JPH06309895A - 半導体メモリオーディオ記録再生装置 - Google Patents

半導体メモリオーディオ記録再生装置

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JPH06309895A
JPH06309895A JP5102615A JP10261593A JPH06309895A JP H06309895 A JPH06309895 A JP H06309895A JP 5102615 A JP5102615 A JP 5102615A JP 10261593 A JP10261593 A JP 10261593A JP H06309895 A JPH06309895 A JP H06309895A
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JP
Japan
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recording
frame
memory
data
semiconductor memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP5102615A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sugiyama
和宏 杉山
Yukari Ono
由香里 小野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変フレーム長で記録されている半導体メモ
リから目的とするオーディオ信号を高速に頭出しができ
る、また、現在記録中のオーディオ信号の最大記録時間
を予測できる半導体メモリオーディオ記録再生装置を得
る。 【構成】 フレームごとに可変長符号化されたデータの
記録アドレスとそのフレーム番号が対応して記録されて
いる変換テーブル17を設け、頭出し位置指示手段23
から指示された頭出し位置データが記録されているフレ
ームの番号を算出する手段24とを備え、この算出した
フレーム番号のアドレスを変換テーブル17から読み出
してオーディオ信号の頭出しを高速に行えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体メモリを記録
媒体としたオーディオ記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、小型のオーディオ記録再生装置と
しては一般に磁気テープを用いたテープレコーダが広く
用いられている。しかしテープレコーダは、複雑なメカ
ニカルな部分や電磁変換部分を含むため、小型化には限
界があり、振動に弱い、また電池寿命が短い、繰り返し
によるメカニカル部の磨耗がある、ランダムアクセスは
困難、録音/再生の立ち上がり速度にも限界がある等と
いった欠点がある。
【0003】一方近年の半導体技術の進歩は目覚まし
く、半導体メモリの大容量化が著しく進んでいる。これ
に伴い、半導体メモリのオーディオ記録や画像記録とい
ったAV分野への応用が種々考えられて来ている。半導
体メモリの音声(オーディオ)記録への応用例は、留守
番電話、各種おもちゃ、また駅のアナウンスマシーン
等、まだ記録時間は短いが種々の製品に使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気テープを用
いたテープレコーダや半導体メモリを記録媒体としたオ
ーディオ記録再生装置は、オーディオ信号を固定長フレ
ームで記録するように構成されており、例えば、国際的
に標準化を進めているMPEGオーディオ符号化方式に
おいても、1フレーム(例えば384サンプル)のオー
ディオデータを固定長の符号化フレームにするようにな
っている。ところが、オーディオデータを所定の音質を
保って圧縮する場合には、各フレームの情報量は異なっ
たものとなる。例えば、無音部分はほとんど情報量がな
く、アタック音等の急激な変化を生じる部分では情報量
が多くなる。よって、1フレームの信号を固定長フレー
ムで符号化するような符号化方式では、情報量の少ない
フレームには必要以上のビットが割り当てられ、反対に
情報量の多いフレームには必要なビットが割り当てられ
ないため、半導体メモリの利用効率が悪いという問題点
が生じる。
【0005】このような問題点を解消するものとして、
可変長フレーム符号化方式が提案されているが、頭出し
が困難であり、また、記録中のオーディオ信号の記録可
能時間が予測できないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、高音質でより効率よく半導体メ
モリに記録できる可変長フレームで記録されている半導
体メモリから、目的とするオーディオ信号の頭出しを高
速に行うことができる半導体メモリオーディオ記録再生
