JPH06314274A - 文書作成装置及び文書情報入力方法 - Google Patents

文書作成装置及び文書情報入力方法

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JPH06314274A
JPH06314274A JP5102032A JP10203293A JPH06314274A JP H06314274 A JPH06314274 A JP H06314274A JP 5102032 A JP5102032 A JP 5102032A JP 10203293 A JP10203293 A JP 10203293A JP H06314274 A JPH06314274 A JP H06314274A
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JP
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JP5102032A
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Inventor
Takeshi Inoue
健 井上
Yukihiro Fukunaga
幸弘 福永
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、記憶装置から読み込んだ文書に対
して新たに入力する文字列を漢字混じりかな漢字変換す
る際の変換率を向上させることを目的としている。 【構成】 本発明において、記憶装置2から文書データ
を入力制御部3が読み込むと、漢字混じりかな漢字変換
部6は読み込んだ漢字混じりかな文字列を変換用バッフ
ァ7に一旦格納した後、漢字混じりかな漢字変換を行
う。変換候補制御部10は前記変換により得られた変換
候補の中から変換用バッファ7に入力された文字列と同
一の表記の変換候補を探して、これを文書バッファ12
に格納すると共に、前記変換候補の単語属性情報を単語
属性バッファ13に転送する。これにより、記憶装置2
からの文書データの読み込み時に単語属性バッファ13
に単語の属性情報が得られるため、その後新たに入力さ
れた文字列に漢字混じりかな漢字変換をする際、前記単
語属性情報を参照して、その変換効率を向上させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペン入力手段を用いて漢
字混じりのかな文字列を入力し、漢字混じりの文章を作
成する文書作成装置に関わり、特に外部記憶装置等に既
に保存されている文書をその読み込み時に漢字混じりか
な漢字変換を施してその単語属性情報を得て、文書校正
・編集時の漢字混じりかな漢字変換効率の向上をはかる
処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置を用いて文字入力と
それに付随する変換処理を連続して行っている場合、入
力単語の変換は直前単語の品詞情報及び単語の切れ目等
の単語属性情報を利用して精度良く行うことができる。
又、文書作成中にオペレータが選択した単語の情報をメ
モリ上に確保する機能を持つ装置では、既に作成された
文書の任意の位置に単語を挿入して変換する場合でも、
直前或いは直後の単語属性情報を利用して精度の良い変
換を行うことができるようになっている。しかし、文書
作成装置で上記のように連続して作成した文書を一旦フ
ァイル等に保存した後、新たに読み出して前記文書の作
成や編集を行う場合、完全互換が保たれるような特殊な
例を除けば、同一機種の文書作成装置においても前記フ
ァイルに保存される文書はJISやシフトJIS、AS
CIIによる文字情報に限定されるため、ファイルから
文書を読み出した際に以前文書を作成する際に収集した
品詞や単語の切れ目等の単語属性情報を引き継ぐことが
できず、このような文書に対して新たに単語を入力する
場合にはその変換率が悪くなってしまうという欠点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書作成装置に
おいて、同一機種又は他機種間でファイルを介して文書
