JPH06313746A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JPH06313746A
JPH06313746A JP12800293A JP12800293A JPH06313746A JP H06313746 A JPH06313746 A JP H06313746A JP 12800293 A JP12800293 A JP 12800293A JP 12800293 A JP12800293 A JP 12800293A JP H06313746 A JPH06313746 A JP H06313746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
electrode rod
pressure sensor
rod
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP12800293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Toyoda
秀樹 豊田
Tetsuma Shimosato
徹馬 下郷
Hirobumi Hayasako
博文 早迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication of JPH06313746A publication Critical patent/JPH06313746A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関のシリンダーに装着される主体金具
の内部に、少なくとも圧電素子板,圧力伝達杆を収納し
て該圧力伝達杆の検知端を主体金具から突出し、該検知
端を主体金具の先端を覆う金属製ダイアフラムと連接し
てなる圧力センサにおいて、圧電素子の出力電圧を取り
出すための最適な接続手段を提供すること。 【構成】 導電性円筒形保持体14と、その嵌着孔14
aに圧入した導電性電極杆15とからなる中継電極体1
3を適用し、この中継電極体13を前記圧電素子板11
に直接又はこれと電気的に接続する端子板12に乗載
し、導電性電極杆15の突出端を外部電路と接続するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のシリンダー内
圧の変化を圧電素子によって検出する圧力センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のシリンダーに装着される主体
金具の内部に、少なくとも圧電素子板,圧力伝達杆を収
納して該圧力伝達杆の検知端を主体金具から突出し、該
検知端を主体金具の先端を覆う金属製ダイアフラムと連
接してなる圧力センサは実公平3−38675 号等で公知で
ある。この圧力センサは、螺子部をシリンダーヘッドに
装着して、主体金具先端を該シリンダー内に露出して装
着される。この装着状態で、シリンダー内に圧力変動が
生ずると、前記圧力伝達杆の先端にダイヤフラムを介し
て圧力が作用する。このため、該圧力により圧電素子板
が圧縮され、その圧縮歪により電荷を発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開昭63-78237号で開
示されているように、圧電素子板の後面電極と電気的に
接続する端子板に、その中心に至るまで半径方向に二条
の切断線を切込んで、その両切断線の内側をほぼ垂直に
折曲することにより端子板の中心から接続用立上舌片を
突成し、該立上舌片に、リード線を抵抗溶接することに
より、前記圧電素子に発生する信号出力を外部へ取り出
すようにしていた。
【0004】ところが、立上舌片の引っ張り強度が充分
では無く、このため主体金具内にリード線を接続する際
に引張力が作用して、該立上舌片の破損により断線する
場合があった。
【0005】本発明は、かかる欠点のない接続手段を備
えた圧力センサの提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともそ
の乗載面と、嵌着孔内面とが導通性を備える導電性円筒
形保持体と、その中心に貫通する嵌着孔に圧入した導電
性電極杆とからなる中継電極体を、前記圧電素子板また
はこれと電気的に接続する端子板に乗載して、導電性電
極杆の突出端を外部電路と接続するための電気的取出し
端とするようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】導電性電極杆は、導電性円筒形保持体を介し
て、圧電素子板の電極と電気的に接続する。この構成に
あって、導電性電極杆は、前記嵌着孔に圧入されている
から、充分な引張強度が達成される。このため、該電極
杆にリード線等の導通部材を接続する際に分離すること
がない。また、円筒形保持体を別途形成するものである
から、その乗載面に平面度を出すことができる。このた
め、この中継電極を介してリード線と圧電素子板との電
気的接続が確保されることとなる。
【0008】さらには、該導電性電極杆を利用して、外
部電路との接続をコネクターで結線することも可能とな
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明を適用したシリンダーヘッドに
取付けられる圧力センサの一例を示す。
【0010】1は下端部1aの外周にシリンダーヘッド
に螺合する雄螺子2と、上端部1bの外周にスパナ等の
