能を有するハニカム体が、 (i)(a) 通電可能な薄肉金属板製の平板状帯材または波
    板状帯材、及び(b)ガラス繊維もしくはセラミックス製
    の波付シート材または平板状シート材を相互に当接する
    ように重積して製作されたものであり、かつ、 (ii) 前記平板状帯材及び/又は波板状帯材が通電のた
    めの電極端子を有するものであることを特徴とする排気
    ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】 ヒータ機能を有するハニカム体と主触媒
    担持母体の間に間隙空間(S)が設けられているもので
    ある請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 ヒータ機能を有するハニカム体が、排気
    ガス浄化用触媒を担持したものである請求項1に記載の
    排気ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 主触媒担持母体が、メタル製モノリスタ
    イプまたはセラミックス製モノリスタイプのものである
    請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  5. 【請求項5】 ヒータ機能を有するハニカム体が、(a)
    薄肉金属板製の平板状帯材または波板状帯材と、(b) ガ
    ラス繊維もしくはセラミックス製の波付シート材または
    平板状シート材を相互に当接するように重積し、これを
    一括巻回積層して製作されたものである請求項1に記載
    の排気ガス浄化装置。
  6. 【請求項6】 ヒータ機能を有するハニカム体が、(a)
    薄肉金属板製の平板状帯材または波板状帯材と、(b) ガ
    ラス繊維もしくはセラミックス製の波付シート材または
    平板状シート材を相互に当接するように階層状に重積し
    て製作されたものである請求項1に記載の排気ガス浄化
    装置。
  7. 【請求項7】 ヒータ機能を有するハニカム体が、(a)
    薄肉金属板製の平板状帯材または波板状帯材と、(b) ガ
    ラス繊維もしくはセラミックス製の波付シート材または
    平板状シート材を当接させて浄化エレメントとし、該浄
    化エレメントの所望の数を固定軸を起点として外延させ
    て放射状ハニカム体としたものである請求項1に記載の
    排気ガス浄化装置。
  8. 【請求項8】 ヒータ機能を有するハニカム体が、(a)
    薄肉金属板製の平板状帯材または波板状帯材と、(b) ガ
    ラス繊維もしくはセラミックス製の波付シート材または
    平板状シート材を相互に当接させて浄化エレメントと
    し、該浄化エレメントを最外面が平板状帯材となるよう
    に階層状に重積するとともに、上下両最外面に設定され
    た二つの固定点を中心に各浄化エレメントを逆向きに折
    曲げてS字状ハニカム体としたものである請求項1に記
    載の排気ガス浄化装置。
  9. 【請求項9】 ヒータ機能を有するハニカム体及び主触
    媒担持母体の断面形状が、円形、レーストラック形状、
    または楕円形状から選ばれたものである請求項1に記載
    の排気ガス浄化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3405993B2 (ja) * 1995-05-30 2003-05-12 新日本製鐵株式会社 内燃機関の排気浄化装置
CN100343491C (zh) * 2004-06-02 2007-10-17 中国科学院金属研究所 一种汽车尾气电直热三效净化的装置
JP2022045351A (ja) * 2020-09-08 2022-03-18 プーレム ゲー・エム・ベー・ハー 排ガスヒータ

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