のやりとりをする場合、JISなどの規格化された文字
コードしか前記ファイルに保存することができないた
め、かな混じりかな漢字変換の際に別途獲得した単語属
性情報を前記ファイルを介して同一機種又は他機種間で
やり取りすることができないようになっている。そのた
め、文字コードのみとして保存したファイルから文書を
同一機種又は別機種で読み込んで再度編集作業を行う場
合、ファイル保存前に収集されていた単語の切れ目や各
単語の品詞等の単語属性情報が失われている。従って、
例えば読み込んだ文書中に文字列の挿入を行って漢字変
換する際に、直前又は直後の単語属性情報がないため
に、文頭からの入力と同じ変換結果となり、画面上に連
続して単語を入力して変換した場合に比べて、変換率が
悪くなるという欠点があった。
【0004】そこで本発明は上記の欠点を除去し、ファ
イルから読み込んだ文書を編集するような際に、前記文
書の読み込み時に単語属性情報を獲得し、読み込んだ文
書に対して新たに入力する文字列を漢字混じりかな漢字
変換する際に前記単語属性情報を利用してその変換率を
向上させることができる文書作成装置及び文書情報入力
方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はオンライン手書
き文字認識手段を持ち、認識された漢字混じりかな文字
情報を入力文字情報とし、これを辞書情報及び単語属性
情報を参照して漢字混じりかな漢字変換する文書作成装
置において、外部記憶装置または通信装置から既成の文
書情報を読み込む文書読み込み手段と、前記文書読み込
み手段によって読み込まれた文書情報に漢字混じりかな
漢字変換を施す変換手段と、前記変換手段から得られる
変換候補の中から前記文書読み込み手段によって読み込
まれた既成の文書情報と同一表記の変換候補を選択して
文書バッファに格納する変換候補選択手段と、前記変換
候補選択手段によって選択された変換候補の単語属性情
報を拾得する拾得手段とを具備した構成を有する。
【0006】
【作用】本発明の文書作成装置において、入力手段は外
部記憶装置又は通信装置から既成の文書データを読み込
む。変換手段は前記入力手段によって読み込まれた文書
データに漢字かな混じり変換を施す。変換候補選択手段
は前記変換手段から得られる変換候補の中から前記入力
手段によって読み込まれた文書データと同一表記の変換
候補を選択して前記文書バッファに格納する。拾得手段
は前記変換候補選択手段によって選択された変換候補の
単語属性情報を拾得する。これにより、前記読み込んだ
文書データに新たな文書を入力する際に、前記拾得手段
により拾得した単語属性情報を参照してかな漢字変換を
行うことができるため、その変換率を向上させることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の文書作成装置の一実施例を示し
たブロック図である。1は文字列を利用者がペンで入力
すると、オンライン手書き文字認識処理を行い、対応す
る文字コードを出力する手書き透明タブレット等の入力
装置で、これは後述する表示装置16の上に重ね合せて
は位置され、表示情報が見える構造になっている。2は
フロッピーディスク等の文書データの保存/呼出が行え
る記憶装置で、通信機能のように外部からの文書データ
を受信できる通信装置でも良い。3は入力された文字列
や設定データ等を必要な部分に振り分ける入力制御部、
4は入力された文字列などを一旦保存する入力バッフ
ァ、5は入力文書の書式を設定する書式制御部、6は入
力される漢字混じりかな文字列を漢字混じりかな漢字変
換する漢字混じりかな漢字変換部、7は変換対象の漢字
混じりかな文字列が一旦保存される変換用バッファ、8
は直前或いは直後の単語や品詞の単語間接続関係等の単
語の属性情報を拾得する単語属性拾得部、9は漢字混じ
りかな漢字変換用辞書、10は漢字混じりかな漢字変換
により得られた変換候補の出力優先度等を調整する変換
候補制御部、11は漢字混じりかな漢字変換により得ら
れる変換候補を一旦保存する変換候補バッファ、12は
漢字混じりかな漢字変換して確定された文字コードを保
存する文書バッファ、13は漢字混じりかな漢字変換時
に得られる単語の属性情報を保存する単語属性バッフ