装置を得ることを目的とする。
【0007】また、現在記録中のオーディオ信号の情報
量から記録メモリを全部使った場合に記録できる最大時
間を予測できる半導体メモリオーディオ記録再生装置を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体メモリオーディオ記録再生装置は、ディジタル化さ
れたオーディオ信号を所定区間ごとに複数のフレームに
区切るとともに人間の聴覚特性(クリティカルバンド)
に合わせて再グルーピングした複数の周波数帯域に分割
し、各帯域のエネルギに基づいて各帯域の許容ノイズレ
ベルを算出し、各周波数帯域のエネルギと許容ノイズレ
ベルの差に応じて各帯域のデータに対するビット割当数
を定め、割り当てられたビット数で各周波数帯域のデー
タの量子化を行うことにより、各フレームごとに固定長
のビット割当情報と可変長の量子化データに符号化する
可変長符号化方式を用いて符号化された可変長符号化デ
ータの半導体メモリ上の記録アドレスをフレーム番号に
対応させた変換テーブルと、先頭からの記録時間等のリ
ニアな頭出し指示手段からの頭出し指示にもとづいて該
当するフレーム番号を算出する手段と、この算出したフ
レーム番号に対応するメモリアドレスを上記変換テーブ
ルから算出してオーディオ信号の頭出しを行なうように
したものである。
【0009】また、記録中のオーディオ信号が記録開始
時から現在までに用いたメモリ容量と、記録開始時の半
導体メモリの記録可能な容量または現在の残りメモリ容
量とから当該記録中のオーディオ信号の最大記録時間ま
たは記録可能な残り時間を逐次予測するようにしたもの
である。
【0010】
【作用】この発明による変換テーブルは、所定区間ごと
に区切った各フレームの可変長符号化データの記録アド
レスがフレーム番号を対応させて記録されているので、
記録スタート時間からカウントした現在の記録時間等の
頭出し位置を指示することによりオーディオ信号の頭出
し再生を高速に実行することができる。
【0011】また、現在記録中のオーディオ信号の記録
可能な最大時間または記録可能な残り時間を計算する手
段は、現時点までに記録されたオーディオ信号の情報量
から次の情報量をリニアに予測し、メモリがオーバーフ
ローする最大記録時間または残り時間を逐次予測する。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はオーディオ信号の入力端子、
2はオーディオ信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器、3は符号化器に入力するディジタルオーディオ
データ(以下、「オーディオデータ」という)、4は入
力されたオーディオ信号を周波数領域に変換する時間−
周波数領域変換回路、5は時間−周波数変換回路4によ
り変換された変換係数データ、6は入力されたオーディ
オデータの特性に基づいて所定の音質を得るように変換
係数データ5に対するビット割当を定めるビット割当回
路、7はビット割当回路6により定められたビット割当
情報、8は時間−周波数領域変換回路4により得られた
変換係数データ5をビット割当回路6より割当てられた
ビット数で量子化する量子化回路、9は量子化回路8に
より量子化された量子化データ、10はビット割当情報
7と量子化データ9を可変長フレームにフォーマッティ
ングするフォーマッティング回路で、4、6、8、1
0、11で符号化器50を構成している。
【0013】11はビット割当情報7によりフレームご
とに逐次フレーム長を算出するフレーム長算出回路、1
2はフレーム長算出回路11で得られた各フレームごと
のフレーム数、13はフレーム長12にしたがってフォ
ーマッティング回路10より出力される可変長符号化デ
ータの書き込みアドレスを制御する書き込みアドレス制
御回路、14は可変長符号化データを記憶する半導体メ
モリ(以下、「メモリ」という)、15はフレーム単位
に刻まれるフレームクロック、16はフレームクロック
単位にフレーム長12に基づいて書き込みアドレス発生
回路13で生成された書き込みアドレスを変換テーブル
17に書き込む書き込みアドレス発生器、18はメモリ
14の記録可能なメモリ容量、19はメモリ14に現在
記録中のオーディオデータが現在まで書き込まれた使用
メモリ容量、20は書き込みアドレス発生回路16でカ
ウントされている当該記録中のオーディオデータの現在
までの記録時間、21は記録可能なメモリ容量18と使
用メモリ容量19と記録時間20より記録可能な時間を
推定する記録可能時間算出器、22は算出された記録可
能時間を表示する表示手段である。
【0014】23は再生時の頭出し位置を指示する頭出
し位置指示手段、24は頭出し位置指示手段23より与
えられた位置情報に対応するオーディオ信号のフレーム
番号に変換するフレーム番号への変換器、25は読み出
