JPH0631322Y2 - 蓄熱装置 - Google Patents
蓄熱装置Info
- Publication number
- JPH0631322Y2 JPH0631322Y2 JP1988130057U JP13005788U JPH0631322Y2 JP H0631322 Y2 JPH0631322 Y2 JP H0631322Y2 JP 1988130057 U JP1988130057 U JP 1988130057U JP 13005788 U JP13005788 U JP 13005788U JP H0631322 Y2 JPH0631322 Y2 JP H0631322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- heat
- temperature
- blower
- storage material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱を蓄熱材に蓄熱して置き、必要に応じてこれ
を放熱させる蓄熱装置に関する。
を放熱させる蓄熱装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の種蓄熱装置の1例が第2図ないし第4図
に示されている。
に示されている。
第2図において、1は蓄熱槽で、この内部に充填された
多数の蓄熱材2を第3図に示すように配列し、かつ、積
層することによってこれら蓄熱材2には複数の熱媒流路
3が形成されている。4は加熱器、5は放熱器、6はブ
ロアである。なお、蓄熱材2はマグネシウム系、アルミ
ナ系耐火れんが等の耐熱ブロック材からなる。
多数の蓄熱材2を第3図に示すように配列し、かつ、積
層することによってこれら蓄熱材2には複数の熱媒流路
3が形成されている。4は加熱器、5は放熱器、6はブ
ロアである。なお、蓄熱材2はマグネシウム系、アルミ
ナ系耐火れんが等の耐熱ブロック材からなる。
蓄熱運転時には、ブロア6から吐出された空気等の熱媒
は、実線矢印で示すように、放熱器5を経て加熱器4内
に入り、ここで深夜電力等をヒータに通電することによ
って所定の温度まで加熱される。次いで、蓄熱槽1内に
入り、熱媒流路3を流加する過程で蓄熱材2と熱交換し
てこれを加熱することによって自身は降温し、再びブロ
ア6に吸い込まれる。
は、実線矢印で示すように、放熱器5を経て加熱器4内
に入り、ここで深夜電力等をヒータに通電することによ
って所定の温度まで加熱される。次いで、蓄熱槽1内に
入り、熱媒流路3を流加する過程で蓄熱材2と熱交換し
てこれを加熱することによって自身は降温し、再びブロ
ア6に吸い込まれる。
以上を繰り返すことによって蓄熱材2を次第に昇温さ
せ、蓄熱槽1の出口における熱媒の温度、即ち、ブロア
6に循環する熱媒の温度がブロア6の上限温度に上昇し
た時点で蓄熱運転を終了する。
せ、蓄熱槽1の出口における熱媒の温度、即ち、ブロア
6に循環する熱媒の温度がブロア6の上限温度に上昇し
た時点で蓄熱運転を終了する。
放熱運転時には、ブロア6から吐出された空気等の熱媒
は、破線矢印で示すように、蓄熱槽1内に入り、ここで
熱媒流路3を流過する過程で蓄熱材2から吸熱すること
により昇温する。次いで、加熱器4を経て放熱器5に入
り、ここでコイル8内を循環する水等に放熱することに
より自身は降温して再びブロア6に吸い込まれ、以上を
繰り返す。
は、破線矢印で示すように、蓄熱槽1内に入り、ここで
熱媒流路3を流過する過程で蓄熱材2から吸熱すること
により昇温する。次いで、加熱器4を経て放熱器5に入
り、ここでコイル8内を循環する水等に放熱することに
より自身は降温して再びブロア6に吸い込まれ、以上を
繰り返す。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の装置においては、その蓄熱運転時、熱媒流路
3に沿う蓄熱材2の温度分布は第4図に示すようにな
り、時間の経過に伴って蓄熱槽1の出口における熱媒の
温度が上昇する。そして、ブロア6に循環する熱媒の温
度がブロア6の上限温度(鋳鉄製のブロアであれば、そ
の耐熱温度は350℃程度)に達したとき、ブロア6を熱
から保護するために蓄熱運転を終了していたため、熱媒
流路3の出口側の蓄熱材2の温度は目標とする蓄熱温度
tmax(例えば800℃より低い状態に留まる。この結果、
蓄熱材2の蓄熱能力を十分利用できないため、蓄熱槽1
の蓄熱容量が少ないという問題があった。
3に沿う蓄熱材2の温度分布は第4図に示すようにな
り、時間の経過に伴って蓄熱槽1の出口における熱媒の