ァ、14は表示用バッファ15に展開されている表示用
データを表示装置16に表示する表示制御部、15は表
示装置16に表示する表示用データを展開する表示用バ
ッファ、16は文書や図形等を表示するCRTやLCD
等の表示装置である。この表示装置16は前記入力装置
1と一体に重ね合った構造になっている。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。通
常は手書きタブレット等の入力装置1にオペレータがペ
ン等で漢字混じりかな文字列を書くことにより、これを
図示しないオンライン手書き文字認識部が文字認識を行
い、認識文字列を生成し、これを文書として装置に入力
する。漢字混じりかな文字入力/変換はペン入力手段を
持つ文書作成装置において重要な入力/変換手段で、画
数の少ない漢字はその漢字のまま入力でき、複雑で画数
の多い漢字はその読みを入力し、これをかな漢字変換で
きるもので、入力及び変換速度が従来のペン入力手段
(かな文字入力/変換手段のみ)を持つ文書作成装置に
よる文書作成よりも文字認識及び変換効率が高い。この
際、オペレータは表示装置16に表示される各種メッセ
ージ等を参照して対話的に文書作成作業を進めて行く。
しかし、場合によってはフロッピーディスク等の記憶装
置2から文書を読み込んで、この文書に追加入力するこ
ともある。記憶装置2から入力される文字コードで構成
される文書データは入力制御部3を通して、入力バッフ
ァ4に変換処理待ち等の間一旦保存された後、再び入力
制御部3から漢字混じりかな漢字変換部6へ送られる。
ここまでの動作は入力装置1から入力された文字コード
についても同様である。漢字混じりかな漢字変換部6は
変換対象となる入力文字列が単語や文節等を形成する適
当な長さになるまで一旦変換用バッファ7に格納する。
変換用バッファ7に格納された文字列の長さが句読点の
文字コードの検出によって区切られた長さ、即ち、変換
対象の長さとなった段階で、漢字混じりかな漢字変換部
6は漢字混じりかな漢字変換用辞書9及び単語属性拾得
部8の単語属性情報を参照しながら前記変換対象文字列
の漢字混じりかな漢字変換処理を開始する。
【0009】ここで、変換対象となる文字の挿入位置の
直前・直後に空白以外の文字がある場合、単語属性拾得
部8は直前或いは直後の単語の品詞や単語間接続関係を
単語属性バッファ13から拾得する。尚,この単語属性
バッファ13への情報入力については後述する。漢字混
じりかな漢字変換部6は前記単語属性拾得部8により拾
得された単語属性情報により、例えば、変換対象の文字
列が「は」で直前の品詞が名詞であった場合、名詞の
「歯」や「葉」等より助詞の「は」を優先して変換処理
を行い、逆に、直前が空白であったり、句読点により文
書が切れている場合には名詞の候補を優先する変換処理
を行う。漢字混じりかな漢字変換部6は変換処理が終了
すると、変換候補を出力優先順位や品詞等の単語属性情
報と共に変換候補制御部11に送る。変換候補制御部1
1は送られてきた前記変換候補及びその他の情報を一旦
変換候補バッファ11に格納する。通常の入力装置1か
らの入力であった場合、変換候補制御部10は変換候補
バッファ11に格納されている変換候補の出力優先度に
従い、変換候補を表示制御部14を介して表示装置16
に表示して、オペレータに対して変換候補の選択を促
す。
【0010】その結果、オペレータが入力装置1を操作
して選択動作を行った場合、変換候補制御部10はオペ
レータが選択した変換候補の文字コードを文書バッファ
12に格納し、オペレータが変換候補の選択操作を行わ
ず次の文字の入力を開始した場合には第1変換候補を選
択したものと見做して、この第1変換候補の文字コード
を文書バッファ12に格納する。又、変換候補制御部1
0は前記変換候補の文書バッファ12への格納位置情報
と共に、変換候補バッファ11に格納されている前記変
換候補の単語属性情報を読み出して、これを単語属性バ
ッファ13に転送する。一方、記憶装置2から文書デー
タを読み込んだ場合、変換候補制御部11は変換候補バ
ッファ11内の変換候補の中から変換用バッファ7に格
納されている変換対象入力文字列と同一表記で且つその