締付け工具と適合する六角部3とを形成したボルト構造
をなす主体金具であって、その内部には、軸孔4が形成
されている。この軸孔4は主体金具1の中心を上下方向
に貫通してなり、小径装着孔4a,中径装着孔4b及び
大径装着孔4cが連成して構成される。
【0011】径小側の装着孔4aには圧力伝達棒9が挿
入され、その下端を主体金具1の下端部1aの端面を気
密に封口するように接合された金属製ダイアフラム6に
溶接している。さらに主体金具1の装着孔4a,4bの
段差部分と圧力伝達棒9との間には円板バネ7を設けて
圧力伝達棒9の径大部を支持するようにし、この円板バ
ネ7により各構成体の熱膨張差及び熱伝達の差から生ず
る歪、また雄螺子部での締付けトルクによる伸び等から
生ずる応力を吸収している。
【0012】装着孔4bには、端子板10,表裏面に電
極が形成された圧電素子11,端子板12,及び本発明
に係る中継電極体13及び当接部材16が順次積層状に
配設される。これら積層体8は絶縁パイプ18に囲繞さ
れて主体金具1と絶縁されている。中継電極体13から
は電極杆15が突成されている。
【0013】前記当接部材16上端には球面が形成され
ている。また、前記大径装着孔4cには当接部材16の
球面と整一に当接し得る円錐凹面21を備えた押え金具
20が装着されている。
【0014】前記当接部材16,押え金具20は夫々中
心に孔が形成され、該孔にその組付け状態で中継電極体
13の電極杆15が貫通する。この電極杆15は絶縁チ
ューブ22により押え金具20と絶縁している。そし
て、リード線27に形成された円筒状接続端28aを前
記押え金具20から突出した電極杆15に外嵌し、カシ
メ又は溶接により接合する。
【0015】さらに、前記押え金具20は当接部材16
の円錐面に圧接した状態でその下部周面を中径装着孔4
bと大径装着孔4cとの間の段差部分に抵抗溶接して固
定されている。
【0016】一方、装着孔4cの口部には、嘴状金属キ
ャップ33が嵌着され、アルゴン溶接される。前記金属
キャップ33の内部には、セラミック製のストッパ35
が保持され、外部装置と接続された信号搬送用ケーブル
36(外部電路)をストッパ35に挿通し、該ケーブル
36の突出端にリード線27の上端に形成された円筒状
接続端28bを外嵌してカシメ又は溶接により接合して
いる。而して、該リード線27を介して、前記電極杆1
5とケーブル36が接続され、圧電素子板11の信号出
力がケーブル36から外部へ取り出され得る。
【0017】かかる構成の圧力センサは、シリンダーヘ
ッドの取付け用螺子孔に螺合して取付けられ、燃焼時
や、ノッキング時にシリンダー内で生ずる圧力変動によ
り圧電素子11に歪を生じ、該歪により信号電圧が発生
して、圧力変動を検知し得ることとなる。
【0018】次に本発明の要部に係る中継電極体13の
構成につき説明する。
【0019】図2,3に示すように、中継電極体13
は、金属材料からなる円筒形保持体14と、導電性電極
杆15とからなり、保持体14の中心に貫通する嵌着孔
14aに導電性電極杆15を圧入(図3参照)して構成
される。この場合に円筒形保持体14と、電極杆15と
は、熱膨張率をほぼ等しくし、温度変化による緩みの発
生を防止する。また円筒形保持体14をこのように金属
材料で形成した場合には、前記円筒形保持体14と、押
え金具20との電気的接続を防止するために、前記当接
部材16は、アルミナ、ジルコニア等のセラミック材料
で形成し、充分な圧縮強度と絶縁を達成するようにす
る。また、前記円筒形保持体14の上下面は、及び当接
部材16の下面に圧電素子板11への偏荷重を防止する
ために、夫々ラッピング等の表面処理をして、平面度を
だすようにする。
【0020】尚、前記中継電極体13を一体的に成形す
ることも考えられないことはないが、このように、前記
中継電極体13を円筒形保持体14と電極杆15とで分
離して、該円筒形保持体14を単純形状としたから、そ
の成形精度を向上でき、かつ上下面の平面加工が可能と
なる。
【0021】一方、前記円筒形保持体14は、圧電素子
板11又はこれと接続している端子板12と電極杆15
とを電気的に接続するために中継導体の役割をするもの
であり、このため、少なくとも端子板12と接触する乗
載面と、電極杆15が圧入される嵌着孔14aの内面と
が導通性を備えるものであれば良い。
【0022】ここで、図4及び図5は、導電性円筒形保
持体14を、セラミック材料で基体を構成して当接部材
16を兼用させ、その乗載面と、嵌着孔14aの内面に
導電層14bを被覆形成して、導電性を確保するように
したものである。そして、電極杆15を圧入して、導電
層14bと接続し、これにより中継電極体13が構成さ
れることとなる。この構成にあって、導電層14bは、
白金,金,銀,パラジウム,ニッケル等の貴金属による
メタライズが適しており、例えば、セラミック基体を仮
焼成した後に、白金ペーストを塗布して、1500℃で焼成
することにより形成され得る。そしてこのように、セラ
ミック材料で円筒形保持体14を形成した場合には、耐
熱性が良好で、熱膨張が小さくなるという利点を生ず
る。
【0023】上述の構成にあって、図5で示すように、
押え金具20から上方へ突出した電極杆15と、信号搬
送用ケーブル36のストッパ35からの突出端間に円筒
状コネクタ40を介装し、該40の上端をケーブル36
に外嵌してカシメ、さらに該40の下端を電極杆15に
外嵌することにより、リード線を用いないで、前記ケー
