JPH06311004A - 電源制御回路 - Google Patents

電源制御回路

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Publication number
JPH06311004A
JPH06311004A JP10113693A JP10113693A JPH06311004A JP H06311004 A JPH06311004 A JP H06311004A JP 10113693 A JP10113693 A JP 10113693A JP 10113693 A JP10113693 A JP 10113693A JP H06311004 A JPH06311004 A JP H06311004A
Authority
JP
Japan
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power supply
voltage
capacitor
comparator
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10113693A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kimura
直樹 木村
Kohei Teramoto
浩平 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06311004A publication Critical patent/JPH06311004A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電源回路の動作開始時間および動作停
止時間を制御できる電源制御回路を得る。 【構成】 接点17,18を介してAC電源1に並列に
接続された2個の電源回路3,4と、接点17,18に
対応して並列接続されたコンパレータ15,16と、基
準電圧源13,14と、定電流源10により充電され、
スイッチ2の閉合により放電されるコンデンサ12とを
備え、コンデンサ12の端子電圧が基準電圧源の電圧よ
り高くなったときそのコンパレータの出力により接点を
閉合し、低くなったときそのコンパレータの出力により
接点を開放するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の電源回路の動
作開始時間および停止時間を任意に制御できるようにし
た電源制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、複数の電源回路を装備した従来
の電源制御回路を示すブロック図である。図において、
1はAC電源、2は電源の動作開始および停止を行なう
スイッチ、3は第1の電源回路、4は第2の電源回路、
5は第1の電源回路3の出力端子、6は第2の電源回路
4の出力端子、7は第1の電源回路3に接続された第1
の接続回路、8は第2の電源回路4に接続された第2の
接続回路、9は第1の接続回路7と第2の接続回路8と
の接続ラインである。
【0003】次に動作について説明する。今、スイッチ
2を閉合すると、第1の電源回路3と第2の電源回路4
に同時にAC電源1が接続され、それに伴い出力端子5
と6にほぼ同時に電圧が出力される。一方、スイッチ2
を開放すると、第1の電源回路3と第2の電源回路4と
は、同時にAC電源1から遮断され、それに伴い出力端
子5,6の電圧も同時に消失する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ような単なるスイッチを用いた従来の電源制御回路の場
合、第1の電源回路3と第2の電源回路4に同時にAC
電源1が接続されるため、瞬時に多大な突入電流が流
れ、その結果、AC電源1に対してノイズを与える。
【0005】また、出力端子5と出力端子6にもほぼ同
時に電圧が出力されるため、第1の接続回路7と第2の
接続回路8への電源投入時間を制御することができず、
かつ接続回路7と8間の接続ライン9に流れる電流も制
御することができないため、出力端子5または6に接続
される回路によっては異常動作を起こす場合があり得
る。
【0006】さらに、スイッチ2を開放すると、第1の
電源回路3と第2の電源回路4は同時にAC電源1から
切り離されるため、出力端子5と6の電圧も同時に消失
し、電源遮断時の接続ライン9に流れる電流を制御する
ことができないため、出力端子5または6に接続される
回路によっては回路が劣化する場合があり得る。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複数の電源回路のAC電源投
入時間と遮断時間を制御可能にすることにより、AC電
源へのノイズの流入を減らすとともに、電源回路に接続
された回路間を流れる電流を制御できる電源制御回路を
得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電源制御
回路は、それぞれ接点を介して一つのAC電源に並列に
接続された少なくとも2個の電源回路に対して、各接点
を制御するコンパレータを設け、これらコンパレータに
は異なる基準電圧を加えておき、コンパレータの入力側
には定電流源により充電され、スイッチの閉合により放
電されるコンデンサを接続し、このコンデンサの端子電
圧がコンパレータの基準電圧を超えるとき、そのコンパ
レータの出力により接点を閉じ、基準電圧より低下した
とき接点を開放するようにしたものである。また、コン
デンサを充電する定電流回路とは別に、コンデンサの放
電を制御する定電流源を設けたものである。また、基準
電圧源として、一つの電圧源の電圧を抵抗分割して得ら
れる電圧を用いたものである。
【0009】
【作用】この発明における電源制御回路は、電流源と電
流を蓄積するコンデンサおよび電荷を放電させるスイッ
チにより、コンデンサの電圧を一定速度で上昇または下
降させ、コンデンサの端子電圧が基準電圧を超えるとコ
ンパレータが作動し、電源回路を動作させることで、基
準電圧の値によりコンパレータおよび電源回路の動作開
始時間、停止時間が制御され、複数の電源回路の電源投
入時の突入電流を同時に発生させず、かつ電源遮断時に
電源回路の接続回路間に流れる電流を制御することがで
きる。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1〜9は図3に示す従
来の装置と同様なので説明を省略する。10は電流値I
1 の定電流源、11は電流値I2 の定電流源、12はス
イッチ2の開放時に定電流源10により充電され、スイ
ッチ2の閉合時にI2 −I1 の電流値で放電するコンデ
ンサ、13は電圧V1 の第1の基準電圧源、14は電圧
2 の第2の基準電圧源、15は基準電圧V1 とコンデ
ンサ12の電圧とを比較し、コンデンサ12の電圧がV
1 より大きくなると出力を出す第1のコンパレータ、1
6は基準電圧V2 とコンデンサ12の電圧とを比較し、
コンデンサ12の電圧がV2 より大きくなると出力を出
す第2のコンパレータ、17はコンパレータ15の出力
で制御される第1の接点、18はコンパレータ16の出
力で制御される第2の接点である。
【0011】次に動作を説明する。通常時、スイッチ2
