JPH0631275U - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0631275U
JPH0631275U JP11282391U JP11282391U JPH0631275U JP H0631275 U JPH0631275 U JP H0631275U JP 11282391 U JP11282391 U JP 11282391U JP 11282391 U JP11282391 U JP 11282391U JP H0631275 U JPH0631275 U JP H0631275U
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JP
Japan
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image
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Pending
Application number
JP11282391U
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English (en)
Inventor
一雄 東浦
秀幸 近藤
賀津久 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP11282391U priority Critical patent/JPH0631275U/ja
Publication of JPH0631275U publication Critical patent/JPH0631275U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズーム機能やオートフォーカス機能を設ける
ことなく撮像可能にすると共に、耐久性を高める。 【構成】 各々高さの異なる複数個のワーク2の表面に
文字列等のパターン3が設けられ、このパターン3を撮
像手段5により撮像する撮像装置において、この撮像手
段5は被写界深度中にパターン3の高さ変化による撮像
距離Sの変化分を吸収する光学系を設ける。 【効果】 各々高さの異なる複数個のワークを撮像して
も、各ワークに対してその都度表面に設けた文字列等の
パターンをフォーカシングすることなく撮像することが
できる。また、撮像手段の光学系は固定構造であるか
ら、ズーム機能やオートフォーカス機能を設ける必要が
なく、機械的駆動部分を設ける必要がないので、耐久性
に対する問題が解消される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークの表面に設けられたパターンを撮像する光学系を有する撮像 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ベルトコンベアにより搬送される段ボール箱等のワークの表面に設けら れたパターンを撮像手段によって撮像し、このパターン画像を画像処理装置によ って種別等を識別するシステムが実用に供されている。
【0003】 かかるシステムにおいて、段ボール箱等のワークの表面には、予め物品の種別 或いは仕向け先等を表すコードを示す文字列のパターンを記載したシールが貼付 され、ベルトコンベアで搬送される。このシール面のパターンは光学系を有する 例えばCCDカメラからなる撮像手段によって撮像される。撮像によって得られ た画像信号は画像処理装置に入力し、上記パターンが読み取られてワークの識別 を表す信号を出力するようにしている。
【0004】 上記段ボール等のワークは、その大きさや高さが各々異なる場合があり、ワー クによって撮像手段との距離に変化が生ずる。撮像手段としては、例えば実開昭 62−159110号に開示されるようなズーム機能やオートフォーカス機能が 設けられ、ワークとの高さの変化に応じて上記機能を駆動させていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような撮像装置においては、撮像手段にワークの高さの変化に応じ、そ の都度ズーム機能やオートフォーカス機能を駆動する必要があるため、特に機械 的駆動機構が故障が発生したり誤動作が生じたりして耐久性に問題があった。ま た、撮像手段にズーム機能やオートフォーカス機能を設けることは、必然的に高 価になる問題点も有していた。
【0006】 本考案は、このような問題点を解消するためになされたもので、ズーム機能や オートフォーカス機能を設けることなく撮像可能にすると共に、耐久性を高める ことのできる撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、各々高さの異なる複数個のワークの表面に文字列等のパターンが設 けられ、このパターンを撮像手段により撮像する撮像装置において、この撮像手 段は被写界深度中に前記パターンの高さ変化による撮像距離の変化分を吸収する 光学系が設けられている。
【0008】
【作用】
撮像装置の光学系を、被写界深度中にパターンの高さ変化による撮像距離の変 化分を吸収すると、各々高さの異なる複数個のワークであっても、各ワークに対 してその都度表面に設けた文字列等のパターンをフォーカシングすることなく撮 像される。従って、ズーム機能やオートフォーカス機能を設ける必要がないこと から機械的駆動部分も設ける必要がなくなる。このため、撮像手段の光学系は固 定構造であるから耐久性に対する問題が解消される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案にかかる撮像装置の実施例について図面により説明する。 図1は本考案による撮像装置の基本構成を示す説明図である。図1において、 ベルトコンベア1には、段ボール箱等の複数個のワーク2が載置されて搬送され る。ワーク2は種々の大きさであり、高さが各々異なるものが存在している。そ して、ワーク2の表面には、図4に示すような文字列のパターン3を記載したシ ール4が貼付されている。上記パターン3はワーク2の種別或いは仕向け先等を コードによって表示している。
【0010】 かかるワーク2のパターン3は、固定構造の光学系を有する例えばCCDカメ ラからなる撮像手段5によって撮像される。撮像されたパターン3の映像信号は 画像処理装置6に入力され、パターン3を画像処理回路によって読み取り、各々 の種別に応じた出力信号を送出する。