温度が上昇する。そして、ブロア6に循環する熱媒の温
度がブロア6の上限温度(鋳鉄製のブロアであれば、そ
の耐熱温度は350℃程度)に達したとき、ブロア6を熱
から保護するために蓄熱運転を終了していたため、熱媒
流路3の出口側の蓄熱材2の温度は目標とする蓄熱温度
tmax(例えば800℃より低い状態に留まる。この結果、
蓄熱材2の蓄熱能力を十分利用できないため、蓄熱槽1
の蓄熱容量が少ないという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために提案されたものであ
って、その要旨とするところは、蓄熱運転時、ブロアか
ら吐出された熱媒が加熱器で加熱された後、蓄熱槽内に
入り、ここに充填された蓄熱材に形成された熱媒流路を
流過する過程で上記蓄熱材を加熱することによって降温
した後、上記ブロアに循環する蓄熱装置において、上記
熱媒流路の出口側の蓄熱材を加熱するヒータを配設した
ことを特徴とする蓄熱装置にある。
って、その要旨とするところは、蓄熱運転時、ブロアか
ら吐出された熱媒が加熱器で加熱された後、蓄熱槽内に
入り、ここに充填された蓄熱材に形成された熱媒流路を
流過する過程で上記蓄熱材を加熱することによって降温
した後、上記ブロアに循環する蓄熱装置において、上記
熱媒流路の出口側の蓄熱材を加熱するヒータを配設した
ことを特徴とする蓄熱装置にある。
(作用) 本考案においては、上記構成を具えているため、蓄熱運
転時、ブロアに循環する熱媒の温度がブロアの上限温度
に達したとき熱媒の循環を止め、ヒータによって熱媒流
路の出口側の蓄熱材を加熱することによりこの温度を目
標とする蓄熱温度まで昇温させる。
転時、ブロアに循環する熱媒の温度がブロアの上限温度
に達したとき熱媒の循環を止め、ヒータによって熱媒流
路の出口側の蓄熱材を加熱することによりこの温度を目
標とする蓄熱温度まで昇温させる。
(実施例) 本考案の1実施例が第1図に示されている。
第1図に示すように、熱媒流路3の出口側の蓄熱材2を
加熱するためのヒータ10が1又は2以上の熱媒流路3内
において、その下流側に配設されている。なお、ヒータ
10は蓄熱材2内に埋設することもできる。他の構成は第
2図及び第3図に示す従来のものと同様であり、対応す
る部材には同じ符号が付されている。
加熱するためのヒータ10が1又は2以上の熱媒流路3内
において、その下流側に配設されている。なお、ヒータ
10は蓄熱材2内に埋設することもできる。他の構成は第
2図及び第3図に示す従来のものと同様であり、対応す
る部材には同じ符号が付されている。
しかして、蓄熱運転時、蓄熱槽1の出口における熱媒の
温度、即ち、ブロア6に循環する熱媒の温度がブロア6
の上限温度に達したときにはブロア6の運転を停止する
ことによって熱媒の循環を停止するのは従来と同様であ
るが、その後、ヒータ10に通電することによって熱媒流
路3の出口側の蓄熱材2を加熱してその温度を目標とす
る蓄熱温度まで上昇させる。
温度、即ち、ブロア6に循環する熱媒の温度がブロア6
の上限温度に達したときにはブロア6の運転を停止する
ことによって熱媒の循環を停止するのは従来と同様であ
るが、その後、ヒータ10に通電することによって熱媒流
路3の出口側の蓄熱材2を加熱してその温度を目標とす
る蓄熱温度まで上昇させる。
(考案の効果) 本考案においては、蓄熱運転時ブロアに循環する熱媒の
温度がブロアの上限温度に達したとき熱媒の循環を止
め、ヒータによって熱媒流路の出口側の蓄熱材を加熱す
ることによりこの温度を目標とする蓄熱温度まで昇温さ
せる。
温度がブロアの上限温度に達したとき熱媒の循環を止
め、ヒータによって熱媒流路の出口側の蓄熱材を加熱す
ることによりこの温度を目標とする蓄熱温度まで昇温さ
せる。
かくして、熱媒流路の出口側における蓄熱材の蓄熱能力
を十分に活用できるので、極めて簡単で、かつ、安価な
構成を付加することにより従来の蓄熱槽の蓄熱容量を容
易に増大できる。
を十分に活用できるので、極めて簡単で、かつ、安価な
構成を付加することにより従来の蓄熱槽の蓄熱容量を容
易に増大できる。
第1図は本考案の1実施例を示す図式系統図である。第
2図ないし第4図は従来の1例を示し、第2図は図式系
統図、第3図は蓄熱材の斜視図、第4図は蓄熱温度の分
布を示す線図である。 ブロア…6、加熱器…4、蓄熱槽…1、蓄熱材…2、熱
媒流路…3、ヒータ…10
2図ないし第4図は従来の1例を示し、第2図は図式系
統図、第3図は蓄熱材の斜視図、第4図は蓄熱温度の分
布を示す線図である。 ブロア…6、加熱器…4、蓄熱槽…1、蓄熱材…2、熱