は閉合され、コンデンサ12の電圧Vは零である。スイ
ッチ2を開放すると、コンデンサ12に定電流源10の
電流I1 が流れ、V=I1 t/C(但し、tは時間、C
はコンデンサ12の容量である)の関数でコンデンサ1
2の電圧Vが上昇する。V>V1 となったとき、第1の
コンパレータ15から出力がでて、接点17を閉じるた
め、第1の電源回路3にAC電源1が接続され、電源回
路3が動作し、出力端子5に出力を出す。そして、この
出力端子5の出力電圧により先ず接続回路7が動作を開
始する。さらにコンデンサ12の電圧Vが上昇し、V>
2 となると、第2のコンパレータが動作し、接点18
を閉じ、第2の電源回路4が出力端子6に電圧を出力す
るので、この出力電圧によって接続回路8が動作を開始
する。
【0012】次に、スイッチ2を閉合すると、コンデン
サ12から電流値I2 −I1 で電荷が放電し、コンデン
サ12の電圧VはV=V0 −(I2 −I1 )t/C(但
し、V0 はスイッチ2閉合直前のコンデンサ電圧)の関
数で降下する。V<V1 となると、第1のコンパレータ
15の動作が停止し、接点17が開き、第1の電源回路
3がAC電源1から断たれ、出力端子5の電圧出力は停
止する。同様にV<V2 となると、第2のコンパレータ
16の動作が停止し、接点18が開き、第2の電源回路
4がAC電源1から断たれ、出力端子6の電圧出力も停
止する。
【0013】従って、上記構成において、基準電圧源1
3,14の基準電圧V1 ,V2 の値を変えることによ
り、第1および第2の電源回路3,4のそれぞれの動作
開始時間および動作停止時間を制御することが可能とな
る。
【0014】実施例2.図2は、この発明の実施例2を
示すもので、22は定電圧源、19,20,21は抵抗
である。実施例1では各コンパレータ毎に独立した基準
電圧源を設けていたが、この実施例では、定電圧源22
の電圧を抵抗19,20,21で分割して基準電圧
1 ,V2 を得るようにしたものである。ただし、この
場合には、第2の電源回路4、第1の電源回路3の順で
動作を開始し、動作の停止はその逆順となる。この場合
にも、抵抗19,20,21の値を適当に設定すること
により、それぞれの電源回路3,4の動作開始時間、動
作停止時間を制御することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電流源
とスイッチにより電圧が時間に比例して可変可能なコン
デンサの電圧を検出し、これと基準電圧とを比較するこ
とにより複数の電源回路のそれぞれの動作開始時間およ
び停止時間を任意に設定できるようにしたため、複数の
電源回路の突入電流を時間的に分散させ、AC電源への
ノイズ流入を減少させることができるとともに、電源回
路の動作時および停止時に、電源回路に接続された回路
間の電流が制御でき、電源投入時および遮断時の回路の
異常動作を防ぐ効果がある。
【0016】また、基準電圧を、各コンパレータに基準
電圧源をもつのでなく、定電圧源を抵抗分割して得るよ
うにしたものでは、安価で保守が容易な装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の回路図である。
【図2】この発明の実施例2の回路図である。
【図3】従来の電源制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 AC電源 2 電源制御スイッチ 3 第1の電源回路 4 第2の電源回路 5 出力端子 6 出力端子 7 接続回路 8 接続回路 9 接続ライン 10 定電流源 11 定電流源 12 コンデンサ 13 基準電圧源 14 基準電圧源 15 第1のコンパレータ 16 第2のコンパレータ 17 接点 18 接点 19 抵抗 20 抵抗 21 抵抗 22 定電圧源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ接点を介して一つのAC電源に
    並列に接続された少なくとも2個の電源回路、上記各接
    点を開閉制御する少なくとも2個のコンパレータ、これ
    らの各コンパレータにそれぞれ異なる基準電圧を与える
    基準電圧源、定電流源より充電され、スイッチの閉合に
    より放電される端子電圧が上記コンパレータに入力され
    るように接続されたコンデンサを備え、上記コンデンサ
    の端子電圧が上記基準電圧を越えるとき、そのコンパレ
    ータの出力により上記接点を閉合し、上記コンデンサの
    端子電圧が上記基準電圧より低下したとき、そのコンパ
    レータの出力により上記接点を開放するようにしたこと
    を特徴とする電源制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1の電源制御回路において、コン
    デンサを充電する定電流回路とは別に、コンデンサの放
    電を制御する定電流源を設けたことを特徴とする電源制
    御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1の電源制御回路において、基準
    電圧源として、一つの電圧源の電圧を抵抗分割して得ら
    れる電圧を用いることを特徴とする電源制御回路。
JP10113693A 1993-04-27 1993-04-27 電源制御回路 Pending JPH06311004A (ja)

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JP10113693A JPH06311004A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 電源制御回路

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JP10113693A JPH06311004A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 電源制御回路

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ID=14292671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10113693A Pending JPH06311004A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 電源制御回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110247643A (zh) * 2019-06-19 2019-09-17 中国电子科技集团公司第二十九研究所 一种发射机的最大脉宽保护和最大占空比保护模拟电路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110247643A (zh) * 2019-06-19 2019-09-17 中国电子科技集团公司第二十九研究所 一种发射机的最大脉宽保护和最大占空比保护模拟电路

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