【0011】 その後、撮像手段5はベルトコンベア1によって搬送された次のワーク2aに 貼付したパターンを撮像する。このとき、始めのワーク2に対して次のワーク2 aは高さが低く、両者間の高さが変化しているが、上記固定構造の光学系は、被 写界深度中にパターン3の高さ変化による撮像距離の変化分を吸収するように構 成されている。
【0012】 即ち、ワーク2側の高さ変化による被写界深度uと、撮像手段5の光学系側の 深度である焦点深度vには、撮像物体と光学系の像の大きさの比を表す撮像倍率 をmとしたとき、 v/u=m2 なる関係式があり、撮像するパターン3が高さ変化に影響されないようにするた めには、撮像倍率mをある程度小さくする必要があり、これによって撮像距離の 変化分を吸収することができる。ここで、焦点深度vは、v=2×FNO×δ(但 し、FNOは光学系のレンズのFナンバー、δは例えばCCDカメラの分解能であ る最小錯乱円である)の関係式によって決定される。さらに、被写界深度uはワ ーク2の高さ変化分であり、通常の場合は1メートルに設定される。
【0013】 また、撮像距離Sとその変化量ΔS(被写界深度uと等しい)は、撮像倍率の 変化分kとの間に、 k=ΔS/S なる関係式があり、従って、撮像距離の変化分を吸収するためには、ある程度長 い撮像距離Sが必要となる。つまり、上記被写界深度uを1メートルに設定した 場合は、通常撮像距離Sを5メートル以上に設定される。
【0014】 一般に上記撮像手段5は屋内に設置されるが、撮像距離Sを長くしたときは天 井等の障害物が存在し、一直線上に撮像手段5を設置することが困難な場合が多 々ある。このような場合には、図2に示すように、複数個の鏡等からなる光反射 部材M1,M2を設置して高さ方向を短小化する手段を講ずることが望ましい。 また、高さ方向に加えて横方向も短小化する場合には、図3のように、反射部材 M1乃至M3を多数個用いることにより、撮像距離Sを長くすることができる。
【0015】 尚、上述の実施例は一例を示すもので、ワーク2としては段ボール箱のみなら ず他の物品であってもよく、また、撮像手段5としては一般に周知のビデオカメ ラでもよい。さらに、撮像手段5を移動させる等ワーク2と相対的に変位させる 構成にする等、本考案を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の撮像装置は、光学系を被写界深度中 にパターンの高さ変化による撮像距離の変化分を吸収するように設定したので、 各々高さの異なる複数個のワークを撮像しても、各ワークに対してその都度表面 に設けた文字列等のパターンをフォーカシングすることなく撮像することができ る。また、撮像手段の光学系は固定構造であるから、ズーム機能やオートフォー カス機能を設ける必要がなく、機械的駆動部分を設ける必要がないので、耐久性 に対する問題が解消される。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる撮像装置の基本構成を示す説明
図である。
【図2】同撮像装置の第1の応用例を示す説明図であ
る。
【図3】同撮像装置の第2の応用例を示す説明図であ
る。
【図4】同撮像装置におけるパターンを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2 ワーク 3 パターン 5 撮像手段 6 画像処理装置 S 撮像距離

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々高さの異なる複数個のワークの表面
    に文字列等のパターンが設けられ、このパターンを撮像
    手段により撮像する撮像装置において、この撮像手段は
    被写界深度中に前記パターンの高さ変化による撮像距離
    の変化分を吸収する光学系が設けられてなる撮像装置。
JP11282391U 1991-12-27 1991-12-27 撮像装置 Pending JPH0631275U (ja)

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JP11282391U JPH0631275U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 撮像装置

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JP11282391U JPH0631275U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 撮像装置

Publications (1)

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JPH0631275U true JPH0631275U (ja) 1994-04-22

Family

ID=14596433

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JP11282391U Pending JPH0631275U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 撮像装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159982A (ja) * 1984-01-31 1985-08-21 Toshiba Corp 光学的文字読取装置
JPH03287142A (ja) * 1990-04-02 1991-12-17 Casio Comput Co Ltd 自動露出制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159982A (ja) * 1984-01-31 1985-08-21 Toshiba Corp 光学的文字読取装置
JPH03287142A (ja) * 1990-04-02 1991-12-17 Casio Comput Co Ltd 自動露出制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970819