しアドレス発生器で、フレームクロック15にしたがっ
て変換テーブル17から可変長データを逐次読み出すた
めのアドレス信号を発生するとともに、頭出しなどの場
合にフレーム番号への変換器24から与えられたフレー
ム番号のデータへジャンプさせる機能を有している。2
6は変換テーブル17から読み出されたアドレス番号に
対応する可変長データを読み出すアドレスを発生する読
み出しアドレス発生回路、27は読み出しアドレス発生
回路26より読み出された可変長再生データの逆量子化
を行なう逆量子化回路、28は周波数領域の変換係数デ
ータを時間軸のディジタルオーディオ信号に逆変換する
時間−周波数領域逆変換回路、29は復号化されたディ
ジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換
するD/A変換器、30はオーディオ信号の出力端子
で、27、28で復合化器60を構成している。
【0015】図2は図1に示すビット割当回路6の構成
を示したものである。図2において、31は変換係数デ
ータを人間の聴覚特性(クリティカルバンド)に合わせ
て再グルーピングして複数の周波数帯域に分割し、この
各帯域のエネルギを算出する帯域分割エネルギ算出回
路、32は帯域分割エネルギ算出回路31で算出された
各帯域のエネルギに基づいて各帯域の許容ノイズレベル
を算出する許容ノイズレベル算出回路、33は許容ノイ
ズレベル算出回路32で算出された各帯域の許容ノイズ
レベルと各帯域のエネルギの差分に応じて各帯域に分け
られた変換係数データに割り当てるビット数を決めるビ
ット割当算出回路である。
【0016】図3はビット割当回路33でビット数の割
当算出に用いられるマスキングスレッショルドと最小可
聴限を示す図である。
【0017】図4は各帯域のエネルギと算出された許容
ノイズレベルを示す図である。
【0018】図5は半導体メモリ14上に可変長符号化
データと変換テーブルデータを記録したメモリマップを
示す図で、変換テーブルデータエリアと可変長フレーム
データエリアとに区分され、変換テーブルデータエリア
にはフレーム番号に対するメモリ上の可変長データの記
録アドレスが記録され、可変長フレームデータエリアに
はフレーム番号順に可変長符号化データが記録されてい
る。
【0019】図6はフレーム番号と可変長符号化データ
の記録に要したメモリ容量との関係を示す図で、横軸に
フレーム番号を、縦軸に記録に要したメモリ容量をとっ
てプロットしたものである。
【0020】次に記録時の動作について説明する。入力
端子1に入力されたオーディオ信号は、A/D変換器2
にてディジタル信号3に変換され、符号化器50の時間
−周波数領域変換回路4に入力される。時間−周波数領
域変換回路4では、ディジタルオーディオ信号は所定区
間ごとに複数のフレームに区切られ、そのフレーム単位
で周波数領域に変換され、その変換係数データ5はビッ
ト割当回路6に入力される。ビット割当回路6では、所
定の音質を満たすように入力された変換係数データ5の
特性に基づいたビット割当が行われ、そのビット割当情
報7は量子化回路8、フォーマッティング回路10およ
びフレーム長算出回路11に入力される。
【0021】量子化回路8では、入力されたビット割当
情報7に基づき、その変換係数データ5に割り当てられ
たビット数で量子化される。ビット割当情報7と量子化
データ9はフォーマッティング回路10に入力され、フ
レームごとにフレーム長が異なる可変長符号化データに
フォーマッティングされる。
【0022】一方、ビット割当情報7が入力されたフレ
ーム長算出回路11では、量子化回路8で割り当てられ
た全データビット数が求められ、これに補助情報として
ビット割当情報の固定長のデータビットが加えられて1
フレームの全データビット数(=フレーム長)が算出さ
れる。このフレーム長は可変長符号化データをメモリ1
4に記録する場合に非常に重要なデータであり、書き込
みアドレス発生回路13に送られて書き込みアドレスが
生成され、また、そのアドレスが変換テーブル17に記
録されることになる。
【0023】このように、所定の音質が得られるように
フレームごとにビット数を割り当て、この割当ビット数
で量子化された各フレームの量子化データとビット割当
情報とを記録する符号化方式を、ここでは「可変長符号
化方式」という。
【0024】次に、図2によってビット割当回路6にお
けるビット割当動作についてさらに詳しく説明する。入
力された変換係数データ5は、通常、全周波数帯域を等
分割(例えば128〜512分割)したものであるが、
帯域分割エネルギ算出回路31にて人間の聴覚特性(ク
リティカルバンド)に合わせて50分割程度の周波数帯
域に再分割され、各帯域ごとの平均エネルギが算出され
る。算出された各帯域のエネルギは許容ノイズレベル算
出回路32に入力され、許容ノイズレベルが算出され