中で最も出力優先順位が高い変換候補を選択して、この
変換候補の文字コードを文書バッファ12に格納すると
共に、前記選択した変換候補の品詞等の単語属性情報を
単語属性バッファ13に格納する。表示制御部14は書
式制御部5からの書式情報に従って展開された前記文書
バッファ12内の文字コードを表示装置16の表示画面
に対応するビットマップ状に表示用バッファ15に展開
する。又、同様に表示制御部14は変換候補の選択中に
は変換候補選択用のウインドウを表示用バッファ15に
上記と同様に展開する。表示制御部14は表示用バッフ
ァ15に展開された表示用データを常に表示装置16の
画面に表示する。
【0011】図2は図1に示した文書作成装置における
記憶装置2から文書を文書バッファ12に読み込む際の
動作を示したフローチャートである。ステップ201に
て記憶装置2から文書ファイルの一文字が読み込まれる
と、ステップ202にて入力制御部3に文字データが送
られ、入力制御部3から漢字混じりかな漢字変換部6を
通して前記文字データが変換用バッファ7に格納され
る。ステップ203にて漢字混じりかな漢字変換部6は
変換用バッファ7内の入力文字列を監視し、それが単
語、文節等適当な長さになった段階で変換を開始する。
又、ステップ204にて単語属性拾得部8は現在変換対
象となっている文字列の直前にある単語の品詞や単語間
接続情報等の単語属性情報を単語属性バッファ13より
拾得する。ステップ205にて漢字混じりかな漢字変換
部6は、漢字混じりかな漢字変換用辞書9内の辞書デー
タに基づいて変換用バッファ7の文字列を漢字混じりか
な漢字変換するが、この時、前記単語属性拾得部8より
得た直前単語の属性を参考にして候補漢字の接続可否や
優先度決定を行う。ステップ206にて漢字混じりかな
漢字変換部6は前記漢字混じりかな漢字変換によって得
られた変換候補を表記文字列、単語属性、優先順位情報
と共に変換候補バッファ11に格納する。
【0012】変換候補制御部10はステップ207にて
変換用バッファ7の格納データと同一、即ち入力文字列
と同一表記の変換候補を変換候補バッファ11より探
す。その結果、変換候補の中に無変換候補以外で入力表
記と同一の変換候補が存在した場合、変換候補制御部1
0はステップ208に進み、前記した同一の変換候補の
中で最も出力優先度の高い候補を選択し、変換候補バッ
ファ11に格納されている該候補の単語属性を文書バッ
ファ12への文字列格納予定位置と共に単語属性バッフ
ァ13に格納する。これと同時に、ステップ210にて
変換候補制御部10は表記文字列(選択された変換候
補)を文書バッファ12に格納する。一方、漢字混じり
かな漢字変換部6は変換対象文字列が辞書未登録単語で
あったり、文法接続判定等により前後の接続が全て禁止
された場合、変換対象文字列を入力表記のまま無変換候
補として変換候補バッファ11に積む。この際、変換候
補制御部10は変換対象文字列が無変換候補としか一致
しない場合、これを選択し、単語属性バッファ13に文
書バッファへの文字列格納予定位置と共に解析失敗であ
ることをステップ209にて格納する。これと同時に、
変換候補制御部10はステップ210にて表記文字列を
文書バッファ12に格納する。表示制御部14はステッ
プ211にて文書バッファ12に格納された文字列を書
式制御部5で設定されている書式に従って表示用バッフ
ァ15にビットマップ状に展開した後、表示装置16の
画面上に表示する。画面表示が行われると、漢字混じり
かな漢字変換部6は次の変換の準備のために変換用バッ
ファ7をステップ212にて初期化し、次の文字を入力
制御部3を介して記憶装置2から読み込み、上記ステッ
プ201以降の処理を繰り返す。しかし、ステップ21
3にて入力制御部3が前記記憶装置2内のファイルが終
端であると、判定した場合、前記記憶装置2からの文字
列の読み込みが終了される。
【0013】図3は図1に示した文書作成装置の通常の
文字入力の文書作成処理を示したフローチャートであ
る。入力装置1からステップ301にて入力された文字
列は入力制御部3によって漢字混じりかな漢字変換部6
を通して変換用バッファ7にステップ302にて格納さ
れる。ステップ303では変換用バッファ7に格納され