媒流路…3、ヒータ…10
Claims (1)
- 【請求項1】蓄熱運転時、ブロアから吐出された熱媒が
加熱器で加熱された後、蓄熱槽内に入り、ここに充填さ
れた蓄熱材に形成された熱媒流路を流過する過程で上記
蓄熱材を加熱することによって降温した後、上記ブロア
に循環する蓄熱装置において、上記熱媒流路の出口側の
蓄熱材を加熱するヒータを配設したことを特徴とする蓄
熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988130057U JPH0631322Y2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988130057U JPH0631322Y2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 蓄熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0254070U JPH0254070U (ja) | 1990-04-19 |
JPH0631322Y2 true JPH0631322Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31384882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988130057U Expired - Lifetime JPH0631322Y2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631322Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP1988130057U patent/JPH0631322Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0254070U (ja) | 1990-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR970071993A (ko) | 기판 온도 제어방법, 기판 열처리장치 및 기판 지지장치 | |
JPH0631322Y2 (ja) | 蓄熱装置 | |
US2166509A (en) | Heating system | |
US4241781A (en) | Regenerative heater and process for the operation thereof | |
US3609296A (en) | Electrically heated autoclave apparatus | |
JPH05240509A (ja) | 蓄熱式電気給湯装置の給湯温度制御方法 | |
SU531968A1 (ru) | Способ сушки сыпучих материалов | |
JPS5812714A (ja) | 金型の温度調節装置 | |
JPS6166046A (ja) | 電気温水器 | |
JPH049030Y2 (ja) | ||
JPH078982Y2 (ja) | 固体蓄熱式加熱装置 | |
SU823794A1 (ru) | Камера кип щего сло | |
JP2520931B2 (ja) | 熱交換器における自動温水制御装置 | |
JPH0627364Y2 (ja) | ホットプレスの熱板加熱機構 | |
JPS57204736A (en) | Heat pump type hot water feeder | |
JPH02225951A (ja) | 蓄熱装置 | |
JPS5856514Y2 (ja) | 気体加熱装置 | |
JPH0425295Y2 (ja) | ||
JPS6250755B2 (ja) | ||
JPS58219346A (ja) | 給湯装置 | |
JP3032697B2 (ja) | 食品の加熱装置及び鰹の加熱装置 | |
JPS6023279B2 (ja) | 熱エネルギ−輸送方法 | |
KR810002040Y1 (ko) | 온수 온돌용 온수판 | |
JPS5735245A (en) | Natural circulation type hot water storing and supplying apparatus | |
RU2056291C1 (ru) | Установка для ротационного формования полых изделий из пластмасс |