JPH06315261A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH06315261A
JPH06315261A JP10085993A JP10085993A JPH06315261A JP H06315261 A JPH06315261 A JP H06315261A JP 10085993 A JP10085993 A JP 10085993A JP 10085993 A JP10085993 A JP 10085993A JP H06315261 A JPH06315261 A JP H06315261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
transistor
capacitor
voltage
choke coil
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10085993A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Tsunoda
清隆 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源装置のコストダウンを図る。 【構成】この電源装置は2つの出力端を有するAC電源
1と、このAC電源1の各出力端に接続されたダイオー
ドブリッジと、このダイオードブリッジにより整流され
た電圧を昇圧するチョークコイル6、トランジスタ7お
よびドライバ8と、チョークコイル6にダイオード9を
介して+端が接続され、昇圧された前記電圧を充電する
コンデンサ10と、このコンデンサ10の電圧が消費さ
れる抵抗11と、コンデンサ10の+端とAC電源1の
各出力端との間に介挿されたダイオード12、13とを
具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータ、
ファクシミリ、テレビジョンおよびビデオなどの電子機
器に用いられる電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、市場における電子機器の低価格化
競争は激化の一途を辿っており、電子機器内の電源装置
についてもさらなるコストダウンが望まれている。
【0003】ここで、図2を参照して従来の電源装置に
ついて説明する。
【0004】同図に示すように、従来の電源装置は、A
C電源21、ダイオードブリッジ22、力率改善を目的
とした昇圧コンバータ回路23、負荷としての抵抗24
などから構成されている。昇圧コンバータ回路23は、
AC電源21よりダイオードブリッジ22を通じて入力
された直流電圧をチョークコイル25を通じてパルス幅
変調し昇圧するトランジスタ26およびドライバ27
と、この昇圧された電圧をダイオード28を通じて充電
するコンデンサ29とからなる。
【0005】この電源装置では、コンデンサ29に充電
された直流電圧は抵抗24により消費されるためコンデ
ンサ29の電圧が低下するが、上記トランジスタ26の
パルス幅変調により電圧が供給されるのでコンデンサ2
9の電圧はほぼ一定に維持される。
【0006】ところで、この電源装置に、例えばドライ
バ27の瞬時停止などが発生した場合、トランジスタ2
6が駆動されなくなる。このためコンデンサ29の電圧
は抵抗24により消費され続けてAC電源21の電圧よ
りも低くなる。
【0007】この状態でドライバ27が復帰すると、ト
ランジスタ26が駆動されてAC電源21よりチョーク
コイル25を通じて過大電流がトランジスタ26を一気
に通過する。このため、トランジスタ26としては耐通
過電流定格値のかなり高いものを使用する必要があっ
た。一般にトランジスタ26は定格値の大きいものほど
価格が高く、このためだけに定格の大きなものを使用す
るのは避けるべきである。
【0008】そこで、通常、同図に示すように、ダイオ
ードブリッジ22の出力端とコンデンサ28の+端との
間にダイオード30を介挿して、整流後の電圧をコンデ
ンサ29に供給してコンデンサ29の電圧がAC電源2
1の電圧以下に低下しないようにしている。
【0009】しかしながら、この場合、ダイオード30
には、チョークコイル25およびダイオード28が並列
接続された状態になり、チョークコイル25側のインピ
ーダンスが小さい場合に、上記復帰時に相当量の電流が
チョークコイル25側に分流されてトランジスタ26を
通過する。このため、安全性の点では、やはり定格値の
大きいトランジスタ26を使用せざるを得なかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の電源装置では、瞬時停止から復帰した場合にトラン
ジスタに過大電流が流れるため、安全性の点で定格値の
大きいトランジスタを使用せざるを得ず、コストダウン
の妨げになっているという問題があった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、安価なトランジスタを使用可能として
コストダウンを図ることのできる電源装置を提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置は上記
した目的を達成するために、複数の出力端を有する交流
電源と、この交流電源の各出力端に接続された整流回路
と、この整流回路により整流された電圧をトランジスタ
を駆動して昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路に+端が
接続され、昇圧された前記電圧を充電する充電素子と、
この充電素子の+端と前記交流電源の各出力端との間に
介挿された複数の電源供給素子とを具備している。
【0013】
【作用】本発明では、交流電源の出力端(ダイオードブ
リッジの前段)と充電素子の+端との間に電源供給素子
を介挿したことにより電源供給素子側のインピーダンス
よりも昇圧回路側のインピーダンスが高くなる。
【0014】したがって、昇圧回路が起動したときに電
源供給素子に多くの電流が流れて、トランジスタには過
大な電流が流れなくなり、このトランジスタとして、耐
通過電流定格値の低い安価なものを使用できるようにな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0016】図1は本発明に係る一実施例の電源装置の
構成を示す図である。
【0017】同図において、1はAC電源であり、例え