るデータがオペレータからの変換指示、或いは漢字混じ
りかな漢字変換部6の認識によって変換対象になったか
否かが判定され、変換対象にならない場合はステップ3
01に戻り、変換対象になった場合はステップ304へ
進む。単語属性拾得部8はステップ304にて変換開始
と同時に変換対象となっている文字列の挿入位置をカー
ソル位置等より検出し、ステップ305にて前記検出さ
れた位置と設定されている書式から文書バッファ12内
の該当位置(図5参照)を求め、対応する単語属性バッ
ファ13(図6参照)より文字列挿入位置の直前単語の
属性情報をステップ305にて拾得すると共に、直後の
単語の属性情報をステップ306にて拾得する。
【0014】漢字混じりかな漢字変換部6はステップ3
07にて変換用バッファ7内の文字列のかな漢字変換を
漢字混じりかな漢字変換辞書9及び単語属性拾得部8内
の前後にある単語属性情報を参考にして漢字混じりかな
漢字変換し、得られた変換結果の候補を表記文字列、単
語属性、出力優先度と共に変換候補バッファ11にステ
ップ308にて図4に示すように格納する。次に変換候
補制御部10は記憶装置2からの読み込み時と異なる候
補選択を行うが、仮に選択されたものとして出力優先順
位が最も高い変換候補をステップ309にて表示装置1
6の画面上に表示する。尚、オペレータによる候補選択
指示がない限り、前記表示した変換候補が選択されたも
のとする。しかし、オペレータより次候補選択指示や一
括表示選択指示等が行われた場合、変換候補制御部10
はステップ310にて選択用のウインドウ等を立ち上げ
てオペレータによる候補選択を待つ。こうして変換候補
が選択されると、ステップ311にて変換候補制御部1
0は変換候補バッファ11に格納されている該当する変
換候補の表記文字列を図5に示すように文書バッファ1
2に格納し、ステップ312にて前記文書バッファ12
への格納位置と共に単語属性を単語属性バッファ13に
図6に示すように格納する。文書バッファ12に選択さ
れた候補の文字列が格納されることにより、表示制御部
14は前記選択された候補の文字列を表示用バッファ1
5に展開することにより、表示装置16の画面上の表示
中の文書に選択された候補の文字列をステップ313に
て表示する。その後、漢字混じりかな漢字変換部6は候
補選択が終了すると、ステップ314にて次の入力の準
備のために変換用バッファ7を初期化する。
【0015】図4は図1に示した変換候補バッファ11
のデータ格納例を示した図である。この例では、変換例
として「しあいがはじまる。」と入力した場合のデータ
例が示してある。表記文字列のOxffは同音語の切れ
目を示すセパレータである。辞書に入力表記と同一の語
が存在しない場合、同音語として品詞に「無」を持つ無
変換候補が追加される。オペレータは同音語単位で選択
処理を行う。又、記憶装置2からの読み込みで「試合が
はじまる。」が入力された場合、漢字かな混じり変換部
6により優先順位に拘らず、「試合」「が」「はじま
る」「。」が選択される。
【0016】図5は図1に示した文書バッファ12のデ
ータ格納例を示した図である。文書バッファ12は作成
中文書の文字コードが順に格納されており、これら文字
コードは印字或いは画面表示の際に設定書式に従って展
開される。図6は図1に示した単語属性バッファ13の
データ格納例を示した図である。単語属性バッファ13
は選択された候補の単語属性データが格納されるもの
で、この単語属性データは変換候補バッファ11から変
換候補制御部10により転送される。図5に示した文字
コードの文書バッファ12内の格納位置は該当する文字
列が格納されている文書バッファのアドレスで示されて
いる。このアドレスは図6に示した単語属性バッファ1
3の格納位置に対応している。これにより、単語属性拾
得部8は指定された文字を含む単語の属性情報を前記文
書バッファ12の格納位置をキーとして前記図6に示し
た単語属性バッファ13から拾得することができる。
又、図6に示した単語属性バッファ13に格納されてい
る品詞や接続関係は、漢字混じりかな漢字変換部6の変
換処理の際に変換候補の接続判定や優先順位の決定に際
して参照される。