る。許容ノイズレベルの算出には、人間の聴覚特性を考
慮して聴感上劣化の少ない符号化を行うために、マスキ
ング効果、最小可聴限特性等が用いられる。ここで、マ
スキング効果とは、ある帯域のレベルの大きな音によっ
て他の帯域の音がマスクされる効果であり、最小可聴限
とは、人間の聞こえる最小レベルの音である。
【0025】図3に、各帯域のエネルギに対してマスキ
ング効果と、最小可聴限により許容ノイズレベルが算出
される例を示す。図3においてS1〜S10は10の帯
域に分割された場合の各帯域のエネルギを示す。各帯域
のエネルギから左右に伸びた斜線はその帯域の音により
マスキングされる領域を示す。また、点線は最小可聴限
を示す。各帯域の許容ノイズレベルは、他の帯域からの
マスキングレベルと最小可聴限のうち最大レベルのもの
が選ばれる。図3の例において、選ばれた各帯域の許容
ノイズレベルを図4中の横線で示す。許容ノイズレベル
算出回路32で算出された許容ノイズレベルと、各帯域
のエネルギは割当ビット算出回路33に入力される。割
当ビット算出回路33では、許容ノイズレベル以下の音
は聞こえないため、許容ノイズレベルを超えている帯域
の音について、各帯域のエネルギと許容ノイズレベルの
差分に応じたビット数を算出し、ビット割当情報7を出
力する。このようにして割り当てられたビット数は、入
力された信号の性質に基づくものであり、各フレームの
符号化に割り当てられるビット数は可変となる。したが
って、記録オーディオ信号の情報量が多ければメモリ1
4への記録可能な時間は短くなるが、情報量が少なけれ
ば記録可能時間は長くなる。
【0026】次に、書き込みアドレス発生回路13は、
入力されたフレーム長12にしたがって書き込みアドレ
スを発生し、フォーマッティング回路10でフォーマッ
ティングされた可変長符号化データがメモリ14に書き
込まれる。書き込みアドレスは図5に示すように、順番
にフレーム長分だけ加算され、メモリ14には可変長符
号化データが連続的に記録されることになる。
【0027】また、変換テーブル17には、図5に示す
ように、フレームごとに更新される書き込みアドレス
(アドレス発生回路16の出力)にしたがって、メモリ
14に書き込まれた可変長符号化データのアドレス値が
記録される。図1では半導体メモリ14と変換テーブル
17を別のメモリとして表わしたが、1つのメモリのメ
モリエリアを分割した場合でも同じであり、この場合の
メモリマップが図5になる。図5では、アドレス0より
999が変換テーブルデータエリア、アドレス1000
より可変長フレームデータエリアとなっており、アドレ
ス0より可変長符号化データの記録されているメモリア
ドレスが固定長で順番に記録されている。可変長フレー
ムデータエリアではアドレス1000より各可変長フレ
ームデータが、詰められて順番に記録されている。
【0028】次に、記録時間の推定動作について説明す
る。記録時に可変長符号化を用いたことによりメモリ1
4への記録時間がオーディオ信号によって異なる。記録
可能時間算出器21は、入力された記録可能なメモリ容
量18と、記録中のオーディオ信号の現在までの使用メ
モリ容量19と、記録中のオーディオ信号の現在までの
記録時間20から、次式、 (現在までのオーディオ信号記録時間)×(記録可能な
メモリ容量/使用メモリ容量) の演算を行って記録可能時間を逐次予測する。この演算
は、図6のグラフの原点と、現在までの記録時間20に
相当するフレーム番号に対するメモリ使用容量19を直
線で結び、その延長線上で、メモリの容量が使用可能な
メモリ容量18となるフレーム番号が記録可能時間の予
測値とすることに相当する。つまり、これは直線予測そ
のものであり、記録されるデータの変化量が少なければ
より予測誤差が少なく、また記録可能なメモリ容量(残
量)が少なくなればなるほど誤差が少なくなる。記録可
能なメモリ容量18に、当該オーディオ信号の記録開始
時点でのメモリ14の残量をとれば最大記録可能予測時
間となり、記録中の現在の時点におけるメモリ14の残
量をとれば、あとどれだけの時間記録できるかの予測が
できることになる。記録可能時間算出器21の出力信号
は表示手段22に送られ、記録可能時間の予測値が逐次
表示される。
【0029】次に、再生時の説明をする。まず読み出し
アドレス発生器25からフレームクロック15ごとにカ
ウントアップするアドレス信号が作られ、変換テーブル
17に与えられる。変換テーブル17から、対応するフ
レーム番号の可変長符号化データが記録されているメモ
リアドレスの先頭番地が読み出されて読み出しアドレス
発生回路26に初期設定される。読み出しアドレス発生
回路26は、初期設定値から逐次カウントアップしなが
らそのフレーム番号の可変長符号化データをメモリ14
から読み出す。読み出された可変長符号化データは逆量
子化回路27において逆量子化され、さらに時間−周波