ば商用100V,50/60Hzなどの交流電圧を発生する。2〜5
はダイオードであり、AC電源1に接続され、AC電源
1より入力されたAC電圧を全波整流するためのダイオ
ードブリッジを構成する。6はチョークコイルであり、
ダイオードブリッジの後段に接続され、このダイオード
ブリッジにより全波整流された直流電圧、例えば140Vな
どに昇圧する。7はトランジスタであり、耐通過電流定
格値の比較的小さい安価なものである。8はドライバで
あり、トランジスタ7を数10KHz 以上の周波数でスイッ
チングする。9はダイオードであり、チョークコイル6
とコンデンサ10との間に接続され、コンデンサ10か
らチョークコイル6側へ電流が逆流することを防止す
る。10はコンデンサであり、ダイオード9を通じて供
給された直流電圧、を充放電する。11は抵抗であり、
コンデンサ10に充電された直流電圧を消費する負荷で
ある。12、13はダイオードであり、AC電源1の2
つの出力端とコンデンサ10の+端の間にそれぞれ設け
られ、コンデンサ10に対してAC電源1の電源を直に
バイパス供給する。上記チョークコイル6、トランジス
タ7およびドライバ8などから昇圧コンバータ回路が構
成されている。
【0018】次に、この電源装置の動作を説明する。
【0019】この電源装置では、AC電源1より発生し
た商用100V,50/60Hzなどの交流電圧は、ダイオード2〜
5からなるダイオードブリッジを通じて全波整流されて
直流電圧に変換される。そしてこの直流電圧はトランジ
スタ7の数10KHz 以上というパルス幅変調によりチョー
クコイル6を通じて直流140Vなどに昇圧される。この昇
圧された電圧はダイオード9を通じてコンデンサ10に
供給され充電される。このコンデンサ10に充電された
直流電圧は抵抗11により消費されコンデンサ10の電
圧が低下するが、上記パルス幅変調により電圧が供給さ
れるのでコンデンサ10の電圧はほぼ一定に維持され
る。
【0020】ここで、この電源装置が起動するときある
いはドライバ8が瞬時停止した後、復帰する場合につい
て考えてみる。
【0021】例えばドライバ8が停止すると、トランジ
スタ7が駆動されないためコンデンサ10の電圧は、そ
の間、抵抗11によって消費され続けAC電源1の電圧
よりも低くなる可能性がある。
【0022】一方、AC電源1が動作していれば、ダイ
オード12、13を通じてそれぞれコンデンサ10に半
波整流電圧が直にバイパス供給される。したがって、コ
ンデンサ10の電圧はAC電源1の電圧よりも低くなる
ことがなくなる。
【0023】またこの電源装置の場合、ダイオード1
2、13がAC電源1の2つの出力端(AC電源1とダ
イオードブリッジとの間)とコンデンサ10の+端との
間に介挿されているので、個々のダイオード12、13
と並列的に接続される回路(チョークコイル6側)のイ
ンピーダンスを比較すると、ダイオードブリッジが存在
する分だけチョークコイル6側のインピーダンスが高く
なる。
【0024】したがって、ドライバ8が復帰したとき
に、AC電源1からの電流はその多くがダイオード1
2、13に流れるようになり、昇圧コンバータ回路側の
チョークコイル6およびトランジスタ7などには過大電
流が流れなくなり、この回路のトランジスタ7として
は、耐通過電流定格値の低い安価なものを使用すること
ができる。
【0025】このように本実施例の電源装置によれば、
AC電源1の一方の出力端とコンデンサ10の+端との
間にダイオード12を、AC電源1の他の出力端とコン
デンサ10の+端との間にダイオード13をそれぞれ介
挿したことによりドライバ8が瞬時停止して復帰したと
きにトランジスタ7に過大電流が流れなくなるので安価
なトランジスタを使用することができる。
【0026】この結果、電源装置としてコストダウンを
図ることができる。
【0027】また、この電源装置によれば、昇圧コンバ
ータ回路側に過大電流が流れなくなるので、トランジス
タ7以外の素子、例えばチョークコイル6なども飽和し
難くなり回路の信頼性が向上する。
【0028】なお、この実施例では、ドライバ8が停止
して復帰したときについて説明したが、電源装置が起動
する場合も同様な効果が得られることは言うまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源装置に
よれば、交流電源の各出力端と充電素子の一端との間に
電源供給素子を介挿したことにより、昇圧回路が起動し
たときにトランジスタに過大電流が流れなくなるので、
この昇圧回路のトランジスタとして耐通過電流定格値の
低い安価なものを使用できるようになる。
【0030】この結果、電源装置のコストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の電源装置の構成を示す
回路図である。
【図2】従来の電源装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1…AC電源、2、3、4、5、9、12、13…ダイ
オード、6…チョークコイル、7…トランジスタ、8…
ドライバ、10…コンデンサ、11…抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の出力端を有する交流電源と、 この交流電源の各出力端に接続された整流回路と、 この整流回路により整流された電圧をトランジスタを駆
    動して昇圧する昇圧回路と、 この昇圧回路に+端が接続され、昇圧された前記電圧を
    充電する充電素子と、 この充電素子の+端と前記交流電源の各出力端との間に
    介挿された複数の電源供給素子とを具備することを特徴
    とする電源装置。
JP10085993A 1993-04-27 1993-04-27 電源装置 Withdrawn JPH06315261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009127079A1 (zh) * 2008-04-16 2009-10-22 海立尔股份有限公司 并联桥式及高压并联桥式电路结构
JP5427787B2 (ja) * 2008-10-03 2014-02-26 東芝キヤリア株式会社 三相整流装置
CN105144581A (zh) * 2013-04-25 2015-12-09 日立汽车***株式会社 电磁线圈的驱动控制装置

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