ブル36と、電極杆15との電気的接続を行なうことが
でき、このため配線処理が簡易となると共に、接続時ま
たは後発的な断線事故を回避できて、安定した電気的接
続を確保できる利点を生ずる。
【0024】尚、図6に示すように、該円筒状コネクイ
タ40の下端に長手方向に1〜4本のスリットを入れ
て、径方向に弾性を持たせて電極杆15と電気的接続を
行なっても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述したように、導電性円筒形
保持体14と、その嵌着孔14aに圧入した導電性電極
杆15とからなる中継電極体13を適用し、この中継電
極体13を前記圧電素子板11に直接又はこれと電気的
に接続する端子板12に乗載し、導電性電極杆15の突
出端を外部電路と接続するようにしたから、導電性電極
杆15は、前記嵌着孔14aに圧入されているため、充
分な引張強度が達成され、該電極杆15にリード線等の
導通部材を接続する際に分離することがない。また、円
筒形保持体14を別途形成するものであるから、その乗
載面に平面度をだすことができ、このため、この中継電
極13を介して外部電路と圧電素子板11との電気的接
続が確保されることとなる。さらには、該導電性電極杆
15に直接コネクタ接続を適用することが可能となり、
リード線接続を省くことにより、結線処理が容易となる
等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す圧力センサの縦断側面
図である。
【図2】中継電極体13の分離斜視図である。
【図3】中継電極体13の組み付け手順を示す縦断側面
図である。
【図4】他の構成の中継電極体13の組み付け手順を示
す縦断側面図である。
【図5】本発明の他実施例を示す圧力センサの縦断側面
図である。
【図6】円筒状コネクイタ40の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 主体金具 9 圧力伝達棒 11 圧電素子 12 端子板 13 中継電極体 14 円筒形保持体 14a 嵌着孔 14b 導電層 15 電極杆 16 当接部材 20 押え金具 40 コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のシリンダーに装着される主体
    金具の内部に、少なくとも圧電素子板,圧力伝達杆を収
    納して該圧力伝達杆の検知端を主体金具から突出し、該
    検知端を主体金具の先端を覆う金属製ダイアフラムと連
    接してなる圧力センサにおいて、 少なくともその乗載面と、嵌着孔内面とが導通性を備え
    る導電性円筒形保持体と、その中心に貫通する嵌着孔に
    圧入した導電性電極杆とからなる中継電極体を、前記圧
    電素子板またはこれと電気的に接続する端子板に乗載し
    て、導電性電極杆の突出端を外部電路と接続するための
    電気的取出し端とするようにしたことを特徴とする内燃
    機関の圧力センサ。
  2. 【請求項2】 導電性円筒形保持体を、セラミック材料
    で基体を構成し、その乗載面と、嵌着孔内面に、導電層
    を被覆形成して構成したことを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関の圧力センサ。
JP12800293A 1993-04-28 1993-04-28 圧力センサ Pending JPH06313746A (ja)

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JP12800293A JPH06313746A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 圧力センサ

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JP12800293A JPH06313746A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 圧力センサ

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JP12800293A Pending JPH06313746A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 圧力センサ

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JP (1) JPH06313746A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323393A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Kyocera Corp 圧力検出装置用パッケージ
JP2008020461A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Robert Bosch Gmbh 圧力測定装置
JP2012527632A (ja) * 2009-05-25 2012-11-08 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内燃機関の燃焼室圧を検出する装置

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