【0017】本実施例によれば、記憶装置2から文書デ
ータを読み込む場合、読み込んだ漢字混じりかな文字列
を漢字混じりかな漢字変換部6により全て漢字混じりか
な漢字変換処理し、その結果得られる変換候補の中から
記憶装置2から入力された文書データの文字列と同一と
なる変換候補を選択して、これを文書バッファ12に格
納するため、前記漢字混じりかな漢字変換処理をする際
に文書データの単語の切れ目や品詞等の単語属性情報を
単語属性バッファ13に確保することができる。従っ
て、前記記憶装置2から読み込んだ文書に対して編集作
業を行う際、特に文字列の挿入を行う場合等、挿入する
位置の前後の前記単語属性情報を用いて、挿入文字列の
漢字混じりかな漢字変換を行うことができるため、この
時の変換効率を文書データを連続的に入力編集した場合
と同一レベルまで向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の文書作成装置
及び文書情報入力方法によれば、ファイルから読み込ん
だ文書を編集するような際に、前記文書の読み込み時に
単語属性情報を獲得し、読み込んだ文書に対して新たに
入力する文字列を漢字混じりかな漢字変換する際に前記
単語属性情報を利用してその変換率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示した文書作成装置における記憶装置か
ら文書を文書バッファに読み込む際の動作を示したフロ
ーチャート。
【図3】図1に示した文書作成装置の通常の文字入力の
文書作成処理を示したフローチャート。
【図4】図1に示した変換候補バッファのデータ格納例
を示した図。
【図5】図1に示した文書バッファのデータ格納例を示
した図。
【図6】図1に示した単語属性バッファのデータ格納例
を示した図。
【符号の説明】
1…入力装置 2…記憶装置/通信
装置 3…入力制御部 4…入力バッファ 5…書式制御部 6…漢字混じりかな
漢字変換部 7…変換用バッファ 8…単語属性拾得部 9…漢字混じりかな漢字変換辞書 10…変換候補制御
部 11…変換候補バッファ 12…文書バッファ 13…単語属性バッファ 14…表示制御部 15…表示用バッファ 16…表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンライン手書き文字認識手段を持ち、
    認識された漢字混じりかな文字情報を入力文字情報と
    し、これを辞書情報及び単語属性情報を参照して漢字混
    じりかな漢字変換する文書作成装置において、外部記憶
    装置または通信装置から既成の文書情報を読み込む文書
    読み込み手段と、 前記文書読み込み手段によって読み込まれた文書情報に
    漢字混じりかな漢字変換を施す変換手段と、 前記変換手段から得られる変換候補の中から前記文書読
    み込み手段によって読み込まれた既成の文書情報と同一
    表記の変換候補を選択して文書バッファに格納する変換
    候補選択手段と、 前記変換候補選択手段によって選択された変換候補の単
    語属性情報を拾得する拾得手段とを具備したことを特徴
    とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 オンライン手書き文字認識手段を持ち、
    認識された漢字混じりかな文字情報を入力情報とし、こ
    れを辞書情報及び単語属性情報を参照して漢字混じりか
    な漢字変換する文書作成方法であって、外部記憶装置ま
    たは通信装置から既成の文書情報を読み込む際に、読み
    込んだ文書情報に漢字混じりかな漢字変換を施し、得ら
    れた変換候補の中から前記読み込まれた既成の文書情報
    の表記と同一の変換候補を選択して文書を作成すると共
    に、前記選択された変換候補の単語属性情報を取得する
    ことを特徴とする文書情報入力方法。
JP5102032A 1993-04-28 1993-04-28 文書作成装置及び文書情報入力方法 Pending JPH06314274A (ja)

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