数領域逆変換回路28により時間軸に戻されディジタル
オーディオ信号に復号される。復号化器60の出力はD
/A変換器29によりアナログオーディオ信号に変換さ
れ、出力端子30から出力される。
【0030】また、頭出し再生を行う場合には、頭出し
位置指示手段23からジャンプ先の記録されている位置
情報を出力し、フレーム番号への変換器24で対応する
フレーム番号に変換され、読み出しアドレス発生器25
のアドレスカウンタの初期値をプリセットする。これに
よりメモリ14からの所望の頭出し位置の読み出し信号
を得ることができる。
【0031】本実施例では、符号化器50でディジタル
オーディオ信号3を周波数軸に変換する場合に、時間−
周波数領域変換回路、つまりFFTやDCTといったイ
メージで説明したが、フィルタを用いたサブバンド方式
でも同様の効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、入力された信号に基づいて
所定の音質が得られるよう可変長フレームで可変長符号
化を行う半導体メモリ記録再生装置において、各フレー
ムの可変長符号化データの記録アドレスとフレーム番号
とを対応させた変換テーブルと、先頭からの時間等のリ
ニアな頭出し位置を指示する手段からの頭出し位置情報
から頭出し位置のフレーム番号を算出する手段とを備え
ることにより、頭出しが高速で行える半導体メモリオー
ディオ記録再生装置が得られる。
【0033】また、記録中のオーディオ信号の現在まで
の記録時間と、使用したメモリ容量と、記録可能なメモ
リ容量(残量)とから、直線予測により記録可能時間を
逐次推定するようにしたので、記録時間が記録するオー
ディオ信号に応じて異なるものの、使用に不便さを感じ
させない半導体メモリオーディオ記録再生装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体メモリオーデ
ィオ記録再生装置のブロック回路図である。
【図2】この実施例の符号化器を構成するビット割当回
路の構成を示すブロック回路図である。
【図3】このビット割当回路でビット算出に用いるマス
キング効果と最小可聴限の関係を示す図である。
【図4】このビット割当回路で算出された各帯域の許容
ノイズレベルと各帯域のエネルギの関係を示した図であ
る。
【図5】この実施例のメモリマップの一例を示す図であ
る。
【図6】この実施例の記録可能時間算出器の動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
14 半導体メモリ 17 変換テーブル 21 記録可能時間算出器 22 表示手段 23 頭出し位置指示手段 24 フレーム番号への変換器 50 符号化器 60 復号化器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化されたオーディオ信号を所
    定区間ごとにフレームに区切って、各フレームごとに可
    変長符号化して半導体メモリに記録し再生する半導体メ
    モリオーディオ記録再生装置において、各フレームごと
    の可変長データのメモリアドレスと各フレームの番号と
    を対応させた変換テーブルと、頭出し指示手段から指定
    された位置を示すデータから該当するフレーム番号を算
    出する手段と、この算出されたフレーム番号に該当する
    メモリアドレスを上記変換テーブルから読み出して当該
    装置に頭出し動作を行わせる制御手段とを備えたことを
    特徴とする半導体メモリオーディオ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル化されたオーディオ信号を所
    定区間ごとにフレームに区切って、各フレームごとに可
    変長符号化して半導体メモリい記録し再生する半導体メ
    モリオーディオ記録再生装置において、記録中のオーデ
    ィオ信号の記録開始時から現在までの記録時間を計時す
    る手段と、この間に使用したメモリ容量を算出する手段
    と、当該オーディオ信号の記録開始時の使用可能なメモ
    リ容量または現在の使用可能なメモリ容量と上記記録時
    間および使用メモリ容量とから当該記録中のオーディオ
    信号の最大記録可能時間または記録可能な残り時間を算
    出する手段、およびこの算出時間を表示する手段とを備
    えたことを特徴とする半導体メモリオーディオ記録再生
    装置。
JP5102615A 1993-04-28 1993-04-28 半導体メモリオーディオ記録再生装置 Pending JPH06309895A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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